日中不戦ブログ

「日中不戦」を考えるブログです。 作成; 小林哲夫(コバテツ)

オバマ大統領に謝罪を要求しなかった日本

世界で初めて核爆弾を使用した国の大統領と、それを落とされた国の総理とが一緒に仲良く犠牲者を追悼した事実は、やはり大きな歴史的意義のあることだったと思います。

それはもちろんオバマ大統領の核廃絶の理想に対する執念が実現させたものですが、日本人の許しの文化も大いに貢献していた、と思いました。

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オバマ大統領の広島訪問

昨日のオバマ大統領の広島被爆地訪問の中継TVを見て、歴史的瞬間に立ち会っているという実感を持ちました。

オバマ大統領と安倍総理の実行力を高く評価したいと思いました。

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日本人と南京事件

辺見庸著「1937」は、南京事件について徹底的に掘り下げて考えた素晴らしい本ですが、南京事件を強調するあまり、やや行き過ぎがあるように思いました。

その一つは、これは世界の中で日本人だけが行った蛮行であった、と思っているところです。

私は日中戦争は侵略戦争だと思っていて、その責任は、熱狂的軍国主義に陥った日本民族全体にある、という考えなのですが、しかしそれを「日本民族特有の蛮行」と思っているわけではありません。

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あの場所に自分を置いてみる

もう一度辺見庸氏の

「あの場所に自分をおいてみて、自分なら絶対にやらなかった、と言い切れるか?と問う」という問題提起を考えます。

今回は、「あの場所(南京の戦場)に自分を置いてみる」と想像する時の自分自身の感覚(価値観)そのものについてです。

あの時あの場所で、自分の価値観はどういうものでありえたのか?

という疑問です。

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当事者意識不足の辺見庸

辺見庸著「1937」は、南京で虐殺、強姦を実行した兵士の心の中に分け入って書きこんだ大作で、その描写は読者のこころを揺さぶる力があるものでした。

この本の主旨を私は「あの場所に自分をおいてみて、自分なら絶対にやらなかった、と言い切れるか?と問う」という一文にあると理解しました。

この問題提起は、日本人全員が南京事件の加担者で有り得る、という認識を前提としています。

この辺見氏の問題提起を私は全面的に支持するのですが、ところで辺見氏自身は、「実際に自分に問うているのか?」「その答えをちゃんと書いているのか?」という辺見氏に対する疑問(批判)をここで書きたいと思います。

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辺見庸著「1937」読書感想

この本は、1937年の南京事件について、徹底的に考えつめて、書きあげた、すごい大作です。
虐殺、強姦を実行した兵士のその時の気持ち、戦後帰還した後の気持ちを深く掘り下げて書いた、読むのもつらくなるような力作です。
そのなかで最も重要な問題提起は「おい、おまえ、じぶんならばぜったいにやらなかったと言いきれるか?と問うてみることにある」、というひと言に集約できると思いました。

そしてこの本の結論は「この問いを問い続けなければならない」という言葉にあると私は理解しました。

その結論にもちろん同感なのですが、その後をもう少し考えて見たいと思います。

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「戦争」の終わらせ方

原田敬一著「戦争の終わらせ方」と言う本を読んで、思いついた私の問題意識を述べたいと思います。

原田氏は国と国との関係としての戦争状態を本当に終わらせる形式などを論じています(講和条約締結など)が、私は戦闘を実質的に終わらせることに焦点を当てて考えて見ました。

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藤田嗣治氏の戦争責任

藤田嗣治氏が戦争中に軍に協力して、戦意高揚を目的とした戦争画を描いたこと、そしてその戦争協力について戦後に「戦争犯罪者」として画壇やマスコミから糾弾されたことは有名です。

彼が「戦後に戦争責任を追及された」という現象に私は強い憤りを感じて来ていて、かつてそのことを書いたことがありますが、今回NHKBS英雄たちの選択「藤田嗣治“アッツ島の玉砕”の真実」という番組を見て、もう一歩踏み込んで戦争責任ということを考えました。

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コメント対応;金正恩独裁体制

北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込んできたらどうするか?という質問がありましたので、その仮定の詳細設定を質問しました。それに対して

「金正恩が暴走し、北朝鮮の威厳を示すために」

と言う答えが有りましたので、「そんなことは考えられない、そんなことは国民がゆるさない」と書いたところ、爆笑を誘いましたので、引き続きお笑いのネタを提供したいと思います。

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北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込む理由

コメントで「北朝鮮が日本にミサイルを撃ち込んだらどう対処するのか?」と言う質問が有り、その目的・理由を想定しないと考えられない、と答えたところ次のような返答が有りました。

