日中不戦ブログ

「日中不戦」を考えるブログです。 作成;小林哲夫(コバテツ)

梅棹忠雄著「文明の生態史観」への私の修正

前項で遊牧民族と農耕民族の関係を述べましたので、その続きとして梅棹著「文明の生態史観」を利用して、私の「ユーラシア大陸対日本論」を説明します。

 

まず私が理解した「梅棹氏の論の概要」を書きます。

梅棹氏の文明史観は、従来の「東洋と西洋」という見方を否定して、第一地域(日本と西ヨーロッパ)と第二地域(大陸部)に区分して世界を説明します。

氏は第二地域の乾燥地帯を世界の歴史を回転してきた中核地帯と言い、これを「悪魔の巣」とまで酷評しています。

私の言葉で表現すると、中央アジアの乾燥地帯に住んでいた遊牧民族は、侵略的で絶えずその周辺の文明世界(中国、インド、ロシア、イスラム)を破壊してきた。

しかしその緩衝地帯の周縁に位置していた、西ヨーロッパと日本は、遊牧民の侵略の被害を直接受けることが無かったために、平和で豊かで民主主義的な国々に成長して現在に至るという論です。

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日本文明論④ 食物の伝搬

今回は食物の日本への伝来について書こうと思ったのですが、伝搬したものよりは、伝搬しなかったものの方が重要だと気が付きました。

伝搬しなかったものとは「肉食の習慣」です。

 

非肉食文明

日本人は、文明開化以前は、肉食(牛・豚・羊など)をしませんでした。

もっと根本的な言い方をすれば、牧畜業や遊牧業という生業は営みませんでした。

牧畜・遊牧は人口密度の少ない地域で行われ、他人に煩わされない自由な生き方が出来るので、農業民とは根本的に人間の性格が違うと言われています。 

日本では、遊牧・牧畜をしなかったので、その副産物である酪農製品もなく、皮革や毛(例;羊毛)の利用もありません。

また牧畜に伴う動物飼育法としての「去勢」という手法も知らず、その延長の「宦官(去勢された男性使用人)」も存在しませんでした。

 

遊牧民族の好戦性

ユーラシア大陸では、農業を始めた地域の北には好戦的な遊牧民族が居て、農業地域を侵略しましたので、中国ではそれを防ぐために「万里の長城建設」という途轍もない労働力を必要としました。

西洋では長城は作りませんでしたが、遊牧民の侵略には苦しめられて、絶えず防衛を忘れない生活を強いられました。

日本ではそういう異民族からの脅威を感じないで過ごして来ました。

 

日本人の肉食忌避

日本のこの地勢学的位置が、日本の平和な歴史を作り、それがひいては殺生を嫌い肉食を忌避する食習慣を定着させたのかもしれません。

一般的には日本人は仏教の戒律を重視して、動物の殺生を避けて肉食をしなかった、と言われていますが、仏教が普及したアジアの国々でも肉食は行われていますし、日本でも魚食は禁止されていないので、仏教の生命尊重主義以外の理由もあるのではないか?と思います。

 

日中文明の根本的違い

このブログで、中国と日本の文明の違いを明確にしようとしているのですが、まさに中華料理と和食の違いの大きさは、日中文明の根本的違いだと私には見えます。

今では日本人も中華料理を和食同様においしいと思うようになっていますが、肉食中心の中華料理と精進料理に近い和食の生活を想像して比較して見れば、この二つの文明は根本的に違うことが頷けると思います。

 

ユーラシア大陸と島国日本の違い

そして肉食圏はユーラシア大陸では、中国だけでなく西洋までを含めて考えるべきもので、それらと肉食禁止の日本は、文明として根本的に違っている、とここで言おうとしています。

 

注)

なお食物については、中国から輸入したもの(豆腐や納豆等)、日本独自に発展したもの(うまみ成分)を書きたいのですが、それは別機会とします。

 



日本文明論③ 問題意識

日本文明の特徴を知るためには、海外から輸入した文明が、その後日本の中でどう進化したか?を分析することが必要だと思います。

日本の中で独自に進化した部分に、日本の独自性があり、それが日本の本質と言えると考えました。

まず仏教の伝来について考えたのですが、インドで誕生した時には、「空の思想」という哲学的なものだったのが、中国に伝わって「鎮護国家という政治要素」に重点が移り、それが日本に来て神道やアニミズム、多神教、祖霊信仰などと融合して、仏教本来の「空の思想」の部分が薄れて、宗教間の境があいまいな混合宗教になったと思います。

