山行記録

2020.6.29 大峰 ナメラ谷

2020.6.29 大峰 ナメラ谷
大峰山脈 十津川水系 舟ノ川 入谷 ナメラ谷 の記録


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こんにちは、岩瀬た、です。
大峰山脈のナメラ谷に行ってきました。
僕にとっては今年の沢初めの山行でして、「やはり沢初めは、誰が何と言おうと大峰に限るな。」と思っているので、無事に(上部で少し難儀したけど)行くことができて良かったです。

以下、山行記録です。

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◎メンバー
岩瀬た(L、記録)
H
OKD


◎装備
30mロープx2
カムC4#0.75〜2
ハーケン
アッセンダー
その他沢装備


◎行程概要

・6/28
前泊

・6/29 晴れ時々曇り 前日降雨無し
6:30 入谷林道ゲート
7:40 ナメラ谷出合 入渓
7:50 3段15m滝
8:10 10x15m斜滝
8:35 大ゴルジュ入口 20m滝
9:30 12m滝
10:20 懸垂後、沢復帰 左岸巻きへ移る
11:40 大ゴルジュ出口、休憩
13:40 謎の滝、ルートミス?
14:40 トップリ尾根を経て登山道へ
16:00 頂仙岳近くから下山開始
19:00 駐車地、下山完了


◎行程詳細

・6/28
前夜、神戸にてOKDさんが迎えに来てくれて(いつも本当にありがとうございます)、国道168号線を進む。
笛吹童子ことHさんが最近手に入れたリコーダーで奏でる「A WHOLE NEW WORLD」を聴きながら猿谷ダム近くで眠りに着く。

・6/29
5時起床。朝ごはんを食べ、準備して、入谷林道を車止めゲートまで。
意気揚々と出発。
何を喋ったか覚えていないけれど、くだらない話をしながら1時間少し林道を歩いて、広場になってるところから緩傾斜を降りて、ナメラ谷の出合に到着。ギアを整えて入渓。
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最初の仄暗い3段15mは釜を泳いで取り付いてみるも、3段目が悪そうなので巻くことに。っていうか思ってたよりも水めっちゃ冷たくて寒い.。
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巻き上がって、いくつか軽快に小滝を越える。
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ほどなくして、ジェット水流の10x15mの斜滝に出くわす。
一目見て僕は巻く気満々だったので巻道を探してると、OKDさんがサクサクと直登。続いてHさんもサクサク。
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えぇ〜いけるかなぁ。。。と思いながら取り付いてみると、思いのほかフリクションも悪くなくて、ビビりつつステミング突破。やれやれ。ロープ出してもらうか一瞬迷ったけど、登ってみれば楽しい直登だ。仮に滑っても身体を強打しつつ釜にドボンなので、まぁ、変な体勢で落ちなければどうにか大丈夫だろう。

しばしゴーロを進んで、20m滝。
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一目見て僕はまたも巻く気満々だったので、OKDさんが直登する気にならないうちにリードを買って出て右岸を小さく巻き上がる。
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この日の僕の最初で最後のリードだったけど、ぼちぼち緊張感のある良い巻きだった。

沢に復帰して、次は12m滝。
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一目見て僕はまたまた巻く気満々だったけど、OKDさんがロープを出して取り付いた。やられた。
ツルツルのスラブ面を、大きな倒木を利用して突破していく。
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回収フォローできる自信も湧いてこなかったので、Hさんにラストをお願いして、セカンドで上がる。
いけるかな。。。と思いつつ取り付いてみると、案の定スラブ面はツルツルで、倒木を必死に掴んでどうにか登る。やれやれ。
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続いてHさんも登って、普通に上がってきてた。
そのままリード交代で、Hさんが滝の先まで。
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いくつかの滝を掛けるゴルジュを横目に、懸垂やら高巻きやらをして、明るい場所でしばし休憩。
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大峰の沢っぽい(気がする)、綺麗なゴーロと時折現れる滝を各々登ったり巻いたりしながら進む。
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遡行図の10m滝かと思わせる滝に出くわす。
シャワーだし寒そうなので、例によって一目見て僕は巻く気満々だったけど、またもOKDさんがロープを出して取り付いた。やられた。
(後日談では、Hさんと僕の「はよ行きーな」というオーラを感じて忖度してそれぞれの滝に取り付いていたらしい。。。いや、そんなオーラ出して無いですよ!笑)
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上部の悪そうな箇所を登って、落ち口へ。
続いてHさんも登る。ムーブを思いっきり真似しながら僕も登れて、嬉しい気分でいっぱい。

