迷走する小人

我が家の小さな生き物達との格闘の日々。 気ままに作るお菓子など・・・

お散歩

鎌倉散歩2019~水無月編②~

台風一過で湿度がすごいですね。
朝、三男が可愛らしい蝶々を見つけました。

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雨で濡れた羽根を乾かしてるのでしょうか。
近づいても飛ぶ気配もなく、しばらく二人でじっくり観察する事が出来ました。
何ていう名前なのでしょう。灰色がかった青でとっても綺麗でした。

金曜日。
今日は夏休み前最後の鎌倉へ行ってきました。
明け方までお天気が心配でしたが、これでしばらく行けないと思うと長靴レインコートでも行こうとその決意は固かった(笑)。
今回は実母から教えてもらった英勝寺に行く事に。
鎌倉駅西口を出て市役所前の通りを北鎌倉方面へてくてく歩く事10分程。
天気予報では明け方まで荒れると言っていたので今日の予定を取りやめた人も多かったのかな。思ったよりも人出が少なくのんびりお散歩する事が出来ました。
それにしてもすごい湿度!ヒイヒイ言いながらたまに水筒の麦茶を飲みつつ到着です。

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■英勝寺(浄土宗)
鎌倉唯一の尼寺。「花の寺」としても知られる。
開祖は英勝院尼。太田道灌の子として生まれ、徳川家康の側室として側に仕えた後、出家し英勝院と名乗ります。その後、太田道灌の所有するこの地を譲り受け、英勝寺を建立。

お寺へは写真の総門ではなくもう少し先へ歩いた所にある通用門から入ります。
拝観料は300円。
着いたのは10時ちょっと前だったのですが母の他には男性が一人、あとは人力車でお寺巡りをしているご夫婦が1組だけ。とても静かでした。
明け方まで雨が降っていたので境内はどこも雨露に濡れて情緒たっぷりでした。
アガパンサスも生き生きとしています。

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そして紫陽花。
大分色が退色しかけてはいましたが昨日の雨で元気を取り戻したのがしっとりと濡れてとても綺麗でした。英勝寺の紫陽花は他のお寺に比べると株が大きくとても立派。

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そして秋のお花の萩も。
こんな時期に咲く品種もあるんですね。萩の花を見ると源氏物語を思い出すな~。
良く出てくるんですよね。萩の花。

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紫陽花を眺めながら階段を昇ると小さな山門があり、中は竹林があります。
鎌倉で竹林というと報国寺が有名ですがこちらもとても立派。あまり知られていないからか人も少なくゆったりと過ごす事が出来ました。
真っすぐに天に向かって伸びる竹はいつも来ても気持ちがしゃんとします。

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竹も笹もしっとり濡れて風情たっぷり。
そして鎌倉は何処のお寺に行っても鳥のさえずりが響いて心地よい。

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竹林を歩いていると間から書院が見えます。
月に何度か不定期でお茶席が設けられるようなのですが残念ながら今日の開催はないみたい。
いつかこちらでもお茶をいただきたいものです。

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竹林を抜けて更に奥に進むとご本尊がおさめられている仏殿があります。
と、ここで境内の庭木の手入れをされている初老の男性が話しかけてくれ、お寺にまつわる様々なお話を聞かせて頂きました。
何でも英勝寺の阿弥陀様はお立ちになっている蓮の花が通常は丸い形なのに対して足元の蓮の花が割れているのが特徴なんだそうな。
阿弥陀様は人々にとっては救いの手を求める相手。しかしこちらは阿弥陀様自ら人々に向けて足を踏み出し、その為足元の蓮の花が割れているんだそうです。
天上の方である阿弥陀様ですが、こちらの阿弥陀様は人々に自ら救いの手を差し伸べているんですね。中には入れないのですが阿弥陀様の左足は一歩前に踏み出しているんだそうですよ。
あとは仏殿の扉の飾り。
「ハートみたいな形の飾りがあるでしょう?それはハートではなくて猪の目。悪い者から阿弥陀様を守っているんだよ」とおじさん。
そして下の方には蝉の飾り。
これは地中で何年も過ごした後、僅かな成虫の日々を過ごし朽ちて再び生まれ変わるという蝉の生態にちなんだもの。
"再生"という意味が蝉にはあるのだそうです。

