ディフェンド・ザ・ノース

旧ミネソタ・スポーツ。ヴァイキングスを応援しています。最近ティンバーウルヴズは観れていません。

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2006年01月

[ウルヴズ] テキサス連戦、1勝1敗

ウルヴズ 96 - ヒューストン 92

金曜日に敵地ヒューストンで行われたロケッツ戦、ウルヴズは獲得したばかりのリッキー・デイヴィスがいきなり 26 得点を挙げ、96-92 で勝利。連敗を3で止めました。

デイヴィスは第1Qだけで FG 5-8 の 11 得点。ルーキーのラシャド・マキャンツも前半だけで FG 7-9、16 得点を挙げ、ウルヴズは 54-42 のリードを奪いました。前半ウルヴズはトータル FG 22-39。ディフェンスではロケッツを FG 16-41 に抑えました。

第3Qには一時 15 点にリードを伸ばしましたが、ここからロケッツに 23-8 のラン。第4Q序盤には 71-71 の同点とされてしまいました。

しかし、ケビン・ガーネットが第4Qだけで 15 得点を挙げたウルヴズはリードを守り、残り約1分にはデイヴィスのジャンパーで 92-88 のリード。その後、マルコ・ヤリッチのエアボールやガーネットのフリースローのミスなどのため、再び2点差に詰め寄られましたが、残り8秒にはデイヴィスがフリースローを2本とも成功し、95-90 と試合を決めました。

・デイヴィスは FG 10-18、6リバウンド、3アシストで、ガーネット(12 リバウンド、4ブロック)と共に 26 得点。
・マキャンツは約 16 分半のプレイで FG 8-10、3P 2-2、18 得点を記録しました。
・ヤリッチはシーズンロウの約 12 分半で無得点。トロイ・ハドソン(21 分、2得点)とアンソニー・カーター(15 分)が共に5アシスト。
・マーク・ブラント(4得点、4リバウンド)は約 24 分でファウルアウト。ジャスティン・リードは出場せず、マーカス・バンクスは身内の不幸のため、故郷のラスベガスへ。

ウルヴズ 88 - サンアントニオ 102

翌日土曜日に敵地サンアントニオで行われた試合、第4Qスパーズに 13-1 のランを許したウルヴズは 102-88 で敗退。足首の故障から復帰したマニュ・ジノビリに第4Qだけで FG 4-4 を許し、スパーズのランに貢献させてしまいました。

第1Q、前日無得点のヤリッチが3ポイントを含むフィールドゴールを3連続で決め、ウルヴズは一時 12-7 とリード。しかし第1Q終了までにスパーズに逆転された後、第2Qには 10-3 のランで 11 点のリードを許し、47-42 のビハインドで前半を折り返しました。

後半はウルヴズが追えばスパーズが逃げる展開。第3Q残り約3分にはブラントの得点などで2点差、第4Q中盤にはガーネットとエディ・グリフィンが計6本連続でフリースローを決め、85-81 と詰め寄りましたが、ここからスパーズのランで引き離されました。

・ティム・ダンカンに 28 得点、16 リバウンド、トニー・パーカーに 25 得点を許しました。
・ガーネットは 23 得点、10 リバウンド。デイヴィスは 20 得点。
・先発のグリフィン(4得点、3ブロック) とベンチスタートのブラント(18 得点、2ブロック)は共に6リバウンド。
・前日 18 得点のマキャンツは、無得点に終りました。

試合後の成績:20勝22敗
北西地区3位(首位デンバーに3ゲーム差)
西カンファレンス 10 位(8位オクラホマシティと 0.5 ゲーム差)

[ウルヴズ] さよなら、ウォーリー

チームは木曜日、7人の選手が関係するトレードで、ウォーリー・ザービアックとマイケル・オロワキャンディをボストンへトレードすることを発表。代わりに、シューティングガードのリッキー・デイヴィス、ポイントガードのマーカス・バンクス、センターのマーク・ブラントおよびフォワードのジャスティン・リードをセルティクスから獲得しました。

またウルヴズは1巡目指名権を条件付きでボストンへ出し、将来の2巡目指名権2つを獲得。ウルヴズはさらに、ニコロス・スキティッシュヴィリをフェニックスの 2006 年2巡目指名権と交換トレードしました。

ザービアック(現在 28 歳)は、1999 年のドラフト総合6位でミネソタ入りして以来、438 試合に出場し、50% のシュート率で、6,777 得点(平均15.5 得点)を記録。今シーズン平均 38.9 分の出場で、20.1 得点(FG 49.5%)、4.8 リバウンドを記録し、チームの第2オプションになっていました。

ザービアックは「とても複雑な気持ちだ。7年というのは1つのチームにいるにしては長い時間だ。ミネソタのファンについてはいい思い出しかない。チームはすばらしい機会を与えてくれたけど、両チームとも変化が必要なときだと思っていたはずだ。」

ザービアックはまた、その市場価値の高さと、ケビン・ガーネットとの確執などから、ここ数年、トレードの噂が絶えませんでした。「ケミストリーに関しては、自分とケビン・ガーネットの間にコト(問題?)があったことは秘密ではない。(ケヴィン・マクヘイルは)うまくいっていないところも見ていたはずだ。」

一方、デイヴィス(26 歳)は 201 cm のスウィングマン。平均 41.6 分の出場で 19.7 得点、4.5 リバウンド、5.3 アシストを記録しています。ザービアックほどのピュア・シューターではありませんが、ディフェンス力には定評。ウルヴズは 2002 年の夏にクリーヴランドから制限付きのフリーエイジェントとなったデイヴィスとサインしましたが、キャバリアーズはこれにマッチし、後にデイヴィスをボストンへトレードしました。

ウルヴズ→ボストン
・ザービアック
・オロワキャンディ:213 cm、センター。1998 年のドラフト総合1位ですが、ミネソタに移籍して以来2年半、期待を裏切り続けてきました。今シーズン 32 試合に出場し、6.0 得点、5.6 リバウンド。今シーズン後、契約(約6億円)が切れることになっています。
・ドゥェイン・ジョーンズ:ドラフト外のルーキーセンター。ディヴェロップメントリーグでプレイ中。
・将来の1巡目指名権:ウルヴズの指名順位に基づく条件付き。ウルヴズはサム・キャセールとマルコ・ヤリッチのトレードにも1巡目指名権(こちらも条件付き)をパッケージにしているため条件は複雑。クリッパーズがボストンよりも優先的に獲得権を持っている模様。

ボストン→ウルヴズ
・デイヴィス
・ブラント:213 cm、センター。ハイポストからのプレイを得意とし、運動能力が高く、当たり強い。サイズの割にリバウンド力が低く、オロワキャンディ同様、やる気と集中力に疑問をもたれることがあるそうです。今シーズン後から 2009-10 シーズンまでで $30 million(約 35 億円)以上の契約が残っています。
・バンクス:3年目のバックアップポイントガード。今シーズンの出場は平均わずか 14.9 分で、5.5 得点、1.8 アシスト、1.24 ターンオーバー。
・リード:203 cm、2年目のフォワード。出場時間に恵まれず、平均 2.3 得点。
・将来の2巡目指名権2つ

[バイキングス] パーソネルチーフにフォーリー

チームは木曜日、サンディエゴのプロパーソネルディレクターだったフラン・フォーリーと、プレイヤーパーソネルの新ヴァイスプレジデントとして3年契約したことを発表。オーナーのジギー・ウィルフは、フォーリー、新コーチのブラッド・チルドレスおよびフットボールオペレイションズのヴァイスプレジデント、ロブ・ブルジンスキーの三角形の中心に自分を据え、フットボールに関する全ての決定を協議するとしています。

[ウルヴズ] 連戦連敗、いずれも大敗

ウルヴズ 83 - デトロイト 107

火曜日に行われたデトロイト戦、ウルヴズは、元ヘッドコーチのフリップ・サンダースが率いるピストンズに、今シーズンのホーム最大点差でブロウアウト負け。こちらも元ウルヴズ、チャウンシー・ビラップスに 27 得点、8アシストの活躍を許しました。

前半はビラップスを FG 0-7 に抑え、46-45 のリードで折り返しましたが、ビラップスは第3Qだけで4本の3ポインターを含む 18 得点(FG 7-11)。このクォーターを 33-13 とされ、ウルヴズは一気に 19 点のビハインドとなってしまいました。

・ウルヴズはリバウンドで 47-33 とピストンズに圧倒され、16 ターンオーバーから 24 失点。ビラップス以外にも5人の選手に二桁得点を許しました。
・ケビン・ガーネット(21 得点、10 リバウンド)は第4Q残り約9分にベンチに下がると、その後は出場せず。ウォーリー・ザービアックは FG 3-8、13 得点に終りました。
・ルーキーのラシャド・マキャンツが約 24 分のプレイで FG 6-11、14 得点。
・トロイ・ハドソン(インフルエンザ様の症状)は3試合連続の欠場。マイケル・オロワキャンディは親知らずの治療のため、この試合も出場しませんでした。

ウルヴズとビラップス
ビラップスは 2000 年の夏にフリーエイジェントでウルヴズ入りし、主にバックアップのポイントガードとして2シーズンをプレイ。先発のテレル・ブランドンがヒザの故障のため、01-02 シーズンで 31 試合しか出場できなかったにもかかわらず、チームはビラップスに翌シーズンの先発を約束せず、ビラップスは先発の機会を求めて移籍しました。ブランドンはその時点で契約が2年間(年平均約 11 億円)残っていましたが、オフ中のヒザの手術を受け、それ以来一度も出場できませんでした。