これで悪場は終わりだな!と思ってたら、また10mクラスの滝にぶつかる。
「あれ〜、さっきのって10m滝じゃなかったんかなぁ?」
と言いつつ、謎の滝の横に走るゴルジュ状になってる箇所を進むと、結構ボロボロ。
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迷った挙句巻くことにする。
そこからだんだんと現在地に不安が出てきたので、この辺でやめとくことにして右手の尾根めがけて詰め上がる。

なんやかんやと悪い急登を経て、背の低いクマザサの茂るなだらかで気持ちの良い尾根に出た。予定よりも遅くなってしまった。
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地図とGPSとで現在地を把握。予定とは違うところに詰め上がってしまったよう。
あのまま沢を進んでもたぶん変な感じだっただろうし、どこかで沢筋を間違えたようだ。もしくは渓相が大きく変わっていたか。
沢登りは楽しい。

運良く電波が入ったので、下山が予定より遅れそうな旨連絡して、尾根伝いに登山道まで。
頂仙岳の横から下山開始。

ところどころ尾根が派生していて気を抜いたら迷いそうだったので、3人それぞれ地形図とコンパスを見ながら「そっち合ってます?こっちの尾根ちゃいますか。」「いや、その先結構立ってるで。この方向で合ってるで。」などと相談しつつ、時折GPSを確認して、降りる。
無事に林道まで降りてきて、ブラブラと他愛無い話をしながら駐車地まで戻りました。


下山完了。

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以上、山行報告でした。

計画当初は、「そんなに難しく無いけど、“山登りしてるな!!”みたいな沢登りしよう。」と思っていて、安心しながらも緊張して、僕的にがっつり滝に向かい、巻きも詰めも下山もぼちぼち頭を使ったし、良い山行ができました。
夏だな〜!と思います!!

Hさん、OKDさん、ありがとうございました!またお願いします◎


余談ですが、ロストアローのホームページにトラッドクライマーのヘイゼル・フィンドレイの記事が載っていて、基本的にはスポーツクライミングの感覚に沿って書かれていますが、スポーツクライミングの枠を外れて、トラッドやアルパインや、仕事にも応用できる内容でしたので、リンクを貼っとこうと思います。
是非読んでみてください◎

ヘイゼル・フィンドレイ メンタルトレーニングシリーズ:PART1 - 身体の動くままに登らせよう
https://www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/stories/EX2020_BD_hazel_findlay_mental_training_part_1.html

ヘイゼル・フィンドレイ メンタルトレーニングシリーズ:PART2ーフローの謎を解く
https://www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/stories/EX2020_BD_hazel_findlay_mental_training_part_2.html

ヘイゼル・フィンドレイ メンタルトレーニングシリーズ:PART3ーより強いメンタルを手に入れるには
https://www.lostarrow.co.jp/blackdiamond/stories/EX2020_BD_hazel_findlay_mental_training_part_3.html


2020.3.8-9 阿弥陀岳南稜

2020.3.8-9 阿弥陀岳南稜
八ヶ岳 阿弥陀岳 南稜 の記録

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こんにちは、岩瀬た、です。
阿弥陀岳の南稜に行ってきました。
南岸低気圧がかすめて行ったので、ふわふわ雪が積もってたら辞めとこうと思いながら入山しましたが、新雪の積雪量はたいしたことなく、アタック日は昇温甚だしい予報だったので行動時間を早めて、丁度良い締まり具合の雪を快適に登ることができました。

以下、山行記録です。

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◎メンバー
岩瀬た


◎装備
縦走用ピッケルx1
アイスアックスx1
ハーネス等
ロープ30m(撤退等下降用。シングルなら60mある方が良いかも。)


◎行程概要
・3/8
山中 小雪
泊地 ー5℃
7:00 茅野駅
しばし天候待ち
12:30 舟山十字路・入山
15:30 立場岳
16:00 青ナギ手前・ツェルト設営・泊