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他にも石段の石の積み方や禅寺にしかない垂木の組み方など。
そして人間の業についてのお話や「欲深くなっちゃダメだよ。人間身の丈が一番大切」や「何でも"間"が大事」と生き方についてまで説いて頂き、聞きながら「もしやこのおじさん、、庭師は仮の姿で実はさっきの阿弥陀様じゃ・・・(←性別違うけど汗)」と思うようなパラレルワールド全開。
なんとも不思議な時間でした。多分、小一時間程聞いていたと思う。
まるで母の業の深さ、日々悔い改めなければならない事を説きにきてくれたように思えたのでありました。

帰り際、蓮の葉の上の露の綺麗な事。

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時計を見るとまだ時間に余裕があったので駅へと戻る道沿いにある寿福寺へ。

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■寿福寺(臨済宗建長寺派)
開祖は北条政子。
鎌倉五山、第三位のお寺だそうです。

総門を入ると立派な参道がお出迎え。脇には立派な紅葉が立ち並び、その足元にはしっとりと濡れた苔。
ここだけ空気が凛としていました。

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寿福寺は総門から中門までは入れますが、その奥は墓地以外は立ち入り禁止です。
中門まで来たところで「なんだ、この先は入れないのか・・」とガッカリしていると北条政子と実朝の墓所は見れるという事を知り先へ進みます。
墓所は敷地脇の小道を更に登って行った先にありました。
山肌に沿うようにして並ぶ沢山のお墓。そんな中、北条政子と実朝のお墓は岩肌をくり抜いた奥にひっとりとありました。
最初、あまりにも墓石が多い上に誰の墓石なのか判断がつかないものも多く「どれだ~政子の墓は!」と汗だくになりながら探してようやく見つけたのですが途中で諦めなくて良かった。
何故なら帰り道に社会科見学らしき小学生のグループに出会い「あの~北条政子のお墓ってどこですか?」と聞かれたので、もし途中で諦めてたら赤っ恥をかくところだった(汗)。良い大人が・・
いつ来ても思うのですが鎌倉は社会科見学の小学生が多いですね。多分近所の小学校の子なんだろうけど住みながら歴史を学べて羨ましい。

無事北条政子&実朝のお墓も拝めたしそろそろ帰路へ。
今日は久しぶりに鎌倉駅から降りたし、帰りに肉の大成で揚げ物をお土産に買って帰ろっと♪
てくてく駅までの道を歩いているとある看板で足が止まりました。
もうすぐ市役所というあたりで見つけた小さなサンドイッチ屋さん。
■こまつやサンドイッチ

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一人で歩いているとこうした小さな発見も見逃さないので楽しい。
お腹も空いたしサンドイッチでお昼にしようかな。今日はお抹茶もお菓子も食べてないし。
扉を開けると女性が笑顔で迎えてくれました。
どうやらご夫婦で営まれているらしい。
清潔感のある小さな店内には美味しそうなサンドイッチがズラリ。そんなに種類はないけどどれもとっても美味しそう。

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デリも少し。

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悩んだ末選んだのは竹炭パンのりんごサンドイッチとチキンのカレーマリネサンドイッチ。そしてミニトマトのわさびオイルマリネ。
全部買って800円ちょっとだったのでこの立地から見たら良心的なお値段だと思う。
何よりご夫婦の穏やかな感じが居心地良かった。

お会計の時にこの近くで座って食べられる所はないか尋ねると源氏山公園が良いと教えてもらい、ついでにすぐ近くのコーヒースタンドで淹れたてアイスラテを調達してさてじゃ源氏山公園に行こうかな、と思ったらまさかのここから30分程かかると聞きびっくり仰天。しかも最後の坂がかなりしんどいと・・
時計を見ると11時半。12時には鎌倉駅を出ないと14時に小杉に着くのは厳しいなあ。諦めるか。
(←1時間時計を読み間違えてた)
結局、いつもの郵便局前のベンチでサンドイッチを広げて食べたのでありました。
鎌倉、そこらへんに公園とかがないのでこういう時困る~・・

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竹炭のりんごサンドイッチは軽くソテーしたリンゴをマスカルポーネクリームとカスタードの片面ずつ異なるクリームで挟んだ凝りよう。見た目にも楽しいし味もとっても美味しかった。
マスカルポーネクリームの爽やかさが今日の暑さに合っていました。
チキンのカレーマリネサンドはしっかりとした味付けでレタスと食べた時にも味がぼやける事なくこちらも美味。ミニトマトのわさびオイルマリネもわさびのほのかな香りがする程度に抑えられていたので誰でも食べられる一品でした。味の濃いトマトを選んで作っているのが好感度高かったです。
COFFEE TALKSさんのアイスラテとこまつやさんのサンドイッチ。
偶然の出会いでしたが我ながらナイスな選択でした。

