迷走する小人

我が家の小さな生き物達との格闘の日々。 気ままに作るお菓子など・・・

観劇など

ユタと不思議な仲間たちを観る、の巻(当日編)

今日は待ちに待った日。

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どれだけこの日を待ち侘びていたか。チケット獲得に奔走しなんとか取れた後は原作を読み。
そして迎えた本日。栄養ドリンクも飲んだし準備万端!
準備編↓
http://blog.livedoor.jp/koaji1117/archives/5636571.html

12時半開場なので少し前に家を出て品川で軽い昼食。
もうこの時から軽い動悸を覚える母にやや冷めた長男・・あれ?(汗)。

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食後のデザートを食べながら「そういえば劇団四季は何回目だっけ?」と尋ねる母に2回目と長男。そうか、母だけが長男次男双方に同伴しているので一番観ているのか。
長男は2年前のエルコスの祈り以来の2度目の劇団四季。劇場は自由劇場です。

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会場に入るとまず目に飛び込んで来たのは沢山のお祝いのお花たち。

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そしてこのミュージカルの演出を手掛けた今は亡き浅利慶太さんの写真が。
『ユタと不思議な仲間たち』の上演を誰よりも望んでいたという浅利さん。劇場後方のテーブルにも写真が置かれ、今もそこに浅利さんご本人がいるかのようなそんな気がする不思議な空間でした。

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さて、開演です。
湯の花村に母と共に引っ越してきたユタが村の子供達にいじめられ、ペドロ達との出会いを描く第1幕とこれまでの弱虫な自分から抜け出そうとするユタとペドロ達との別れの2幕構成。
のっけから想像を超える演出に度肝を抜かれました。
この演目は『ユタと不思議な仲間たち』ですが完全に主役はペドロですね、キャスト紹介でも一番最初に書かれているので多分そういう事なのでしょう。
今回初めてパンフレットを買ったのですが、ペドロ達がやけに歌舞伎っぽいと思ったら浅利さんの大叔父にあたる方が市川左團次なんだそうでなるほどという感じ。
そういわれてみれば最初の方でユタがお化けを怖がるシーンがあるのですがヒュードロドロ・・という効果音もペドロ達の踊りも歌舞伎役者が見得を切るのにそっくり。
500席足らずの小規模劇場なのでキャストの演技だけでなく表情も良く分かるのもとっても良かったです。
ペドロを始めゴンゾやダンジャ、ヒノデロ、モンゼもそれぞれキャラが立っていて原作を読んで創り上げた母自身のイメージに全く遜色ない、むしろそれを上回るペドロ一家でした。
母は特にペドロとヒノデロが好きだったな。
ヒノデロの女郎っぽいしなだれかかるような所作やしなやかな指先、最前列の観客に流し目を使うところなんて、いや~前の席で狙い撃ちされたかったと正直羨ましかった(笑)。
今回の演目はファミリーミュージカルではないので子供の観劇率は低いかなと思いきや、結構いました。そしてさすが四季だなと思ったのがやや重い内容の演目なのに笑いの要素をきちんと取り入れていて子供でも飽きさせない内容になっていました。ちょっとした一言で会場を大爆笑の渦に巻き込むなんてそう出来るものではないです。隣の長男も大爆笑。

