透かし積みレンガ

光市の特別養護老人ホームも
仕上工事の真っ最中です。

その中で今回バルコニー部分に
透かし積みレンガを採用しています。
３階建ての外壁面になるので
乾式による耐震仕様にしています。



まずは上下のコンクリート部分に金物を取付
パイプの支柱を取りつけます。





その支柱に焼きレンガを落としこんでいきます。
作業そのものは簡単そうには見えますが
職人さんは東京から泊りこみで専門の方が
こられています。

材料と施工は㈱東京ブリック社です。




出来上がりはこんな感じです。

外観からの眺めが楽しみです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林

認定こども園建て方

木造の認定こども園の進捗状況です。

先週から建て方をしています。





今回の工法はＫＥＳ工法といって
金物で固定する方法ですが通常の
在来工法と違って、基礎に金物を固定し
柱を先に建てます。
土台は後取付になります。




平面がR形状ですが仕口の金物によって
角度をとります。

２階梁が終われば床合板を敷いて
２階の建て方に入ります。








平面形状が扇方に加え、屋根勾配が付いているので
施工も大変だと思います。
プレカット加工＋金物ではありますが
それでもなかなか垂直が出しづらいようです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林

東広島研修旅行２日目（竹原・西条）

東広島の研修旅行二日目は竹原から西条へ

まずは竹原の街並みを散策






街並み保存地区の通りを歩くと
結構観光客も多く、賑わっていました。



古い町屋の中にもお酒や小物がいっぱい



通りでは竹祭りに備えてボランティアの
方たちが竹細工を仕込んでいます。
祭りの日はライトアップするようです。

いろんな地域の街歩きをしますが
どこの地区でもボランティアの活躍は
重要です。



市の歴史民俗資料館前の写真です。
電話ボックスも上手に隠されて
カラーコーンも左官でとうもろこしに
仕上げられています。
こだわりを感じます。



新しいお店なども街並みになじむように
工夫されています。


次に西条へ向かいます。
言わずと知れたお酒の町です。




何軒か酒蔵を見学しました。
残念ながら車だったので試飲はできませんでした。


さて、今回の研修も是非やまぐちの
まちづくりに生かしていきたいところです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林

東広島研修旅行１日目（とびしま海道）

先週末に、まちづくり仲間・建築仲間で
年に１回の研修旅行に行ってきました。

今回は東広島方面です。
バイク４台、車２台の旅です。

最初の視察場所は呉の入船山記念館




こちらは旧呉鎮守府司令長官官舎で
明治23年の建物です。



屋根は天然スレートで葺いてあり見本も
並べられていました。




ひとつの建物ですが表の洋館と
裏の和館とみごとに分かれています。



次に呉の港にいきました。



ここは日本で唯一潜水艦が身近に
見ることのできる場所だそうです。




海岸周辺は「アレイからすこじま」とネーミングされて
レンガ倉庫等が並んでいます。

お昼はこの周辺で海軍カレーをいただきました。




そこから東に向かい、安芸灘大橋を渡って
とびしま海道へと向かいます。

下蒲刈島から上蒲刈島へと渡り
松濤園を視察しました。






ここは江戸時代に朝鮮通信使が利用してた
場所で、そこに全国から古民家を移築して
記念館として利用されています。



このような２階屋もあり、蔀戸からすばらしい
景色が眺められます。


それから豊島を越え大崎下島の
御手洗地区に向かいました。






ここは江戸時代の港町の風景が残っており
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており
古い街並みが残っています。




また洋館の建物も点在してそれがまた
リアルに感じます。



ちょっと面白いサインも見つけました。

１日目は島の中のかつら亭で宿泊し
美味しい瀬戸内の魚をいただきました。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林