デンティストコバの 四方山日記

日向市 歯科医院 小林歯科のブログです

後妻業の女

 宮崎市内で勉強会がありました。最近はいろんなお薬を飲まれてる患者さんもいらして、しかも新しい薬がどんどん出てきていますので、私達も勉強が必要になります。薬によっては歯科診療を行うにあたって注意が必要なものも多々あります。その方面の勉強会でした。

 さて、宮崎市まで行きましたので、映画を観てきました。大竹しのぶ、豊川悦司の「後妻業の女」。

 映画を観ながら、青酸化合物による連続不審死事件( 筧(かけひ)千佐子容疑者)の事件を思い出しました。1994年頃 1人目殺害から2013年12月28日 8人目殺害ととんでもない事件で、映画はこれほどひどくはありませんが、高齢の独身男性を遺産目当てで近づく女性が主人公。

 この悪い女を大竹しのぶが好演。ほんと、彼女の演技には驚かされます。上手いですねー。お話しはひどいのに笑ってしまいます。豊川悦司もとても良い。

 お話しが少々ひどいので、映画の評価も芳しくはありませんが、大竹しのぶの凄さがよく分かる映画でその意味ではお勧めの映画です。退屈することは決してありません。

後妻


銀行で預金を引き出そうとするシーンは秀逸でした。

歯磨き指導は必要ない

 先日歯科医師仲間とフッ素に関して話をする機会がありました。フッ素はむし歯の予防に有効である事は確実ですが、それだけではむし歯を減らす事は難しい、というのが我々の考えです。むし歯予防で使用されるフッ素の量は少ないので、フッ素の害を心配する必要はありませんが、過信もいけません。

 フッ素の予防に熱心な方が子供に熱心に歯磨き指導をしている衛生士に「フッ素で毎日うがいしてるから歯磨き指導は必要ないんじゃないですか」と質問されたそうです。

 確かにフッ素洗口は歯を強化しむし歯になりにくくはしますが、それでも甘い物を取り過ぎたり、歯磨きしなければむし歯になります。予防の重要性に順番をつけるならば、まず砂糖摂取の制限(あんまり甘い物を食べない)次に磨き残しがないようなブラッシング。最後がフッ素です。

 磨き残しがないように歯を磨く事は非常に重要で、これは自分ではなかなか分からないので、歯科医院で定期的にチェックしてもらう方が良いのです。

 健康になるにはセルフケアも重要ですが、それだけでは不十分。勿論歯科医院に行っていても、毎日の歯磨きや食事の注意を怠ればいくら定期的に歯科医院に通っても悪くなります。セルフケアと専門家による管理は口腔内の健康を保つ両輪と考えた方が良いですね。

 
 

他よりまし

 参議院選挙が終了。当初この選挙は憲法改正の発議に必要な3分の2以上の議席を憲法改正に積極的な政党が確保出来るか、また野党はそれを阻止できるか?というのが大きな勝敗ラインだったような気がします。

 結果は与党が目標とした数字を超え与党の勝利とみえましたが、民進党の岡田代表は、かなり支持が回復してきたので悪くない数字である、というような事で私から見たら敗北だと思うのですが、責任を取らないようです。

 勝利した与党ですが、ある調査によると自民党に投票した有権者の64%が「他よりまし」という消極的な理由で与党を選択したとのことです。

 確かにアベノミクスと言っても実感は全くないのが実情ですし、今後の医療福祉に関しても不安だらけですから手放しで今の政府が素晴らしいとは思えません。ただ選挙戦でも感じましたが、民進党の岡田氏の話は政権批判は分かりますが、ではどうしたら良くなるのかという具体的な政策ははっきりしませんでしたし、民主党政権時の失政は記憶に新しく、その反省は全く述べることなく、また今後の具体的な政策も述べず、今の政権批判だけではとても支持する気持ちにはなれなません。

