スポンサー様の報告 新井紳吾

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こんにちは、新井紳吾です。
兼ねてより僕が英語の学習の為に通わせてもらっている英会話スクールのベルリッツ ジャパン株式会社様が
僕の海外での登山活動をサポートして下さる事となりました。
人のコミニュケーションの7割が表情、抑揚、外的状況の認識といったプロソディと言われているそうですが、その残りの3割にあたる言語という要素が、僕の海外での人との出会いやご縁を色鮮やかにしてくれた事は類い稀ない事実でもあり、これに携わる全ての方々との邂逅に心から感謝申し上げます。

予算面もそうですが、競争ではなく自分との向き合いという登山に、社会との繋がりという要素がプラスされることに大きな喜びを感じます。

ベルリッツで学んだ英語・知識をリアルタイムのフィールドで実践します!

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2016.9.11 南紀 高田川栂谷

2016.9.11 南紀 高田川栂谷 メンバーI(記)

 

以前から気になっていた南紀の栂谷を計画するも、事前情報では、またしても雨予報。しかし計画日に近づくにつれ、徐々に晴れ予報に。おお、好天の神様が遂に俺にも舞い降りたか!?に思えたが、同行予定の友人が所用で突然のキャンセル。う~ん、でも、やっぱり行っとくか!?

 

911日(日)

結局、何やかんやで自分の出発も遅れ、下道で約3時間かかって朝5時頃に道の駅に到着。
1時間ほど仮眠し、栂ノ平橋へ向かう。
やたらと纏わりつくスズメバチにビビりながら準備して出発。
橋から直ぐに入渓できる。
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樹林帯に囲まれ薄暗く鬱蒼とした谷だが、水は頗る綺麗だ。
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10
分程で栂ノ平滝2段斜滝がお出迎え。苔むした滑りやすそうな左岸を越えていく。
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4m
幅広滝は、左岸の水流沿いを夏場ならではのシャワークライミングで越える。
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前後に続くナメ滝が楽しい。
連続する斜滝と岩間滝は略水流沿いを越えていける。
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続く岩間の滝を縫うように進むと谷が右に屈曲する所で噂のコ〇コーラの看板が鎮座していた。なんでこんな所に(笑)
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続いて綺麗な大釜とナメ滝が
2か所出現。滑り台にはうってつけだが、一人でやるには虚しいので釜に浸かってナメ滝を直上する。
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巨岩と流木が重なったガレ場を通過すると、朝日で綺麗に輝く大釜。
右岸をへつるのだろうが、ここはザブザブ釜に入ってナメ滝を直上。
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これを越えるとドドーンとヤケベ嵓が出現。
威圧感のある嵓と勢いよく流れる滝を見ながら小休止。
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10m
斜滝は左岸の苔と草の生えた岩を容易に越えられる。
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ここからが、栂谷のハイライト、
300m続くナメ滝。
大岩まで延々ナメ滝が続くが、さほど傾斜もなく水流も弱いので快適に遡上できる。
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交互に現れるナメ滝と釜をのんびりと越えて行くと、右手にガンガラ滝が見えてくる。
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文字通り大きな岩がガラガラと沢筋に積み重なった滝だ。強い水流に直登は諦め右手の積み重なった岩の間を縫うように越える。
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少し進むと浅い釜とナメ滝。右手の大きな岩の下のナメ滝を進むが意外に滑り易く、途中から思わずへっぴり腰に。
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続く大釜とナメ滝は傾斜が強そうだったので、右岸を巻き登り滝上に出て続くナメ滝を登る。
水流沿いを登っていたのだが、途中、比較的傾斜がキツいことに気付き、また滑り易い地帯に嵌まり込んで身動きがとれなくなってしまう。
滑ったら、先ほどの釜まで滑り落ちて痛いことになりそうだ。
ここは慎重に!?四つん這いで進み、何とか危機を脱する。
本日一番の核心はここだった(笑)
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ナメ滝を進むと三俣。左手に顕著な
50メートル黒滝が落ちている。
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右手の
10m斜滝を右岸の木の根を頼りに越える。
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滝上の右岸は傾斜が強いので左岸に転じ、木の枝を掴みながら滑り易い水流沿いを登る。
この後、快適なナメ滝が続く。
ナメ上に寝転がりながら少し日向ぼっこする。
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暫く進んだところで二俣。
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ここは水流の少ない左手に入ると
7m斜滝。クラック沿いを足掛かりに直登する。
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続くナメ滝を越えて、そろそろ源流域を感じる辺りの二俣で痛恨のミス。
一本早く右手の沢を詰めてしまいガラガラのルンゼを登る羽目に。
ルンゼを詰めた先に、もう
1本ルンゼがあり、この急なルンゼを詰めるも終わりが見えない。
一つ左手の尾根上に登ると漸く左手に帽子岩が見え、右手に寄りすぎていることを確認する。
獣道を左手にトラバースして何とか登山道の西端に出る。
ピークを一つ越え、ヒーヒー言いながら急斜面を登りきると帽子岩に到着。
岩の上からの眺めは最高だ。
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一休みして烏帽子山頂を目指すが、残念ながらここは殆ど展望がなかった。
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入念なヒルチェックをして、天敵がいないことを確認してから、ゆっくり昼食を取る。
帰りは俵石へ続く登山道を下山したのだが、山頂から暫く続く急降下に、かなり参る。
途中、休憩中に落ちて眠り込んでしまった。
登山道は、はっきりしており、また地元山の会のプレートが要所に設置されているので迷うことはない。
トボトボと下山していると俵石の廃村跡に到着。
立派な石垣が沢山あり、当時かなりの人が住んでいたことが窺い知れる。
朝の連ドラで見たようなローラー付の壊れた洗濯機なんかがあって時代を感じる。
大きな谷を二つほど越えて緩やかな坂を下っていくと舗装路に飛び出す。
10分程で栂ノ平橋だ。
直ぐ近くの雲取温泉で汗を流し、またまた延々と下道を運転して無事帰宅。