そうそう。
ちゃんと肉の大成にも寄りました(笑)。
今日はいつものカレーコロッケは無かったのですがその代わり牛肉コロッケが特売日だったみたいで5枚で200円!という破格のお値段。しかもお肉屋さんのコロッケなのでちゃんとお肉が入ってて5枚で200円!すごい・・
欲にまみれてついつい余計に買ってしまい、ハムカツやらメンチやら、あとはお勧めのタマゴサラダなど買ってこれで全部で1300円程。
肉の大成、お勧め。

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明日から川崎市は3連休ですね。
どうぞ皆様良い週末を。

では。


鎌倉散歩2019~水無月編①~

関東も一斉に梅雨入りしましたね。

今日はふらりお散歩に行ってきました。場所はいつもの鎌倉。
予報ではお昼前から雨との事なので自転車ではなく歩いて駅まで行きました。帰路の事を考えると今日はいつもより短い滞在となりそうです。

北鎌倉で降りるとこの時期特有の大混雑。
北鎌倉駅は鎌倉駅に比べるととてもこじんまりとした駅舎なので人で溢れかえると歩くのにも難儀します。
まずは円覚寺へ。

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本日は北鎌倉周辺の紫陽花と安寧のお抹茶が目的。
いつもは開店直後の静かな安寧でお抹茶を頂いているのですが紫陽花の季節は開店前からどんどん人が並んでいました。それでも中に入ると外の喧騒が嘘のような静けさ。
お気に入りの窓際に座ると団扇とお花のおもてなし。こんな気遣いが嬉しいですね。

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この季節の上生菓子は青梅と紫陽花の2種。
欲張りな母は2種類、本を読みながらゆっくりと頂きました。
安寧では月に一度、ランチも頂けるそうで毎回満員になる程の人気だそうです。もっとのんびり出来る身になったらお昼にも訪れてみたいものです。

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この上生菓子。
違いは見た目だけかと思いきや青梅は薄い求肥で包まれた餡の中に青梅の甘露煮を忍ばせていて口に入れた時に嬉しい驚きに包まれます。紫陽花は淡い青と濃い青の濃淡が美しいきんとんを乗せた練り切り。
どちらも本当に美味しい。
安寧はおもてなしからお抹茶、お菓子まで細部まで気遣いが行き届いているのでついつい長居してしまいます。
最後はお盆に添えられた一枝をお持ち帰り。

一息ついた後は境内の紫陽花巡りをしました。
安寧を出た途端降り始めた雨。次第に雨脚も強くなってきましたが紫陽花たちは待ちわびていたかのように生き生きとしていました。
時期的には色づき始めかな。しかしこの色づき始めの淡い感じもまた大好きなのです。

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岩壁にはイワタバコがしっとりと咲いていました。こちらは見頃。

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さて、これからどうしよう。
今日はあまりバタバタしたくないので北鎌倉周辺をのんびり歩こうか。
調べると近くに光照寺というお寺があるみたい。
いつもは鎌倉方面に足を延ばすところを逆方向の大船方面へと進み、付近をてくてく歩きます。
大まかなエリアだけ決めてあとは運任せ。それが母のお散歩スタイル。
見つけられなかったら次回また来れば良いし、それよりも足の向くまま気の向くまま歩くのが楽しいのです。
交番の横に路地を発見。吸い込まれるように路地に入っていきます。
表通りは車通りも多いし人も多いのでお散歩なら断然路地がお勧め。しかし奥まった路地は地元の方の住むエリアなのでなるべく迷惑にならないよう気を遣います。
鎌倉はお庭が素敵なお宅が多いので歩いているだけでとても気持ちが良い。

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今回目を惹いたのは実は紫陽花よりもドクダミでした。
ドクダミなんてそこらへんに生えてるでしょとお思いかもしれませんが良く見るととっても可愛いお花なのです。しかもここ鎌倉には八重咲きのドクダミが自生しているらしくとても珍しい。
これ、ドクダミなんです。

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ね、葉を見るとドクダミという事が分かるでしょう?

