迷走する小人

我が家の小さな生き物達との格闘の日々。 気ままに作るお菓子など・・・

映画

お盆休み最終日

お盆休みも終わりを迎え、明日からは通常営業ですね。
そろそろ生活リズムを整えていかないととお思いの方も多いのではないでしょうか。

母もその一人で、この帰省中8時起き&三食昼寝付きの生活に慣れてしまった為自宅に戻ってからどうも体がだるくて仕方ない。遊んで帰ってきたくせにだるいとは何事か!とお叱りのお言葉ごもっとも。
休みの間もいつもと同じ生活リズムで過ごす事の大切さを痛感するお盆休み最終日でございます。
あとは夏休み序盤の頃、家で汗だくになった服を着替えていたら脱いだ勢いで床につんのめってしまい、それを右手で受け止めてしまったが為に全体重が右手の平にかかってそれ以来痛い(涙)。
「それ手首を骨折する良くあるパターン」と周りから散々言われしょんぼり。
さすがに折れてはいないと思うんだけどこの回復の遅さ、歳を感じます。

さて、まだまだ終わっておりません母の夏休みの宿題。
パン焼き復習22作目は渦巻きパン。
自宅に戻ってきたので面倒なパンシリーズ再開です。
比較的最近習ったこの渦巻きパン、習った時はミルク味とチョコ味のシートから選べたのですが復習する時は好きなシートで作って良いみたい。他にもこのパン焼き復習の為に買わないといけない材料があったのでネットとにらめっこしていたのですが折込用シートって色々な味があるんですね。
そんな中から母が選んだのはソントンのメープルシート。ソントンといえば紙製の容器に入ったピーナツバターで子供の頃からお世話になっているので信頼性がおけるのとメープルを折り込んだパンが好きなので即決。
しかしたった1回の復習の為にこの量・・・あと3回は復習しないと掃けない(汗)。
しかも開封したらその日中に使い切ってねという無茶ぶり。そんなのパン屋じゃなきゃできないっつーの。

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とりあえず残りのシートについては追々考えるとして今日は渦巻きパンのみに集中。
膨らみすぎを抑える為か折込シートを使うパンはいつもの粉とは違う物を使います。卵とバターがたっぷりの生地の上にシートを乗せて左右の生地で包みこみ、縦方向に丁寧に伸ばしていきます。

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上下、表裏にひっくり返しながら50㎝程に伸ばしたら三つ折りにして今度は90度回転させて同様に伸ばしていきます。ここらへんはパイ生地と同じ。

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それを6等分して2本ずつをねじりながら渦巻き状にして天板に置きます。前回お教室で作った時は1個のサイズがなかなか大きかったので今回は生地1本だけで渦巻にして子供が食べやすいサイズにアレンジ。
ね~じねじ♪

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6個にするのは良い案でした。これで5人家族の我が家でも全員分賄える。

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二次発酵は軽めとの事だったので室温で15分程。最後に溶き卵とスライスアーモンドを乗せたらオーブンへ入れます。


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このパンは焼きあがるまでの香りがたまりませんね。今回はメープルシートを使ったので余計にそう思うのかも。
焼き上がりはこんな感じ。うひょ~美味しそう!
折込シートを使うパンは見た目もお店みたいなので家族の反応も新鮮でした。

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6個の渦巻パン、家族みんなで食べてあっという間に完食。
作ったパンが綺麗さっぱり無くなるのって作り手にとっては最高の誉め言葉。

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帰省中に子供達がハマったもの。
■Mr.ビーン~カンヌで大迷惑?!~

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帰省中の事。
ジジイが新聞読みたさに、群がる子供達を動画配信サイトで黙らせたのがきっかけで大ハマり。最初はドリフを動画で見せていたようなのですがお笑いという繋がりでたまたま見たみたい。
国は違えどこの手のコントは世界共通なのが良い。
Mr.ビーンは現代版チャップリンのような無声映画(に近い)なのですがチャップリンと違うのは顔の表情が本当に豊かでそれだけでもう子供達は大喜び。
実はMr.ビーンは知人から「ドリフが好きならMr.ビーンも良いと思うよ」と勧められたいたので近いうち借りようと思っていたので丁度良かった。
昨日ツタヤに行ったら映画版2作しかありませんでした。映画版よりもテレビシリーズの方が面白いらしいんだけどなかったよね。それでも大爆笑だったのでまあ良し。
Mr.ビーンってイギリスの作品なんですね。勝手にフランスだと思ってた。
嫌いな牡蠣の入ったシーフードプレートを山盛り出されたローワン・アトキンソンが早く食べろと笑顔で見つめるウェイターの目を盗んで隣のマダムのカバンに入れたりと芸は実に古典的なのですが、この古典芸が一番面白いのよね。
三兄弟で映画の好みが全く違う我が家のような場合はこの手の映画が一番平和に見てくれるので母は大助かりです。

