山スキー

西穂高沢スキー滑降

ワンデイで西穂山頂から西穂高沢をスキー滑降しました。

始発の新穂高ロープウェイに乗り、西穂高口駅から西穂山荘までシールでハイク。
西穂山荘から先は斜面が凍っているのでスキーを背負ってアイゼンに履き替えました。
独標以降、アップダウンの続くやせた岩稜を進み、西穂高岳に登頂。

山頂で穂高連峰の絶景を楽しんだ後、滑走準備していよいよドロップ。
山頂直下で横滑りやスキーカットをしてから思い切って飛び込みました。
急斜面、オープンバーン、パウダー、快晴と最高のコンディションで
思わず奇声を発しながら滑りました。

西穂高沢下部のクラストとデブリをやっつけて、途中から岳沢の登山道に合流し
上高地まで下りました。上高地からはスケーティングしたりスキーを担いだりして
釜トンネルの下側出口へ到着、タクシーで新穂高ロープウェイ駐車場へ帰着しました。

3シーズン前からの目標だった西穂山頂からの西穂高沢スキー滑降をついに達成、
記憶に残る山行になりました。

2012年4月8日
西穂高口 9:05 - 10:05 西穂山荘 10:25 - 11:32 西穂独標 11:40 - 13:33 西穂高岳山頂 14:00 - 西穂高沢スキー滑降 - 岳沢 - 15:12 上高地 - 16:52 釜トンネル下側出口
<メンバー> M、T

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西穂に向けて岩稜を登行。

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西穂山頂にて。

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西穂山頂から西穂高沢へドロップ。

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西穂山頂から西穂高沢へドロップ。

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西穂高沢を滑降。

記: M

蘇武岳山スキー

蘇武岳山スキー     平成24年1月15日(日)  Y山(単独)


加藤文太郎・植村直己が愛した故郷の山、蘇武岳へ山スキーに行ってきました。

当初1/14(土)に行く予定でしたが、1/15(日)の休日出勤が無くなり、且つ日曜日の方が冬型気圧配置が緩んで風が弱そうな天気図だったんで、1/15(日)に日程変更。
単独行の強みでフレキシブルに山行予定を組めます。

06:38閉鎖された名色スキー場を出発。
06:00に駐車場から出発するつもりでしたが、初めての場所で暗くて道がよく分からず辺りが明るくなり始める頃に出発を遅らせました。

積雪は十分で、トレースの全くないゲレンデをスタートからシール登高。

閉鎖されたロッジを確認。地形図を見て高度計を補正。
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振り返ると、単独ボーダーに追跡されてました。
ゲレンデトップの斜面には巨大な雪庇が。

雪庇を迂回し、樹林帯を登高し、ゲレンデトップの尾根に出ました。
左側は雪庇の為、右側の樹林帯に沿って進みます。

振り返るとゲレンデ側の雪庇が今にも崩れそう。
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08:27ゲレンデトップの旧リフト降り場着。

さて、ここから本格的に読図開始。
気を引き締めて出発するも、いきなりあらぬ方向へ進んでしまい、地形図とコンパスを使用し、間違いに気付く。

地形図・コンパスを使用して正しいルートを見出だし、蘇武岳へ向かう。
初めてのルートの為、頻繁に地形図・コンパス・高度計で現在地を確認しつつルートファインディング。緊張するけど、最高に楽しい♪
ここまで読図をするのは昨年2月の視界不良の氷ノ山以来。
残雪期の乗鞍・御嶽でも結構読図をしましたが、残雪期で天候が良く、視界が効いていたので厳冬期の氷ノ山ほどのシビアさはありませんでした。

緊張しながらも読図を楽しみつつ進んでいくと、スキーツアーの標識がありました。

これで間違いなく蘇武岳へ向かっていることが判明。一安心。
自分では正しくルートファインディングしているつもりでも尾根一本間違えたら大変なことになりますからね。

程良い起伏があり、スキーツアーには持って来いのルート。スノーボード向きじゃないルートですね。
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樹氷が満開です。

