迷走する小人

我が家の小さな生き物達との格闘の日々。 気ままに作るお菓子など・・・

花のある生活

秋色リースを作る

昨夜は太宰治の『人間失格』を読んで3行で意識を失いました。

借りるペースが早過ぎて読書速度が追い付かず今日で延長した分の期限も切れ止む無く返却。。
しばらく棚に戻されるのを待ったけど時間がかかりそうなので諦めて隣にあった『斜陽』を借りました。
懲りずに太宰治に挑戦する母(汗)もう冒頭部分からして睡眠導入剤にしか思えない。純文学はあまり読まないのでなかなか頭の切り替えが出来ずしばらく苦労しそう・・
ちなみに昨日読み終えた『ガラスの大エレベーター』は個人的にはイマイチでした。
『チョコレート工場の秘密』がとても良かっただけに続編も期待したのですがワンカさんの工場は殆ど出ず、ガラスのエレベーターで宇宙に行ってエイリアンに遭遇したりとまあ続編にありがちな間延びした内容でした。長男は面白いと言ってたけど母は10点満点中5点。
最初から続編を書くつもりだったらこういう内容にはならなかったんじゃないかな~。個人的にはお菓子作り修行するチャーリーとか工場メインで書いて欲しかった。

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日曜日。
朝6時に叩き起こされ父子組は義実家へ。母は本日一日フリーでございます。
見送った後しばし考える母。布団に戻って再び惰眠を貪っても良いけど折角の自由時間、有意義に使いたい。
・・まずは起きるか。
のそのそと這い出た後は一通りの家事をこなし、返却期限が迫った本を抱えて図書館へ。
ついでに新たな本も借り、ユニクロで普段着を買い足し。それでもまだお昼前。
家に帰って録画した番組を見ながらお昼を食べしばし午睡。今日はなんだかとっても眠い。

スッキリ目覚めた後は昨日花材を買った事を思い出し、にわかにリース作り。
少しずつ買い溜めた花材達。

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この季節は花の持ちが悪いので花活けをお休みしていた母、1ヶ月ぶりの花鋏です。
それにしても駅前の花屋は高い。細いユーカリ数本とノバラの実を買っただけで2,000円近くするんだもんなあ。他の花材はいつもの生協の花屋さんと新城の花屋さんで調達。1,000円位で駅前の花屋とは比べ物にならないボリュームを買えるのは有難い。
リースにするのでドライにしても映えるものをチョイス。

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土台は去年花の会で作ったクリスマスリースを解体したものを再利用。
傍らからはラジオから漏れ聞こえる心地よい音楽。
久しぶりの花との対話は無心になれますね。30分程して出来上がりました。
まだ季節が晩夏なので赤い実物が手に入らず青い実になりましたが、それでもこれから訪れる秋を感じさせてくれます。

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壁に飾るとこんな感じ。
少量入れたユーカリがこれからドライになるに従ってなんとも良い香りを放つのが今から楽しみです。
下手でも良いんです、自分が楽しめれば。

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夕方は本日のパン焼き復習。36作目はレーズン食パン。ようやくレーズンシリーズ最終回です。
ラムレーズン、ちゃんとまた作りましたよ(涙)。
今回の発見は使うレーズンによってラムレーズンの味もかなり変わる事。
いつも母のお教室で使うのは生協ブランドの有機レーズンなのですが今回たまたま切らしていたので別なお店で買ったレーズンでラムレーズンを仕込んだ母。
そしたら同じレシピで作ったのにこちらの方が酸味がまろやかでそして甘い。
生協のレーズンは大きさはやや小ぶりながら味が濃く、ラムレーズンにしても酸味が少し残って母好みでした。これは好みだと思うんだけど今回別な物を買わなければ発見出来なかったのでなかなか興味深かったです。
さて、レーズン食パン。
卵も全卵と卵黄を入れたリッチな生地です。バターも多いので捏ねてて伸びが良い~。楽~♪
軽くグルテンの膜が張ったところでレーズンを包み込みます。

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生地を少し広げたところにレーズンを置き、巾着様に包みこみます。あとは手早く伸ばして均一にレーズンが行き渡るようにします。

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一次発酵を終えるとこの通りふんわり。

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ボウルから出して2分割にし、しばしベンチタイムです。

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成型は紐状にして二つ編み。良かった三つ編みじゃなくて・・(汗)。

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二次発酵完了の目安はこの位。
大分型の上の方まで膨らんでいますね。あとは焼くだけ。

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オーブンに入れたらホッと一息。
昨日のリュスティックが大変だっただけに今日のレーズン食パンは心の平穏さが比べ物になりません。パンもお菓子も心安らかに焼きたい。
焼き上がりました。良い感じ!

