2018年07月07日

特別手当の追加 はてなブックマーク - 特別手当の追加このエントリーをはてなブックマークに追加

弊社の就業規則に「退職する場合は60日前に申告すると15万円の特別手当を支給する」という制度を追加しました。なお、75日前だと19万円、90日前だと23万円の特別手当になります。

ずいぶんとネガティブな特別手当で、社員に説明するのが苦しいところなのですが、会社的には導入の理由があります。

社員が退職したときに一番つらいこととしては、すぐに次の人が見つからないため、業務の空白期間ができてしまうということです。

今のところ弊社では、求人の募集を出してから20日くらいで採用が決まっています。しかし毎回運が良かったと感じています。応募状況的に長期戦を覚悟していたところに、たまたま良い人が一人見つかって採用に至っているという感じです。通常は、採用まで30日〜60日くらいは覚悟しなければいけないと思われます。

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この制度を作った理由はもう一つあります。

人によっては、退職を心に決めたときから、仕事のやる気がなくなり、それが態度に出ることがあります。社員のやる気を出させるのが上司の仕事なので、そういう人がいると上司は手を焼くことになります。

また、反抗的になる人もいます。意味もなく反抗的な態度を示されると、例えば、「○○さん、いつもボロい服を着ていてダサいっすよ」というようなことを部下に言われると、上司としてはがっくりきます。

そういう人が正社員だったりすると、「これから、このやる気がなくおまけに反抗的な人と何年も一緒に仕事をするのか」と思って目の前が暗くなります。

しかし、その社員が辞めるということがわかっていたら、上司は社員のやる気がないことに対策を考える必要がないですし、反抗的に見える言動についても、辞める前に会社の悪いところを教えてくれている善意からくる行動ということがわかるので、上司のストレスがなくなります。

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私が勤めていた会社を退職するときは、課長から「辞めることはしばらく周りの人に黙っていてくれ」と言われ、しばらく黙っていました。

退職することを決めてから、私は、直属の上司にあたるグループリーダーに、技術的な間違いの指摘をよくするようになりました。それまではグループリーダーが間違ったことを言っていても遠慮して黙認することが多かったのですが、こまめに指摘するようになりました。

その後、グループリーダーは、離婚 → うつ病 → 休職ということになってしまいました。

これは私の態度が原因ということはなく、そのグループリーダーは、プロジェクトに疑問を持っていて悩んでいたようですので、それが原因だとは思いますが、もしかしたら1%くらいは私の反抗的な態度がひっかかっていたのかもしれません。

部下が反抗的になるということはそれくらい破壊力があります。

自分がやったことは自分に返ってくるものです。私は、社員が辞める前の態度や言動についてどうすることもできません。しかし、辞めることをあらかじめ申告することに対してインセンティブを与えることで、ある程度自衛できるのではと考えました。


knowledgeflow at 23:45コメント(2)起業・経営  この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by 今井 光   2018年07月24日 22:16
どこも同じということがわかり安心しました・・
ありがとうございます
2. Posted by 林 良生   2018年08月12日 22:40
コメントどうもありがとうございました。

ブログ記事では書いていなかったのですが、特別手当の条件には、「辞めると宣言してから9割以上出勤すること(有給は出勤とカウント)」という条件は入れておいた方がよいですね。

そうしないと、ひどい人だと「3ヶ月後に辞めます」と言って、次の日から全く来なくなってしまうこともあり得ますので・・・。

人を雇うということは大変ですが、根気強く頑張りましょう。

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