演出も小さな劇場だからと侮るなかれ。
エルコスの祈りの時もなかなか驚きましたが今回は人間界と異世界を行き来するという設定なのでそこをどう演出するのかに興味があった母でしたが、原作のイメージを変える事なく見事にその世界観を表現してくれました。ペドロ達の登場シーンはもう1度、もう2度は観たい。
2幕目の長者山におむつを干しに行くところではフライングで宙を飛び、お見事。
そしてダンスと歌。
全体的にダンスシーンはさほど多くない『ユタと不思議な仲間たち』ですが後半のユタと大作達の抗争シーンは一体何分間このペースで踊るの??と驚く程の息の合ったダンスでした。
互いの力を見せつける、といった感じのダンスなのですが一瞬ウエストサイド物語に見えた母。
とにかくキレが最高で踊り終わりには観客から大喝采。素晴らしかった。
歌はやっぱり"おれたちゃペドロ一家"と"生きてるって素晴らしい""友だちはいいもんだ"が好きかな。曲は演歌の要素がふんだんに盛り込まれているものが多く、拳が効いていたのが新鮮でした。
"友だちはいいもんだ"の歌詞には泣かされました・・歳をとるとこの手の合唱には涙無くしては聴けません。
つまりどれも良かったって事です。しかし歌まで東北弁なのには驚いた。すごい徹底ぶりなのね(笑)。
その後に訪れるペドロ達との別れは知ってはいたけどやっぱり物悲しい終わり方でした。
エルコスの祈りの時は悲しいながらも笑顔で別れる終わり方だったのに対して『ユタと不思議な仲間たち』はしんみりとした別れ。季節が秋というのもその寂しさを増幅させたのかも。

セリフが全編東北弁なのも東北出身の両親を持つ母にとっては好感が持てました。
この東北弁にとことんこだわったという浅利さん。
「日本で一番美しい言葉は東北弁だと思う。あの柔らかな響きが標準語だったら、日本におけるオペラと詩劇の完成は一世紀早まっただろう」
母にとって東北弁は昔から聞いている馴染みの深い言葉ですが、こうして観ているとまるで祖父母のいる東北の地にいるかのような気持ちになりました。
とはいえ子供にはこの東北弁は耳から一度聞いただけでは瞬時に脳内変換されないかもな、とも思ったのも事実。母は当然分かるにしても長男は原作(原作は標準語で書かれている)を読んでいるので初見で観ても理解できましたが、子供にはなかなかセリフの細かいところまでは理解できなかったんじゃないかな。
そう思うと余計に『ユタと不思議な仲間たち』はもっと上演期間を延ばして欲しかった。
ペドロ達やユタをもっともっと観たい。
余談ですがペドロ演じる下村さんは今までずっとヒノデロを演じていたそうです。そのヒノデロがハマリ役だったのでてっきり今回もヒノデロだと思ったらまさかのぺドロで驚いたらしい。
そして寅吉じいさん演じる菊池正さんが昔のペドロ。
昔、小夜子を演じた野村さんは今回演出を担当。
昔のユタと今のユタのメンバーが形を変えて再び一同に介すのは何度も観た人にとっては感慨深いんだろうなあと思いました。

あっという間の2時間。
生きたくても生きれなかったペドロ達の魂の叫びが心に余韻を残す、そんな時間でした。
長男は終始瞬きもせず熱心に観ていて、終わった後も面白かった!とは言っていましたがやはり終わり方が長男なりに何か寂しさを感じたようで若干歯切れが悪かったです。
それにしてもペドロ演じる下村青さんが途中から市村正親に見えてきたのは何故だろう・・彫の深さと渋い歌声が似てるのかも。下村さんの歌声、もう一度聴きたい。

次は10月のアラジン。
こちらはエンターテインメント性抜群なので次男と思いっきり楽しんできます。

【余談】
観劇の後、ちょっと寄り道して浜離宮公園へ。
なんだか出征前の日本兵に見えるのは斜め掛けのカバンと国旗のせい?

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今は藤の花とツツジが満開でした。
そして名もなき花。芝生を覆うように咲いていたこの花の名前は何だろう。とっても愛らしい花でした。

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双眼鏡で池の亀を観察する長男(笑)。

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ユタと不思議な仲間たち(準備編)

朝の生け込み風景。

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芍薬が店頭に並ぶとチューリップの終わりを実感します。
普段はあまり華やかな花を好まない母ですが、芍薬だけは何故か惹かれてしまいます。牡丹でもなくて芍薬。
多分、このエネルギーを溜めた固い蕾から花開くまでの経過が好きなんだと思います。
芍薬は水の吸いが悪いので水揚げはしっかり。
そんな母、これからしばらくは芍薬を求める日々が続きそうです。

先日、劇団四季のチケット争奪戦に負けて「ユタと不思議な仲間たち」のチケットが取れなかったと嘆いていたのは記憶に新しいところですがその後友人から耳寄り情報を教えてもらってなんとゲット出来ました!(涙)。

