日中不戦ブログ

「日中不戦」を考えるブログです。 作成; 小林哲夫(コバテツ)

自衛隊は必要か?

多くの日本人が次のように考えて、自衛隊は必要だ、と言います。

以下はコメントからのそのままの引用です。

「世の中というのは不確定なことが多く、未来は何が起きるか分からないので、ある程度の防備」は必要だろうと考えます。

今は国連がありますが、何年か後に国連がなくなり、混沌とした世界になる可能性は十分にあります。国連の安全保障に期待する事は不可能になり、自分で自分の身を守らなければならない時代が来るかもしれません。

その時に防衛装備を保持していないと、日本は食われてしまうでしょう。国連の抑止力がないんですから。

現在、侵略が少ないのは侵略したら国際社会から非難される、という背景がありますが、その背景がなくなる時代が来るかもしれません。

その時に丸腰だとどうなるか、そこを心配しているわけですね。

世の中、善人だけではありません。

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民主主義が選んだ平和 とその末路

NHK番組「昭和の選択;軍縮に挑んだ男;浜口雄幸」を見ました。

1930年のロンドン海軍軍縮会議で、海軍の大反対を抑えて、米英と妥協して、軍縮条約を妥結に持ち込んだ首相の話です。

軍縮会議の対立点は、大型巡洋艦の比率について、日本は対米比率7割を要求したのに対して、アメリカは日本の対米割合を6割に抑えようとしたところにありました。

結局浜口首相は、アメリカの要求に妥協して、条約を調印したものです。

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朝鮮近世の奴隷制

放送大学の講座「東アジアの歴史と社会」第13回「戸籍で見る朝鮮の近世社会」講師吉田光男教授の授業の中で、朝鮮社会の身分制についての説明がありました。
これは京城大学教授であった四方博氏が大邸の古い戸籍を研究調査して算出された統計数値で、現在は定説となっているようです。

私が注目したのは、朝鮮の近世は奴隷制社会であったということです。

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もうあきらめましょう。

 >「コバテツさん。この世の中は変わらない。 永遠に。

いくら声を挙げても変わらない。無理だ。

世の中っていうのはそういうものだよ。

このブログ、何年もやってるけど、何か変わったかい?

自民党は勝ち続け、国民の意識も変わらない。

無理なんだよ・・・。あきらめよう。」

という有り難いコメントをいただきました。

まったくその通りで、私がこのブログで何を書こうが何も変わらないのが実情です。

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朝鮮戦争時の虐殺事件を描いた小説「客人」

黄 皙暎(ファン・ソギョン)著「客人(ソンニム);鄭敬謨(日本語訳)」の読書メモです。

この本の主題である信川虐殺事件と著者の朝鮮論をメモしておきます。

1、信川虐殺事件(1950年10月)

38度線の北朝鮮側に信川博物館という施設があって、この地区で朝鮮戦争の時に起こった3万5千人以上の住民を虐殺した事件を記録・展示しています。

この博物館では、この虐殺はアメリカ軍が行ったものだ、と説明されていますが、実は住民同士の殺し合いだったことを明らかにして書いたものです。

 
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都知事選という娯楽番組

TVをみていると選挙戦が接戦になっていて、候補者たちがいろいろの工夫をしている様子が、面白おかしく放送されています。

今朝の番組では、三候補者を並べて、当選して知事になったとして、飛行機はファーストクラスを使うか?ホテルではスイートルームは使うか?という質問に一斉に答えさせられていました。

3人共にファーストクラスもスイートルームも使わない、と表明していました。

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中国との戦争を誰が止めるのか?

中国と戦争になった場合のことを私なりに想像して見ました。

1、戦争勃発の可能性

ここ4年間、尖閣周辺で一触即発の状態が続いていることは皆さんご存知と思います。

マスコミでさえそう言っているにもかかわらず、護憲派の人に聞くと、中国との戦争は絶対に起こらない、と言います。

だから日中不戦運動は必要無い、と断言しています。


 

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南シナ海仲裁裁判の問題判決

今回の判決について勉強をしていたのですが、 どうやらこれは欠陥判決だったようで、これを信じる国があったら、世界は大混乱になる、という代物だったようです。

その問題点を一つだけ挙げると、今回の判決内容では、南シナ海に「島」は存在しない、と断定しているところです。

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福沢諭吉を何故今批判する必要があるのか?