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日本文明論② 仏教の伝搬

日本文明の特徴を明らかにするために、一例として仏教が伝来した後にどのように変化したか?を考えます。

仏教はインドにおいて仏陀を始祖として誕生し、インドで栄えてその後衰えますが、世界に伝搬しました。

その後中国へ伝搬し、そこから日本へ伝わりました。

その間に中国では中国特有の伝搬の仕方がありました。

あらゆる文明の伝搬に共通のことですが、元のかたちの中で伝搬するもの、伝搬しないもの、変形して伝わる要素がありますが、それは伝搬した地域が主体的に選択するからです。

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日本文明論① 日本と中国(比較文明論)

中国人は「日本文明のすべてが模倣によるもので、その起源はすべて中国にある」と中国文明のオリジナリティーを自慢する傾向があります。

日本人もこれを認めざるを得ない事実と思って居て、日本文明を卑下する傾向があります。

これが日本人の自虐史観の始まりかもしれません。

この文明の始原と模倣の歴史を人類史の規模で考えて見ます。

戦後の歴史科学の進歩は目覚ましいものがあって、様々なことが最近明らかになって来ています。

なかでもDNAが解明されることによって、人類(ホモさぴセンス)の歴史が「約20万年前のアフリカ単一起源説」が定説になって来ていることは重要です。

このアフリカ起源説は、その後のグレートジャーニーの詳細な説明へと発展して、日本列島への人類の到達は約4万年前ごろとされるようになっています。

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日本から離れる沖縄

『米仏は既に喝破、日本から離れようとしている沖縄とほくそ笑む中国(JBpress; 小川 博司 ;09/18 )』という記事を見ました。

基地問題での本土によるいじめが酷すぎるので、これでは沖縄人が日本からの独立を望んでもとめられない、と従来から言われていました。

しかしこの記事を見て今回私が思いついたのは、中国との関係です。

いま政府および軍部は、しきりに「台湾有事即日本有事」つまり「国民は中国との戦争を覚悟せよ!」と宣伝しています。

その戦争に備えて南西諸島に自衛隊のミサイル基地をどんどん作っています。

この様子をミサイル基地を作られている島民の目からすれば、もしも中国との戦争になったら、島は一瞬のうちに壊滅するに違いないという恐怖の事態です。

 

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れいわ新選組の反戦運動を応援(2)

表題の「反戦運動」という言葉について、「れいわ新選組の反戦運動とは何のことですか?」という質問をうけました。

質問者は「反戦運動などしていない」と思って居る様でしたので、今回は「反戦運動とは何をすることか?」を考えて見ます。

私はその一例として山本氏が「ロシア侵略非難決議に反対したこと」を挙げたいと思います。

日本人は「反戦運動」というと、反戦デモとか反戦集会のことをイメージするようですが、そんな大げさなことだけが運動ではありません。

戦争に反対する気持ちを発言するだけで、立派な反戦運動だ、と私は考えています。

このFBに反戦の気持ちを書き込むだけで、十分運動になっていると考えます。

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れいわ新選組の反戦運動を応援(1)

山本太郎氏は日本の平和のために大変貴重な戦争観で行動しています。

その一例は「ロシア侵略非難決議に反対したこと」です。

いま日本国民の世論は圧倒的に「ロシア敵視」になっている時に、孤立を恐れず「敵視はいけない」と発言したのは、大変勇気が必要な事でした。

しかしあの発言のお陰で、れいわ新選組を支持する人は一気に増えたと思います。

現在の日本人の世論はロシアを悪者にするだけでなく、「ウクライナを応援する」ようになっています。

ウクライナを応援するということは、その戦争に参戦することを意味します。

戦争放棄憲法に違反して、ロシアと闘っていることを意味します。

この重要なことを解っていない人が多いのです。

そこでおこがましいのですが、山本太郎氏の素晴らしい戦争観をここで私が勝手に解説することにしました。

私の説明に間違いがありましたら、遠慮なく反論してください。

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中国との戦争を回避出来そうにない日本

「台湾有事即日本有事」を政府と軍部が一体になって煽り、その戦争を野党を含めほとんどの党が支持するようになっているように見えます。

そしてその戦争に反対する運動が全く存在しない現状では、日本はこの戦争に巻き込まれて対中戦争をするように思います。

 

