2021年01月

小豆島クライミングトリップ

小豆島 クライミングトリップ

2021.01.09-10


こんばんは.林です。
小豆島クライミングトリップに行ってきましたので、山行報告します。
初日は拇岳マルチ「紅いクラック」、翌日は吉田の岩場でフリークライミングに行ってきました。
日本列島を覆う寒波の影響を心配しながら、小豆島に上陸。

神戸に比べると、マシかな。Kのマルチデビュー戦で、Kはニッコニコだ。Mさんもワクワク顔だ。


19日 
深夜1時に神戸港を出発し、朝7時半に坂手港に入港。
そこから、20分ほどで拇岳の駐車地へ。
取り付きに30分ほどで到着し、準備開始する。

赤いクラック
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8:40 1P
目 Kリード

赤いクラックを登って行くが、ジャミングはいらない。

安定した登り。

初めてのマルチで心配だったセカンドビレーも問題なし。

23人が立てる程の狭いテラス。


9:45  2P目 出だしの23mの壁を見て、MさんからKにリード交代。

Kが気合いの正対登り。見事フリーで登り切る。

事前情報通り出始めだけが悪く、そのあとは階段上に左上する。


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10
35  3P目 Kリード

初マルチに味をしめたKが「俺行くよ。」と頼もしい一言。

3連続リードトライ。これまた見事にフリーで抜けるが,ロープの出方からすると15m程度しか出ていない。途中でピッチを切ってそうだ。

ルートファインディングが難しく、確かにここでピッチを切りたくなる気持ちがわかるような場所で、立派な終了点もあった。


11:15  3.5P目 林リード。左上するトラバースルート。見た目より簡単にられた。

抜けた先は大テラス。


11:45  4ピッチ目 林リード

トラバース気味に左上する。

ガバを繋いでいき、抜け口が少し悪いが、ハンドジャムが決まる。フェイスは、細かいカチを繋いでいく好ルート。サビサビのハーケンで緊張感ある。核心ピッチをフリーで抜けられて嬉しい。ここも大テラスで、気持ち休まるが、フォロークライマーは全く見えない。 


13:05   5ピッチ Mさんリード

最終ピッチのリードで緊張の面持ち。

いいスピードでロープが出ていく。順調なのかなと思っていたら、途中で「張ってください。」とコールが聞こえる。しばらくすると再度ロープが出ていく。あとで話を聞くと、トラバースをどこまでも進んでしまい、しっかり立っているフェイスまで移動してしまったとのこと。おそらく、ダイレクトルートに合流するまでトラバースしていた?無事にトップアウト。


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13:56  
拇岳ピーク!!

ピークに立つと、西風が襲ってきて寒い。

Mさんが用意していた原液のカルピスにお湯を注いで飲む。

最高のロケーションとシチュエーションでホットカルピスなんて、最高すぎた。


ロープをまとめて下山開始。

ピークの反対側に進むと、フィックスロープがあり、そこから下る。要所要所で下山わるい。15分ほどで取りつきまで帰ってこられた。


14:45下山完了
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ルートファインディングが難しく、腐ったハーケンなどで繋いでいき、アルパイン的な要素を含んだルートだった。終了点は、トポにないものも含めて散見されたので、どこでピッチをきるかは、チームやクライマーの判断でのぼるといいと思った。



5.9
AOルートであったが、オールフリーで抜けることができて、みんな満足そうであった。
 

予定時間より早く終わったため、吉田オートキャンプ場にテントを張ったあとに、吉田の岩場の偵察を兼ねて、近場のエリアに登りにいくことに。


◉吉田の岩場 夕暮れロック

3の男 5.10c  MOS   

トップガン 5.11b MOS  林 OSグレード更新!!最高!


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2人は慣れないマルチの後だったこともあり、満身創痍で普段の登りを発揮できずに終了。

夜は、ちぐさ旅館で夕食だけ食べた。暴力的な食事の量と魚の鮮度にびっくりした。翌日のクライミングのことを考えると、食事は少なめにしよ。とか思ったけど、ご飯を4杯おかわりした。テントに戻ると少しだけお酒を飲んで、眠りにつく。



