2016年04月19日

寿司屋のカウンター

今、お寿司屋さんの内装の設計をしています。
その中でカウンターの材を何にするかという話で
福岡県大川市の材木屋さんに、お施主さん、施工者と
一緒に現物を見に行くことになりました。

大川は言わずと知れた家具の町で、その中でも老舗の
材木屋さんです。
社名は高田製材所というところで、ここは大変多くの
原木・板材を所有していて、少し圧倒されました。

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このような形で敷地内には多くの原木・板材が
積まれています。


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この写真はいちょうの木の原木で、画像では
わかりにくいですが、年輪が五つあります。
つまり枝分かれする部分です。
根元の太さが想像できると思います。


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これは屋久杉の原木です。
二本の双子のような木です。
これを板にするととても面白い目が表面に出てきます。
何といっても屋久杉です。
後に行った市内の家具屋さんで、このような屋久杉の
化粧した天板が1千万円で販売していました。


で、今回カウンターとして選んだのがアサメラの木です。

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このような木で、色的には少し濃い目の材です。

工事に掛かるのはもう少し先なのでとりあえずキープです。
工事にかかったらまたブログでUPします。



それと余談ですが、九州に向かう高速道路では熊本に
向かう災害援助の車両をたくさん見ました。
なぜか東北方面の車が多かったです。
自衛隊、消防車両、電力会社等、おそらく近県の
援助隊はすでに熊本入りしてるのでしょう。
改めて日本はひとつなんだなー、と実感しました。

                           小林



                            




kobayashiarc at 17:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)業務日誌 | すし屋内装

2016年04月17日

建築士として出来うること。

みなさんご承知だと思いますが、
先週の木曜日から、熊本地方で大きな地震が起こっています。
最初の震度7の地震があった後に、本震が来ようとは
だれが予想したでしょうか?

実は、去年の秋に社内旅行で南阿蘇のペンションに
宿泊しました。現在オーナーご夫妻の状況は不明ですが
ご無事でおられることを願っています。

当時阿蘇に入るのに渡った阿蘇大橋が崩落した映像を見て
現実のものとは思えません。
お亡くなりになられた方々やご家族の心中を察すると
言葉もありません。



このような震災が起こるたびに思うのは、この状況下で
建築士に何ができるのだろうか・・・ということです。

今回のように連続して震度6程度の地震が続けてくる
というのは経験がなく、最初の地震で痛んだ建物が
二度目の地震に耐えうるはずはなく、その力を受け止める
耐力は残っていないと思います。

耐震性とは短期の力(水平力)に耐えるような設計であって
連続して力が加わることは想定していないのではないでしょうか?
もちろん、最初の地震でまったく被害がなければ
何度でも地震力に耐えられるのかもしれません。

近年に建てられた建物であれば、この程度の地震でも
十分耐えられるように設計されていますが
一般の方々に知っておいていただきたいのは
昭和56年(1981年)以前に建てられた建物は
耐震基準が整ってなく、構造的に脆弱であるということ。
つまり築35年以上経ってる家に住んでおられる方は
できるだけ早く耐震補強をされることをお勧めします。

ただ、費用やその他いろんな事情でまだまだそのような
建物が多くあるのが実情です。



おそらく100年後くらいには、地震のよる建物崩落で
命を失うようなことは少なくなっているとは思いますが
津波や崖崩落等はまた別の問題で、そのような力に
建物は耐えられません。

家とは、そこに住む人の安全を守るものであって
その建物によって命を失うといようなことは
あってはならないことだと思います。


改めて、我々建築士がこのような災事に対して
なすべきことは、状況を正確に整理して、それをもとに
将来に向けて安全な建物・まちを築くように
業務・活動をしていくことだと思います。

                             小林



kobayashiarc at 10:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)徒然なること 

2016年04月11日

狭い現場で頑張っています。

老人保健施設はくあい増築工事の進捗状況です。
1階部分のコンクリートの打設を行っています。

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狭い敷地なので、業者さんもかなり苦労しています。
隣に見える建物が既存本館で、増築部分とは
渡り廊下でつながる計画です。

同じような規模の建物でも、立地条件にとって
工期も費用も違ってきます。
このあたりの状況を事前にお施主さんに理解して
いただくことが必要になります。

最終的にはいい建物を無事に引き渡しできるように
施工者と協力しながら工事を進めています。

                              小林



kobayashiarc at 09:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)業務日誌 | 老人保健施設はくあい