2018.9.23 鈴鹿宇賀川蛇谷 メンバー委員長、THI(記)

 

諸事情により一泊二日の沢登りを中止し、以前から気になっていた日帰り蛇谷に切り替える。

委員長とTさんが加わり、久し振りの4名体制での沢登りとなった。
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23日(日) 晴れ

国道沿いの小さな駐車場で委員長組と待ち合わせ、7時頃出発する。

宇賀渓谷入り口で、1名あたり200円の環境保全協力費を支払い入山する。

林道を20分程歩くと、吊り板のない白滝吊り橋に着く。

次の魚止橋を渡って直ぐ左手に入り、魚止滝手前で、靴を履き替え、装備を付ける。

早速、ヒルがHさんに挨拶に来る。何度見ても気持ちが悪い生き物だ。

魚止滝は、眺めただけで元来た登山道を辿り、あっさり巻く。
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登山道を少し登って左手の斜面を下り、再入渓する。

白い花崗岩に綺麗な水が流れ、神崎川本流とよく似た景観だ。
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冷水に歓喜を上げながら、小さな滝を越えて行く。
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分程歩いて、轟々と流れ落ちるつばめ滝に到着、ここから右手の蛇谷に入る。
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出合の2滝は、トポ通り左岸を巻くと、続く13m滝が飛沫を上げて流れ落ちる。
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念のためロープを出し、左手の今にも崩れ落ちそうなガレ場から、滝身左を木の根を掴みながら登る。

滝の落ち口の立木でビレイ、結構、高度感がある。

2つ小滝を越えると、中登山道が横切る。

登山道を越えると五階滝、9m滝は、ロープを出し、釜を右回りして滝身の右手を登る。
滝の落ち口右手に立派なボルト2本が打ってある。
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小休憩を挟み、廊下帯に入る。トポ通り途中に大岩があり、乗越しが面白い。
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廊下帯を越えるとCS25m。ロープを出し、真ん中から越える。
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続く四連の滝の8m滝は、左手の階段状を、途中カムを噛ませロープを引いて登る。

落ち口が嫌らしいが、有難いハーケンにロープを通し、ジワリと乗越す。
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すると、ゴルジュに深い釜を持った6m滝が、轟音を立てて流れ落ちている。

ゴルジュ内で飛沫を浴び、身体が冷えて寒い。
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後続を待つ間、すっかり萎えてしまい、右壁を登って泣きの左岸巻き。

小さな滝を次々に越えて行くと、ゴルジュ状8m滝が登場。
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滝の左手を偵察に行くと、ハーケンがあったので、戻ってロープを出す。

少し登って一段下りる所と、落ち口の乗越し部にハーケンが打ってある。

左壁を使って乗越すと、目の前に水量の多い流木の挟まった3m滝。

時間的に厳しくなっていたので、そのままロープを引いて、猛烈な水圧に耐えながら何とか越える。
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核心は越えたものの、時刻は既に1200を過ぎで、未だ標高は550m辺り。

昼食もそこそこに、先を急ぐ。

次の5mCS滝は左岸を巻く。
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谷は右に屈曲し、現れた28m滝は、水量も多く、時間も押しているので、諦めて右岸を小さく巻く。
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段ナメ滝L6m3m滝?付近を登る。
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斜滝4m、逆九の字形斜滝5mを越えると、標高650m付近二俣、ここは左手に進む。

標高700m付近に現れた8m滝は右岸を巻く。登ると直ぐ左手から多段滝が合流している。
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この滝の手前辺りから、岩質が変わり始め、ぬめり岩に足を取られる。

この後も滝が続々と登場⁉し、もはやトポのどの滝かわからない。
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標高800m付近の二俣で休憩をとり、現在地を確認する。

ここは右手に進み、漸く本来の分岐点である標高850m二俣に到着する。

標高を確認して、左手の連瀑帯に進む。

斜度はそれほどでもないが、ぬめって滑り易いので、慎重に次々現れる滝を越えて行く。
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連瀑帯が一段落すると、源頭部らしい穏やかな風景が広がる。
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奥ノ二俣を左手に進み、笹の源頭部を頂上に向かって登る。

やがて沢の水も涸れ、ガレ場を進んでいくと山頂手前で踏み跡がなくなる。

背丈ほどの笹藪を苦労して越えると、やっとこさ竜ヶ岳山頂に到着。
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人で握手を交わして登頂を祝い、記念撮影する。

竜ヶ岳は、見晴らしのいい笹山で360度の展望が楽しめる。

恒例のカップ麺を食べて昼寝したかったが、時間も押しているので、そそくさと下降準備に移る。

靴を脱いでヒルチェックしていると、ん?右足首に丸い擦過傷⁉と思いきや、ヒルの噛み跡だった。

スパッツの隙間から、靴の中に潜り込み、靴下の上から吸血とは、恐れ入りました・・・。

結局、噛まれたのは自分だけで、委員長から「日頃の行いやな!」と言われる始末、トホホ・・・。

下山は、裏登山道をヨレヨレになりながら急降下。
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きっちり2時間かかって、何とか日没前に駐車場に辿り着き、ホッとする。

委員長、Tさん、Hさん、残業付き長時間山行、お疲れさまでした!

 

蛇谷、花崗岩の渓谷美と思った以上に沢山の滝があり、なかなか登り応えのある沢でした。

ヒルは、沢周辺の登山道と巻き道に多数生息しているようです。久し振りにやられました・・・。

登り詰めた竜ヶ岳からの景色は、素晴らしい!のひとこと。山好きにはおススメ。

また登る機会があれば、是非とも山頂でゆっくり昼寝でもしながら寛ぎたい。

 

コースタイム:駐車場06550730魚止滝08000840つばめ滝~0920五階滝~1050四連の滝~1145ゴルジュ状8m滝~1255二条8m滝~1325標高700m8m滝~1420標高850m二俣~1445標高950m奥の二俣~1520竜ヶ岳15501755駐車場

平面距離:10.69km、累積標高(登り)1,550m