 

栂谷は南紀特有!?の壮大なナメ滝が随所にあり、ナメ滝好きにはうってつけの沢だ。登攀要素も少なく、初級者でも楽しめる沢だと思う。ただしナメ滝は、天候、水量等の状況にもよるが、思った以上に滑り易いのでスリップには要注意。ヤマビルはみかけませんでした。

 

0715栂ノ平橋~0725栂ノ平滝~0800コ〇コーラの看板~0830ヤケベ嵓08500940ガンガラ滝~1015三俣~1040二俣~1210帽子岩~1220烏帽子山12551450栂ノ平橋

 

2016.8.23 北山峡 葛川本流

2016.8.23 北山峡 葛川本流 メンバーI(記)・友人2

猛暑が続く中、沢に行きたいが会の山行に予定が合わない・・・。どこか良い沢はないかと探していたところ、泳ぎ主体の葛川がヒット。調べてみると今シーズンは水量も少ない様子。泳ぎが得意な友人と共に挑戦してみた。

 823日(火)
午後は雨予報だったので少し早めの0640出発。
田戸橋先の小駐車スペースから滑り易い急斜面を慎重に下る。右手に下っていくと最後はフィックスロープがある。DSCN3301





沢に入ると事前情報通りヌメヌメの岩だ。最初はおっかなびっくりだったが、皆徐々に歩きのコツを掴んでくる。
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最初の泳ぎの淵を皆で歓喜の雄叫びを上げながら越える。暫く進んだところでザックに付けていたカメラがないことに気付き慌てて戻る。最初の泳ぎ淵を潜水捜索すると、やっぱりカメラが深い川底に沈んでいた。ここは潜水が得意!?な友人に回収して貰う。やはり泳ぎの沢は水中眼鏡必須か。
10分程進むと凄いゴルジュ、S字淵が出現。
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水の色が濃くて水深がわからず、またカーブして奥が見えなくて怖いが、泳いで進む。奥に激流の滝が見えたので少し手前の何とか足の着くところで作戦会議。ライジャケを着用し、空荷で泳いで取り着く。右岸沿いに進んで滝身の左の岩を這い上がる。水面下に丁度よいステップがある。荷物と後続をロープで引っ張り上げる。
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瀬滝と淵を交互に挟みながら進むと
23メートル滝。ここは左岸を越える。
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2の廊下はゴルジュと綺麗な水に癒されながら進む。
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もう泳ぎまくりである。
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L15
メートル淵を泳ぎ越えるとミニナイアガラが現れる。水量が少なく迫力不足だったが、それぞれのルートを泳ぎ越える。
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続く滝は左岸の岩場から越えた。
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そして第
3の廊下。
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奥の
1.5メートル滝は右岸の岩から越えた。
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大杉谷を越えると泳ぎの淵の連続。
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出口の小滝はロープを出して確保。
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淵を泳いで越えると大渡の橋が見えてくる。
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橋を過ぎた河原で陽だまりの中ランチタイム。大休止して出発。
有難い日差しの中、のんびりと進む。
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暫く進むと長淵
70メートル。
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続く、ひょうたん淵、連続する泳ぎが結構しんどい。
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そして大淵のある廊下帯。泳いで進むが途中のゴルジュに圧倒される。文献通り途中の岩場で一息つけます。
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大淵を泳ぎ越え少し進み、右手に滝が見える直前の瀬滝(両岸にかけて流木が挟まっている)で、水流に沈した際、またもやカメラを水没させてしまう。(汗)ここが意外に深く、水深は
34メートル。川底にカメラは見えているが、なんせ深いうえに滝下で水流が凄い。内心諦めモードであったが、またしても潜水が得意!?な友人が果敢に挑戦し、カメラ救出に成功!本当に感謝感謝です。度々、やらかしまして申し訳ありませんm(__)m
気を取り直して先を急ぐ。幅狭の淵を泳ぎ渡り(ここは水量が多い時、出口の泳ぎ突破が難しいかも)、続く大釜も泳いで進むと漸く一ノ滝に到着。
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ロープを出して手前の
1メートル滝に挑むも水圧に押し戻され突破できず。雨も降り出したので、ここはおとなしく釜の右手から左岸を巻いて越える。(巻きは容易)
一ノ滝上は美しいナメと嵓が聳え立つ。
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ナメと淵を交えて進むと
10分程で二ノ滝に到着。轟轟と流れ落ちる20メートル滝と聳え立つ嵓は圧巻だ。
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ここは左岸のルンゼを高巻くが詰めすぎると行き詰まるので注意。左手尾根中間辺りのやや傾斜の緩い所をロープ確保して越える。
二ノ滝を越えて暫く進むと熊谷が右手から合流する。
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この辺りから河原の岩が大きくなってくる。まだまだ続く大岩越えと泳ぎに皆お疲れモード全開だ(笑)
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下葛川集落が見えても終点の橋までが結構長い。橋が見えた時はほっとした。車道に上がり靴に入った小石を取り除いていると、靴下に何やら茶色物体がこびり付いている。まさかと思ったが、やっぱりヤマビルだった。おそらく高巻きで喰らい付いたのだろう。急いで秘密兵器のキンカンで駆除する。
3人で計6匹!!やはり沢から上がった後のヒルチェックは必須かな。皆で奴のぞっとする動きを思い出しては鳥肌を立てながら!?雨の車道をトボトボと歩いて戻る。田戸橋まで約1時間10分。本降りの雨の中、装備を解き、帰りは広い露天風呂のある渡良温泉で汗を流して帰路に着く。

