既に各所で述べられてはいますが、今年度から「過去最大級」と呼ばれる住宅ローン減税が始まっています。

1986年から始まった住宅ローン減税。その最大控除額は1999年〜2001年6月に587.5万円まで拡大されましたが、それ以降はどんどん縮小され続け、遂には2008年に160万円まで縮小、その年いっぱいで廃止の予定でした。
しかし、2008年後半からの急速な景気悪化を受け、景気刺激策として期間の延長及び控除額の拡充がなされました。

その最大控除額は600万円。
更に、これまでは所得税からの控除のみだったのですが、今年からは所得税から控除しきれなかった控除額を翌年度の住民税から控除することが可能となっています(※)。

実際に600万円満額の控除を受けるためには色々条件があり、また、住民税からの控除額も上限があるため、満額控除を受けるのは難しいかも知れませんが、いずれ最大控除額が過去最大なのは間違いありません。

ともあれ、受けられる控除額について表にまとめてみました。

一  般  住  宅
居住した年平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
控除期間 10年間
住宅ローン対象残高 5,000万円 4,000万円 3,000万円 2,000万円
控除率(毎年) 1.0%
最大控除額(年間) 50万円 40万円 30万円 20万円
最大控除額(合計) 500万円 400万円 300万円 200万円



長 期 優 良 住 宅
居住した年 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年
控除期間 10年間
住宅ローン対象残高 5,000万円 4,000万円 3,000万円
控除率(毎年) 1.2% 1.0%
最大控除額(年間) 60万円 40万円 30万円
最大控除額(合計) 600万円 400万円 300万円


税制優遇の最大控除額から考えると一般住宅は今年から来年にかけて、長期優良住宅でも遅くとも再来年までには建てないと最大額の控除は受けられない、ということですね…。


※…平成11年〜平成18年の入居者で、税源移譲によって所得税から住宅ローン控除が控除しきれなくなった人に対する措置としての住民税からの控除は平成20年から行われています。






(O)