☆さて、まずは31日の話題。


◇広島キーマンは広輔 1、2番タナキク、4番誠也!開幕へ鯉打線大筋決定 6/1(月) 7:30配信 デイリースポーツ

 6月19日の開幕に向け、コイ打線の並びが大筋で固まっていることが5月31日、分かった。広島は1番・田中広、2番・菊池涼の“タナキクコンビ”で上位を固め、クリーンアップは3番・ピレラ、4番・鈴木誠、5番・西川で形成。ポイントゲッターの6番に勝負強い会沢を配置する。下位打線は流動的だが、さまざまなオプションを2日から12試合の練習試合で試し、総仕上げに入る。

 2日・甲子園での阪神戦から練習試合が始まる。開幕へ向け、最終調整となる12試合は、攻撃の成熟度を高める舞台でもある。4番・鈴木誠を軸とするコイ打線。その骨格が明らかになった。

 1番に据えるのは田中広。2番には小技を織り交ぜられる菊池涼が入り、3番にはピレラを配置する。鈴木誠の後を担う5番は、天性のバットコントロールを持つ西川。勝負強さに定評がある会沢が6番に座る方針だ。

 その中で、キーマンはトップバッターの田中広になる。朝山打撃コーチは「広輔が決まれば打線を組みやすい」と力を込めた。1番が固まると、日本投手を苦にしない打撃と俊足が武器のピレラを3番に置くことができる。チャンスメーカーとしての役割をこなせるだけに、長打力のある主砲の前に配置するには適任だ。

 松山が下半身のコンディション不良で離脱したため当初、3番での起用が確実だった西川を5番に配置転換。それでも上位打線の並びはリーグ屈指の機動力と打力を兼ね備えており、得点能力の高さは間違いなく、相手にとって脅威になる。

 背番号「2」は昨年に受けた右膝手術から復帰。春季キャンプから好調で、5月22日に行われた実戦形式の打撃練習では4打数4安打をマーク。右膝に違和感を抱えながら迎えた昨季は、踏み込んだ際に踏ん張り切れず粘りの打撃ができなかった。

 復活を期す今季に関して、朝山コーチは「体勢を崩されても変化球を拾うことができる」と目尻を下げる。積極的なスイングに加え、状況に応じて四球を選ぶこともできる。リーグ3連覇へ導いた経験も大きな強みだ。

 今後、練習試合ではさまざまなオプションを試しながら打線に厚みを持たせる方針だ。主力は1試合で少なくとも3打席には立つ予定で「紅白戦とは違い、内角への投球など厳しい攻めがある」とテーマを語った同コーチ。19日に開幕を迎え、120試合が濃厚なペナントレースへ-。1番・田中広から始まる流線形の攻撃で、得点を積み重ねる。


☆う~ん、6番会沢には、K.Oは反対。下位に座った方が、相手は嫌だと思います。


☆お次は、誠也くん。


◇広島・誠也「感覚戻せるように」 開幕に向けて意気込む 6/1(月) 5:00配信 サンケイスポーツ

 広島・鈴木誠也外野手(25)が31日、マツダスタジアムでのチーム練習に参加。居残りで1時間、フリーとロングティー打撃に励んだ後、開幕に向け、意気込んだ。

 「開幕することは楽しみだが、(3カ月遅れは)初めての経験なのでどういうシーズンになるかわからない。夏に始まるが、3月(に開幕するときと)同じ気持ちでやりたい」

 2日の阪神戦(甲子園)は「4番・右翼」でのスタメンが濃厚。3月25日のヤクルトとの練習試合(マツダ)以来となる対外試合に臨む。

 「けがをしないようにしたい。感覚を戻せるようにやっていきたい」

 昨季、首位打者(打率・335)と最高出塁率(・453)に輝いた主砲がギアを上げる。(柏村翔)


