IMG_7003大峰 神童子谷                20252324

                       メンバー須川

 

 20年ぶり位の神童子沢再訪となった前回は単独で二日間でノウナシ沢を詰め上がって

奥駆け稜線迄上がり6時間をかけて行者還りから登山口の大川口まで戻っていたと

いうことが自分の古いネットの記録から分かった今回はOGの方も参加されるということで

昔話にでも花を咲かせて沢を楽しもうということで参加させて頂いた

 結局野郎ばかりのおっさん三名で二日かかりで神童子沢に再訪することになった

 初日前夜朝時前までテントの中で肩がらみのロープワークのやり方や対面二重ブーリンの

実技講習等で盛り上がり朝は強烈に眠い中を起こされて準備を始める

 あまりに眠いので今日はもうここで切り上げ温泉へでも良いかなとは思ったがやる気の

あるK君の手前余り無様な姿を見せるわけにもいかず目をこすりながら必死でザックの防水

準備を行いその合間に朝飯を腹に詰め込んでから出発する。(9

 本日の予定はよく分からないがリーダーもあまり稜線まで行く情熱はないようで日頃の

仕事疲れのリフレッシュを今回の主目的にしているようだ昔の私のように稜線迄全力で上がり

その勢いで時間をかけて下って降りるといった気概が感じられないのでひと安心する

 さて昔とは違いずたずたに崩れた滝見遊歩道を右に見上げならがとぼとぼと河原を歩く
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突然一つ目のつるつるの斜瀑が現れた心と身体の準備が間に合わないがすぐに巻き道も

見つけられないので当然のように若手二名は蒼いプールに飛び込んだうーむ冷たそうだ
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私は高齢からくる心臓発作を恐れ暫く躊躇したが泳ぐしか無さそうなので珍濡れとともに

プールに飛び込むウーム下半身が冷たくて目が覚めて気持ちがよい

 必死で泳いでいると、K君が木の棒を差し出してくれたのでそれを頼りに岸に這い上がる

 初っ端からこれでは先が思いやられる二年ぶりの泳ぎだったその後また凡庸な河原を歩くと

やがて赤鍋の滝と思われる赤いヌメリが特徴のつるつる滝が登場土日のポピュラーな沢だけ

あって入渓も多いがフリー巻きと色ここは我は慎重を期して君リードで確保登攀を選択する

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いきなりのヌルヌル滑り沢だったのでスリリングではあったそれを超えると

またお助けトラロープの垂れ下がる滑滝が現れる寒いが泳いで取り付くしかないので残置ロープ迄

泳いで取り付きそれを頼りにずり上がる
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少しリズムが出てくるがそのあとは凡庸な河原が

続いた小一時間で何やら見覚えのある二つ目玉の釜滝がでーんと登場しかし右側の穴から

は水が枯れている何やら片目だ
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左右に巻き道が確認出来るが何となく先頭は左を選択する

 明瞭な踏み跡ではあったが途中一か所切れた所がありトラバースには木の根ホールドに

全体重と65年の人生をかける必要が有りそうだここで我が人生にピリオドを打つのも勿体ない

と思えたので私は引き返して安全な右側の巻き道から上がる歩きで済んだ

 滝上部に達してみるとなるほど右側のノウナシ谷はほぼ水が枯れている左の犬取谷には

普通に水が流れている二つの沢の出合いの台地上には何組かのPが幕を張っていた。(12

 この辺で幕を張ってはどうかなあ等と考えながら取り合えず計画通りノウナシ谷へと右に

進んでみるノウナシ谷はやや暗く陰気な沢だ水は少ないが魚はたくさん生息している

これを見たS君は頭に血が上ったのかこれは絶対に釣れると宣言し何やら釣り道具を出して

釣りを始めたしかし見えてる魚は釣れないとの古くから言われる格言を思い出した私は

ほんまかとは思ったがせっかく釣り竿と餌のイクラも担いできたことだし釣り糸を垂らす

ことにする魚は一杯いるのだがイクラには全く反応しないぱっと寄ってきてはイクラと

針を確認してはUターンだ残念だが他の餌を持ってきてないので川底の石裏の川虫を探すが

生憎孵化したあとか全然いない。1時間ほど粘って諦める今日対面出来たのは枯れたプールで

自然死していた20センチほどのアマゴ君だけであったしかし天然資源保護にイクラかは貢献

出来たのではないかとの想うと満足できた()。 釣りを一旦諦め次はねぐら探しに重点を置く

 ノウナシ谷はなかなか陰相な沢で平地は有っても幕を張るには風通しも悪く陰気臭い

 20年前の記憶を思い返しノウナシ滝まではこんな状況が続くだろうということで犬取谷へ

と移り風通しの良い開けた河原が見つかったのでここで幕とする。(14
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 ベースを設営した後はまた各自今夜の酒のあてを確保すべく散開して粘るがどうも

イクラともっと不味そうな疑似餌イクラではグルメな魚君たちには見向きもしてもらえない

 取り合えず諦めて焚火のための枯れ木集めに精を出す焚火の遠火で魚君たちを炙って

頂く予定だったが嫌われてしまったので木の枝にフランクフルトやチーズを差して炙って焼く

これはこれで充分旨かった飲んで食べて喋って陽も落ちてきたので原始人の眠りにつく。(19

 二日目8時起床今日はもう釣りをしながら帰るだけなのでのんびりと過ごす

朝からK君持参のフランクフルトをフライパンでソテーし一晩沢で冷やしたキンキンのビールで

流し込むこれ以上の贅沢はないもう明日死んでもよい位だがそうも言ってられないので

スライダーの赤鍋の滝をどう下りるかを思案しながら帰り支度をする

朝一の固い身体でやや緊張しながら釜滝を左から巻き下り身体が沢に順応したのを確認しながら

暫く歩くと赤鍋の滝に到着した朝から登ってきたPで混みあっている皆さんいきなりの

滑り台のような滝なので難儀しながら必死で登られているようだは二日目なので余裕が

あったここでスライダーでどう下りようか逡巡するが、Sリーダーの意見で乾いた左岸のスラブ

を尻シリ摩擦制動で降りると意外と安全に下りられた途中で登ってきたPの最後尾の人が

バランスを崩しそのまま滝つぼまで滑り落ちる泳ぎさえ出来ればそれほど危険性はないことが

確認できたので私も時間短縮で続いて滝に落ちるしかし金槌を自認するK君だけは滝つぼでの

泳ぎに不安が有ったので登りで使用したお助けロープを掴んで左岸より慎重に下りる

 S君は落ち口からのスライダーが気に入り、2回ほど繰り返していた来たときは恐怖に感じた

滑り滝も慣れてみればお猿の遊び場のように思えてくるから慣れというものは不思議なものだ

 赤鍋に別れを告げて暫くすると程なく林道との合流点に到着し林道に上がる上った途端に

でた言葉は 「暑い!!」だった。 デポ車到着13皆さんお疲れさまでした

 

 NOTES

 林道脇には二日とも10台近い車これほどの人気沢になっていたとは知らなかった

 軽装の単独ハイカーもいたがやはり軽装で単独ではやや危なそうに感じた

 釜滝周辺には4,5張り程張られ癒しのキャンプで賑やかだった

 沢キャンプの必需品のサンダルを忘れたので足裏が鍛えられて痛かった

 楽しい山行を共に出来た仲間達の皆さんに非常多々深感謝!!