ウルヴズ 87 - メンフィス 107

翌日水曜日に敵地メンフィスで行われた試合でも、ウルヴズは、ここまでの6試合で5敗していたグリズリーズに 107-87 で2夜連続の大敗。マイク・ミラーの 3P 5-6 を筆頭に、グリズリーズにトータル 3P 12-22(55%)を許し、パウ・ガソールも 30 得点を許しました。

第1Q、ウルヴズは今シーズン最低の 14 得点。第2Qはグリズリーズの 10-2 のランで始まり、試合開始わずか 15 分で 39-16 の大量ビハインドとなってしまいました。ウルヴズは前半、グリズリーズに 63% 近いフィールドゴール成功率を許し、今シーズン最大の前半 62 失点。24 点のビハインドで前半折り返しました。

後半、本来のディフェンスを取り戻したウルヴズは、第3Qを 20 失点に抑え、ガーネットが第4Qだけで 10 得点。第4Qに2度、12 点差としましたが、ウルヴズの反撃はここまででした。

・ウルヴズは、トータルで FG 43%。リバウンドで 42-34 とメンフィスを下回りました。
・ガーネットは 29 得点。風邪をおして出場したザービアックは FG 7-20、15 得点でした。
・マキャンツはこの試合でも約 20 分近く出場し、14 得点(FG 6-9)、5リバウンド、3スティール。

ケイシー コーチ、トレードを否定
ドゥェイン・ケイシー ヘッドコーチは、フィラデルフィア戦の大逆転負けや、デトロイト戦のブロウアウト負けの後遺症が、まだチームに残っている上、トレードの噂があるため、チームに落ち着きがないと感じているそうです。
「彼らはここに残ると信じている。誰が残るのか辺りを見回しているが、これがウチのチームだ。何も変わらない。誰もこのロッカールームに加わろうとはしていない。我々は(トレードの噂を)水に流して、バスケットボールをプレイしなければならない。」

試合後の成績:19勝21敗
北西地区3位(首位デンバーに4ゲーム差)
西カンファレンス 10 位(8位ユタと 0.5 ゲーム差)

[バイキングス] コーチ陣ほぼ確定

チームは木曜日までに以下の3人を追加。これで主要なコーチ陣はほぼ決定しました。
スペシャルチームズコーディネイター:キャロライナのアシスタント STs コーチ、ポール・ファラロ
ラインバッカーズコーチ:カンサスシティの LBs コーチ、フレッド・パガッチ
セカンダリーコーチ:タンパベイのディフェンシヴクォリティコントロールコーチ、ジョー・ウッズ

チームはまた月曜日、サンディエゴのプロパーソネルディレクター、フラン・フォーリーに、パーソネルディレクター職をオファー。現在はまだ交渉中だそうです。

ペップ、エイジェントを解雇

クォーターバックのダンテ・カルペパーは火曜日、エイジェントのメイソン・アッシュを解雇。アッシュはチームにカルペパーの契約見直しを申し入れていましたが、チームは今月始め、これを却下しました。

その後、カルペパーは自らチーム首脳との会談を申し入れましたが、フットボールオペレイションズのヴァイスプレジデント、ロブ・ブルジンスキーは「契約が変わることはいない」と、これも却下。このあとカルペパーは、新ヘッドコーチ、ブラッド・チルドレスとの直接会談をキャンセル(電話での会談に変更)したことなどから、カルペパーのトレードが噂になっているようです。

[ウルヴズ] 84 - フィラデルフィア 86

日曜日にホームで行われたフィラデルフィア戦、ウルヴズは第3Q終盤のリード 19 点を第4Qに失い、86-84 でまさかの逆転負け。勝ち越しを狙ったクリス・ウェバーのレイアップはミスとなりましたが、アンドレ・イグオダラのリバウンドを押し込んだシュートがブザービーターとなってしまいました。

ウルヴズは前半、シクサーズのフィールドゴールを 29% に抑え、11 点のリード。第3Q残り約2分にはエディ・グリフィンの3ポインターで 65-46 とリードを伸ばしました。

しかし第4Qは、リバウンドで 13-2、セカンドチャンスの得点で 7-0 とシクサーズが圧倒。第4Q最初の約8分半でシクサーズに 15-4 のランを許した上、ウルヴズは最後の約3分間フィールドゴールの成功がなく、2分以上得点がありませんでした。

・前半はアレン・アイヴァーソンを 13 点に抑えることに成功しましたが、後半は 26 得点を許しました(計 39 得点)。
・ウルヴズでは、ウォーリー・ザービアックの 18 得点(FG 7-16、6リバウンド)が最高。
・ケビン・ガーネット(FG 5-15、14 リバウンド)は、グリフィン(10 リバウンド)と同じ、13 得点に終りました。
・マルコ・ヤリッチは 15 得点、7アシスト、5リバウンド、3スティール、2ブロックを記録しましたが、残り1分を切ってからパスミスによるターンオーバーと、オープンジャンパーのミス。
・第4Q、アイバーソンとクリス・ウェバーで合わせて FG 5-10、17 得点。一方、ガーネットとザービアックは合わせてわずか FG 1-3 で、代わりにヤリッチとトレントン・ハッセル(トータル 14 得点)が、第4Qに 11 本のフィールドゴールを試投しました。
・トロイ・ハドソンは(インフルエンザ様の症状)は前戦に引き続き欠場。マイケル・オロワキャンディは親知らずの治療のため出場しませんでした。

試合後の成績:19勝19敗
北西地区2位(首位デンバーに2ゲーム差)
西カンファレンス9位(8位オクラホマとゲーム差ナシ)

[バスケ日記] 追い上げ及ばず・・・

先週行われた試合は5位タイのチーム同士の直接対決になりましたが、ミジェッツは 46-41 で惜しくも敗退。ミジェッツは最大 17 点のビハインドから、終盤4点差まで詰め寄りましたが、一歩及びませんでした。

ミジェッツの大黒柱、C ウィルフレッドは一時帰国(プエルトリコ)のため欠場。この日も職場の同僚、C/F ダグに助っ人を頼みました。前半、ミジェッツはボールが回らず低得点。ディフェンスでも相手(Young Guns)にゾーンのローテーションの隙を突かれ、3ポイント攻勢で 27-12 と大きく出遅れました。

後半一時 17 点のビハインドとなってしまいましたが、ミジェッツはマン-トゥ-マン・ディフェンスに変えて反撃。こばすーは、前半3ポイントを3-4本決めていた相手のシューター(#41)をマークしました。オフェンスではダグを中心に得点し、こばすーも後半は6本連続でフリースローを成功。残り約1分、SG アンドレの3ポイントで 43-39 まで詰め寄りましたが、ミジェッツの反撃はここまででした。

個人的には FT 7-8 で7得点。以上。フィールドゴールなし(0-3)は今シーズン初めてだと思います。相手の PG はなぜかウチのアンドレをマークして、こばすーは主に上背のある SF にマークされました。ジャンプショットを打つのがキツく、ドリブルで抜きに行くことが多かったのですが、抜けるとファウルされてフリースローというパターンでした。ホントはもう一つファウル取ってもらいたかったのですが。

後半のディフェンスでは、ピックアンドロールのローテーションミスで #41 に2点取られましたが、自分がマークしている間の #41 の得点はそれだけだったと思います。後半からではなく、前半途中からマン-トゥ-マンにしていたらと、悔やまれるところでしょうか。後半だけで見ると、29-19 で勝ってますから。

これで我がミジェッツは2勝5敗で6位タイのはずなのですが、MEN'S VIKING LEAGUE の順位表とは矛盾があるようです。何かの間違い?また、これでリーグ内1巡目の対戦が終了。2巡目は、5位(3勝4敗)、1位タイ(6勝1敗)および6位タイと対戦することになっています。

[ウルヴズ] 90 - インディアナ 85

金曜日にホームで行われたインディアナ戦、ウルヴズは第3Q最大 16 点のリードから、終盤3点差まで詰め寄られましたが、90-85 でなんとか逃げ切り。ここ7回の対戦で1勝6敗と苦手にしていたペイサーズを敗ったウルヴズは、ここ5試合で4勝目となり、ホームでは5連勝としました。

エディ・グリフィンが第1Qだけで8得点、4ブロックを記録したウルヴズは、28-17 とジャンプスタート。前半は9点のリードで折り返し、第3Q残り約3分には 65-49 とこの日最大のリードを奪いました。

11 点のリードで第4Qに入りましたが、ウルヴズはこのクォーターだけで8ターンオーバー。サルナス・ジャシケヴィシャスとステフォン・ジャクソンの3ポインターや、オースティン・クロウジャーの3ポイントプレイを許し、残り 12 秒には 88-85 と詰め寄られてしまいました。

次の攻撃ではグリフィンのターンオーバーで、わずか2秒でボールを失いましたが、同点を狙ったフレッド・ジョーンズの3ポイントシュートはミス。残り1秒、グリフィンはリバウンドでボールを取り返し、2本のフリースローと試合を決めました。

・14 リバウンド、6ブロックを記録したグリフィンは、プレイタイムを 36 分に抑えたガーネット(8リバウンド)とともに 17 得点。
・ウォーリー・ザービアックは FG 4-13、3P 0-2 とタッチが今一つでしたが、12 本のフリースロー全てを成功させ、ゲームハイの 20 得点に5リバウンド。
・マルコ・ヤリッチは 13 得点、10 リバウンド、7アシスト。トレントン・ハッセルも 10 得点を記録したウルヴズは、今シーズン初めて、先発全員が二桁得点を挙げました。
・トロイ・ハドソンはインフルエンザ様の症状のため欠場。トレードの噂のあるマイケル・オロワキャンディは出場しませんでした。

試合後の成績:19勝18敗
北西地区2位(首位デンバーに1ゲーム差)
西カンファレンス8位(7位レイカーズに 0.5 ゲーム差)

ブラントのリバウンド力
スポーツ・イラストレイテッドは最新号で、ボストンのセンター、マーク・ブラントのリバウンド能力の低さを指摘。ブラントは 213 cm で運動能力が高いにもかかわらず、48 分換算で平均わずか 7.3 リバウンドとなっていて、この数字はポイントガード数人よりも低いそうです。ちなみに、トレードの対象として噂になっているオロワキャンディは 11.6 リバウンド/48 分を記録しています。

[バイキングス] トレードはナシ?