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普段から情報通の友人。実は母と同じ食材宅配サービスを利用しているらしく、毎回届くカタログの中になんと抽選販売ではあるものの「ユタと不思議な仲間たち」のチケット購入が出来るみたいだよ~と教えてくれたのです。しかもそこに目を付ける人はあまりいないのか結構な当選率らしい。
・・・なんと。そこはノーマークだったわ。さすが。
早速購入ボタンを押してチケットの当選を待ちます。友人の話では特に当選の連絡はなく当たった人には突然チケットが届くらしい。じりじり待つこと数週間。
そしてついに届きました!やったー!
席は1階のかなり後方でしたがセンター席だし以前に同じ自由劇場で殆ど同じ席でエルコスの祈りを観て全く問題なかったので今回も大丈夫そう。グフフ
さて。となると今年は現段階で2回劇団四季を観に行くことになりました。
5月のユタと10月のアラジン。毎年兄弟に順番で劇団四季を見せているので今年は長男の番。どちらが見応えあるかと言えば多分アラジンなんだろうけど次男にはユタはちょっと難しそう。長男はどちらもいけそうだけど・・悩むところ。
結局、長男にユタを見せてアラジンは次男と行く事に。アラジンはまた来年長男と行けば良いし。
さ~て、にわかに楽しくなってきましたよ。

『ユタと不思議な仲間たち』は浅利慶太追悼公演として期間限定で上演される劇団四季のミュージカルです。
原作は三浦哲郎著「ユタと不思議な仲間たち」

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舞台は東北地方の山あいの湯の花村。
突然の事故で父親を亡くした勇太は母親と一緒に母の実家のあるこの村へ引っ越してきました。
のどかな村だけど村の子供たちは都会からきた勇太をよそ者扱いし、勇太はいつもひとりぼっち・・
勇太の拠り所は世話になっている旅館の寅吉じいさんだけ。
ある日、勇太は寅吉じいさんから"座敷わらし"の話を聞きます。
「そんなに友達がいないなら座敷わらしと友達になったらええ」
寅吉じいさんの話に半信半疑の勇太でしたが怖いもの見たさで座敷わらしに会えるという満月の日にとうとう離れでの夜を過ごす事になるのです。
ひとりぼっちの勇太と座敷わらしたちとの不思議なお話。

東北地方に古くから伝わる座敷わらしのお話は有名ですが、旧家に棲みつく子供の妖怪でその家に繁栄をもたらすという事位しか知らなかった母。
原作を読んでみると実は座敷わらしの起源は生まれて間もない赤子が口減らしの為に殺されたり、飢饉で飢えて死んでしまった、生きたくても生きられなかった無念な想いを抱いた子供の魂という事を知りました。
座敷わらしの起源には諸説あるようですが、共通しているのは悲しい歴史。
今回、事前に原作を読んでから当日を迎えようと図書館で借りて長男と読んでいるのですが"座敷わらし"という言葉さえも知らない長男にとってはこの事実は驚いたようです。そもそも"口減らし""間引き"から説明しないといけないので現代の子供たちには理解できない事だらけ。
母がこの『ユタと不思議な仲間たち』を観たいと最初に思ったのは実家の両親が東北出身という事で南部弁で演じる劇団四季ってどんなものなんだろう?という好奇心がきっかけでした。
それが原作を読むにつれて昔の日本の負の側面を知る事になり、親子でとても考えさせられました。

とはいえ本の内容は終始明るくメルヘンで、特に勇太がペドロと共に座敷わらしの世界へ行くシーンなんかは字面を追いながら脳裏にその光景が浮かんできてワクワクします。
幼くして亡くなった座敷わらしたちは歳こそ何百歳だけど姿形は生まれた時(死んだ時)と同じ格好。
齢130歳なのに未だにオムツが取れない座敷わらしはいつもおしっこ臭い。
そんな場面を読んでいるとどことなく紙面からもその匂いが漂ってくるから不思議。
今回は舞台の前に原作を読むか読まないかでしばし悩んだ母でしたが、この事実を多少知ってから当日を迎えるのと迎えないのとでは舞台の印象がかなり違うものになるはず。
もちろん、まっさらな状態で観て感じる印象もとても魅力的なのですが。
悩ましいところですね。