110日 吉田の岩場

夜中、なんでわかってくれんの?とか寝言を言ってたらしいけど、とてつもなくスッキリした朝を迎えた。


1日で回るのは不可能なほどエリアもルートの数も多い。みんなで行きたい場所やルートを話しあって、エリアを選択。


◉気持ちんよかロック

ランナウェイ 5.10a  林 MOS

大人気ルートのスラブ。アップでつかうには痺れた。

2人はトップロープで触り、みんなノーテンで抜ける。


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きもちんよか 
5.10a 

ランナウェイの横のルートで、NPルート。カムを持って行ってなかったので、全員トップロープで触る。


クリクリパンダ 5.11a 林 MOS 

乏しいホールドで足でちょっとずつ高度を稼いでいくバランス課題。


◉京都ロック

川の流れのように 5.9 K MOS R.p

川が流れた後のような綺麗な模様のルートを登っていく。


大阪時雨 5.9  MOS R.pK 1テン

出だしだけが悪いが、そこをクリアしたら、楽々に上がれる。


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◉ベムロック

雷火 5.11a  林 MOS

お買い得イレブンのため、やってみる。抜け口のカチに気づかず、かなり辛かったが、なんとかオンサイト。Kは、初のイレブンR.pに意気込んでいたが、前日からの疲労が祟って断念。Mさんは、烏帽子で鍛えたスメアを多用し、美しく登るが抜け口が解決できず。

2人とも次回の宿題に。


try and go  5.11b 林 MOS

下部のボルダームーブを超えた後も悪いセクションが続く。核心は、まさにルート名通り。

長めのルートで5.11bオンサイトは嬉しすぎた。


ウキウキ 5.9  Mさん OS

最後にMさんが取り付く。ベムロックの1番右端のルート。下から見ている分には階段?と勘違いするような感じだが、一つ一つのホールドが遠い。Mさんは、身長も高くはないのでかなり辛そう。何度も行ったり来たりを繰り返し、順調に高度を稼ぐ。気づけば安定した登りでオンサイト!しっかりお土産ができて満足げだ。


フェリーの時間もあり16時に撤収。

帰りに醤油ソフトクリームを食べて帰った。うまい!


一瞬で過ぎ去った小豆島クライミングトリップ。

前述したが、大寒波でも楽しめて、冬の山行としては最高だった。

2020.12/23-12/24 裏同心ルンゼ&小同心クラック

こんにちは、M本です。12/23-12/24にかけて八ヶ岳に行ってきました。
結果は虚しい結果となりましたが、反省がてら記録にします。以下、参考記録です。

メンバー:M本(L)、N野(SL)、I橋

12/23
21:30 三宮発
5:45 美濃戸口着
6:30 美濃戸口より入山
10:00 赤岳鉱泉着
11:00 赤岳鉱泉発
13:30 F2
14:40 F3
15:30 打ち切り
16:10 大同心稜合流
17:40 赤岳鉱泉着
20:00 就寝

12/24
3:30 起床
5:45 赤岳鉱泉発
6:40 トラバース開始(これよりルートミス)
8:30 引き返し
10:00 トラバース地点(正規)
11:00 赤岳鉱泉着
12:00 赤岳鉱泉発
15:00 美濃戸口へ下山

<詳細・反省>
21:00頃三宮に集合。N野さんのヴィッツにデカザック3つを詰め込む。21:30三宮を出発。重量のせいか、うまく加速ができないらしい。サービスエリアでカーボローディングを挟むなどしていると、到着予定が偉く遅れてしまっていた。結果、ろくに仮眠もとらず美濃戸口を出発。
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途中山ガールごっごなどして、赤岳鉱泉着。
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その後、用意などして赤岳鉱泉を出発。本日は裏同心。F1はアイス初めての人もいたので、念のためロープを出す。その後F2。I橋君リード。
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フォローのN野さん。
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F3はN野さんリード。少し不安でしたが無事抜けてました。ここで時間が厳しいのでタイムアップ。大同心稜目指してひたすらトラバース。無事合流。ヘロヘロになりながら赤岳鉱泉着。夕食はキムチ鍋。のち、就寝。

翌日、起床。準備して出発。ここですでに45分遅れ。6:40、右側にトレースもあり、写真で見たことがあった風景だったのでここをトラバース地点と勘違いする。しかし、誰一人気付いていない。
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トラバースのち、微妙な違和感を覚えつつ進む。一応踏み跡有。かなり危険なトラバースを2つ超えたあたりで流石におかしいという話になり、引き返した。かなりヒヤヒヤした。
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しかし、その後も踏み跡は続いていた。なんなんだろうか..。なんとかトラバース開始点付近まで戻ったが、正規ルートが知りたくなったので、上に上がってみると、まさかの正規ルート発見!どうやらトラバース地点を間違えたらしい。無念。
7
やり切れぬ思いのまま、下山した。

やりきれなさでいっぱいである。全体を通しての反省としては、自分含めていろいろなことに時間がかかりすぎているかと思いました。3人でのロープワークの時はリードは固定したほうが早いですね。下調べもまだまだ浅かったかと思います。近々また、リベンジもやりたいところですねー。

以上、参考記録でした。
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