オーナーのジギー・ウィルフは水曜日「幸運にも、ウチには我々をチャンピオンシップへと導くことができるクォーターバックが二人もいる。」と発言し、ダンテ・カルペパーとブラッド・ジョンソンの両方をロースターに残す意向を示唆。先発希望を表明した控えのジョンソンだけでなく、リハビリ中の先発カルペパー(ヒザ)にまで、トレードの噂がありました。

スタッフ再編続く
・21 年在籍したアスレティックトレイナーのチャック・バータを解雇。フィラデルフィアのアシスタントトレイナー、クリス・ペデゥージとエリック・シュガーマンが後任候補になっているそうです。
・ラインバッカーズコーチのピート・バーシッチとも再契約しないことが決定。

[ウルヴズ] ボストン戦追加リヴュー

・ほぼ常にダブルチームを受けたケビン・ガーネットは、第4Q、FG 0-5 で無得点。また、フルコートでプレッシャーを受けた際、フロントコートにボールを運ぶのに時間がかかり過ぎ、オフェンスをセットアップする時間を浪費しました。
・以上を踏まえ、木曜日の練習では1)ガーネットへのダブルチームを難しくさせるためのスペイシング、および2)ガード陣のボール運びのスピード、について重点的に練習が行われたそうです。
・先発ポイントガードのマルコ・ヤリッチは FG 1-5、3得点、2アシスト。ヤリッチは月曜日のニューヨーク戦でネイト・ロビンソンと接触し、左ヒザを痛めていて、それが影響した可能性も。
・控えのフォワード、ニコロス・スキティッシュヴィリは試合前のウォームアップで左足首を捻挫。木曜日には足首を固定していたそうです。

[ウルヴズ] 96 - ボストン 103

水曜日に行われたボストンでの試合、セルティックスの若手ビッグメン、アル・ジェファーソンとケンドリック・パーキンスに計 35 得点、14 リバウンドの活躍を許したウルヴズは、103-96 で敗退。マーク・ブラント(6分、2得点、1リバウンド)のトレードの噂を裏付ける結果となりました。

トレントン・ハッセルが第1Qだけで 10 得点、ケビン・ガーネットも最初の約 14 分間で 17 得点を挙げたウルヴズは、第2Q残り約9分で 14 点のリード。前半は 55-46 のリードで折り返しました。

しかしウルヴズは第3Q、24 本のフィールドゴールのうち 16 本をミス(ガーネットを除くと FG 3-14)し、わずか 18 得点。第3Q終盤、そこまで FG 2-11 に抑えていたポール・ピアースの3ポイントなどで2点差に詰め寄られると、第4Q序盤にはピアースに8連続得点を許し、残り約 10 分半で 77-74 と逆転されてしまいました。

・ガーネットは 29 得点、13 リバウンドを記録しましたが、第4Qはジェファーソンやパーキンスのディフェンスに苦しみ FG 0-5。チームを再逆転に導くことはできませんでした。
・ウォーリー・ザービアックは 22 得点(FG 8-16)、6リバウンドを記録しましたが、3P 0-5。ハッセルも 18 得点を記録しましたが、後半は2点のみ。
・先発のエディ・グリフィンは4ブロック。トレードの可能性のあるマイケル・オロワキャンディはベンチスタートの約 24 分半で9リバウンドを記録しました。
・トロイ・ハドソンはベンチから 30 分以上出場し、3P 3-5、13 得点、6アシスト。

試合後の成績:18勝18敗
北西地区3位(首位デンバーに1ゲーム差)
西カンファレンス 10 位(8位ユタに 0.5 ゲーム差)

史上6人目の快挙

ガーネットはこの試合でキャリア通算 9,000 リバウンドを突破。16,000 得点、9,000 リバウンド、3,500 アシストを達成したのは、ウィルト・チェインバレン、エルギン・ベイラー、カリーム・アブドゥル-ジャバー、チャールズ・バークリー、カール・マローンに次いで、NBA 史上6人目だそうです。

[ウルヴズ] KG、POW

NBA は火曜日、1月 9-15 日のプレイヤー・オヴ・ザ・ウィークを発表し、ウエスタンカンファレンスからはフォワードのケビン・ガーネットが選ばれました。ガーネットはこの賞をキャリアで 14 回受賞していますが、今シーズンはこれが初めて。この間の3試合で、ガーネットは平均 24.3 得点(FG 59.2%、FT 78.9%)、14.0 リバウンド、6.3 アシストを記録し、スランプだったチームを2勝1敗に導きました。

”センター”グリフィン

先発センターだったマイケル・オロワキャンディが昨年末にヒジを故障して以来、控えのパワーフォワードだったエディ・グリフィンがセンターで先発しています。

グリフィンは 12 月 28 日の最初の先発で、22 得点、12 リバウンド、4ブロックと好守に渡る活躍。オロワキャンディの復帰後も先発に定着し、ディフェンスでは貢献していますが、不慣れなポジションのためかオフェンスではここ9試合で FG 32.7%、平均 4.7 得点となっています。

グリフィンは3ポイントシュートを得意としていましたが、昨シーズン最初の 61 本のうち 30 本の3ポインターを成功させた後は、48-203(23.6%)と低迷。最近は、ミドルレインジのジャーパーやチームメイトのためのスクリーン、ゴール下のレイアップにつながるベイスラインでの動きなどを重点的に練習してるそうです。

控えに格下げになったオロワキャンディはトレードされる可能性も。ボストン・グロウブ誌は火曜日、セルティックスのセンター、マーク・ブラントとオロワキャンディのトレードの可能性を報じましたが、もし他のポジションの選手とのトレードとなった場合には、しばらくの間、グリフィンがチームの No.1センターとなる可能性もあります。

[バイキングス] 新コーチ、さらに3人

チームはさらに、以下の3人のコーチを発表。これでブラッド・チルドレス新ヘッドコーチのスタッフは計 13 人になりました。
・ランニングバックスコーチ:UCLA のアシスタント、エリック・ビーミニー
・ディフェンシヴラインコーチ:ルイジアナ州立大のアシスタント、カール・ダンバー
・ストレングス/コンディショニングコーチ:フィラデルフィアのアシスタント、トム・キャナヴィ

一方、コーチズ・サポート・アドミニストレイターだったシド・ピライは、フットボール・オペレイションズ・デパートメントへ。マイク・タイス前ヘッドコーチのスタッフの中で初めての再契約となりました。

[ウルヴズ] 96 - ニューヨーク 90

日曜日に敵地ニューヨークで行われたニックス戦、ウルヴズはトロイ・ハドソンの試合を決める3ポイントシュートで 96-90 の勝利。約6週間ぶりのロードでの勝利で、ロードでの連敗を7で止めました。

序盤はニックスにリードを許しましたが、ケビン・ガーネットが第1Qだけで9得点、8リバウンドを記録したウルヴズは、25-23 と逆転。第2Qは接戦になりましたが、5点のリードで前半を折り返しました。

後半最初の約8分間、ウルヴズは主にゾーンディフェンスで、ニックスを FG 2-12、2ターンオーバーに抑え、マルコ・ヤリッチの6得点などで 20-6 のラン。72-53 のリードとなりましたが、ここからステフォン・マーブリーの7得点などでニックスに 12-2 のランを許し、9点差に詰め寄られてしまいました。

さらに、ネイト・ロビンソンに第4Qだけで9得点を許し、残り 32 秒には 92-90。続く攻撃で、ハドソンはガーネットとのピック-アンド-ロールに失敗しましたが、残り7秒、175 cm のロビンソンの頭越しに3ポイントシュートを決めました。このときシュートクロックは残り約4秒。決して褒められたプレイではなく、外せば同点または逆転のチャンスを相手に与えてしまうシュートでしたが、結果として試合を決める得点となりました。

