ディフェンド・ザ・ノース

旧ミネソタ・スポーツ。ヴァイキングスを応援しています。最近ティンバーウルヴズは観れていません。

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ヴァイキングス 16

[ヴァイクス] AD DAL 移籍も選択肢?

ESPN が日曜日、情報筋の話として、ランニングバックのエイドリアン・ピーターソンがヴァイキングスとの契約見直しに応じなかった場合、ダラスも移籍先の選択肢の一つになると報道。一方で、カウボーイズにはすでにイジキール・エリオットがいるため、ピーターソンが加わるとすればファーストおよびセカンドダウンのバックアップに限られ、ピーターソンがこの役割を受け入れるかどうかは疑問視されています。

・インディアナはクリス・バラードを GM として雇用したと発表。サンフランシスコの GM もジョン・リンチに決まりました。
・Sporting News によれば、WRC ジョージ・ステュワートがチャージャーズのスペシャルチームズ・コーディネイターに就任するとのこと。正式発表はまだありません。ステュワートはヴァイキングスに 10 年間在籍していました。

[ヴァイクス] オフシーズンの日程

(スタートリビューン紙より)
1月 28 日:シニアボウル。ヴァイキングスが最近ドラフトした選手では RB ジェリック・マキノン、DT シャマー・ステファン、OT T.J. クレミングスおよび OL ウィリー・ビーヴァーズがシニアボウルに参加していたそうです。
1月 29 日:プロボウル。ヴァイキングスからは6人が参加予定
2月 15 日:フランチャイズおよびトランジションのタグ付け開始日。ヴァイキングスはタグを使わないと予想されています。タグ付け期限は3月1日まで。
2月 28 日:スカウティング・コンバイン初日。3月6日まで。
3月7日:11:00 a.m. FA 候補のエイジェントとの交渉解禁。合法タンパリング期間へ突入。
3月9日:3:00 p.m. RB エイドリアン・ピーターソンへのオプション行使期限。FA 契約およびトレード解禁。
4月 17 日:ワークアウト・プログラム解禁
4月 21 日:制限付き FA(WR アダム・シーレンら)のサイン締め切り
4月 27 日:ドラフト初日。ヴァイキングスはトレードしないかぎり1巡目指名権はありません
4月 28・29 日:ドラフト2巡目以降。ヴァイキングスは今のところ3巡目と4巡目が指名権2つずつで計8つ。
5月 5-8 日:予想されているルーキー・ミニキャンプの期間。次の週末になる可能性もあるそうです。
6月後半:全員参加のミニキャンプ。

・Bleacher Reports が金曜日、情報筋の話として、QB テディ・ブリッジウォーターは 2017 シーズンを全休する可能性が高いと報じましたが、ESPN によれば、ブリッジウォーターのエイジェントがこれを否定し、チームはまだブリッジウォーターが今年中に復帰できるかどうか様子を見る姿勢にあるとしたとのこと。スタートリビューン紙も情報筋の話として、ブリッジウォーターはリハビリに期限を設けていないとしています。

[ヴァイクス] 遅報:Oコーチ陣再編発表

チームが先週金曜日、パット・シャーマーをオフェンシヴ・コーディネイターとし、ケネディ・ポラマルをランニングバックス・コーチとして雇用したと正式に発表。また、クランシー・バロンをタイトエンズ・コーチとして雇用し、RBC だったケヴィン・ステファンスキーは TEC ではなく、クォーターバックス・コーチとなりました。

ステファンスキーは 2009 年から 2013 年までヴァイキングスのアシスタント QBC。バロンは 2009 年から 2016 年までデンヴァーの TEC またはオフェンシヴライン・コーチで、去年ブロンコスがスーパーボウルを制覇したときの OLC だったそうです。

・アシスタント OLC ハンク・フレイリーが UCLA の新 OLC に就任するとの情報も。
・ESPN の情報筋によれば、アシスタント GM ジョージ・ペイトンは新 GM 候補としてインディアナの面接も受ける予定だそうです。

・チームが月曜日、LB アンソニー・バーが補欠としてプロボウルに選出されたと発表。プロボウルへの選出は、バーが2年連続2回目、今年のヴァイキングスからは6人目となります。アトランタがスーパーボウルに進出したため、ヴィック・ビーズリーが辞退することになったそうです。
・ESPN のメル・カイパーは今年のドラフトが「おそらくオフェンシヴ・タックルにとって平凡な年になる」と予想。過去2年間は共に5人の OT が1巡目で指名されたとのことですが、今年は「1巡目は OT 3人になると思う」そうです。2−3巡目の候補はディオン・ドーキンス(テンプル)、アントニオ・ガルシア(トロイ)およびテイラー・モートンとのこと。モートンはウェスタンミシガン大で右ガードと RT の両方で先発経験があり、「ヴァーサタリティがプラスになる」そうです。

[ヴァイクス] AD:契約見直しより移籍

ランニングバックのエイドリアン・ピーターソンが木曜日、ESPN の番組に出演し、チームがオプションを行使しないなら、契約見直しには応じず、移籍したいと発言したとのこと。ヴァイキングスが $18 million のチーム・オプションを行使し、3月 11 日までに $6 million のロースター・ボーナスを支払う可能性はほとんどないと予想されています。

「もしそうならないなら、自分や自分の家族が心地良いところがいいし、チャンピオンシップを争う機会が欲しい」とピーターソン。ピーターソンは移籍先として興味のあるチームにヒューストン、タンパベイおよびジャイアンツを挙げたそうです。

一方で、ピーターソンはヴァイキングとしてキャリアを終える希望も繰り返したとのこと。「僕は自分がパープルだと思っている・・・自分がパープルで終わると思っている。最終的にはこれはビジネスだから、違った形で終わるかもしれない。コトが上手く運べばいいと思っている。」

・Sacramento Bee 紙によれば、アシスタント GM ジョージ・ペイトンがサンフランシスコの新 GM の最終候補3人に残り、2度目の面接を受ける予定とのこと。USA Today によれば、グリーンベイは新しい契約をオファーしてエリオット・ウルフを引き止めたそうです。

[ヴァイクス] 新 RB コーチにポラマル

複数のメディアが月曜日、チームがケネディ・ポラマルをランニングバックス・コーチとして雇用する見込みであると報道。ポラマルはクリーヴランドやジャクソンヴィルで RBC の経験があり、去年は UCLA のオフェンシヴ・コーディネイターだったそうです。

去年 RBC だったケヴィン・ステファンスキーは元のタイトエンズ・コーチに戻るとの予想も。TEC 兼暫定 OC だったパット・シャーマーはフルタイムの OC となっています。

シュライン・ゲームでは DC ジョージ・エドワーズがウェストチームの HC を務めるだけでなく、ステファンスキーが OC/QBC、アシスタント OLC ハンク・フレイリーが OLC およびオフェンスのクォリティ・コントロール、アンドリュー・ジャノコが TEC となるとのこと。最近ヴァイキングスがドラフトした選手では TE デイヴィッド・モーガン、LB エドモンド・ロビンソン、DT B.J. デュボウズおよび TE マイコウル・プルイットがシュライン・ゲームに参加していたそうです。
・PWFA のオール NFL およびオール NFC のキックリターナにコーデアル・パターソン、オール NFC のパントリターナにマーカス・シェレルズが選出。

[ヴァイクス] NT ジョセフもプロボウルへ

ノウズタックルのリンヴァル・ジョセフも補欠としてプロボウルに選出。ジョセフは7年のキャリアで初選出となり、今シーズンのヴァイキングスからは5人目となります。

ジョセフは今シーズン、共にキャリア-ハイとなる 77 タックルと3フォースド・ファンブル、またキャリア-ハイ・タイの4サックを記録。ロサンゼルスのアーロン・ドナルドが棄権したそうです。

・DE ダニール・ハンター(22 歳)が Pro Football Focus による若手(25 歳未満)選手トップ 25 の 24 位に選出。
・公式ウェブサイトのコーチのページでは、QBC スコット・ターナーが削除され、パット・シャーマーが(暫定ではない)OC とされています。

[ヴァイクス] QBC解雇 シャーマーが正OCか

複数のメディアが月曜日、情報筋の話として、チームはクォーターバックス・コーチのスコット・ターナーを解雇する予定であると報道。また ESPN は、暫定オフェンシヴ・コーディネイター兼タイトエンズ・コーチのパット・シャーマーが正規の OC となる予定であると報じていますが、両人事ともチームからの正式発表はまだありません。

スコット・ターナーは 2014 年に就任し、QB テディ・ブリッジウォーターの育成に貢献。シャーマーは QB サム・ブラッドフォードとの良好な関係で知られています。

Update:DC ジョージ・エドワーズは1月 21 日に行われるイースト-ウェスト・シュライン・ゲームでウェストチームのヘッドコーチを務めるとのこと。このカレッジのオール-スター・ゲームはドラフト候補生を NFL のスカウトに披露するのが目的で、その選手たちを練習から指導することはドラフトの準備で有利なるそうです。

[ヴァイクス] AD が残らなかったら

ランニングバックのジェリック・マキノンは去年、わずか 3.4 ヤード/キャリーでしたが、Football Outsiders によれば、ブロークン・タックル率(17.5 %)は悪くなかったとのこと。参考となるブロークン・タックル率はレヴィオン・ベルが 18.2%、イジキール・エリオットが 19.5% だったそうです。

2014 シーズンにもエイドリアン・ピーターソンが大幅に欠場しましたが、ルーキーだったマキノンは 4.8 ヤード/キャリーを記録。2015 年はピーターソンの復帰でアテンプトが半分以下に減りましたが、平均はキャリア-ハイの 5.2 ヤードでした。

マキノンは去年、中央へのランは 2.6 ヤード/キャリーだったそうですが、それ以外は平均 3.9 ヤードだったとのこと。やはり、マキノンの不振はオフェンシヴラインのブロッキングが主な原因と考えられています。

Pro Football Focus によるランブロッキングのランキング
・T.J. クレミングス:82 人のタックル中 74 位
・ジャレマイア・サールズ:82 人のタックル中 32 位
・ブランドン・ファスコ:72 人のガード中 47 位
・アレックス・ブーン:72 人のガード中 41 位
・ニック・イーストン:39 人のセンター中 36 位
・ジョー・バージャー:39 人のセンター中5位

一方で、今年のドラフトはランニングバックの選手層が厚いとのこと。WalterFootball は 11 人もの RB が2巡目以内に指名される可能性があると予想していて、通常2巡目クラスの選手を3−4巡目で指名できると予想されています。

・複数のメディアの情報筋によれば、アシスタント GM ジョージ・ペイトンが金曜日、GM 候補としてサンフランシスコの面接を受ける予定とのこと。49ers は月曜日、GM だったトレント・バルクと HC だったチップ・ケリーを解雇したそうです。
Update:コーデアル・パターソンが金曜日、キックリターナとしてオールプロ・ファーストチームに選出。

[ヴァイクス] HC:言い訳はしない

「シーズンを(上手く)締めくくれなかったのは残念だ」と火曜日のシーズン最後の会見でヘッドコーチのマイク・ジマー。「私が(今年)したことよりも、もっと良い仕事をしなければならない。」

オフェンシヴラインに故障者が続出したことで「持続性を保つのは難しかったが、言い訳はしたくない。他のチームにも故障者は出る。少なくとも私がここにいる間は、自分たちにないものについて言い訳はしない。」

「私は他のコーチたちに『今ないもののことは聞きたくない。今ないもののことは気にしていない』と言ってきた。私は今あるもののことを心配しているし、私にとってコーチとは、選手が誰であれ上手くプレイさせることだ・・・だからそれを言い訳にはしない。」

・「パット(暫定 OC シャーマー)は、彼が置かれた状況を考えれば、とても良い仕事をしたと思う」とジマー。「オフェンスはパッシング・ゲームで大きく改善したと思う。」
・サム・ブラッドフォードは「先発クォーターバックになる権利を勝ち取った」とジマー。「今現在、私が心配しているのはテディ(ブリッジウォーター)が良くなるかどうかだけだ・・・今は彼に良くなってもらいたいし、(それ以外のことは)後で心配する。サムは今年、やるべきことは全てやって、並外れた仕事をした。」
・1巡目ルーキー WR ラクウォン・トレッドウェルは「足(の故障)に悩まされていたので少し出遅れた」とジマー。「オフェンスを学ぶことの問題ではない。」

・RB エイドリアン・ピーターソン(31 歳)は月曜日、「ビジネス関係を除けば、ミネソタ・ヴァイキングスでキャリアを終えたい」と発言したそうですが、減給を伴う契約見直しを受け入れる用意があるかどうかについては明言を避けたとのこと。ピーターソンとの契約では3月に $6 million のロースターボーナスが発生し、今年のサラリーは $18 million となっているそうです。
・DE ブライアン・ロビソン(33 歳)は「OTAs などでバトルしなければならない」としながらも、2年目でローテーション/バックアップだった DE ダニール・ハンターは「たぶん、来年先発を勝ち取るのに十分なことをしてきた。」

・チームが月曜日、プラクティス・スクワッドの9人全員とリザーヴ/フューチャー契約したと発表:DT スターリン・ベイリー、WR モーリツ・ベリンガー、TE カイル・カーター、WR ケイレブ・ジョーンズ、T マーキス・ルーカス、CB トレ・ロバーソン、RB ビショップ・サンキー、S セドリック・トンプソンおよび T オースティン・シェパード。
・火曜日には FA だった OT リード・フレイゲル、K マーシャル・ケインおよび P テイラー・シマンクともフューチャー契約。

シカゴ戦追加リヴュー
・ミネソタ州カレドニア出身、ミネソタ大からドラフト外でヴァイキングス入りした WR アイザック・フルクティがデビュー。キャッチはありませんでしたが、5スナップに出場。
・ディフェンスの 60 スナップのうち、S アンソニー・ハリスが 42、ルーキーのジェイロン・カースが5スナップだったとのこと。残り 13 スナップは S ハリソン・スミスのシングル-ハイまたはテレンス・ニューマン?
・ブロウアウトになったため、DT トビー・ジョンソン(13 スナップ)、OLB エマニュエル・ラマー(5)および DE ジャスティン・トラトー(4)も出場。ルーキー DE スティーヴン・ウェザリーが1スナップでディフェンス・デビュー。