それにしても母がこれだけ欲しくて頑張って手に入れたチケットなのにネットに散見する転売チケット。
企業が元々確保している席ならいざ知らず、個人が転売目的で大量にチケットを購入してそれを欲しい人に割高な値段で売りつける事には疑問を感じ得ません。
本当に欲しい人が不公平なく正規の値段で買えるようにして欲しいです。
なにはともあれ、今回は朗報を教えてくれた友人に感謝です。

当日が楽しみ。







なかはらミュージカル『GREIFEN』を観る、の巻

土曜夕方のこと。

長男のお友達が出演するミュージカルを観に行ってきました。
そのお友達とは、先日のバレンタインで長男にチョコをくれた女の子。
なかはらミュージカルに籍を置くNちゃん、実はとっても恥ずかしがりやなんだとか。当初、その内向的な性格を改善すべくお母さんが入れたそうなのですが今や舞台で演技する楽しさを覚え、自ら来年度もやりたいと言う程その魅力にはまっているそうです。

開場は16時半だったのでその前に駅前で用足し。
来週のホワイトデーのお菓子や今日の終演後にNちゃんに渡すお花を買いにお花屋さんへ。
・・・花束ひとつ選ぶのにまるで戸建でも買うかのような悩みぶりの長男。

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長男にとってNちゃんのイメージは黄色らしい。母が勧める色をことごとく「それじゃない」と却下し、黄色のエリアで熟考。そして「これ!」と言ったのが4,000円もする花束。オイ!
一緒にホワイトデーのプレゼントも渡すんだからそんなに高い花にしたら相手がびっくりするからやめろ。これだから慣れない男は・・何でも大きい&高い方が良いと思っている節がありますね。
ちなみにホワイトデーのプレゼントも、ららテラスに東急スクエア、ヨーカドーの3つを行脚して決めました。長男の同伴は長丁場になるから疲れるわー・・
今週末はホワイトーデー商戦のピークらしく何処に行っても試食をさせてくれたのが嬉しい副産物でした。
「おやつ要らないね~」と言い合う位、何処でも贅沢に試食させてもらえました。
長男が選んだのは可愛らしい小箱に入った色とりどりの小さなチョコ。薔薇やハートをかたどったチョコがとってもキュート。母もこれが良いんじゃないかな、と思っていたので長男、ナイスセンス!(笑)可愛いだけでなく味も美味しかったのでお勧め。

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さてさて。
時間になったので会場へ。
お母さんから「早めに来て並んでた方が良いですよ(自由席なので)」と聞いていたので開場40分前には着いたというのに既にかなりの人数が並んでいる!完全にナメてた・・
中原市民館を初めて訪れた母、2階にホールがあるんですね。
今回の演目は「GREIFEN」

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市民でつくるミュージカル、をテーマに地域は違えど同じ川崎市に住む人が一緒になって創り上げるなかはらミュージカル。
まあでも市民ミュージカルだしそんなにお客さんも来ないよねと思っていたらなんと2日間の日程全て完売御礼。ひょえー、凄いわ。人気あるんですね。
母と長男、チケットを手にしばし待ちます。・・横で「ねえ今何分?」と5分毎に聞いてくる長男がうざったい。
今回の演目「GREIFEN」は全部で4公演。2組に分かれて2日に渡って演じられます。
Nちゃんは風組。

