2020年10月

御在所 中尾根

はじめまして

新人の岸本です。

藤本さん、谷口さんの御在所中尾根にご一緒させていただいたので、拙筆ながら報告いたします。



集合場所は裏道登山口から30分ほど歩いたテン場。
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お二人は昨日、一ノ壁に登ってらっしゃったそうで、テント泊明けです。


さて、早々と準備を済ませアプローチ。
一時、藪をこぎを強いられ、道を疑った場面もありましたが大きなロスもなく、P4取り付きへ。


8:30ごろ登攀開始。
P4、1ピッチ目のチムニーは谷口さんリード。
チョックストーンの下をもじもじとかいくぐる愉快なルート。

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そして2ピッチ目、藤本さんリード
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ビレイをさせてもらいましたが、ルートの兼ね合いを見て左右別々に繰り出すダブルロープの操作が面白い



そこから少し歩けばP3の取り付きへはすぐ!
そして3ピッチ目、リードさせてもらいました。
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落ちるような場所ではないものの、初めて実戦で使用するカム。キマりそうな場所を血眼になって探します。

アドバイスをいただきながらなんとか登りきったところで、P3とP2へのコルへ懸垂下降。



12:45
おやつタイムを挟んで2ピン目のハンガーが取れて危ないとウワサのP2、ルート核心部。

私は震え上がっていましたが、ここは谷口さん、バチッとキメて下さいました。
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そのピッチを登り終えると、今度は吹き付ける風の寒さに震え上がる一同。
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そして凍えながらも最後にオニギリ岩のてっぺんまで藤本さんリード。
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P2頂上で、P1へと続く隣のワイドクラックを眺めて「ここで終了するパーティーが多い」と、下降することに。

(帰宅後、先日中尾根に取り付いた別メンバーがしっかりP1まで登ったという記録を見て、ショックを受ける。)


14時半ごろ(?)
P2取り付き→中尾根バットレス基部へとラッペル。

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そのまま、下山路途中の一ノ壁で1本登らせて頂けることに。


テンクォーター5.10a
特段難しい箇所はないものの、ボルトの間隔が広い広い。クリップする度、遥か頭上に見えるボルトに足がすくみます。
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「え、あそこまでボルトないの?」
たぐり落ちしようものなら、それは派手にフォールすることでしょう。
 登りきってみると無駄なボルトを廃したピリ辛い良いルートです。



程よく御在所を満喫した16:00ごろ、一ノ壁基部から下山


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テン場でデポを回収した後のボッカ。


初ダブルロープ、初トラッドと初めてづくし、怖じ気づきっぱなしの初山行でしたが、先輩方のフォローのおかげで楽しむことができました。

P1に登るという宿題ができ、自身の課題も発見できたとても良い山行でした。

2020.10.7 温故知新+友人登路

2020.10.7 雪彦山 温故知新 友人登路 の記録
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こんにちは、岩瀬た、です。

フリークライミングに良い季節になってきたので、雪彦山にマルチピッチをしに行ってきました。
今回は、マルチピッチのクライミングでは初めてパートナーを組む会外の友人のよっしーさんと。
目標にしているルートやクライミングの能力もだいたい似たような感じ(だと思っている)なので、「よし、友人登路やってやるぜ!」と意気込んでの継続登攀でしたが、個人的にはヒラニアガルバに引き続きド敗退で、良くも悪くも自分の身の丈を思い知らされるトライでした。


以下、山行記録です。
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◎メンバー

よっしー
岩瀬た


◎装備

8.2mmx50mダブルロープ
クイックドローx10
ヌンチャク60cmx4
スリング120cmx4、240cmx2
30Lザックx1


◎行程

山行前夜に軽く飲みながらいろいろ喋る。
春に予定している七面山南壁に、よっしーさんは来週行くらしい。
どんな行程を組むのか、装備はどうするのかなど意見交換したりして少し夜更かし。
かなりシビアに軽量化を図るようで、参考になった。
就寝時、ぼちぼち冷えてきた秋の夜、よっしーさんはエマージェンシーシート1枚で寝れるか実験してました。(多少寒かったけれど、眠れたようです)