葛川は水量次第で難易度は変わる。多ければ、かなり手強い沢になるだろう。また途中スズメバチの巣を幾つも見かけたので注意。パーティーに水中眼鏡、ライフジャケット各
1個は持参した方がよいだろう。行程の1/3は泳ぎ!?なので勿論泳げることが前提。

0640小駐車スペース~0655入渓地点~0740S字淵08200925ミニナイアガラ~1020大渡10551115長淵廊下~1225一ノ滝12401300二ノ滝14151435熊谷出会~1510下葛川の橋~1640出発点

台高 黒石谷 遡行

台高 黒石谷 遡行

                                 2016年8月21日(日)
                                        A木 橘(記)

 黒倉又谷と黒石谷を混同してしまい、とりあえず初めて登るような
記憶の黒石谷を遡行することにする。
 前夜土曜日22時伊丹発、翌日0時過ぎ、黒石谷ゲート着。少し奥の駐車場に
行くと料金600円との看板があるので、少し戻って道沿いのスペースにテント
を張って、酒盛りのあと仮眠する。辺りは霧雨で明日の予定について悩む。
 翌朝5時、目を覚ますと辺りは弱雨でまず出鼻を挫かれ、もう一度寝る。
 7時過ぎ起きてみると少し雨脚は弱まったようなので、仕方なく遡行準備に
取り掛かる。結局8時過ぎ発の遅いスタートになったが沢に入るには少しでも
天気が晴れて気温が高い方が楽しい。
 林道を30分ほど詰め、適当なところから沢に入る。魚影も濃く、釣りに
適したところのようだ。でも見つかったらややこしいことになりそうだ。
 暫く沢を歩くと夫婦滝のような左右に大小の二条の滝が出現。早速男女滝に
着いたのかと、我の足の速さに驚いたがどう見ても時間的におかしいのでこれは
男女滝ではないと思われる。暫く行くと廊下に出たので突破を諦めて巻く。
 何やら大きな滝が一杯現れるのだがどれがどれだか分からず、また直登の
足がかりも見いだせないので色々まとめて高巻く。巻きが勝負だ。100mも
巻きあがると却って危ない。谷に降りられないところは懸垂2Pで降りる。
 途中腹が減ったので適当なところで休憩し、またスタートする。ロープは
マメに出す。息が合うのか、結構早いペースが出る。沢でのセカンドビレイは
言わなくても半マストで十分だ。ハンマーとピトンも持ってきてくれているので
助かる(自分は持ってこなかったが)。やがて男女の滝、明神の滝、扇の滝、と
豪壮な滝が出てくるがどれも立派すぎて直登できず、大高巻きの連続で枝尾根に
乗らないように注意しながら巻く。巻き道は薄くなったり濃くなったり色々だ。
 明神滝まで来たところで14時、登山道も近いはずなので休憩の後、右岸の
杣道を求めて沢から上がる。暫くで立派な杣道に出た。あーやれやれ、下山は
楽勝かと思いきや、途中の木橋が皆朽ちかけで、高度10mほどの空中を肝を
冷やしながら橋に正座しながらやっとのことで渡る。まったく心臓が縮みそうだ。
 なんとか空中散歩を乗り切ると、今度は大きな山抜けの出現だ。熱心な
トラロープが張られているが、張った時点から地面の崩壊が進んだらしく、
ロープと地面が真ん中では2mほども離れている。それでも最短コースを
下りようとトライするが、先行者の足跡が消えた地点あたりからどうにも心理的に
参りだし、A木君のやめた方がいいですよの声を神の声と錯覚し、方法の体で
戻る。さあどうしよう。雪山ならアイゼンピッケルでステップ切りながら
トラバースだがどうも山抜けは気色が悪い。角度も微妙に急で何より足元が
ずるずる崩れていく。協議の結果、上部稜線まで巻いてこの灘場を超すことに
する。滝に続いて山抜けの高巻きだ。斜面に強い鹿君達の足跡に助けられながら
何とか30分ほどかかってわずか直距40mほどの山抜けを超える。ただ危険な
だけのタフな道だ。夕方遅めに下山コースにした場合、難易度はさらに上がると
思われるのであまり取り入れたくない下山路だった。やがて次第に木こり道と
なり、途中道をロストしたりしながら約2時間30分で無事車の停めてある
林道ゲート前まで戻る。A木君、お疲れさまでした!。