[ヴァイクス] アイデンティティ

日曜日にホームで行われたシカゴ戦、ベアーズに 183 ラッシュヤードを許したものの、5ターンオーヴァーから 24 得点を奪ったヴァイキングスは 38-10 で圧勝。成績を8勝8敗に戻してシーズンを終えました。

「いい勝ち方だった。前に進む準備ができた」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「ディフェンス4つとスペシャルチーム1つで5つのテイクアウェイがあった・・・我々は今日、(連勝していた)シーズン序盤と同じようなプレイができた。ターンオーヴァーを奪い、フィジカルにプレイした。シーズン後半はそれが十分にはできていなかった。」

7-0 のリードで第1Q中盤、ベアーズに自陣 16 ヤードラインまで攻め込まれましたが、コーナーバックのゼイヴィア・ロウズがインターセプト。10 点のリードとなった第2Q序盤には、ランニングバック、ジャレミー・ラングフォードのファンブルをセイフティのアンソニー・ハリスがリカヴァーし、3プレイ後にタイトエンド、カイル・ルードルフの 22 ヤード・タッチダウンキャッチで 17-0 にリードを伸ばしました。

17-7 とされた第2Q終盤にはパントリターナ、ブレイロン・アディソンのマフをジェイロン・カースがリカヴァーし、5プレイ後にレシーバ、ジャリアス・ライトの1ヤード TD キャッチで再び 17 点のリード。31-10 のリードとなった第4Q序盤にはノウズタックル、リンヴァル・ジョセフのストリップ・サックからディフェンシヴエンドのエヴァーソン・グリフィンが 20 ヤードのリターン TD としました。

・ディフェンスは前半だけでルーキー RB ジョーダン・ハワードに 15 キャリー、93 ヤード、ベアーズに 130 ラッシュヤードを献上。ハワードは試合計 23-135。
・先発した CB トレイ・ウェインズも INT を記録。テレンス・ニューマンはセイフティへもローテイトしました。
・ロウズのシーズン 5 INT は 2003 年のブライアン・ウィリアムズ以来で最多となるそうです。WR アルション・ジェフリーを1キャッチ、10 ヤードとほぼシャットアウト。
・LB チャド・グリーンウェイは試合前のメンバー紹介でトリ。試合後はゲームボールも受け取ったそうで、キャリア最後の試合となった可能性も。
・ジョセフはハーフサック2回で1サック、1フォースドファンブル。DEs ブライアン・ロビソンとダニール・ハンターも 0.5 サックずつ。

・LT T.J. クレミングスが第1Q終盤でヒジを故障し、ラショッド・ヒルと交代。今シーズン5人目の LT で 10 人目の OL。
・QB サム・ブラッドフォードは 25-33、250 ヤード、3 TD、1 INT で、シーズンのパス成功率 71.6%。シーズン・タイトルだけでなく、NFL 歴代記録となった模様。
・ルードルフは 11 キャッチ、117 ヤード、1 TD。キャリア 29 TD となり、TE のチーム記録を更新。
・WR アダム・シーレンは1キャッチ、7ヤードに終わり、シーズン 967 ヤード。WR コーデアル・パターソンに 39 ヤードのビッグプレイ。
・RB ジェリック・マキノンは 16 キャリー、89 ヤード(平均 5.6)、1 TD で、チーム計 124 ラッシュヤード(28 回平均 4.4)。マキノンは3キャッチで 21 ヤード、1 TD もあり、計 110 ヤード、2 TD。

[ヴァイクス](半ば無理やり)CHI 戦の見どころ

ヴァイキングスはすでにプレイオフからエリミネイトされていますが、ヘッドコーチのマイク・ジマーはシーズン最終戦となるシカゴ戦で若手選手を試すのではなく、勝ちにいくとのこと。選手の評価はシーズンが終わって数日経ってから始める予定で「焦って決断を下したくはない」そうです。

「チームが自信を失ったとは思っていないし、私も自信を失ってはいない・・・今年はペナルティ、特にスナップ前のペナルティが増えた。今年はオフェンスのペナルティも増えた。(若手選手以外にも)評価することはたくさんある。」

ベアーズは今シーズン、ロードで0勝7敗となっていますが、「ファンも(U.S. バンク)スタジアムも素晴らしいが、我々は(ホームでも)十分には勝っていない(4勝3敗)。」とジマー。「ホームフィールドをアドバンテイジにするには、勝たなければならない。」

・ヴァイキングスは過去2試合で平均 36 失点。ディフェンスを立て直してシーズンを終われるか。
・ランディフェンスは平均 101.9 ヤードの NFL 15 位で、前回の対戦ではシカゴに 158 ラッシュヤードを献上。ルーキー RB ジョーダン・ハワードは 229 キャリー、1,178 ヤードを記録しているそうです。「ランを止めて、サードダウンで(フィールドから)出ていく必要がある」と MLB エリック・ケンドリクス。「それが目標で、それができれば大丈夫だ。」
・SLB アンソニー・バーは QB マット・バークリーと大学時代からライバルだったとのこと。カレッジ最後の対戦を「覚えている」とバー。「僕はブロックされなかったから、彼をかなりハードにヒットした。そのあとは試合に出て来なかった・・・最初の年には僕たち(UCLA)が(南カルフォルニア大)に 50-0 でヒドくヤられたけど、そのあとの2年間はウチが勝った。」

・DE ブライアン・ロビソンは現在7サック。ESPN によれば、シーズン8サック以上で $200,000、10 サック以上で $250,000 のボーナスが来年のサラリーに加算されるそうです。
・同じく ESPN によれば、CB テレンス・ニューマンは今のところ、ディフェンスのスナップの 73.2% に出場しているとのこと。シーズン 65% で $100,000、72.5% で $300,000 のボーナスとなるそうです。この試合に 60-65% 出場すれば 72.5% 以上をキープできると予想されています。
・S アンドリュー・シンデイホ(ヒザ)が”out”で、ハリソン・スミス(足首)が出場予定。バックアップはアンソニー・ハリスとジェイロン・カース。Update 3:ハリスが先発する模様。

・QB サム・ブラッドフォードはパス成功率(71.3%)で現時点の NFL トップとなっていて、シーズン・タイトルの可能性も。2位のドゥリュー・ブリーズは 70.9%。
・ブラッドフォードはオフェンスのスナップの 93.3% に出場していて、このままシーズン 90% を超えると $1 million のボーナスとなるそうです。
・WR アダム・シーレンは 1,000 レシーヴィングヤードまであと 40 ヤード。達成すれば、ヴァイキングスでは 2009 年のシドニー・ライス以来となるそうです。
・WR ステフォン・ディグス(腰)もあと 97 ヤードで 1,000 ヤードでしたが、今週一度も練習せず、”doubtful”。2000 年のランディ・モスとクリス・カーター以来の2人同時達成は絶望的か。チャンスとなるはずのルーキー WR ラクウォン・トレッドウェル(足首)も金曜日に制限して練習しただけで、”doubtful”。Update 3:ディグスとトレッドウェルは共にイナクティヴ。
・チャールズ・ジョンソン(ヒザ)も金曜日に練習せず、”questionable”。健康な WR はシーレン、コーデアル・パターソンおよびジャリアス・ライトの3人だけ。Update:プラクティス・スクワッドの WR アイザック・フルクティがロースターへ昇格したとの情報も。Update 2:チームが土曜日、シンデイホをインジャード・リザーヴとし、フルクティと 53 人ロースターでサインしたと発表。Update 3:ジョンソンとフルクティが共にアクティヴ登録。
・カイル・ルードルフはあと7キャッチで TE のチーム記録(79)。現在のキャリア 28 TD は TE としてのチーム史上最多タイで、記録更新の可能性も。あと 77 ヤードで 1981 年以来となる3人同時の 800 ヤード越えとなるそうです。

・ランオフェンスは現在 3.1 ヤード/キャリーでチーム史上2番目の悪さとなるペース。RB エイドリアン・ピーターソン(ヒザ/股関節)は”out”。Update 3:C.J. ハムもイナクティヴで、RB は2人体制。
・RG ブランドン・ファスコ(脳震盪)は復帰予定ですが、LG アレックス・ブーン(腰)が今週一度も練習せず、”doubtful”。出場可能なジョー・バージャー(ヒジ)が右から左へスウィングか。その他のバックアップはザック・ケリンとルーキーのウィリー・ビーヴァーズ。Update 3:ブーンとビーヴァーズがイナクティヴ。LG バージャー、RG ファスコで、控え C ニック・イーストンが先発を続ける模様。
・KR パターソンは平均 31.5 ヤードで、キャリア3回目の NFL トップとなるペース。キックリターン・タイトル3回となるとリーグ史上初めてになるそうです。

故障者
・シンデイホとピーターソンが”out”。ブーン、ディグスおよびトレッドウェルが”doubtful”。ジョンソンが”questionable”。
・シカゴでは LB レナード・フロイド(脳震盪)が”doubtful”。LB パーネル・マクフィー(肩)、LB ウィリー・ヤング(ヒザ)ら8人が”questionable”にリストされています。Update 3:マクフィーがイナクティヴで、ヤングがアクティヴ登録。

[ヴァイクス] シーズン最終週メモ

・CB キャプテン・マナリンが水曜日、地元メディアから協力的だった選手に贈られるコーリー・ストリンガー・グッドガイ賞を受賞。去年に引き続き2年連続の受賞。
・QB テディ・ブリッジウォーターが木曜日、2016 年のエド・ブロック・カレッジ賞を受賞。この賞にはスポーツマンシップの手本となった選手がチームメイトによって選ばれるそうです。
・QB サム・ブラッドフォードが水曜日、暫定 OC パット・シャーマーが来年、フルタイムの OC となることを希望していると発言。
・チームが水曜日、WR ケイレブ・ジョーンズとプラクティス・スクワッドでサイン。ジョーンズはアリゾナ大出身のルーキーで、オフとプレシーズンはフィラデルフィアにいたそうです。
・DT シャマー・ステファンは土曜日のグリーンベイ戦で、QB プレッシャー0だったとのこと。DTs シャリフ・フロイドとトム・ジョンソンは共にインジャード・リザーヴとなっています。ジョンソン(ハムストリング)は水曜日、「5−6週間の故障」で春のプログラムには「間違いなく」参加すると発言したそうです。
Update:GM リック・スピールマンが金曜日、ミュージックシティ・ボウルでテネシー大とネブラスカ大を視察したそうです。

・RG ブランドン・ファスコ(脳震盪)と FB ザック・ライン(脳震盪)が水曜日から復帰し、水・木2日連続で制限して練習。その他2日連続で練習を制限したのは S ハリソン・スミス(足首)と WR チャールズ・ジョンソン(ヒザ)。C ジョー・バージャー(ヒジ)は水曜日の練習を制限しましたが、木曜日にはフル参加。
・LG アレックス・ブーン(腰)、WR ステフォン・ディグス(腰)、RB エイドリアン・ピーターソン(ヒザ/股関節)および WR ラクウォン・トレッドウェル(足首)が2日連続で練習せず。S アンドリュー・シンデイホ(ヒザ)が木曜日に練習せず、リポートに追加。
・シカゴでは LB パーネル・マクフィー(肩)、LB ウィリー・ヤング(ヒザ)ら4人が2日連続で練習していないそうです。

[ウルヴズ] 連戦1勝1敗

日曜日にオクラホマシティで行われたサンダー戦、ベンチからのローテーションでコール・オルドリッチではなくジョーダン・ヒルを起用したウルヴズは、イーネス・カンターに FG 8-10、20 得点を許し、112-100 で敗戦。ラッセル・ウェストブルックには 31 得点、15 アシストを許しました。

ウルヴズは 57-53 とわずかなビハインドで前半を折り返しましたが、ウェストブルックに第3Qだけで9得点、5アシストを許し、このクォーター終盤で 12 点差。第4Q中盤からの約3分間にもウェストブルックの5アシストなどでサンダーに 14-4 のランを許し、残り約4分で 110-90 と引き離されました。

ウェストブルックは「MVP 候補筆頭なのだから、なんとか彼をスローダウンしなければならない」とヘッドコーチのトム・ティボドー。「彼は注目を集めている・・・我々はアサインメントを守らなければならない。後半はそれが少し崩れた。」

・カール-アンソニー・タウンズ(26 得点)が8リバウンド、ゴーギー・ジェンも5リバウンドに終わり、ウルヴズはリバウンドで 42-36 のビハインド。
・リッキー・ルビオは 10 アシスト、7リバウンドを記録しましたが、FG 1-4 で3得点。
・シャバズ・ムハマドが FG 5-8、15 得点をあげましたが、それでもベンチの得点は 50-26 とウルヴズが大きくビハインド。

ホークスをスウィープ

月曜日にホームで行われたアトランタ戦、腰の故障から復帰したドゥワイト・ハワードには FG 9-9、20 得点、12 リバウンドを許しましたが、ホークスの3ポインターを 8-32(25%)に抑えたウルヴズは 104-90 でスコア以上の圧勝。ウルヴズはシーズン-ハイに並ぶ 15 本の3ポインターを成功(31 本中 48%)しました。

ウルヴズは第2Q中盤の 39-35 のリードから、ラヴィーンとウィギンスの3ポインターやタウンズの3ポイントプレイなどで、このクォーター終盤までに 13 点のリード。第3Q序盤に 64-55 とされましたが、ルビオ、ウィギンスおよびムハマドの3ポインターなどで 22-3 のランとし、このクォーター残り約4分で 28 点にリードを伸ばしました。