・第4Q残り約8分、ウォーリー・ザービアックのスクリーンに衝突したマーブリーは肩から床に倒れ、一時は試合に戻ったものの、すぐにロッカールームへ。
・マーブリーは試合後、このプレイについて「dirty pick」と発言しましたが、ザービアック本人はもちろん、ニックスのアントニオ・デイヴィスでさえ「あれはバスケットボールのプレイに見えた」とマーブリーの発言を支持しませんでした。
・ガーネット(FT 10-11、16 リバウンド、6アシスト)とザービアック(FG 10-18、8リバウンド、4アシスト)は、ともに 24 得点。
・ベンチスタートのハドソンは FG 6-13 で 16 得点を記録しました。ヤリッチ(6アシスト)が 11 得点、ハッセルも 10 得点を記録し、ウルヴズは5人が二桁得点。
・トレードの可能性があり、3試合ぶりの出場となったマイケル・オロワキャンディはベンチスタートで、先発のエディ・グリフィン(3ブロック)と共に6リバウンド。
・通常のロードゲームでは試合直後に移動となりますが、今回、選手達は日曜日の夜をマンハッタンで過ごし、今日月曜日に移動となるそうです。

試合後の成績:18勝17敗
北西地区首位(2位デンバーとゲーム差ナシ)
西カンファレンス3位(2位フェニックスに 5.5 ゲーム差)

[バスケ日記] 5割復帰ならず

先週行われた試合はリーグ3位に上がっていた Home Federal との対戦でしたが、ミジェッツは 48-32 で負けてしまいました。

前半こばすーは FG 1-6 で2得点(泣)。あんまり審判のせいにするのは好きではないんですが、速攻のときのインテンショナルなファウルぐらい取ってくれよ!こばすーは、このハードファウルでヒザを打ってベンチへ。ウィルもカウント-アンド-ワンのファウルを全部オン・ザ・フロア(シュート前)にされて、かなりイカってました。序盤は接戦でしたが、得点力を欠いたミジェッツは 22-12 のビハインドとなり、前半終了となりました。

幸いヒザは軽症で後半も先発できましたが、点差を詰めることはできずにベンチへ。15 点のビハインドとなったところで、再投入されたこばすーは6連続得点を挙げ、39-30 となって相手がタイムアウトを取りました。

ここの勢いで一気に・・・と思っていたら、ここで交代ってどういうこと?3本連続でシュート決めて、その間に2スティールしてるんですけど?残り3分の9点差で、もうあきらめたってこと?とにかく、チームが試合終了までに引き離されていくのをベンチで見ていたわけです。

後半は1本しかミスしなかったので FG 4-10、8得点。5割切ったのは今シーズン初めてかな?でも、審判がちゃんとファウルを取ってくれれば、FG 4-7 ぐらいでフリースローを6本はもらえたはずですから、12、3 点は取れたはずですね。それでも焼け石に水ですが。

これで我がミジェッツは2勝4敗。4位タイから3チームが並ぶ5位タイに転落していまいました。今週も同じく5位タイのチームと直接対決になります。その後は4位、2位との対戦が続くので、今週は勝っておかないと・・・。

MEN'S VIKING LEAGUE の順位表

[ウルヴズ] トレードの可能性

オーナーのグレン・テイラーは日曜日、「他チームと積極的に話し合っている」と、チームがトレードを模索していることを認めましたが、ウォーリー・ザービアックとスティーヴ・フランシスが関係するオーランドとのトレードの噂は否定。また、テイラーはロン・アーテストを獲得できるとは思っていないそうです。

バスケットボールオペレイションズのヴァイスプレジデント、ケヴィン・マクヘイルは、交渉の内容についてはノーコメントでしたが、トレードの可能性は否定しませんでした。また、マクヘイルが「(敗れた接戦で)パンチになるような得点力をもう少し加えたいと思っている。」と発言していることから、チーム2番目のスコアラーであるザービアックの放出はないものと見られています。

先発から外されているセンターのマイケル・オロワキャンディは、ここ2試合はベンチからの出場もありませんが、ドゥェイン・ケイシー ヘッドコーチは、シカゴとデンバーのスモールラインナップに対応したため、とし、テイラーとマクヘイルは、オロワキャンディについてはノーコメント。オロワキャンディは $16.2 million(約 19 億円)の3年契約が、今シーズンいっぱいで切れることになっています。

リヴュー/プレヴュー
・ケイシー コーチは通常、第1Q終盤からケビン・ガーネットをベンチで休ませますが、デンバー戦では第2Q中盤までプレイさせ、ガーネットはそこまでで 17 得点を記録。
・試験的に、前日の練習量を減らすことでガーネットの負担を減らし、前半のプレイタムを長めにしたそうです。ガーネットはナゲッツ相手の速いペースの試合でも、問題なくプレイ。
・ケイシー コーチはシーズン前、ガーネットのプレイタイムを 36-38 分にするのが目標、としていましたが、ここまで平均 39.4 分となっています。
・控えポイントガードのトロイ・ハドソンは、その前の2試合で連続2桁得点を挙げましたが、ナゲッツ戦では第4Qに2本の3ポイントを決めたにもかかわらず、FG 3-11。ケイシー コーチはハドソンが「片足をかばってシュートを打っている」とし、ハドソンがいずれ 100% 回復し、スランプから脱出することに自信を持っているそうです。
・ウルヴズはロード7連敗中。その7試合でターンオーバーは平均 18 近く、相手のオフェンシヴリバウンドは平均 11 以上。うち5試合ではトータルリバウンドでも相手を下回っています。
・最近のホームでの2連勝では平均 10.5 ターンオーバーで、リバウンドマージンも平均 +10.5。
・控えのガード、リッチー・フラムはつま先の故障のため、ニューヨーク遠征には同行せず。今日にも専門家の検査を受けると予想されています。

[バイキングス] チルドレス-ペップ、電話会談

新ヘッドコーチのブラッド・チルドレスは金曜日、クォーターバックのダンテ・カルペパーと約 45 分の電話会談。内容は「良くも悪くもなかった」そうです。10 月末にヒザの靭帯3カ所を断絶したカルペパーは、春のミニキャンプでフットワークドリルを始められる可能性もあるとの見込みですが、オフェンスがウエストコースト-スタイルに移行する中、ボールを使った練習からはすべて外れる予定。新システムに対応するため、苦しい夏のキャンプになると予想されています。

ジョンソン、先発希望を確認
一方、控えクォーターバックのブラッド・ジョンソンは ESPN の取材に対し、来シーズンの先発を希望する、と明言。ジョンソンは今月初め、フットボールオペレイションのヴァイスプレジデント、ロブ・ブルジンスキーと対談し、先発の機会を求めてトレードを志願したものと予想されていました。ジョンソンは 2005 シーズン、カルペパーの負傷後に先発し、パス成功率 62.6%、12 タッチダウン、4インターセプトを記録しています。

新コーチ、さらに2人
チームはさらに、以下の2人のコーチを金曜日に発表。これでチルドレス コーチの新スタッフは計 10 人になりました。
・ディフェンシヴアシスタント:元セントルイスのアシスタント、マット・シェルドン
・ヘッドコーチのアシスタント:フィラデルフィアのコーチ見習い、ケヴィン・ステファンスキー

その他の新コーチ候補
・公表されていないスペシャルチームズコーチ候補は、どうやらプレイオフに出場していた(または、出場している)チームに所属しているようです。
・チームはルイジアナ州立大から、アシスタントコーチ、カール・ダンバーと交渉する許可を獲得。ディフェンシヴラインコーチ候補になっている模様。ダンバーはオクラホマ州立大時代に DT ケヴィン・ウィリアムズを指導していたそうです。

[ウルヴズ] 103 - デンバー 89

金曜日にホームで行われたデンバー戦、FG 56.4% を記録し、ターンオーバーを 11 に抑えたウルヴズは、平均 101 得点を記録しているディヴィジョンライバルのナゲッツを 89 得点に抑え、103-89 で勝利。 12 月 10 日以来の連勝で勝率を5割に戻しました。

ケビン・ガーネットが第1Qだけで 10 得点を挙げたウルヴズは、一時 14 点のリード。しかし第2Qにこのリードを失い、48-47 と1点のリードで前半を折り返しました。

第3Qもスロースタートのウルヴズは残り約5分半で 60-57 のビハインドとなり、タイムアウト。ここでガーネットから3つのアドバイスを受けたウォーリー・ザービアックが、第3Qだけで 15 得点を挙げ、ウルヴズは 22-6 のランでナゲッツを一気に引き離しました。

・ガーネットからザービアックへのアドバイスは、1)焦らず、2)落ち着いて、3)スクリーンを待つこと、だったそうです。
・ガーネットはシーズンハイの 31 得点(FG 14-17)に、15 リバウンド、6アシスト。ザービアックも 28 得点(FG 11-20、3P 3-6)、5リバウンド、4アシスト。
・マルコ・ヤリッチは 10 アシスト。トロイ・ハドソンも6アシストを記録し、ウルヴズは 33-19 とアシストでナゲッツを大きく上回りました。
・ルーキーのラシャド・マキャンツは 19 分近く出場し、11 得点(FG 5-6)、6リバウンド、2アシスト。エディ・グリフィンは9リバウンド、3ブロックでした。

試合後の成績:17勝17敗
北西地区2位(首位ユタに1ゲーム差)
西カンファレンス8位(7位レイカーズに1ゲーム差)

[バイキングス] OC はビーヴェルに

QBs コーチにロジャーズ

チームは水曜日、ヴァージニア工大のアシスタント、ケヴィン・ロジャーズと、クォーターバックスコーチとして契約。オフェンシヴスタッフとしては初めての契約となりました。