・3/9
快晴
ー5℃
3:30 起床
5:00 出発
6:30 P3ルンゼ下
7:00 P4基部
7:15 阿弥陀岳山頂
10:30 美濃戸口 下山完了


◎行程詳細
・3/8
夜行バスで茅野へ。
今日は夕方頃まで雨の予報だったので、駅周辺でのんびり過ごす。
思いのほか早く雨が上がって空も明るくなってきたので出発することにする。
タクシーで舟山十字路まで行き(雪も氷も少なくて入れた)、立場岳に向けて出発。
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序盤は雪少なくところどころアイスバーン。早めにアイゼンをつける。
立場岳で新雪の積雪は10cmあるかな?くらい。
ふわふわ雪。もっとサラサラの雪かと思っていたけど、予想よりも少しだけ湿っぽい。
ふーんと思いながら進むと、樹間から阿弥陀岳の南面がドーンと見えた。
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あまりのかっこよさに、「うわ!やったー!ひゅー!!」と1人歓声を上げてしまう。まだなにもしてないのに。周りに誰もいなくてよかった。

その阿弥陀岳が見えるポイントが誰かのテン泊跡だったので、今日はここまでとしてツェルトを張る。
今回は軽量化しようと思ってスコップも持ってこずだったので助かりました。やっぱりスコップは要るな。

お茶を飲んで一服していると、一瞬、夕焼けで阿弥陀岳が薄いオレンジ色に染められて綺麗でした。風が強くてツェルトの外に出るのが億劫で写真撮らなかったことを少し後悔。

整地を適当にしてしまったので体がズレて何回か目が覚めてしまいましたが、夜半には風も止んでゆっくりすることができました。


・3/9
3時に目が覚めて、もう一眠りしたら寝坊しそうだったのでそのまま起きて行動開始。
今日は気温がガーッと上がる予報だったので、早く動くに越したことはないだろう。
準備や撤収していると割と良い時間になってしまった。
青ナギを過ぎて、いくつかピークを越す途中で月が諏訪の街の向こう側に沈んでいくのと同時に、明るくなってきた。
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モルゲンロートにはならなかったけど(山中にいるからわからなかっただけかも?)やっぱり朝は良い。

P3が少しずつ迫ってくる。
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ルンゼに向かうトラバースが悪いとのことだったけれど、少し下ったところからルンゼに入ればキワどいトラバースをせずにちょっとしたラッセルで済んだ。
ルンゼ内。雪は程よい積もり具合で新雪のすぐ下の層にアックスのピックも良く効く。
雪が少なくアイスバーンになっていれば結構怖いみたい。
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今回は不安無くルンゼを登ることができた。
事故の多い場所なので、ほっと胸を撫で下ろす。

P4もなかなか迫力がある。
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P4のトラバースも、たしかに2、3歩が狭い。
落ち着いてやり過ごして、しばし登って山頂へ。

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快晴ほぼ無風で、遠くまでぐるり360°たくさんの山が見えて気持ちが良い。
登ってる時は気温が上がっていくのが気になるけど、登ってしまえば暖かさで幸せな気持ちだ。天気の隙をついた良い山行ができたと思います。

しばし展望を楽しんで、御小屋尾根を美濃戸口まで降りました。

下山完了。
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阿弥陀南稜、会の山行記録の最初の方(1996.12.21-22)に松尾さんという方が書いた記録がすごく印象に残っていました。
いつか行くときは1人で行こうかなと思っていて、時期も条件も違いますが、今回行けて良かったです。
もちろん、その後の記録も参考にして、装備はダブルアックスにしようとか、ここがあの記録に書いてあった場所だなとか思いながらの山で、楽しかったです。

また、今回はオーソドックスなP3P4巻きルートをとりましたが、ハーケンとか打ってあって登った痕跡もあったので、またいつか登りに来てみようかな?と思います。
登ると楽しいだろうな。でも怖いだろうな。





2020.3.2 馬の背北側の尾根

2020.3.2 馬の背北側の尾根
六甲山 須磨 馬の背 北側の尾根

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こんにちは、岩瀬た、です。
年が明けてから天候その他諸々でほぼ山に行けずまんじりともしない鬱屈した日々を送ってしまっているのが悲しくて、六甲山に行ってきました。

以前からなんとなく気になっていた須磨の馬の背の北にある小さな岩尾根。
六甲山ということで計画書も作らず、一応Yさんに行き先だけ簡単に告げて、特筆することもないだろうと思いつつ取付きましたが、どうしてなかなかシビれる場所でした。
どこに行くにしても侮っちゃいけないな。

以下、山行記録です。

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◎メンバー
岩瀬た

◎装備
50mロープx1
ハーケンx4
イボイノシシx2
カムx2
スリング 長め数本
(全て使えず)


