2022年10月

Yosemite Climbing HigherCathdralSpire-Regularroute5.9

2022.08.14

ヨセミテで過ごす最終日をどこを登ろうかとパートナーの石橋君と考えていた。

いろいろな文献や口コミがある中で、ベストな選択をしたい。という思いもあった。

その中で、MiddleCathdralRockを登った時に見えた尖った岩塔が気になっていたため、そのことについて調べることにした。

調べていくと、面白いことがわかってきた。

それは、ヨセミテで一番最初に登られたエイドルートであったということだ。

ヨセミテのクライミング史におけるファーストオリジンともいえるものに出会えた。

候補となるルートもあったが、僕らにとっては、このルートを選択することに迷う余地もなかった。

以下、山行記録。

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4:45 起床
カラフルなシリアルを温めたアーモンドミルクと一緒に食べてみた。やはり、カラフルなシリアルは、あんまり口に合わない。温かいココアでお口直し。

5:30 Camp4出発
テントを撤収し出発する

6:00 駐車地
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アプローチはおよそ60~90分。
踏み後のようなものもあったが、ガリーや、藪もでてきて、はっきりしたアプローチは分からなかった。が、見えている特徴的な岩塔に向かって突き進むのみ!
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7:20 とりつき
ひたすらに突き進むこと80分で無事にアプローチを完了。蚊の大群に出くわして精神的に疲れたが、すぐに登る準備。
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7:30 1P 5.5 林
スラブから凹角に入る。ハンドジャムがよく効く。
立木でピッチを切る。
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7:50 2P 5.9+ 石橋
凹角沿いに残置のピトンが連打されている(歴史を感じる)。抜け口がかなり悪い。どこが5.9やねんと思う程に悪い。抜け口にある残置のDMMナッツを使いエイドで抜ける。右の終了点にかけたが、左側にトラバースした場所にかけると継続しやすかったかもしれない。
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9:35 3P 5.7 林
左へトラバースし、左上しながら回り込むとチムニーがある。チムニー内は快適。乗っ越すと、広いテラスに立木があり、そこでピッチをきる。立木に蟻が群がっていた。石橋くんも余裕で上がってくる。
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10:20 4P 5.9 石橋
左上しつつ登っていくが、そのまま左上するオリジナルルートはライン不明瞭。
登りやすそうなバリエーションで抜ける。結果的に5P目に継続しやすいラインどりだった。
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11:00 5P 5.9 林
クラックを直上して、左にトラバースするフェイス。足がきれて落ちそうになるが耐える。
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11:30 TopOut
エルキャピタンを眺めつつ、写真撮影。適度な疲労感。
頂上においてあったSummit Memoに登頂記録を残す。

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12:15 下山開始
谷風が吹いて、ロープが流される。
あー流されたなー。と思いつつ、岩塔の影が谷に転写されて綺麗だった。
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3回の懸垂下降でとりつきに到着。

13:15  取りつき到着
14:00  駐車地到着 
振り返るとHigherCathdralSpire(中央岩塔2つの右側)が見えた。
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◎ギア
ダブルロープ60m×2
ナッツ、トライカム1セット
カム #0.4-2 2セット、#1のみ×3
スリング多め


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最初は、何気なくみえた景色の一部だったが、HigherCathdralSpireは純粋に心に残る姿だった。

当時の人がどんな思いでこのルートを登ったのかは知る由もないが、純粋に「登りたい!」という思いだけでもシンクロしていたことに関しては、クライマーとして誇らしく思えた。

コロナのこともあり、3年越しでヨセミテ入りを果たしたが、仕事を辞めてからでないと行くことができなかった僕にとっては、結構ハードルの高い山行であった。

それでも、その価値があったと思える経験と思考の変化を与えてくれた自然や文化に感謝したい。

また行きます!

みなさんも是非行ってみてください!

クライマー天国は、YOSEMITEにあり!

