日中不戦ブログ

「日中不戦」を考えるブログです。 作成; 小林哲夫(コバテツ)

日米安保はアメリカを守るため

中国の大国化、米中覇権争いの始まりとともに、日米安保の役割は逆転した、と言えます。

日本人は日本が攻撃されたらアメリカが守ってくれる、しかしアメリカが攻撃されても日本にはアメリカを守る義務はない、つまり不平等なものと思ってして、そこに負い目を感じている節がありました。

トランプ氏に日本を守っている米軍の費用を全額負担せよ!と言われて、安倍政権はおたおたして、トランプ氏のご機嫌取りに懸命になりました。

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琉球弧内閉じ込め戦略

ここ数回アメリカの対中国戦略を「琉球弧内閉じ込め戦略」という観点から説明していますが、普通の日本人には、この海域全体をイメージする習慣が無いため、ピンとこない人が多いと思います。

私も最近この世界地図を取り出して、太平洋、インド洋からの中国へのアクセスの道を見直して見て、それが実に細い海峡でつながっていることを再確認しましたので、ここで説明したいと思います。

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中国の覇権国家化

(この項は独創私見に過ぎません。)

サラリーマンなら誰でも出世を望むと思われています。

この出世とは、会社の中の地位が上がることで、それには経済的利益(給料)が伴いますが、それだけでなくて、人を支配する力(権力)とか、名誉など、いろいろの利得が伴います。

国家と言う組織も、これと同じく、さまざまな利得を増加するように動きます。

経済力、領土拡張、軍事力などを増大させて、世界の中で大国と見られることを目指しますが、その外には名声、尊敬、権威、安全保障など様々な要素を含んだ評価を求めます。

それらを総合して表現する言葉を、「覇権主義」ということができます。

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アメリカの対中国戦略の現状

前項で説明しましたアメリカの中国封じ込め作戦は、エア・シー・バトル構想と名付けられて、米国防総省が、201021に議会に提出したQDR2010にあるものです。

正式名「統合エア・シー・バトル構想」(Joint AirSea BattleConceptJASBC

その後この構想は、オフショア・コントロール戦略という概念が付け加わって、その解説や詳細がいろいろと発表されています。

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米中冷戦の幕開け

政府は南西諸島(宮古島、石垣島、奄美大島、与那国島)への自衛隊の大々的配備を進めていることを最近知りました。

勉強して解ったことですが、地対艦、地対空ミサイル部隊などをはじめ計約2200名の隊員を配備して、中国を琉球弧(第一列島線)の中に閉じ込める戦略を進めています。

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軍事力以外の手段による抑止力

中国が日本を侵略しようとしたと仮定して、その時「自衛隊の存在」と「日米安保」が抑止力になる、と思っている日本人が多いことは想像できます。

その気持ちは私にも理解できます。自衛隊があれば、確かに開戦する前に、この戦争はコストと国益との採算が合うか、どうか?を計算することになります。

そして計算をしてみても開戦の利益などあるはずがありませんから、侵略は止めよう、という結論になり、結局戦争を抑止する効果はあると思います。

(本当はそういう計算などしなくとも、戦争は双方にとって、大惨事をもたらすだけであることは解っているのですが・・・)

しかしそういう軍事的手段による抑止は、いつも一触即発の状態を保つことであり、大変危険なものです。

そこでそういう軍事的抑止力以外の方法は無いものか?

あるとしたらどういうものか?を考えて見ます。

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大村益次郎と日本の近代化

NHKBS英雄たちの選択「大村益次郎」を見て、日本の近代化を考えました。

大村は1865年長州藩の軍制改革を行い、翌年第二次長州征討軍(十数万人)を長州側5千人の兵でもって破って、幕府の権威を失墜させました。

この勝因は、ミニエー銃4300丁の導入と軍制改革にありました。

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中国に対する恐怖心

中国脅威論が蔓延して、中国に対する恐怖心は、ここまで来ている、と言う例を示します。

この発言は、極めて知的レベルの高い人のものです。

 

>中国って歴史的にみて基本弱いものいじめの虐殺軍隊なんで、自衛隊のいない弱い島から狙いますよ。

>中国は守備の弱い島を取りに行くのが軍事の常識であり、自衛隊がいると住民がまきこまれ、中国の過去の実績から虐殺されるおそれが高いのです。

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抑止力という騙し

西南諸島への自衛隊配備について政府は、「島の人びとが襲われることを抑止する効果がある」と島の人びとに説明しているようですが、これはほとんど騙しです。

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抑止力論の限界

日本がしっかりと防衛体制を作っておけば、中国としては気軽に日本を攻撃しようとしないだろう、というのが抑止力論です。

つまり自衛隊を持つことにより、戦争を防止することできる、と言う論です。

この考えは非常に解りやすいものなので、世界中の人々が信じている常識になっています。

しかし抑止力によっては、完全に戦争を無くすことは出来ず、本当は大変危険な論であることを、以下で書きます。

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戦後平和主義の呪縛

戦後の平和主義は、占領軍が押し付けたもので、本来の日本人の価値観とは違う、という見方があるが、これは間違った見方で、占領軍の押しつけを国民が喜んで受け入れた、合作だと書きました。

しかしその合作価値観が、時代の空気を作っていたことは事実で、それがその後変更されて、現在に至っている、と書きました。

そして私が現在主張している日中不戦論は、戦後占領軍が押し付けた価値観の呪縛に縛られていて、現代の価値観とずれている、という人が居ます。

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戦後の平和主義は押しつけか?