☆誠也くんの場合、打席での感覚をつかめば、それでいいと思います。


☆お次はローテ候補、九里くん。


◇広島・九里 開幕ローテ入りへ本拠で調整「自分の球を投げることを第一に」 6/1(月) 5:30配信 スポニチアネックス

 開幕ローテーション入りを目指す広島の九里がマツダスタジアムで調整した。

 2日から始まる阪神との練習試合登板に向け「抑えたい気持ちが強くて完璧を求め過ぎても、良くない部分しか出てこない。完璧を求め過ぎず、自分の球を投げることを第一に」と気負いはなかった。昨季にプロ初完封を含む8勝を挙げたが、7年目の今季は薮田や遠藤らと先発枠を争う立場でもあり「ゾーンの中で勝負。最低限のことがしっかりできれば」と意気込んだ。


☆練習試合である程度の結果を出せば、ローテは当確でしょう。ピッチャーも、試合感覚を取り戻しておくことが必要ですね。




☆さて、1日の話題、公式戦の日程が、一部発表になりました。


◇プロ野球公式戦日程発表、シーズン序盤171試合分…対戦カード一覧 6/1(月) 15:11配信 スポーツ報知

 プロ野球のセ、パ両リーグは1日、6月19日に開幕する今季の公式戦日程を発表した。最大120試合の消化を目指すが、現段階での発表は約1か月分となるパは7月19日、セは7月23日までの計171試合となった。

 セ・リーグは開幕から首都圏を中心に集中開催し、2、3週間後に西日本での集中開催に移る。パ・リーグは開幕3連戦後、1カード6連戦を続ける。いずれも移動に伴う新型コロナウイルス感染リスク低減が目的。

 開幕戦は巨人・阪神(東京D)、ヤクルト・中日(神宮)、DeNA・広島(マツダ)、西武・日本ハム(メットライフ)、オリックス・楽天(京セラD)、ソフトバンク・ロッテ(ペイペイD)の6試合。敵地で開幕する各球団の本拠地初戦は中日が6月26日、阪神が7月7日、広島が7月3日、日本ハムが6月30日、楽天とロッテが6月23日となった。

 交流戦とオールスター戦は中止となり、日本シリーズは11月21日開幕が予定されている。政府の指針では、7月10日から上限5000人で観客を入れての開催が可能になる。

 発表された公式戦日程は以下。

▽6月19日
巨人・阪神(東京D)18:00
ヤクルト・中日(神宮)18:00
DeNA・広島(横浜)18:00
西武・日本ハム(メットライフ)18:00
オリックス・楽天(京セラD)18:00
ソフトバンク・ロッテ(ペイペイD)18:00

▽6月20日
巨人・阪神(東京D)14:00
ヤクルト・中日(神宮)14:00
DeNA・広島(横浜)14:00
西武・日本ハム(メットライフ)14:00
オリックス・楽天(京セラD)14:00
ソフトバンク・ロッテ(ペイペイD)14:00

▽6月21日
巨人・阪神(東京D)13:00
ヤクルト・中日(神宮)13:00
DeNA・広島(横浜)14:00
西武・日本ハム(メットライフ)14:00
オリックス・楽天(京セラD)13:00
ソフトバンク・ロッテ(ペイペイD)14:00

▽6月23日
巨人・広島(東京D)18:00
ヤクルト・阪神(神宮)18:00
DeNA・中日(横浜)18:00
楽天・日本ハム(楽天生命)18:00
西武・ソフトバンク(メットライフ)18:00
ロッテ・オリックス(ZOZO)18:00

▽6月24日
巨人・広島(東京D)18:00
ヤクルト・阪神(神宮)18:00
DeNA・中日(横浜)18:00
楽天・日本ハム(楽天生命)18:00
西武・ソフトバンク(メットライフ)18:00
ロッテ・オリックス(ZOZO)18:00

▽6月25日
巨人・広島(東京D)18:00
ヤクルト・阪神(神宮)18:00
DeNA・中日(横浜)18:00
楽天・日本ハム(楽天生命)18:00
西武・ソフトバンク(メットライフ)18:00
ロッテ・オリックス(ZOZO)18:00

