日程:5/7~8
メンバー:谷川、長野
行程: 5/7 猿倉荘(1230m)9:15ー白馬尻(1560m)10:00ー杓子岳山頂(2812m)17:15ー幕営地(2620m)17:50
5/8 起床4:50ー幕営地発(2620m)6:05ー白馬岳山頂(2932m)7:40ー大雪渓8:50ー白馬尻(1560m)10:10ー猿倉荘(1230m)12:00
一か月前の山行ですが記憶を頼りに書いています。
GWの時期に今シーズンの雪も最後だろうと、白馬方面へ谷川君と一泊二日の行程で行ってきました。
白馬岳主稜はGWやから人も多いはずと静かに登れそうな杓子岳の双子尾根か杓子尾根にしよっかと相談の結果、杓子尾根を登る事にしました。
計画時、もしかしたら雨降るかもというような予報もあったが、行動中は降らなさそうとの判断で決行。
5月6日、谷川君と合流後、高速道路を乗り継ぎ猿倉荘の駐車場で仮眠。
5月7日
AM9:15より入山開始して白馬尻へ向かう、この日は山スキーのパーティーが多い様子。
白馬尻で小休止の後、アイゼンを装着し杓子尾根へ取付く。下から見ても結構藪が出ていそう。最初のほうははっきりしない尾根というか尾根中間部まで結構適当に斜面を登る。

杓子尾根取付き
ルートは貸し切り、右手に見える白馬岳主稜もこの日は誰もいないように見えた。
「誰もいないんやったら主稜でもよかったかもね。」と話しつつも、ギザギザの白馬岳主稜線を見ながらの尾根歩きも爽快なものである。白馬岳主稜も来年あたり登ってみたい。

杓子尾根斜面の様子
今年の冬シーズンは積雪は結構あったように思うが、春の気温の上がり方が大きく、尾根上に雪が載っていなかったり、藪が出ているところが多々あった。ところどころ藪を巻いてトラバースしたり、掻き分けたりと快適に登れないところもあったので、個人的には4月に登ったほうがよさそうとの感想。


稜線は雪が少ない!!
途中眼下左手に見える双子尾根にポツンと樺の木が一本立っている樺平がいい感じだ、双子尾根を登るに絶好のテントサイトらしい。
2550メートルで双子尾根とのジャンクションピークに到達、双子尾根方面よりここから先はうっすらと踏み後もあるが、途中尾根上は融雪で藪漕ぎになるので右手の斜面、雪壁状をトラバースしたりする。
雪が腐り気味のところがあったりと慎重に足を進めつつ通過。



斜面をトラバースしたり、杓子岳山頂直下の岩場
今回、稜線上もロープを出すようなところはなかったが、もっと雪が多ければロープを出したりしたかもしれないし、雪稜で確保点が思うように取れなかったりもすると思うので、ほんと条件次第なのだろう。
杓子岳山頂直下で尾根上の岩場を行くか、左手斜面をトラバース気味に行くか斜面の雪は腐り気味だしまあまあ斜度もあるので岩場を登ってPM17:15杓子岳山頂到着。

杓子岳山頂
山頂から白馬岳までの稜線は夏道が繋がっているようなのでアイゼンを外して白馬岳頂上宿舎へ向けて歩く。日没時間も迫ってきていたので途中にあった雪原にて幕営。テントを立て終えた頃に丁度雨が降ってきてテントに潜り込む。ギリギリセーフ!!
夕飯の鍋を食べたり、雪でかき氷作って食べたりして就寝。
5月8日
AM4:50起床、朝食の豚汁うどん(切り干し大根や高野豆腐がいいアクセントでした!)を食べて出発。とりあえず白馬岳頂上へ向かうが、やはり稜線上は風がきつく寒い。白馬岳山頂からは主稜の雪稜と最後の雪壁の乗越を確認。こっちも登ってみたいなあ。


白馬岳山頂 白馬岳主稜を見下ろす
本当はそこから白馬鑓ヶ岳へ向かい鑓温泉に入浴してから下山の予定であったが昨日、今日と満足したのでこのまま大雪渓から下山することにして下る。この日もたくさんの山スキーヤー達が大雪渓を登っていました。僕は経験がないけど山スキーも楽しそう。それこそ白馬鑓温泉で山スキーとか。