安川寿之助氏が先頭に立って、福沢諭吉がアジア侵略思想家だったことを明らかにしてきたおかげで、最近はこの見方が定説になりつつあるように思われます。

ところでどうして今、このような批判が必要なのか?についての私の考えをここで述べたいと思います。

近代化真っ最中の中国で、福沢諭吉のような人が沢山生まれているに違いない、と考えると暗い気持ちになるからなのです。

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南シナ海裁判判決に対する日本国民の認識

フィリピンが提訴した南シナ海問題の判決についての日本国民の認識は「中国の全面敗訴。勝者は誰もいない」というもののようです。

日本人はフィリピンがどうなったかには関心なく、中国が負けたことの方だけを大喜びしている状態です。

これは中国嫌いの国民感情に迎合したマスコミが、中国が負けた、負けた!と大騒ぎの報道によって作られたものと思われます。

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情報不足の南シナ海仲裁裁判判決

今マスコミが「中国全面敗訴!」と大騒ぎしている南シナ海問題について、私としても関心がありここで私自身のコメントを書きたいと思って、12日に報道されて以後勉強に励んでいるのですが、素人の私には、とても歯が立たないことを痛感しています。

その原因は、偏向記事ばかりで頼りに出来る記事が無い、ということにあります。

「中国敗訴!」と喜んでいる報道ばかりで、とても客観的報道には成っていません。

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義経の掟破り(戦争法規違反)

NHKBSで「源義経~おきて破りの真実」を見ました。

義経が強かったのは、「水手(かこ=舟の漕ぎ手)を射る」とか、「奇襲」とかの当時禁じ手だった戦法を取ったからだ、という番組でした。

その説明には納得しましたが、もう少し知りたいことがありましたので、ここで書いておきます。

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民主主義の欠陥

「民主主義には欠陥がある」と私は言っているのですが、その理由は「衆愚現象」にあります。

ところで私は非武装を理想にしているのですが、その前提として、国民の総意による賛同が必要だと述べました。

民主主義は欠陥があると言っている私が、非武装を国民の総意によって実行しようというのは矛盾だ! という批判がありましたので、ここで反論したいと思います。

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世界の平和憲法

コメント欄で、世界の平和憲法の話をしているのですが、言葉の使い方に違いがあって、話に混乱が生じているので、日本国憲法九条の特徴について、ここで整理したいと思います。

その際に、侵略戦争放棄という言葉は、侵略に限定した戦争のことで、戦争一般の放棄とは意味が違う、という風に私は使っていることを御留意下さい。

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日本史に見る戦乱と平和

日本史の大きな物語に挑戦します。

縄文時代から現代までを生産力説によって説明しようという試みです。

その大きな流れを、戦乱と平和という観点に焦点をあてて考察し、その現象を首都の東漸と絡めて説明する歴史観です。

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私はナショナリストか?

クラウゼヴィッツの「戦争は、政治の延長」という戦争観は、核兵器の時代になった今となっては、人類滅亡の理論となったと前回書きました。

「そのことを世界に向けて言い出すことが出来るのは、日本人だけである」と書いたのですが、その私を「凄いナショナリストだ」と批判を受けました、

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不戦運動:私の応用例

運動をするにあたっては、自分自身の優先順序をしっかりと自覚しておく必要がある、と昨日述べました。

もちろんそれは一人一人それぞれの考えが有ってしかるべきなので、例えば沖縄に住む人が基地反対運動を優先するのは当然であって、ここで述べるのは、私のように、直接の利害関係を持たない者にとっての優先順位の問題です。

そして私自身は、日中不戦運動を優先問題としている、と書きました。

そのことに関係することを少し付け加えておきたいと思います。

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戦争反対運動と脱原発運動

私の知人には、左翼的な政治運動をしている人が多いのですが、その大部分の人が護憲運動(戦争反対)、脱原発運動、沖縄基地反対運動などを同時にやっています。

私はそれらの反対運動全てに賛成で、その運動をしている人達に尊敬の念を持っているのですが、しかしそれらの複数の運動を同時に行っていることに、若干疑問の念を持っています。

それらの複数の課題の重要度に差をつけて運動をしているのか?それとも全てを同じ優先順位で考えてしているのか?という疑問です。

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クラウゼヴィッツ著「戦争論」の弊害

クラウゼヴィッツの「戦争論」(1832年刊)は、「戦争とは、他の手段もって継続する政治の延長」であり、「自国の意志を相手に強制する暴力行為」である、という言葉で日本人も良く知られています。

しかしこの言葉によって、20世紀の世界戦争が戦われて、合計一億人近くの人命が失われた、と言う意味で、世紀の悪書だと、私は思います。

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非武装:非暴力のガンジー

ガンジーが非暴力直接行動によってインドの独立運動を成功させたことは有名で、日本人も知らぬ人はありません。

ところが日本の非武装を議論する時に、ガンジーを思い出す人は殆ど有りません。

完全な非暴力行動で、大英帝国から独立出来たことをもう一度考えて見るべきです。

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