▽6月26日
ヤクルト・巨人(神宮)18:00
DeNA・阪神(横浜)18:00
中日・広島(ナゴヤD)18:00
楽天・日本ハム(楽天生命)18:00
西武・ソフトバンク(メットライフ)18:00
ロッテ・オリックス(ZOZO)18:00

▽6月27日
ヤクルト・巨人(神宮)14:00
DeNA・阪神(横浜)18:00
中日・広島(ナゴヤD)14:00
楽天・日本ハム(楽天生命)14:00
西武・ソフトバンク(メットライフ)14:00
ロッテ・オリックス(ZOZO)14:00

▽6月28日
ヤクルト・巨人(神宮)13:00
DeNA・阪神(横浜)18:00
中日・広島(ナゴヤD)14:00
楽天・日本ハム(楽天生命)13:00
西武・ソフトバンク(メットライフ)13:00
ロッテ・オリックス(ZOZO)14:00

▽6月30日
巨人・DeNA(東京D)18:00
ヤクルト・広島(神宮)18:00
中日・阪神(ナゴヤD)18:00
日本ハム・ソフトバンク(札幌D)18:00
楽天・ロッテ(楽天生命)18:00
西武・オリックス(メットライフ)18:00

▽7月1日
巨人・DeNA(東京D)18:00
ヤクルト・広島(神宮)18:00
中日・阪神(ナゴヤD)18:00
日本ハム・ソフトバンク(札幌D)18:00
楽天・ロッテ(楽天生命)18:00
西武・オリックス(メットライフ)18:00

▽7月2日
巨人・DeNA(東京D)18:00
ヤクルト・広島(神宮)18:00
中日・阪神(ナゴヤD)18:00
日本ハム・ソフトバンク(札幌D)18:00
楽天・ロッテ(楽天生命)18:00
西武・オリックス(メットライフ)18:00

▽7月3日
巨人・中日(東京D)18:00
ヤクルト・DeNA(神宮)18:00
広島・阪神(マツダ)18:00
日本ハム・ソフトバンク(札幌D)18:00
楽天・ロッテ(楽天生命)18:00
西武・オリックス(メットライフ)18:00

▽7月4日
巨人・中日(東京D)14:00
ヤクルト・DeNA(神宮)18:00
広島・阪神(マツダ)14:00
日本ハム・ソフトバンク(札幌D)14:00
楽天・ロッテ(楽天生命)14:00
西武・オリックス(メットライフ)18:00

▽7月5日
巨人・中日(東京D)14:00
ヤクルト・DeNA(神宮)17:00
広島・阪神(マツダ)13:30
日本ハム・ソフトバンク(札幌D)13:00
楽天・ロッテ(楽天生命)13:00
西武・オリックス(メットライフ)18:00

▽7月7日
中日・ヤクルト(ナゴヤD)18:00
阪神・巨人(甲子園)18:00
広島・DeNA(マツダ)18:00
ロッテ・西武(ZOZO)18:00
オリックス・日本ハム(京セラD)18:00
ソフトバンク・楽天(ペイペイD)18:00

▽7月8日
中日・ヤクルト(ナゴヤD)18:00
阪神・巨人(甲子園)18:00
広島・DeNA(マツダ)18:00
ロッテ・西武(ZOZO)18:00
オリックス・日本ハム(京セラD)18:00
ソフトバンク・楽天(ペイペイD)18:00

▽7月9日
中日・ヤクルト(ナゴヤD)18:00
阪神・巨人(甲子園)18:00
広島・DeNA(マツダ)18:00
ロッテ・西武(ZOZO)18:00
オリックス・日本ハム(京セラD)18:00
ソフトバンク・楽天(ペイペイD)18:00

▽7月10日
巨人・ヤクルト(ほっと神戸)18:00
中日・広島(ナゴヤD)18:00
阪神・DeNA(甲子園)18:00
ロッテ・西武(ZOZO)18:00
オリックス・日本ハム(京セラD)18:00
ソフトバンク・楽天(ペイペイD)18:00