台湾有事の起こり方

「ウクライナ戦争を起こしたのはアメリカだ」と私は見ていますが、それと同じ理由で「台湾有事を起こすのもアメリカだと思います。

ウクライナ戦争と同様に、中国または台湾を挑発して、中国を戦争に巻き込む、と思います。

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民主主義は節操無い政治(アメリカの例)

日本の世論は、同盟国としてのアメリカを「価値観を等しくする国」と認めて信頼していますが、その等しい価値観とは「民主主義」のことを意味しています。

しかしながら民主主義の国は、その性質上節操が無くて信頼できない性質を持っています。

単純化して言えば、選挙によって国の方針ががらがら変わるからです。

例えばアメリカは大統領が変わると政治は全く様変わりします。

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国葬問題について一言

国葬について賛否の議論が騒がしいので、私も一言。

 

岸田総理が国葬を言いだしたのは、暗殺という異常事態を重視した対応だと思われます。

しかし今回の暗殺の原因は、犯人が統一教会への政治家の関与に腹を立てたことにあります。

その問題を受けて現在統一教会と政治家との密接な関係に批判の声が高まっています。

だからこの国葬が実行されたら、それは「統一教会との密接な関係を恨まれて暗殺されたことを記念して」ということになります。

それは安倍氏にとっても、日本にとっても、何とも恥ずかしいことです。

世界に向かって宣伝できることでは無い、と思います。

アメリカの本当の最高権力者は誰か?

バイデン大統領が台湾有事への軍事的関与を認めた発言をし、それをホワイトハウスの声明が打ち消すという異常な事件についてもう一度考えて見ました。

最高権力者の発言を事務局が否定されるということは大統領の決定がもはや最高のものではないことを意味します。

それでは一体最高権力者は誰なのでしょうか?

ホワイトハウスの声明で、否定されたということは、この声明の発信者が最高権力者だ、ということになりますが、それは一体誰なのでしょうか?

 

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二項対立問題化という間違い

複雑な社会現象を二項対立問題にして考えると解りやすくなることは事実ですが、日本人はこれをやりすぎる傾向があります。

特に戦争が起こって、互いに命を掛けて戦うような時代になると、自国は絶対正しくて、敵は絶対に悪魔だ!と考えるようになります。

というか、自分が命を掛けて戦っているこの戦争は「絶対に正義の戦争だ!」と考えて正当化しないと、戦う意味が無くなるのです。

だから戦争になると、「自国は正義、敵は悪」という二項対立思考が絶対化してしまうのです。

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祝!「戦争のつくり方」 重版

2004年に発売され、新聞、雑誌、テレビやネットで大きな話題となった『戦争のつくりかた』という本は、2014年に『新・戦争のつくりかた』として再版された後も売れ続けて、合計14万部のロングセラーとなっていましたが、最近になっても人気が高いので今般緊急重版されることになった、と聞きました。

ウクライナ戦争などで、戦争を身近に感じる時代になったために、「戦争のつくり方」ということに関心が高まっていると思われます。

読者の皆様にも読んでもらいたいと思い、ここで紹介します。

この本は「戦争は誰かが作るものだ」という前提で、その作り方を解説したものです。

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ネーションステート(=民族国家)

WW1の後ウィルソン大統領は世界のあるべき姿として植民地を開放すべしとして、「民族自決の原則」を提唱しました。

それぞれの各民族が自決を主張することは「一民族一国家」を意味しています。

「近代化とはネーションステートになることだ」と言われていますが、この国家建設の基礎は「民族(ネーション)」でした。

ヨーロッパの国々が近代化を目指して、一民族になる運動をはじめ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスなどが民族主義に基づいた国家を作ってきましたが、この考えを植民地の独立を肯定する考えに応用したものでした。

 

しかしウィルソンのこの考えは、ある種の理想を表現したものであって、現実に実現することは不可能なものでした。

現実の民族関係は複雑に入り組んでいて、一民族一国家など到底不可能なことでした。

まず移民で出来上がっているアメリカでは、到底具体化できない考えだったのです。

しかしながらウィルソンの提唱した民族自決の原則は、その後普遍的人権の一部として世界中から認められて現在に至っています。

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日本人は未だ戦争の覚悟は出来ていない?