雪の重みと強風で(?)傾いたホワイトモンスター。
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標高を上げるにつれ、ガスが掛かり始める。ホワイトモンスター越しに見た山頂方面。

視界が悪い中、顕著なコルに出ましたが現在地がはっきりせず。

およその見当をつけ、目の前の雪庇を迂回して尾根に出る。

10:52地形図・コンパス・高度計を確認すると、どうも蘇武岳山頂に着いたっぽいが、視界不良で山座同定ができず、イマイチ自信が無い。
雪庇を迂回して登ってきた方向を見やるも視界が効かず・・・

とりあえず、頂上台地と思しき場所で最も標高が高い地点と思われる場所周辺を捜索。
すると明らかに人工物と思われる木片が雪面から覗いているのを発見。
スコップを出すのも面倒なので、手で雪面を掘り下げると頂上標識が出てきました。
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「俺のルートファインディングも大したもんだ」と自画自賛(笑)
頂上は気温マイナス7℃、風速は4~5m/sといったところで、肌寒くなってきたのでハードシェルを羽織り、下山準備。
掘り起こした山頂標識付近の頂上台地。
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後は自分のトレースを辿ってゲレンデに戻り、ゲレンデを気持ち良く滑走するのみ。

しばらく自分のトレースを辿っていくと、途中からスノーシューと思しきトレースが脇から合流してゲレンデ方面へ向かっているのを発見。他にもスキーのトレースがあり、どのルートでここまで来たんだろう?と疑問に思いながら進んでいくと、5~6人のパーティに追いつく。
一人だけスノーボーダーのパーティでしたが、このルートでスノーボードはツラいだろうなぁと思いつつ、爽やかに挨拶を交わす。
頂上まで行ったんですか?と聞かれたので、行ってきましたと言うと、単独でしかも蘇武岳自体が初めてというのを「相当読図に慣れてますね」と非常に驚かれました。
「俺ってスゴいかも」と有頂天になりつつ(笑)、そのパーティと分かれて先行。ゲレンデスキーとは違い、山スキーは上手く滑るよりも無事下山することが重要なので、改めて気を引き締め下山続行。

僕の場合、読図力が身に着いたのは単独行で雪山を経験した成果ですね。パーティ登山だとリーダーに頼り勝ちになるので中々読図力が付きにくいでしょうし、GPS持ってるとGPSに頼ってしまうので読図が上達しないでしょうね。

12:00ゲレンデトップに戻り、起伏も無くなったんで、シールを剥がして滑走準備。
ゲレンデトップの雪庇を迂回し、滑走開始!
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ゲレンデ上部はパウダースノーで快適♪中部は重いパウダー。下部は気温が高い為かシャバシャバのザラメ雪でした。
前回の伊吹山の様なモナカ雪も無く、楽しくスキー滑走できました。

無事下山し、振り返ると上部はガスに覆われてました。
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伊吹山山スキー

伊吹山山スキー     平成24年1月8日(日)  Y山(単独)


本日厳冬期雪山伊吹山へ山スキーに行ってきました。
2012年初の山行は山スキーで幕開け。昨年2月にツボ足登高して以来の伊吹山です。

昨日、最新の予想天気図を見ると山陰沖に低気圧が発生し、天候が心配されましたが、1/8 21:00の時点でも大して進まない予想となっており、問題無いと判断。

この低気圧が発生したことにより、冬型の気圧配置が緩み、却って好都合。
等圧線の幅が広がっているので、厳冬期にしては風も弱いだろうと予測しました。

早朝6時過ぎ、ヘッデンの灯りを頼りに上野登山口出発。気温はマイナス4℃で天候は予報通りまずまず。

1合目からは積雪があり、スキーを履いてシール登高開始。
3合目に着き、伊吹山の山頂付近が顔を出す。
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ここから見ると、8合目付近の斜面は絶壁に見えます。