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路地を歩いてはまた別な路地を歩き。
歩いているうちに北鎌倉には古民家を改装したようなレストランが多い事に気付かされました。
他にも古民家を改装した着物屋さんなど。どれも素敵で入りたいな~と思えど、さすがに着物は買えないしこの手のレストランは予約しないと入れなさそうだしまたの機会に。

路地を歩き尽した先にお目当ての光照寺がありました。
大通りから住宅地へと差し掛かる坂の手前にひっそり。

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■光照寺(時宗)
正式名称 西台山英月院光照寺
開祖:一遍上人
こちらのお寺は江戸時代にキリシタンを匿ったお寺として有名。
小さなお寺ながらシャクナゲやユキヤナギなど、季節を通じて花が楽しめます。別名シャクナゲ寺とも呼ばれているそうです。
鎌倉には紫陽花で有名なお寺が数多く存在しますがこの季節は何処も大混雑なので光照寺の紫陽花はゆっくりと眺めることが出来て個人的には好きです。
しっとりと濡れた石畳が風情ありますね。

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墓所周りには梅の木もあり、どなたが置かれたのか可愛く並んだ梅の実が。

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本殿でお参りを済ませた後はゆるゆると帰路へ。
帰り路は表通りを歩いたのですが駅に程近い場所に風情ある和菓子屋さんを見つけました。
あがり羊羹と書いてある。あがり羊羹って何だろう?
気になったら入るべし。
■松花堂

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こんにちは~と声をかけると奥から若い職人さんが出てきました。
あがり羊羹って通常の羊羹よりものど越し滑らかな羊羹なんですね。要冷蔵なところを聞くと羊羹と水羊羹の間位のお味なのかしら。
今日は鎌倉駅にも寄らないし家族へのお土産はここにしよう。
あがり羊羹1本と他に錦玉羹を購入。
あじさい、という名の錦玉羹。季節によって名前と色合いが変わるのかな。
再び訪れる楽しみが出来ました。

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錦玉羹は子供達に大人気でした。
まずは見た目で驚き「宝石みたい!」そして口に入れると思ったよりも硬くなくシャリシャリと不思議な食感に魅了されていました。
母のお散歩を子供達にもお裾分けできたみたいでなんだか嬉しい母でありました。

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鎌倉散歩、平日の朝一がお勧めです。
それではみなさま良い週末を。

ではまた。

【本日の本】

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■雨の降る日は考える日にしよう
柳田 邦男著

今日のような雨の日にうってつけの本。
今まで読んでいた選書リストを読破したので次なる物を、とたまたま手にとったのがこちらでした。
安寧でお抹茶を頂きながら読んだのですが題名の通り、すとんと自分の中に入ってきました。
雨の日の読書はどうしてこんなに集中できるんでしょうね。
子供の為の選書、という垣根を超えた「読んだ後に広がる余韻」を大切にした本が沢山紹介されています。
この本を通じてまた新たな本と出会えるかと思うと今から楽しみです。







鎌倉散歩2019~皐月編~

大型連休が明けた本日。
ふらり鎌倉に行ってきました。

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10連休明けの鎌倉は連休の賑わいが嘘のようにひっそりとしていました。
今日は元々鎌倉に行く予定はなかったのですが思い切って来て良かった。
とはいえいつも以上に予定を立てていない。どうしよう?
今までは金沢街道沿いを歩いている母ですが今日はちと体力に自信がないのであまり無理せず行けるお寺が良いな。調べてみると農協連即売所の脇道をずっと行くといくつかお寺があるみたい。
その中から今日は妙法寺をメインにお散歩することに。
鎌倉駅東口のロータリーを出て農協連の方へ歩き、すぐ横の細い道をてくてくと歩きます。
迷ったらその時地図を見れば良いや、と気の向くまま歩いていきます。お天気が心配でしたが徐々に青空が広がりお散歩日和。

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途中、八雲神社に寄って厄除けのお参りをして更に先を進む事しばし。
■妙法寺(日蓮宗)
開祖は日蓮聖人。苔寺としても有名です。

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母が鎌倉を訪れるのは決まって平日なので、庭師さんがお寺の植栽の手入れをしている事が多いのすが
自然の風景そのままに手入れをするのはとても大変なんだろうなと思います。
受付で拝観料を払うとお線香を渡され、本殿でお参りしてから先へ進みます。
石畳の脇にはシランが見事に咲いていました。

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菖蒲の花も見頃。

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紫陽花はもう少し先かな。

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本殿の脇を抜けると新緑が深まります。この先は仁王門。

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仁王門の先は護良親王の墓所へと続く石段が迎えてくれます。
この石段が妙法寺の一番の見所、苔寺と言われる所以です。

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この苔。
春から夏にかけてが一番色鮮やかなんだとか。昨夜の雨でしっとりと濡れた苔は本当に綺麗でした。

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苔がびっしりと生えた階段を眺めながら横の階段で上に進みます。