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いよいよ開演です。
「GREIFEN」は大正時代の川崎が舞台。
度重なる多摩川の氾濫に悩まされていた御幸村(当時の中原区)の人々は何度も政府に築堤を訴えるも全く聞き入れてもらえません。多摩川が氾濫する度、畑や田んぼは流され多くの犠牲を払ってきた人々はもう別な土地に移り住むしかないのか・・と諦め始めます。
そんな所に一人の女性が立ち上がりその力は御幸村の他の人々を巻き込んでやがて大きな渦となります。
時代と行政に翻弄される人々。それでも夢を諦めず、そして恋をする若者たち。
なかはらミュージカルというだけあって、自分たちが住む中原区にちなんだテーマの内容でした。
御幸村というのは今の御幸公園あたりかな、確かに多摩川が近い。幸町や六郷土手付近は雨が降るとかなり増水するので今でもまだ完全には氾濫の脅威から逃れられていないのが分かります。
劇自体は万人受けする内容ではありませんが小学生からなら全然理解できるレベル。母も10数年川崎に住んでいながらこんな歴史があった事は全く知らなかったのでミュージカルを観ながら色々と考えさせられました。
そしてNちゃん。
ちゃんとパンフレットのキャスト紹介にも役付で載っていて、Nちゃんが登場する度横で「ほら!Nちゃんあそこ!」と逐一教えてくれ実にうざったい。
なかはらミュージカルは1年生から参加できるそうでNちゃんは村の子供たちの役として出演していました。村の子供たちといってもちゃんとセリフもあり見応えバッチリ。
このなかはらミュージカルの良い所は主役一人だけがクローズアップされるのではなくキャストみんなが舞台で光る様構成されているところだな、と思いました。そういう意味では主役はみんな、という感じ。
そしてNちゃん。
舞台の上で本当に目がキラキラしていて、演じる事、歌う事が楽しくて仕方がないといった感じでした。それに感極まった母(涙)そしてふと前の列を見るとハンカチでしきりに涙を拭くNちゃんのお母さんを発見。
いや、我が子が舞台に立ってたらそりゃ泣くわ。赤の他人でさえもうるっと来てるんだから。
この間、演目内容を聞いた時は暗い話なんですよね~と言っていたけどなんのなんの素晴らしいお話でした。
Nちゃんもそうだけど他のキャストの演技も素晴らしかった。
開演直後はさすがに緊張していた子供たちも1曲歌う度、どんどん生き生きしていくのが分かりました。こういうライブ感は映画では見られないですね。
あとは会場がそんなに大きくないので歌いながら足を踏み鳴らす度にドシンと胸に響くのが良かった。
歌も良かったな~、パンフレットを見ると16曲も歌ってたらしいんだけど残念ながら覚えていられない己を呪います(涙)。
最後らへんに全員で歌うのと恋のおまじない的な歌が良かった。
家から近くて一人2,000円でこの感動を味わえるのはすごくお得だと思います。
『GREIFEN』
ドイツ語で"掴み取る"という意味だそうです。
水害に悩まされた住民が最後に掴み取ったのは何だったのか、それは見てのお楽しみ。
毎回思うけどミュージカルを観たあとのこの心が浄化される感じ。
自分が如何に薄汚れているのかを再確認します。明日から真っすぐに生きる!・・多分。

終演後、会場から出るとキャスト全員がお見送りしてくれました。
探すといたいた!Nちゃん。お互いを見つけると嬉しそうに駆け寄っておりました。
聞くとNちゃん、舞台の上からちゃんと長男の姿を確認していたらしい。へー(照)←お前が照れてどうする。
慌ただしそうなので記念撮影をした後は一時退散。

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この後は折角なのでNちゃんと3人で夕食を食べて帰ろうと思っていた母、事前にお母さんにお願いして約束を取り付けていたのです。ホワイトデーのプレゼントも渡したいしね。
ちなみに花束は最初の受付で没収されました(涙)てっきり舞台の最後で手渡し出来るのかと思っていたらダメなんですね。預かり表と共に「ちゃんと長男くんからってNちゃんに伝えておきますね!」と奪われていきました・・嗚呼、母の描いていた二人のツーショットが。。
冷静に考えるとそんなことをいちいち許してたら舞台が大変な事になるから当然か。

後片付けに1時間程かかると聞いていたのでその間、レストランの下調べ。

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二人で「Nちゃんは何が好きかな~」と東急スクエアのレストランフロアを行ったり来たりしてしばし悩みます。「俺、こういうのが良いと思う」と長男が候補に出したのは女子が喜びそうなデザートメニューのある"おぼんでごはん""ごはん。ときどきおやつ""ワイヤードカフェ"など長男にしてはまあまあな路線。うん、間違ってない。
20時丁度に待ち合わせ場所に来たNちゃん。お母さんにはきちんとお預かりする旨伝え、これからの時間は楽しいデートタイム♡(小姑がいるけど)
先程のレストランフロアに戻ると意外にNちゃん「ここが良いかな」と洋食屋をチョイス。そこか!(笑)
邪魔者がいるからか何処となくぎこちない二人でしたが、仲良く同じオムライスを頼んだりジュースもお揃いでまあババアが恥ずかしくなる程の熱々ぶり。

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つまんないので母は食い気に任せてドリアと生ハムサラダを注文。美味い。

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しかし長男って好きな子の前だとすごく饒舌になる事が今回の事で分かりました。しかも饒舌は饒舌でもつまんない事ばかり言うタイプ。気の利いた話題は一切無し。
仕方がないので母がNちゃんに話題を振り、それを長男にも促して会話を成立させ乗ってきたところで母大人しく引き下がるといった具合。
助かったのは長男の下らない話題にも嫌がらずにニコニコ笑ってくれたNちゃん。
実際、今日会うまではNちゃんがどんな子なのか顔すらも分からなかった母。今日という短い時間でしたが長男がどんな子を好きになったのか間近で見られて母は大満足。
最後はホワイトデーのプレゼントを渡してっと。ああ!見てるこっちがムズムズするー(叫)!

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今日は大好きなミュージカルも観れたし、長男のガールフレンドにも会えたし良い一日でした。
帰りはNちゃんの自転車を曳きながらお見送り。この微妙な距離感が・・♡←ババアうるさい(笑)

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小さな恋がこの後どうなるのかは誰も分かりませんが、良い思い出になると良いですね。
長男は完全にミュージカルの面白さに目覚めたようです。

ではまた。
・・・眠い。

【本日の長男の絵日記】
チケットを貼り付けたりと本気度の高さが伺えます(笑)。

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グレイッシュとモモを観る、の巻(2019年)

今年も行ってきました『グレイッシュとモモ』

"学校の体育館がみんなの劇場になる日"
まさにその名の通り、笑いあり涙ありの濃密なひとときになりました。
■参考までに(2018年グレイッシュとモモ)
http://blog.livedoor.jp/koaji1117/archives/5499846.html

寺子屋事業の一年の締めくくりとして上演されてきた『グレイッシュとモモ』
昨年初めて観た母と長男、今年も上演されると知ってその日を楽しみにしておりましたがまさかのカレンダー記入漏れ(涙)。
気付いた時には実母との慰安旅行が決まってしまい泣く泣くお父さんに観に行ってもらう事に。
今回は三兄弟揃っての鑑賞です。

早く行って目の前の席を取った方が良いよ!という母のアドバイス通り開場前に着いた父子4人。
去年と同様、最前列のど真ん中を陣取り準備万端です。

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『グレイッシュとモモ』はミヒャエル・エンデ原作の『モモ』を原案とした激弾BKYUのオリジナル劇。
大まかな設定は守りながらも登場人物の個性がキラリと光りまさに良い意味で度肝を抜かれます。
そして長男から聞いたのですが3回目の上演となる今回は子供たちがダンスメンバーとして参加できるような趣向が凝らされていたみたい。より観客と役者が一体化できるような内容になっていたんですね。
「ジジキッズって言ってね、お揃いの服を来た子達がステージで踊ったりしたんだよ~」と観れなかった母に色々教えてくれる長男。そして今回初鑑賞となる次男三男の反応はどうだったのか尋ねると、次男は想像以上に楽しんでいたみたい。
そして今回は復習兼ねて映画版モモを観せてから向かわせたのですがそれでも三男にはちと早かったみたい。
お父さん曰く、要所要所では楽しんでいたようですが原作自体が4歳児には難しすぎるのでまあこれは仕方ありません。次男が楽しめたのを見ると大体小学一年生位から楽しめるのかな。
あと、上演前にジジ役の有友さんが会場の雰囲気を盛り上げる為にトークをしてくれるのですがその際にうちのお父さんが若干いじられ、後で「みんなの前で"ものがたれ~!"って叫ばされたんだけど聞いてないよ!」と怒られました(笑)。
そういうハプニング含めてグレモモなんだから良いじゃないの。