▽7月11日
巨人・ヤクルト(ほっと神戸)18:00
中日・広島(ナゴヤD)14:00
阪神・DeNA(甲子園)18:00
ロッテ・西武(ZOZO)14:00
オリックス・日本ハム(京セラD)14:00
ソフトバンク・楽天(ペイペイD)18:00

▽7月12日
巨人・ヤクルト(ほっと神戸)18:00
中日・広島(ナゴヤD)14:00
阪神・DeNA(甲子園)18:00
ロッテ・西武(ZOZO)14:00
オリックス・日本ハム(京セラD)13:00
ソフトバンク・楽天(ペイペイD)14:00

▽7月14日
中日・DeNA(ナゴヤD)18:00
阪神・ヤクルト(甲子園)18:00
広島・巨人(マツダ)18:00
日本ハム・ロッテ(札幌D)18:00
楽天・西武(楽天生命)18:00
オリックス・ソフトバンク(京セラD)18:00

▽7月15日
中日・DeNA(ナゴヤD)18:00
阪神・ヤクルト(甲子園)18:00
広島・巨人(マツダ)18:00
日本ハム・ロッテ(札幌D)18:00
楽天・西武(楽天生命)18:00
オリックス・ソフトバンク(京セラD)18:00

▽7月16日
中日・DeNA(ナゴヤD)18:00
阪神・ヤクルト(甲子園)18:00
広島・巨人(マツダ)18:00
日本ハム・ロッテ(札幌D)18:00
楽天・西武(楽天生命)18:00
オリックス・ソフトバンク(京セラD)18:00

▽7月17日
DeNA・巨人(横浜)18:00
阪神・中日(甲子園)18:00
広島・ヤクルト(マツダ)18:00
日本ハム・ロッテ(札幌D)18:00
楽天・西武(楽天生命)18:00
オリックス・ソフトバンク(京セラD)18:00

▽7月18日
DeNA・巨人(横浜)18:00
阪神・中日(甲子園)18:00
広島・ヤクルト(マツダ)18:00
日本ハム・ロッテ(札幌D)14:00
楽天・西武(楽天生命)14:00
オリックス・ソフトバンク(京セラD)18:00

▽7月19日
DeNA・巨人(横浜)18:00
阪神・中日(甲子園)18:00
広島・ヤクルト(マツダ)18:00
日本ハム・ロッテ(札幌D)14:00
楽天・西武(楽天生命)13:00
オリックス・ソフトバンク(京セラD)13:00

▽7月21日
DeNA・ヤクルト(横浜)18:00
中日・巨人(ナゴヤD)18:00
阪神・広島(甲子園)18:00

▽7月22日
DeNA・ヤクルト(横浜)18:00
中日・巨人(ナゴヤD)18:00
阪神・広島(甲子園)18:00

▽7月23日
DeNA・ヤクルト(横浜)18:00
中日・巨人(ナゴヤD)14:00
阪神・広島(甲子園)18:00


☆基本的に全球団、6連戦ですね。


☆で、カープが、こちら。


◇広島 本拠地開幕は7月3日 試練の4カード連続ビジターでスタート プロ野球日程発表 6/1(月) 15:31配信 デイリースポーツ

 日本野球機構(NPB)は1日、19日に開幕するペナントレースについて1カ月分の日程を発表した。3連覇を逃し、昨季4位から覇権奪回を狙う広島の開幕カードは、敵地・横浜でのDeNAが決まり、開幕から4カード連続でビジターゲームとなった。

 開幕戦の6月19日は18時開始で、20、21日は午後2時開始。23日からの開幕2カード目は、東京ドームで昨年のリーグ王者・巨人と3連戦を行い、26日からは名古屋に移動して中日との3連戦が組まれた。