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明日の朝ご飯は厚めに切ったものを軽くトーストしてたっぷりのバターを塗って食べようかな。
楽しみ楽しみ。
ではまた。

【余談】
父子組の方はというと従兄弟と一緒にプールに公園遊びと一日思いっきり遊んだみたいですよ。
夏も終わりですね。

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【本日の読み聞かせ絵本】

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■カロリーヌとおしごとロボット

『さあ、だいもんだいです!
これからみんなで キャンプにいくのに だれも りょうりやそうじをしたくないといっています。
「だれか、おてつだいさんに きてもらってよ!」
カロリーヌは かんがえました。そして・・
いいことを おもいつきました!』

カロリーヌシリーズ第3弾はロボット。
最近、気に入ってまとめて5冊程借りてきました。棚の下段にあるので気付き難いですがかなり種類があるのでお子さんの好きなテーマを選んで借りるのも手かも。
今回はロボット。これはさすがに読んだ事ありませんでした。
キャンプには行きたいけど自分達では家事掃除は一切したくないという我儘な8ひきたち。
そんな要求に悩んだカロリーヌはお手伝いロボットを導入することにします。
お店には力仕事が得意なロボットや疲れ知らずのロボットと様々な種類のロボットがいました。
そんな中、カロリーヌ達が選んだのは真面目で優しいティトス。
早速、ティトスを連れてみんなでキャンプに行きます。真面目なティトスは文句も言わずみんなのご飯を作ったりお掃除をしたり。みんなはティトスがお仕事している間、遊んだり歌ったり。
なんて楽しい時間なんでしょう!
けれどもそんなティトスに異変が。なんだか元気がないように見えます。そしてとうとうメモを残して好き勝手な事をし始めました。困ったのはカロリーヌ達。
でも、みんな気付いていないんです。ティトスを迎える時にお店の人がなんて言っていたか。
「はたらかせすぎはダメですよ」そういっていたはず。
ティトスが働かなくなったのでカロリーヌ達は自分たちの事は自分たちでしなければいけなくなりました。みんな怒っていましたが唯一ユピーだけはティトスの本当の気持ちに気付いていました。
ティトスは本が大好き。特に無人島で様々な体験をするロビンソン・クルーソーが。
最後はティトスの夢を叶える為に一致団結するカロリーヌ達ですが、途中までは良かったのに最後が少し締まりのない終わり方なのががっかりでした。
カロリーヌシリーズは沢山種類があるので全部が全部お勧めというわけではなさそうですね。
それでも次男三男は喜んで聞いていましたが、母的には「ほっきょくへいく」や「うみへいく」の方が断然お勧め。
 
【お知らせ】
9月のコビトヤ残席状況です、ご希望の方はご連絡ください。
・9/13(金)1席




花の会~水無月の巻~

雨の土曜日。
今日は花の会でした。

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5月は運動会があったので2か月ぶり。
お教室に入るとむせかえるようなコリアンダーの香りが出迎えてくれました。
夏が近づくにつれて花の会で使うお花達も盛沢山。春の楚々とした草花たちと比べるとその旺盛さには目を見張るものがあります。

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今日は全部で12人。知った顔あり、初めましてのお顔あり。
まずは一息入れてから先生のお話を伺います。

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先生から聞くお話は花にまつわるものから旅まで様々。
ikanika花の会のみ参加している母にとっては遠方のワークショップのお話や花と通して出会う素敵な職業の方などのお話は良い刺激になります。
素敵なお話ばかり聞いているとついつい、そうでない自分に置き換えて羨んでしまうのですがその分自分にしかない物もあるよね、と思い直して今日も花活けです。

本日の花材は・・

・ジューンベリー
・シモツケ
・キイチゴ
・グミ
・マタタビ
・スモークツリー
・コリアンダー
・ノブドウ(斑入り)
・アスチルベ
・ディアボロ
・ミント
・シマススキ
・マメグンバイナズナ

今回選んだのは浅鉢、桑原典子さんの作品です。
桑原さんの器はいくつか持っているのですがどれもとても生けやすい。陶器と磁器の間のような質感で和洋問わずどんなお花もしっくりきます。