河野元統合幕僚長など軍関係の人々が、マスコミで「国民は台湾有事での戦争の覚悟をせよ!」と煽っています。

この宣伝活動の様子を見て、国民の覚悟は相当進んでいるに違いない、と私は思ったので、このブログの読者に「覚悟は有るか?」と聞いたところ、「覚悟有り」と答えた人は二名のみで、後の人は回答無し、という状態でした。

その内の「覚悟有り」と答えた人も、「その戦争の終わり方はどう考えているか?」と再質問したところ、回答無しの状態になりました

要するに現在の日本国民は「戦争の覚悟がある」と言える人は少なく、どのような戦争になるのかのイメージは全くない状態であることが解りました。

日本国民は好戦的な熱狂的戦意はないけれど、覚悟の無い戦争をしそうで、これは大変危険な状態だと私は思いました。

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バイデン大統領は認知症か?

バイデン大統領が台湾有事への軍事的関与を認めた発言をし、それをホワイトハウスの声明が打ち消すという事件が繰り返されています。

最高権力者の決定が事務局によって否定されるという異常事態が何度も起こっていますが、これは大統領の決定がもはや最高のものではないことを意味します。

大統領周囲では大統領の認知症が公然と認められており、隠せないほどの状態にあることがうかがわれます。

大統領が周囲から認知症と判断されて、その発言がいともたやすく否定される状態になるなどということは前代未聞で、誰も想像もできなかった事態です。

特に「核のボタンを持った大統領」が認知症になるなどということは、考えただけでも世界中を恐怖に陥らせる異変です。

こうなると現在のアメリカを本当に支配しているのは、誰なのか?と考え込んでしまいます。

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台湾との公式往来の停止要求

中国外交部は『米インディアナ州のホルコム知事の中国台湾地区訪問について、「一つの中国」原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定を厳守し、台湾との公式往来を停止するよう促す。』と述べました。「新華社」

 

「コバテツからのお願い」中国政府のこの要求に異議の有る人がいたら、コメント欄にその旨を書いてください。

追記;24日20時

本件について、中国政府発言への反論は有りませんでした。
日本人はアメリカおよび日本が約束違反を犯していると指摘されても、反論できないようです。

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バイデン大統領の「台湾有事軍事的関与!」は失言

報道記事

バイデン大統領は523日港区の迎賓館での共同記者会見で、台湾防衛のために軍事的に関与する用意があるか?と問われて「ある。それがわれわれの決意だ」と台湾防衛のために軍事的に関与する考えを示しました。

バイデン大統領のこの発言を受けてホワイトハウスは声明を出し、「アメリカの政策は変わっていない」と強調しました。

私の感想

ホワイトハウスの声明というのは、一体誰が作ったものなのか?「変わっていない」というのはどういう意味なのか?私には解りませんが、一般的にはこれはバイデン氏の「軍事的関与肯定発言」を失言と見做し、それを否定したものだと言われています。

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台湾有事の危機;日本の岐路

「日本にとって今何が一番大きな危機か?」と問われれば、それは「米中戦争に巻き込まれて日本が中国と戦争になること」だと言えます。

この危機意識が無いままに、今の日本人は毎日を平和ボケの中で過ごしている、と私は思っています。

もしもその中国との戦争が実際に起こってしまったら、「こんなはずではなかった、政府に騙された!」と嘆くに違いないと思います。

しかしその戦争の惨禍を招いたのは、現在の日本国民だ、と私は思っています。

それは今すぐに国民が戦争反対運動を起こしていれば避けられることを、何もしないでボケーっと過ごしたからです。

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台湾有事への日本の参戦「覚悟は?」

「台湾有事が起こったら日本は参戦すべきだ」という世論に関して「あなたは参戦する覚悟があるか?」という質問をここ数回して来たのですが、あまり返信が無かったのですが、今回はっきりと「覚悟がある」という返信を貰いました。

ようやく私が期待していた答えが得られましたので、以下に転載して、紹介したいと思います。

8. 木場鉄    20220820

戦いますよ、大多数がどんな形にせよ皆戦わざるをえないのでは?

