2018年03月07日

プライム劇場35【幸せのかおり】2008

藤竜也は日活時代、元気な若者的な役どころばかりの役者で、石原裕次郎、小林旭の高見のポジションまでには高橋英樹、和田浩治、葉山良二、浜田光夫他、多数のレギュラー陣がひしめいていて道険し、

img_0だったのが日活ニューアクション路線で、頭角を現し始めた
と思いきや、日本映画産業が斜陽の代名詞だった時代、日活が低予算のポルノ屋に転向した事で、その勢いも潰えた。

石原裕次郎は渡哲也と共に、既に設立していた石原プロの活動へ

小林旭はTVに進出したが結果を出せず、不遇の時を経て【仁義なき戦い】後、東映をメインステージにする

宍戸錠は【ゲバゲバ90分】を始めとした完全なTVタレントに

高橋英樹はTV時代劇のスターに

日活ニューアクション路線のメンバーでは、原田芳雄はフリーとして70年代以降の日本映画界で大活躍

地井武男は東映にシフトしたが、やはりTV界へ

太田雅子は芸名を梶芽衣子に変更したのち【野良猫ロック】で売れ、【女囚さそり】【修羅雪姫】のヒットで、藤純子引退後の邦画を代表する大女優にブレイク

で、藤竜也
やはりTVドラマの【時間ですよ】での、小料理屋のカウンターの片隅でグラサン掛けたまま、何か訳アリの寡黙な客を演じたスポット的なシーンでその存在感を示し、それでブレイクしていく

あぁ 日活ニューアクション路線の生き残りは
藤竜也と梶芽衣子だけになったか
あ、和田アキコもいたか

20160927110848_1それにしても存在感のある役者になったなあ

この作品では中国が母国の料理人を演じてるんだけど、藤竜也の個性が強いままリアリティも損なわない。

作品はタイトルからもハートウォームな内容なのは明らか、悪人も出て来ず金沢を舞台にしんなりとお話は進む。


ただまぁ、主演の中谷美紀という人は、個人的には表情のパターンが5つくらいしか引き出しの無い女優さんって認識でしかなく、どうにもこうにも作品の中でも浮いて見える。
なんか、色々と演技賞を獲っているようだけど。

それでも主演のオファーが来るんだから僕には感じ得ない役者としてのスキルがあるんだろうか。

恩人の八千草薫の息子の結婚の宴の依頼もあり、弟子となった中谷美紀の為もあり、生まれ故郷の中国 紹興へ二人で訪れるんだけど、これがどうも唐突、

第一、藤竜也は病で鍋も持てない、中谷美紀はまだ半人前、そんな状況で長い事店を閉めて大丈夫なのか。

しかしこの紹興のロケが素晴らしい、
繁栄を誇る上海ではなく、昔の風景が色濃く残る紹興が藤竜也なのか。

遠い昔に家族を亡くした藤竜也と、夫を亡くしたシングルマザーの中谷美紀との心情が淡々と。

Screenshot_20180215-185607出て来る料理の数々も美味しそうだし、後味の良い作品ではあるが、
中谷美紀がなぁ

それに、八千草薫の息子の婚約相手、声楽科の学生という設定ながら、料理が美味しかったからと言ってそのお礼にいきなり朗々と歌い出すかぁ?

映画的表現としてはアリかも知れんが、いや、そんな奴おらんて。



baneer lump
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koba357 at 00:30│Comments(0)映画 | ネット PC

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