ルビオは FG 1-4 で、得点は要所での3ポインター1本だけでしたが、10 アシストを記録し、ターンオーヴァー0。ここ 67 分以上 TO がなく、この間 22 アシストをあげているそうです。「僕は試合のテンポをコントロールして、オフェンスでミスをしてない」とルビオ。「気分が良い。」

・スターターは第4Q残り約6分、96-76 のリードでベンチへ。タウンズは 3P 3-3 を含む FG 8-8、FT 3-3 のパーフェクトで 22 得点、11 リバウンド、4アシスト、3ブロック。ポール・ミルサップを FG 2-13 に抑えました。
・ウィギンス(FG 7-14)とラヴィーン(3P 6-9)が共に 21 得点。3人が 20 得点以上をあげたのは今シーズンで4試合目になるそうです。
・ウィギンスは過去5試合で 3P 1-15(7%)でしたが、この試合では 3P 4-6。ブザービーターを狙ったハーフコートショットを除くと 3P 4-5(80%)。
・ラヴィーンが5本以上の3ポインター決めたのは今シーズン 12 試合目で、すでにケヴィン・ラヴの 16 試合に次ぐチーム史上2番目となるそうです。
・ハワードが復帰したにもかかわらずオルドリッチの出場はなく、基本的に8人ローテーション。Update:ティボドーによれば、オルドリッチの出場がなかったのは、ハワードの出場時間が短かったためとのこと。ハワードがベンチにいる間、ホークスはスモール・ラインナップでした。

[ヴァイクス] ミスコミュニケイション

ヘッドコーチのマイク・ジマーが月曜日、土曜日のグリーンベイ戦で選手がコールに反したカヴァレッジをしたプレイは「一度もなかった」と発言。ジマーは土曜日の試合後には「誰かがそうしない(コーナーバックのゼイヴィア・ロウズにレシーバのジョディ・ネルソンをシャドウさせない)ことに決めた」と発言していたそうですが、月曜日には「彼らはコールされたカヴァレッジをしていたが、間違えたことはあったかもしれない。考えられるプレイは、ゾーンの中で1人がマンをプレイするはずだったが、二人ともゾーンでプレイして相手を逃した。そのようなことは毎日起きている。」

ロウズは試合後、ミスをしたチームメイト(おそらくテレンス・ニューマン)をかばうため、報道陣に事実とは異なるコメントをした可能性があるとのこと。ロウズは試合後、ハーフタイムにアジャストされたと発言していたそうですが、「1シリーズだけだった」と月曜日にジマー。「サイドラインで彼に話した。それだけだ。」

NFL Network はチームのプランに反し、ニューマンがロウズにサイドを固定してプレイさせた、と報じていましたが、「テレンスと私の間には長い関係がある」とジマー。「テレンスが我々がしていることに反抗するとしたら、世界で最後になるだろう。」

・複数のメディアのフィルムリヴューによれば、コーナーバックがサイドを固定していたのはジマーの発言通り、最初のシリーズだけだったとのこと。2回目のシリーズではネルソンがスロットに入ったためキャプテン・マナリンがカヴァー、3シリーズ目でロウズはネルソンを追って右から左へ移ったそうです。第2Q、4回目のシリーズで1プレイだけ、ロウズがネルソンをカヴァーしていなかったとのこと。ニューマンに代わってトレイ・ウェインズが出場した5シリーズ目と前半最後の6シリーズ目では共に、ロウズがネルソンに付いていたそうです。
・LB クレイ・マシューズにストリップサックを許した LT T.J. クレミングスの「不安定さは修正しなければならない」とジマー。

来シーズンの対戦相手

ヴァイキングスは来シーズン、ワシントンでレッドスキンズと、ホームでロサンゼルスと対戦することに決まったとのこと。今シーズン今後の勝敗に関係なく、各チームが各地区の3位に決まったためだそうです。

その他の対戦相手は同地区6試合、NFC 南地区との4試合、および AFC 北地区との対抗戦4試合。クリーヴランドとのロンドン・ゲームはヴァイキングスがアウェイの扱いになるそうです。

[ヴァイクス] エリミネイト

土曜日にグリーンベイで行われたパッカーズ戦、2ターンオーヴァーから2タッチダウンを許したヴァイキングスは 38-25 で敗戦。ヴァイキングスはこれで7勝8敗と今シーズン初めて黒星が先行し、プレイオフからエリミネイトされました。

選手たちが「上手くプレイしていたとは思わないが、ファイトはあったと思う」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「私がもっと良い仕事をする必要がある・・・今年は私が十分に良い仕事をできていなかった。」

14-6 のビハインドで第2Q序盤、センター、ニック・イーストンのスナップミスがファンブルになり、ヴァイキングスの 42 ヤードラインでパッカーズがリカヴァー。わずか3プレイ目でレシーバのジョディ・ネルソンに2ヤード TD キャッチを許し、15 点差に引き離されました。

ヴァイキングスはオフェンスの今シーズン最長プレイとなる WR アダム・シーレンの 71 ヤード TD キャッチなどで 21-13 としましたが、第2Q終盤、ラインバッカーのクレイ・マシューズにサックを許し、クォーターバックのサム・ブラッドフォードがファンブルロスト。そこからわずか5プレイ目で QB アーロン・ロジャースにスクランブルから6ヤードの TD ランを許し、再び 15 点差とされました。

ネルソンには前半で7キャッチ、145 ヤード、2 TD を許しましたが、後半は2キャッチ、9ヤードに。コーナーバックのゼイヴィア・ロウズは「試合を通して(ネルソンをシャドウ)するはずだった」とジマー。「前半にテレンス・ニューマンが来て『私もあの選手をカヴァーできます。私にやらせてください』みたいなことを言っていた。私は『やるべきことをやれ』と言った。」

・オフェンスは5連勝中はわずか 1 TO でしたが、ここ 10 試合で 22 TO。
・シーレンは 12 キャッチ、202 ヤード、2 TD。シーズン計はチームトップの 960 ヤードになりました。4キャッチ、29 ヤード、1 TD を記録したステフォン・ディグスもシーズン 903 ヤード。2選手が同じシーズンに 800 ヤードを超えたのは 2001 年のクリス・カーターとランディ・モス以来となるそうです。
・ブラッドフォードは被サック4でしたが、34-50 でキャリア-ハイの 382 ヤード、3 TD。

・ディフェンスはロジャースに 28-38、347 ヤード、4 TD、ネルソンに9キャッチ、154 ヤード、2 TD を許しました。
・MLB エリック・ケンドリクスが 2.5 サックと3ロスを含むチーム-ハイの 11 タックル。
・DE ダニール・ハンターは 1.5 サック。今シーズン計はチームトップの 12 サック。

[ヴァイクス] GB 戦前日に機内に”缶詰”

ヴァイキングスのチャーター機が金曜日、ウィスコンシンのアップルトン国際空港の滑走路脇にスタックしたとのこと。着陸には成功し、誘導路の移動中にスリップしたそうで、選手、コーチおよびチーム関係者にけが人は出ていないそうです。

Update:キックオフまで 15 時間を切った午後9時過ぎ、消防隊によって立ち往生した機体からの救助が始まった模様。Update 2:救助はハシゴ車によって1度に2人ずつ行われ、キックオフまで 14 時間を切った午後 10 時過ぎになっても、チームは空港にいるそうです。

Update 3:全員の救助が終了し、ホテルに向かったのは午後 11 時前後になった模様。6−7時間機内に閉じ込められていたことになるそうです。Update 5:機内に閉じ込められていたのは約5時間で午後 11 時前にはホテルに到着したとの情報も。ホテルで行われるはずのチームミーティングが機内で行われたそうです。

前回とは違うチーム

グリーンベイは今シーズン開幕から4勝6敗のあと4連勝中で、第2週に対戦したときとは異なる状態。「彼らは今、とても上手くプレイしている」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「オフェンスをかなり変え、パーソネル・グループも多く変えていると思う。モーションもしているし、ハドルもするようになった。(レシーバのタイ)モンゴメリーにボールを持たせて走らせている。ランゲームは以前とあまり変わっていないが、ここ5週間で新しいことをかなりやっている。」

・ヴァイキングスがこの試合に勝ち、かつ同日タンパベイが負ければ、ワイルドカードの可能性は最終週に持ち越し。この試合に負けるか、バックスが勝つとヴァイキングスはプレイオフからエリミネイト。
・QB アーロン・ロジャース(ふくらはぎ)は「先週(ラッシュを)かわしたり、走ったりすることに問題はなかった」と DC ジョージ・エドワーズ。「テープを見たら彼には3回ランがあって、スクランブルで良いヤーデイジ(3回計 19 ヤード)を取っていた。」
・モンゴメリーは先週のシカゴ戦で 16 キャリー、162 ヤードを記録したそうです。
・DE エヴァーソン・グリフィンはキャリア 14 試合のグリーンベイ戦で 10 サック。2012 年のシーズン最終戦ではハットトリック、去年のランボーでは2サック。
・過去2試合を欠場した S ハリソン・スミス(足首)は”questionable”にリストされていますが、木曜日の練習に制限して復帰し、金曜日にはフル参加。復帰の可能性もあると予想されています。スミスは木曜日の練習で「かなり良く動いていた」とジマー。Update 4:スミスはアクティヴ登録。

・パッカーズのディフェンスは過去2試合で、8 INT、2ファンブル・リカヴァーの 10 テイクアウェイを奪っているそうです。
・RB エイドリアン・ピーターソン(ヒザ/股関節)は”out”。金曜日にプラクティス・スクワッドにいた RB C.J. ハムが 53 人ロースターへ引き上げられました。代わってルーキー CB マケンジー・アレグザンダーがインジャード・リザーヴとされています。
・RG ブランドン・ファスコ(脳震盪)も”out”。先週は C ジョー・バージャーが右ガードで復帰し、控え C ニック・イーストンが先発を続けました。
・WR ステフォン・ディグス(腰)も”questionable”にリストされていますが、木曜日の練習に制限して復帰し、金曜日にはフル参加。Update 4:ディグスもアクティヴ登録。

故障者
・ピーターソン、ファスコ、FB ザック・ライン(脳震盪)および WR ラクウォン・トレッドウェル(足首)が”out”。スミスとディグスが”questionable”。
・グリーンベイでは RB ジェイムス・スタークス(脳震盪)と LB ジェイロン・エリオット(手)が”out”。C J.C. トレッター(ヒザ)、LB ニック・ペリー(手)、WR ランドール・コブ(足首)および CB ダマリアス・ランドール(肩)が”questionable”。Update 4:トレッターとコブがイナクティヴ。

[ヴァイクス] プロボウルに初選出含む4名

NFL が火曜日、選手、ファンおよびコーチによるプロボウル出場選手の選考結果を発表し、ヴァイキングスからはゼイヴィア・ロウズ、エヴァーソン・グリフィン、コーデアル・パターソンおよびハリソン・スミスが選出。ロウズはチームのコーナーバックとしては 2010 年のアントワン・ウィンフィールド以来で、4年のキャリアで初めてプロボウラーとなりました。

グリフィンはヴァイキングスのディフェンシヴエンドとしては 2011-12 年のジャレッド・アレン以来となる2年連続で、セイフティのスミスと共にキャリア2回目の選出。パターソンの2回の選出は、リターナとしてはチーム史上初となるそうです。

DT トム・ジョンソンも IR

チームが火曜日、ディフェンシヴタックルのトム・ジョンソンをインジャード・リザーヴとし、DT トビー・ジョンソンとサインしたと発表。トム・ジョンソンは日曜日のコルツ戦でハムストリングを断裂したそうです。

トム・ジョンソンはもとはベンチスタートで、ローテーションのパスラッシャーでしたが、先発だったシャリフ・フロイド(ヒザ/IR)が故障して以降、その役割がさらに増していました。32 歳のトム・ジョンソンは今年が3年契約($7 million)の2年目だそうです。ロースターの DT はリンヴァル・ジョセフ、シャマー・ステファンおよびトビー・ジョンソン。

・WR アダム・シーレン(首)は火曜日の練習に参加するつもりだと発言したそうです。

”らしくない”ディフェンス

ディフェンスがインディアナポリス戦で許した 161 ラッシング・ヤード、 411 トータル・ヤードおよび 34 失点はいずれも今シーズン最多。ディフェンスが今シーズンに許した 100 ヤード・ラッシャーはフランク・ゴアが3人目で、20 ヤード以上のタッチダウンパスを複数許したのはアンドリュー・ラックが初めてになるそうです。

「自分の仕事をして、ブロックを引き受け、自分のギャップにとどまるように話すことは多いが、結局ボールが他のところへ行ったときには、そこから離れて(ボールのところまで)行くことだ」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「私はコーチし過ぎたのかもしれない。」

「考え過ぎていたのではないと思う。『お前はCギャップかDギャップだ』と言ったときに、彼らがそこにとどまるのが少し長過ぎたのだと思う。結局はブロックに勝って、(ブロックを)外し、タックルを決めることだ。(ブロックに)締め出されて膠着することが多く、外してタックルを決めていなかった。」

「いつものようにヒットし、(ブロックを)外し、ボールの方へ飛んで行ってはいなかった。(コルツが)我々に対するスキームで良い仕事をしたのもあると思う。ディフェンスは”らしくない”パフォーマンスだった。」

・コルツに許したファーストダウンは前半だけで 21。
・ESPN によれば、RB エイドリアン・ピーターソンは6キャリーのうちの4回で、ライン・オヴ・スクリメイジから1ヤードより後ろでヒットされていたとのこと。ピーターソンは「良かった」とジマー。「(走路が)あまりないときもあった。」

[ヴァイクス] プレイオフも絶望的

日曜日にホームで行われたインディアナポリス戦、ランニングバックのエイドリアン・ピーターソンの復帰という起爆剤も不発に終わったヴァイキングスは攻守ともに自滅し、34-6 で大敗。この敗戦で地区優勝の可能性はなくなり、完全にはエリミネイトされてはいませんが、プレイオフの望みもほぼなくなりました。

ディフェンスは「とても悪かった。」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「無気力だった。ブロックをかわしてなかった。タックルを決めていなかった。カヴァレッジが崩れた。カヴァーしていなかった。サードダウンが悪かった。オフェンスは試合開始から3回 3-and-out だった。相手は 80 ヤード以上のタッチダウン・ドライヴが3回あった。」

第1Qにはディフェンシヴ・タックルのリンヴァル・ジョセフにフォースダウン(フィールドゴールのラッシュ)で、第2QにはDエンドのエヴァーソン・グリフィンにサードダウンでペナルティがあり、いずれも相手のファーストダウンとその後のタッチダウンの原因に。オフェンスは前半だけでターンオーヴァー2回、前半を通してファーストダウンわずか2つで、ヴァイキングスは前半で 27-0 のビハインドになりました。

・スタートリビューン紙によれば、ワイルドカードを獲得するシナリオはヴァイキングスが残りを2勝0敗、タンパベイが 0-2、ワシントンが 1-2 で、地区優勝が三つ巴のタイブレイクにならないことが条件となるそうです。
・コルツは OL に3人のルーキーが先発していましたが、ディフェンスはサック0。QB アンドリュー・ラックに第4Q序盤までで 20-27、248 ヤード、2 TD を許しました。
・パス・ディフェンスは特にラインバッカーが狙われ、コルツのタイトエンドは3人計で8キャッチ、95 ヤード、1 TD。
・RB フランク・ゴアにも 26 キャリー、101 ヤードを許しました。

・ピーターソンは 12 スナップの出場で6キャリー、22 ヤード、ファンブル・ロスト。
・QB サム・ブラッドフォードは 32-42、291 ヤードを記録しましたが、そのほとんどが後半のキャッチアップモード。被サック5で、前半終了間際にインターセプト、後半最初のドライヴでファンブル・ロスト。
・WR アダム・シーレンが首を故障し、ジャリアス・ライトが 17 スナップに出場。

[ヴァイクス] AD コルツ戦で復帰!