翌朝、まずは温故知新に向かう。
雪彦山系の配置的に、継続登攀の場合は友人登路→温故知新の方が自然な流れになりますが、友人登路の1ピッチ目が難しいらしく、最初にそれに取り付くのもなぁ、、、という感じで、若干不自然ながら、温故知新からスタート。
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温故知新は去年の2月に偽物の春の陽気に誘われてYさんと登って、結局ただただ寒かった思い出が強い。楽しかったけれども。
今回は前回リードしなかったピッチをさせてもらって、生意気にも「こんなサクッと終わる感じだったっけ、、、?」と思いながら登ることができて、少し嬉しい。
よっしーさんは初めての温故知新で、無事にオンサイトでイェーイという感じ。
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懸垂下降3回、着地点に迷いながら取付まで降りて友人登路へ。

取り付きでゆっくり休憩して、ラインをよくよく見て、よっしーさんリードでクライミング開始。

見た感じからわかるけれど、出だしから難しそう。
1ピン目をかけて、あぁでも無いこうでも無いと四苦八苦したのちに、ついにわからずクライムダウン。
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リード交代で僕の番。
よっしーさんの登りを見つつ、「あのホールド使えるんじゃないか」「ムーブはきっとこうだ」と想像する。
いろいろ考えてから登ったけれど。2ピン目をかけてから完全に行き詰まってしまい、クライムダウンすることもできずにテンションしてしまった。
あぁ!情けない!!!オンサイトトライ終了!ごめんなさい!

ということで、リード交代。
結局、2ピン目から3ピン目にかけてが結構難しくて、A0して1ピッチ終わらせて敗退としました。
トップロープにしてムーブ解決するか、または三峰の上まで抜けるかしばし迷いましたが、ここは潔く敗退して、実力をつけてまた来ようと下山。

駐車地に着く頃に雨が降ってきたので、結果オーライでした。

————————————————————

以上、簡単な山行記録でした。
この冬の間に猛烈に練習して3月か4月にまた来ようと思います。
よっしーさん、またよろしくお願いします!!


山岳会の山行ブログですが、個人的な記録として、今の自分のボルトルートのクライミングの能力(スポーツクライミングの能力?)をメモしてみようと思います。たびたび見返す予定。
なにかアドバイスある方は、是非お願いします!
5.11a
・駒形岩 サイレントティアーズ RP
・烏帽子岩 ジャスティス RP
・烏帽子岩 寄ってらっしゃい RP
・烏帽子岩 おじいちゃんのドタドタ落ち RP
・不動岩 ペガサス RP
・不動岩 私の彼は左利き FL
・石切場 猪鹿蝶 RP
・不動岩 ずっこけぽんた RP

5.11b
・駒形岩 プロミネンス RP
・駒形岩 フィギュアヘッド RP
・不動岩 春一番 RP
・備中 バットマン RP
・不動岩 ルートココ RP
・雪彦山 友人登路1P目 宿題

5.11c
・備中 エロンティアスピリット RP

5.11d
・姫路 バトルシップ RP

レッドポイントばかりで、オンサイトはせいぜい5.10bとかなのでもっとオンサイトトライを大事にして、落ち着いて確実にリードできるようにならないとと思います。トライ中の集中力が全然足りて無い気がする。僕が知ってる限り、見ていて安心できるような、しっかりしてる人はやるべき時の集中力がすごい。(気がする)
クライミングや山登り関係無く、やりたいことをやるには、いろんな知識や経験や感の良さや段取りの良さや、1人でやるにしてもコミュニケーションの能力や、他にもいろいろ必要なんだろうなと思います。
夏冬問わず行きたい山に行くにはいろんな必要な能力がある中で、僕は兎にも角にももっとフリークライミングが強くならなくてはと思っていて、9月からジム通いも再会してやる気満々でまぁまぁ良い感じにクライミングのトレーニングはスタートできてるはず。
この冬はフリーに打ち込んで、その集大成として次の6月に七面山を予定していますが、やるからにはやはりオンサイトしたい。
あと半年で、アプローチほどほどに長く、5.11-を2つも含む11ピッチ450mをオンサイトできるようになるにはどんな経験をしないといけないのか、よくよく考えながら毎日を過ごしていこうと思います。

ここをスタート地点として、七面山に行くまでに
・集中力
・「やべーダメかも」とよぎった時に粘って解決する力
この2つを自分の中に取り込んで行きたい!