ロジャースは、シラキュース大でドノヴァン・マクナブをコーチしていたことでも有名。新ヘッドコーチのブラッド・チルドレスがフィラデルフィアにいたときに、マクナブがプロボウルに選ばれました。

OC はビーヴェルに

翌水曜日、チルドレス コーチは新オフェンシヴコーディネイターとして、グリーンベイの QBs コーチ、ダレル・ビーヴェルを発表。ビーヴェルはプレイコールやポジションのコーチはせず、オフェンスの導入と教育をすることになるそうです。ビーヴェルが試合時に、サイドラインにいるかコーチズ・ブースに入るかはまだ未定。チルドレス コーチと同様、ウエストコースト-スタイルのオフェンスを得意としているそうです。

ビーヴェル(36)は 1992 シーズンからウィスコンシン大で、OC だったチルドレスの下、 QB をプレイ。その後、ウエストマー、アイオワ州立およびコネティカットでコーチを歴任した後、ここ6年間はパッカーズのスタッフでした。

新コーチ、さらに5人

同時に5人の新スタッフも以下の通り、木曜日に発表。ここまでのスタッフ8人は全てチルドレス コーチの第1希望だそうです。

・レシーバーズコーチ:オクラホマ大のアシスタント、ダレル・ワイアット
・オフェンシヴラインコーチ:元デトロイトの OL コーチ、パット・モーリス
・アシスタントラインコーチ:ウィスコンシン大のアシスタント、ジム・ヒューバー
・タイトエンズコーチ:元 NFL プレイヤーの TE ジミー・ジョンソン
・アシスタント・スペシャルチームズコーチ:ウィスコンシン大の STs コーチ、ブライアン・マーフィー

UCLA のアシスタント、エリック・ビーニミーは水曜日、ランニングバックスコーチ候補として面接を受けましたが、発表はまだ。ネブラスカ大の DC ケヴィン・コスグロウヴは、ラインバッカーズコーチのオファーを断ったそうです。

その他
・ジーギー・ウィルフとそのオーナーシップグループは、ウィンター・パークの改装に約 $2 million(約 2.3 億円)を投入する予定。主にロッカールームが改善されるそうです。
・チームは NFL ヨーロッパへの派遣も視野に入れ、プラクティススクアッドで4選手と再契約。OL ショーン・ビュービン、WR ケルヴィン・ナイト、DB マーヴィン・ウォードおよび DL エリック・テイラー。

[ウルヴズ] プアマンズ・アーテスト?

ディフェンスのエース、トレントン・ハッセルは、今シーズン最初の 17 試合で、二桁得点が3回しかありませんでしたが、ここ 16 試合では 10 回に急増。1月 10 日以降は 51% とフィールドゴール率も良く、平均 10.3 得点を記録しています。

さらに今週は、火・水と連続でシーズンハイ・タイの 14 得点を記録。ハッセルの得点力が上がってきているため、リスクを冒してまでもロン・アーテストを獲得する必要があるのか、疑問の声が出始めています。ハッセルはアーテストほどのパワーと得点力はありませんが、サラリーは約2/3。不満を口にしない努力家で素行に問題はなく、2009-10 シーズンまで契約が残っています。

[ウルヴズ] 連敗ストップ

ウルヴズ 92 - ミルウォーキー 95

火曜日に敵地ミルウォーキーで行われたバックス戦、この試合でもターンオーバーが 19 もあったウルヴズは 95-92 で敗退。ここ 11 試合で8敗目となり、ロードでは7連敗となりました。

ウルヴズは第1Qに一時9点のリードを奪いましたが、第2Q、控え中心のラインナップがバックスに 11-2 のランを許し逆転。その後は接戦になりましたが、第2Qに7つのターンオーバーから9失点したウルヴズはトータルで 34 失点し、48-46 のビハインドで前半を折り返しました。

後半はバックスの 12-5 のランで始まり、ウルヴズは9点のビハインドとなってしまいましたが、トレントン・ハッセルの連続ゴールなどで第3Q残り約2分には 64-61。ウォーリー・ザービアックが第4Qだけで 12 得点を挙げ、3度3点差のチャンスがありましたがバックスを捉えることができず、同点のブザービーターを狙ったマルコ・ヤリッチの3ポイントがミスとなり、試合終了となりました。

・前半はマイケル・レッドを6得点に抑えましたが、後半は 16 得点。ベンチスタートのトニー・クーコッチに FG 5-6、3P 4-4、14 得点を許しました。
・ヤリッチはチームハイの 21 得点(FG 8-11)に、6アシスト、2スティール。
・ザービアックは 20 得点(FG 7-13)、5リバウンドを記録しましたが、6ターンオーバーでした。
・ガーネット(13 リバウンド)とハッセル(FG 6-8)はともに 14 得点。
・ここのところ不調だったトロイ・ハドソンがベンチから 13 得点(FG 5-11、3P 2-3)を追加し、5人が二桁得点を挙げました。
・エディ・グリフィンは約 19 分で5ブロック。

ウルヴズ 99 - シカゴ 93

翌日水曜日にホームで行われたシカゴ戦、ウルヴズは FG 39% とシューティングが低調だったにもかかわらず、ターンオーバーを 10 に抑え、99-93 で勝利。連敗を3で止めました。

第3Qまではリードが 16 回入れ替わり、5点差以内の接戦。第2Qに7本連続でフィールドゴールをミスしたウルヴズは一時5点にビハインドとなりましたが、ザービアックの6得点など 12-2 のランで逆転し、43-42 のリードで前半を折り返しました。

66-63 のリードで入った第4Q、ガーネットのアシストからアンソニー・カーターとヤリッチが連続得点を挙げ、残り約8分には7点のリード。残り約5分にはガーネットの3ポイントプレイで 84-75 とリードを伸ばしました。

しかし終盤、ベン・ゴードンとアンドレス・ノシオニに3ポイントを許し、残り約1分で4点差。さらに残り 15 秒にはマイケル・スウィートニーのフックショットで 93-91 と詰め寄られしまいましたが、ここからザービアック、ガーネット、カーターが6本連続でフリースローを成功させ、逃げ切りに成功しました。

・ガーネットは 28 得点(FT 10-11)、14 リバウンド、9アシスト。キャリア 500 回目となる得点-リバウンドのダブルダブルを達成しました。
・ザービアックも 25 得点(FT 11-12)、9リバウンド、5アシスト。チームトータル FT 35-44 は、成功数・試投数ともにシーズンハイ。
・グリフィンは FG 1-7 で3得点に終わりましたが、9リバウンド、2ブロック。ウルヴズはリバウンドで 46-34 とブルズを上回りました。
・カーターは 15 分以上出場し、7得点、4リバウンド、2アシスト、1ブロック、0ターンオーバー。第4Qのすべてをプレイし、低ターンオーバーに貢献しました。
・ハッセルはこの試合でも 14 得点。ハドソンが 12 得点を追加。マイケル・オロワキャンディは出場せず、マーク・マドセンが 15 分以上プレイ。シカゴのスモールラインナップに対応した形か。
・ベンチスタートのノシオニにチームハイの 23 得点(3P 4-4!)を許しました。

試合後の成績:16勝17敗
北西地区3位(首位ユタに 1.5 ゲーム差)
西カンファレンス 10 位(8位デンバーに 0.5 ゲーム差)

ライト召集
チームは火曜日、ディヴェロップメントリーグでプレイしているルーキーのコンボガード、ブレイシー・ライトを召集。ライトはフロリダ・フレイムでの 16 試合で平均 34 分出場し、21.1 得点(FG 46%)でリーグ3位となっています。しかし今回の招集は、第3の得点源としてよりも、主力選手とともに練習させ、経験を積ませることが目的のようです。

[バイキングス] DC はトムリンに

チームは月曜日、タンパベイのディフェンシヴバックスコーチ、マイク・トムリンを面接し、翌日火曜日に新ディフェンシヴコーディネイターとして発表。トムリンはコーディネイター職の経験はなく、リーグ最年少(33 歳)のコーディネイターとなります。

トムリンはバッカニアーズで、トニー・ダンジーが考案した”タンパ-2”と呼ばれているディフェンスシステムを遂行していたとのこと。スキームは、バックスの元アシスタント、ロヴィー・スミスが 2004 年にシカゴに導入したものと似たもので、翌 05 シーズン、ベアーズのディフェンスは NFL 2位にランクされ、地区優勝に大きく貢献しました。また、タンパベイのディフェンシヴアシスタント、ジョー・ウッズがトムリンとともに移籍し、DBs コーチになるとの予想もあります。

その他のコーチ

チームは火曜日、クォーターバックスコーチ、ダレル・ビーヴェルと交渉する許可をグリーンベイから獲得。ビーヴェル(36 歳)は、ブラッド・チルドレス新ヘッドコーチが、ウィスコンシン大でオフェンシヴコーディネイター/QBs だったときの先発 QB で、新 OC 候補の中でチームの第1希望となっていると見られています。

その他の候補として名前が挙がっているのは以下の通り
・QBs コーチ候補:ヴァージニア工大のQBs コーチ、ケヴィン・ロジャーズが今日水曜日に面接の予定。
・オフェンシヴラインコーチ候補:ウィスコンシン大のアシスタント、ジム・ヒューバー、およびデトロイトのアシスタント、パット・モリス
・スペシャルチームズコーチ候補:ウィスコンシン大の STs コーチ、ブライアン・マーフィーと面接
・ランニングバックスコーチ候補:UCLA の RBs コーチ、エリック・ビーニミーもすでに接触があった模様