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スモークツリーにジューンベリー、母の大好きな花材が沢山。
特にスモークツリーはドライになるので水から引き揚げた後もずっと楽しむことができます。
先生のお話では今年は生り物の当たり年のようで梅や枇杷、そしてジューンベリーも今年はとっても実付きが良いんだとか。確かに去年よりも立派な実が沢山。
小鳥さん達が大喜びしそうですね。

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お話の後はいよいよ花活けです。
浅鉢に活ける際は枝物を切らないと雪崩を起こすので最初の鋏入れが肝心。どこでどう切るか。枝の形を見ながら慎重に、しかし手早く進めていきます。
活けながら「今日は迷いがあるな~ダメかも」と若干弱気になりながら活けた母でしたが案外何も直されずに「うんとっても良いよ!」と褒められて終了。
母の弱気な心を見透かして褒めてくれたのかも。

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マタタビの白い葉を見ると夏の訪れを感じます。どれも水気をたっぷり吸ってとっても生き生きとしていました。この湿度のせいか出がけは足取りが重い母でしたが、こうして花活けをしているうちに花たちから元気をもらい、帰り道はすっかり元気に。

帰りは図書館に寄って本の受け取りをし、お茶菓子はお家でゆっくり頂きました。
今日のお菓子は京都はお菓子丸さんの"鉱物の実"
鉱物の実があったらこんな形かな?
そんなお菓子丸さんの豊かな発想から形になったこちら。柚子の香りを閉じ込めた錦玉羹でした。
シャリシャリの砂糖衣の中に閉じ込めた瑞々しい寒天。
いつか訪れたい京都に想いを馳せて・・

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それではまた。


6/21の風景

本日のお花。

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三男が公文に通うようになってから夕方も買い出しに行けるようになった母。
「いつも朝一に来るのにこんな時間に来るなんて珍しいね~」とお花屋のおばちゃんに声を掛けられ談笑してたら奥からゴソゴソと1本の紫陽花を持ってきてくれました。
水も下がってるからもうお店には出せないけどあなたなら何とか出来るでしょ。100円でいいよ。
そう言って立派な白い紫陽花を手渡してくれました。
確かにしおれてるけどまだ何とかなりそう。
帰宅してすぐに水切りして中のワタを取り、火であぶったあとに新聞紙でグルグル巻きで一晩。
紫陽花にとっては拷問以外の何物でもありませんが朝にはこの通り、見事に元通り。
元気になって良かった。

今日はお教室でした。お越し頂いたのは3名様。
メニューは

・白桃のジュレ&ムース(季節限定)
・完熟マンゴープリン(季節限定)
・フィナンシェ

です。

6月に入り季節限定メニューがお取り頂けるようになりました。
6~9月限定でお取り頂けるのは完熟マンゴープリンと白桃のジュレ&ムースの2品。
お教室ではあまり知名度のない上記2品ですが夏にぴったりな喉ごし爽やかなグラスデザートです。
まずは白桃のジュレ&ムースから。
みなさまが揃って判明したのですが今日のお客様はみなさま男子の母。話題は未知の生物「男子」について専ら盛り上がりました。男子あるある話、盛り上がりますね(笑)。
「フルーツの中でも桃が一番好きなんです」とお客さま。
最近ちらほら見かけるようになった桃ですがシーズンはもう少し先かな。もう少ししたら立派な大振りの桃が出回るようになるので今から楽しみです。あの手にとった時の何ともいえない芳醇な香り。
母も桃、大好きです。
お教室の白桃のジュレ&ムースは桃の缶詰を使って作ります。果肉だけでなくシロップも余すところなく使い切る桃づくし。カップの底部は桃のムース、上は桃のふるふるジュレで構成されているとても凝ったデザートに見えますが実は案外簡単。おしゃべりをしてる間にあっという間に完成。
あとは冷蔵庫任せ。
しっかり冷やした後はクラッシュゼリーをたっぷり乗せ、残った果肉を乗せればケーキ屋さんもびっくりのグラスデザートの完成です。
おもてなしに使う場合はミントなどグリーンがあると見た目が引き締まってお勧めです。

そうそう。作業中に「そういえば白桃のジュレ&ムースは元々グレープフルーツバージョンがあって、そっちの方が先なんです。個人的にはグレープフルーツの方が好きなんですけどお子様受けが悪くて白桃のジュレ&ムースしか今は残してないんです」とお話したら皆様「えーっ!桃よりもグレープフルーツの方が作りたかった」と仰られボー然。
・・・未だにお客さまの心が掴めません。
というわけでご希望の方は桃じゃなくてグレープフルーツバージョンも作れますのでどうぞお気軽にお申込み下さい。お値段は一緒です。
こちらは今日お作り頂いた白桃バージョン。みんな大好き桃♡