notes


 入渓暫くは初心者でも歩けるような沢かなという感じだったが、途中からは
 巻きの連続となった。遠くに滝を見ながら不安定な斜面をトラバースするのは
 どうも好きになれない。
 その名の通り、黒い岩の多い、あまり日差しも入らない、薄暗い谷だった。
 






大峰 旭ノ川 中ノ川

201681113


O島、W(記)


JR西宮駅に11日朝7時半に集合し大峰へ向け出発。

本日は新しい祝日『山の日』が制定されて初めての年、上高地では皇太子様を向かえ式典が行われているとの事。アルプス方面は沢山の登山者で賑わっているであろう事が予想される。

僕らの向かう奈良方面も祝日という事もありいささか車が多かったが予定通り3時間程で中ノ川と釈迦ヶ岳登山口の林道分岐地点に到着。先着している車は一台のみ、じっくりと沢を楽しめそうだ。

11
10分出発、林道を45分歩くと中ノ川出合いの吊橋へ、出合滝12mを右手に眺め右岸より滝上部へ降り立ち入渓。
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直後の5mの滝は左岸を登り滝の真上を対岸へ渡る。ロープで確保はしているものの滑ればただでは済まなさそうで早速の緊張を強いられた。
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地獄滝40mは好天が続いた事で事前の調べより水量が少なく豪快さは感じられなかった。ここは左岸を巻く。
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続く極楽滝35mは右岸を巻く。
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牛鬼滝15mと長淵は右岸に垂れたロープを頼りにまとめて右岸を巻きCS滝上部へと降り立つ。やがて本日の目的地モジケ小屋へ1520分に到着。
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野営するにはまだ早くさらに先へ進む。ヒジキ滝は左側を直登、続くナメ滝4m、5m程の滝を越えた辺りで1620分野営適地を発見。地面は完全にフラットに整備され石ころの一つもなさそう。落ち葉が僅かだがクッションの役割もしてくれそうだ。ここにツエルトを張り、焚き火にて濡れた服を乾かし快適な一夜を過ごす。

12日朝4時起床、6時前には再出発。廊下内の滝はほとんど巻いたが、ナメ滝220m、ササモト谷の美しい姿に目を奪われた。
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730分黒滝40m到着。高さに圧倒されながらしばし堪能。ここは右岸のガリーから大きく巻き滝の落ち口へ降り立つ。
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30分特徴的なナメが現れすぐに黒ナメ八丁だと気が付く。
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三又を過ぎやがて水も枯れてしまう。最後の僅かに濡れた涸滝をザイルを出し登る。岩屑の急斜面を落石に注意しながら登り、ブッシュをかき分けると12時登山道へと抜けた。

しかしここからが第二部へのスタート。七面山から孔雀岳を経て釈迦ヶ岳への縦走開始、疲労マックスでコースタイムよりも1時間遅れ、18時に釈迦ヶ岳山頂に到着、深仙小屋に着いたのは19時でした。
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13
日は620分発、釈迦ヶ岳南西の尾根を下り10時には駐車場着。2日間の沢登りと縦走でお腹一杯、夏合宿気分を堪能しました。

大峰 前鬼川

大峰 前鬼川 遡行

                       2016年7月17日(日)
                         TN UR本 T(記)