◎行程

目的の岩尾根へのアプローチも楽しみたいなと思い、山と高原地図からは消えているが地理院地図には載っている沢沿いの道を選ぶ。
9時過ぎに山陽電鉄月見山駅に着き、住宅街を通り抜けて“天井川憩いの広場”に到着。
立派な案内板があり、それによるとアプローチする予定の沢筋は「探検コース」という道になってるみたいだ。山と高原地図に載っていないということは、道が崩れたりして廃れた登山道になっているのかなと思いながら進むと、トラロープで立ち入り禁止になっていた。
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ハーネスとヘルメットとバイルを装備して、入山。

廃れた登山道といえども、利用してる人は結構いるみたいで、踏み跡ははっきりしている。
上に建物が無いからか水も変な匂いはしないし久しぶりの沢の雰囲気に気分良く歩みを進める。

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1時間程度で馬の背のコルに到着。

改めて北側の岩尾根を観察して、鎖沿いに降りていく。
この鎖沿いの道も地図には載ってないけど、どうやら沢伝いに降りれば横尾の町に降りていけるみたい。


10時30分、めぼしをつけていた岩尾根末端付近のルンゼ(ルンゼと言うには大袈裟なほど小さいルンゼ)から取り付く。
わかっていたけど、ザレザレだ。
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ルンゼの行き止まりは5mほどの凹角になっている。
地面からニョキっと出てた松の木に気持ちばかりのセルフビレイをとって、トレッキングシューズからクライミングシューズに履き替えて、ロープやハーケンその他の装備を整える。
さて取り付こうと思うも、想像してた以上に触ったそばからボロボロ崩れていくので一歩も離陸できない。
しばらく迷って、なんや無理やん。辞めとこう。と思い元来た道を慎重にクライムダウン。
すると途中に、ここなら登れるんじゃないかと思える面があったので、しばし迷って、改めて取り付く。
どこもかしこも崩れそうに感じながら騙し騙し登って、リッジに出る。
「騙し騙し」という表現。
この時、僕が何を騙していたかというと、怖くなりそうな自分自身だ。
登り始めるまでに、思っていたよりも崩れやすい斜面を何度も壊して、あまり聞きたく無い、砂が流れていく音や石の塊が落ちていく音を聞くとやっぱり怖くなってくる。当たり前だけど、怖がると登れるものも登れない。
目の前の斜面は、あきらかに登れる斜度で、慎重にいけば問題ないのは見たらわかる。
でも、嫌な想像は当然脳裏に浮かぶ。
そんな自分を「慎重に行けば大丈夫。一点に荷重をかけないようにすれば、不確かな安定は安定してることのうちに入る。」
と、騙し騙し。

小さな立木まで行ってホッと一安心。
コルから確認してた尾根通しに抜けていくラインが見え隠れ。
進退極まりそうになったら、ところどころに点在している小さな立木か、もしくは大きな岩塊(小さなピナクルではピナクルごと崩れそう)で懸垂下降だなと思いながら進む。

2mほどの乗越をするにも、丁寧にザレを払ってスタンスを探して(探してというか作ってというか、、、)、できるだけ荷重を四肢に分散させて細かく刻んで這うように乗り上げる。
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そんなことを2、3回やって、口がカラカラになってきたところで、12時頃、ようやく樹林帯に逃げ込むことができました。

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以上、記録です。

今回の小さな目標に、前調べせずに取り付くというのがありました。
普段はかなり前調べするタイプの僕ですが、今回は今までの経験がどれほど身についているか試してみたかったのと、前調べしないことで、できること/できないことを発見できたらと思いながらのトライでした。
水平距離たった100mの中で、安全確保するにはどうするべきか考えて(岩がボロボロでまともなプロテクションが取れないのと、仮に立木などでプロテクションを取ったとしても2、3歩のトラバースや水平移動が多くてロープ伝いに降りて回収・登り返しする方が危なくて結果的にノープロテクションになった)、かなり真剣なルートファインディングをしました。
振り返れば、判断を投げ出さず慎重にいけば簡単な登攀でしたが、メンタルが鍛えられたと思います。

良い経験だったけど、2回目は行かないし次はヤバイかもしれないと思える、自分自身としては珍しい感想を持った場所でした。ちょっと、人にはオススメできない感じでした。

スケールはかなり小さいけれど顕著でカッコイイ見た目の岩尾根で、樹林帯に逃げ込んでからは薄い踏み跡らしきものもあったので、誰か登ってるだろうと思い、家に帰ってから調べてみましたが登山大系にもインターネットにも記載が見られず、でも絶対登ってる人はいるはずなので、登ったよという方がいましたら、どんなだったか話してみたいなと思います。