オールプロの投票結果
・アソシエイテッド・プレスのオールプロの投票では、S ダレン・シャーパー(11 票)と KR コーリン・ロビンソン(5票)が、共に各ポジションで3位。一方、NT パット・ウィリアムズ(3票)は DT の8位に終りました。

[バスケ日記] 危なかった

先週の試合は、ここまで開幕から5連敗でリーグ最下位の Vertically Challenge が相手でしたが、思わぬ苦戦を強いられたミジェッツは 46-45 で辛勝。メンバーが集まらなかったミジェッツは、控え選手ナシの5人で試合に臨みました。

G/F カルロスは、赴任を終えて戻ってしまったために昨年いっぱいで脱退し、PG フィッツジェラルドは出張中。さらに、F リッキーと SG アンドレとは休みを終えてから連絡が取れず、去年までミジェッツに在籍していた職場の同僚、ダグに助っ人を頼んで、やっと5人集めたという状態でした。

といわけで、この試合のラインナップは、G こばすー、G/F ブライアン、PF ライアン、C/F ダグ、C ウィルフレッド。以上。平均身長約 186 cm とミジェッツとしてはかなりのビッグラインナップでしたが、平均年齢も 30 を越えています。エナジー・セイヴ・モードで、前半途中までで 24-11 のビハインドと出遅れてしまいました。

しかしミジェッツはここから 15-2 のラン!こばすーはこの間2得点でしたが3アシストはしたと思います。最後はライアンがブザービーターとなる3ポイント!一気に同点に追いついて前半を折り返しました。後半も 10-2 のランで開始したので、計 25-4 のランということになりますね。格下の相手だったとはいえ、ウチだって順位はそのすぐ上の下から2番目ですから。

これで 36-28 のリードになりましたが、ここまで全員 30 分以上走りっぱなしのオヤジ軍団はやはりガス欠。ゾーンのローテーションの遅れから、相手に連続3ポイントを許してしまいました。さらに、ウィルがファウル3つで、インサイドを固めることもできず、相手がじりじりと反撃。残り約1分で3点差に詰め寄られてしまいました。

当然ファウルゲームになりましたが、こばすーがフリースローの2本目をミス(痛)。1本目を決めたとき、残り9秒で 46-42 のリードになったので、2本目をわざと外すか迷ったのですが、入れに行って外すという何とも恥ずかしい結果になってしまいました。

このあとも相手に3ポイントを許し、残り3秒でついに1点差。さらに、ブライアンのインバウンズは痛恨のパスミスで相手にスティールされてしまいましたが、 ブザービーターを狙った3ポイントが外れ、なんとか逃げ切りました。

個人的には FG 3-4、FT 5-8 で 11 得点。決めたのはドライヴと速攻2本で、ミスはジャンパーでした。フリースローは少なくとももう1本入れたかったですね。この勝利で、我がミジェッツは2勝3敗。リーグ7位から4位タイに浮上しました。今週は同じく4位タイのチームと直接対決になります。今週はメンバー揃うんでしょうか・・・。

MEN'S VIKING LEAGUE の順位表

[バイキングス] コーチ陣再編

新ヘッドコーチ、ブラッド・チルドレスは、ディフェンシヴコーディネイターのテッド・コトレルを解雇。タンパベイのディフェンシヴバックスコーチ、マイク・トムリン(33 歳)が後任候補となっているそうです。

その他に解雇されたコーチは以下の通り
・ウェス・チャンドラー(レシーバーズ)
・ディーン・ダルトン(ランニングバックス)
・マーク・エリス(アシスタント・ストレングス/コンディショニング)
・リッチ・オルソン(クォーターバックス)
・ジム・パナゴス(アシスタント・ディフェンシヴライン/スペシャルチームズ)
・ケヴィン・ロス(アシスタント・セカンダリー)
・ジョーン・タイス(タイトエンズ/アシスタント・オフェンシヴライン)
・ラスティ・ティルマン(スペシャルチームズ)

一方で、チルドレスの面接を受けたと見られているのは
・チャック・ノックス Jr.(カバレッジコーディネイター)
・ランディ・ハンソン(オフェンシヴアシスタント/アシスタント QBs)
・カーティス・シュルツ(ストレングス/コンディショニング)
・トッド・ダウニング(オフェンシヴクォリティ・コントロール)
・シド・フィレイ(コーチズサポート・コーディネイター)

ブライアン・ベイカー(DL)およびピート・バーシッチ(LBs)については不明だそうです。OC/ラインコーチだったスティーヴ・ロウニーはすでに、ラインコーチとしてアリゾナと契約しています。

以前、”アシスタント候補”と報道されたグリーンベイの QBs コーチ、ダレル・ビーヴェルは、OC 候補のトップに急浮上。その他の候補として名前が挙がっているのは以下の通り
・DC 候補:フィラデルフィアの RBs コーチ、スティーヴ・スパグノーロ
・STs コーチ候補:ウィスコンシン大の STs コーチ、ブライアン・マーフィー(アシスタント ST コーチの可能性も)
・LBs コーチ候補:ネブラスカ大の DC ケヴィン・コスグロウヴ
・RBs コーチ候補:UCLA の RBs コーチ、エリック・ビーニミー

[ウルヴズ] 連戦計 40 ターンオーバー

ウルヴズ 77 - サンアントニオ 83

金曜日、ウルヴズは敵地サンアントニオでスパーズ相手に接戦を演じましたが、83-77 で惜しくも敗れロード5連敗。ティム・ダンカンを FG 5-19、12 得点に抑えましたが、トニー・パーカー(23 得点)とマニュ・ジノビリ(21 得点)の活躍を許しました。

両チームとも 10 点以上リードすることはなく、試合開始から第3Q終盤までは同点が9回、リードが 14 回入れ替わる接戦。53-50 のウルヴズややビハインドで残り約4分、ケビン・ガーネットが5つ目のファウルでベンチに下がりましたが、ウルヴズは6点差以内で持ちこたえました。

第4Q残り約8分、マルコ・ヤリッチのターンオーバーからジノビリにファーストブレイクを許し、ウルヴズは 69-61 のビハインド。しかし、ウルヴズは、マイケル・オロワキャンディのインサイドの得点や、ウォーリー・ザービアックの3ポイントとジャンプショットで、残り約6分半には1点差に詰め寄りましたが、ウルヴズの反撃もここまででした。パーカーとジノビリの計6連続得点で、残り約4分で7点のビハインド。この後は5点差以内とすることができませんでした。

・ガーネットは 18 得点、17 リバウンドを記録しましたが、6ファウル、4ターンオーバー。
・マルコ・ヤリッチは 16 得点を挙げましたが、6ターンオーバー。ウルヴズのチームターンオーバーは 20 もありました。
・ザービアックはブルース・ボウエンのディフェンスに苦しみましたが、15 得点(FG 6-12)。

ウルヴズ 79 - ダラス 83

翌日土曜日に敵地ダラスで行われた試合、ウルヴズはフィールドゴール率(49%)でマーヴェリクス(35%)を大きく上回ったにもかかわらず、83-79 でロード6連敗。ウルヴズは前日に続いてターンオーバーが 20 もあり、オフェンシヴリバウンドで 19-4 とマヴズに大きくリードされました。

この試合でも、両チームとも 10 点以上リードすることはなく、リードが 23 回入れ替わる接戦。63-57 のリードで入った第4Qには、ザービアックの2本の3ポイントで、一時は9点のリードを奪い、残り約3分半にもザービアックのジャンパーで 76-69 のリードとしました。

しかしウルヴズはここから、ガーネットのオフェンシヴファウルやショットクロック・ヴァイオレイションと、ターンオーバーを連発。この間、ジェイソン・テリーに3ポイント、ダーク・ノヴィツキーにオフェンスリバウンドからの得点、フリースロー、スリーポイントプレイを許し、マヴズの 11 連続得点で残り約1分で逆転されてしまいました。

・ガーネットは 26 得点、11 リバウンドを記録しましたが、4ターンオーバー。
・ヒザを痛め、利き手の指を脱臼したザービアックは 25 得点(FG 9-18)、6ターンオーバー。
・それ以外ではトレントン・ハッセルの 10 得点が最高。

試合後の成績:15勝16敗
北西地区3位(首位ユタに 0.5 ゲーム差)
西カンファレンス 10 位(8位レイカーズに1ゲーム差)

今度はハディが我慢のとき
ここ3試合、トロイ・ハドソンは FG 7-30(23%)。ここ9試合で見ても、FG 22-82(27%)、3P 1-14(7%)と深刻な不振が続いています。しかし、ドゥェイン・ケイシー ヘッドコーチは、「ウォーリーが(シーズン序盤に)そう(スランプ)だったときも、我々は我慢した。トロイも同じだ。」ケイシー コーチはハドソンがじきに調子を取り戻し、安定したベンチスコアラーとなることに自信を持っているそうです。

[バイキングス] 正式発表

バイキングスは金曜日のニュース・カンファレンスで、フィラデルフィアのオフェンシヴコーディネイター、ブラッド・チルドレスを新ヘッドコーチとすることを正式発表しました。