御在所岳前尾根

御在所岳前尾根

橘・須川(記)

 

最近クライミングの練習も出来ているので、久しぶりに挑戦したいと思っていた御在所岳
前尾根に橘さんと行ってきたので報告します。

 

21時半にJR西宮駅で集合し橘号で出発。新名神高速道路の菰野ICから行くほうが早いよ
うだが、高速料金が高いという理由で名神高速道路の栗東湖南ICから地道で行く。鈴鹿ス
カイラインの裏道登山道出会いで幕営するが、峠を走る走り屋が多く山の静けさが爆音で
かき消される。明日の天気予報はあいにくの雨。晴れることを祈りつつ、ささやかな宴会
で昔話に花を咲かせる。

 

翌朝、テントを叩きつける雨音で目が覚める。諦めムードが漂う中、ダラダラと過ごす。
7時ぐらいから日帰り登山の車が続々と到着してきた。雨の中縦走するらしい。クライマ
ーのガチャを準備する金属音も聞こえる。我々も「せめて取付きまで」と、重い腰を上げ
て出発する。途中から雨も止んできたが視界が悪くウサギの耳に気づかずに迷いながら藤
内壁出会いに。
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ここまでくると記憶が鮮明によみがえり前尾根取付きまで到着。当初はP7P6は巻ける
ので無理しないようにと思っていたが、先行パーティーが登っていたのでその後を登らせ
てもらう。取付きのP7は須川がリードする。下部のクラックは直登するが上部は右にエ
スケープした。1番と2番のカムが効き、終了点はしっかりしている。雨が降ったりやん
だりしているが、ルートを選べば難しくないので快適に登れる。
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P4位から先行パーティーがつかえだし渋滞に。10月の日曜日の人気ルートなので致し方
ない。順番待ちの中、他パーティーと話を弾ませ本チャン気分を味わう。P3も抜けてい
よいよP2ヤグラに。前回来たときは登れなかった課題ルート。今までの登攀でテンショ
ンも上がりクライマーズハイ状態なのでリードさせてもらう。下部は雨で濡れておりヌル
ヌルで気持ち悪い。上部は高度感で緊張する。ザックが邪魔だがズリズリとなんとか登り
切り登攀終了。
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今までの緊張が解き放たれ一気に疲れが襲う。すっかり雨も止み裏道登山道で下山。
湯の山温泉の国民宿舎で日帰り入浴(500円)で疲れを癒す。

 

まとめ
天気が悪く、諦めムードが漂う中なんとか完登できてよかった。難しいフリークライ
ミングは苦手だが、簡単なマルチピッチクライミングは本当に楽しい。最高の山行を
共にできた橘さんに感謝。また行きましょう。


2020.9.30 石ヤ塔

2020.9.30 奈良県 石ヤ塔 の記録

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こんにちは、岩瀬た、です。
OKDさんと石ヤ塔のヒラニアガルバに挑戦してきました。
結果的には、全くもっての実力不足で、墜落こそしなかったものの、緊張しながらカムにテンションかけてA0を交えてどうにか1ピッチだけ登って、あとは登れそうなところから登るという感じで「ザ 敗退」でした。

しかし、敗退したなりにクライミングをやめずに頑張ってトップアウトしたし、下降の懸垂の具合やアプローチ含めて行って帰ってくるまでに必要な時間もわかったので、良い経験になったと思います。(というか、良い経験にしていきたい!)

以下、山行報告です。
————————————————————

◎メンバー
岩瀬た
OKD


◎装備(主な物)
8.2mmx50mダブルロープ
カム#0.3〜#4 x2セット
クイックドローx6
ヌンチャク60cmx4,120cmx4
スリング240x2
テーピング


◎行程概要
6:00 駐車地
6:10 入山
7:00 “扉を開けて”取付、登攀開始
8:30 “ヒラニアガルバ" 取付、休憩
9:00 “ヒラニアガルバ” 登攀開始
10:00 “ヒラニアガルバ” 1P目終了点
ここで心が折れかけて、もう降りるか迷う
10:20 “陀羅尼”3P目 登攀開始
11:00 “陀羅尼”3P目 終了点、休憩
11:15 “陀羅尼”4,5P目 登攀開始
11:30 第1岩峰頂上、休憩
12:20 下降開始
13:30 “扉を開けて”取付
13:50 池郷川にて休憩、沐浴
15:00 駐車地