ドリフが下品な笑いだと位置づけるならばMr.ビーンはちょっと上品な笑いという感じ?
個人的には茶色いクマさん人形が大好きです。


【子ども理科教室】ウニの受精を観察しよう!、の巻①

水曜日。

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昨夜焼いたフォカッチャは朝食にサンドイッチとして利用されました。
レタスを切らしていて彩りがイマイチですが中にはグリルチキンと目玉焼き、トマトが挟まっております。喜んだのはお父さん。旨い旨いとペロリと食べて出勤していきました。

さて。
今日も次男は学童。夏休みで一番イベント盛沢山なのは次男なんじゃないか?と思う程毎日楽しく過ごしております。母としても三兄弟が家に勢揃いするとすぐに喧嘩が始まるので一人でもいない方が気が楽というもの。まだ2年生なので長男のように家で必死こいて宿題しないといけないというわけでもないし。楽しく過ごすのが一番。
そんな本日は長男と三男を連れてエポック中原で上映される「夏休み親子映画会」なるものに行ってきました。一人200円で大きなスクリーンで映画を見れるなんてお得~。

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作品はこちら。

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■あなたをずっとあいしてる
絵本″おまえうまそうだな″で有名な宮西達也さんの原作をベースにした映画です。
おまえうまそうだな、は家にもあるのですが三男が特に気に入っている絵本。
一応ティラノサウスルシリーズとなってはいますが、おまえ~とは登場人物などは全く違うみたいですね。てっきりうまそうが出てくるのかと思ってたら全然出て来ないので随分原作と違うんだなと思ってしまいました。これは母の勝手な勘違い。
上映20分前に着いたら既に結構な親子で会場が埋まっていました。みんな近場で安いエンターテインメントを求めてるのね~。そりゃこの暑さだもん遠出なんてしたくないよね。
上映が始まると長男三男は身じろぎもせず観ていたので母は安心して夢の中へ・・
最初こそそこそこ観ていたのですが途中から意識が無くなり気付いたらゼスタが死んでバルドがボスになっていました(汗)。その後も肝心なところで意識を失い最後は死んだはずのセラが実は生きていた、というオチに「おいおい!」と一人突っ込み。
まあ子供向けアニメだから仕方ない。子供たちが楽しんでいたのでまあ良しとします。
母は1時間半の休息をもらったと思えば有難い限り。
映画の後は長男お勧めの中原駅前のとんかつ屋さんへ行きランチ。
さもない雑居ビルに入っていながら実はビブグルマンに載っている程の人気店らしく、ほぼ開店と同時に入ったのに9割程埋まっていました。
950円でこのボリューム。やっぱり揚げ物はお店で食べるに限るね。
3度揚げでサクサクこの上ない。
やっと母を連れて来られて満面の笑みの長男でした。

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今日は午後も予定がみっちり。
この後は13時半から生涯学習プラザで行われる子ども理科教室に参加するのです。
最初、学校からチラシをもらってきたときは応募者多数の場合は参加できないとあったので無理かなと思ったら特に何の連絡もなかったので定員超えしなかったらしい。てっきり自由研究に適した企画だったので応募が殺到するかと思ったのに読みが外れました。
話は戻り、子ども理科教室。
NPO法人かわさき市民アカデミーが主催する子供向け教室なのですが今回はウニの受精と発生の観察をテーマに数日に渡って観察する試みだそうです。
会場に入ると色んな学校の小4以上の子たちが20数名程。親は基本後方の椅子で見守るようなのですが、母は卵割の様子を見たかったので同席。
先生の机には雌雄のウニ。左が雄で右が雌。
ウニの産卵時期は特に決まってはいないそうなのですがホルモンが関係してるんだとか。
今回は排卵、排精?を促す薬剤を使って人為的に排卵させています。
良く見るとそれぞれのウニの生殖器から卵と精子がコップの水の中に落ちていくのが分かります。