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次からはこういうトライは会に計画書を出してから挑戦しようと思います。




乗鞍 山スキー

乗鞍 山スキー

令和2年2月23-24日

岡島家

 

2/23(天皇誕生日) 雪

前日に入山予定であったが低気圧の通過で全国的に悪天のため、入山を一日遅らせた。今日は冬型で風雪が強く、スキー場の駐車場でしばらく時間待ち。
リフト終点12:00出発。2200m付近にてテント泊14:00

 

2/24() 快晴 地吹雪

出発5:30、位ヶ原上部2600m付近の便所小屋7:30、肩ノ小屋8:30

朝日岳9:30引き返し、天場11:30、スキー場駐車場14:00下山

 

乗鞍は2007年の年末に金田さん、野上さん、迫田さん達と来て以来であった。あの時は大雪で位ヶ原へ上がる途中でホワイトアウトとなり、地図と磁石を必死に見ながらなんとか車道の目印のポールを見つけ、ツアーコースに戻ることができた。丁度、槍平で大きな雪崩遭難が起こった時だった。

乗鞍はスキー場から直ぐに上がれる安易なイメージがあるかも知れないが、位ヶ原から上は視界がないと行動できない。また、樹林限界を越えると風除けも無く、車道沿いの便所小屋と、肩ノ小屋の脇ぐらいしか落ち着いて休めるところが無い。今回は快晴で視界無限大であったが、前日の大雪は強風で舞い上がりブリザードとなり、最高峰の剣ヶ峰手前は脚を払われそうな危険な風のため朝日岳で引き返した。

 展望はすばらしい。北方は左手から白山連峰、正面は笠と槍穂高が一望でき、前穂の北尾根がはっきりと認められる。南側の御嶽も至近距離に見える。

 

位ヶ原からの下りでスキーで転んでズッコケている処に芦田さん達が上がってきた。予定どおり出合えて安心した。上部の様子などを話してそれぞれの方向に向かう。

スキー場に下山してから仰ぐ乗鞍頂上は先程にも増して猛烈な雪煙が上がっていた。

追記 
スキーシールの糊が乾いて板に張り付かなくなったら、幅広の両面テープ(5cm幅で絨毯固定用)がよい。安上がりで楽に張れる。


入山ツアーコース位ヶ原2

ツアーコースから位ヶ原




ブリザード位ヶ原

位ヶ原から肩ノ小屋





朝日岳剣ヶ峰
朝日岳から剣ヶ峰






芦田さん

芦田さんに撮ってもらう






両面テープ


シールとビンディングの調整


  




2020.2.20.  大山北壁弥山尾根西陵

2020.2.20

大山北壁 弥山尾根西陵

谷口、ヨッシー(友人)


どーも、谷口です。

大山が好きでよく行ってました。その度に圧倒される迫力にいつも立ち止まって魅入ってました。

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『北壁かっこいい

そんな大山北壁に登るとは数年前には露知らずついに挑戦してきました!


状況は寒波が再来し18日にドカ雪、17日は雪、20日自体は晴れでしたが暖かく雪崩れの心配がありましたが2人の大山北壁への熱い想いが足を運びました!

注意点:雪崩が起こりやすい、落石しやすい、鬼ラッセル、鬼ブッシュ

ほぼ予想は的中しましたが、一つ想定外が

新雪フワフワ超絶鬼ラッセル!!

20人前の一生分のラッセルしたんちゃうかな


元谷小屋からノートレース。

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取り付きの手前までは順調に進みましたが、取り付き手前で傾斜のキツイ腰丈ラッセルが始まりなめくじ並の進み具合IMG_1682


取り付きからはコンテで支点確保が難しいところはビレイする作戦でしたが登攀中はなんかしら灌木もあり最後までコンテで行けた。IMG_1722


しかしやはりラッセルに時間がかかり予定時間も大幅にオーバー。

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なかなか厳しい山でしたが、パートナーのおかげで自分の限界のポテンシャルを引き出す事ができ2人で乗り越えれた事に感謝!!

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悪条件が功を奏しとっても良い経験値になりました。
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3:00 南光河原駐車場
5:00 元谷小屋(登攀用具装備)
8:30 とりつき
14:00 弥山山頂(休憩)
17:00 南光河原駐車場

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