 その翌週30日からは再び東上して神宮でヤクルト3連戦。チームは開幕から2週間後の7月3日から本拠地・マツダスタジアムに戻り、ホーム開幕戦を阪神3連戦で迎える。


☆で、カープの日程が、こちら。


◇広島は敵地でDeNAとの開幕戦へ!“本拠地開幕”は7月3日 セ・リーグ日程発表 6/1(月) 19:00配信 ベースボールキング

◆ 7月23日までの日程発表

 日本野球機構(NPB)は1日、6月19日に開幕するプロ野球・2020シーズンの公式戦日程を発表。今回はセ・リーグが7月23日(木)まで、パ・リーグは7月19日(日)までの“一部公開”となっていて、未発表の部分は後日改めて発表されることになっている。

 セ・リーグは開幕カードも当初の予定から変更に。広島は本拠地で中日と開幕戦を戦う予定だったが、敵地・横浜スタジアムでDeNAと開幕カードを戦うことになった。

 また、移動リスクの軽減のため、開幕後はしばらく関東を中心とした日程に。“本拠地開幕”は7月3日までお預けとなっている。

◆ 広島・試合日程

▼ 6月19日(金)~21日(日)
 vs. DeNA(横浜/18時・14時・14時)

▼ 6月23日(火)~25日(木)
 vs. 巨人(東京ドーム/すべて18時)

▼ 6月26日(金)~6月28日(日)
 vs. 中日(ナゴヤドーム/18時・14時・14時)

▼ 6月30日(火)~7月2日(木)
 vs. ヤクルト(神宮/すべて18時)

▼ 7月3日(金)~7月5日(日)
 vs. 阪神(マツダ/18時・14時・13時30分)

▼ 7月7日(火)~7月9日(木)
 vs. DeNA(マツダ/すべて18時)

▼ 7月10日(金)~7月12日(日)
 vs. 中日(ナゴヤドーム/18時・14時・14時)

▼ 7月14日(火)~7月16日(木)
 vs. 巨人(マツダ/すべて18時)

▼ 7月17日(金)~7月19日(日)
 vs. ヤクルト(マツダ/すべて18時) 

▼ 7月21日(火)~7月23日(木)
 vs. 阪神(甲子園/すべて18時)


☆開幕から4カードビジターで、DeNA、巨人、中日、ヤクルト、ズムスタで阪神、DeNAの後、ナゴドで中日を挟んで、ズムスタで巨人、ヤクルト、甲子園で、阪神。とりあえず30試合、ですね。


☆佐々岡監督のコメント。


◇佐々岡監督、開幕4カード敵地も「全力尽くすだけ」 6/1(月) 19:51配信 日刊スポーツ

 広島の指揮官として初めて迎えるシーズンは敵地横浜のDeNA戦で開幕する。約1カ月分の日程が発表され、佐々岡真司監督は「開幕に向けてしっかり準備をしていきたい」と意気込む。

 開幕4カードはいずれも敵地。6連戦が続くハードな日程となるが「相手や球場がどこでも1試合1試合、全力を尽くすだけです」と2日から再開する練習試合で仕上げに入る。


☆で、チケットなんですが。


◇広島が7月18日までの入場券を払い戻し 無観客、観客席数制限も考慮 6/1(月) 15:51配信 デイリースポーツ

 広島は1日、19日のDeNA戦から7月18日のヤクルト戦の入場券払い戻し手続きの案内を発表した。

 この日、NPBは19日の開幕から1カ月分の日程を発表。新型コロナウイルス感染拡大前に組まれた当初の日程とは一部異なり、19日から28日にマツダスタジアムで試合がないための措置となった。

 また、7月3日の阪神戦から同18日のヤクルト戦は新しい日程でも同一試合日・同一対戦カードとなるが、無観客試合の可能性や、観客を球場に入れても観戦席数を制限する必要が生じるため7月18日までの試合の入場券は全て払い戻しを実施する。対象試合の払い戻しは2日(火)から、マツダスタジアム払戻し窓口、購入店舗、球団への返送で受け付ける。