 日向市にはあんまり関係ないような東京都知事選が始まります。自民党は分裂でこれもあんまり良い印象はありませんが、民進党が推薦するのが政治経験の全くないジャーナリストです。
 インタビューでも都政の現状もよく知らず、政策もこれから作製、高齢で体調不安も感じるような人物。知名度があれば選挙に有利というのは分かりますが、あまりに都民を馬鹿にしてるような気がします。そんなことだから有権者が民進党を信頼出来ないと感じるのではないかと思います。

 自民党が分裂していますし、ひょっとするとこのジャーナリストが知事になるかもしれませんが、
もしそうなったらしっかりやってもらいたいものです。そうなれば国政とは関係ありませんが、民進党の支持も少しは上がる気がしますね。

学校での歯科検診

 4月になりますと各学校で歯科検診がはじまります。

 当地区歯科医師会では検診結果が歯科医によってばらつきがないように、勉強会を開催したりしてます。検診する歯科医によって判定が大きく異なると統計的に問題が生じるからです。


 さて、今月も当医院に来院し、治療が終了された子供達もたくさんいます。本来ならこういったお子さんは検診で「むし歯なし」と判定される事になりますが、そうでない事もあります。

 これは当医院では、特に乳歯の場合、もうすぐ生え替わるような場合は治療の必要なしと判断し、治療せず治療終了とします。

 ところが検診ではこういった乳歯もむし歯として判定しますので、学校から検診カードが出る事があります。


 もしそのような事があったらお手数ですがカードを当医院受付まで持参下さい。

 「治療終了」と記入いたします。(お子さんは来院する必要はありません)

土曜日の診療は午前中だけです。

 今年もあっというまに年末が来ました。年々1年が過ぎるのが早くなる感じで、驚くばかり。今年は29日まで診療の予定です。

 さて、「土曜日の午後に来院したい」という問合せが2件ありました。

 当医院は開業以来土曜日の診療は午前中のみなのですが、ネットに土曜日午後診療と案内されてるとのこと。調べてみると確かにそうなっています。

 当医院はホームページはなく、医院の案内はこのブログにて行っています。他の案内は当医院が作製したものではありません。何の情報を元にこうなってしまったのか不思議なのですが、掲載元に訂正をお願いいたしました。

 日曜祭日は当番医で診療する場合以外、基本的に休診です。

金属アレルギー

 歯科治療では金属を使用することが多くなります。ところが金属に対してアレルギーのある方もいらっしゃいます。

 歯科治療を受けた後に皮膚に炎症が起こると、歯科治療が原因、つまり口腔内に金属を入れたことが原因とも考えられます。が、ひょっとすると他の要因、食べ物や薬によるものかもしれませんので、金属が原因かどうかは皮膚科でパッチテストと呼ばれるアレルギーの検査を受けるかあるいは口腔内に入れた金属を除去するかです。

 歯科では金も使用され、金という物質は、溶けることがない(分解されることがない)ということでアレルギーが出にくいと言われますが、歯科で使用される金は金合金となっていて純金ではないため、金歯にしてもらってもアレルギーが出ない、という事はありません。

 チタンも歯科で使用され始めた頃はアレルギーが出ないと言われた事もありましたが、最近ではチタンに対してもアレルギーが起こる方がいるようです。

 チタンは歯科の被せものにも使われることがありますが、現在一番使用されてるのはインプラントかも知れません。

 本日保険医協会の雑誌を読んでいましたら、インプラント治療後にアレルギーが出た症例が報告されていました。

 頻度的には少ないのでは?とは思いますが、インプラントでアレルギーが出てしまうと、除去が大変な事になります。インプラントと共に周囲の骨も削ることになりますから、患者さんは辛いですね。

 インプラントはともかく、最近は他の治療では金属を使用せずに治療できるようになりました。一部保険が利かず自費になるものもありますが、金属アレルギーのある方もその点は助かります。

 当院でも金属を使用しない治療を希望される患者さんが増えてきました。アレルギーより審美的な点を重視した方が多いからですが、来年からは土台に使うファイバーコアも保険導入される予定で、脱金属が保険でも進んで行きそうです。
 

