2019.8.19 吉野川水系銅山川瀬場谷 メンバーT.I、I(記)



7月初旬から計画を立てていたものの、梅雨空で2回流れた瀬場谷。

久し振りに予定の合ったT.I君と愛媛の名渓に挑むことにする。

台風後で水量が多かったが、噂以上の滝が連続する良い沢でした。

 

819日(月)曇り時々雨

深夜、瀬戸大橋を越えて愛媛県に入り、瀬場登山口に車を停め、仮眠する。

明け方、車を叩く雨音に目を覚ます。

昼頃から雨予報だったはずだが・・・やっぱり雨か・・・。

0630セットしておいた目覚ましを合図に準備を始める。

T.I君は、毎度のごとくシートを広げ登攀具等を要領よく準備していく。

その脇で、あれはどこだったかな?と荷物を探りながら準備する自分とは大違いだ。

要領よく準備を始めたT.I君だったが、何故か突然、焦り始める。

訳を聞くと、登攀用ザックを忘れたとのことで、いたくショックを受けている様子。

自慢できる話ではないが、最近、山に行く度、忘れ物など、しょっちゅうである。

そんな慰めも、T.I君にとっては、あまりフォローにならなかったようだ。

寒そうだったので、予定より着込んで0730ころ、出発する。

登山道を少し登り、右岸の斜面を下って入渓する。
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連続する滝にテンションもあがるが、意外と水温が低く着込んで正解だった。

310m滝は、T.I君が登るというので、釜を泳いで左岸でロープを準備する。

近付いてみると思った以上に水量が多く、吹っ飛ばされそうだったので、諦めて右岸を高巻く。
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続く3m滝は、滝の左を登る。
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415m滝は、右岸のルンゼから高巻く。
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小滝を越えて暫く進むと、水取入口、釜を泳いでシャワーを浴びながら越える。
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少し進むと八間滝50mが堂々と姿を現す。
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暫し、堂々たる流れを眺めて、ここも大人しく右岸高巻き。

ガラガラのルンゼを岸壁手前まで詰め上がってから右手にトラバースする。

抜け口を探していると、T.I君が被り気味の岩の割れ目に登路を見出す。

ロープを出してT.I君リードで抜け、斜面を越えると、ドンピシャで滝の落ち口に出た。

毎度、T.I君の確かなルート取りには助けられる。

斜滝5mに果敢に挑むT.I君、自分は滝左手の岩を巻き登る。
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続く3m滝もT.I君は果敢挑むが、水量に圧倒され敗退。
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8m滝は、ロープを出してT.I君が登るが、中段から苦戦していたので、戻って来てもらい、右岸を高巻く。
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4m滝は、滝の裏側を右から左に抜け、滝の左手を登る。抜け口が少しいやらしい。
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310m滝は、左から巻き上がる。
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3
12m滝は左から越えて行く。
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続く連瀑帯を越えて行くと最初の登山道(木橋)が横切る。
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登山道を越えて直ぐの25m滝は、水流の右を越える。
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10m滝(斜滝27m?)は、T.I君がロープを付けて、激流の中を、ハーケン、ボルトナッツ、カムを駆使して越える。

セカンドで登ったが、物凄い水流で、上段では、滝に打たれながらのハーケン回収に苦戦した末、落としてしまい、T.I君には申し訳ないことをした。
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その後は、ナメ滝が出てくる。

岩間6m滝は、右から巻き上がる。
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斜滝4mは、右岸をへつり、左から巻き上がる。
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釜を持った7m滝は、右から巻き上がったが、T.I君は右のクラックを登って越えた。
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斜滝4mを越えると、明るい斜滝15×30m
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ここで小休止を挟み、滝の右を攀じ登る。

20m滝は右岸を高巻く。
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8m滝は水流左を登り、続く斜滝を水流を縫うように越えると2回目の登山道が横切る。
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これを越えると、今までの滝オンパレードとは打って変わって、癒し系のナメが続く。
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ナメ滝22m
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3m,5m,7m
は右から越えて行く。
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その後ナメと穏やかな滝を30分程進むと3回目の登山道が横切る。
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無事、遡行終了点まで辿り着き、T.I君と握手を交わして、ほっと一息つく。

靴を履き替え、下山開始。

トポでは、下山1時間弱とのことだったが、登山口まで2時間近くかかってしまった。
疲れ切ったオッサンとは対照的に、楽しそうにiPhoneでミュージックを聞きながら、例のシートを広げて装備を片付けるT.I君であった。

温泉が近くになかったので、四国中央市内のラーメン店で腹を満たし、時折、睡魔に襲われながら帰路に着く。

 

コースタイム:駐車地(標高650m07300900八間滝09501040二俣~1110登山道(1回目) ~121010m12301330斜滝15×30m13501415登山道(2回目)~14252条ナメ滝~1505登山道(3回目)(標高1,380m15251710駐車地

平面距離:8.48km、累積標高(登り、下り)1,670m

 

 

トポに書いてあった「まるで沢登りに用にできたような谷」まさしくそんな沢だった。

2回目の登山道を横切るまでは、滝また滝の連続、それ以降は癒し系のナメ。そしてヒルもいない。

関西からは少し遠いが、行ってみる価値は十分にあると思う。

15年前、会に入りたての頃、大先輩達に連れられて登った床鍋谷以来の愛媛の沢登り。

あの時は、遡行後の東赤石山の稜線から見える景色に感動したものだ。

T.I君、毎度ありがとう!次回もよろしく!!