Yosemite climbing HalfDome SnakeDike 5.7R

2022.08.11‐12

前日にNutCrackerを午前中に終わらせて、昼からハーフドーム ビックウォールの許可証を取得するためにウィルダネスセンターに行った。

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センターにつくと、ID確認、ベア缶の携帯についての質問だけがあり、特に支払いなどはなかった。
その後、ギアの整理をして、17:30にHappyIslesから入山し、19:30 LittleYosemiteValleyまであがった。

HappyIslesは、JMTのスタート地点であり、JMTを出発まで何日間も過ごしたキャンプ地に1か月後に再度戻ってくるとは思わなかったため、生意気にも古巣に戻ってきたという感じがしてならなかった。
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あそこを登るのかと気持ちが高鳴る。

夕食でクスクス、ココア、ウイスキーを飲む。
翌朝の水分を確保するために川に水を汲みに行って、就寝。


3:15 起床

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3:50 出発

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6:15 とりつき到着
先行パーティがいたので、しばらく準備をしながら待つ。
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6:30 1P 5.7 40m 林
快適なフェイス、フレークガバのクラックを直上
アンダーガバのクラックを左にトラバースすると、真っすぐに伸びたクラックに導かれるように登る。
終了点は足元のクラックでセットしたが、割と近くにしっかりした終了点が設置してあった。

7:30 2P 5.7 B1 20m 石橋
右へトラバースしていくと、フェイスに入るところで、支点がとれないためか、1本だけボルトがあった。
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7:50 3P 5.7R 50m 林

手のないスラブを左へトラバース。グレードが辛すぎる。緊張感のあるピッチであった。
その後、ダイクに入っていくと快適になるがランナウトがすごい。
途中の終了点は無視して中間支点として使い高度を延ばす。

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8:30 4P 5.4R 50m 石橋
ダイクを快適に登っていくが、50m登って中間支点は1本のみ。
最大で25mのランナウト。こりゃすごいな。

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9:00 5P 5.4R 50m 林
50mボルトなしだが、ダイクの小さく盛り上がった形状の岩にスリングを巻いて登っていく。
支点のとらせ方がおもしろい。どこでピッチをきるか迷った。
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9:40 6P 5.4R 50m 石橋
途中の終了点を中間支点替わりに1本とって、相変わらず25mおきのランナウト。

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10:20 7P 20m 林
フレークを右上し、そのまま右にトラバース
1番カムをきめてフレーク左のダイクに移動して、ダイクに沿って登る。
終了点はないためカムできめる。
トポと形状が異なるが、そこでピッチをきる。

11:15 8P 25m 石橋
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アンダークラックを使って左へトラバース。
そこから凹角に伸びるフレークに沿って登る。

11:50 9P 55m 林
faceがねてきて快適。重なるように大岩がいくつもある。途中には身長の高さ以上の大溝もあり、大溝に降りて、上がる場所もあった。探検をしているみたいなルート。おもしろい。もはやどこでピッチをきるか迷う。
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12:20 10P 55m石橋
そろそろロープをまとめるか迷う。立ち木がある場所までは伸ばすことにした。
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12:40 11P 50m林
立木を越えた辺りでピッチをきる。ほぼ歩き。

12:50 3rd class slab
トポ上で1000ft(300m程)をクライミングシューズで登る。
ここが一番しんどい。
割と近くで山火事が起きていた。怖い、怖い。
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13:10 TopOut
無事にトップアウトする。観光客からねぎらいの言葉をもらう。
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山頂で記念撮影して、小休憩して、下山はケーブルトレイルを降りる。

15:20 Little Yosemite Valley着
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15:30 川で水浴び、昼食、昼寝

17:00 Little Yosemite Valley発

19:30 Happy Iles駐車地着

20:00 CurryVillege [TheDeck]
どうしてもピザが食べたくて、薄暗くなる頃にカリービレッジに到着。
ヨセミテのピザ専門店!!
そこで注文したのは、「ハーフドームのラージサイズ」!!
最高の日に、最高の食事をくらう!
コーラとアイスを食べる。
これを食べるまでがハーフドーム!!
このハーフドームは、結構しんどかった。二人で食べるには、でかすぎた。
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21:30 Camp4 就寝
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●ギア
カム1セット(0.5~2番)
クイックドロー5本
スリング多め