歯は削らない方が良い

 歯は削らない方が良いに決まっていますが、むし歯の場合は、悪くなった部分を取り除かないと進行しますので、最低限の歯質を削って治療する、というのが普通です。

 普通です、というのは、先日他県から日向市に引っ越してきたばかりという患者さんから、前に通院していた歯科医師の話を聞いて、そういう歯科医師もいるのかな?と不思議に思ったからです。

 その患者さんは奥歯の外側から穴が開いている、つまり一般的なむし歯の状態。自覚症状は全くありませんが、象牙質までむし歯が進行していて、むし歯の部分をそのままにしていたらそのうち神経まで痛んでしまうと思われます。


 その事を説明し、治療をしたのですが、その時に前の歯科医院で「歯は削らない方が良い。痛みもないのだから、痛くなったら治療する。それまで放置していた方が良い」と言われたというのです。

 にわかに信じられない話ですが、その歯科医師はそれが医院方針だと説明してくれたそうです。

 進行しない可能性のあるむし歯様の着色した歯は、現在「要観察歯」として定期的な観察をお勧めする、というのが一般的ですが、明らかにむし歯が象牙質まで及んでいれば、ほとんどの歯科医師は治療をお勧めするはずです。

 神経まで進行して神経を取る治療することになると、神経を取った歯は長持ちしないというのが常識ですから、それを何としても防ぐ、という事です。

 神経まで悪くなるまで放置して、悪くなったら神経とりましょう、などと言う歯科医師が多く居るとは思えませんが、もしそのような事を言われたら、別の歯科医師に診てもらって、意見を聞いてみた方が良いですね。

フッ素で頭が悪くなる

 フッ素が虫歯予防に有効なことは広く知られてるところです。但し、一度に大量に摂取したり、かなりの濃度のフッ素を日常的に摂取すると害がある事も知られています。

 どのような薬でも食べ物でも大量に摂取すれば体に毒ともなるものは多々あります。大量に摂取すると危険な物だから使用してはいけない、となれば食品添加物も医薬品等も使用できないわけで、極端な利用方法の危険だけに目を向けるのは愚かなことです。

 数ヶ月に一度の歯科医院でのフッ素塗布。フッ素入りの歯磨き粉の使用。フッ素洗口等で健康被害が出ることは考えにくいと私は思います。

 歯磨き粉のチューブ一本を一度に食べてしまう、うがい用のフッ素溶液を数リットル飲んでしまうというような事があれば別ですが。

 但し、フッ素に関して私は予防効果があると考えていますが、学校でのフッ素洗口や水道水への添加に関しては賛成というわけではありません。私は危険だとは思いませんが、危険だと考え、反対する人たちが居るのに、全員に強制するような事でもないと思うからです。

 さて最近フッ素でIQが下がるとか、癌が増加する等と主張する人たちが居るようで、これはこれで困ったものだと思います。

 日本では水道水のフッ素添加は行われていませんが、米国ではかなり歴史があります。州によって行われていない州もありますが、フッ素利用してる州のIQが下がったり、癌が増加したという話は聞いたこともありませんし、仮にそのような事があり、国民のIQが下がり癌が多発すれば、国力が衰えるわけで、国がそれを安閑とみてるはずはありません。

 日本でも同様で、フッ素水道水添加を推進してる人々は、国力を低下させ、癌多発で医療費増加をもくろんでる訳ではありません。福祉、医療費増加で悩んでいる現在の国の状況を考えれば、そんな馬鹿な事を国や行政が行うはずがありません。そうではなくて、虫歯をなくし、医療費削減を考えてるわけです。

 頭が悪くなる等というセンセーショナルな害を訴える方の目的はよく分かりませんが、普通に考えると、そのような事が起こる可能性は低いと私は考えますけれど。

 歯科医院経営者としてはこういった国の考え方、つまり医療費削減は理解出来ますし、国民の健康の為にも必要な事だと理解はしますが、正直に言えば、経営者としては微妙なところですね。しかし医療というのは医療従事者が頑張れば頑張るほど利益は少なくなるものですから、仕方ありません。

