January 16, 2009

流通とは


◇ 流通とマーケティングの関連性



 「流通」という言葉の持つ意味は,時代と共に変化しています。1960年代は,流通(distribution)とマーケティング(marketing)は,ほぼ同一の概念と捉えられていました。 現在,「マーケティング」は,生産者,流通業者などの売り手が行う,“市場ニーズに対応しての製品・サービスの開発に関する活動”,と定義されます。

 対して,「流通」の概念は,“生産から消費に至る商品の流れと,いた民間企業の経済活動に加え,これに関連しての物資の安定供給や価格の安定といった政府の政策決定にかかわる活動領域”までを指します。言葉をかえると流通は,国民経済の観点,マーケティングは企業活動の観点からの概念です。


◆流通とは−−生産と消費を結ぶ諸活動


 生産者により作られた製品が,消費者の手元に渡るまでには,\源沙点と消費時点がずれているという時間の隔たり,∪源挫呂半暖饕呂離れているという場所の隔たり,生産する人と消費する人が違うという人の隔たり,の3つの隔たりがあります。この生産と消費の間にある時間,場所,人の3つの隔たりをとり結び,生産から消費へ向けて品物が流れる一連の活動が流通です。

 たとえば,農家で栽培・収穫されたキャベツやレタスは,生産地のJAや出荷組合に集荷され,消費地の卸売市場でセリにかけられます。そして,仲卸業者などを経由して,スーパーや青果店の店頭に並び,消費者の手に渡るという手順をとります。この一連の流れが,キャベツやレタスという商品の「流通」です。

 この時間,場所の隔たりを取り結ぶのが,商品の運送,保管といった物的流通(物流)と呼ばれる活動です。そして,商的流通(商流)と呼ばれる商取引により,生産者と消費者との人的な隔たりが結ばれます。こうした一連の活動に携わるのが流通業者です。狭義の流通業者は,問屋,小売業を指します。広義には,運送業者,ネット販売に関係する情報事業者などを含みます。






kobayashi_rk at 14:26コメント(0)トラックバック(0)流通の基本  

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