日中不戦ブログ

「日中不戦」を考えるブログです。 作成; 小林哲夫(コバテツ)

近代化に伴う侵略主義

先日のブログで、「中国が現在覇権的行動を取っている原因は、日本の明治維新の時と同様の近代化の現象である」という私の歴史認識を書きました。

「近代化という現象が国民のナショナリズム感情を高揚させている」という歴史観を中国国民に理解してもらって、冷静になって貰う必要がある、と述べました。

しかしながらそんなことを言っても、現在近代化まっしぐらの中国国民の心に届けるのは大変困難なことも事実です。

そこで少しでも理解してもらうための努力を次に書きたいと思います。

続きを読む

投票しない思想ーーー戦争に加担しないという意思

先日私の「投票しない思想」を書いたところ、「投票しない者には政治を語る権利はない」という批判を貰いました。

私としては、投票はしないけれど、政治に対しては発言し続けるつもりなので、困ったことを言われた、と思いました。

「投票しないものは政治に関わるな!」などということを書いたものは、どこにも存在しないのですが、しかし何だか誰でも言いそうなことで、気持は解る気もします。

その気持をもう少し分析して見ます。

続きを読む

中国との関係改善を図るフィリピン

先日来「フィリピンの国際裁判提訴を支持すべきか?」という議論をしていたのですが、627()付け毎日新聞に<比次期外相>米依存から脱却図る…中国との2国間協議視野』

と言う記事を見ました。

私が書いてきたのは、国際裁判に頼るよりは、話し合いが望ましいということでしたが、フィリピンはその方向に向かうようで、歓迎したいと思います。

続きを読む

投票に行かない理由

参議院選挙戦が始まり、宣伝カーがあちこちで大きな音をまき散らしていますが、実は私は今まで選挙投票に行ったことがありません。(体験のための例外1回)

そこで投票しない理由を述べておきます。

続きを読む

近代化と排外的ナショナリズム

サラリーマンを定年退職した後、今まで時間が無くて出来なかったことを今こそやろうと思ったのですが、それは戦争を防止するための私自身の思想を作ることでした。(戦争防止思想)

戦争防止思想を作るために「戦争の歴史」や「戦争責任論」を勉強して来たのですが、戦争の原因は何か?という理論が混乱していて、頼りにできる結論は未だ存在しないことが解りました。

そこで自分なりに歴史を勉強して、近代世界の戦争の原因の第一として「近代化とナショナリズム」だ、という結論に至りました。

続きを読む

国際裁判に提訴したフィリピンを支持すべきか?

コメント欄にRyokoさまから、鋭い批判を頂きました。

それに対する私の反論は、大変微妙な言葉の問題になりますので、Ryokoさまの批判文章をそのまま利用して、行いたいと思います。

批判を要約すると「私の日中不戦論は、戦争を回避するためと言う口実をもって、実は中国の利益を代弁するのが目的ではないか?」という辛辣なものです。

しかし私はもちろん中国の利益の代弁をしているつもりはありません。

「ただただ戦争をしてはいけない」ということだけを目的としています。

私の論が中国の利益の代弁に過ぎない、などと思われたら、私の日中不戦論は全く信用されなくなるのですから、私に取っては最も厳しい批判になります。

ということで全力を挙げて、反論しなければなりません。

続きを読む

南沙諸島人工島の国際法的位置づけ

前項で、中国が南シナ海で人工島を作成した行動から、現中国政府が覇権主義的性格を持っていると私は判断した、と書きました。

この覇権主義的性格を、現在の国際法との関係から考えて見ます。

この人工島造成は国際法違反という日本人が多いので、その違反の実際を検討したものです。続きを読む

中国の覇権行動に自制を求める

中国が南沙諸島で暗礁を埋め立てて人工島(軍事拠点)を作ったことは、中国が覇権主義的国家になろうとしていることを示しています。

この中国の覇権主義に、日本としてどう対応したらよいか?が、今後の日本にとって、最重要課題となっています。

この問題について、平和主義の立場から、私の考えを書きたいと思います。

続きを読む

マスコミ独裁権力による舛添知事いじめ

今日もまだTVの舛添いじめは続いていますが、この現象を「独裁権力」という観点から見て見ます。

「批判を許さない権力」のことを「独裁」と言うならば、今のマスコミはまさに最強の独裁権力だと思います。

マスコミ業界は、暗黙の連帯によって、お互いを批判しない体制を作っており、まさに批判されない独裁の体制です。

続きを読む

舛添知事を弁護する

最近のマスコミは、舛添知事を辞任させることに躍起になっているようですが、私はこのマスコミのやり方を苦々しく思っています。

知事に公私混同や使途不明瞭なところがあったことを否定する気は無いのですが、「こんなことがこれほど大騒ぎすることなのか?」と反感を持っています。

続きを読む

西洋・日本・東洋

ここ数回、日本史の縄文時代、平安時代、江戸時代を強調して、平和な歴史として描いてきました。

その平和な江戸時代に突然、黒船と言う野蛮な西洋が乱入して来て、明治維新が起こり、結局日本は西洋の軍事力に追随して、侵略的近代化を選びました。

そして現在の日本は、対米従属と言う形の軍事力依存の近代の続きを生きています。

このような現代日本を、もう一度西洋・日本・東洋という観点から見直してみたいと思います。続きを読む

近代日本の間違いは西洋との対決の仕方

日本近代の間違いは、日清戦争に始まると思いますが、これ以後のアジア侵略を反省するためには、あの時日本にはこれ以外の道は無かったか?という研究が不可欠だと思います。