 梅雨も明けきらぬ不安定な天候状況の中、休みが合わせられるということで
大峰沢登りへ出発する。現地で雨ならピークハントに変更ということで各メンバー
に確認する。沢には行きたいが歩きのピークハントは嫌というメンバーも多く、
参加メンバーが二転三転するが結局3名で行くことにする。
 20時に伊丹を出発し、前鬼へは24時前に到着する。国道169は相変わらず
猛スピードの車が多く、つられて分岐を見逃して暫く後戻りする。
 ギターと合唱の宴のあと就寝3時。相変わらず夜中になってしまった。
 翌7時起床。8時出発。駐車場から少し歩くと沢への降り口があり、思わず
黒石谷へと遡行しそうになるが途中で気づき前鬼川へとUターンする。
 30分ほどして前鬼川分岐に到着し、気合を入れ直して遡行を開始する。
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 天気は曇りだが相変わらず水は美しい。透明度が半端ない。この綺麗さを
見るだけでも来たかいがあるようなものだ。微妙に難しい大岩などをかわしながら
しばし出てくる秀麗な美瀑と釜を愛でながらようやく大滝に到着。10時過ぎ。
 ここは滝の左岸を低巻きしながら上部へ行こうとするが途中でロープが要るとの
判断になり、やや手こずる。メンバー3名の思惑がバラバラなので意思疎通も
捗らない。私も今日は半分歩きの積もりだったのでどうも気合も抜けていた。
 とりあえずU君に上部まで登ってもらいロープをFiXし、後続2名が登る。
 たったそれだけのことが妙に手間取った。さて、滝の上部落ち口に来てみると
やや水流が多く、ここを飛び越えるのは命がけとなるのでどこか巻きはないかと
探すと左岸に下降用お助けひもが見えるので、そこを目指して小さく高巻くことに
する。踏み後は明瞭。その後しばらく遡行すると通過できない滝が現れたので、
右岸からロープを出して巻くことにする。Tリード。久々のリードで緊張する。
 後続が来られるかと心配したが、取り越し苦労だった。その後も真っ青な前鬼
サイダーブルーに感動しながら、時折思い出したように降る雨に追い立てられながら
、思い出したように照る太陽に体を温めながら水垢離場に到着する。
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真夏なら水中にドボン大会になるところだが微妙に寒いので見学だけして通過する。
 通過しながら前鬼宿坊への分岐道らしいところをこれかもしれんなあと思いながら
通り過ぎてしまった。次第に大岩が急峻になり、なかなか乗越に手間取る。
 約1名がどんどん先に行くので考える暇もない。ある程度遡行した、2段ジャンプ
滝?のところで何となく詰めすぎていることを感じ、スマホGPSで確認しようと
したら、「飯ですか?」と惚けた質問。この状況がわかっていない様子だ。
 反応の遅いスマホGPSを待つ間に5分間だけ沢の上部を偵察に行くように指示する。
 GPSが現在地を補足と同時に斥候も帰ってきて、登りすぎていることを確認する。
 14時30分。引き返しは時間を優先して右岸から踏み後を辿って悪場を巻く。
各メンバーに絶対バラバラに行動しないように厳命して水垢離場へと戻ると、
丁度後から登ってきた大学生パーティが休憩しているところだった。
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早速世間話をして登山道の情報を聞き出す。登ってきたときには気づかなかった赤テープが沢山
目印としてあるではないか。自分の視野の狭さに反省する。或いはヒルの恐怖に
怯えて、樹林帯の中へ入ることを躊躇したのが見落としの一因かもしれない。
 暫く休憩してエネルギーをため込んでから、一気に前鬼宿坊へと駆け上がる。
 ヒル君のおかげで血糖値が高いにも関わらず走るように阿闍梨峠まで達した。
 そこからは下りで小1時間で宿坊に到着。ヒル君たちと記念写真などを撮りながら
行動食を食べていると靴から沢山ナメクジのような生き物が出てきたので急いで
駆除する。幸い各自出血はなかった。
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 また小一時間をかけて16時頃、駐車場に戻り、前鬼の水で煎れたコーヒーなどを
飲んで寛いでから神戸へ向かった。途中、津風呂湖温泉に立ち寄る。ひなびた温泉と
料理で山里の雰囲気に浸ることができてなかなか良かった。

 NOTES:
  近年、個人主義も増えているとは思うが山に入ればパーティは運命共同体。
  何も考えず突き進んでいれば日暮れも近づいたころ、幕営装備もないまま
  孔雀岳の見えるところまで来て、朝まで途方に暮れていたかもしれない。
  繰り返しになるが、山では個人主義は捨てよう。自惚れや過信も遭難の
  誘導剤になる。やはり歩きが基本か。


6月14日(火)播州 倉谷、沢登り。メンバーK・T(記録)

山岳会に入会し、縦走・ロッククライミング・アイスクライミング・雪山テン泊…と、様々な山行を経験した今、いつチャンスが訪れてもいいようにスタンバってたけど、遂に「その時」がやってきました!!

