昨年のサマーコレクションに続き、大台ケ原千石嵓の登攀に行ってきました。
日程 令和元年5月22日(水)〜23日(木)
行先 西大台 サンダーボルト(10P)
メンバー OKD(L、記)、T口

行程
◎22日
16:00 ビジターセンターでレクチャー〜22:00 ビジターセンターP就寝

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行きの高速道路上で環水平アーク。幸先いいぞ!

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レクチャー受講。屋久島と肩を並べる多雨地域とのこと。

◎23日
5:30 起床〜6:30 ビジターセンターP出発〜7:00 サンダーボルト取付き〜7:40 登攀開始〜11:40 5P目終了〜16:20 登攀終了〜17:10 ビジターセンターP

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取付きに到着。早速準備に取り掛かる。
今回のロープはシングル60m。

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1P目5.10b(OKDリード)
緩やかなフェイス。アップにはちょうどいい感じ。
快適に登る。

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2P目5.10a(T口リード)
1P目と同じく緩やかなフェイス。ここも快適。
最後の草付き乗越だけちょっと煩い。

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3P目5.9(OKDリード)
昔はガバばかりだったらしく5.9が付いているが、今は途中のガバは無い。上や下へのトラバースで少し緊張感が出てくる。
やたらと草や枝が多く、スタンスにも生えてて滑りそうだし上からも垂れ下がってきるので、それを処理するのに難儀した。

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4P目5.10b(T口リード)
いきなりのかぶり。ちょっと探せばホールドが見つかるが、あまり長く迷ってるとヨレる。
ハングを越せばあとは快適…と思いきやクラック内にまたしても草!

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5P目5.10c(OKDリード)
いよいよ核心。右上した後、左へトラバースからの薄かぶり。
左にトラバースするところが外傾して高度感もありちょっと緊張するが、草もなく全体的にスッキリしたピッチで楽しく登れた。

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5P目終了点で休憩。天気は快晴!暑くてお茶飲みまくり。右下がシオカラ谷の東ノ滝。

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6P目5.9(T口リード)
ここで隣の「サンダーボルト2」と交差するので、ルート間違いに注意。サンダーボルトはスラブを左上。
快適!と思っていたらその後またボーボーの草付き‼︎

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7P目5.9(OKDリード)
このピッチはクラックから凹角になっていくのだが、この辺りからいよいよ草と土がひどくなってきた。
クラックはジャミングがよく効くので難しくは無いが、クラック内は草ボーボーだったり土や枯れ草が溜まっていたりで泥まみれになった。

8P目5.10b(OKDリード)
7P目から続く凹角ルート。
このピッチリードのT口さん「手が攣る、全身が攣る」と訴える。
デジャヴ‼︎つい先日の沢でも「全身が攣る」と誰かが言っていたような。。。流行病の類なのか⁈
ここでリード交代。
凹角にはでかい木が生えていて、とにかく邪魔。こういう時身体が大きいのは損なのか。
7P目と同じく土や枯れ草が溜まってるし、壁も砂ザラザラで触ると落ちてくるしで、まともに上向いて登れない状況。クライミングしてるのか雑草抜きや掃除してるのかわからなくなってきた。
凹角をステミングでこなしてなんとか切り抜けたが、
凹角後もボロボロと崩れる部分がある。一度スタンスが大きく欠けて危うく落ちそうになったが、ホールドがガバだったので助かった。ビレイしてくれてたT口さん曰く「石とかいっぱい落ちてくるし、ビレイ核心でした」とのこと。申し訳ありません。
このピッチで唯一、フォローのT口さんが木の枝に引っかかり敢え無くA0したとのこと。悔しい!
このピッチはしんどかった。しんどすぎて写真撮ってなかった(泣)

9P目5.9(T口リード)
このピッチに関しては前の8ピッチ目がしんどすぎた反動で、難しいところはなかったという以外にほとんど記憶がない。
8P目終了点から少し右に回り込んで直上した木でピッチを切ったのだがそれは間違いで、さらに右に踏み跡っぽいところを進んでから左上すれば10P目のハングした岩の下に出た。このピッチも写真無し(泣泣)

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10P目5.10b(OKDリード)
このピッチはハングを越えて左に行けば10b、右に行けば11bとのこと。登り始めの頃はダメ元でも11bの方をトライしようと思っていたが、もうドロドロの傷まみれで疲れていたので躊躇なく10bの方へ。
ハングを最後の力を振り絞って乗っ越し、左上する(この左上も妙に緊張した)。
その後はコケコケのスラブを直上したが、一向にボルトが出てこない。
おかしいなと思いながらも緊張しつつ、かなりランナウトしてようやく終了点の大木へ。
フォローの谷口さんが登ってくる途中に右下の方にボルトを発見。完全にルート見落としてたみたいです。
またまた申し訳ありません。

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フォローで上がってきたT口さんとがっちり握手。
やりきった感たっぷり。ありがとうございました!

考察
○撤退用のラッペルステーションは要所にあった(50シングルでも可能か?)
○あまり登られていないのか土、草、木との戦い。
○水は1人2Lでちょうどだった。

サンダーボルトはあまり登られていないのか、草、木、土との格闘や岩も脆くて、隣のサマーコレクションよりもアルパイン要素が強く、純粋な岩登りというものではなかった。
今回、自分が使ったホールド、スタンスに関しては多少は掃除しましたが、まだまだ色んなものが堆積しているので、みなさんもどしどし掃除しながら登って頂いて、スッキリした岩場になればいいなぁと密かに願っています。
最後10P目の11bの方に関してはまた機会があれば行ってみようと思います。