 私は現在大王谷小学校の校医として歯科検診を行っていますが、保護者の方々の頑張りもあり、子供達の口腔内の状況は我々が子供の頃と比較すると非常に良好です。

 このままの状況が継続すれば、数十年後には虫歯、歯周病も少なくなり、義歯、インプラントといった治療も需要が格段と少なくなるでしょう。人口も少なくなる事もありますから、歯科医院の数も少なくなるでしょうが、病気が少なくなって医療機関が少なくなるのが、理想的な未来ではあります。

 

 

MERSの感染拡大

以下は朝鮮日報の記事を抜粋したものです。


『MERSの感染拡大がここまで拡大した第一の責任は、当初からずさんな対応を続けた韓国政府にあるのは間違いない。ただその一方で、自らが伝染病を広める恐れがあるにもかかわらず、あまりにも軽々しい行動を取る個人にも大きな責任があると言わざるを得ない。最初にMERSへの感染が確認された患者(68)は、MERSが流行していたサウジアラビアに渡航していた事実を医療関係者に伝えていなかった。1日までに隔離対象となった682人のうち、自宅ではなく国が指定する隔離施設への収容を自ら名乗り出たのはたった4人だった。

韓国社会には法律やルールを「自分ではなく他人が守るもの」という意識が広くまん延している。一般市民の間で小さなルール違反に目をつむるケースが繰り返された結果、ルールを守らないで社会の秩序を乱す人間たちの方が逆に態度が大きくなっているのが韓国の現状だ。MERS患者と隔離対象者の一部が示した行動やうその言葉も、このような韓国社会の実情をそのまま反映したものだ。彼らにはおそらく罪の意識さえないのだろう。』

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/06/03/2015060301509.html

 日本やアメリカでは考えられませんが、韓国の市民意識、政府の危機意識は日本とは随分違ってるようです。

 韓国の考え方を急に変えることは難しいでしょうから、日本は自分でこのMERSから国民を守らねばなりませんね。韓国から国外に出る旅行者の検疫は機械そのものが十分でないようですから、感染者が日本を訪れる可能性はあり得ます。出てくるのは止められないなら、入るところで止めねばなりません。

 短期間で感染が広がり、死亡者も出ています。元々致死率が非常に高い病気のようですから、終息するまでは韓国には行かない方が良いですね。

 それにしても「ルールは自分ではなく他人が守るもの」というのにはびっくりです。他人がルール違反したときは厳しいが、自分は守る必要はないということでしょうか?日本人だけでなく、欧米の人々からみても非常に違和感を感じる文章ですが、これが本当であるなら、考えて付き合わないとトラブルになりそうです。

絶対治るのか?

 痛みはない、噛めないこともないのだけれど、何となく違和感がある。

 レントゲンを撮ると、若干歯を支える骨が少なくなっていて、指で押さえてみると、他の歯に比べると少し動く感じがある。神経を取ってあり、根っこの先にわずかに炎症があるような像が見えるけれど、痛みがないので、この炎症から違和感がきてるかどうか?という可能性は低い。

 こういった場合、噛めてるし、痛みもないのでまずは消炎剤、抗生剤といった飲み薬と歯ぐきの消毒で様子をみることにします。

 薬で改善する場合も多いのですが、先日、そういった違和感が取れず困ってる、という患者さんが来院。

 痛みもないし、噛めないこともない、違和感がある、というのは客観的に程度を判断するのが難しいものです。しかし、消毒、薬の内服で効果がないとなればこの場合抜歯が最善ということになりますので、抜歯の説明。

 すると抜歯するとこの違和感が絶対取れますか?との質問。

 患者さんからすると、抜歯までやってこの違和感が取れないと後悔しますから、当然の質問かも知れませんが、違和感の程度がこちらにはよく分かりませんし、抜歯と説明した歯の他には異常がみられませんので、改善する可能性が高いが、絶対とは言い切れませんと説明するほかありません。

 抜歯した後はブリッジ、義歯になると今より不自由になりませんか?とも質問されましたが、一本歯がなくなれば、どのような処置をしても以前より無理はきます。

 抜歯はしたくない、けれど今の違和感は気持ちが悪い。どうしたら良いか。痛みがなく、噛めるわけですので、結局もう少し考えてもらう事にしました。


 100%の治療の保証と治療後の不自由さがない治療。

 気持ちはよく分かりますが、なかなか難しいですね。
 

 