ランニングバックのエイドリアン・ピーターソン(ヒザ)が金曜日のラジオのインタビューで、日曜日のインディアナポリス戦に出場すると発言したとのこと。インタビューを放送したラジオ局はピーターソンが投資している Dash Radio 社によって運営されているそうです。

ヘッドコーチのマイク・ジマーによれば、ピーターソンを復帰させるには「全てに問題がないことを医師に確認しなければならない」とのこと。ピーターソンは土曜日の時点でまだインジャード・リザーヴのままとなっていて、ロースターへのアクティヴェイトやそれに伴うロースタームーヴも報じられていません。

Update:チームが土曜日、ディフェンシヴタックルのトビー・ジョンソンをウェイヴし、ピーターソンをロースターへアクティヴェイトしたと発表。ピーターソンは日曜日のコルツ戦に出場する資格を得たことになります。

Update 2:AD が復帰したら・・・

インディアナのラン・ディフェンスは先週、ヒューストンに 41 キャリー、185 ヤード(平均 4.5)、1タッチダウンを許しているとのこと。ヴァイキングスは先週まで平均 3.0 ヤード/キャリーで NFL 最下位でした。

一方で、ピーターソンも今シーズン故障前はわずか 1.6 ヤード/キャリーで、その後、オフェンシヴ・コーディネイターのノーヴ・ターナーが辞任し、パット・シャーマーが引き継ぎ。Oラインに故障者が続出し、ブロッキングも心配されています。「最初の2週間と少し違うのは明らかだ」とクォーターバックのサム・ブラッドフォード。「でも、エイドリアンは偉大な選手だからアジャストできるのは間違いない。」

「プレイブックに頭を突っ込んでいる」と金曜日にピーターソン。練習に復帰する前には、来週のグリーンベイ戦での復帰を目標にしていましたが、「最悪の事態は1週間待って、自分のチームが負けるのを見ることだ。」

Update 3:チームが日曜日、ピーターソンが先発出場すると発表。

・コルツは6勝7敗ですが、AFC 南地区はヒューストンとテネシーが共に7勝6敗で首位タイ、コルツと1ゲーム差。
・QB アンドリュー・ラックは今シーズン、300 パスヤード以上が4試合あったとのこと。ヴァイキングスのディフェンスは今シーズンまだ 300 ヤードパサーを許していません。ラックはラッシュでも 56 キャリー、304 ヤード(平均 5.4)を記録しているそうです。
・WR T.Y. ヒルトンはすでに 1,203 レシーヴィングヤードを記録し、4年連続の 1,000 ヤード・シーズンとなっているとのこと。ヒルトンはスロットにラインナップすることが多いそうで、CB キャプテン・マナリンとのマッチアップが予想されています。
・コルツの被サック 40 はリーグ3番目に多いとのこと。前戦を欠場した RG デンゼル・グッド(脳震盪)がこの試合も”out”。先週はルーキー RT ジョー・ヘイグがガードへスライドし、ベンチに下げられていたジョー・ライツが RT に入ったそうです。今週はそのライツ(腰)も”out”。

・RG ブランドン・ファスコ(脳震盪)は”out”。C ジョー・バージャー(脳震盪)は”questionable”にリストされていますが、金曜日には練習にフル参加し、右ガードで練習していたとのこと。バージャーが右ガードで復帰し、控えのニック・イーストンがセンターで先発を続ける可能性もあるそうです。控えには C/G ザック・ケリンも。いずれの場合も OL は 14 試合で7種類目の組み合わせになる見込みだそうです。Update 3:先発は RG バージャー、C イーストン。
・今期8サックを記録している OLB エリック・ウォルデンは左(オフェンンスの右)からラッシュすることが多いとのこと。RT ジャレマイア・サールズはヘルプが必要か。
・RB マット・アジアタ(足首)が金曜日に練習せず、”questionable”。Update 3:アジアタもアクティ登録。
・PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら)が金曜日の練習にフル参加し、復帰の見込み。

故障者
・ファスコ、S ハリソン・スミス(足首)、CB トレイ・ウェインズ(脳震盪)および WR ラクウォン・トレッドウェル(足首)が”out”。
・バージャー、アジアタおよび CB マケンジー・アレグザンダー(腹部)が”questionable”。
・インディアナではグッド、ライツ、WR ドンテ・モンクリーフ(ハムストリング)および DT アーサー・ジョーンズ(股関節)が”out”。S T.J. グリーン(足首)、TE ドゥェイン・アレン(腰)、DT ザック・カー(脳震盪)および WR フィリップ・ドーセット(股関節)が”questionable”。

・CB ゼイヴィア・ロウズはジャクソンヴィル戦の審判に対するアンスポーツマンライク・コンダクトで $12,154 の罰金。

[ヴァイクス] AD 練習に復帰

ランニングバックのエイドリアン・ピーターソン(ヒザ)が水曜日から練習に復帰。ピーターソンはインジャード・リザーヴとされていますが、今シーズン中の復帰を目指し、右ヒザにブレイスを付けて水・木2日連続で練習したそうです。

ヘッドコーチのマイク・ジマーはピーターソンが今週末のインディアナ戦で復帰する可能性も「分からない。様子を見る」と否定はしていないとのこと。ジマーはピーターソンが復帰した場合、相手ディフェンスが「異なったプレイをしてくる」という点でチームの助けになると考えているそうです。

・S ハリソン・スミス(足首)は2日連続で練習していませんが、ジマーによればスミスがコルツ戦で復帰する「可能性はある」とのこと。ジマーはまた、スミスが今季終了となる可能性があるとしたパイオニアプレス紙の報道は「間違いだった」と発言したそうです。
・その他、2日連続で練習していないのは RG ブランドン・ファスコ(脳震盪)、CB トレイ・ウェインズ(脳震盪)および WR ラクウォン・トレッドウェル(足首)。DE ジャスティン・トラトー(額)が木曜日に練習せず、リポートに追加。
・C ジョー・バージャー(脳震盪)と PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら)が水曜日の練習から復帰し、2日連続で制限して練習。
・その他2日連続で練習を制限したのは QB サム・ブラッドフォード(右肩)、RT ジェレマイア・サールズ(足首)および DE エヴァーソン・グリフィン(腰)。WR ステフォン・ディグス(ヒザ)は水曜日の練習を制限しましたが、木曜日にはフル参加。
・インディアナでは WR ドンテ・モンクリーフ(ハムストリング)と RT ジョー・ライツ(腰)が2日連続で練習していないとのこと。QB アンドリュー・ラック(右肩/右ヒジ)は水曜日に練習しなかったそうですが、木曜日に制限して復帰したそうです。

・プラクティス・スクワッドにいた TE マイコウル・プルイットが火曜日、シカゴとアクティヴ・ロースターでサイン。ヴァイキングスは水曜日に TE カイル・カーターおよび OL マーキス・ルーカスと PS でサイン。
・チームが火曜日、来シーズンの第7または第8週のクリーヴランド戦がロンドンで行われると発表。

[ヴァイクス] オフェンスに(ラインにも)進展

オフェンシヴラインは日曜日のジャクソンヴィル戦で「試合を通してプロテクションに変化を加え、より良いテクニックを使うことで良い仕事をしたと思う」と月曜日にヘッドコーチのマイク・ジマー。「(左タックルの)T.J.(クレミングス)が悪いプレイをするときには、テクニックが悪い。」

クォーターバックのサム・ブラッドフォードは被サック0で、ハリーもわずか9回。リリースまでは過去5試合の平均より約 0.5 秒長い 2.97 秒だったそうで、第6週以降で最高となる 8.6 ヤード/アテンプトを記録しました。

ジャグワズのディフェンスには「1ハイ(セイフティ)がたくさんあった」とブラッドフォード。「ウチのワイドの選手達なら、いつでも(1-on-1 のマッチアップを)作れるという良い感触があった。」

結果、オフェンスの 377 ヤードはシーズン-ハイで、ディフェンスやスペシャルチームのリターン・タッチダウンを除くと、25 得点も今シーズン最多。40 ヤード以上のプレイはここまでの 12 試合計でわずか4回だったそうですが、この試合だけで3回ありました。

・C ジョー・バージャー(脳震盪)に代わって先発したニック・イーストンは「アップ&ダウンの日」だったとジマー。「間違ったコールが2回ほどあったのは修正しなければならない・・・6人倒したが、2、3回抜かれたと思う。」バージャーはまだ脳震盪プロトコールを終えていないそうです。
・RG ブランドン・ファスコ(脳震盪)に代わり、ザック・ケリンが 21 スナップに出場。試合途中の OL 交代は今シーズンでこれが7試合目になるそうで、開幕先発の OL で今も残っているのは LG アレックス・ブーンだけになりました。ルーキー OL ウィリー・ビーヴァーズも3スナップに出場。
・RB ジェリック・マキノンは 14 キャリーで 31 ヤードでしたが、6キャッチで 38 ヤード。トータル 69 ヤードのうち 45 ヤードが後半。

・ディフェンスのブリッツはスナップの 26% だけだったそうですが、QB ヒットは 35% だったとのこと。DE ブライアン・ロビソンをインサイドにスライドさせ、DE ダニール・ハンターを投入するセットも多用し、4メンラッシュでも十分なプレッシャーをかけていました。
・CB ゼイヴィア・ロウズは第2Qにパス・インターフェアランスのペルティ、第3Qにもホールディングとアンスポーツマンライク・コンダクト(イリーガル・ユース・オヴ・ハンズはディクライン)。CB トレイ・ウェインズは脳震盪の疑いで外れていたため、代わって出場したルーキーのマケンジー・アレグザンダーにも PI のペナルティ。

DT フロイドも IR 入り
チームが月曜日、ディフェンシヴタックルのシャリフ・フロイドをインジャード・リザーヴとしたと発表。プラクティス・スクワッドにいた DT トビー・ジョンソンを 53 人ロースターに昇格させました。今シーズンのフロイドの出場は開幕戦の 25 スナップのみで、9月 22 日にヒザを手術。ジョンソンは去年のドラフト外 FA でした。

・RB エイドリアン・ピーターソン(ヒザ)が月曜日のラジオのインタビューで、今週の練習に復帰する予定で「自分のプランとヴィジョンはグリーンベイ戦で復帰することだ。そのことを想像している」と発言したとのこと。ピーターソンは先週、チームがプレイオフからエリミネイトされた場合には今シーズン中には復帰しないと発言していました。

[ヴァイクス] JAX D は本当に良い

「ジャクソンヴィルのディフェンスは本当に良いと思っている」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「トータル・ディフェンスはリーグ4位だし、アウトサイドにはとても良いコーナーがいて、規律の取れたプレイをしている。」

「オフェンスではランが良い。クリス・アイボリーは力強く、ハードに走るバックだ。シングルカヴァレッジならアウトサイドで色々なことができるレシーバもいる。だから我々はスペシャルチームや全てのフェイズで上手くプレイすることが重要だ。」

・ヴァイキングスはロードでは4連敗中。ジャクソンヴィルも今シーズン、ホームで1勝しかしていないそうです。
・今シーズン、QB ブレイク・ボートルズは NFL 最多の 15 INT。ジャグワズのオフェンスにはファンブルロストも 10 回あり、25 ギヴアウェイは NFL 最多タイだそうです。ディフェンスもわずか7テイクアウェイで、ターンオーヴァー・ディファレンシャル -18 はリーグ最低。ヴァイキングスは TO マージン +13 で NFL 2位となっています。

・ジャグワズのディフェンスは「試合に臨むにあったって状況に応じたゲームプランを立ててくるだろう」と暫定 OC パット・シャーマー。「我々はその準備をしなければならないが、彼らはランに対して強いし、ディフェンスの全てのレベルで若く、良いタレントが揃っている。」
・DT マリーク・ジャクソンは今シーズン、4.5 サックを記録しているそうです。C ジョー・バージャー(脳震盪)は”out”で、ニック・イーストンが2試合連続の先発となる見込み。

・QB ボートルズはパス成功率 58.2% でもリーグ 29 位とのこと。先週のデンヴァー戦を欠場したアイボリー(ハムストリング)は3日連続で練習を制限し”questionable”にリストされていますが、復帰の可能性もあると報じられています。Update:アイボリーはイナクティヴ。3番手にリストされている RB デナード・ロビンソン(足首)も”out”。
・S ハリソン・スミス(足首)が”out”。2年目のアンソニー・ハリスが先発すると予想されています。
・PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら)は”questionable”にリストされていましたが、土曜日に”out”へダウングレイド。前戦でもシェレルズが欠場し、アダム・シーレンのパントリターンで決勝ファンブルがありました。

故障者
・スミス、バージャーおよび DT シャリフ・フロイド(ヒザ)が”out”。シェレルズと共に LB エドモント・ロビンソン(ハムストリング)も”questionable”から”out”へダウングレイド。
・ジャクソンヴィルでは DE ジャレッド・オドリック(肩)、WR アレン・ハーンズ(ハムストリング)、TE ジュリアス・トーマス(腰)、DB ペイトン・トンプソン(足首)およびロビンソンが”out”。C ブランドン・リンダー(足首)、LB ダン・スクータ(ヒジ)およびアイボリーが”questionable”。Update:リンダーとアイボリーはイナクティヴ。

[ヴァイクス] S スミス重度の捻挫?