コメント氏の答え

目的は「日本を攻撃することでミサイルの威力を示し、脅すこと」

どういう場合「独裁者である金正恩が暴走。権力闘争と北朝鮮の威厳を示すために、日本の本土に向けてミサイルが撃ち込まれる」

コメントの場所:コメントへの対応;占領された後 レモン

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コメントへの対応;占領された後

侵略に対してて戦争をしない場合、最悪どうなるか?ということについて、次のような批判をいただきました。

批判コメント

>「中国が攻めてきたら、抵抗せず、占領を受け入れる」と決心している人も、その占領がどういうものになるか?ということを考えもしないで、覚悟だけが先行しています。

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開戦時にその戦争の終わらせ方を考えておく

太平洋戦争の反省の一つとして「戦争を始める時には、それをどう終わらせるかを考えておくべきだ」という教訓が有りました。

「今中国が侵略してきたら、当然自衛戦争によって守るのだ!」と覚悟している人が多くなっていますが、その自衛戦争は一体どう終わらせるつもりなのでしょうか?

今このブログで、中国が侵略してきたらどうするか?という仮定の問題を議論しているのですが、そういう議論には意味が無い、「そもそもこういう例を出して中国軍が日本を占領した時のような極端な事例を論じる意味があるのでしょうか?」という批判のコメントがありました。

私は戦争の覚悟をしたのなら、それはどういう戦争になるのか?その戦争をどう終わらせるのか?を考えておくべきだと思います。

参照;コメントの場所;日本だから出来る自衛戦争放棄 ryoko

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護憲派の知人へ「中国との戦争反対」

護憲派の知人が「中国が日本へ侵略してきた場合は、私も祖国を守るために、銃をもって立ち向かうつもりです。」

と言ってきましたので、私は私の考えは、「中国と戦争をしてはけない」というものだ、と説明しました。

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日中不戦運動の呼びかけ

遅まきながら最近の議論によって、日中不戦運動の呼びかけの文章が、頭の中でまとまりましたので、まずここで紹介します。


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日本だから出来る自衛戦争放棄

「もし中国が攻めてきたらどうするか?」という仮定の問題に「当然自衛のために戦う」と言う人が多いのですが、ここで「戦う被害」と「戦わない被害」を冷静に考えるべきだと私は主張しています。

今まで何回か、戦争をしたら大変な惨害が起こるに違いないのだから、戦争はすべきではない、と繰り返しています。

しかしその度に、戦わない場合にも侵略されるのだから被害は有るに違いない。

「その被害者を見捨てるのか?」「被害を無くすために戦争を覚悟すべきだ!」という反論ばかりです。

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憲法九条は押し付けか?

53日の憲法記念日に因んでテレビ朝日報道ステーションは”憲法9条の提案者は幣原首相だった!”を放映しました。

「九条は押し付け憲法だから自主憲法を作らなければならない、と言っている安倍政権が間違っていることを意味している」と護憲派は元気づいています。

しかしながら「非武装憲法が幣原首相の提案だった」ということを、直ちに押し付け憲法論否定に直結すると思うのは軽率です。

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コメントへの応答;中国の覇権主義

「中国は覇権主義の国になっている」と私が書いたことに対して、「覇権主義ではない」という反論のコメントをいただきましたので、それに対する私の反論を述べます。

参照;コメントの場所;日中不戦運動が存在しな現状 kiririn 2016-05-03

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コメントへの応答;自衛戦争否定論

私の「自衛戦争もしてはいけない論」への典型的反論をいただきました。きっちりとした反論ですので、ここで再反論します。

「自衛戦争肯定論は世界の常識である。自衛戦争の惨禍と自衛戦争をしないことの惨禍を比較して考えるべきだ」というコメント内容で、私はその論に原則賛成です。しかし結論だけが違うのです。

参照;コメントの場所 自衛戦争に反対する馬鹿馬鹿しさ;レモン

 

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コメントへの応答;尖閣⇒沖縄

「尖閣に中国人が上陸しても防衛しなければ、尖閣を乗っ取られる、その次は沖縄が取られ、そこで虐殺が起こる」というコメント内容です。

戦前の鬼畜米英ノイローゼが、こう言う形になっていると思いますので、反論しておきます。

参照;コメントの場所;(自衛)戦の惨禍 レモン

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(自衛)戦争の惨禍

私が今主張しているのは、自衛戦争と言えども、それは戦争に他ならず、双方に恐ろしい惨禍をもたらすから、そのような戦争はしてはいけない、と言う論なのです。
ところが私の文章が拙いためか、どうしても通じないように思われますので、
もう一度「中国が侵略して来ても自衛戦争をしてはいけない」と言う論を説明してみます。

この「中国が侵略してくる」と言う仮定について、読者の方の中には、「中国が突然本州に攻め込む」というようなイメージで考えておられるような気がします。

私としてはここで、今最も可能性が高い仮定によるシナリオによって説明することとします。

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