学校での歯科検診

 4月は学校で歯科検診が行われます。検診後は「虫歯あり」との結果をもらった子供達が来院してきます。

 ただ「虫歯あり」との結果をもらって来院してきた子供達全てが治療が必要か?というと必ずしもそうではありません。検診が間違っていたんじゃないか?と保護者の方が不満に思うかも知れませんが、これにはいくつか理由があります。

 まず、検診の時は、ライトも暗く、レントゲンもありませんから、「これは虫歯かな?」と歯科医師が迷うときに、きちんと精査できません。虫歯なのに放置すると後で困った事になるので、怪しいものは「虫歯」とします。そうすることで、かかりつけの歯科医院できちんと検査・治療が期待できるからです。

 もう一つ。乳歯の虫歯の場合、もうすぐ抜けることもあり、無理に治療する必要がない、と思われるものもあります。ただこの判断はきちんと検査しないと難しいこともありますし、虫歯には間違いないわけですから、検査結果としては「虫歯」とします。

 虫歯があると言われたから歯科医院に行ったのに治療しなかった、という不満は理解出来ないこともありませんが、そういう事情で「治療の必要なし」となることもあるわけです。

 私は大王谷小学校の担当ですが、昔と比べると虫歯は少なくなってるというのは正直な感想です。保護者の方が頑張っている成果でしょう。しかし虫歯が全くないわけではありません。「虫歯あり」との検診結果が出た生徒さんは早めに歯科医院で精査してもらって下さい。早期治療が歯のためにも良いし、治療時間も短くなりますからね。

金属治療の欠点

 歯科では虫歯で歯に穴が開いたりすると埋めたり被せたりします。保険治療では金属を使用することが多くなりますが、金属は丈夫ではありますが、欠点もあります。

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  唾液や酸など様々な影響で金属がイオン化し溶け出し、歯ぐき、唇、舌などに炎症、  味覚障害を起こしたり、血液中に入り込み、アレルギー反応を起こし皮膚疾患等を引  き起こすことがあります。

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  金属が時間の経過と共に溶け出して、歯や歯ぐきに着色して、黒っぽくなる事があり  ます。

 ガルバニー電流

  上下かみ合う歯に金属が使用してあると、お互いが作用して、電流が流れ、キリッと  した痛みを感じると言われています。


 アレルギーにしてもガルバニー電流にしろ、金属を使用すると必ず発生するわけではありませんし、過度に心配する必要はありませんが、仮にそのような事が考えられる人は、金属を使用しない治療方法を考えるべきですね。

 以前は強度の問題で出来なかったものも、最近はかなりの部分で金属なしで、治療できるようになっています。保険が利用できない物もありますが、これもかなり保険でカバー出来るようになってきていますので、審美的な問題を含め、相談して下さい。

アメリカン・ビューティー

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 1999年の映画。アカデミー作品賞も獲得している作品ですが、この当時は子育て真っ最中で、あんまり映画館に行くこともなく、内容が私の触手のちょっと動きにくいホームドラマということで、今まで未見でした。今回wowowで吹き替えの放送があるのを知り、録画して鑑賞。

 以前は映画館でも、テレビでも洋画を観るときは絶対字幕、等と考えていましたが、最近は吹き替えの方が観ていて楽になりました。それと、2時間程度継続してテレビの前に座ってるのもなかなか出来なくなり、録画して数回に分けて観ることも多くなりました。
 
 良い作品というのは、そういった鑑賞法でもやはり面白し、心動かされます。この作品も2回に分けて鑑賞です。

 さてこの映画はアメリカの平凡な家庭を取り巻く現実と崩壊が描かれます。麻薬、同性愛、不倫、リストラ。この映画の評論を読むと驚きますが、この物語で描かれる状況は特殊な家庭ではないとのこと。豊かな国と思われるアメリカは、その経済優先主義、物質主義の果てに病魔にむしばまれてるとも言えますね。