パイオニアプレス紙は情報筋の話として、セイフティのハリソン・スミスはハイアンクル・スプレインのため、ジャクソンヴィル戦を欠場することになり、場合によっては手術も必要で、今季終了の可能性もあると報じていますが、「彼は故障しているときもプレイするから、報道は気にしていない」と水曜日にヘッドコーチのマイク・ジマー。「練習に基づいてのみ判断する。」

スミスは水・木2日連続で練習せず。木曜日には2年目のアンソニー・ハリスがファーストチームで練習し、キャリア3試合目の先発となる可能性も。7巡目ルーキーのジェイロン・カースはアンドリュー・シンデイホが欠場したシカゴ戦でキャリア初先発しましたが、途中でベンチに下げられています。

カースは「プレシーズンでは出て行ってプレイしていたが、今は少し緊張してプレイしていて、それで違いが出ている」とジマー。「彼は縛られずにプレイするのではなく、常に完璧になろうとしている・・・アンソニーの方が少しクイックで、ニュアンスの違いを分かっている。1年目と2年目ということも少しはあると思う。」

・ジマーは水曜日の会見で自身の目に関する質問にいくつか答えた後、「ジャクソンヴィルの話をしよう。」さらに、コーチとしてのキャリアで初めて試合を欠席したことについて聞かれ、「私はジャクソンヴィルの話がしたい。我々が時間を費やしているのはゲームデイのためだ。準備させようとしたチームと一緒に居れないのは辛いことだ。」

・2日連続で練習しなかったのはスミスと DT シャリフ・フロイド(ヒザ)。C ジョー・バージャー(脳震盪)は水曜日に制限して練習しましたが、木曜日は練習せず。
・LB エドモント・ロビンソン(ハムストリング)が水曜日の練習に復帰。2日連続で練習を制限したのはロビンソン、DE エヴァーソン・グリフィン(腰)、DT トム・ジョンソン(つま先)および PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら)。
・WR ステフォン・ディグス(ヒザ)は水曜日の練習を制限しましたが、木曜日にはフル参加。
・RB エイドリアン・ピーターソン(ヒザ)は今シーズン中の復帰が「自分のプラン」だそうですが、チームがプレイオフからエリミネイトされた場合には、今シーズン中には復帰しないと水曜日に発言。「明らかな理由だ。」
・ジャクソンヴィルでは DE ジャレッド・オドリック(肩)、WR アレン・ハーンズ(ハムストリング)、C ブランドン・リンダー(足首)、TE ジュリアス・トーマス(腰)ら5人が2日連続で練習していないそうです。

[ヴァイクス] HC ジマー復帰、遠征同行へ

チームが月曜日、ヘッドコーチのマイク・ジマーが仕事に復帰し、週末にはチームと共にジャクソンヴィルへ移動する予定であると発表。ジマーは気圧の変化による目への負担の関係で飛行機に乗れない可能性が心配されていました。

ジマーは右目に眼帯を付けて、火曜日の室内練習を指導したとのこと。約 50 ヤード離れたところからレシーバのステフォン・ディグスを怒鳴っていたそうで、左目だけでも視力は十分と予想されています。

・ダラス戦に欠場した PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら)、C ジョー・バージャー(脳震盪)および CB マケンジー・アレグザンダー(股関節)が火曜日の練習に復帰したとのこと。
・S ハリソン・スミス(足首)、DT シャリフ・フロイド(ヒザ)および LB エドモント・ロビンソンが火曜日に練習していないそうです。スミスはカウボーイズ戦後、ウォーキングブーツを付け、松葉杖をついていたとの情報も。

・月曜日に S セドリック・トンプソンとプラクティス・スクワッドでサイン。
・火曜日に DL フランク・ベルトレ、DB トニー・バーネット、WR ブライアン・バーナムらをワークアウトしたそうです。
・インディアナの ILB ディクウェル・ジャクソンが能力向上薬ポリシーに違反したとして NFL から4試合の出場停止処分を受けたとのこと。12 月 18 日のヴァイキングス戦を欠場することになるそうです。

[ヴァイクス] HC ジマー4度目の手術

ESPN によれば、ヘッドコーチのマイク・ジマーが先週金曜日、検査の後に再び目の手術を受けていたとのこと。ジマーは回復に向かっていて、今週は仕事に戻れると見られているそうです。

チームは金曜日の記者会見をキャンセルしましたが、スタートリビューン紙によれば、今週水曜日にはジマーがメディアの取材を受ける予定になっているとのこと。週末は休みになっていた選手たちは火曜日にウィンターパークへ戻るそうです。

チームはまだ、ジマーがジャクソンヴィルへの遠征に同行するかどうかは明らかにしていないとのこと。NFL.com の情報筋によれば、ジマーは飛行機に乗れるようになるまで回復すると予想されているそうですが、気圧の変化による目への負担の関係で航空機による移動の許可が医師から降りなかった場合には、フロリダまで車で行く非常事態用プランも用意されているそうです。

・土曜日にプラクティス・スクワッドの OT ショーン・ヒッキーをリリース。

[ヴァイクス] トップクラスO vs. トップクラスD

ダラスの「オフェンスは特に爆発的で平均 28 得点している」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「リーグトップのオフェンシヴ・ラインメンがいるラインは特に良い。あのバック(イジキール・エリオット)はスーパー・プレイヤーになるだろう。クォーターバック(ダック・プレスコット)も上手くプレイしている。」

「今週は観客の助けが必要になるだろう。U.S. バンク・スタジアムに戻るのを楽しみにしている。」

Update:チームが水曜日、ジマーが目の緊急手術を受けることになったと発表。木曜日の試合のステイタスは未定だそうです。ジマーは元々、試合後の金曜日に予約を入れていたとの情報も。
Update 2:GM リック・スピールマンによれば、ジマーは木曜日午前に検査、夜は自宅療養の予定で、ダラス戦の指揮は執らないとのこと。攻守両コーディネイターをプレイコールに集中させるため、STC マイク・プリーファーが HC 代行を兼ねるそうです。

カウボーイズは平均 157.3 ラッシングヤードで NFL 2位。ルーキー RB エリオットは「バックフィールドからのキャッチも上手いオールパーパスの選手だ」とジマー。「ホールに入るのも速い。」

ヴァイキングスのディフェンスは失点、トータルヤードおよびパスヤードがいずれも NFL トップ4に入っていますが、ラッシングヤード(100.2)は 14 位タイ。ここ6試合全てで 94 ラッシングヤード以上、うち4試合で 100 ラッシングヤード以上を許しています。

ジマーによれば、エリオットはまた「パス・プロテクションも良く、(他の)ルーキーのバックスより(ブロッキングが)良いのは間違いない」とのこと。プレスコットはルーキーにもかかわらず、ドロップバックのうち 27.6% でしかブリッツされていないそうです。

・ダラスの OL は5人中3人がドラフト1巡目で指名された選手だそうです。カウボーイズは NFL で2番目に少ない被サック 15。
・ニッケルバックのキャプテン・マナリン(足首)は今週も出場できる見込み。マナリンが故障を押して出場したデトロイト戦では、WRs ゴールデン・テイトとアンクワン・ボルディンにスロットからのプレイだけで計 117 ヤードを許しました。カウボーイズのスロットレシーバ、コール・ビーズリーは 9.5 ヤード/ターゲットを記録しているそうです。
・ライオンズ戦に欠場した CB テレンス・ニューマン(首)は”questionable”にリストされていますが、火・水2日連続で練習にフル参加し、復帰の可能性も。

・先週のレッドスキンズはダラスのディフェンスに対し、15 ヤード以上のパス・アテンプトが 53 本中9本だけだったそうですが、それでもそのうち5本をコンプリートし、190 ヤード、1 TD だったとのこと。「先週の試合でワシントンができたことを見ただろう」と QB サム・ブラッドフォード。「(カウボーイズに対し、レッドスキンズには)かなりの数のビッグプレイがあったから、(ヴァイキングスも)正しいカヴァレッジに対し、正しいときに、正しいプレイをするだけだと思う。」
・先週のデトロイト戦を欠場した WR ステフォン・ディグス(ヒザ)は”questionable”にリストされていますが、水曜日の練習にはフル参加。ダラスのディフェンスでは CB モーリス・クレイボーン(股関節)が"out"となっています。
・カウボーイズのディフェンスは平均 81.8 ラッシングヤードで NFL 4位。ヴァイキングスのオフェンスは平均 71.1 ラッシングヤードで最下位。
・C ジョー・バージャー(脳震盪)が"out"で、2年目のニック・イーストンがキャリア初先発になると予想されています。これで OL 5人中3人がバックアップ。

故障者
・バージャー、PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら)および DT シャリフ・フロイド(ヒザ)が"out"。 CB マケンジー・アレグザンダー(股関節)が”doubtful”、ディグスとニューマンが”questionable”。
・RT ジャレマイア・サールズ(腰)は2日連続、マナリン、ブラッドフォード(足首)、MLB エリック・ケンドリクス(腰)および S ハリソン・スミス(足首)は水曜日の練習にフル参加し、出場できる見込み。LB チャド・グリーンウェイ(妻の出産)は火曜日から練習に戻り、リポートから外れています。
・ダラスではクレイボーン、OT チャズ・グリーン(腰)および SS J.J. ウィルコクス(もも)が"out"。SS バリー・チャーチ(前腕)、DE ジャック・クロフォード(足)、DT テレル・マクレイン(もも)、T タイロン・スミス(腰)および LB ショーン・リー(病気)ら7人が”questionable”にリストされています。

DTN Update Report
都合により金曜日の更新はお休みします。
・金曜日(DAL 戦クィックリヴュー):out
・土曜日(DAL 戦追加リヴュー)以降:---(probable)Update 3:金曜日に”doubtful”へダウングレイド。変則スケジュールのためか、金曜日に記者会見がないUpdate 4:チームが金曜日の記者会見を中止したそうで、新しい情報が入ってきません。情報が入り次第更新を再開します。

[ヴァイクス] AD 予定より早く回復中

ランニングバックのエイドリアン・ピーターソンが火曜日の練習でスプリントを走ったとのこと。ヘッドコーチのマイク・ジマーによれば、ピーターソンが9月下旬に半月板を修復する手術を受けて以降、走るのは火曜日が初めてではないそうです。

ジマーは「リハビリは自分の責任ではないので分からない」としながらも、「たぶんスケジュールの先を行っていると思う。」ピーターソンが復帰した場合のランオフェンスの改善については「分からない。そのときになったら心配する。今現在はダラスに集中している。」

・先週のデトロイト戦を欠場した WR ステフォン・ディグス(ヒザ)と日曜日に練習しなかった MLB エリック・ケンドリクス(腰)が月曜日の練習に制限して復帰。
・RT ジャレマイア・サールズ(腰)と CB テレンス・ニューマン(首)は日曜日の練習から復帰し、月曜日も制限して練習。
・日・月2日連続で練習しなかったのは C ジョー・バージャー(脳震盪)、S ハリソン・スミス(足首)、CB キャプテン・マナリン(足首)、PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら)および DT シャリフ・フロイド(ヒザ)。
・LB チャド・グリーンウェイ(妻の出産)が月曜日の練習を欠席。
・その他で月曜日の練習を制限したのは QB サム・ブラッドフォード(足首)と CB マケンジー・アレグザンダー(股関節)。

デトロイト戦追加リヴュー
・ヴァイキングスのランが5ヤード/キャリーを超えたのは今シーズン初めてとのこと。最初のドライヴはスタンダードなIフォーメイションで5キャリー、 14 ヤードでしたが、以降はワイルドキャット、ラン/パス・オプション、ダブルリヴァースやピッチのフェイクなどを織り交ぜ、11 キャリー、68 ヤード(平均 6.2)だったそうです。
・ルーキー WR ラクウォン・トレッドウェルはキャリア-ハイの 31 に出場しながらもターゲットが0でしたが、「彼はここ数週間で良くなってきたと思う」とジマー。「しばらくの間、彼は何でもやろうとして焦っていたかもしれない。」

[ヴァイクス] ビッグプレイ不足と終盤のD

ESPN によれば、クォーターバックのサム・ブラッドフォードの@デトロイト戦でのターゲットのデプスは平均 3.4 ヤードで、今シーズンの NFL 全試合で2番目に短いとのこと。「爆発的なプレイを作り出す方法を見つけなければならないだろう」とブラッドフォード。「1回に5、6、7(ヤード)しか取れないのでは難しい。」