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なかなかの勾配・・

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階段を昇ると法華堂に着きます。

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こちらには鐘楼もあり、シャガが見事に咲き誇っていました。傍らにはツユクサも。
ツユクサはあと少ししたら見頃を迎えそうです。

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空を見上げると鬱蒼とした木々がそびえ、聞こえるのは鳥のさえずりとリスの声だけ。
彼らにとってここは楽園なのでしょう。
そして今の季節は目と鼻で新緑を感じる事が出来ます。
競い合うように萌え出る緑の香りは濃い。

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路は次第に険しくなっていきます。一つ一つの階段が下方向に傾斜がかかっているので用心しながら歩かないと非常に危険。

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ようやくたどり着いた所は護良親王の墓所。
かなり高い場所まで登ったらしく、眼下には相模湾が見下ろせました。あ~、気持ち良い!
持参した水筒で一服です。

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休憩後、そろそろ戻ろうかなと階段を下りようとした母は気付きました。下りる方が行きよりもずっと怖いという事を(汗)。

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帰りは行きよりも十分時間をかけて降り、受付の方に御礼を言ってお散歩の続き再開。
時計を見るとまだ帰路に着くには余裕があるし少しぶらぶらしてみようかな。
あてもなく歩いているとあら?見覚えのある店名。
「コトリ」と可愛らしい字で書かれたこのお店。確か昔実母が小鳥のペンケースをお土産に買ってきてくれたお店。名前は聞いていたけど初めて来れた。
鳥好きとしてはこのお店は見逃せません。

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ロゴも可愛い。

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店内に入ると若いカップルが数組、文具を手に取りながら楽しそうに話していました。
こちらは文具や雑貨を扱うお店でオリジナルの小鳥をモチーフにした文具や雑貨の他、店主が厳選した雑貨も取り扱っています。
店内を何周も廻りながらじっくりと見た母、図書館で借りた本を入れるトートバッグを新調しました。あとはオリジナルの切手。可愛いんだけど特注で作っているのですごく割高で何度も手にとっては戻しを繰り返し、やっぱりお買い上げ(涙)。
会計の途中、店主らしきおじいさんが気さくに話かけてくれ和みます。
「連休中は人が多くてね~、今日来て正解だよ」といつもの日常に戻ってホッとしているようでした。

文具店コトリを後にした母、なんとなく駅と反対側に向かって歩いているとパンの香りに誘われこちらのお店に入店。どうやらパン屋さんみたい。

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お店に入ると誰もいないので、こんにちは~と声をかけると奥からおばあちゃんが「はいはい」とにこやかに出てきました。
店内には懐かしい感じのパンが所狭しと並べられていました。揚げたてのシュガードーナツにカレーパン、コロッケパンにコロネ。なんだかコロネ、やけに種類が多くない?
見ると10種類はありそう。

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その中でひと際目立つ姿のコロネを発見。ラムネと書いてある・・危険な香り。。でも気になって仕方がない。一つお買い上げ~
支払いをしながら「ラムネ味のコロネって初めて見ました。色がすごいですね~」と言うと「それ夏季限定なのよ~。色がすごいでしょ。でもちゃんとラムネの味がするのよ」
へ~、ラムネ味のクリームなんてあるんですね~と続ける母に「それクリームじゃなくて餡子よ」とおばあちゃん。この色でもうびっくりなのに餡子とは。
他の味もすごく気になるけどとりあえず今回はラムネ味のコロネとクリームパン2個でやめておきました。このパンで今日はお昼にしよう♪

さて。
お昼ご飯も買ったし後は食べる場所を探さなきゃ。そろそろ駅の方に戻らないとね。
そしたら意外と気軽に座れる場所がない事に気付き彷徨い歩きます。昔、近所の神社で三男とおやつを食べてたら社務所のおじいさんにお寺は神様のいる場所だから物を喰ったり座ったりするな、と言われて以来どうも境内で食事が出来ない母。お寺ってもっと身近な存在なんじゃないの?と個人的には思うのですがそのお寺(鎌倉のお寺ではない)の方針なのかそのおじいさん個人の方針なのかは知りませんがまあそんな経緯があったのです。
結局、農協連即売所まで戻ってきてしまいあとは駅に戻るしかないので慌てて本覚寺近くのベンチに腰を下ろし本日のお昼。
じゃじゃーん。

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見よ、この鮮烈な青!(笑)青って食欲が減退する色よね・・