 アメリカン・ビューティーは主人公の家の花壇に咲く赤いバラ。映画の各場面でこの赤いバラの花びら、他にも赤が象徴的に使われます。美しいバラと崩壊する家庭は皮肉です。主人公が欲望のため一線を越えそうになりながら、我に返り、真の幸福に気づかされた後に来るラストも皮肉。

 恵まれた生活でも満たされない。人の目を気にし、他人と競争し、疲れていく。

 「富は海水に似ている。飲めば飲むほどのどが渇く」という言葉があります。豊かな生活、隣人より良い暮らしは誰もが望む事かも知れませんが、それは必ずしも幸福に結びつかない。人間はやっかいなものです。

大丈夫?こどもの歯の矯正トラブル!

 NHKの朝ドラを観て、それから朝イチ・・・という方も多かろうかと思います。今朝の朝イチでは歯科矯正の問題が取り上げられていましたね。


 「大丈夫?こどもの歯の矯正トラブル!」


 歯科医師は歯科医師免許があれば、一般的な歯科診療も、矯正でもインプラントでも小児歯科でも何でも治療する事は可能です。ただ矯正、外科、小児歯科専門性も高く、専門の歯科医院が存在します。(口腔外科外科は開業が難しいので、専門というと県病院、大学病院となりますね)

 専門でなくても、きちんとした治療は可能ですが、簡単ではありません。この事については以前ブログで私の考えを書きましたので、そちらを参考にして下さい。

 トラブルが起こるのは、おそらく矯正専門でない一般歯科医院で矯正治療を行った場合が多いと思うのですが、歯科医院の経営環境は良好と言えませんので、経営のために、専門でなくても矯正やインプラントも行う歯科医院が存在します。(経営のためでなく、患者さんの為に、という医院もあるかとは思います)

 番組でも言われていましたが、一般歯科で矯正治療を行ってる医院全てが問題があるというわけではありません。簡単な見分け方もアドバイスされていました。

 矯正治療はきちんと治ったか?が一般の方には分からない部分もありますから、出来るなら専門の歯科医院で治療するのが安心ですね。

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前歯で噛むと、奥歯が噛まないのだが??

 義歯の患者さんです。どうも義歯のかみ合わせが悪いとおっしゃいます。お聞きすると、「前歯でうどんとか食べたときに、奥歯がきちんと合わさらない、噛み合わせが合っていないんだよ」とのこと。

 ちょっとやってもらうと下の歯を少し前にずらして、物をかみ切るような噛み合わせになりました。その時に奥歯の上下がきちんと噛まないで、すき間が出来る、というわけです。

 皆さんもやってみてください。下の歯が前方に出てきて、物をかみ切る時は奥歯がほとんど当たっていない状態になりますね。

 これは左右の噛み合わせも同じです。右の奥歯で物をきちんと噛もうとすると、下顎が少し右にずれ、左の奥歯はあまりかみ合いません。

 これは例えば前歯でものをかみ切る時には、奥歯に力がかからない、必要がない部分には無理がこない、効率的な仕組みです。

 理想的な歯並びの人が、何も食べない状態で、まっすぐカチカチと歯をかみ合わせると全体が当たる感じがすると思いますが、咀嚼しようとすると、顎は前後左右に動き、必要な部分だけに負荷がかかるというわけです。

 相談された患者さんにもそのように説明しましたが、やはり気になるようでした。一度気になり出すと、どうも気になって仕方ない。確かにそれはありますが、噛み合わせは問題ないと理解してもらえると有り難いのですが。

堀江貴文氏 近畿大学の卒業式でメッセージ




 3月20日に行われた近畿大学の卒業式で、実業家の堀江貴文氏が卒業生に贈ったメッセージの動画を観ました。

「未来を恐れず。過去に執着せず。今を生きろ。」

 まだ彼は若いですが、波乱万丈の人生を送ってきた氏だからこそ言える言葉かも知れません。

 これからますますグローバル化が進む。タイ式マッサージの日本とタイの料金を比較して、日本が経済大国である時代は既に過去であり、日本が今後も豊かである可能性の低さ、そしてその時代を生き抜く方法を説きます。