そう、それは「沢登り」*\(^o^)/*

場所は兵庫県、播州の「倉谷」。

前日迄雨続きで当日は梅雨の晴れ間、しかも山岳会の超ベテランのKさんからマンツーマンの手解きを受けられるという、なんとも贅沢なデビューとなりました。

Kさんのアドバイスで購入した高性能の沢用ウエアを全身に身にまとい、10時入渓!


なだらかな道を歩き始め、程なくして現れた一つ目の滝。

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ここはロープを出して右側から登ります。
もちろん私はセカンドで。

登るKさんの動きを一つ一つ頭の中で録画するが如く神経を集中して見上げながらビレイします。

華麗なムーブでいとも簡単に上まで登るKさん。

そして遂にいよいよ人生初の沢登り一登目がやってきました!

いつもなら充分体重をかけても大丈夫な位のホールドも、水や苔で滑る滑る(^。^)

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滑って咄嗟に掴んだ草は、案の定「ブチッ!」と切れ、苦し紛れに掴んだ草も期待を裏切らずこれまた「ブチッ!」とf^_^;)

これ以上滝の壁の草むしりをするのはやめ、確実な岩だけを慎重に選んで登る事にしました(^.^)

そして無事到着〜〜*\(^o^)/*


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その後も幾つか何十メートルという高さの滝を登り、美しい滑滝を歩くなか、Kさんが、
「ここから先歩き。自分でルートファィンディングしながら先に登るのが楽しいから。」
と(*^^*)

それまでKさんの後ろから忠実に後を追ってた私が先に歩き出した途端、その意味がわかりました!

数十センチ違うところを選んで歩くだけで、その表情が変わる沢の奥深さ!未知のルートを開拓するようなアドベンチャー感がたまりません*\(^o^)/*

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流れに逆らい遡上する気分は、すっかりインディジョーンズ(≧∇≦)

その時私は、大きな岩が転がって来ても、虫の大群が押し寄せても勇敢に進む冒険家と
化していました(#^.^#)



それにしてもネットで下調べをしていた中、水量は私の想像を遥かに超えており、Kさん曰く、「過去最高の水量」だったそうです^ ^

そして沢の水が殆ど無くなるまで上流まで登った後は、山頂の段ガ峰まで道無き道を藪漕ぎして進みます。

滝が連続する山だけあって、半端ない急登(^^;;
暑くて何度も水着一枚になろうと思ったけど、傷だらけになるのがわかっていたので我慢しました(^。^)


そしてやっとの事で稜線に出ると、其処に待っていたのは、素晴らしい眺望!

2人で熊笹の上に寝転び、流れる雲を眺めていると、さっきまでのインディジョーンズから、頭の中は一気に「枕草子」にシフトします。

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ゆったりの流れる白い雲、鳥の囀り、頬を撫でる風。


一昨年前の冬はせいぜいスノーシューで楽しむくらいが関の山であった私が、昨年は厳冬期の北アルプスでテン泊までする様になり、自分の理想である「地球と遊ぶ暮らし」に一歩近づいている気がします^ ^

肌を刺すような空気の冷たさ、岩の鋭さ、水の激しさ、苔の優しさ、そよぐ風の心地良さ、水底から見上げる水面に揺らぐ太陽の眩しさ。

以前は漠然とした理解しかなかった「枕草子」の意味が、その情景を鮮明に思い描けるようになったのは、自分が自然と向き合い出したからだと思っています。

五感で自然を感じ、その恩恵を楽しむ暮らしの幅をもっと広げていきたいと思う中、安全に、そして実りある山行が出来るのも、山岳会に入ったからこそ。


素晴らしい時間をありがとうございました!

2016.6.19 比良 奥ノ深谷

2016.6.19 比良 奥ノ深谷 メンバーOTAUI(記)


「久しぶりに沢に登りたい!」「ん?既に前回の沢登りから約2年が経過している!?」「これはいかん!!」・・・・という訳で、何かと思い出深い?奥ノ深谷遡行へ参加させて貰う。


6月19日(日)

6時にテントから起き出し、F社の高価な沢服を身に纏い準備を整え出発する。

恰好だけ?は気合十分だったが、早速、雨が降り出し出鼻を挫かれる。

「なんだかな~俺ってやっぱり雨男!?」と皆さんに申し訳なく思いながら、林道を駆け上がる。快速のOさんについて行くだけで精一杯だ。快速過ぎて危うく入渓地点を行き過ぎるところだった。

準備して沢に入るが、アッという間にOさん、Uさんの姿が見えなくなってしまう。

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こりゃ追いつかないかもと半ば諦めつつ進むと、
F1上でちゃんと待ってくれていました。