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今回使用するウニはムラサキウニ。
今回の実験に際しては館山にある湾岸生物教育研究センターと東京応化工業の協力の下、実現した企画らしい。NPOなので企業の協賛なくしてはこういった事は自身では難しいのでしょう。
しかし子を持つ親にとっては本当に助かります。

さてさて、本日の工程説明が終わったらいよいよ実践です。
一人1個貸与されたポータブル顕微鏡を使ってプランクトンケース板なるものの使い方を真水で試します。
こんなのね。小さいけど100倍~250倍まで拡大できるみたいですよ。

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プランクトンケース板。

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使い方を学んだら次は本番。ウニの卵が入った海水をピペットで入れ、その後精子を投入。
予定では精子を垂らすと卵めがけて突進し、1分程で受精が完成して受精膜ができるらしい。
しかし理論的にはそうでも実際行うとなると話は別。一向に受精膜が張っているように見えず「そもそもこれは受精してるのか?」と疑問が浮上。
熱心に顕微鏡を覗く長男。

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一応、スクリーンには受精すると周りにこういう膜が出来て・・と写真が出ているのですが視力の低下が著しい39歳。外側に膜が張っているのか判別不能。張っているといえば張っている気もするし・・
たまらず先生を呼んでみるも先生眼鏡を外してレンズを見る。こちらは老眼らしい(笑)。

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しかし例え老眼でも相手はその道のプロ。「これは受精してないね~。多分時間が経って海水が乾いて卵が壊れたね。」
長男と母が受精卵だと思ったのは光の加減で膜が張っていると勘違いしたらしい。

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もう一度卵を入れるところからやり直してみよう、と言われ再度挑戦。
しかし受精する1分を過ぎても特に変化のない卵を見てガックリと肩を落とし。
その頃の三男。
映画を観た後お昼も食べクーラーの効いた部屋にいたらこうなりますよね。スヤスヤ夢の中。
こういう寝方学生以来してない気がする。懐かしいな~。母は特に宗教の時間にこうやって寝てたっけ。

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一方の長男は諦めない。
周りの子達が早々に飽きているのに対してこういう事には諦めが悪いというか粘り強いパワーを発揮します。意外と研究向きなのかも。
その後もやり直しては先生を呼んで見てもらい、母と三男が先に帰った後も頑張って実験を繰り返しようやく20個程の受精卵を見つける事に成功したようです(結局、卵自体の生きが悪かったので受精に至らず新たに新鮮な卵を使って試みたら成功したらしい)。その頃には教室に残っていたのは長男入れて2名程。時間を忘れて没頭していたのか・・見上げた根性だ。
「卵に精子を入れるとね、一斉に卵目掛けて精子が泳いでいくのが見えたよ!」と目をキラキラさせながら話している長男を見ると、ウニの卵割なんてまだ早かったかな、半ば押し付けみたいにやらせて若干後悔していた母でしたが無駄ではなかったなと思ったのでありました。

今日は13時半から16時半まで3時間観察し、あとはマイウニ(自分で受精させた受精卵)の卵割を数回に渡って観察しに行き最終的には家に持って帰って経過を見守るようです。
文献によると1回目の分割だけで大成功らしいので明日どうなっているのかが楽しみです。卵割終わってるかな~。
順調にいけば2日でプルテウス幼生になる受精卵。
幼生まで辿り着けなくてもレンズ越しに見える変化から長男なりに何かを学んで欲しいな~と思う母なのでありました。
それにしても今日は昨夜のハヤシライスに助けられました。
一日中外出していたので帰ってからじゃ何の食事も用意できなかったわ・・多めに作っておいて良かったハヤシライス。

ウニといえども立派な生き物。
母が子を授かる時に同様の変化がこの体内で行われていたと思うとなんだか神秘的ですね。





メリーポピンズリターンズを観る、の巻

本日のお花。

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所用で元住吉に行った帰りに久しぶりにビアンカさんに立ち寄りました。
大好きなクレマチス。たっぷり水を吸い上げ生き生きとしているところを数本お買い上げ。
今週もお花から元気をもらって頑張るとしますか。