☆ま、どうなるか、分からないですからね。




☆さてカープの話題、まずは、中継ぎ争い。


◇広島中継ぎ争い 中崎ら9人から2人以上が1軍脱落 6/1(月) 19:58配信 日刊スポーツ

 広島は練習試合初戦から中継ぎの開幕1軍争いも再開する。

 現在9人いる中継ぎ候補は現状の1軍登録枠を考慮すると、少なくとも2選手が脱落する。

 横山1軍投手コーチは「6連戦が続くので、2軍から推薦があった投手を呼ぶこともあると思う」と2軍から中継ぎ投手をテストする可能性を示唆。1軍同行投手だけでなく、中崎や今村という実績者、昨季急成長した中村恭ら現在2軍で調整中の中継ぎにも逆転開幕1軍のチャンスはある。外国人の中継ぎも3投手いるが、1人は2軍スタートとなることが濃厚。シーズン開幕を前に、サバイバルレースが幕を開ける。


☆てことは、1軍のリリーフは、7人。先発が6人ですから、13人、ということになります。


☆中崎くんや恭平くんが間に合えばいいんですけどね。中崎くんは、もうちょっとかかるかな。




☆さて今日は、レジェンドOBお二人の話、まずは、大野さん。


◇現役生活22年……大野豊の”原点”135.00/プロ野球20世紀・不屈の物語【1977年】 6/1(月) 11:05配信 週刊ベースボールONLINE

 歴史は勝者のものだという。それはプロ野球も同様かもしれない。ただ我々は、そこに敗者がいて、その敗者たちの姿もまた、雄々しかったことを知っている。

◆テストを受けて広島へ

 勝ち星や本塁打のように、積み上がっていく数字は分かりやすい。数字が大きくなればなるほど成績がいい、ということになり、計算は足し算のみだ。割り算が入ってくるが、打率も数字が大きいほど成績がいいことになるので、同じ頭で考えることができる。一方、防御率は数字が小さければ小さいほど、いい成績となる。数学はおろか算数すらトラウマのようだった少年時代の筆者には、その仕組みは難しく、その計算式を知る術もなかった。知っても分からなかったかもしれないが、最近のリモート飲み会のように、「いまさら人に訊けない」類のものであり、小さいほうがいい、という知識のみで知ったかぶりを貫くしかなかったのだ。

 いまも、野球に親しんでいる少年少女に、当時の筆者のような人がいるかもしれない。かつての勢いのまま知ったかぶりをして手短に述べてみると、投球回と自責点を基に、1人の投手が1試合9イニングを完投したときの自責点を平均したもので、例えば防御率1.00の投手は1試合9イニングを自責点1で終えると考えることができる。一方で、防御率135.00の投手は、1試合に自身の責任で135点を献上したことになるのだ。

 ここから先の難しい計算については、少年少女には各位、がんばって勉強していただきたいのだが、そうした若いファンには、前述の例が極端に感じられたかもしれない。1試合で135点とは、どれだけダメな投手なのかと思ったりもしただろう。ただ、昭和のプロ野球を知る世代には、この数字にピンとくる人は少なくないはずだ。かろうじて20世紀のプロ野球を知る世代にも、広島の大野豊といえば、40歳を過ぎても投げまくっていた左の鉄腕が思い出されるのではないか。その左腕のプロ1年目、1977年の数字こそが、防御率135.00だったのだ。

 島根県の出身。出雲市信用組合では軟式でプレーしていたが、広島の山本一義コーチとエースの池谷公二郎が野球教室のため出雲市を訪れ、その手伝いをしたことで、初めてプロ野球を意識したという。それまでは試合で投げるだけで満足に練習もしていなかったが、そこから頼み込んで広島の入団テストを受ける。入団テストは秋に行われるのが一般的だったが、特別に、2月に見てもらったという。3月に入団。キャンプにも参加できず、体を作りながら硬式球に慣れていく1年目だったが、5月には二軍で投げ始めて、8月には一軍へ。9月4日の阪神戦(広島市民)で早くも初登板を果たした。だが、奪ったアウトは一死のみで、満塁本塁打を含む被安打5で5失点、自責点も5点と大炎上。77年は結局、この1試合の登板のみに終わり、シーズン防御率135.00という数字だけが残された。


