2010年03月21日

やりたいことを探せ、夢を持て

(一見)きれいな言葉ですよね。

よく、若者の短期での離職率が高いことや、サビ残、休出への文句に対して

「学生時代に、自分探しをもっとやれ。」
「好きなことを選べなかったお前が悪い。」
「仕事にやりがいをもつ努力をしろ。」

という意見があり、大多数の人が無条件にこの意見に賛成するでしょう。

でも、自分は違います。
”好きなことなら頑張れる”
という言葉は都合よく使われてしまっている。
「好きなことなら、労基法に違反している過重労働でも受け入れられる」
と言っているのと同等。

それを肯定する人には、ではそれを「それが当たり前だから」という言葉を用いずに論理的に説明できるか? と問いたい。

だから自分が常日頃から思うことは、
”趣味は仕事にしたくない”ということです。
別にたいして好きじゃない仕事を、時間内は割り切って頑張って、
仕事以外の時間で自分の趣味を満喫する。

それだって手を抜かなければ問題ないでしょう。

サビ残(手当て付いても長時間過ぎないこと)、休出がなく決まった時間内で働こうと自分が覚悟できれば、好きでないことにもやる気は出せるはずです。

”好きなことを探せ”、”夢を持て”というのは、”サビ残休出も受け入れられるようになれ”
もっというと”法律違反にも目をつぶれるようになれ”という風に聞こえます。


ko123173 at 10:46│Comments(0)TrackBack(0) ぼやき 

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