今日は朝から本降りの雨でしたね。
子供達を送り出した後はなんとなく鬱々する気分を払拭すべく家の掃除を始めた母。
性格かもしれませんが掃除をすると綺麗になった分、気持ちも軽くなります。
今日は扇風機を全部分解して洗いました。床の雑巾がけもして少し気が紛れた後は外へ。
そういえば最近、冬でもないのに手が荒れております。
荒れている上にカサカサなので良く物を落とします。これは季節のせいではなく歳のせい?
衰えと共に指先の油分も失われているという事でしょうか。
手荒れのケアは冬だけだと思っていたのにこれからは一年中就寝前のハンドクリーム塗りをしなければならないのかと思うと憂鬱・・・。
アンチエイジングには否定的ですがエイジングケアは大人の女性としてのたしなみだと思っているので最低限頑張りたいと思います。

この週末は久しぶりに映画を2本も観ました。
昨夜観たのはこちら。

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■メリーポピンズリターンズ

ご存知メリーポピンズの続編。
前作では子供だったバンクス姉弟が大人になってからのお話です。
『大恐慌のさ中のロンドン、妻に先立たれたマイケルは3人の子供と共に貧しいながらも幸せに暮らしていました。そんなある日、銀行から家を差し押さえる旨を告げられます。
窮地に陥るマイケル。
そんな家族の元に風と共に舞い降りた一人の女性。
それは懐かしいメリーポピンズでした。
一人身で仕事に育児に奮起しているマイケルを見かね再びバンクス家の教育係として舞い降りてきたのです。
エレガントでしつけに厳しいメリーポピンズ、彼女のかける魔法によって次第に家族は希望を取り戻していくのです。。』

主演はエミリーブラント。"プラダを着た悪魔"でミランダのアシスタント役をしていた記憶しかない母ですがその完璧なまでの美しさは見るに匹敵します。
まさに非の打ち所のない美女。
メリーポピンズを演じるにあたっては原作を読み込み、前作も何度も見て研究して自分なりのメリーポピンズ像を築きあげたエミリーブラントですがなんというか全てが完璧過ぎてちょっと近寄りがたいメリーポピンズになっている感が否めませんでした。そこを目指したのかどうかは分かりませんが個人的にはジュリーアンドリュース演じるメリーポピンズの方が好きでした。
単にジュリーアンドリュースが好きなのかもしれませんが(汗)。
あとはこの作品の監督が"シカゴ"の監督という事で歌やダンスがかなりシカゴっぽかったです。
ペンギンと踊るシーンなんかはまさにそうでジャック(初代映画では煙突掃除人だけどリターンズでは街灯点灯夫)とメリーポピンズとの二人の掛け合いは見事で、ダンスのキレも最高。だけどそれはメリーポピンズではない!と思ってしまいました。
それと中盤で出てくるメリルストリープ演じるメリーポピンズの叔母?のトプシー。
このキャラは必要なのか??と疑問なのですがこれまた「くるみ割り人形と魔法の王国」同様、ティムバートンっぽいキャラ(笑)。もしくはアリスインワンダーランド。(どっちもティムバートンだった。。)
キャストで良かったなと思うのはジャック(リン=マニュエル・ミランダ)。
歌も演技もとても上手で、ともすれば冷徹に見えるメリーポピンズを上手に柔和してくれました。

そんなリターンズですが、前作を踏襲している部分も多く、レトロなアニメと実写を融合させたり街灯点灯夫の一糸乱れぬダンスシーンも健在でした。
歌は全て新たに作ったようです。
母は煙突掃除人の"Step in time"が歌もダンスも大好きだったので今回、街頭点灯夫のダンスシーンがどんな形になるのか楽しみにしていたのですが良くも悪くも現代的で前作を上回るシーンにはなっていませんでした。何でだろうな~、前作にあったタップが無かったからかなあ。違うと思うんだけどな~。
前作はチムチムチェリーなど名曲が多数ありましたが、残念ながらリターンズではそこまでの曲はありませんでした。
心に残る映画って努力とか技術だけで生み出せるわけではないんですね。
良い機会なので記憶に残るうちに前作と観比べてみたいと思います。

今回リターンズを観て、昔のメリーポピンズに会いたくなりました。
ではまた。

【本日の読み聞かせ絵本】

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■ぜったいたべないからね
ローレン・チャイルド:作
木坂 涼:訳

『おにいちゃんのチャーリーは、ときどき いもうとローラの めんどうを みなければなりません。
でも それは、とても たいへんな こと。
なぜって・・・
「あたし、たべないからね。まめも にんじんも たべないからね。
たまごも ソーセージもダメ。
カリフラワーだって キャベツだって、にまめだって たべないからね。
バナナだって オレンジだって、それから れいの トマト!
ぜーったい、たべないからね。」
いもうとは すききらいが はげしいんです。』