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グレープフルーツのジュレ&ムースはこんな感じ。(ランチデザート版)

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お教室で作る際はこんな感じになります。その時の気分によってトッピングがピンクグレープフルーツorホワイトグレープフルーツになります。

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お次はマンゴープリン。
こちらはお子様が無類のマンゴー好きなんだそうな。「でもマンゴーそのものを買うとお高くついて・・・」とお悩みもお持ちだそうで(笑)。楽しくおしゃべりをしながら作業しているとどうやらマンゴーにもアボカドに似た当たり外れがあるそうです。
皮を剥くと黒くなっていたりして、値段が値段だけに結構ショックですよね。
でもご安心あれ。このマンゴープリンはピュレを使うので一番美味しい時期のマンゴーそのものの味をお楽しみ頂けます。作り方も簡単♪そして裏切らない美味しさ。
お子様の喜ぶ姿が目に浮かぶようですね。

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最後はフィナンシェ。
うーんフィンシェ・・お客さまには誠に申し訳ないのですがしばらく見たくないお菓子No1!(笑)。
さすがの物覚えの悪い母でもレシピを完璧に覚えました。そして今回のフィナンシェ地獄であろうことか水飴が無くなり急遽スーパーに買いに走りました。
そうそう。水飴といえば今回のフィナンシェで頻繁に水飴の計量をしていたのですがあれってネバネバしているので計量しづらいんです。スプーンですくって少しずつ垂らして量るのですが大体いつも中途半端にスプーンにこびりついた水飴が残ります。
これを狙っているのが三兄弟。「そのスプーンについてる水飴どうするの?」とキッチンの陰から覗き込み「食べる?」と言われるのを待っているのです。
その姿を見て幼い頃の自分を思い出しました。
そういえば母もこうしてスプーンでからめとった水飴を母親に食べさせてもらうのが好きだったっけ。
血は争えませんね。
幼い頃のこうした記憶はずっと後になっても思い出として残るものなので快く水飴をあげらえる自分になりたいと思ったのでありました。(←テンパり過ぎてあまりあげなかった)
脇道に反れました、フィナンシェです。
今回も焼きたてカリカリの所を召し上がって頂き、フィナンシェファンをまた一名増やす事に成功。
Loquatさんに納品したフィナンシェも即座に売り切れるところを見ると一般的にフィナンシェって人気があるの??母が知らないだけで今ってフィナンシェブームなの?
良く分かりませんがとにかく思いもかけない物が売れるものですね。

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皆様のお菓子がひと段落したところでお昼です。
本日のランチは・・

・トマトと生ハムの冷製パスタ
・カボチャのスパイスポタージュ
・ズッキーニのラペ
・カルピスジェラートパフェ

です。

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6月のお教室も残すところあと1回。
そろそろ来月のランチメニューを考えなければならないのですが実はもう決まっていたりします。
7月は例年通りアジア飯ガパオの予定です。・・またバジルを求めて彷徨う日々が(涙)。
バジルとナンプラーの香りが暑い夏を吹き飛ばすお教室でも人気のランチメニューです。
どうぞお楽しみに!

さて。
先週からほぼノンストップで働き続けてきましたがそろそろ限界。
今夜こそは開放的な気分でほろよい片手に映画でも観て布団で読書をしながら寝落ちするんだ!
ここ1週間の悲願を実現すべく、あともうひとふんばり(2回目の洗濯物干しとアイロンがけが残ってる)頑張るとします。

それではみなさま良い週末を!
おやすみなさい。

【お知らせ】
6/25(火)21:00~
コビトヤ7月分の予約を開始致します。
7月は夏休みに入る為、通常よりも開催日数が少なくなっております。(8月は夏休みを頂いております)
ご迷惑をおかけ致しますがどうぞ宜しくお願い致します。
夏休み前の最後の一か月、皆様にお会いできますのを楽しみにしております!




