2019.3.11 兵庫県 南あわじ市 福良
福良の岩場"正面スラブ"の記録

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こんにちは、岩瀬琢海(以下、岩瀬た)です。
ここのところ、書籍やウェブで岩場のあれやこれやを調べることが空いた時間の過ごし方になっているのですが、最近淡路島にもマルチピッチが開かれたことを知りました。
淡路島、福良の岩場。
2本のルートがあり、今回登った"正面スラブ"は3ピッチと短くてグレードは低いけど、モロくて中間支点も少ないということで、あまりそういうクライミングはしたことが無かったので(そもそもクライミング自体始めて日が浅いですが、、、)どんなところなのか気になり、せっかく近場に新しくできたルートなので行ってみたいと思いました。
また、モロくて支点の乏しい壁を登ることで、夏のアルパインに向けて少しでも技術や気持ちの準備ができたら良いなというねらいもありました。

Rock&Snowの80号クロニクルのコーナーに記事があり、取り付きまでのアプローチやトポがわかりやすく載っています。


以下、山行記録です。
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◎メンバー
岩瀬た(記録)
芦田

◎行程概要
晴れ
気温 +10℃程度
時折強い風
8:00 神戸出発
11:00岩場近辺駐車地到着・準備
12:00"正面スラブ3ピッチ5.9"登攀開始
13:30登攀終了
14:00駐車地到着


◎行程詳細
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・アプローチ
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Rock&Snowの記事通りに歩けば取り付きに着きます。
途中フィックスロープがあるといえどもガレ場をくだるので落石に注意です。あやういところでは1人ずつ降りました。



・1ピッチ目,30m,5.8
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トップ岩瀬た、フォロー芦田
取り付きから見上げるすっきりとした壁。
ビレイポイントに着くまでボルトプロテクションが無いので、細く浅いクラック沿いにカムやナッツで気持ち程度のプロテクションを取りながら登る。落ちればプロテクションごと岩が剥がれてしまいそう。
なんのことは無い難易度だけど、手に持つ岩や足置くスタンスに常に疑いを持つようなもろさ。レッジには砂利がたまっている。
ビレイしてくれている芦田さんに落とさないようにしなくちゃなぁと思いながらゆっくり登る。
登りきる頃には、どんなホールドが剥がれないのかおおよそわかってきました。



・2ピッチ目,25m,5.9
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トップ芦田、フォロー岩瀬た
前回の荒島岳で、芦田さん慎重な人なんだなという印象を持っていたので、ランナウトやもろい岩をどうやって登って行くのかなと思いながらビレイしていましたが、何のことはなくサクサク登っていく。
途中、芦田さんが剥がれた石を海に向かってロングスローするも見事に失敗して側壁に当たって跳ね返り、一直線に僕に向かって飛んできた時には「あぁ。僕もこれで終わりか。意外に早かったな。登りたい山もまだいっぱいあるのにな。でもしょうがない。我が人生に一片の悔い無し。」と思うようなワンシーンもありました。
うまく避けることができて良かったです。この日1番集中した瞬間でした。



・3ピッチ目,20m,5.8
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トップ岩瀬た、フォロー芦田
草が生え出すので少しルートどりに迷うけれど、とにかくプロテクションをとりながら登ろうと思ってポロポロ崩れるクラック沿いに進むとそのうちボルトも見えてくる。トップアウト直前のセクションは、もはやこれはザレ場なんじゃ無いかと思えるほど岩(というか硬く乾いたコケ??)がパラパラ落ちて行く。
しっかりしたスタンスが限られているので、それを経由しながら登ってリッジにトップアウト。
松の木でビレイ。



ロープをしまって、アプローチの林道まで簡単に降りて行けました。

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以上、山行記録でした。

今回は正面スラブルートだけしか登りませんでしたが、もう1つの左壁ルートも合わせて半日あれば充分楽しめそうです。
またそのうち左壁ルートも行ってみようと思います!
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