2019.2.23雪彦山 温故知新の記録
姫路市 雪彦山 不行岳 温故知新

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こんにちは、岩瀬琢海(以下岩瀬た)です。
関西では冬の寒さも少しずつゆるみ、所々に春の訪れを感じるようになって来ました。
そんな陽気に誘われて、吉岡さんと雪彦山にマルチピッチをやりに行きました。
しかし、どうやら春夏に向けて気持ちだけが先走っていたようです。山はまだ寒かったです。


以下、山行記録です。

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◎メンバー
吉岡
岩瀬た(記録)

◎行程概要
霧雨のち曇り時々晴れ
気温+6℃〜+2℃
岩壁中間部より時折強風

8:30 大曲駐車地 到着、小雨のため待機
10:00 入山
10:30 不行岳基部 到着 登攀開始
15:15 不行岳山頂 到着
15:45 大天井岳山頂 到着
16:30 大曲駐車地 到着 山行終了


◎行程詳細
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雪彦山に向かう道中、晴れ予報にも関わらず山に近づくにつれてパラパラと小雨が降ってくる。
大曲駐車地横の東屋で、
「お、止んだ。」「あれ、また降って来た。」
というのを何回か繰り返して、晴れ間が覗き始めたのでとりあえず取り付きへ。
ロープを出して準備していると細かいあられが降って来たけれど壁は濡れていなかったので登攀開始。

温故知新ルートに取り付くまでに、逆くの字ルートを3ピッチ。

1P目 30m Ⅳ級
トップ吉岡、フォロー岩瀬た
スラブ壁にいくつかバンドが走っていて登るラインは明白だけど、なんだか悪い。うーんと思いながら慎重に登る。中間支点は錆びたリングボルトやハーケンや立木。
立派な終了点でビレイ。

2P目 30m III級
トップ岩瀬た、フォロー吉岡
草付きの急斜面を登った先に踏み跡があり、それをさらに進んでNo3チムニー手前の立木でビレイ。中間支点は全て立木。
極端にロープの流れが悪くなるので踏み跡の前でピッチを切って歩いた方が良かったかもしれない。落石に注意。

3P目 30m Ⅳ級
トップ吉岡、フォロー岩瀬た
チムニー左手の壁をリッジ沿いに登る。
ハーケンやリングボルトあり。しばらく登って北壁バンドを右上。
途中、懸垂支点があって右に立ち木がある。
そこから、スッキリとした左の岩に誘われるが、トポを再確認し、右の立ち木を超えてブッシュへ。ブッシュの先に綺麗なビレイ点がある。

4P目 30m 5.10a
トップ岩瀬た、フォロー吉岡
ここからが温故知新ルート。
キレイなペツルのボルトが打ってあるのでルートもわかりやすいし安心感もある。
逆相気味の壁を逆くの字になっているところまで行って、綺麗なボルトのビレイ点でピッチを切る。
この辺からいよいよ風も強く、寒さが身にしみてきてなんで登ってるのかと思えてくる。
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5P目 15m 5.10b
トップ吉岡、フォロー岩瀬た
逆くの字を乗っ越してから少し登ったところでビレイ。グレードほどには難しいと思う箇所はありませんでした。
ここも中間支点もビレイ点も綺麗なボルト。
良い景色。地蔵岳あったかそうだなぁ。
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6P目 45m 5.10a
トップ岩瀬た、フォロー吉岡
垂壁からスラブに出て、快適な登攀ができるようなピッチでしたが、「あぁ寒い!あぁ早く登り切りたい!」と思いながらの登攀になりました。中間支点も終了点も全て綺麗なボルト。
不行岳の肩に出て、温故知新ルート終了。

懸垂で降りるか少し迷いましたが、雪彦山の頂上(大天井岳の頂上)にまだ行ったことがなかったので頂上経由することに。
三級40m程の岩場を頂上まで行き、立木でビレイ。コンテで大天井岳との鞍部まで。
大天井岳への登り返し、難しい箇所がありA0。ロープを解いて頂上へ。
寒いけれど、やっぱり嬉しいし楽しい。なかなか良いコンビだなと自分たちのことながら思います。
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雪彦山の山頂から、一般道を歩いて駐車地まで戻りました。




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以上、山行記録でした。


思ってたよりも寒い中での登攀になってしまい、爪先の感覚も鈍く、ガバホールド以外持ちたくないようなカジカミ具合でしたが、浮石や剥がれそうな岩に注意を払いながら(ルートを通して美味しい位置にもろい岩が度々ありました)、集中力を保って確実に登れたように思います。
登る技術をつけるのはもちろんですが、剥がれそうな岩などに出くわすと、ビレイ中の仮固定や行動不能になったトップ/フォローをレスキューする技術をもっと練習しないとなと思ったりもしました。