 情報を収集し、自分で考える。マスコミや権威に頼るな。用意されたレールを走るような人生はこれからは通用しない。

 まだネットが普及していない時代、テレビは次第に衰える。テレビを観ながらネットを検索する時代がやってくる。そう予見した堀江氏。その堀江氏が、将来のことなど誰にも分からない、自分も10年前には歩きながらスマートフォンを操作し、ラインやツイッターで情報をやり取り、発信する今の状況は想像もしなかった、と言います。

 予想できない未来を心配することなく、今やるべきことに集中しろ。失敗を恐れずチャレンジしろ。チャレンジしなければ失敗しないかもしれないが、決して成功は手に入らない。

 これから社会に出て行く人だけでなく、大学生、高校生達にも聞いてもらいたいスピーチですね

下の入れ歯だけ作り直す

 上下総義歯の患者さんが来院されました。当医院は初めて。

 入れ歯が古くなり特に下の義歯がゆるいということです。上の義歯はゆるくはないがザラザラするということ。

 さて義歯を拝見しますと、おそらく食べると痛いと言うことで調整し、あちこち削ってしまい小さくなったのかな?と思うほど小さくなって安定が悪くなってるようでした。

 上の義歯は、こちらはゆるいということで安定剤が張ってありました。この安定剤を張ると安定が良くなりますが、古くなると表面が荒れてきてざらつきます。
 新しい義歯を作製するという前提で一時的に使用する安定剤で、当医院も使用していますが、一定の期間が過ぎると汚れも付着して表面も荒れてきます。ただ、ざらついてはいるものの、安定には今のところ問題がないとのこと。

 上下の義歯共に再作成した方が良い、と説明させていただきましたが、この方は70代半ばを過ぎた方で、「寿命もないので調子の良い上はこのままで、下だけ作って下さい」とのこと。古いだけでなく、かみ合わせの関係もありますから、上下組で作製する方が望ましいですが、患者さんのご希望であれば致し方ありません。

 別の患者さん。

 この方は70歳をちょっと過ぎた方。奥歯が一本抜けていて、その横が虫歯になりました。虫歯を治療した後に、「一本抜けたところがありますから、ブリッジ、義歯、インプラントで治療した方が良いと思いますが」と説明しましたら、保険のブリッジにしてくれと回答された後に、

 「私の友人がインプラントにしたが、あれは何年保つものか?」との質問

 「人によって異なると思います。平均だと5年から10年ぐらいで何らかのトラブルに見舞われるようですが、あくまで平均ですから正直言ってわかりません」

  とお答えしましたら・・

 「成る程。250万円かかったといっていたが、私と同じ年齢だし、悪くなった頃には寿命が尽きるかな」と笑っていました。

 考え方はいろいろですね。もう寿命がないから費用はかける必要がない、という人もいれば、寿命があまりないからこそ、生きてる間に費用はかかってもベストと思われる選択(インプラントがベストかどうかは意見が分かれるかも知れませんが)をする方もいらっしゃるわけですね。
 

矯正治療

 当医院は歯科矯正、インプラント治療は行っていません。インプラント治療に関しては、別に書いていますのでそちらを参考にしていただくとして、ここでは歯科矯正に関して私の考えを述べたいと思います。

 歯科矯正に関しては専門の歯科医院があるのでご理解いただけると思いますが、一般の歯科診療とは治療システムが異なっています。勿論私のような一般的な歯科診療を行ってる医院が矯正治療を行う事は不可能ではありませんし、矯正専門医が私がやっているような治療は行えるのですが、これも簡単ではないのです。

 レストランに例えて言うと、ピザ屋がお鮨もメニューに加える、といったような具合でしょうか?同じ食べるものを扱うお店でも、専門が違うというわけです。

 私も開業する前は矯正治療も出来た方が幅広いニーズに応えられると考え、2年間ほど矯正の勉強に行ったのですが、これは片手間にやれるようなものではないと痛感しました。

 矯正治療を希望する方の多くは審美的な問題、前歯の歯並びを気にして矯正治療を考えます。前歯を綺麗に並べるのも簡単ではありませんが、仮に上手い具合前歯が並んでも、奥歯が上手く並んでいないと後々困った事になります。そしてこの部分が一般歯科をやってる歯科医師にとって簡単ではないと感じました。