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食べると本当にラムネ味の餡子でした。美味いか不味いかで言ったら不味い・・かも。普通のチョココロネが一番ですね。クリームパンもコロネも卵不使用の生地らしくあっさり歯切れの良い生地で美味しかったです。クリームパンのクリームはレトロな感じ。

お昼を食べ終わった後はゆるゆると駅方面に。
いつもと違う道で行ってみようかな、とケンタッキー脇の道を抜けるとなんだか不思議な通路を発見。
どうやら商店街らしい。
「丸八商店街」と書いてあります。この奥がどうなっているのか気になる・・・

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どうも路地に惹かれてしまう母、この手の細い路は足を踏み入れずにはいられません。
おそるおそる中に入ってみると不思議な雑貨屋さんがあったりとなかなかディープな感じ。
その中で気になるお店を発見。
「ミニチュア専門店イクスタン」

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店内に入る前から"お子様の入店には十分注意を払って下さい"だの"冷やかし目的での撮影はお断り"と注意書きがされていて一瞬入るのを躊躇。
しかし好奇心が勝ち禁断の扉を開ける母。。
そこはミニチュア世界一色でした。
ドールハウスの備品なのか小指の先程の食器や食材、動物などがひしめいておりました。
ス〇バのフラペ〇チーノのミニチュアとかルク〇ーゼのお鍋のミニチュアとか。好きな人はついつい集めたくなる物ばかり。
目を近づけないとそれが何なのか分からない程の繊細さで息を飲みながら眺めます。
そして店内にも「触りたい時は一声かけて下さい」の張り紙がそこここに(汗)。
そりゃそうよね~、こんな繊細な物を好奇心の塊みたいなチビッ子に触られようもんなら一瞬で壊れるか無くなるわ。触れる時は買う時のみと心に決めた母、じっくり見た後可愛いキバタンとオカメインコのミニチュアを見つけ「あの~これ触っても良いですか?」と聞くもつれない態度の店員さん。
・・これは手強そう。
店内には他に1組の年配女性がいたのですがその方たちは張り紙が見えているのかいないのか積極的に商品を触りまくり他人事ながらドキドキします。
鎌倉は観光客が特に多い場所柄、国民性の違いや年齢層の異なるお客さんに悩まされる事も多いんだろうな。最初は好意的だったお店も今はこういう対処をせざるを得ないんだろう。
難しいですね。
オカメとキバタンを手に取りレジに持って行くと、それまでニコリともしなかった女性の店員さんが「鳥、お好きなんですか?」と声をかけてくれました。
「そうなんです、鳥好きなんです~」とその声掛けを待ってましたとばかりに飛びつく母(笑)。
なんだ、ルールを守れば良いお店なんじゃん。
その後はミニチュア製品についての話を少しして、写真を撮らせていただく許可を得て帰路へ。
こちらのお店は小さい物好きのオーナーが始めたお店らしく、特にドールハウスに限定したお店ではないそうですよ。なかなか目にする事がない世界なので鎌倉散策の際は是非どうぞ。
ルールを守ればとっても不思議な世界を楽しめる事請け合い。

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帰りの横須賀線では心地よい揺れにすぐに夢の中。
家に着いたのは13時半。今日は自身の体調と相談しながらのお散歩でしたが思い切って出てきて良かった。
次は紫陽花の季節かな。

【本日の戦利品】
文具店コトリで買ったトートバッグとポチ袋、切手。

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この切手は色んな意味で使いたくない(笑)。可愛いし高いし・・

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ミニチュア専門店イクスタンで買ったキバタン(大小)とオカメインコ。

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母の買った鳥グッズは大体長男の机にこっそり置かれます。
戦車とサンダーバードと共に雑多に置かれる鳥たち・・(笑)。

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余談ですが同じ丸八商店街にある「肉の大成」の欧風カレーコロッケ(名前違うかも)は大変美味でした。
今晩のおかずにと試しに買ったのですが1個100円と良心的なお値段な割に結構大きく、本格的なお味で家族大喜び。他のお惣菜もどれも美味しそうだったので今度からここでお土産買おうかな。鎌倉で夜のおかずを買える場所ってなかなか無いので主婦には嬉しい。
あとで調べたらここのタマゴサラダとメンチカツが美味しいと言っている人が多かったです。母も買おうか買うまいか悩んでいたのですが店員のお兄ちゃんに「お後いいですね~」と強制終了され敢え無く断念。丸八商店街、なかなかドライな店員さんが多くて心を通わすのに時間がかかりそうです。
お店の写真がないのは撮影交渉する元気がもう無かったからです(笑)。
しかし魅力的な肉の大成。懲りずに次回頑張ります。