◆母からの叱咤激励

 大野は、のちに振り返っている。

「終わった、と(笑)。周りもみんな、そう思ったでしょう。ただ、母親に電話したら『1回の失敗であきらめるな。もう1度、がんばりなさい』と。確かに、そうだなと思いました。結果は悪かったけど、考え方によっては、それまで何もせず軟式でやっていて、プロ1年目から投げられたということは、自分の中に何かいいものがあるってことなんじゃないか、と。ただ、いいものがあっても、体力や技術、メンタルも含めて、まだプロでやっていける力が備わっていないんだと思って、もう1度しっかり鍛えようという気持ちになりました」

 どん底の1年目。1度の失敗で2度と信用を回復できないこともある。そのためのガッツすら萎えるほどの大失敗でもあった。だが、大野は前を向く。翌78年には同じ左腕で、歴戦の江夏豊が南海から移籍してきたことも追い風になった。もともとファンだった江夏の助言は、すぐに結果を呼ぶ。自信もよみがえってきた。まずは、クローザーの江夏につなぐセットアッパーとして台頭。江夏が日本ハムへ移籍すると後釜に座り、その後は先発でも抑えでも、役割を変えながら投げまくった。98年に引退するまでの22年で通算148勝138セーブを残し、最優秀防御率のタイトルは2度。通算防御率2.90という上々のフィナーレだった。

文=犬企画マンホール


☆軟式出のピッチャーを1年目で使う方も使う方ですが(笑)、使われたことを前向きに捉える方も、なかなか(笑)。だから長くやってこれたんでしょうね。


☆もちろん、たゆみない努力があったからこそであって、40歳を過ぎてもストレートをビシビシ投げ込んでいた大野さん、軟式出のテスト生という、いかにもカープらしい大スターでした。


☆お次は、黒田さん。


◇黒田博樹のエース道<前編>「僕は山本浩二監督に育てられた」 6/1(月) 6:00配信 広島アスリートマガジン

 平成のカープは佐々岡真司、黒田博樹、前田健太と球界を代表するエースがチームを支えてきた。1991年の優勝以来、カープは長きにわたり低迷が続いたが、その低迷期を戦い抜く中でカープのエースへと上り詰めたのが、黒田博樹だ。

 広島アスリートマガジンではこれまで合計18回の黒田の独占インタビューを重ねている。今回は黒田がその当時本誌に語った言葉と共に、不動のエースへと上り詰めた2007年までを振り返っていく。

 本誌が初めて黒田を独占取材したのは1999年、プロ3年目のシーズン前だった。自身は前年故障もありわずか1勝。チームは長年投手陣を支えてきた大野豊が引退するなど、世代交代が急速に進んでいた時期。黒田はそんなチーム状況の中で先発ローテ定着を目指す若手投手の一人だった。

「今は全くと言っていいほど自信はないです。昨年ああいうことがあったんで、不安の方が大きいです。今はただ毎日毎日を一生懸命してる、という感じです」

 この年、黒田は苦しみながらも先発ローテの一角として5勝を挙げると、翌2000年にはリーグ最多の7完投を記録するなど徐々に自信を深めていく。『ミスター完投』と呼ばれ始めたのもこの頃だ。

「一人で投げ切るということにすごく充実感もあります。やっぱり試合が始まってマウンドに立ったら、最後まで降りたくないというのはあるんで。先発ならみんなそう思うと思うんで。だから一人で投げ抜いて勝てるというのは、本当に最高ですね」

 2001年、12勝を挙げて自身初の二桁勝利、リーグトップの13完投を記録。完投は黒田の代名詞となった。翌2002年も二桁勝利を達成すると、2003年には3年連続開幕投手を務めていた当時のエース・佐々岡真司(現カープ監督)に代わり、初の開幕投手に指名された。

「あの日はやっぱりそれだけ苦しかったというのもありますし、開幕っていう重圧も、どこかしらあったと思います。その中で勝てたという喜びというか、完投で勝てたっていう充実感は、なかなか味わうことができないんで、やっぱり普通に勝ったのとはちょっと違う気持ちになりました」