戦後の日本の世論は、平和主義一色という感じで、当時の論は何でも「戦争が悪い」という結論で終わっていました。

憲法九条も当然字の通りに読まれて、再軍備など誰も考えもしませんでした。

吉田総理も国会で、共産党の質問に、「自衛戦争は当然認められない」と答えていた時代でした。

東京裁判は国民が自分たちで裁いているような気持ちで見守り、東条首相の有罪を当然と思い、犯罪者扱いをしたものでした。

これらの平和主義の少なからざる部分が、占領軍の押しつけ政策の結果だったことが今では解っています。

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日中不戦のための自衛隊配備?

護憲派の中にも南西諸島自衛隊配備に賛成の人がいます。

『島嶼防衛力の整備は、中国、習近平政権の軍拡路線に対応したモノで、戦争の発生を未然に防ぐための抑止力として必要なものです。戦争を防ぐためには、必要最小限かつ専守防衛の自衛隊配備は許されます。』と言います。

護憲派でかつ自衛隊容認の考えの人に多い主張です。

共産党の考えに近いと思います。(間違っていたら、ぜひ訂正コメントをお願いいたします。)

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自衛隊配備は島民の命を守るものか?

この項は、護憲的自衛隊容認派の方への問題提起です。

南西諸島への自衛隊配備問題について、政府は島民の命を守るためにも自衛隊は役に立つ、と言って南西諸島への配備を強行しようとしています。自衛隊が居ない現在の状況では、島民は大変不安に思っている、とも説明しています。

護憲的自衛隊容認論者は、国民の命を守る自衛隊は重要だ、と主張していますが、本当にそうか?を考えて見ます。

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南西諸島陸自配備問題

今、政府が自衛隊(陸自)を大量に配備しようとしている南西諸島は、中国と海を隔てた国境の島で、琉球列島弧とも呼ばれています。

中国はこの琉球弧を第一列島線と呼んで、対米防衛線として重視しています。

中国が重視するこの琉球弧の部分に、中国の侵略に備えて、自衛隊を大量に配備するのですから、まさに中国を挑発する暴挙です。

当然のこととして、中国としてはこれを見て緊張を高めており、ここが両国対峙の最前線となってきています。

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平和な島々を戦場にする自衛隊配備

中国と海を隔てた国境の平和な島々に、自衛隊を新たに配備する計画が強力かつ急速に進められていることをご存知でしょうか?

今まで戦争の匂いも軍隊の気配もなかった南西諸島の島々、宮古島、石垣島、奄美大島、与那国島に、自衛隊が大量に配備される計画が進んでいます。

宮古島800名、石垣島600名、奄美大島550名、与那国島210名、合計2160名という大量の自衛隊員が新たに配備されることで進められています。(内与那国160名は昨年中に着任)

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北ミサイル 4発中3発EEZ落下

いつもこのブログを読んでいただいて、感謝しています。

特に最近は、コメント欄への多数の方の投稿をいただいて、一層感謝しております。

その好意に甘えて恐縮ですが、私からの質問のみのページを試みさせていただきたいと思います。

 

その質問というのは、

本日発表されました、「北ミサイル 4発中3EEZ落下」についてです。

 

このブログのコメント欄で、以前日本のミサイル迎撃態勢は、万全ではないが、整っている、と主張した人があったと思うのですが、今回の事件について、その態勢はどうなっているのか?ご存知の方に教えていただきたいのですが・・・・。

安倍総理のマスコミ恫喝

「現在のマスコミの右傾化は、安倍総理のマスコミ恫喝によるものだ」という見方が反体制派の中で、常識化しています。

恫喝におびえてマスコミが右傾化し、その記事によって世の中は右傾化している、つまり国民は騙されている、という論です。

そこで安倍総理の恫喝、という言葉から考えて見ます。

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過去の侵略についての反省

日本の近代における戦争は、すべて侵略戦争であった、と私は考えており、そのことをしっかりと反省するべきだと、考えます。

しかし「侵略」という言葉を、国際法違反とか、戦争犯罪という意味で使ってはいません。

東京裁判は法律的なものとしては無効だと考えます。

法的観点から違法では無かったからと言って、反省しなくとも良いということではありません。

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人種と民族

人種と民族の違いに気が付かない人が多いので、ここでちょっと解説します。

人種とは血統の問題で、白人とかの区別です。

民族とは文化の問題で有って、言語の違いと考えると解りやすいと思います。(言語だけではありませんが・・)

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