挿絵を見てどことなくシニカルヒステリーアワーを彷彿としてしまう母。
それは置いておいて。
兄目線で描かれたこちらの絵本。「チャーリーとローラのおはなし」というシリーズで他に2作あるみたいです。
好き嫌いが多くてとにかく我儘なローラ。
その強情っぷりが絵に表れていて、ついクスッと笑ってしまいます。
そんな我儘な妹に困りながらもどうにかして嫌いな食べ物を食べてもらいたい兄のチャーリー。
そこで思いついたのがにんじんを"えだみかん"と言い張り、ローラに「これはにんじんじゃない」と思いこませます。えだみかん・・?そんなの聞いた事ない。じゃあ一口だけ。
妹の性格を知り尽くしたチャーリーならではの発想の転換がとても面白い。
豆は"あめだまみどり"。地球の反対側ではその粒々が空から降ってくるんだって。
でもあたし、食べないからね!
あそう?じゃあお前の分も僕が食べちゃおう。滅多に食べられないからさ。ラッキー。
気の強いローラは、「待って!じゃあ一粒だけ」とまんまと兄の作戦にハマります。
・・食べてみたら言う程不味くない。

こんなお兄ちゃんがいたら好き嫌いが無くなっちゃうかも。
読み終えた後、もしかしたら「あれ嫌いだけど一口だけ食べてみようかな?」って思うかもしれませんよ。
幼稚園~小学校低学年向きかな。
学校での読み聞かせにも向いています。

【お知らせ】
6/25(火)21:00~
コビトヤ7月分の予約を開始致します。
7月は夏休みに入る為、通常よりも開催日数が少なくなっております。(8月は夏休みを頂いております)
ご迷惑をおかけ致しますがどうぞ宜しくお願い致します。
夏休み前の最後の一か月、皆様にお会いできますのを楽しみにしております!





パッドマン~5憶人の女性を救った男~

日曜日。

アラームを気にすることなく眠れるこの身の嬉しさよ。
9時位までしぶとく惰眠を貪っておりました。
朝食はスコーンプレート。気軽に作れるレシピを知ってからは週末のお楽しみになっております。
添えたジャムはブラムリー、レモンカード、そして苺ジャム。
今回は狼の口が開き過ぎることなくお上品な感じに仕上がりました。

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昨夜は久しぶりに映画を楽しんだ母。
お伴はもちろんほろよい。いつの間にか冷蔵庫に増えていた新発売アロエ味。←お父さんが買っていてくれたらしい。

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観たのはこちら。
題名からして面白くなさそうと踏んだお父さんはそそくさと布団へ。母一人で鑑賞です。

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■パッドマン~5憶人の女性を救った男

現代のインドで生理用品の普及に人生を捧げたある男性の実話。
『インドの小さな村で新婚生活を送る主人公の男ラクシュミは、貧しくて生理用ナプキンが買えずに不衛生な布で処置をしている最愛の妻を救う為、清潔で安価なナプキンを手作りする事を思いつく。
研究とリサーチに日々明け暮れるラクシュミの行動は、村の人々から奇異の目で見られ、数々の誤解や困難に直面しついには村を離れるまでの事態に・・
それでも諦めることのなかったラクシュミは、彼の熱意に賛同した女性パリーとの出会いと協力もあり、ついに低コストでナプキンを大量生産できる機械を発明する。
愛する妻を救いたい・・
その想いはやがて全女性たちの救済に繋がっていく。』