今回長男は2回目、そして次男三男は初めて体験した『グレイッシュとモモ』
 三兄弟の中で今回一番モモに共感出来たのはやっぱり次男なのかな、と思いました。
のんびり自分の時間軸で生きる次男にはモモの伸びやかさ、友達を大切にする優しい心に自分を重ねたに違いありません。

毎回、新たな気付きを得られる『グレイッシュとモモ』。
夢を忘れた大人にこそ観てもらいたいそんな素晴らしい劇でした。
あー・・それにしても観れなかったのは痛かった。無念・・(涙)
また来年やらないかなあ。

【本日の一コマ】
その日の長男の絵日記。
ジジの絵が上手いなあ・・

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ライオンキングを観る、の巻

見事に二日酔いになった日曜日。

今日は次男とライオンキングを観に行きました。
子供と行く劇団四季は長男と行った『エルコスの祈り』以来。ようやく自分も兄と同等の扱いをしてくれたとあって朝から上機嫌の次男。次男にとっては2年越しの念願が叶う日なのでございます。
今回、四季を観るにあたってはライオンキングとアラジンのどちらにするかで迷った母。リトルマーメイドは今関東でやっていないし。
しかし劇団四季といえばやはりロングランのライオンキングかしらね。というわけでチケットを購入したのでありました。
毎回思うんだけど3か月前にチケットを予約したのにその時点で既に結構な席が埋まり取れたのは1階18列の正面。それでもS席。高い、、(涙)子供でもしっかり大人分取られるー。もっと前列で観たかったら四季の会に入らないとダメなのかしらね~。どうも年に1回程度しか観ないと思うと二の足を踏んでしまう。

さてさて。
開場は12:30だったのでのんびりお昼を食べてから現地に赴きました。その頃にはようやく母の二日酔いも収まり食欲が出てきた。
以前にエルコスの祈りを観に行ったときは自由劇場(汐留)だったので遠いわ~と思ったけど今回は夏劇場。大井町なので近い。
ライオンキングって時期によって劇場が変わるんですかね?以前は海劇場だった気がするんだけどな~。(春だった)まあいいや。会場までてくてく歩きますよ。

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観劇の前のドキドキ感って良いですね。
入口付近で写真を撮ったり。

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今回ライオンキングを観るにあたっては映画で予習させるかで悩んだ母。
結局、事前情報がない方が物語に入り込めるかなと思い何も見せないで来たのですが、次男「ライオンキングって映画なの?」とまるで分っていない模様。
劇場内に入ると観客の層の厚さに驚く母。エルコスの祈りはファミリーミュージカルだったので子連れが多いのは分かるんだけどライオンキングもそれと同等位に子連れ率が高いんですね。
オペラ座の怪人の時は子供なんて殆どいなかったなー。当たり前か。