鎌倉散歩2019~水無月編①~

関東も一斉に梅雨入りしましたね。

今日はふらりお散歩に行ってきました。場所はいつもの鎌倉。
予報ではお昼前から雨との事なので自転車ではなく歩いて駅まで行きました。帰路の事を考えると今日はいつもより短い滞在となりそうです。

北鎌倉で降りるとこの時期特有の大混雑。
北鎌倉駅は鎌倉駅に比べるととてもこじんまりとした駅舎なので人で溢れかえると歩くのにも難儀します。
まずは円覚寺へ。

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本日は北鎌倉周辺の紫陽花と安寧のお抹茶が目的。
いつもは開店直後の静かな安寧でお抹茶を頂いているのですが紫陽花の季節は開店前からどんどん人が並んでいました。それでも中に入ると外の喧騒が嘘のような静けさ。
お気に入りの窓際に座ると団扇とお花のおもてなし。こんな気遣いが嬉しいですね。

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この季節の上生菓子は青梅と紫陽花の2種。
欲張りな母は2種類、本を読みながらゆっくりと頂きました。
安寧では月に一度、ランチも頂けるそうで毎回満員になる程の人気だそうです。もっとのんびり出来る身になったらお昼にも訪れてみたいものです。

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この上生菓子。
違いは見た目だけかと思いきや青梅は薄い求肥で包まれた餡の中に青梅の甘露煮を忍ばせていて口に入れた時に嬉しい驚きに包まれます。紫陽花は淡い青と濃い青の濃淡が美しいきんとんを乗せた練り切り。
どちらも本当に美味しい。
安寧はおもてなしからお抹茶、お菓子まで細部まで気遣いが行き届いているのでついつい長居してしまいます。
最後はお盆に添えられた一枝をお持ち帰り。

一息ついた後は境内の紫陽花巡りをしました。
安寧を出た途端降り始めた雨。次第に雨脚も強くなってきましたが紫陽花たちは待ちわびていたかのように生き生きとしていました。
時期的には色づき始めかな。しかしこの色づき始めの淡い感じもまた大好きなのです。

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岩壁にはイワタバコがしっとりと咲いていました。こちらは見頃。

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さて、これからどうしよう。
今日はあまりバタバタしたくないので北鎌倉周辺をのんびり歩こうか。
調べると近くに光照寺というお寺があるみたい。
いつもは鎌倉方面に足を延ばすところを逆方向の大船方面へと進み、付近をてくてく歩きます。
大まかなエリアだけ決めてあとは運任せ。それが母のお散歩スタイル。
見つけられなかったら次回また来れば良いし、それよりも足の向くまま気の向くまま歩くのが楽しいのです。
交番の横に路地を発見。吸い込まれるように路地に入っていきます。
表通りは車通りも多いし人も多いのでお散歩なら断然路地がお勧め。しかし奥まった路地は地元の方の住むエリアなのでなるべく迷惑にならないよう気を遣います。
鎌倉はお庭が素敵なお宅が多いので歩いているだけでとても気持ちが良い。

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今回目を惹いたのは実は紫陽花よりもドクダミでした。
ドクダミなんてそこらへんに生えてるでしょとお思いかもしれませんが良く見るととっても可愛いお花なのです。しかもここ鎌倉には八重咲きのドクダミが自生しているらしくとても珍しい。
これ、ドクダミなんです。

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ね、葉を見るとドクダミという事が分かるでしょう?

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路地を歩いてはまた別な路地を歩き。
歩いているうちに北鎌倉には古民家を改装したようなレストランが多い事に気付かされました。
他にも古民家を改装した着物屋さんなど。どれも素敵で入りたいな~と思えど、さすがに着物は買えないしこの手のレストランは予約しないと入れなさそうだしまたの機会に。

路地を歩き尽した先にお目当ての光照寺がありました。
大通りから住宅地へと差し掛かる坂の手前にひっそり。

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■光照寺(時宗)
正式名称 西台山英月院光照寺
開祖:一遍上人
こちらのお寺は江戸時代にキリシタンを匿ったお寺として有名。
小さなお寺ながらシャクナゲやユキヤナギなど、季節を通じて花が楽しめます。別名シャクナゲ寺とも呼ばれているそうです。
鎌倉には紫陽花で有名なお寺が数多く存在しますがこの季節は何処も大混雑なので光照寺の紫陽花はゆっくりと眺めることが出来て個人的には好きです。
しっとりと濡れた石畳が風情ありますね。

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墓所周りには梅の木もあり、どなたが置かれたのか可愛く並んだ梅の実が。

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本殿でお参りを済ませた後はゆるゆると帰路へ。
帰り路は表通りを歩いたのですが駅に程近い場所に風情ある和菓子屋さんを見つけました。
あがり羊羹と書いてある。あがり羊羹って何だろう?
気になったら入るべし。
■松花堂

