December 20, 2005

平成18年税制改正大綱(与党案)に怒っていいとも!

 12月15日与党の平成18年税制改正大綱(以下「大綱」)が発表された。
 詳細は自民党ホームエージをチェックしていただくとして、
注目すべきは1人オーナー会社の役員給与に係る給与所得控除相当額が法人において否認されることとなった点だ。

 現状の取り扱いでは、給与所得はサラリーマンが使うであろう経費(スーツ代等)の概算部分として「給与所得控除」が認められており、これは、会社役員だろうが平社員だろうが、上場企業であろうが1人オーナー会社であろうが変わらない(控除率は給与額によって変わる。当然高い給与のほうが控除率は低くなっている)。

 しかし大綱では、オーナーとその家族等で持株割合90%以上を保有する会社の役員については、「給与所得控除相当額」を法人の段階で否認する、としているのだ!
(ただし、例えば過去3年間の役員報酬の平均が年800万円以下の場合には適用しない等の一定の救済措置はある。)

 1人オーナ−会社では個人の経費が会社に付け替えられることがよくあるので、「給与所得控除相当額」が2重に控除されている、というのが国側のロジックなのである。
 しかし、会社の経費と個人の経費は明確に区分するのが大前提である。ゆえに国側もそのような経費は税務調査等を否認すべきであって、安易に一律に否認すべきものではない、と私は考えるのである(ある意味徴税側の手抜きだ、と)。

 では、上記規定の適用がありそうな会社はどのような対策が考えられるだろうか?

気になる方は御連絡を。

koba75 at 19:41│Comments(2)TrackBack(1)

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1. 税務系会計系のブロガーの皆様へ  [ 第1回・税務会計系ブロガーサミット ]   January 04, 2006 21:47
いきなりのトラックバックをお許しください。確定申告明けに、税務系会計系ブロガーのオフ会を開催したく思います。ライブドアブログだけでも、ビジネス−財務会計カテゴリ278ブログ(1月4日5時現在)。その内容も非常に個性に富んでおり、お一人お一人とぜひオフラインでご....

この記事へのコメント

1. Posted by 士業愛   December 28, 2005 13:34
今年は本日で終了です。
おせわになりました。
来年私は2歳若返りたいと思いますのでよろしくお願いします。
2. Posted by イタリア長介   December 29, 2005 00:26
>士業愛さま
2歳とは言わず、
5歳くらい行っちゃいますか?!

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