ただしそうなったらの話ですが。

外交つまり中国に対して譲歩するのではなく

アメリカ、オーストラリア、インドなどの中国包囲網でその気を起こさせないことが一番。

オーカスやファイブ・アイズの加入も検討でしょうね。

それを外交と言うんです。

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フィンランド化に学ぶ

193911月末にソ連はフィンランドへの侵攻を開始しました。(冬戦争)

これはレニングラードに隣接するカレリア地方を軍事的な理由でフィンランドに割譲を要求して起こったもので、明らかにソ連が行った侵略戦争です。

 

19416月に独ソ戦が開戦するとフィンランドはそれまでの中立政策の伝統を捨ててドイツ側について、ソ連に宣戦布告しました。

しかし結局WW2にソ連が勝利して、フィンランドは敗戦側になり、カレリア地方はソ連に奪われました。

フィンランドはナチスドイツの勢いを見てソ連と戦うことにした結果、領土を奪われることになったのです。

カレリア地方に住んでいたフィンランド人の扱いについては、ソ連政府はそのまま住み続けることを認めていたのですが、結局全員フィンランドに移住したそうです。

北方領土に住んでいた日本人が、戦後移住した気持ちを想起させます。

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あなたは台湾有事に参戦する覚悟はあるか?

河野元統合幕僚長はしばしばTVに出演していますが、そのたびに「台湾有事即日本有事だ!日本国民はその覚悟をしなければならない」と強調しています。

こういう世論操作の結果、世論も日本は参戦するのだろう、という気持ちになっているのではないか?と私は恐れています。

日本の世論はどうなっているのか?を知りたいと思って、このブログで読者に「覚悟はあるか?」と聞いていますが、なかなか答えてくれる人は現れなかったのですが、ようやく一人から答えを貰いましたのでそれを紹介します。

3. kiririn   20220817

はい、あります。

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統一教会問題

統一教会問題はマスコミの空騒ぎ!

 

何の結論も無く終わるでしょう。

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政治学者;五百籏頭眞氏批判

一介の素人庶民が政治学、歴史学の専門家を批判するのはおこがましいのですが、言わずにおれない気持ちで批判します。

日本の学者、評論家のレベルは救い難い状態に落ちて、衆愚国民とマスコミに同調するだけの存在になってしまいました。

BSフジプライムニュースでの五百旗頭眞氏の発言を例として、批判したいと思います。

『五百旗頭真×加茂具樹 終戦77年と新たな危機 米中対立激化で日本は』という番組で、中国敵視論を述べていました。

番組が設定した問題意識は「国際秩序は、力による現状変更も辞さない2つの大国、中国、ロシアによって揺らいでいる。その変化に日本の防衛戦略はどうあるべきか考える。」とあり、五百旗頭氏はそれを解説するだけの存在になっていました。

 

番組で述べた五百旗頭氏の見方は、中国が今のように攻撃的になったのは習近平氏になってからであり、彼の独裁が続く限り変わらないだろう、というものでした。

この見方の問題点は、まず「中国が現在攻撃的侵略的な存在か?」ということにあります。

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ペロシ氏訪台は「一つの中国条約」に違反

ペロシ氏は民主党内では最も中国に厳しい議員の一人とも言われており(wiki)

台湾到着直後に公表された米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、「台湾の民主政治への取り組みを称賛する一方で、中国が近年、台湾との緊張を劇的に高めている、と批判しています。

「中国共産党による侵略加速に直面する中での米議員代表団の訪問は、米国が台湾を支持するという明確な声明としてみなされるべき」と訪台の理由を明かしました。

この記事を見ると氏は、中国を批判し、台湾を礼賛しており、中国と台湾を分離して二つの中国と見做して、その内の台湾を支持して、独立支援のために訪台したことは明らかです。