ではまた。

【お知らせ】
5/10(金)1席キャンセルが出ました。
ご希望の方はメールにて直接ご連絡下さい。尚、直前の為選択メニューに制限があります。
詳細はお問合せ下さい→受付終了致しました。




早春の鎌倉

冬晴れの火曜日。

予定もないし今日は本でも読んで過ごそうかなと思っていた母。ふと、未だ初詣に行っていない事を思い出しました。
そうだ。初詣もそうだけど次男が無事退院したお礼参りをしないと。
多分、今を逃したら忘却の彼方に消えてしまいそうなこの小さな気持ちを大事にしよう。
というわけで思い立ったが吉日。
秋以来となる鎌倉へ行ってきました。

松の内が明けた鎌倉は思いのほかひっそりとしていました。
火曜日が定休のお店が多いのも理由かもしれません。
まずは本日の目的である八幡宮へ。

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澄み切った青空に朱色の門が目に鮮やか。
鎌倉八幡宮は幼い頃から人生の節目節目でお世話になってきた我が家の大切な守神様。
まずは次男が元気になった報告と今年一年の家族の健康をお祈りしました。
帰り道では厄年表を確認し、夫婦共に今年は大丈夫ということもしっかり確認(笑)。
初めて牡丹園にも行ってみましたが今が花盛りでした。まるで羽衣天女のような立ち姿。
手をかけ時間をかけないとこの美しさは創り出せないのでしょうね。

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本願を達成した後はまだ時間に余裕があったのでちょっと足を延ばすことに。
往復歩いて行く時間はなかったので往路だけバスを使って浄妙寺へ行ってきました。

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■稲荷山 浄妙寺
臨済宗建長寺派 源頼朝の忠臣である足利義兼が創建したお寺。
当初は極楽寺と称されたそう。
開山は退耕行勇律師で当初は密教系の寺院だったそうですがその後弟子が住職になってからは禅寺となり名称も浄妙寺と改められました。
禅寺らしく華美な装飾はなくあくまでも質素。

冬の鎌倉はどんな花に出会えるのかと楽しみにしていると今の時期は蝋梅が見頃でした。

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何とも言えない良い香りのする蝋梅。
名前の通り、まるで蝋細工のような艶やかで薄い花弁は触るのさえ憚れるような儚げな姿でした。
花の会で出会うまでは良さが全く分からなかった母ですが冬の枯れ枝だらけの景色でそこだけ春が来たようなかぐわしい香りにそれ以来大好きな花になりました。
境内には梅の木も沢山。
今は白梅がちらほら咲き出し、こちらも早春を感じさせてくれました。

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紅梅はあと少し。

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本堂でお参りを済ませた後はお茶を頂きに。
境内にある喜泉庵ではお抹茶を頂く事が出来ます。
入口には打ち水がされていてこういう心遣いがとても嬉しい。

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奥のお座敷に足を踏み入れるとどうやら一番乗りだったみたいです。

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お菓子は上生菓子と落雁から選べるのですが母は前者で。
今の時期は白梅を模した練り切り。そしてお茶碗には白椿が描かれていました。

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お菓子と共に程良い苦みを感じるお抹茶を頂きながら外の景色に視線を移します。
本堂では朝の読経が始まったようで木魚を叩く音とお坊さんの声、そしてたまに聞こえる木々を揺らす風の音。
静かです。

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喜泉庵には杉苔を主とした枯山水のお庭があるのですが、お茶を頂いたあとは板の間に移動してお庭の景色を楽しむ事に。

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今はひっそりとした景色ですが初夏になれば瑞々しい苔を楽しめる庭園になるのでしょう。
また訪れる楽しみが増えました。

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時計を見ると12時過ぎ。
帰りは歩いて鎌倉駅まで戻り、余った時間を小町通り巡りに使ったのですが久しぶりに小町通りを歩いたらまた新しいお店が出来ていました。
中でも"お清め塩ソフト"(注 ソフトクリーム)を売る『岩座』にはびっくり。八幡宮にお参りする前にこのお清めソフトで身を清めろって事なのかな~・・
お店自体は神事にまつわる雑貨?をモダンな雰囲気で売っている感じなのですが、今流行りの御朱印帳に始まりお守り雑貨にお清め甘味、更にはモダン神棚と手広く展開していてそのあざとさにはもはや笑うしかない・・神様怒りそうだけど。。(笑)。店内を流れるお経っぽいBGMとスパイシーなお香(アロマオイルらしい)の香りに、長居すると異世界へと連れて行かれそうな気持ちになりました。
早々に退散。
しかししぶとい母、新店舗の開拓を続けます。
岩座から程近い場所に大きいプリンを売りにしているカフェを見つけ早速中へ。プリン好きには見逃せない。入ったら何も買わずには出られない雰囲気だったので一押しのプリンを3個購入。
1個500円もするプリン、一体どんな味がするんだろう。楽しみ~
それにしてもいつもは大混雑の小町通りも今日は修学旅行生とおばさま達位しかいなく、歩きやすくて良かった。