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こんにちは~と声をかけると奥から若い職人さんが出てきました。
あがり羊羹って通常の羊羹よりものど越し滑らかな羊羹なんですね。要冷蔵なところを聞くと羊羹と水羊羹の間位のお味なのかしら。
今日は鎌倉駅にも寄らないし家族へのお土産はここにしよう。
あがり羊羹1本と他に錦玉羹を購入。
あじさい、という名の錦玉羹。季節によって名前と色合いが変わるのかな。
再び訪れる楽しみが出来ました。

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錦玉羹は子供達に大人気でした。
まずは見た目で驚き「宝石みたい!」そして口に入れると思ったよりも硬くなくシャリシャリと不思議な食感に魅了されていました。
母のお散歩を子供達にもお裾分けできたみたいでなんだか嬉しい母でありました。

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鎌倉散歩、平日の朝一がお勧めです。
それではみなさま良い週末を。

ではまた。

【本日の本】

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■雨の降る日は考える日にしよう
柳田 邦男著

今日のような雨の日にうってつけの本。
今まで読んでいた選書リストを読破したので次なる物を、とたまたま手にとったのがこちらでした。
安寧でお抹茶を頂きながら読んだのですが題名の通り、すとんと自分の中に入ってきました。
雨の日の読書はどうしてこんなに集中できるんでしょうね。
子供の為の選書、という垣根を超えた「読んだ後に広がる余韻」を大切にした本が沢山紹介されています。
この本を通じてまた新たな本と出会えるかと思うと今から楽しみです。







夕暮れ時、おやつと私。

いつものチャイムが夕刻を知らせる頃。

些細な事でお父さんに当たってしまった母、足が向いたのはおやつ研究所さんでした。
手にはバケツ。
何となくその日は家に生ける気分じゃなくて、お願いしてお店の片隅に生けさせてもらう事に。

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週末は沢山のお客さまで賑わうおやつ研究所さんですが、今日は意外にも一日のんびりとしていたみたい。そういえば今日の電車も週末とは思えない人の少なさだった。そして目につくのはスーツケースを手にした人。この大型連休、旅行に出かける人が多いんでしょうね。

母がお店に着いた時は丁度雨が上がり、綺麗な夕焼けが雲間から覗いていました。
初めての家以外での生け込み。自ら言い出したこととはいえ緊張します。
ベランダのクレマチスも少し切って持ってきました。可愛い我が子、出来る事なら沢山の人に見てもらいたい。
おやつさんは店の奥で明日の仕込み。母は一人黙々と花生け。
夕暮れ時の静かな時間です。

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つい数時間前は別なうつわに生けられていた花達も今度は新たな棲み処に落ち着きました。
本日2回目の生け込み。今回は春らしいのびやかさを表現できたかな。
飾る場所はおやつさんのご厚意により特等席を用意してもらいました。
気恥ずかしいけどちょっぴり嬉しい。

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傍らには刺繍作家さんの素敵な小物たち。一針一針刺された刺繍が本当に素敵でした。
こんな素敵なハンカチが似合う女性になりたい。

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クレマチスは焼き菓子コーナーにちょこんと添えて、
お客さまの目に留まりますように。

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後片付けが終わった後は一息。
週末なのに奇跡的におやつプレートが残っていたので迷わず頼んじゃいました。
今日から始まった"新緑のおやつプレート"

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・和三盆の糖蜜ゼリーとお抹茶のパンナコッタ
・ヴィクトリアサンドケーキ
・焼き苺とクランブルのタルト(お好みのタルトorスコーンを選択)
・マリアージュフルールの香りの紅茶

春のおやつプレートが終わり、今日からは新緑のおやつプレートが始まったおやつ研究所さん。
糖蜜とお抹茶のパンナコッタが美味しかった。そして我ながらタルトの選択が間違っていないことに大満足。
苺のタルトは思っていたよりも甘過ぎず、むしろ苺の酸味を感じられてとても美味しく頂きました。初めて食べましたがこれは美味しい。そろそろ苺も終わりなので食べられるのはあと少し。
そしておやつさんのヴィクトリアサンドケーキはラズベリージャムを挟んだ正統派。
種のプチプチを感じられる華やかな香りのジャムがアクセントでこちらも絶品。生のラズベリーが手に入れば家でもジャムに出来るんだけどなあ、、と思いながら味わって頂きました。
食べ終わる頃には先程までの心のささくれがすっかり消えて無くなっていました。
家に帰ったら謝ろう。

帰り際、空を見ると綺麗な夕焼け。
明日は良いお天気になりそうです。

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ではまた。


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