バッドマンならぬ『パッドマン』です(笑)。
最初、ツタヤで借りてきた時に子供達が「バッドマン?俺も観たい~!」と騒いでおりましたが決して小学生以下の男子には見せられる代物ではございません。というか説明するのも面倒だし今する必要もない。
今回初めてインド映画を観た母、インド映画というと脈絡もなく踊り出すイメージが強かったのですが(踊るマハラジャのイメージ)その手の踊りは作中に1回出てくる以外は他の映画と何ら変わりませんでした。
興味深かったのはやはりインドという国の文化でした。IT企業にどんどん人材を送り出す程のIT先進国でありながら未だカーストという階級制度が根強く残るこの国の二面性。
作中でも「こんなことが未だにあるの?」と驚くような古い慣習がとても多かったです。
特に宗教的な慣習が根強いインドでは血=穢れとして忌み嫌われ、生理中の女性は経血が無くなるまでの5日間は家の中に入れません。家のベランダなど外に専用の部屋があり、5日の間はそこで過ごさなければならないのです。
また、生理用ナプキンは高価な為、インド国内での使用率はたったの12%。その外の女性はボロ布を洗って使い回したり枯れ葉や灰など、私達日本人からしたら信じられないような物を使って処置をしているのです。そんな衛生的とはとても言えない中、感染症で病院を訪れる女性は後を絶たないんだとか。
女性の地位がまだまだ高いとは言えないインドでは女性本人も生理がなんの為に、どういうメカニズムで起きるか知らないのが殆どで、正しい知識がない為に「血で汚れている自分は汚らわしい存在なんだ」と思う人も少なくないんだそうです。

この映画ではラクシュミが、妻が生理中に不衛生な布を日にも当てずに干している姿を見て「もっと衛生的な物を使って欲しい」一心で一念発起するところからスタートします。
しかしラクシュミの一途な想いは閉鎖的な村人にとっては奇異に映り、小さな村にどんどん噂が立ちます。
どうしてあなたは女の秘め事に首を突っ込むの。こんな恥をかくくらいなら死んだほうがマシ。
ついには妻のガヤトリにまで見放されるラクシュミ。
ラクシュミは所詮男性。どうしたって使用する本人にはなれっこないのです。
物語後半はパリーという心強い女性パートナーを得て躍進するのですがそれでも壁は幾度となく立ちはだかります。
それでも「月に5日。その間は仕事にも行けず学校にも行けず年間にしたら60日。その間は女性は何も出来ない、死んだも同然。それが安価で衛生的なナプキンを全女性が買う事が出来たら2か月寿命が延びるということ。」を信条に最後は国をも、世界をも動かす事になるのです。

この映画を観て思ったのは、昔日本にも似たような慣習は確かにあり今でも別に生理についてインド程ではなくても大っぷらに話す事はありませんがそれでも殆どの国では学生時代に生殖やそれに関する事を学び、少なからず知識があるのでこのような差別は起こり得ません。
映画を観た後に少し調べたのですが現在日本ではNGO団体が女性がこういった事で悩まぬよう、きちんとした衛生教育を届けることをモットーに布ナプキンを届ける支援をしているそうです。
何故、使い捨てナプキンではなく布ナプキンなのか?
それは使い捨てナプキンは石油から出来ている為、廃棄から焼却までのインフラがきちんと整っていない国では処分しきれず不衛生な状態で捨てられる可能性が高く結果的にその国に受け入れられない事になるからだそうです。

私達人間は目の前の大きな問題にばかり目がいってしまいがちですが、影に隠れたこういった問題こそきちんと気付いてあげないといけないんだな、と考えさせれた映画でした。

【お知らせ】
6/25(火)21:00~
コビトヤ7月分の予約を開始致します。
7月は夏休みに入る為、通常よりも開催日数が少なくなっております。(8月は夏休みを頂いております)
ご迷惑をおかけ致しますがどうぞ宜しくお願い致します。
夏休み前の最後の一か月、皆様にお会いできますのを楽しみにしております!









世界で一番ゴッホを描いた男

まずは御礼から。

昨夜のコビトヤ6月分の予約に際しましては沢山のご予約を頂き誠にありがとうございました。
有難くも今月も満席となりましたのはひとえにお客様方のおかげです。
また、今回ご希望に添えなかった方に関しましては誠に申し訳ございませんでした。
キャンセル待ちにつきましては随時受け付けておりますのでどうぞお気軽にお問合せ下さいませ。

さて。
今年もこの季節がやってきましたね。カルピス~♪

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加齢と共に疲れが翌日、翌々日に来るようになった我らは今日が一番しんどかった。。
それでも毎度の食事は作らねばならないのでヨロヨロと買い出しに向かい、帰ってからはしばらくベッドに倒れ込んで昏々と寝ました。まだ梅雨も来ていないというのにこの暑さ。
一体日本はどうなってしまったのでしょうか。