6合目手前で下山中の重装備の登山者が何故か浮輪を背負ってました。謎です。一体何に使うんやろ?
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6合目避難小屋から山頂への急斜面。
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7合目付近から9合目直下までの急登。
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8合目辺り、手持ちの高度計で1,080mの急斜面で流石にシール登高が厳しくなり、アイゼンに換装。
ピッケルを手にツボ足登高に切り替える。

ツボ足登高だとラッセルがキツく、スキーラッセルの楽チンさを改めて再認識。喘ぎつつ、頂上台地着。
頂上避難小屋は北面がびっしりと"エビのしっぽ"で覆われていました。
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山頂の像と標識も"エビのしっぽ"がえらいことになってます。
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風速は5~6m/s、気温はマイナス9℃。体感温度はマイナス10℃を下回って、立ち止まると寒い。

山頂台地から望む北方の景色。

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北面から見た頂上避難小屋。全体が凍り付いているように見えます。
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アイゼン&ピッケルからスキーに換装の準備をし、避難小屋で行動食を採りつつ小休止。
いざ滑走開始!

9合目から眼下を望むと、登山者・スキーヤー・ボーダーが列をなして登高中。
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伊吹山は百名山に選ばれているせいか、閑散とした氷ノ山に比べて人が多いなぁ・・・

山頂台地はパウダーと言っても差し支えない雪質でしたが、9合目から下はモナカ雪で滑り難く、快適な滑走というよりも下降という感じで下山しました。
1合目手前で日に当たった雪が適度なザラメになり、ごく短い滑降でしたが楽しめました。

氷ノ山山スキー

氷ノ山山スキー    平成23年12月30日(金) Y山(単独)


2011年最後となる登り納めに、兵庫県最高峰氷ノ山へ山スキーに行ってきました。
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先日のクリスマス寒波で結構な積雪&パウダースノーで、気持ちのいいスキーラッセルを堪能♪

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事前に調べた天気図から、山頂付近はホワイトアウトかなぁと思ってたら、案の定樹林帯を抜けた所で視界は10mほど。
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三ノ丸付近から氷ノ山山頂までは目印となる物が無く、なだらかな地形の為、視界不良時は方向を見失い易くかなり危険。

手持ちの高度計の数値からすると、三ノ丸山頂までおよそ100mくらいの距離まで迫ってましたが、風速4~5m/sほどの風で自分のトレースも消されそうでしたので大事を取って山頂を目の前にしてアタックを中止。
因みに高度計では1,490mでした。顕著な地形に乏しい今回の行程では高度補正ができず、あまりアテにできません。
最終到達地点で気温はマイナス10℃でした。
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シールを剥がしてスキー滑降で撤退開始!

視界不良と風で消されかかった自分のトレースを見失いそうになりつつも、何とか探し出し、無事下山しました。

当てにしてたスマホのGPSは肝心な時に現在地を補足できず。やっぱ機械は信用ならん!頼りになるのは地形図・コンパスを活用しての自分の読図力ですね。
機内モードで使用してましたが、意外にもドコモは受信状態が良く、電波を拾って使用すれば現在地を補足できたかもしれません。

立山山スキー

立山山スキー           平成23年11月26日(土)-27日(日)   M、T、Y(記)

Mリーダーの計画で今シーズン初滑りしてきました。

1週間前までは積雪が完全に不足しており、とても滑走できる状態ではありませんでしたが、山行5日前の月曜日から西高東低の冬型気圧配置となり大陸からの寒気が流入。
23日の時点での室堂の積雪は50cmほどだったようですが、木金の2日間で100cmほど積雪があり、山行当日の積雪は155cm。