ヘッドコーチのマイク・ジマーは「もっと得点する必要があるという点ではその通りだ」と、やや違った見方。「昨日はサードダウンで良い仕事をしていなかったので、もっと良くしなければならない。ちょうど見直したところだが、今年オフェンスがもっと上手くいっていたときにはサードダウンの成功率はかなり良かった。」

サードダウンでのブラッドフォードのパスは 7-8 でしたが、ファーストダウン・マーカーより先に投げたパスは1本だけで、コンヴァージョンは 2-10。ジマーによれば「ファーストリードやセカンドリードがカヴァーされたことが大きな要素になっている」そうです。レシーバのステフォン・ディグス(ヒザ)が欠場し、コーデアル・パターソンが先発。ルーキーのラクウォン・トレッドウェルがキャリア-ハイの 34 スナップに出場していました。

ディフェンスは悪くはない

13-10 のリードで第4Q残り約5分、デトロイトの攻撃は2ヤードラインからでしたが、レシーバのアンクワン・ボルディンに 29 ヤードのキャッチを許すなど、ライオンズに約3分で 69 ヤードをゲインされ、同点フィールドゴール。「ジェフ(ロック)のあんなに素晴らしいパント(57 ヤード)の後で、相手の道を閉ざすことができなかったのが特に残念だった」とラインバッカーのチャド・グリーンウェイ。「ウチのチームは今日、相手のドライヴにやられた。」

「あのドライヴでは(QB マシュー・スタフォードの)足が何よりも痛かった。あれはサードダウンで、彼は(ラッシュを)避ける力があって、ライオンズのサイドライン際のボルディンヘ投げられたのはこの試合のビッグプレイだった。」

一方で「我々は平均 17.5(失)点/試合だ。悪くない」とジマー。「失敗することもあるが、1試合 17 点ならいつでも受け入れるだろう。」

・復帰戦となった MLB エリック・ケンドリクス(腰)は出場が 31 スナップに制限されましたが、5タックルのうちの3つが 3rd-ダウン・ストップだったとのこと。オーディ・コールが 10 スナップに出場し、ニッケルディフェンスでは引き続き、主にグリーンウェイが起用されました。
・CB テレンス・ニューマン(首)に代り、2年目のトレイ・ウェインズがフル出場。

・金曜日に RB ビショップ・サンキーとプラクティス・スクワッドでサイン。サンキーは 2014 年ドラフト2巡目でテネシー入りし、2年間で 199 キャリー、平均 3.8 ヤードを記録したとのことですが、火曜日にカンザスシティからリリースされていたそうです。
・土曜日に PS から S セドリック・トンプソンをリリース。日曜日に OT ショーン・ヒッキーと PS で再契約。
・DT トム・ジョンソンが QB カーソン・パーマーへのラッフィングで $18,231 の罰金。

[ヴァイクス] オフェンスのミスと DET D の罠

木曜日にデトロイトで行われたライオンズ戦は6勝4敗同士の NFC 北地区首位攻防戦となりましたが、試合終了と同時にデトロイトにフィールドゴールを許したヴァイキングスが 16-13 で逆転負け。クォーターバックのサム・ブラッドフォードは 31-37(84%)、224 ヤードを記録しましたが、13-13 の同点で第4Q残り 38 秒、レシーバのアダム・シーレンを狙ったパスをコーナーバックのダリアス・スレイにインターセプトされました。

「ハードに戦ったが、試合の最後には十分にエクシキュートできていなかった」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「オフェンスではサードダウンが良くなかったのが残念だった。ペナルティやネガティヴ・プレイで墓穴を掘り続け、克服できなかった。」

10-10 の同点で第3Q終盤、レシーバのコーデアル・パターソンがダブルリヴァースから 22 ヤードを走るなど、デトロイトの 10 ヤードラインまで攻め込みましたが、左タックル T.J. クレミングスのチョップ・ブロックのペナルティで後退し、カイ・フォーバスの 28 ヤード FG でリードは3点止まり。第4Q中盤の攻撃もディレイ・オヴ・ゲームのペナルティがあり、パントに終わりました。

デイトロイトの 48 ヤード FG で同点とされ、残り 43 秒、3rd-and-2 でパターソンにイリーガル・フォーメイションのペナルティがあり、ランニングバック、ジェリック・マキノンの7ヤードのラン(ファーストダウンとなるはず)が無効に。3rd-and-7 となった次のプレイで投げたブラッドフォードのパスがスレイに INT されました。

ライオンズ・ディフェンスの罠

13-13 の同点で第4Q残り 38 秒、シーレンはスロットからアウトルートを走りましたが、アウトサイドにいたスレイはルーキー WR ラクウォン・トレッドウェルをマンカヴァーすると見せかけて戻り、INT。「相手は試合の間ずっとしていたカヴァレッジとは違うプレイをした」とシーレン。「ああいう状況では、彼らは試合の間中ずっと2メンをプレイしていたけど、(突然)2トラップになってコーナーが出てきた。」

「相手はトラップして、良いプレイを決めた」とブラッドフォード。「自分が覚えている限りでは、相手があれをやったのはあれが今日始めてだったと思う。」スレイはその INT を 20 ヤードラインまでリターンし、これが2プレイ後の残り4秒、マット・プレイターの 40 ヤード決勝 FG につながりました。

・試合序盤には C ジョー・バージャーが脳震盪を起こし、バックアップのニック・イーストンと交代。第4Q序盤には RT ジャレマイア・サールズも腰を故障し、4巡目ルーキーのウィリー・ビーヴァーズが今シーズン6人目のタックルとしてキャリア初出場となりました。
・サードダウン・コンヴァージョンは 2-10。ライオンズは 6-14。
・シーレンはキャリア-ハイの8キャッチ(53 ヤード)。トレッドウェルはキャッチがありませんでしたが、デトロイトのペナルティを2つ引き出しました。
・RB マット・アジアタは5キャリー、27 ヤード、1 TD。チーム平均 5.1 ヤード/キャリー。
・LB アンソニー・バーが今シーズン2つ目のサック。S アンドリュー・シンデイホと DE ダニール・ハンターが 0.5 サックずつ。
・P ジェフ・ロックはライオンズの攻撃を3ヤードラインからとする 57 ヤードのパントも。ネット平均 48 ヤード。

[ヴァイクス] CB ロウズ POW 受賞

コーナーバックのゼイヴィア・ロウズが水曜日、第 11 週の NFC ディフェンシヴ・プレイヤー・オヴ・ザ・ウィークに選出。この賞の受賞はロウズにとってはキャリア初で、ヴァイキングスではヘッドコーチがマイク・ジマーになってからの3年弱で 11 人目となるそうです。

ロウズは日曜日のアリゾナ戦で2インターセプトを記録し、うち1つを 100 ヤードのリターン・タッチダウンに。今シーズンの 4 INT はすでにキャリア-ハイ、チーム最多で NFL 4位タイとなるそうです。

ショートウィークにつき簡易版 デトロイト戦プレヴュー

昨シーズン途中にオフェンシヴ・コーディネイターがジム・ボブ・クーターに代わって以来、クォーターバックのマシュー・スタフォードは 37 タッチダウン、わずか7インターセプトで、105.3 QB レイティングを記録しているとのこと。「同じスキームもたくさんあるが、(スタフォードは)より安心してプレイしているようだ」とジマー。「ロン・プライス(OLC/アシスタント HC)もオフェンシヴラインで素晴らしい仕事をしてきた。」

ヴァイキングスは去年第7週の対戦ではスタフォードを7回サックしましたが、今年前回の対戦ではわずか1サック。「彼らはパスプロテクションがずっと良くなった」とジマー。「彼はポケットの中でより安心していると思う。」

ヴァイキングスのディフェンスは日曜日のアリゾナ戦で QB カーソン・パーマーに良いプレッシャーをかけていましたが、パーマーは深いドロップバックも多用。スタフォードは前回の対戦同様クイック・リリースが多くなり、ラッシュは難しくなると予想されています。

・「試合の前はもの食べないようにすると思う」と DE ブライアン・ロビソン。「それから、マシュー・スタフォードか誰かがターキーレッグを持っているところを想像し始める。」
・前回の対戦では WR ゴールデン・テイトに決勝 TD を含む 11 キャッチを許しましたが、79 ヤードのうちの多くはアフター・キャッチ。4キャッチはライン・オヴ・スクリメイジ上かそれより後ろで、滞空 10 ヤードを超えるキャッチはわずか1回だけだったそうです。

・CB テレンス・ニューマン(首)は火・水2日連続で練習せず、”doubtful”。トレイ・ウェインズが先発か。Update:ニューマンはイナクティヴ。
・WR ステフォン・ディグス(ヒザ)は”questionable”とされていますが、2日連続で練習せず、欠場が濃厚との情報も。Update:ディグスもイナクティヴ。コーデアル・パターソンが先発の予定。1巡目ルーキー、ラクウォン・トレッドウェルの出番も増えると予想されています。

・S ハリソン・スミス(足首)と CB キャプテン・マナリン(足首)は”questionable”にリストされていますが、ジマーは2人が出場できると予想しているとのこと。スミスは制限して水曜日の練習に復帰、マナリンは2日連続で練習を制限しています。Update:スミスとマナリンはアクティヴ登録。
・MLB エリック・ケンドリクス(腰)も”questionable”。WLB チャド・グリーンウェイは妻の出産が近く、遠征に帯同しない可能性もあるとされていましたが、デトロイト入りしているそうです。Update:ケンドリクスとグリーンウェイもアクティヴ登録。
・PR/CB マーカス・シェレルズ(あばら/足首)と DT シャリフ・フロイド(ヒザ)は”out”。WR アダム・シーレンがパントリターナを兼ねる見込み。
・ライオンズは6人を”questionable”にリストしていますが、6人とも2日連続で制限して練習しているようです。Update:デトロイトでは LB ディアンドレ・レヴィ(ヒザ)らがイナクティヴ。RB セオ・リディック(足首)や DE イジキール・アンサー(足首)らは”questionable”でしたが、アクティヴ登録。

[ヴァイクス] ヒルマン放出/ウェザリー昇格

チームは火曜日、ランニングバックのロニー・ヒルマンをウェイヴし、プラクティス・スクワッドにいたルーキーのディフェンシヴエンド、スティーヴン・ウェザリーをロースターに昇格させたと発表。ロースターの RB は2人になりましたが、PS には C.J. ハムが残っています。

ワイルドキャット・ダブルリバース・ディープパス

日曜日のアリゾナ戦第2Q、3点のビハインドでアリゾナの 31 ヤードラインからの 2nd-and-5、RB ジェリック・マキノンはワイルドキャット・フォーメイションでショットガン・スナップを受け、モーションしてきたレシーバ、コーデアル・パターソンにハンドオフ。さらにパターソンは逆サイドのワイドからカットしてきたサム・ブラッドフォードにピッチ、WR アダム・シーレンを狙ったブラッドフォードのディープパスはセイフティ、トニー・ジェファーソンのパス・インターフェアランスを引き出し、2ヤードラインから RB マット・アジアタの TD ランでヴァイキングスは逆転に成功しました。

「あのフォーメイションからはランしかしていなかった」とブラッドフォード。「だから、ひとひねりしてパスを出せば、相手の裏をかけると思っていた・・・(マキノンが)投げるのはまだ見ていないから、見てみないといけないかもしれない。彼にできるなら(投げるかもしれない)。」

その他のアリゾナ戦追加リヴュー
・「ブリッツしたかったときもたくさんあったが、彼らは『このまま(4メンラッシュを)続けさせて下さい』と言い続けた」と HC マイク・ジマー。「相手はマックス・プロテクションがあまりなかった。ウチがパサーにラッシュできるから、(他の)多くのチームはラッシュさせてくれないのだと思う。」
・ディフェンスの4サックは全て後半。後半は RB デイヴィッド・ジョンソンを 14 ラッシュヤード、WR ラリー・フィッツジェラルドも 10 レシーヴィングヤードに抑えました。
・3人の DL をワンサイドに寄せ、逆サイドで DE ダニール・ハンターにタックルとの 1-on-1 をさせる形も。ハンターは2サックを記録。
・CB トレイ・ウェインズが先発し、テレンス・ニューマンはわずか 22 スナップのローテーション。
・30-24 と詰め寄られた第4Q、残り約4分からの攻撃は 3-and-out に終わりましたが、リターナの判断ミスとラッキーバウンスもあり、ジェフ・ロックのパントは 72 ヤード。カーディナルズの最後の反撃は残り 2:20 で 13 ヤードラインからとなりました。

[ヴァイクス] 長い長い1ヶ月

日曜日にホームで行われたアリゾナ戦、インターセプト・リターンとキックオフ・リターンで 204 ヤード、2タッチダウンをあげたヴァイキングスは 30-24 で連敗ストップ。ディフェンスはランニングバックのデイヴィッド・ジョンソンにラン・キャッチ合わせて 160 ヤード、2 TD を許しましたが、クォーターバックのカールソン・パーマーを4サック、17 ノックダウンを含む 23 回ヒットしました。

4連敗中だったヴァイキングスがこの前に勝ったのは 10 月9日。「長い1ヶ月だった」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「長い、長い、長い1ヶ月だったが、また(勝利を)感じるのは良いものだ。選手たちのファイトとハードワークを見るのも良いものだ。長いシーズンにはアップダウンがあるとここ数日でチームに何度も話していた。いろいろなことが起こるだろうが、戦い続けるだけだ、と。」

13-10 のリードで第2Q終盤、カーディナルズに自陣9ヤードラインまで攻め込まれましたが、コーナーバックのゼイヴィア・ロウズが INT から 100 ヤードのリターン TD。同点または逆転とされるピンチでリードを 10 点に伸ばしました。「試合の最後にはミスもいくつかあったが、3つのフェイズ全てで得点したのは良かった」とジマー。「ゼイヴィアのインターセプションが大きく流れを変えたと思う。」