次にこの地に来れるのはいつかな。
ではまた。

【本日の一コマ】
お土産の1個500円のプリン。
・・・非常に普通の味でした。特にリッチなわけでもなく安っぽくもなく、普通。
小町通り価格という事なんでしょうね。勉強になりました。

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【お知らせ】
1/25(金)21:00~
コビトヤ2月分の予約を開始致します。
皆さまのご予約をお待ちしております。





大桟橋散歩

土曜日。

先日、次男三男の誕生日プレゼントを買ってあげたいと義両親から連絡があったので今日は父子で義実家へ。母はというと誕生日恒例のトイザらス地獄に辟易していたので今回は丁重にお断りして11時まで惰眠を貪っておりました。幸せ・・
いや~、昼頃起きるこの人間失格気分(笑)。
さすがにこれ以上は寝られんとのっそりと起き、その後は洗濯物を畳んだりアイロンがけをしたり。
それでも時間が余っていたので義実家にいるお父さんに連絡し、夕方あちらが帰路に着く頃に横浜で合流しようという話に。

そんなわけで特に計画も立てずになんとなく東横線に乗った母。
金曜日は大桟橋の出入港コーナーがあるFM横浜。家事をしながらこのコーナーを聞くのが楽しみな母でしたが、ふと「そういえば今日はセレブリティミレニアムが出港する日だったっけ」と思い出し、大桟橋に行く事に。

週末のみなとみらい周辺はカップルや観光客でとても賑わっていますが大桟橋の最寄である日本大通り駅は比較的静か。
山下公園前のイチョウも部分的に色づいていました。

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大桟橋はデートスポットになっているようで途中の道はカップルだらけ。
あとはやはり大型客船が入港しているという事でカメラ好きの男性もチラホラ。
横目にはみなとみらい方面が一望できます。

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大桟橋に着いたのが15時ちょっと前。
初めて見るセレブリティミレニアム。大きい~。
アメリカ籍の船だそうですよ。

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去年だか一昨年のクリスマスに飛鳥Ⅱの出港を見てそのノスタルジックな雰囲気に魅了された母、今日もタイミングが合えば船出を見たいな~と淡い期待を抱きながらしばし柵にもたれかかりながら船内の様子を眺めます。
丁度、荷物を入れている途中みたいでフォークリフトが忙しなく働いておりました。
こんな大きな鉄の塊が良く動くわ。船内は一体どうなっているんだろうな~。
外からは伺い知れない船の様子を想像するのもまた楽しい。

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晩秋の日暮れは早い。
16時も過ぎるとどんどん陽が傾いてきてそれに伴い船の姿も刻々と変わっていきます。

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船を見ながら語らう恋人達。それを背後から伺う母。

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30分もすると最後の光が空に満ちて一瞬、船体が暗くなります。
幻想的。

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もうすぐ17時。出港の時間です。
出港する時は目の前で見ないとね、といそいそと近くに行くとあと10分だというのに見送りのブラスバンド隊が一向に出てこない・・あれ?
そして念の為サイトで確認したら17時出港なのは昨日来た"ぱしふぃっくびいなす"だった・・(←出入港リストの段を1段見間違えていた)
セレブリティミレニアムは20時出港だった。ああ・・無念。

夜の帳が降り、より幻想的な美しさに輝く船体。
今回の旅程は清水や鹿児島、沖縄を経て上海台北を巡る15日間のクルーズだそうです。
いいなあ、子育てが終わってお父さんと二人だけになったらいつか船の旅をしたい。

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日が暮れると一気に寒くなる大桟橋。
そろそろ横浜に着くよ~とお父さんから連絡が入ったので後ろ髪を引かれつつ大桟橋を後にしたのでありました。
景色はすっかり夜のみなとみらい。

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たった数時間の大桟橋でしたが一人でしか味わえない充実した時間でございました。
その後は父子組と合流してご飯を食べて帰宅。
それぞれの土曜日、それぞれに楽しんだようでなにより。

それではまた。

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