◎行程詳細

6時に駐車地に到着。準備をして出発。
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林業用のモノレール軌道に沿って池郷川まで降りる。
吊り橋を渡って、大きな岩小屋をくるっと巻き、なんとなく残った踏み跡に沿ってガレたルンゼを通ったりしつつ第1岩峰の方向に目星をつけて歩く。
駐車地から1時間かからないくらいで、思いの外スムースに第1岩峰東面の基部に到着。

”扉を開けて”の1ピッチ目と”第1岩峰ノーマルルート”の2、3ピッチ目を使ってヒラニアガルバの取付までアプローチ。
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今回とったルート取り

・1P目 “扉を開けて1P目” Ⅲ 45m OKD
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コーナークラック沿いに、立木などでプロテクションを取りながら登って、ルンゼを上がって見えなくなったところでピッチを切る。
半分木登りみたいなピッチだった。

・2P目 “ノーマルルート2P目“ Ⅳ 40m 岩瀬た
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出だしの凹角がクライミングって感じで、それを抜ければまたしばし歩き。
良いとこまでロープを伸ばして、適当な立木でビレイ。

・3P目 “ノーマルルート3P目” コンテ
トラバースする感じで、なんとなく広くなってるっぽいところめがけて歩く。
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ヒラニアガルバ取付は小広くなっていて、そこでテーピングを巻いたりして、気合い十分さあ行くぞ!と登り始める。
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・4P目 “ヒラニアガルバ1P目” 5.10a 25m 岩瀬た
緩傾斜を10mほど登って、凹角に走るクラックからクライミング開始。
核心はハング超えのところかなぁと思いながら登るも、その少し手前くらいから「あれ、なんか結構難しいぞ、、、」と詰まり始める。
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ハンドジャムが効くような、フィストにした方が良いような、でも足はどうしたらええんや!と迷いつつクラックの中にカチもあったのでそれを使いながら騙し騙し登るも、ハング手前で完全に行き詰まってしまって、徐々に力尽きてしまってあえなくテンション。
手が痛い、、、!!どうしたら登れるのかよくわからんぞ!ずりずり登りで行ける感じでも無いしフットジャムがキマる感じもしないし。。。わからん!
と思いつつ、2、3回トライして、困りかねてカムを掴んだりしつつ、どうにかハングの上にカムを決めてまたテンション。
その後は傾斜も緩んで足もわかりやすい。
しょっぱい気分で終了点の立木まで。

OKDさんもカムの回収やムーブに四苦八苦しつつ上がってくる。1つ#4のカムがスタックしかけていたようで、回収大変だったみたい。申し訳無い。
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終了点でお互いの登れなさ具合に笑いながら、次のピッチはちょっとやめとこう、、、となり、この後どうするかしばし会議。
「これは、もっとクラックの練習してから来ないとあかんな、、、懸垂下降します?」と心が折れかけていたけれど、まだまだ時間もあるし、ヒラニアガルバの隣に走るクラック(陀羅尼のライン)やトポを眺めて、どうにか頂上まで行けそうだったので、クライムダウンできるところまで行って様子みてみようということにして、登攀再開。

・5P目 “陀羅尼3P目” 5.6 20m 岩瀬た
広めのクラックだったので、プロテクションが取りにくかったけど細い立木に気持ちばかりのランニングをとって、7mほど登ってしばし考える。
ちょっとクラック広くて嫌な感じだけど、まぁフェイス面に足も結構ありそうだしプロテクションもどうにかなりそう。行けるやろ。と覚悟を決めて登ると、あっさり登りきれた。最後は少しランナウトしてしまったけど落ち着いてホールドやムーブを探れて、判断も含めて実力に見合った良いクライミングだった。
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・6P目 “陀羅尼4/5P目” 5.9/5.8 20m OKD
フェイスを乗っこしてクラックに入る。
ラインどりとしては、”stoned”の核心を巻いたルート取りになる感じ。
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頂上までトップアウトして、カム3つで終了点を作る。
「登り切れてよかったー」と思いながら僕もフォローで上がる。


第1岩峰の頂上で、ふーと思いながらしばし休憩。
気持ち良い風が吹いて、山に囲まれて眼下に流れる池郷川と屹立する岩塔群の景色をのんびり眺める。とても良い景色だ。
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登って良かったなと思う。