ロウニーはアリゾナへ
OC/ラインコーチのスティーヴ・ロウニーは金曜日、アリゾナのラインコーチのオファーを受理。ロウニーはカーディナルズとの面接後もミネソタ残留に興味があり、アリゾナとの契約前に新 HC チルドレスとの会談を希望していましたが、実現しませんでした。

[バイキングス] 新 HC はチルドレスへ

バイキングスの新ヘッドコーチはフィラデルフィアのオフェンシヴコーディネイター、ブラッド・チルドレスとなる模様。チームは今日金曜日、ニュース・カンファレンスを開く予定となっていて、ここで正式発表があるものと予想されています。

月曜日から火曜日に面接を受けたチルドレスは、木曜日にもチームと契約交渉のために会談。その後、チルドレスは「(契約は)近い。たぶん、明日になればもっと興奮することになるだろう。」と発言したそうです。

チルドレス(49)がこのまま契約すると、ヘッドコーチを探している NFL の8チームの中でバイキングスが一番乗り。チルドレスはバイキングスが面接した計4人の候補の中から7代目のヘッドコーチに選ばれたことになります。

ディフェンシヴコーディネイターのテッド・コトレルと、カンサスシティの OC、アル・サンダースは、予定通り水曜日に面接。また、チームのフロントは、コトレルとサンダースの面接を終えた後、インディアナポリスに移動し、コルツのアシスタントヘッドコーチ/クォーターバックスのジム・キャルドウェルとも面接したそうです。

一方、ニューオーリンズも新コーチ候補としてチルドレスに興味を持っていた模様。また、チルドレスはバイキングスとの面接の後、パッカーズとヒューストンの面接も受ける予定と報道されていましたが、グリーンベイに行った事実はないそうです。

チルドレスは 1991 年から 98 年までウィスコンシン大でオフェンシヴアシスタントを務めた後、99 年にイーグルスのアシスタントコーチに就任。2002 年、OC に昇進しました。フィラデルフィアは 01 年から4年連続で NFC 東地区優勝。2004 シーズンにはプレイオフでバイキングスを敗って勝ち進み、スーパーボウルに進出しました。

チルドレスは主にオフェンスを担当することになり、自らプレイコールをする可能性もあるとの予想。チルドレスは、ショートパスでボールをコントロールする”ウエストコースト”オフェンスを得意としているそうです。

チルドレスのアシスタント候補の予想として名前が挙がっているのは以下の通り
・OC 候補:フィラデルフィアの QBs コーチ、パット・シャーマー
・DC 候補:共にフィラデルフィアの、ラインバッカーズコーチ、スティーヴ・スパグノーロおよびセカンダリーコーチ、ショーン・マクダーモット
・アシスタント候補:グリーンベイのクォーターバックスコーチ、ダレル・ビーヴェル(ウィスコンシン大時代にチルドレスの下で QB をプレイ)
・アシスタント候補:UCLA のランニングバックスコーチ、エリック・ビーニミー

その他のコーチ
・OC/ラインコーチのスティーヴ・ロウニーは木曜日、ラインコーチ候補としてアリゾナの面接を受けましたが、ミネソタ残留にも興味を持っているそうです。
・チルドレスに敗れることがほぼ確実となった DC コトレルも、ミネソタ残留の可能性を探るため、チルドレスとの会談を希望しています。

プレイヤームーヴ?
・クォーターバックのブラッド・ジョンソンが、フットボールオペレイションのヴァイスプレジデント、ロブ・ブルジンスキーと対談。先発の機会を求めて、トレードを志願したものと予想されています。

[ウルヴズ] 第3オプションはヤリッチ???

マルコ・ヤリッチはダラス戦で 22 得点(FG 47%)を記録し、第3オプションの役割を果たしました。しかし、ここまでの FG 試投数は平均 8.9 だったにもかかわらず、ダラス戦ではチームハイの 19。一方でプレイメイカーとしてチームメイトをセットアップする仕事もこなさなければなりません。ここ 17 試合でヤリッチは 102 アシストに対し 26 ターンオーバー(3.92 A/TO)と、良いレシオを残しています。

第3の得点源を安定させることが現在ウルヴズの最重要課題となっていますが、ドゥェイン・ケイシー ヘッドコーチは、ヤリッチにはシュート-ファーストなポイントガードにはなってもらいたくないようです。ケイシー コーチは、オフェンスのセットの中でドライヴできるマッチアップになった場合や、ピック-アンド-ロールやポスト-アップで、ヤリッチに得点してもらいたいと思っているそうです。

しかし、一時は”シックスス・マン・アワードにトロイ・ハドソンを”との声もありましたが、最近では聞かれなくなりました。ここ 12 試合のベンチポイントは平均 16.2 得点(FG 30.4%)で、ダラス戦ではわずか7得点(FG 2-10)でした。

[ウルヴズ] 91 - ダラス 78

水曜日にホームで行われたダラス戦、マヴズを今シーズン最低の 78 得点(FG 37%)、8アシストに抑えたウルヴズは 91-78 で快勝。ここ4試合で平均 5.8 得点(FG 31%)と不調が続いていたマルコ・ヤリッチが 22 得点(FG 47%)、6リバウンド、4アシストと活躍し、ウルヴズ課題の第3オプションの役割を果たしました。

前半、ウルヴズはディフェンスを固め、ロースコアな接戦になりましたが、ダーク・ノヴィツキーがブザービーターとなる3ポイント。41-38 とマヴズややリードで前半を折り返しました。

しかしウルヴズは第3Q、ヤリッチの8得点やトレントン・ハッセルの6得点など 21-10 のランで逆転に成功。第3Qだけでケビン・ガーネットが 10 得点を挙げ、FG 11-15 としたウルヴズは、マヴズを FG 6-16 に抑え、9点のリードを奪いました。

さらに、ヤリッチは第4Qに入ってからも9得点。残り約7分半にはウォーリー・ザービアックのジャンプショットで 80-64 とこの日最大のリードとし、その後は二桁リードをキープしました。

・ウルヴズはスティールで 9-4、ブロックで 7-4 とディフェンスでマヴズを上回りました。
・ヤリッチはディフェンスでも2スティール、2ブロック。ジェイソン・テリーを7得点(FG 3-14)、2ターンオーバーに抑えました。
・ガーネットは 23 得点(FG 7-11、FT 9-10)、10 リバウンド、5アシスト、3スティール、2ブロック。
・ザービアックが 20 得点(FG 8-14)、5リバウンド、ハッセルが 14 得点(FG 5-9)、2スティール、2ブロックで続きました。
・エディ・グリフィンは8リバウンド、2ブロック。トロイ・ハドソンは FG 2-10 で7得点と今一つでしたが、2スティールでディフェンスに貢献。
・唯一の反省点は、マヴズに 18 オフェンスリバウンドを許し、セカンドチャンスで 24 失点。
・マーク・マドセンは祖母が亡くなったため、ダラス戦を欠場。今日木曜日にユタ州で葬儀に出席し、金曜日の試合前にサンアントニオでチームと合流する予定だそうです。

試合後の成績:15勝14敗
北西地区首位(2位ユタと 0.5 ゲーム差)
西カンファレンス3位(2位フェニックスに4ゲーム差)

トレードの可能性
ロースターに手を加えることについて、オーナーのグレン・テイラーは水曜日、「わからない。彼(ケヴィン・マクヘイル)らに、その可能性について状況を調べることは許可している。だから、私としては(ロースターに手を加えても)構わない、と言えるだろう。」と否定しませんでした。また、「ロン・アーテストだけには限らないかもしれない。三角トレードになるかもしれない。」とも発言しています。

[ウルヴズ] スランプ脱出のカギ

12 月最初の3試合、トロイ・ハドソンは平均 15 点近い得点を記録しましたが、その3試合目でふくらはぎを負傷。ウルヴズはその後2試合に勝利し、5連勝としましたが、さらにその後の 10 試合では2勝しか挙げていません。

ハドソンはここ8試合には復帰していますが、その間二桁得点はわずかに2試合で、フィールドゴールも 34% と低迷。さらに、勝ち試合では FG 42%、負け試合では 36% と、勝利のカギを握っているのはハドソンのようです。

「ウチには彼(ハドソン)のオフェンスが必要だ。彼は持ち前のスピードとクイックネスで、ウチが必要としている第3の得点源、第3オプションになりうる。」とドゥェイン・ケイシー ヘッドコーチ。

今シーズンのウルヴズはケビン・ガーネットとウォーリー・ザービアックが安定した活躍を続けているにもかかわらず、第3のオプションが確定せず、得点不足が否めません。期待のラシャド・マキャンツは、時折光るものを見せますが、まだルーキーで不安定。エディ・グリフィンには得点よりもリバウンドやブロックなど本来の役割に期待したいところです。先発ポイントガードのマルコ・ヤリッチは、シューティングで好不調を繰り返し、安定した第3の得点源には至っていません。

シーズン序盤は好調だったディフェンスも、ここ数試合は機能していません。しかし、ケイシー コーチは、オフェンスが安定すればディフェンスも変わってくる、としています。

ホイバーグ復帰へ、ジョーンズはDリーグへ
・6月に心臓手術を受けたフレッド・ホイバーグの一連の検査結果が火曜日に明らかとなり、医師はホイバーグの全ての運動制限を解除しました。ホイバーグは今シーズン中に復帰するか、来シーズンまで待つかを、自ら選択することになります。
・センターのマイケル・オロワキャンディ(ヒジ)とマーク・マドセン(背中)が順調に回復しているため、チームはルーキーのドゥェイン・ジョーンズをディヴェロップメンタルリーグのフロリダ・フレイムへ戻しました。

[バイキングス] スタッフ再編へ

フロントオフィス
・フットボールオペレイションズのヴァイスプレジデント、ロブ・ブルジンスキーは3年の契約延長。
・新人事担当重役候補に名前が挙がっていたトム・ヘッカートは、ジェネラルマネージャーとしてフィラデルフィアと再契約。

ヘッドコーチ
・オーナーのジキー・ウィルフとマイク・タイス元ヘッドコーチは、月曜日に会談することになっていましたが、その前日である日曜日の試合終了直後、ウィルフはタイス解任をプレス・リリースを通じて発表しました。
・この発表に仕方について批判の声も上がっていますが、ウィルフは、決定後できるだけ早く発表することがタイスの希望だった、としています。
・フィラデルフィアのオフェンシヴコーディネイター、ブラッド・チルドレスが火曜日、新ヘッドコーチ候補として面接。チルドレスは今後、グリーンベイの面接も受ける予定。
・ディフェンシヴコーディネイターのテッド・コトレルと、カンサスシティの OC アル・サンダースは、今日水曜日に面接の予定。サンダースは今後、ヒューストンの面接を受ける予定も。
・ワシントンのアシスタントヘッドコーチ/ディフェンスのグレッグ・ウィリアムズも候補でしたが、火曜日にレッドスキンズと再契約。
・その他、ボルティモアの OC ジム・ファッセルや、ジャイアンツの DC ティム・ルイスの名前も挙がっていましたが、チームは彼らには興味がないことを明らかにしました。バイキングスは計 8-10 人の候補者リストを準備しているそうです。

その他のコーチ
・アリゾナは、バイキングスの OC/ラインコーチのスティーヴ・ロウニーに興味を持っている模様。また、元バイキングスで現マイアミの OC スコット・ラインハンが、ヘッドコーチ候補としてヒューストンの面接を受ける予定で、ラインハンの動向によってはロウニーがテキサンズに移籍する可能性も。
・レシーバーズコーチのウェス・チャンドラーはボルティモアに移籍するとの予想。

プレイヤームーヴ
・プラクティススクアッドの DL エリック・テイラーと2年契約。

[バイキングス] 最終戦勝利もタイス解任

日曜日にホームで行われたシーズン最終戦、バイキングスは主力選手を温存したシカゴに 34-10 で快勝。しかし試合の約1時間後、オーナーのジキー・ウィルフは、マイク・タイス ヘッドコーチに契約延長をオファーしないことを明らかにしました。

ディフェンス陣は最初の守備でベアーズにフィールドゴールの先制を許しましたが、その後は第4Q中盤まで無得点。オフェンス陣は、第1Qの攻撃はパント2回に終りましたが、第2Q序盤にはフィールドゴールで同点としました。

その後シカゴが、出場していたその他の主力選手も下げ始めると、試合はバイキングスペース。ランニングバック、ミウェルディ・モーアの 33 ヤードランなどで 90 ヤードのドライヴとし、最後はルーキーランニングバック、シアトリック・フェイスンの2ヤードランでタッチダウンとしました。

さらに前半終了間際、クォーターバックのブラッド・ジョンソンが9本中7本のパスを成功させる 69 ヤードのドライヴで、最後はレシーバーのトラヴィス・テイラーが 17 ヤードのタッチダウンキャッチ。17-3 のリードで前半を折り返しました。

バイキングスは第3Qにも、ランニングバック、マイケル・ベネットの 16 ヤードランなどで前進し、モーアの7ヤードのタッチダウンキャッチで 21 点のリード。スペシャルチームに入っていたタイトエンドのジム・クラインササーがベアーズのパントをブロックし、敵陣 21 ヤードから攻撃のチャンスを得ましたが、ここはフィールドゴール止まりでした。

第4Q、シカゴにタッチダウンを許し、27-10 とされましたが、このドライヴで8分近くを消費。直後の攻撃で、バイキングス最後の試合となると予想されているベネットが 61 ヤードのタッチダウンランで試合を決めました。

・QB ジョンソンは 27-40、247 ヤード、2タッチダウン。
・RB ベネットは6回のキャリーで 82 ヤードでしたが、16 ヤード、61 ヤード(タッチダウン)とビッグゲインがあったためで、残りの4回は平均 1.3 ヤード。
・DT ケビン・ウィリアムズは2サックを記録し、ロスタックルもありました。

タイス
タイスはバイキングスとシアトルでタイトエンドとして 14 シーズンをプレイ。引退した翌年の 1995 年からバイキングスのタイトエンドコーチとなり、翌年オフェンシヴラインコーチに昇進しました。2001 年からはアシスタント・ヘッドコーチも兼任し、デニス・グリーンが解任された後の最終試合を指揮。次のシーズンから正式にヘッドコーチなり6勝 10 敗、2003 シーズンには最終戦に終了間際の逆転負けを喫し、9勝7敗でプレイオフには出場できませんでした。昨シーズンは8勝8敗にもかかわらず、ワイルドカードでプレイオフに進出。地区優勝のグリーンベイを敵地でアップセットし、フィラデルフィアに敗れました。

[ウルヴズ] 70 - マイアミ 97

日曜日に敵地マイアミで行われたヒート戦、後半わずか 26 得点に終ったウルヴズは今期最低得点で 97-70 の大敗。ロード4連敗となり、ここ 10 試合で8敗目とスランプは深刻化しています。

ウルヴズは試合開始から 13 本のフィールドゴールのうち9本を成功し、最初の約7分で 18-12 とリード。第2Qにもウォーリー・ザービアックやマイケル・オロワキャンディのダンクなど、9-2 のランで残り約6分にはリードを9点に伸ばしました。

しかし、ヒートの3ポイント攻勢で 44-41 と詰め寄られて前半を折り返すと、ウルヴズは後半開始から 10 本のフィールドゴールのうち8本をミス。ドゥェイン・ウェイドの9得点やシャーキール・オニールの6得点など、26-5 のヒートのランで逆転を許し、さらに 16 点のビハインドとなってしまいました。

・ザービアックはチームハイの 19 得点(FG 7-17、3P 3-5)を挙げましたが、連続 20 得点以上は 10 試合でストップ。
・ルーキーのラシャド・マキャンツは 4-14 とシュート率は良くありませんでしたが、13 得点(3P 3-5)、4リバウンド。
・ケビン・ガーネットはシーズンロウ・タイの 11 得点(FG 4-13)に、11 リバウンド。
・エディ・グリフィンは2リバウンドに終りましたが、9得点(FG 4-5)、3ブロック。
・3試合の欠場から復帰したオロワキャンディ(ヒジ)はベンチスタートの約 19 分で6得点(FG 3-5)、9リバウンドと健闘。
・トロイ・ハドソン(1-9)、トレントン・ハッセル(1-6)、マルコ・ヤリッチ(1-5)、アンソニー・カーター(0-2)、リッチー・フラム(0-1)は合わせて FG 13%。

試合後の成績:14勝14敗
北西地区首位(2位デンバーと 0.5 ゲーム差)
西カンファレンス3位(2位フェニックスに 4.5 ゲーム差)

[ウルヴズ] 87 - オーランド 107

金曜日に敵地オーランドで行われたマジック戦、20 ターンオーバーから 30 失点したウルヴズは 107-87 で敗退。そこまでの 11 試合で9敗していたマジックの連敗を3で止めてしまいました。

前半オーランドに 55.8% の FG 率を許したウルヴズは第1Qで 10 点、第2Q残り約6分には 21 点のビハインド。しかしウルヴズは、ケビン・ガーネットの6得点やトレントン・ハッセルのブザービーターとなる3ポインターなど 14-2 のランで前半を締めくくり、59-51 としました。

第3Q最初の約6分でガーネットが6得点を挙げるなど、ウルヴズは 18-7 のランで一時は逆転に成功しましたが、マルコ・ヤリッチとウォーリー・ザービアックがベンチに下がると今度はマジックが 13-5 のラン。79-72 のビハインドで入った第4Qは、マジック7連続得点に始まり、再び引き離されてしまいました。

・オーランドは両ガードが活躍。ジェイミア・ネルソンはシーズンハイの 25 得点、スティーヴ・フランシスも 21 得点。
・センターで2試合連続の先発となったエディ・グリフィンはわずか 18 分未満の出場にとどまり、5得点(3P 1-5)、3リバウンド。ウルヴズはリバウンドで 42-25 と大きくビハインド。
・ベンチスタートのトロイ・ハドソンは両足に痛みを覚え、 出場は8分未満で2得点。ウルヴズはベンチポイントで 40-13 と大きくビハインド。
・ガーネットは 29 得点、11 リバウンド、3スティール、3ブロック。ザービアックも 24 得点(FG 9-18)、6リバウンドを記録しましたが、2桁得点はこの二人だけ。

試合後の成績:14勝13敗
北西地区首位(2位デンバーと 1.5 ゲーム差)
西カンファレンス3位(2位フェニックスに 3.5 ゲーム差)
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