登るまではカム1セットで足りるんかな?と半信半疑だったが、
登ってみて、とれる場所がないから持って行っても仕方がない。
ランナウトを楽しんで登るくらいイかれたモチベーションで登ってください。笑




Yosemite climbing RanjorRock NutCracker5.8

2022.08.11

前日のCentral Pillar of Frenzyで多少の疲労感を残しつつ、ロングトレイルでむくんだ足の踵はズタボロにはがれていたが、テーピングをして何か簡単なルートでも登ることにした。

ヨセミテの初級マルチとして、人気のあるルートのNutCracker5.8を選んだ。

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登ってみて人気な理由がうなずける。

アプローチが極端に短く、快適なクライミングの中にも様々な要素が含まれており、トップアウトした後もヨセミテの壮大な景色を風を浴びながら感じることができる。また、下山も道が明瞭で快適だった。


以下、山行記録

Camp4をでて10分程で駐車地に到着

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6時55分 準備をすませて出発

7:00 取りつきに到着、アプローチが5分未満!!

取りつきにはベアボックスがあり、そこに不要な荷物はデポする。

1P目は1段あがった立木の部分からのスタートとなる。
すでに他パーティのFixロープが残置してあったが、気にせず登り始める。

7:15 1P 5.8 石橋
いきなり核心ピッチとなる。
コーナークラックを登っていく。フィンガークラックからコーナーが覆いかぶさるようなハングとなるが、そこはレイバックで越えていく。
烏帽子岩のゴールドフィンガーを左右逆にしたようなルートだった。
人気ルートのため、一部花崗岩が磨かれている。石橋君は「とぅるとぅるやー」といいつつ安定して抜ける。

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コーナーでロープがひっかかりやすくランナーは長めにとるとよい。
終了点はカムで決める。

石橋君が登っている間に、フリーソロ男が現れた。
「スクランブリングで簡単なルートを登るんだよ。」と話していたが、わりかし立っている岩の上を走って超えていき、石橋君が1P目の終了点につく頃には見えなくなっていた。

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こわ。



8:20 2P 5.4 林

V字溝のランペをトラバースしていく。
フリクションはよく快適。歩きみたいなルート。
広いテラスでピッチをきる。
終了点はクラックにカムや大岩にスリングをかけて作る。

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8:50 3P 5.7 石橋
テラスからフェイスに1歩を踏み出した後、まっすぐに伸びたハンドサイズクラックを登る。クラックやフレークが多数あり、登りやすそうなラインをみつけて登っていく。スリングの巻かれた終了点があるため、そこでピッチをきる。


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9:20 4P 5.8 林
バルジ上に膨れたフェイスを右から左上しつつ登る。快適なハンドクラックが続く。
どこでピッチをきるか迷うが、5P目の凹角を抜けるラインがわかる場所で切った。
足場が結晶化した尖った岩で靴を脱いでも休まらない。
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10:50 5P 5.8 石橋
アンダーガバを左にトラバースし、傾斜が強くなる凹角を登るが、案外足や手もしっかりあり、快適に登ることができる。乗越はマントルで。乗越したら、もこもこと隆起した岩が両サイドにありステミングで登っていく。多少ランナウトする。
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11:50  TopOut
トップアウトするとキャンプもできそうな広いテラスになっており、言わずもがな景色は最高だ。

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テラスの奥をクライムダウンすると明瞭な踏み後のあるトレイルにでる。

12:20下山
およそ15分程で下山が完了した。

◎ギア
キャメロット(0.5~3番)2セット
スリング多め


Yosemite Central Pillar of Frenzy 5.9

2022.08.10

ヨセミテに入ったその日はテン場の確保に追われて気づけば夕方になってしまっていた。
夕陽に照らされたヨセミテの岩々は早く登ってくれと言わんばかり。が、アルコールの誘惑を振り切れず、この日は宴会に甘んじた。
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翌朝、帰国する林さんのJMTパートナーが乗ったバスをなんとか見送って、足早にCentral Pillar of Frenzyへと向かった。