頂上の懸垂支点から25m2回の懸垂下降でヒラニアガルバの取付。
そこから立木を支点にして25m2回、50m1回の懸垂で、基部に降りました。

下山途中の池郷川で水浴びをして、さっぱりしてモノレール軌道を登り返し。
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汗かく寸前で駐車地に到着。

下山完了。

———————————————————-

以上、山行報告でした。

余談ですが、「ヒラニアガルバ」とは、「黄金の胎子」という意味だそうで、インドのバラモン教の聖典のうちのひとつのリグ・ヴェーダの中に出てくるそうです。
神様の中の神様(神々の上に位する唯一神)みたいな存在らしいです。
なんかちょっとよくわからない存在ですが、とりあえずすごい名前がつけられたルートだったんだな。。。


ここ最近、クラックのマルチに行っていて、結構良い感じに登れていたので今回もいけるだろうと思っていましたが、甘かったです!コテンパンでした。
でも、なんやかんやと楽しかったので、名張や御在所などで練習して、またリベンジしに来ようと思います!三倉や豪渓も行きたいな。
春にフェイスクライミングのマルチピッチの目標ができたので、それまではクラッククライミングは少し置いておくことになりそうですが、それが終わればジャミング練習たくさんして来年の秋頃か、1周先の春にはまた来てヒラニアガルバやってやるぞという感じです!

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OKDさん今回もありがとうございました!

2020.0929-30 【槍ヶ岳クライミング】新穂高温泉 → 槍ヶ岳


メンバー:L 藤本(記)、谷口

ひそかに温めてた 小槍→大槍 登攀

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平日なのに登山口に一番近い無料駐車場は満車!何とかラスト一台で停める事ができた ^^;

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白出沢までの林道

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滝谷出合♪

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その後、谷口さんペースダウン!!!
何か怪しい…
あしたビレイだけはお願いしますね〜笑
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ギリ!テン場を確保
からの宴会スタート!

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共同装備のバーボンを飲み干してしまったとか
翌日の谷口さん、まあまあ怒ってたww

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酔いつぶれて落ちる前の奇跡のパシャリ!
んんんーマンダム

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朝6:00 
さあいくぜ!

登攀する面は影
気温は多分3℃
岩は冷え切っており
指先は寒さで痺れ感覚がない
でも行くしかない!

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槍ヶ岳山荘ヘリポートよりバンドをトラバースして小槍の基部へと向かう。
迷わないがガレガレで怖い (;゚∀゚︎)

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朝一、お互い口には出さないが緊張が走る
藤本、先頭をきる

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2ピッチ目、谷口
左上する残置ハーケンもあるが頭上のハングを突く!まもなくして雄叫びがあがる笑

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元役者の相方
小槍の上で舞を披露してくれるはずが…
忘れてたとか

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この後のルートを望む
曾孫槍→孫槍→大槍

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懸垂で鞍部へ
60mロープでギリ

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曾孫槍に取付く
浮石パラダイス (;゚∀゚︎)♪
終了点以外はNP

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曾孫槍の終了点は錆びたハーケン3枚

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孫槍に取付く
このピッチもでかい岩がゴソッと動く(;゚∀゚︎)
終了点以外はNP

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孫槍ピーク
高度感バツグン!
ヤッホー!

大槍ピークから谷口さん、大さん〜て呼ぶ人がいる!そこにはまさかの人が‼︎‼︎!
同じ山岳会の林君がいるー!
楽しそうなご一行で羨ましい♡

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孫槍→大槍取付への懸垂ライン

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大槍へのヴィクトリーロード
谷口さんガンバ!
あとはピークで黄色い声援を期待するのみ笑

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登ってきたピークを振り返る

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え〜!ここ登って来たの〜!
て言う可愛いのを期待してたけどてっぺんには
おじさん一人のみww

槍ヶ岳山荘着 12:00

技術的には難しくはないが槍ヶ岳という標高が
日本で5番目に高いアルパインでスパッと切れ落ちてる高度感とギャラリーの視線を受けながらの登攀は満足でした。

ぜひお勧めのルートです!

ロープ 9.8㎜ × 60m
カム C4#0.3-#3




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