土曜日に TCF バンク・スタジアムで行われたアリゾナ戦、前半途中でカーディナルズのディフェンスはセカンドチームになりましたが、ヴァイキングスのオフェンスはファーストチームが前半を通して出場し、30 プレイ、199 ヤード、13 得点。ファーストチームのディフェンスもほぼ前半いっぱい出場しましたが、162 ヤードを許し、14 失点でした。

クォーターバックのマット・キャッセルは 12-16、153 ヤード、1タッチダウン、ターンオーヴァーなし。先発 QB をキャッセルに決めたかどうかについては「いや、まだだ」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「まだ競争させたいし、競争させなければならない。」

第1Q、ヴァイキングスのオフェンスはアリゾナのファーストチーム・ディフェンスに対し、13 プレイ、65 ヤードのドライヴでフィールドゴール。第2Qには、タイトエンド、カイル・ルードルフの 51 ヤード・キャッチでタッチダウンとしましたが、このときすでにカーディナルズのディフェンスはセカンドチームでした。

後半から投げた QB テディ・ブリッジウォーターも 16-20、177 ヤード、2 TD、0 TO。2度の逆転ドライヴをリードする勝負強さを見せました。

第4Q中盤には TE アレン・ライズナーへ3ヤードの TD パスと WR ジャリアス・ライトへ2ポイント・コンヴァージョンを成功。残り 1:11 からは 6-7、77 ヤードで再逆転決勝ドライヴをリードし、残り 18 秒には WR ロドニー・スミスへ2ヤードの TD パスを決めました。

・「オフェンシブラインは素晴らしい(アリゾナの)フロントに対して素晴らしい仕事をした」とキャッセル。キャッセルはスクランブルでも3回、30 ヤード。
・ルードルフは4キャッチ、89 ヤード。
・RB エイドリアン・ピーターソンが温存され、RB ジョー・バニヤードが6キャリー、64 ヤード。バニヤードには 44 ヤードのキックオフリターンも。
・キャンプで注目の WR アダム・シーレンが4キャッチ、54 ヤード。

・最初のディフェンスはわずか3分半で9プレイ、93 ヤードのドライヴを許し、タッチダウンを献上。WR ジャロン・ブラウンに 51 ヤードのキャッチを許したプレイでは CB ゼイヴィア・ロウズにミスタックル。LB ジェラルド・ホッジスも RB ジョナサン・ドゥワイヤーに対するタックルをミスし、1ヤードの TD ランを許しました。
・先発した S クリス「クロッカーについてはあまり気づいたことがなかった」とジマー。ローテイトした「ジャマーカ(サンフォード)にもいくつか良いプレイがあったが、2回ほど悪いプレイがあった。(アンドリュー)シンデイホも同じだ。(良いプレイと悪いプレイが)入り混ざっていたので、テープでさらに評価する。」
・MLB ジャスパー・ブリンクリーが先発し、オーディ・コウルとローテイト。第3Qにはサードダウンでブリンクリーを外し、コウルを入れたドライヴも。
・CB ジョシュ・ロビンソンが欠場し、ショーン・プレイターが前半に頭を負傷(ジマーによれば「軽度の脳震盪」)したため、マーカス・シェレルズがニッケルコーナーへ。シェレルズには試合終盤、あわや INT のディフェレクションや試合を決めるタックルがあり、試合計9タックルはチーム-ハイ。パントでも 32 ヤードのビッグリターンを含む2回平均 17 ヤード。
・LB アンソニー・バーがサックとフォースド・ファンブルを記録したのは DE の位置から。バーが RE、LE ブライアン・ロビソンが3テクニック DT、RE エヴァーソン・グリフィンが左にシフトしたセットも。バーがフロントに入った際にはホッジスもニッケル LB に。

・ペナルティが 10 回もあり、102 ヤード。CB デレック・コックスのパス・インターフェアランスは 33 ヤードで、第4Qに TD を許す一因に。
・CB ジャバリ・プライスも肩を故障した模様。
・K ブレア・ウォルシュは 51 ヤードのアテンプトをアップライトに当ててミス。エクトラポイントにもミスが。