最近観た映画。

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■世界で一番ゴッホを描いた男

『複製画制作で世界の半分以上のシェアを誇る油絵の街、中国は深圳市にある大芬(ダーフェン)。
出稼ぎでこの街にやってきた趙 小勇(チャオ・シャオヨン)は独学で油絵を学び、20年もの間ゴッホの複製画を描き続けている。
絵を描くのも食事も寝るのも全て工房の中。
趙 小勇にはゴッホ美術館へ行くという夢が出来た。本物の絵画からゴッホの心に触れて何か気づきを得たい、今後の人生の目標を明確にしたいという思いと共に。
どうしても本物のゴッホの絵画を見たいという想いは日増しに募り、ついに夢を叶えるためにアムステルダムを訪れる。
本物のゴッホの絵画を見て衝撃を受けた趙 小勇はいつしか、自分の人生をゴッホの生き様に写し合わせ、何をすべきか自分を見つめ直すようになる。
果たして自分は職人か芸術家か。
思い悩んだ趙 小勇はある決断をする。』

90分に渡る完全ドキュメンタリー形式で進むこの映画。
2016年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭に出品以来、様々な映画祭で上映されてきた本作。その後短縮版がNHKのBS特集で放送されDVDになりました。
母はテレビ放映の時に偶然見て強く印象に残ったので今回DVDを購入しました。
レンタルでも良かったんだけどこの手のドキュメンタリーは絶対ツタヤに無さそうだったので止む無く購入。どうしてももう一度最初から観たかったのです。

舞台は中国は深圳市にある複製画の街、大芬。
ひしめき合うように建ち並ぶ路地という路地に複製画に携わる人々が溢れ、昼夜を問わず絵を描きます。描いているのは誰もが一度は目にした事のある有名な絵ばかり。
大芬は複製画の街。
海外からひっきりなしに注文が入り、月に千枚単位の絵を描いて生計を立てる彼らは自分たちの描いた絵が一体いくらで売られているのか知る術もありません。生きる為に描く、ただそれだけ。
そんな中、趙 小勇は自分の描く絵に誇りを持っていました。こんなに注文が来るのは自分の腕を見込まれての事。一体どんな高値で売られているんだろう・・・
そんな小勇はいつしかゴッホにより近づきたいという想いが芽生えます。自分はこれまで何千枚とゴッホの絵を描いてきたがまだ一度も本物を見た事がない。本物のゴッホの絵を見たら新たな気付きを得られるのではないか。
そんな趙 小勇に妻は冷ややかな言葉を投げかけます。そんなお金が一体どこにあるの?
安月給でどんどん弟子が辞めていっているのに本物を見てどうなるというの。
それでも想いは強くなるばかり。とうとう夢のアムステルダムへ行けることになります。
しかしそこで趙 小勇が見たのはしがない土産物屋で売値の10倍の値段で売られている自分の絵でした。俺が受け取った10倍の値段で売られている、しかもどんな画廊で売られているのかと思ったらこんな場末の土産物屋で。。
受注はいつもメールだった。相手の顔が見えないメールではどんな嘘もつける。
優位な立場のバイヤーと上手く手の平で転がされる大芬の人々。
そんな失意の下、夢にまで見たゴッホの絵を見た趙 小勇は自分があまりにも小さな世界で生きてきたかを思い知ります。本物と自分の絵を比べるのもおこがましい。。
帰国した趙 小勇は、結局俺たちは職人。職人が画家が芸術家になるのは絶対的に難しい。
そして美術館の人に自分が複製画を20年も描き続けてきたことを褒められながらも
「あなた自身の作品はないのか」と聞かれた事に初めて焦りを感じます。
これだけ絵を描いていながらオリジナルの作品がない、と。
自分は職人か、芸術家か。

悩んだ末、小勇は複製画と決別し新たな出発を決意します。
最初の作品は工房の絵。
2DKの狭い部屋で複製画を描き続けてきた十数年。結婚、子育て、弟子の育成全てこの工房で。
あの頃は大変だった。
毎日、ここで子供をあやしながら夜遅くまで絵を描いた。。

最後の妻の言葉がとても印象的でした。
「結婚当初は将来が不安だった。
でも、絵に色を重ねるように少しずつ歩んできたの」
中国という広大な国の中の小さな街で繰り広げられる一人の職人の生き様。
格差社会の中に生きながらもそれでも逞しく生きる人達は、安穏と生きる私達が学ばなければならない事が沢山あるなと感じました。

機会がありましたら是非どうそ。
ドキュメンタリーが好きな方にはお勧めです。





















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