壁の前を通る車道から遊歩道を歩くこと3分。カラビナマークのビッグウォールサインが示す小道を上がると、大きな壁が目の前に立ちはだかる。
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見上げてても山頂の見えない壁。振り返るとエルキャップが背後に迫る。ついに、ついに夢の舞台へやって来たのだ。
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高鳴る鼓動を抑えつつ、着々と準備を進める。でもやっぱりドキドキが収まらないのでソワソワする。

1P 10:10 5.9 石橋
はじめは快適な凹角のクラックだが、次第に細くなってゆく。スタンスも上部はピッカピカに磨かれているのでかなり怖い。が、ヨセミテを登っているのだというワクワク感の方がデカい。
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2P 11:40 5.9 林
フィンガーサイズのクラックルート。クラックの中に鳥の巣があってそれを潰さないように登るのが核心。
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3P 13:10 5.8 石橋
核心の下部2ピッチを終え、ナメて取り付いた5.8のハング越えでボロボロにやられる。
ハングを超えた先も開き気味のクラックで気味が悪い。果てには大きめのカムを切らせて最後はランナウト気味で終了点へ転がり込む始末。 まだまだ未熟すぎる。。。
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4P  15:00 5.8 林
先ほどの5.8とは比べ物にならないほど快適なクラック。アメリカのグレードの幅広さはピカイチだと思う。
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5P 16:00 5.6 石橋
ビクトリーロードならぬビクトリークラック。最高の景色の中、少々長めの快適なクラックを登る。 
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17:20 トップアウト。下降開始。
当初はルート左側のラペルステーションを経由して下降する予定だったが、トップから次のラペルステーションが確認できなかったため同ルートを下降。 
疲れで注意散漫としていたのか、末端を結んだままロープを抜いてしまう痛恨のミス。誰もいない終了点に引っ掛かったロープ。ヘトヘト過ぎて取りに行きますと言い出せぬ惨めな自分と違って、ささっと登ってささっと帰ってくる林さんは本当にCoolな男なのでした。

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Bishop climbing

こんにちは林です。

JMTを歩き終えて、会友の石橋君とヨセミテでクライミング!!

と行きたいところだったが、ヨセミテに車で乗り入れするためには事前予約が必要となる。

入山予約できた日まで、しばらく日数があったため、Mt.Whittneyへの玄関口の街Lonepineで周辺のクライミングができる場所の情報収集をした。
その結果、BishopがYosemiteに向かう道中にあることを知り向かうことに。

ボルダーをされる方なら、名前を聞いたこともあるエリアかと思う。
まさにボルダー天国と言われる程に無数にルートがある。
調べるうちに、リードができるエリアも存在することが分かった。

下山した日はホステルでゆっくり過ごし、翌日も雨が降ったため、写真の整理や今後の予定を立てたり、クライミングに関する情報収集、買い物に行ったり、観光を楽しんだ。

ちなみに、Bishopで泊まったホステルはTheHostelCaliforniaという名前で共同スペースのリビングやダイニングにはクライミング関連の歴史的な道具や書籍が立ち並んでおり、クライマーのためのホステルと言っても過言ではなかった。

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また、このホステルの庭には立派なマリファナが植えてあり、夜な夜なスタッフたちはガレージでマリファナパーティーを繰り広げていた。このことをぼくらはマリパーと呼んだ。

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この手の薬物に詳しい方々は、すでにお察しの方もいるかもしれないが、このホステルの名前。
TheHostelCaliforniaを略すとTHC。