しかし残念ながら近代史の学者にはそういう本を書いた人は見つかりません。

そこで歴史素人の私ですが、独断的な発想で取り組んでみます。

そのためのキーワードは「攘夷思想」です。

続きを読む

幕末攘夷論は正しかったか?

前項で幕末当時の西洋は軍事力万能の野蛮な国で、それに対して日本は和を重んじる文明国だった、と書きました。

とすると攘夷論者は文明の側に立つ正論であって、日本はその道を突き進むべきだったのではないか?という素晴らしい仮説=批判をいただきました。

そのご意見に沿って、当時の日本があくまでも攘夷論を堅持したらどうなったかを考えて見たいと思います。

 

続きを読む

平和な江戸時代

大阪夏の陣で統一を完成し、島原の乱(1637年)を鎮圧して平和な江戸時代が始まり、それから200余年の間、世界から見れば奇跡的とも言える完全な戦争の無い時代となりました。

当時の世界は、西洋による植民地獲得戦争や植民地分割戦争の真っ最中で、戦争ばかりをしていました。

この時期には、野蛮な西洋と文明の日本(東洋)という違いがはっきりしていました。

続きを読む

平和な平安時代の具体的イメージ

NHKBSの桂離宮(知られざる王朝の美)を見たのですが、平安王朝の平和な状態を象徴的に感じることが出来ると思いました。

桂離宮は平安時代のものではありませんが、そこに王朝文化の神髄を感じることが出来ます。

そこには戦争や暴力を感じさせるものは皆無で、人々同士と自然との親和だけを楽しむことが出来ます。

これこそ日本の和の文化の結晶だと思います。

続きを読む

平和な平安時代ー戦乱の東漸

「日本は世界の中では特異な平和な歴史を持っている」ということを説明しようとしています

日本史の中では平安時代も、平和な時代の一つだと言いたいのですが、そのためには日本の古代から中世に至る大きな時代の推移を先ず説明する必要があります。

私はマルキストではありませんが、唯物史観の内の生産力説の部分は、尊重すべきだと思っていて、日本史の時代の推移を稲作の生産性によって、説明したいと思います。

意外なことに、マルキストの多かった日本にもかかわらず、この史観は見られませんので、以下は私の独創が多い論となります。

続きを読む

戦争が無かった縄文時代

コメント欄にグッチさんから、「人間社会には争いが付き物で、戦争の無い社会を作ることは永久に不可能だから、そういう理想を求めるのは時間の無駄だ」という意見をいただきました。

私は「日本歴史には縄文時代、平安時代、江戸時代など戦争が無い時期があった。ということは、戦争が人間の乗り越えられない本能ではなく、戦争の無い社会を作ることは不可能ではない。」と反論しました。

グッチさんは日本史のこの私の例示に承服できないようですので、ここで説明したいと思います。

今回はまず縄文時代に戦争が無かったことの説明です。

続きを読む

核廃絶は可能か?一人からの出発

オバマ大統領の広島での核廃絶演説についての続きです。

超大国であり最大の核保有国の大統領自らが、核廃絶の演説を行ったのですから、言葉で言えることとしての最高のレベルが実現したことになります。

今世界で核廃絶について発言してほしい最高の人のものでした。

しかしながら、にもかかわらず、実際の廃絶が一歩でも進んだか?と考えると、何も成果は無かった、としか思えません。

続きを読む

核廃絶の声を上げる

核廃絶についての先日のブログで、「ひとりひとりが核廃絶の声をあげる」と書いたのですが、それに対して、コメント欄にグッチさんから、「軽すぎる」、という批判がありました。

大変興味深い問題提起でしたので、原文全部を引用して、ここで返信を書きました。

私の微妙なニュアンスをお伝えしたかったのですが、どうでしょうか?

続きを読む

核廃絶の理想と現実

オバマ大統領が広島で核廃絶の理想について演説したことを歴史的瞬間として私は評価しました。

しかしその評価は、広島訪問と演説についてであって、核廃絶についてオバマ氏が何か実績があった、ということは意味していません。

全ての人が一致しているのは、オバマ大統領は在任中に核廃絶について、何ら実績を上げていない、ということです。

続きを読む
記事検索
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント