金曜日にホームで行われたミルウォーキー戦、ウルヴズではアンドレイ・キリレンコ(腰)とマルコム・リー(股関節)が欠場しましたが、アレクシー・シュヴェッドが第4Qだけで 10 得点をあげ、95-85 で勝利。リーに代わって J.J. バレアが先発しました。

ウルヴズは第4Q序盤、70-69 とわずかなリードからシュヴェッドの5得点などで 11 連続得点。残り約1分半には 89-81 とやや点差を詰められましたが、ここでもシュヴェッドが3ポインターを決めました。

シュヴェッドはルーキーにもかかわらずプレッシャーに強く、今シーズンの 156 得点中 84 得点が第4Qとのこと。「20 点差で勝ってても、20 点差で負けてても、同点でも、アイツはいつも同じ顔をしている」とバレア。「試合でも、いつも同じようにプレイしている。」

・ケヴィン・ラヴはストマック・フルーで体調を崩し、午前中のシュートアラウンドには参加せず。15 得点、14 リバウンドを記録しましたが、被ブロック5で FG 5-19。ラリー・サンダースにキャリア-ハイの 10 ブロックを許し、サンダースは 10 得点、12 リバウンドのトリプルダブル。
・ニコラ・ペコヴィッチが 14 得点とキャリア-ハイ・タイの 16 リバウンドを記録。ウルヴズの 56 リバウンドは今シーズン最多。
・課題となっているバックコートのディフェンスはモンタ・エリスとブランドン・ジェニングスに合わせて 36 得点を許しましたが、FG 14-41(34%)。ルーク・リドナウア、バレア、シュヴェッドは合わせて FG 17-32(53%)。
・キリレンコは火曜日のフィラデルフィア戦で復帰の見込みとのこと。

ルビオ復帰準備

去年はロックアウトでオフシーズンが短縮されたため、ヘッドコーチのリック・アデルマンはシステムの大部分を今年のオフに導入しましたが、復帰が近づいているリッキー・ルビオ(ヒザ)はすでに、アデルマンのオフェンスを理解しているとのこと。「それがポイントガードの仕事だ」とルビオ。ポイントガードは「全てのプレイを覚えなければならない。自分のポジションだけではなく、他のみんなの動きが分かっていなければならない。」

昨シーズンと比べ、キリレンコ、ダンテ・カニンガム、シュヴェッドら、サポートメンバーも大幅に入れ替わりましたが、「コートに出ていると気がつかないようなプレイや大きなミスを(ベンチから)全て見ている」とルビオ。「今は以前よりも(他の選手のことを)良く分かっている。」

・ウルヴズは今週火・水の東海岸遠征のあと、金曜日のクリーヴランド戦と次のデンヴァー戦が共にホームで中4日。よって、ルビオの復帰は 12 日のナゲッツ戦の方がより現実的とも予想されています。
・プレジデントのデイヴィッド・カーンによれば、ルビオの出場時間は復帰後数試合は 16-18 分に制限される予定だそうです。