いよいよ開演です。
ラフィキのソロから始まるアフリカのサバンナの世界。その歌声に誘われるかのように次々と動物たちが現れ会場全体が生命の息吹に包まれます。圧巻。
舞台だけに目を向けていた次男は唐突に現れる動物たちに驚きながらもあっという間にその世界に魅了されていました。
後でその日の出演者紹介の紙を見たら、ラフィキが一番最初に書いてあったのですがあれって物語的にラフィキが一番重要という事なのかしら。それも頷ける程の歌の上手さと圧倒的な存在感でした。
・・サバンナの言葉?なので半分以上は何を言ってるか分からないんだけど(笑)。
でも、散々意味不明な言葉でしゃべった後「・・わかるかな?」とニタリと笑い、観客を爆笑の渦に巻き込むあたり演技に言語は不要なんだという事がすぐに分かりました。
今回、母も何の下調べもせずにライオンキングを観たのですが(映画は知っている)いきなり青年のシンバから始まるのかと思ったら映画同様、幼少期のシンバからなんですね。
しかも大人が子供のシンバを演じるのではなくてちゃんと子供のキャストを起用しているのが意外でした。劇団四季って子役いるんだーと一人驚く母。
その後も「上演期間中は学校はどうしてるんだろう・・?」と余計な心配に頭を巡らせる母。。
ヤングシンバ役の子は歌が上手かったな~。あんなに動きながら良くブレずに歌えるもんだと感心しきり。そして可愛い。
子供たちに人気なのはやっぱりザズとプンヴァでした。
次男は特にザズがお気に入りで、忠実な家来でありながら主人にでさえもブラックなジョークを言うところに大笑いしておりました。
一方、母はというとそれに加えて巧みな演出に度肝を抜かれておりました。
前半の山場であるスカーが崖からムファサを突き落とすシーンでは押し寄せるヌーの大群をどう表すのかと思ったら「そうきたか!」とびっくり。
まるで何万頭のヌーの大群が観客席にまで押し寄せてくるような感覚に囚われました。
あとは光と影の使い分けが見事でした。
キャストについては母はスカー役の本城さんの声に魅了されっぱなしでした。
スカーは叔父という立場でシンバに近づき、ムファサを亡きものにせんとハイエナと共に画策するシーンではよくもここまで邪悪な演技ができるもんだとその笑い声に心底震え上がりました。一番心に残るシーンを言えと言われたら、最初のサバンナのシーンと同率でこのスカーの打倒ムファサのシーンを挙げたい。
ちなみにこのシーンは演出も派手でちと怖いので隣の次男は耳を塞いで恐怖に耐えておりました(笑)。周りでも女の子のキャーキャー言う声が聞こえたきたので演出側としては大成功なのでしょう。

途中、休憩を入れて3時間。観終えた後はなんだか夢から醒めた気分。
拍手が鳴り止まずに果ては観客総立ちで何度も何度も幕が開いてキャストの方がお辞儀をするのを見ているとこの20年というロングランの意味が良く分かります。
でも、ライオンキングに関わらず1回じゃ到底その魅力が分からない気がした母。
今回特にそう思ったのは舞台がサバンナという事で出てくるのが全部動物。シンバやナラは頭に被り物をしているだけなので良いのですが他のキャスト(特にプンヴァやティモン、ハイエナトリオ)は人形使いのような感じで背後に人間がいて手足で人形を動かしながらしゃべるので、人形の動きに集中したら良いのかキャストの表情に集中したら良いのかが良く分からずにあっち見たりこっち見たりと忙しく観る側としてはすごく目が疲れた(汗)。
しかもティモンに関しては全身緑色なので表情も良く見えないし。表情をもっと見たかったな~。
もっと前の席を取れば分かるのかな。そこが唯一残念でした。物語上仕方がないんだろうけど。
今まで観たエルコスもオペラ座の怪人も設定がみな人間だったのでこの手の疑問は感じなかったのよね。
というわけでライオンキングはいつかまた観に来たい。スカーは本城さん以外の演技も観たい気がするけどやっぱり本城さんの演技がまた観たい気がする。
余談ですがさっき調べたら本城さんはアラジンのジャファー役もしていた。。アラジン観たい!(笑)本城さんのジャファーが観たい。

あ、どうでもよいけどヤングシンバから青年シンバに変わる時って本当に「しんぱ~いないさ~♪」なんですね。大西ライオンってある意味きちんとコピーしてるんだなと変なところで感心しちゃいました(笑)。

帰りは今日のライオンキングについて互いのお勧めポイントをしゃべりながらケーキでデート終了。
次男のお勧めポイントはザズの機転の利いた歌だったみたいですよ。(ネタバレしそうなので書きませんが)。
次は何の演目を観ようかな。また楽しみが増えた母なのでありました。

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ではまた。
今週はまるで休めない週末になってしまった・・明日から働けるだろうか。不安。





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