このTHCは薬物検査などで大麻を表す言葉となっている。

自由の国アメリカの遊び心にあふれたホステルは洒落が過ぎていた。

興味がある方は泊まってみてください。笑

さらにこのガレージにはハイカーボックスもあり、その中には食料だけでなく、クライミングマットや靴などもあった。

ぼくは、その中からなぞに置かれていたアルトラの新品の靴を入手した。
ロングトレイルでソールが減っていたため、本当に助かった。
一緒に泊まった二人もそれぞれ、ホカオネオネの靴やキーンのサンダルなどを手に入れていた。
もちろん、マリファナの香りつきだ。

話がそれすぎたが、Bishopから近いクライミングエリアとして2つの場所に行ってきた。

①OwensRiverGorge
②PineCreek(ScheeliteCanyon)


どちらもアプローチは短く快適なクライミングエリアであった。

クライミングエリアやトポの入手は、そのエリアの近くの登山用品店にいくとよい。
他にもマウンテンプロジェクトというアプリを事前に入手しておくと、写真やトポの情報、ルートのボルト数などを記していたり、のぼってみての感想なども書いてあり、参考になる。
でも、ボルト数は適当に書いてあることが多く、きちんとオブザベ等をしておくことをお勧めする。


◎OwensRiverGorge

●アプローチ:Bishopから20分ほど。駐車地から車止めの柵を入り5分程車道を歩く、渓谷に降りられるふみ後があるため下る。およそ10分程でエリアには到着。

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●雰囲気:ゴルジュ地形の川沿いのエリアで涼しい。ルートは数百本もあるらしい。ルートによっては、川でビレイするんかな?というのもあった。

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久々のクライミングで気持ちが高まる。

しかし、日本で履きなれたクライミングシューズがはけない。

おそらく、ロングトレイルで歩きすぎて、足がむくみ、そのうえでピザやハンバーガーを食べたことで足がパンパン腫れ上がっていたせいだ。

簡単なルートで身体を慣らしていく。

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プロテクションや終了点は、ところどころ不思議なものが設置されていたり、これで大丈夫なのかと疑いたくなるものも多かったが、アメリカでは普通らしい。

なんとも恐ろしい。


翌日にいくエリアもBishopから近いが、それよりも近く安いキャンプ場BimHortonCreekCampSite(8ドル/泊)があったためそちらに泊まった。

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そこでも濃ゆすぎるおじさんに遭遇。
薪とビールとギターで弾き語りのオリジナルソングをくれた。

毎日が面白いの連続だ。


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◎PineCreek(ScheeliteCanyon)

2日目に行ったこのエリアは、賑やかな場所だった。

静かにクライミングを楽しむというよりは、アメリカ人のクライミングに取り組む姿などがみれて、雰囲気もいいエリアであった。

日本人のぼくらにもフレンドリーでメロンをくれた!
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犬を連れてきていたり、子ども連れであったり、ピクニックのように2,3時間で帰っていく人もいたり、それぞれが自由に楽しんでいるんだと感じられた。

●アプローチ
Bishopからは車で20分程。キャンプ場からは10分程で到着。
駐車地にとめて、ぼくらが行ったエリアは歩いて10分程。快適な登山道沿いにある。

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●エリアの特徴
草木の生えた広い渓谷に1本の細い川が流れており、その左右に無数のルートがある。
シングルルートだけでなく、壁の高さがでている場所では3,4ピッチ程度のマルチピッチが可能。

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5.9をアップで登ったが、無茶苦茶ムズイ、かなりハードやな。
これが、本当のアメリカグレードなんか?と思っていると、

地元のクライマーが「ハードな5.10dだよ。」と笑いながら教えてくれた。

そのあとは、やさしいルートを数本触って、
5,11cの星付き課題を触ることにした。

5.10bのセクションを終えて、ハングを豪快に超えて、最後はスラブに移行していく。

ハングが核心となるが、何度もフォール。結局レッドポイントできずに泣きの回収。

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トライしているときに、地元の女性クライマー陣が「cool」と言ってくれた。

それは、僕のことが好きということですか?と思い違いする程にきれいな人だった。

アメリカって最高やな。

以上、通りすがりのBishopクライミング思い出投稿でした。

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