2019年09月27日

【見えない目撃者】 良く出来てるけど・・・

ダウンロード韓国映画のリメイクらしいんだけど、細かい設定の変更はあるみたい、

タクシードライバーが警察官、ローラースケートがスケボーとか。

だけど基本的なストーリーは画期的、独創的って程でもなく、わざわざチョイスしなくてもなー、って思うんだけど、中国でもリメイクされたらしい、不思議。


ダウンロード (1)
まぁ、出来上がった作品にあれやこれやとツッコミ入れるのは本当に気楽だからね。

公開前のネットの評判が物凄くよさげだったので、久しぶりにレイトショーに出掛けたのだけど、
上映寸前にタブレットで見た評価で、今年のベスト10に入るとかっていうのがあって、
もう9月も終わりなのに、ベスト1じゃなくてせいぜいベスト10かよ、あれれ?



mienai_teaser1_2作品自体は良く出来てるが、サスペンス基調からホラー展開に入ってからがツッコミ所満載になるのが惜しい。

聴覚を頼りの主人公なので、全編BGMが控えめなのは良い。

吉岡里帆は事故で弟を亡くした負い目を持つ元警察官、芯のある盲目役をきっちりこなしているけど、
バディの高杉真宙が、子に無関心な家庭環境があって故、事件に入り込んで行く過程がイマイチ弱い。

それにこの人、ハンサム過ぎて感情の起伏が分かり辛い。
スケボーだけ熱中してる、将来に希望を持たない高校生って言う割に虚無的でもなく。

警察側の定年まじかの田口トモロヲ、大倉孝二のおっさん刑事コンビは、美男美女の素人探偵の対比として見栄えの良い役者を選ぶ訳にはいかないから妥当な配役。

それにしてもこの美男美女、二人とも事件に遭遇した切っ掛けがあるとはいえ、勝手に捜査してええのかいね。
初めは吉岡里帆の証言が相手にされず事件化していないとはいえ、お前ら片平なぎさと船越英一郎か?

そこは吉岡里帆が元警察官という設定なので、そんなに違和感は感じないんだけど実務経験は無いんだよねえ。

まずまず出来はいいだけに、ツッコミどころを指摘する方が映画そのものの説明には向いてるかもしれない。


CAUTION   以降、ネタばれあり

猟奇殺人の犯人、夜の地下鉄構内で吉岡里帆を追いかけ回すんだけど、何故走らない?
電車はまだ動いてる時間帯なのに、地下道で誰にも出くわさない?
危機一髪ってところにやっと駅員数名が駆け付けて難を逃れるんだけど、
走って追っかけていれば始末出来たのに。

これはクライマックスでも同様、家の中から銃声が聞こえて間違いなく犯人がいると分かってるのにシロートの美男美女は拉致されたJKを救出に侵入する。
それも声をひそめる事もなく、フツーに会話しながら。

どこに犯人が潜んでるか分からんのに

犯人は情け容赦なく刑事二人をあっさり殺すくせに、高杉真宙にはナイフで刺した後、蹴りを入れるだけ。

大量殺人事件が発覚したのに、刑事と美男美女の3人だけで犯人のアジトへ赴くって何なの、
刑事は単独行動しちゃいけないんだろ。

小道具の伏線を何か所か用意してるんだけど、どれもこれも回収どころが簡単に予想出来てしまう。

元警官の吉岡里帆が拳銃を手にした時点でオチが確定しちゃうのはともかく、
冒頭、事故の原因ともなる弟のチャーム?不自然な印象付けだからラストで使われるとすぐ確定。

途中、印象付けの念押しで再登場するけど新品同様、あの大炎上の中で溶けなかったのが不思議。

犯人の動機付けも中途半端なサイコパス程度で説明不足、

途中、六根清浄 っていう仏教由来の考えを素にした殺人儀式だと判明して、
お、これは・・・と思ったら、何だかどこかに霧散しちゃったよ。

128分もあるので多分、この辺りは切っちゃったんだと思う。
犯人の心理描写を織り込んだら、もう10分以上は必要になるだろうから。

犯人の殺人対象となる風俗勤務のJK達、吉岡里帆の前では何故そんなに礼儀義正しい?

犯人はコピーキャットだった訳だけど、その重要な情報を握る僕の大好きな 國村隼
刑事の田口トモロヲ、大倉孝二、酒向芳


決して太陽に吠える事のない、リアルな捜査陣の抑えた佇まいがこの作品のトーンを決定づけている。
主役の吉岡里帆の能力を後追いするくらいのスキルも、展開上、ちょうど良い。

事前の評価からは肩透かしな面はあったけど、まずまず観て損は無いかなぁ。



banner alien
  おいで下さって感謝です。マウスを構え、クリッと。


にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 神戸情報へ
にほんブログ村  神戸の事なら
koba357 at 00:00│Comments(0)映画 | 芸能

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