F2は左岸を巻いて大岩右横の滝をへつりながら登ったのだが、今日一番の核心が早くも訪れた。(勿論自分にとって!)久しぶりの高度感、ラバーソールの沢靴と相性の悪いヌルヌルの岩が絶妙の恐怖心!?を煽り出す。生まれたての子羊よろしく自然と足がカクカクするのを何とか堪えながらクリアー。Tさんは右岸を巻いて登ってきた。

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F3
440メートルは、左岸を登るが、雨で濡れた岩はいかにも滑りそうで嫌らしい。

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F4
F6は、まとめて左岸を大きく巻く。
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F8
は、右岸を木の根っこを掴みながら高巻いたのだが、ここは結構立っていてスリップは許されない。

F9は、右岸をへつり、水流にドボンして滝の中ほどを直登する。
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F10
は、滝の左側から右へ抜ける。
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F11
は、深い釜の左岸をへつって登り、滝の落ち口を右に抜けたのだが、ヌルヌルで滑り易くバランスがいる。
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ここでちょっとしたアクシデントが発生する。最後の
Tさんを落ち口の窪みで肩絡み確保していたのだが、丁度死角に入りロープが弛んだところでスリップ。裁いていた右手が弾かれ咄嗟に両手でロープを掴むも、一旦走り出したロープは握った掌を凄い勢いで流れていく。皮手をした掌とロープの摩擦が凄まじい。必死で握ったロープが漸く止まる。滝壺手前の滑り台で水流に態勢を立て直せないTさんが見えた。ゆっくりロープを延ばして滝壺へ流し、事なきを得る。幸い大事に至らなかったものの、自分の甘い確保でTさんを危ない目に遭わせたことを反省する。

F13は、右岸を高巻く。

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F14
は、ゴルジュを見下ろしながら岩の右岸を通過し、抜けたあたりで一息入れる。

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F15
の岩間斜瀑は真ん中あたりを登って抜ける。
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先のナメが美しい。
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少し進むと深い釜が現れる。夏の暑い時期なら間違いなくドボンだが、なんせ寒いうえに雨が降っており、冷えた身体ではとても入る気になれない。残念ながらパス。

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F16
は、右岸を登る。
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F17
は、右の小さな滝を抜けたのだが、Uさんは果敢にも強い水流の左を抜けていた。

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続くナメ滝の左を抜け
5分程進むと登山道に合流し、遡行を終える。
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一息入れて、本降りの雨の中、滑り易い登山道を慎重に駆け下る。


悪天候の中、皆さん、お疲れさまでした!


0650P0740入渓地点~1000登山道~1130P

2016.3.19~20 仙丈ヶ岳

2016.3.1920 仙丈ヶ岳 メンバーHI(記)



「今シーズン、もう一つ冬山へ行きたいなぁ!」

ということで、予定が合ったHさんと無謀にも2日!?の行程で南アルプスの女王へ



3月19日(土)

夜の高速を伊那へ向かうが残念ながら大雨、駒ヶ岳SAでのんびりして雨をやり過ごす。幸い戸台の駐車場に着いた頃に小降りになり、雨が止んだ1030頃出発する。駐車場には15台ほどの車が停まっていた。

丹渓山荘跡までは延々と単調な河原歩きで、寝不足の身体に堪える。
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角兵衛沢手前あたりから雪がちらほら。八丁坂の急登は雨で溶けた雪が滑り易く気を遣う。
尾根に乗ると雨の後の割に、そこそこの積雪量だったが、先行トレースを有難く辿らせてもらう。
途中、
Hさんが、雪面に「天使の羽根?」なるものを作ってはしゃいでいた。勧められたが、残念ながら登りで疲れたオッサンには真似してやる余裕が全くなかった(笑)。
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大勢のテン場と化していた北沢峠を通過し、
1700少し前に北沢長兵衛小屋前に到着。水場があるのが嬉しい。整地してテントを張り、夕食を食べて速攻爆睡する。非常に暖かくぐっすり眠れた。先月の阿弥陀南陵との寒暖落差が凄まじい・・・。


◆戸台駐車場
10301650北沢長兵衛小屋前BC

3月20日(日)

0500出発予定が若干寝坊し、0540頃アタックザックで出発する。
北沢峠から尾根を忠実に辿る。
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幸い先行者の有難いトレースで膝位のラッセルすることなく高度を稼ぐ。樹林帯の中の単調な登りがしんどい。標高
2400メートル付近で、先頭を行く若者3人パーティーに追いつく。追い越すが思いのほかラッセルが深く苦戦する。特に藪沢大滝ノ頭手前のトラバースの雪が深く、後から追いついてきたパーティーとラッセルを交代しながら進む。
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こりゃ頂上までは無理かなと思い始めた頃、突如樹林帯から抜け出す。晴天の展望にテンションが上がるが、締まった雪上を歩く
脚の出は鈍い