30-17 のリードで第4Q序盤、左に移ったオフェンシヴタックルの T.J. クレミングスがラインバッカーのチャンドラー・ジョーンズにストリップサックを許し、自陣 27 ヤードラインからのディフェンスに。ジョンソンに4ヤード TD キャッチを許し、残り7分半で6点差に詰め寄られましたが、ディフェンシヴエンドのダニール・ハンターやセイフティのハリソン・スミスのサックなどでカーディナルズの反撃をしのぎました。

「4試合も(連続で)負けていれば悲観的にもなる。ウチのフットボールチームの評価できるところは、それを浸透させなかったことだ。(浸透させていたら)あっという間に落ちていっただろうから。」

・KR/WR コーデアル・パターソンは 104 ヤードの KOR-TD だけでなく、4キャッチ、53 ヤードも。
・WR アダム・シーレンは先制 TD を含む5キャッチとチーム-ハイの 65 ヤード。
・RB マット・アジアタが5キャリー、20 ヤード、1 TD。

・ディフェンスは前半に 263 ヤードを許しましたが、後半は第4Q残り約2分までアリゾナの攻撃をわずか 38 ヤードに。
・サックを記録したのはハンター(2)、スミス、および DE ブライアン・ロビソン。
・ロウズはこの試合 2 INT。
・ヴァイキングス・デビューとなった K カイ・フォーバスのエクストラポイントのミスはブロックされたもの。49 ヤードのリターンを許したキックオフもありました。27 ヤードのフィールドゴールは成功。

[ヴァイクス] 今週の課題はショートヤーデイジ

「過去4試合を見直したところ、3rd-and-1 と 4th-and-1 でオフェンスは 5-13、ディフェンスは 0-4 だった」と月曜日にヘッドコーチのマイク・ジマー。「その結果として、ディフェンスはそのような状況でフィールドから出られず、オフェンスはドライヴを続けることができなかった。だから、その原因を見つけ、より上手くできるところまで戻ることが、今週強調することの一つになるだろう。」

オフェンスでの原因がランナーにあるのかブロッキングにあるのかについては「両方少しずつだ」とジマー。「昨日の序盤には良いランもあったが、問題はゴールラインの残り1ヤードからランが3回必要だったり、他にも 3rd-and-1 を2回も止められたことだ。」アリゾナではノウズタックルのコーリー・ピーターズ(足)が”doubtful”にリストされています。Update:ピーターズはイナクティヴ。

・アリゾナは今シーズン4勝4敗1引き分け。4勝はサンフランシスコ(1勝8敗)からが2回とホームでジェッツ(3-7)とタンパベイ(4-5)から。ロードでは1勝2敗。
・カーディナルズのディフェンスは平均 17.8 失点で NFL 3位。ヤーデイジではヴァイキングスより上の2位。
・アリゾナのディフェンスは 24 サックで NFL 8位。ヴァイキングスは RT T.J. クレミングスを左へ移し、ジャレマイア・サールズを右で先発させると予想されています。
・HC ブルース・アリアンズは WR ステフォン・ディグスに CB パトリック・ピーターソンをマッチアップさせると発言。ディグスはルーキーだった去年の対戦でピーターソンに2キャッチ、12 ヤードに抑えられています。
・WR コーデアル・パターソンはここ6試合連続で3キャッチ以上、平均 40 ヤード。キャッチ後平均 6.8 ヤードは WR としてはリーグ5位となっているそうです。パターソンは CB マーカス・クーパーとのマッチアップが多くなると予想されています。
・DB タイラン・マシュー(肩/questionable)は「もちろんカヴァーもできるが、良いブリツァーだ」と iOC パット・シャーマー。「素晴らしいタックラーでもあるから、彼はそのポジションをプレイするためのすべてのスキルを持っている。」Update:マシューもイナクティヴ。
Update:先週欠場したルーキー WR ラクウォン・トレッドウェル(ハムストリング)がアクティヴ登録。ジャリアス・ライトがイナクティヴ。

・カーディナルズは被サック 27 で、リーグ4番目に多いとのこと。LT ジョン・ウェツェルはキャリア3試合目の先発になるそうです。
・RB デイヴィッド・ジョンソンは平均 84.4 ラッシュヤードだけでなく、平均 50.3 レシーヴィングヤードも記録。キャリア 14 試合中 13 試合でラン・キャッチ合わせて 100 ヤード以上だそうです。
・ディフェンスはここ数試合でミスタックルが目立ち始めましたが、「パワフルなランニングバック、大きなバックスを倒すにはラップアップしなければならない、ということが最も重要で強調しようとしているところだ」と DC ジョージ・エドワーズ。「彼らはアームタックルを破るだろうし、アングルも良くしなければならない。」
・MLB エリック・ケンドリクス(腰)は”questionable”にリストされていますが、金曜日の練習にフル参加し、出場できる可能性が高いとのこと。Update:ケンドリクスはアクティヴ登録。出場できない場合には引き続き、ベイスディフェンスでオーディ・コールが出場し、ニッケルディフェンスではチャド・グリーンウェイが残る見込み。
・WR ラリー・フィッツジェレルドはスロットにラインナップすることが多いとのこと。ニッケルバックのキャプテン・マナリン(足首)も”questionable”リストされていますが、金曜日の練習にフル参加し、本人は出場することを期待しているそうです。Update:マナリンはアクティヴ登録。出場できない場合には引き続き、テレンス・ニューマン(病気/出場可)がインサイドへスライドし、トレイ・ウェインズが左に入ると予想されています。
・K カイ・フォーバスは最大 $1.1 million の2年契約(今シーズン残りと来シーズンいっぱい)とのこと。保証額は全くないそうです。

故障者
・DT シャリフ・フロイド(ヒザ)が”out”。ケンドリクス、マナリンおよび PR/CB マーカス・シェレルズ(足首)が”questionable”。シェレルズは3日連続で練習にフル参加し、出場できる可能性が高いと予想されています。Update:シェレルズもアクティヴ登録。
・CB ゼイヴィア・ロウズは脳震盪のプロトコールをクリアし、出場予定。
・アリゾナではピーターズが”doubtful”。 マシュー、S/LB ディオン・ブキャナン(足首)および CB サロルド・サイモン(足首)が”questionable”。

[ヴァイクス] 目標はまだ地区優勝

「皆が私のことをクレイジーだと思うのは分かっているが、私の目標はまだ地区優勝だ」と水曜日にヘッドコーチのマイク・ジマー。「だから出て行っていくつか勝って、また進み始める。それだけだ。過去2戦は(接戦で)、正直に言えばどちらに転んでもおかしくなかった。」

「(接戦に)勝てなかったので、どちらに転んでもおかしくない試合にいくつか勝つ必要がある。シーズン序盤にはそのような感じだった。だから今から7試合のシーズンだ。」

・ジマーは、先発左タックルを誰にするかは日曜日まで発表しないとのこと。ジャレマイア・サールズを先発させるか、または T.J. クレミングスを左へ移し、サールズを右とすると予想されています。
・ルーキーのウィリー・ビーヴァーズも「ガードだったときよりもタックルの方がずっと上手くやっている」とジマー。「おそらくカレッジでプレイしていたからだろう・・・(左右)両方のタックルで練習している。」
・K カイ・フォーバスはワシントンにいた 2012 年から 2015 シーズン序盤で、延長での決勝キックを2回決め、第4Q最後の5分間では FG 3-3 だったとのこと。去年、ニューオーリンズでは1ポゼッション差での第4Q最後の5分間でアテンプトが3回あり、ミスしたのはブロックされた1本だけだったそうです。
・ヴァイキングスはシアトルからウェイヴされていた RB クリスティン・マイケルにクレイムを入れていたとの情報も。グリーンベイの方がクレイマー順位が高いため、パッカーズがマイケルを獲得することになったそうです。
Update:ワシントンの DT カレン・ジェンキンスが QB サム・ブラッドフォードへのラッフィングで $18,231 の罰金となったそうです。

故障者
・CB ゼイヴィア・ロウズ(脳震盪)、PR/CB マーカス・シェレルズ(足首)および WR ラクウォン・トレッドウェル(ハムストリング)が水曜日から練習に復帰。水・木2日とも、ロウズは練習を制限し、シェレルズとトレッドウェルはフル参加。
・CB テレンス・ニューマン(病気)、CB キャプテン・マナリン(足首)および LB エリック・ケンドリクス(腰)が木曜日の練習に制限して復帰。
・DT シャリフ・フロイド(ヒザ)が2日連続で練習せず。G ザック・ケリン(手)は2日連続で練習を制限。
・アリゾナでは S/LB ディオン・ブキャナン(足首)と DT コーリー・ピーターズ(足)が2日連続で練習していないそうです。

[ヴァイクス] K ウォルシュを放出、LT ロングは IR

チームは火曜日、キッカーのブレア・ウォルシュをウェイヴし、左タックルのジェイク・ロング(アキレス腱)をインジャード・リザーヴとしたと発表。先週ワークアウトを受けた K カイ・フォーバスと契約する見込みで、ジャクソンヴィルのプラクティス・スクワッドにいた OT ラショッド・ヒルともサインしました。

Update:チームが水曜日にフォーバスとサインしたと正式に発表。

ウォルシュは 2012 年ドラフト6巡目でヴァイキングス入り。ルーキーで 50 ヤード以上のフィールドゴールを 10 本中 10 本全て決め、プロボウルとオール-プロ・ファーストチームに選出されました。最初の2年間は FG 61-68(90%)。

2014 年、ウォルシュが FG 26-35(74%)だったにもかかわらず、チームは4年、$14 million で契約を延長。去年 FG 34-39(87%)と復調し始めたかに見えましたが、今シーズンは FG 12-16(75%)、特にエクストラポイントが 15-19(79%)となっていました。

フォーバスはワシントンとニューオーリンズでの4年間でキャリア FG 84%。去年は XP 34-35(97%)でしたが、FG 10-15(67%)で、今年のプレシーズンにセインツからリリースされていたそうです。

ロングは日曜日にレッドスキンズ戦でアキレス腱を断裂し、火曜日に手術を受けたとのこと。ヘッドコーチのマイク・ジマーによれば、左ガードのアレックス・ブーンを左タックルとする案はブーン本人のアイデアであって、先にメディアに話すべきではなかったとしたとのことですが、その可能性も検討するそうです。

その他のロースターのタックルはジャレマイア・サールズとルーキーのウィリー・ビーヴァーズで、PS にオースティン・シェパード。ジマーはまだ、誰に先発させるか決めていないそうですが「水曜日には分かる」そうです。

ヒルは今年、ドラフト外ルーキーとしてジャグワーズ入り。サザン・ミシシッピ大では左でプレイし、ジャクソンヴィルのプレシーズン最終戦にも左で先発したそうです。

ディフェンスもスランプ?

ディフェンスはシーズン序盤ほど圧倒的ではなくなってきていますが、ジマーによれば、対戦相手はヴァイキングスのパスラッシュに対応するためにリリースを早くしているとのこと。「昨日の相手のパスをほぼ全て数えたが、クォーターバックがポケットにいたときには、ほとんど 2.5(秒)前後でボールを放していた。それより長かったのはほとんどなかった。だから相手はボールを放している。」

「パスラッシュではいくつかのことをアジャストしなければならないだろう。我々が有利になるために他のエリアでもアジャストしなければならないことはあるだろうが、相手がそれほど早くボールを放すなら、アジャストしなければならない。難しいことだが、毎年あることだ。初めてではない。」

ワシントン戦追加リヴュー
・脳震盪のため前戦を欠場した MLB エリック・ケンドリクスが復帰しましたが、今度は腰を故障し、出場はわずか 11 スナップ。エマニュエル・ラマーが出場していたプレイでレッドスキンズに TD を許し、オーディ・コールも9スナップに出場しました。
・CB ゼイヴィア・ロウズはコールとの接触で脳震盪を起こしたとのこと。 キャプテン・マナリン(足首)とマーカス・シェレルズ(足首)が欠場し、トレイ・ウェインズが先発していたため、ルーキーのマケンジー・アレグザンダーが 14 スナップに出場しました。アレグザンダーのカヴァーへのパスは 3-4、49 ヤードだったそうです。
・2試合連続で 13 キャッチ以上を記録したのは WR ステフォン・ディグスが NFL 史上初めてになるそうです。

[ヴァイクス] HC:心配はしているが・・・

日曜日にワシントンで行われたレッドスキンズ戦、6点を追うヴァイキングスは第4Q残り 40 秒、敵陣 21 ヤードラインまで攻め込みましたが、そこからクォーターバックのサム・ブラッドフォードが2度サックされ、26-20 のまま敗戦。ヴァイキングスは 14 点のビハインドとなった第2Q終盤、約5分間で 20 連続得点をあげましたが、後半は無得点に終わりました。

ヴァイキングスはこれで開幕5連勝のあと4連敗。「心配はしているが、まだ信じている」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「あといくつかのことができれば、試合には勝てると信じている・・・峠を超えるまで戦い続けることができれば、ポジティヴなことも起きるだろう。今現在はそのようには見えないが。」

最後のドライヴでは左タックルのカイル・ロングがアキレス腱を故障し、ジャレマイア・サールズと交代。サールズは 4th ダウンでラインバッカーのプレストン・スミスにサックを許しました。

ジマーによれば、ロングは今季終了の可能性が高いとのこと。左ガードのアレックス・ブーンはタックルでプレイする可能性について、オフェンシヴライン・コーチのトニー・スパラノと話し合う予定だそうです。

・ラッシングは 21 キャリー、47 ヤード、平均 2.2。WR アダム・シーレンの 11 ヤードを除くと RB/FB は平均 1.8 ヤード/キャリー。3rd-and-1 をコンヴァートできなかったプレイが2回もありました。
・OLB スミスには2サックだけでなく、インターセプトも。
・TD を記録したのは RB マット・アジアタ(1ヤードラン)、TE カイル・ルードルフ(20 ヤードキャッチ)およびシーレン(3ヤードキャッチ)。
・WR ステフォン・ディグスが 13 キャッチ、164 ヤード。