大雪渓方面へ下る
PM12:00猿倉荘駐車場に下山
温泉に入って、白馬村のグリンデルでご飯を食べた後、安全運転で帰ってきました。
反省点:今回50リットルザックで行動したが、テント撤収時のパッキングに手間取った。行けないこともないがもうちょっと大きいサイズのザックのほうがサクサクパッキング出来たなあと思う(気づいてはいたが雪山テン泊では少々厳しい。。。。)。
メンバー:谷川、長野
行程: 5/7 猿倉荘(1230m)9:15ー白馬尻(1560m)10:00ー杓子岳山頂(2812m)17:15ー幕営地(2620m)17:50
5/8 起床4:50ー幕営地発(2620m)6:05ー白馬岳山頂(2932m)7:40ー大雪渓8:50ー白馬尻(1560m)10:10ー猿倉荘(1230m)12:00
一か月前の山行ですが記憶を頼りに書いています。
GWの時期に今シーズンの雪も最後だろうと、白馬方面へ谷川君と一泊二日の行程で行ってきました。
白馬岳主稜はGWやから人も多いはずと静かに登れそうな杓子岳の双子尾根か杓子尾根にしよっかと相談の結果、杓子尾根を登る事にしました。
計画時、もしかしたら雨降るかもというような予報もあったが、行動中は降らなさそうとの判断で決行。
5月6日、谷川君と合流後、高速道路を乗り継ぎ猿倉荘の駐車場で仮眠。
5月7日
AM9:15より入山開始して白馬尻へ向かう、この日は山スキーのパーティーが多い様子。
白馬尻で小休止の後、アイゼンを装着し杓子尾根へ取付く。下から見ても結構藪が出ていそう。最初のほうははっきりしない尾根というか尾根中間部まで結構適当に斜面を登る。

杓子尾根取付き
ルートは貸し切り、右手に見える白馬岳主稜もこの日は誰もいないように見えた。
「誰もいないんやったら主稜でもよかったかもね。」と話しつつも、ギザギザの白馬岳主稜線を見ながらの尾根歩きも爽快なものである。白馬岳主稜も来年あたり登ってみたい。

杓子尾根斜面の様子
今年の冬シーズンは積雪は結構あったように思うが、春の気温の上がり方が大きく、尾根上に雪が載っていなかったり、藪が出ているところが多々あった。ところどころ藪を巻いてトラバースしたり、掻き分けたりと快適に登れないところもあったので、個人的には4月に登ったほうがよさそうとの感想。


稜線は雪が少ない!!
途中眼下左手に見える双子尾根にポツンと樺の木が一本立っている樺平がいい感じだ、双子尾根を登るに絶好のテントサイトらしい。
2550メートルで双子尾根とのジャンクションピークに到達、双子尾根方面よりここから先はうっすらと踏み後もあるが、途中尾根上は融雪で藪漕ぎになるので右手の斜面、雪壁状をトラバースしたりする。
雪が腐り気味のところがあったりと慎重に足を進めつつ通過。



斜面をトラバースしたり、杓子岳山頂直下の岩場
今回、稜線上もロープを出すようなところはなかったが、もっと雪が多ければロープを出したりしたかもしれないし、雪稜で確保点が思うように取れなかったりもすると思うので、ほんと条件次第なのだろう。
杓子岳山頂直下で尾根上の岩場を行くか、左手斜面をトラバース気味に行くか斜面の雪は腐り気味だしまあまあ斜度もあるので岩場を登ってPM17:15杓子岳山頂到着。

杓子岳山頂
山頂から白馬岳までの稜線は夏道が繋がっているようなのでアイゼンを外して白馬岳頂上宿舎へ向けて歩く。日没時間も迫ってきていたので途中にあった雪原にて幕営。テントを立て終えた頃に丁度雨が降ってきてテントに潜り込む。ギリギリセーフ!!
夕飯の鍋を食べたり、雪でかき氷作って食べたりして就寝。
5月8日
AM4:50起床、朝食の豚汁うどん(切り干し大根や高野豆腐がいいアクセントでした!)を食べて出発。とりあえず白馬岳頂上へ向かうが、やはり稜線上は風がきつく寒い。白馬岳山頂からは主稜の雪稜と最後の雪壁の乗越を確認。こっちも登ってみたいなあ。


白馬岳山頂 白馬岳主稜を見下ろす
本当はそこから白馬鑓ヶ岳へ向かい鑓温泉に入浴してから下山の予定であったが昨日、今日と満足したのでこのまま大雪渓から下山することにして下る。この日もたくさんの山スキーヤー達が大雪渓を登っていました。僕は経験がないけど山スキーも楽しそう。それこそ白馬鑓温泉で山スキーとか。

大雪渓方面へ下る
PM12:00猿倉荘駐車場に下山
温泉に入って、白馬村のグリンデルでご飯を食べた後、安全運転で帰ってきました。
反省点:今回50リットルザックで行動したが、テント撤収時のパッキングに手間取った。行けないこともないがもうちょっと大きいサイズのザックのほうがサクサクパッキング出来たなあと思う(気づいてはいたが雪山テン泊では少々厳しい。。。。)。