そんなこんなで、小仙丈ヶ岳到着が1015となってしまう。リミットを1030に設定していたので、無情にもタイムアップ。もう少しで手の届きそうな頂上と南アルプスの山々を目に焼き付けて泣く泣く小仙丈ヶ岳を後にする。
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陽だまりとなったテン場のベンチで小仙丈を見ながらのんびり昼食を食べ、テントを片付けて下山開始。
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これまた長~い河原を延々と歩いて漸く日没直後に駐車場到着。「やっぱり2泊3日は欲しかったな」と、ひしひしと感じながら温泉で疲れた身体を癒して帰路に着く。
Hさん、強行軍!?お疲れさまでした。


BC05400820藪沢大滝ノ頭~1015小仙丈ヶ岳~1245BC13451830戸台駐車場


阿弥陀岳南稜 part2

阿弥陀岳南稜           平成28年2月6日ー7日

                 I瀬、M居、U本、T(記)

 

 恒例行事となりつつある冬の阿弥陀南へ、またしても行くことに

する。なんせ休みが二日しか取れないので、他に行くところが思いつかない。

 会の共同装備として、M社の4人用テントを購入したので早速

それを使わせてもらう。念のために、従来から使用しているE社の

5人用も車に積んでおく。

 前夜22時に伊丹を出発し南諏訪まで高速を走る。舟山十字路には

3時ごろ到着し、急いで仮眠する。翌朝7時起床、8時出発。

DSCF1215(青ガレ)

 何回も歩いているはずの道を歩き、旭小屋に到着し、そこから

尾根に上がり、東進する。他のパーティに抜かされたり、追い抜いたり

しながら1,2のコルあたりのテン場に到着する。空きスペースを心配し

たが、雪も多いため合計7~8張りのテント村が最後には出来上がった。

テント完成15時。
DSCF1224(天場から拝む夕焼け)

 初めて使う4人用テントはやや狭いが、冬山でぎりぎり4人で生活でき

る広さだ。冬用外張りがないと風がスースーしてやや寒い。

 鶏塩鍋をつつきながら、焼酎のお湯割りを回し飲む。あー旨い!

 そうこうするうち、日も暮れたので寝ることにする。18時。

 翌3時起床。夜中は強烈に寒かった。冷凍庫のような寒さだ。

 狭いテントで各自荷物をまとめ、装備を身に着けて出発。5時。

P3ガリーの基部まで来てみると、先行パーティが登っていた。

1455198147819(空気が寒い)
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 暫く待機した後、登攀開始。締まった雪がべっとりついているので

登りやすい。ロープが要らないくらいだ。合計3ピッチでガリーを

抜け、多少緊張するトラバースなどを交えながらもう1ピッチロープを

出し、平坦なところに出る。そこからは歩いて阿弥陀山頂まで30分ほど。

 山頂で登頂の握手を交わし、寒さのため記念撮影は忘れて、下山を開始する。

 とにかく寒いのでまったく余裕がない。手足の指先も感覚がなくなって

きている。阿弥陀中央稜は正しいトレースがばっちり付けられていたので、

迷うことなく下山できた。しかし上部は結構急斜面なので注意が必要。

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(御小屋尾根遠望)






 舟山十字路着。14時。もみの湯によってから帰神。22時解散。

 

NOTES:

 ・12月と違い、2月の南は雪が付いていて核心のガリーは通過しやす

  かった。その代り二日間とも強烈な寒気で、ポケットの中のゼリーや

  チーズも皆凍ってしまった。

 ・手袋は薄手と中厚手を持参したが、厚手でないと2月の寒気には太刀

  打ちできなかった。

 ・靴はM社のアルパインクルーザー3000だったが、底を張り替えて

から微妙にサイズが大きくなり、遊びが大きくなった。+インナー靴下

1枚で丁度か。今までは厚手1枚だったが。

 ・ここまで寒いと各装備にも気を配らないと簡単に体温が奪われる。

  稜線でのコンロなしのツエルトビバークは死に近いだろう。

 ・昔は邪道と言われた使い捨てカイロも、現在では大変にあり難い装備だ。

  凍傷予防にも必須。

 ・雪山ではほとんどコールが聞こえない。笛も前後のパーティと混信する。

テンションをかけたロープで意思疎通できるまで練度を上げておかねば。

 ・M社のステラリッジ4は長方形のため4人で寝るときは互い違いに体を

寄せ合うことになる。寝相の悪い人は要注意。縦方向には荷物が置ける。 

総合的にはH社の5人用の方が重たいが正方形で4人で使いやすい。

 ・最初の計画通り3人パーティなら、P3手前で引き返すのが賢明な判断

だったと思われる。皆さん、お疲れさまでした!

 

 

 

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