・CB キャプテン・マナリン(足首)が欠場し、テレンス・ニューマンがインサイドへをスライド。2年目のトレイ・ウェインズが左で先発しました。
・CB ゼイヴィア・ロウズが痛んだ際にはルーキーのマケンジー・アレグザンダーが出場。
・唯一のサックは DE ダニール・ハンター。
・RB ロバート・ケリーに 22 キャリー、97 ヤード(平均 4.4)を許しました。
・K ブレア・ウォルシュがこの試合でもエクストラ・ポイントをミス。今シーズンこれで 15-19。

[ヴァイクス] 次の課題はレッドゾーン

日曜日のデトロイト戦の第2Q、ラインバッカー、チャド・グリーンウェイのインターセプトでヴァイキングスはライオンズ 18 ヤードラインからの攻撃となりましたが、2度のペナルティと -4 ヤードのラン、-9ヤードのサックでフィールドゴール圏外へ後退し、4th-and-40。第4Q中盤にも敵陣残り6ヤードまで攻め込みましたが、3rd-and-2 と 4th-and-1 をコンヴァートできませんでした。

「このゲームは得点するのが目的で、我々は得点するチャンスに得点できなかったことが2回もあり、それが結果につながった」と暫定オフェンシヴ・コーディネイターのパット・シャーマー。自分がオフェンスを引き継いで「2週目ということに関しては、プランを導入する時間も少し多いし、我々がしていることを見直すこともでき、最も上手くいくと思えるプレイを練習することもできる。」

・ワシントンは開幕2連敗のあと、4勝1敗1引き分け。ヴァイキングスは開幕5連勝のあと3連敗ですが、2試合に大敗したあと最後は接戦。
・OLB ライアン・ケリガンは今シーズン7サックで、うち 5.5 サックがここ4試合に集中。OLB トレント・マーフィーも6サックでキャリア-ハイのペースだそうです。
・レッドスキンズのランディフェンスは 4.85 ヤード/プレイで NFL 31 位。前戦ではシンシナティに 36 キャリー、156 ヤード(平均 4.2)、3 TD を許しているそうです。
・先週の練習を制限し、デトロイト戦でも万全ではなかった RB ジェリック・マキノンが今週は3日連続で練習にフル参加。先週欠場した LG アレックス・ブーン(脳震盪)も復帰予定となっています。

・レッドスキンズのオフェンスは平均 299 パスヤードで NFL 3位、トータル平均 410 ヤードで4位。被サック 11 はリーグ最少タイだそうです。
・LT トレント・ウィリアムズは出場停止。バックアップのタイ・エンセキーはスピードラッシュに弱いとされています。「ウチはそこを利用しなければならない」と RE エヴァーソン・グリフィン。RT モーガン・モーゼス(足首)も”questionable”。Update 2:モーゼスはアクティヴ登録。
・スロットに入ることの多い WR ジェイミソン・クラウダーは前戦で9キャッチ、107 ヤード、1 TD を記録しているとのこと。対するニッケルバックのキャプテン・マナリンは”questionable”。マナリンは金曜日の練習に制限して復帰しましたが、足首に分厚くテーピングを巻いていたそうです。Update:土曜日に”out”へダウングレイド。バックアップはルーキーのマケンジー・アレグザンダー。先週のようにテレンス・ニューマンをインサイドへスライドさせ、左に2年目のトレイ・ウェインズを投入する可能性も。
・レッドスキンズの TE 陣は前戦で合わせて 14 キャッチ、192 ヤード、1 TD を記録したそうです。先週欠場した LB エリック・ケンドリクス(脳震盪)が復帰予定。

・前戦を欠場した RB マット・ジョーンズ(足首)が復帰か。Update 2:ジョーンズはイナクティヴ。バックアップのロバート・ケリーも前戦で 21 キャリー、87 ヤード、1 TD を記録しているそうです。
・NT リンヴァル・ジョセフ(肩)は”questionable”にリストされていますが、金曜日の練習に制限して復帰し、本人は出場できると発言したそうです。Update 2:ジョセフはアクティヴ登録。DT シャリフ・フロイド(ヒザ)は引き続き”out”。

・ワシントンのパントリターンは平均 17.6 ヤードでリーグトップ。一方、キックオフチームは前戦で 65 ヤードのリターンを許しているそうです。
・PR マーカス・シェレルズ(足首)が”out”。金曜日には WRs アダム・シーレンとステフォン・ディグスがパントリターンの練習をしていたそうです。

故障者
・シェレルズとフロイドが”out”。
・ジョセフ、マナリン、WR ラクウォン・トレッドウェル(ハムストリング)および G ザック・ケリン(手)が”questionable”。トレッドウェルは金曜日に練習せず、ケリンは3日連続で練習を制限。Update 2:トレッドウェルとケリンはイナクティヴ。
・ワシントンでは WR デショーン・ジャクソン(肩)が”doubtful”。モーゼスと、両先発 S ウィル・ブラックモン(親指)とデューク・イヘナチョ(脳震盪)が”questionable”にリストされています。Update 2:モーゼス、ブラックモン、およびイナへチョはいずれもアクティヴ登録。

[ヴァイクス] TE プルイットを PS へ

チームが火曜日、タイトエンドのマイコウル・プルイットをウェイヴし、フットボール以外の故障者リストにいたクォーターバックのテイラー・ハイニキーをアクティヴ・ロースターに入れたと発表。プルイットはウェイヴァーを通過して木曜日にプラクテス・スクワッドで再契約、PS にいたオフェンシヴタックルのショーン・ヒッキーがリリースされました。

プルイットは去年、ドラフト5巡目でヴァイキング入りし、ルーキーで全 16 試合に出場しましたが、今年のプレシーズン第3戦で左ヒザ靭帯を捻挫。第4週のジャイアンツ戦で復帰しましたが、翌週のヒューストン戦で右ヒザを故障していました。

・チームは新たなキッカーとはサインせず、ブレア・ウォルシュをキープすることになったとのこと。「私はまだ彼を信じている」と水曜日に HC マイク・ジマー。ジマーは火曜日、2度目の目の治療を受けたため、トライアウトは見ていないそうです。

デトロイト戦追加リヴュー2
・QB サム・ブラッドフォードは 31-40、273 ヤード、1 TD。パス成功率 78% はキャリア2番目になるそうです。
・RB ジェリック・マキノンは「先週はたぶん足が少し不自由だった」とジマー。
・S ハリソン・スミスは WR ゴールデン・テイトの決勝プレイを含め、ミスタックルが4回あったとのこと。スミスのミスタックルはこの試合以前の7試合合計で4回だったそうです。
・唯一のサックは DE エヴァーソン・グリフィン。スミスが外からブリッツしたため、グリフィンはガードとのミスマッチになりました。
Update:CB ジョンソン・バデモシがウォルシュに対するラッフング・キッカーで $9,115 の罰金。

故障者
・LG アレックス・ブーン(脳震盪)、MLB エリック・ケンドリクス(脳震盪)および G ザック・ケリン(手)が水曜日から練習に復帰。ブーンとケンドリクスは水・木2日連続でフル参加。ケリンは2日連続で練習を制限。
・NT リンヴァル・ジョセフ(肩)、CB キャプテン・マナリン(足首)、PR マーカス・シェレルズ(足首)および DT シャリフ・フロイド(ヒザ)が2日連続で練習せず。
・WR ラクウォン・トレッドウェル(ハムストリング)が木曜日の練習を制限し、リポートに追加。
・ワシントンでは WR デショーン・ジャクソン(肩)が2日連続で練習していないそうです。前戦を欠場した RB マット・ジョーンズはリポートに含まれていません。

[ヴァイクス] 試合に敗れはしたものの・・・

「昨日、我々のフットボールチームは負けはしたが、ある程度の自信は取り戻したと感じている」と月曜日にヘッドコーチのマイク・ジマー。「残りのシーズンを通して(この自信を)持ち続ければいいと思っているし、それができれば試合にも勝てるようになるだろう。」

「シカゴ戦の後、オフェンスに大きな自信があったかどうか分からない。今は昨日達成したことにある程度の自信を持っていると思う。我々は正しい方向に進んでいると感じている。」

シャーマー・オフェンスの始まり
・「コーチからオフェンスへのコミュニケイションは良かったと思う」とジマー。「アジャストメントも良かったと思う・・・良かったことはたくさんあったと思う。」ジマーによれば課題のラインのプレイは「クリーン・ポケットが 79%、効率の良いランが 61%」だったそうです。
・新暫定 OC パット・シャーマーは QB サム・ブラッドフォードに直接プレイをコールしていたとのこと。前 OC ノーヴ・ターナーは QBC スコット・ターナーを介してコールしていました。
・「パットは今日は(オフェンスを)比較的シンプルにすることで良い仕事をしたと思う」とブラッドフォード。「今週はパットが引き継ぐまでにゲームプランがほとんど決まっていたと思うけど、これからどう進むか、何が変わるかを見るのは面白いことになるだろう。」
・ブラッドフォードはライン・オヴ・スクリメイジより後ろへのパスがシーズン-ハイとなる 11 本あったとのこと。ESPN によれば、過去2戦ではリリースまでが平均 2.6 秒だったとのことですが、この試合では平均 2.1 秒だったそうです。
・NT リンヴァル・ジョセフはディフェンスでシーズン-ハイの 51 スナップだけでなく、ゴールライン FB としても初出場を含む3スナップに起用されたとのこと。控え C/G ニック・イーストンもエクストラ OL として6スナップに起用されたそうです。

その他のデトロイト戦追加リヴュー、故障者など

・第4Q終盤、TE レット・エリソンの TD の前のタイムアウトは残り時間が 15 秒以下になってから取ることもできたそうですが、判断としては関係ないとの見方も。ESPN によれば、2001 年以降「3点のビハインドで残り 30 秒未満、自陣 30 ヤード以内から」という状況が 98 回あったとのことですが、逆転勝ちした例は過去には1つもなかったそうで、ライオンズのプレイをミラクルと見るべきとされています。
・RB ジェリック・マキノン(足首)が復帰しましたが、26 スナップの出場で7キャリー、8ヤード。
・MLB エリック・ケンドリクス(脳震盪)が欠場し、ニッケルディフェンスではチャド・グリーンウェイだけでなく、エマニュエル・ラマーも 16 スナップに出場。
・ジマーによれば、CB キャプテン・マナリンは「足首の捻挫でデイ-トゥ-デイ」とのこと。LG アレックス・ブーンはまだ脳震盪のプロトコールを終えていないそうです。

・ジマーによれば、第4Q序盤に FG がブロックされたのは弾道が低かったためとのとのこと。ウォルシュはこれで今シーズン、FG 12-16(75%)で、リーグ最多となる3本のエクストラ・ポイントをミスしています。また、第4Q残り 23 秒のキックオフは 5-10 ヤードラインを狙ったそうですが、タッチバックになりました。
・チームは火曜日にキッカーをワークアウトする予定。ジマーは誰をトライアウトするかは明かさなかったそうですが、ランディ・ブロックやカイ・フォーバス、ザック・ホッカー、Update:トラヴィス・クーンズを含む4−5人との情報も。キッカーをワークアウトする理由を聞かれ、「1年中見ていなかったのか?」とジマー。

[ヴァイクス] HC:期待に応えて戦ってくれた

日曜日にホームで行われたデトロイト戦、ヴァイキングスは第4Q終盤、3点のリードで残り 23 秒からライオンズに 75 ヤードのフィールドゴール・ドライヴを許し、延長で 22-16 の再逆転負け。今シーズンホーム初黒星で3連敗となりました。

13-9 のビハインドで第4Q終盤、敵陣残り1ヤードラインでサードダウン、ヴァイキングスはタイトエンドのレット・エリソンのタッチダウン・ランで 16-13 と逆転に成功しましたが、このとき残り時間は 27 秒。「少し時計を流そうと思っていた」とヘッドコーチのマイク・ジマー。「もう一つタイムアウトが残っていたのは分かっていたし、もし得点できなかったら、もう少し時間を流そうと思っていた。」

残り 17 秒、プリベントのディフェンスはレシーバのアンドレ・ロバーツに 27 ヤードのキャッチを許し、ライオンズに 58 ヤードの FG を許しました。「もしやり直すとすれば、4人でラッシュするだろうが、(クォーターバックのマシュー・スタフォードは)スプレッドさせてプレイを決めた」とジマー。延長では TE エリック・イーブロンの 23 ヤードキャッチやコーナーバック、ゼイヴィア・ロウズのパス・インターフェアランスで前進を許し、WR ゴールデン・テイトの 15 ヤード TD キャッチで決勝とされました。

第2Q終盤、ニッケルバックのキャプテン・マナリン(ヒザ/足首/足)に代わって出場していたルーキーのマケンジー・アレグザンターが狙われ、WR アンクワン・ボルディンの1ヤード TD キャッチで 10-3 のビハインドとなりましたが、第3Q中盤にはランニングバックのマット・アジアタの4キャリー、21 ヤードなどからタイトエンドのカイル・ルードルフが1ヤードの TD キャッチ。ここでブレア・ウォルシュがエクストラキックをミスし、10-9 となりました。

「ここ3週間で初めて、チームは期待に応えて戦ってくれた」とジマー。「これを続けていれば、試合に勝てるようになるだろう。」

・RB ロニー・ヒルマンが7キャリーで 30 ヤード。32 ヤードのキャッチも。
・1巡目ルーキー WR ラクウォン・トレッドウェルがキャリア初キャッチ、15 ヤード。
・マナリンはロッカールームでX線検査を受け、月曜日に MRI 検査を受ける予定とのこと。アレグザンダーは TD キャッチを許す前にホールディングのペナルティも。その後、ベテランのテレンス・ニューマンがインサイドにスライドし、トレイ・ウェインズが投入されました。
・復帰したばかりの PR/CB マーカス・シェレルズも足首を故障。WR ステフォン・ディグスがパントリターンも。
・第4Q序盤にはブロックされた FG も。
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