 山本浩二監督の下で初の開幕投手を務めた2003年シーズンを機に、黒田はカープのエースとして周囲に認められていった。


◆完投を重ねてエースの意識を持った

 現役引退後、黒田は山本カープ時代の自分をこう振り返っている。

「僕は山本浩二監督に育てられたというか、信頼されて使ってもらえたというのが自分にとって大きかったと思います。浩二さんとの5年間は僕自身、投手として一番成長できた時期でした。起用されれば長い回を投げる、完投する、それが『エースの条件』というような……今とは少し違うかもしれませんが、そうやって起用してもらう中で、エースとしての意識をしっかり持てました。僕自身、気づかないうちに育てられたのかもしれません」

 山本浩二監督時代の2001~2005年、黒田が5年間で記録した完投数は実に47。エースとして驚異的な数字を記録している。

 山本監督最終年の2005年には自己最多の212.2イニングを投げて15勝をマークし、最多勝を獲得した。カープの絶対的エースとして孤軍奮闘し、球界を代表する先発投手となった。だがチームとして弱投のカープは最下位に終わる。そして、翌年から立て続けに大きな決断を迫られた。

 2006年シーズン中にFA権を取得。カープにとってFAは『主力選手の移籍』という意味合いが強く、ファンにとっても苦い思い出ばかりだ。それだけにエースの残留という願いは、次第に大きなうねりとなっていく。

 シーズン終盤、旧広島市民球場のライトスタンドには残留を願う巨大横断幕が掲げられた。心を動かされた黒田はオフにカープ残留を表明し、大きな話題となった。

「ファンのみなさんに大きな声援をいただいた10月14日と16日に市民球場で試合があって、その後11月6日にみなさんの前でああいう形(残留会見)で自分の気持ちを言わせていただきました。そういう中で3月上旬に市民球場で先発した時、ファンの方たちが今まで以上にグラウンドの中を見てもらっているなと。感じるものがありました」

 ファンの熱い思いを受け、低迷するチームでエースとして投げ続けた。翌2007年もリーグ最多完投を記録するなど奮闘したもののチームは5位。日本球界を代表する投手となっていたこの時期、1人の投手としてさらなる高みを目指すべきか、カープに残留すべきかを熟考した。

 そして2007年11月、悩み抜いた末に涙のFA宣言。背番号15はメジャーへと活躍の場所を求めていく。


☆大野さんが引退した後、エースとしてカープを引っ張った、黒田さん。K.Oは、FAの時、ファンが本気で残留を願ったからこそ、メジャーにも行けたんだと思います。そして帰ってきて、その思いに応えよう、ということも。


☆この人も、レジェンドOB。


◇北別府氏は「まだ苦しみの真っ只中」夫人がブログで明かす 白血病で骨髄移植 6/1(月) 21:19配信 デイリースポーツ

 成人T細胞白血病で闘病中の元広島投手・北別府学氏(デイリースポーツウェブ評論家)のブログが1日、妻の広美さんによって更新された。

 広美さんは「花火」のタイトルで、動画を添付。「全国の花火師の皆さんありがとうございました。主人も病室で聞こえていたと思うと泣けて仕方がありませんでした」と心境をつづった。

 北別府氏は19日に息子をドナーに骨髄移植を受けた。新型コロナウイルスの影響で面会もできず、「実は主人はまだ苦しみの真っ只中にいます。一度だけ電話があって以来、電話もなくメールも既読になりません。とうとう、携帯の電源が切れた際には、私はパニックになってしまい詰所まで行ってしまいました」と広美さん。ただ、「看護師さんに大丈夫ですよ、小さな声ですが喋っておられますよと教えて下さいました」という。

 担当医からも説明があったことも明かし、「移植後、ほとんど食事を取れず腸炎を起こしてしまっていますが、幾度も苦しい勝負を乗り切ってきた主人のことですから何とか乗り切ってくれると信じています」とした。


☆大丈夫ですよ、奥さん。きっと元気になられます。その時にしっかり迎えられるよう、奥さんも元気に、頑張って下さい。


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