 私が矯正を勉強してる頃に、一般歯科診療と矯正を平行して行っている歯科医院に見学に行きましたが、前歯は綺麗に矯正されているももの、奥歯のかみ合わせまで上手くいっていない症例をみました。患者さんの最大の希望は多くが前歯の審美的な問題で、そういう意味では期待に応えられてると言えないことはありませんが、患者さんの事を考えるとそれではいけません。ただ奥歯の問題は患者さんには分かりづらく、既に患者さんは満足してる事もあって、奥歯まできちんと矯正治療を完成させなかったのだと思いました。

 その医院は一般歯科も行っていますし、矯正治療にのみ多大な時間をかける事は出来ません。その事情は分からないわけでもありませんが、仮に私が矯正治療を始めたとしたら、私も同様の事になりかねない、そうなったら患者さんに申し訳ないと考えて矯正は専門の先生に任せた方が良いと決断したのです。

 勿論、一般歯科診療をやりながら専門の矯正歯科同様の素晴らしい仕事が出来る歯科医師も少なからず存在するでしょうが、患者さんにはその治療が上手くいってるかどうか?特に奥歯の場合は判断できないことも多いわけで、やはり矯正治療をやるなら出来たら専門の先生にやってもらうほうが良いと私は考えています。

 人間は能力に限界があります。いろんな事が出来る人間は、実はどれも一流ではないこともあります。食べ物のお店でもそうですよね。勿論、専門と看板を掲げているのに二流、三流ということもありますが、基本的には一つの事を熱心に取り組んでいる人にはなかなか適わないということです。

 歯科医師には矯正、小児歯科、口腔外科(これ専門での開業はあんまりみかけませんから、こちらは県病院、大学病院になりますね)といったものを専門に掲げますが、全て出来て一人前の歯科医師と言う人もいます。その考え方は間違ってはいませんし、それが出来れば素晴らしいという事になりますが、それは簡単ではなく、故に専門が存在してるわけですね。

 当医院は延岡市の竹尾矯正、きりん矯正をこのブログでもリンクさせていただいていますが、私も紹介させていただくときは、このお二人にご紹介させていただいています。両先生とも素晴らしい先生ですから私も安心してお任せしています。

 平成27年4月21日NHK「朝イチ」で歯科矯正に関して放送がありました。
 以下を参考にして下さい。

 大丈夫?こどもの歯の矯正トラブル!

アマルガムをレジンに

アマルガム






レジン







 アマルガム充填がしてあると体に悪い、というように心配する必要はありませんが、確かに見た目はレジン充填に劣ります。

 大きな修復、隣接面を含むものはインレー(合成樹脂のインレー又はセラミックインレー)でないと上手く修復はできませんが、上の写真のような例であればレジン充填で心配ありません。

 この場合は保険診療となりますので費用もそれほどかかりません。アマルガムが気になる方はレジン充填に変えると良いですね。

 インレーの場合は、合成樹脂であると保険診療です。金属のインレーを合成樹脂のインレーに交換希望される方もいらっしゃいます。より綺麗で丈夫といえばセラミックインレーですが、こちらは自費診療(25000円程度)です。

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オールセラミックスクラウン

エンプレス














エンプレス裏















 オールセラミックスクラウンの写真です。患者さんへの説明用のものですから模型上で作成してあります。

 金属を使用していませんので歯ぐきとの境目が自然な感じの色になる、裏側も自然な感じになるのが特徴です。

 費用は一本7万円です。(奥歯は4万円)保険のものと比較すると費用はかかりますが、変色がありませんし、セラミック独特の透明感がありますので美しい歯が蘇ります。

 前歯の色が気になられている方にはお勧めの製品ですね。

 部分的なつめもの、インレーもオールセラミック製品があります。こちらは2万5千円です。



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