つまり一つの中国という約束に違反していることは明らかです。

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戦争観の歴史的変遷

中世の西洋では、戦争を正義の戦争と悪い戦争に分類する見方が有りましたが、19世紀ころからどちらが正義かは決められない、という無差別戦争観に変化しました。

しかしWW1後に不戦条約によって戦争は違法化されて、中世の違法な戦争と正当な戦争という二元論に戻って現在に至っています。

 

戦後の戦争観=正義の戦争(善)と侵略戦争((悪)

例えばWW2は連合国が正義と評価されています。

ナチスドイツは最悪の侵略戦争を行い、日本もそれと並べられる侵略戦争を行ったという評価がこの80年間定着しています。

ドイツと日本は100%悪で、連合国は100%善、という評価です。

しかしながら戦争というものを100%善と100%悪とするというのは、間違っていると思います。

戦争当事国の双方が一定程度正当な理由があり、一定程度不当な要素があった、というような相対値で表現すべきだと思います。

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アメリカは台湾有事に参戦するか?

「アメリカが台湾有事に本気で軍事的介入をする可能性があると中国が思ったら、中国は軍事力は使わないだろう。しかしアメリカが介入しないと読んだら軍事力を行使するだろう。だからアメリカは絶対に台湾を守ると言ってもらわねば困る。」

というのが多くの日本人の見方であり、アメリカ政府がやっていることです。

それは抑止力という考え方で、中国に戦争をする気を捨てさせるには、アメリカはいつも強気の戦う姿勢を見せていなければならない、という考えです。

抑止力というのは、強気の姿勢を見せて、相手に譲歩を迫る戦法です。

しかしこれは双方が考えることであり、双方がこの抑止力の戦法を採用しているので、それがお互いに相殺されてしまい、この戦略は結局無効になってしまいます。

「いつでも戦争をする気がある」と強気の好戦的姿勢だけが目立って、ますます戦争の可能性が高くなって来ています。

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日本を滅ぼす恐れ!

統一教会の信者は、信仰のために全財産を献金させられている、という問題で日本中大騒ぎになっています。

しかし台湾有事が発生してアメリカが戦争を始めたら、日本は否応なしに戦争をさせられそうです。

中国と戦争をするということは日本のすべてを失う可能性のあることです。

統一教会の献金とは比べようもない、大惨事を招きます。
集団的自衛権という形の献金で、日本を犠牲にしてはいけません。

このような恐ろしいことを防ぐことの方が重要なことでは無いでしょうか?

 

中国への偏見の具体例

ペロシ氏訪台は「一つの中国論を約束したアメリカの条約違反だ!」という私の主張に対して、「これは何という名前の条約ですか?(kiririn氏)」という奇妙な質問を貰ったのですが、これは私が「条約違反」と言ったことに対して、この約束は上海コミュニケに基づくもので、条約という言葉は使っていないことを知らないのか?という意地悪質問だったことが解って来ました。

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「本人以外誰も望まない」ペロシ氏訪台

BUSINESS INSIDER JAPAN」に次のような見出しの記事がありましたので紹介します。

https://www.businessinsider.jp/

 

見出し;「台湾メディアが書いた全内幕」

ペロシ米下院議長「本人以外誰も望まない」訪台実現の一部始終と「負の遺産」

記事抜粋引用;

ペロシ米下院議長の台湾訪問は、バイデン政権と蔡英文政権の強い制止を無視し、自己のレガシー(歴史的評価)を追求するためだった ── 台湾メディアが伝えた訪問の内幕だ。

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ペロシ氏の台湾訪問(アメリカ世論)

ペロシ下院議長の訪台が如何に危険ものであるか?についてアメリカのマスコミが書いていることを紹介しておきます。

ファイナンシャル・タイムズは

「ジェイク・サリバン国家安全保障担当補佐官や他の国家安全保障会議当局幹部は、台湾海峡で緊張をエスカレートさせるリスクのため、訪問に反対だ」

 

ニューヨーク・タイムズ

バイデン大統領が「1つの中国」政策を「なし崩しにしつつある」

バイデン氏は、就任式に台湾特使を始めて招待した。

台湾政府とのアメリカの公式接触に対し、制限を緩和するなどして戦争の可能性を高めており、ペロシの動きは「一つの中国」政策の、更なる意図的浸食となった。

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