高原バス道の除雪の為、初日土曜日はケーブル立山駅で始発から1時間ほど足止めを食いました。
室堂到着後、3人パーティなのに6テンで装備が重かったこともあり、雷鳥平ではなく室堂にてテント設営することに。
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ショベルを使用して3人で整地してテント設営後、軽く行動食を取り、サブザックで予定通り剱御前小屋を目指す。
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Yは、KAC入会直前の5月の単独富士山頂滑降から約半年ぶりのシール登高。因みに偶然にもMリーダーの前日に富士山に行ってました。
前日の新雪で気持ちのいいパウダーで、シール歩行が楽しくて仕方がありません。
ボードで、スノーシュー歩行のTさんはかなりキツそうでしたが・・・

剱御前小屋への稜線に出るところでスキーの2人はクランポンに換装し、岩混じりの稜線伝いに小屋へ向かう。
稜線に出ると15m/sほどの強風。また、クランポンの二人は浮力が無くなり、スノーシューのTさんと立場が逆転。ラッセルがキツい・・・
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程無く地吹雪の剱御前小屋に到着し、初日の目的である剱岳の雄姿を拝めました。
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剱御前小屋着が15時を回っており、日没が迫っていたので急いで滑走開始。雷鳥沢への滑走はあっという間でしたが、雷鳥沢へのテン場への沢の頼りない橋が心許無く、少しでも足を滑らせれば沢へ落ちるので恐かったです。

日没が迫り焦ってましたが、Tさん・Yの両名はヘッデンをメインザックに入れっぱなしでBCに置き忘れてしまっており、ヘッデンはMリーダーの1つだけ・・・
焦りの余り、Yはシールに雪を附着させてしまい、しかも焦りからシールの着雪をスキーエッジで削り取る基本的な技術も度忘れして深雪でもがいて時間をロスしてしまいました(汗)
もがきながらもMリーダーに追い付き、適切且つ迅速にシールを付けて貰い、念の為粘着の弱くなったYのシールにストラップバンドでシールを板に固定してテン場へ急行。
みくりが池温泉の辺りで雷鳥の鳴き声と珍しく飛ぶ群れの姿を望む中、綺麗な夕焼けが見られました。
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間もなくテン場に帰着したところ、「Mく~ん。神戸のMくん居ませんか~?」とKACテントの直ぐ横でMリーダーを呼ぶ声が・・・
同じ日程で入山していた山吉さんが僕らを探してくれてました。
雷鳥沢にテン泊すると聞いていたので、まさか会えるとは思いませんでしたが、しばし雑談してテン場で記念撮影しました。

初日の晩御飯は食当のTさん持参の米を炊いてハンバーグカレー。一人1合ずつでガッツリ食べました。
高気圧のど真ん中となった初日は快晴で、夜は新月で光が無かった為、満点の星空。星が好きなTさんはテンション上がりまくりでした。


2日目、予報通り気圧の谷が迫り、天候は高曇り。
一人辺り150gのパスタで朝からガッツリ炭水化物を補給し、テントを畳んでメインザックをテン場にデポ。
雄山を目指す。

一ノ越にて全員クランポンとピッケルに換装し、岩稜帯を登高開始。
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雄山山頂直下で槍穂高連峰だけでなく、富士山も望むことができるほど視界が開けておりテンションアップ。

雄山神社裏手に登頂するも20m/sほどの強風に曝され、三角点方面へはとても行けませんでした。
神社裏手の狭いスペースでスキーへ換装し、強風から逃げるように山頂直下のシュートへドロップ。
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風に叩かれた為か、昨日よりも雪質が若干硬くなった感触でしたが、スプレーを飛ばしながらの快適な滑走を楽しめました。

Yはゲレンデでの滑走時間がスノーボードの方が長く、Mさん・Tさんと比較すると明らかに滑走レベルが劣っており、滑走中は待たせてしまい申し訳ありませんでした。
今回の山行は直前まで決行できるか際どいところでしたが、積雪・天候、更にパーティメンバーにも恵まれ最高の山行となりました。
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