山行記録

2024.9.28-29 上高地 岳沢 滝沢大滝

2024.9.28-29 上高地 岳沢 滝沢大滝 の記録

9B53B5A6-FD04-4739-8711-55AE6606243F



こんばんは、岩瀬た、です。

上高地の岳沢を詰めたところにある滝沢大滝というところに、友人のガンちゃんに誘われて行ってきました。
大滝と言いつつ平常時に水の流れは無く、雨が降る時だけ滝となるようで、ガンちゃんから送られてきた写真を見ると、まるで大きな聖堂のパイプオルガンのようになっている柱状節理に囲まれていて、その場に身を置いてみたい欲求に駆られる。
登攀記録もクラシカルな記録ばかりのようで、興味深い。

詳しい記録は、"魂の男"ことがんちゃんのブログに書いてあるのでそちらをご覧ください。

・ちょっと寄り道の山
https://yorimichiii.blogspot.com/2024/08/takizawaotaki.html?m=1

がんちゃんの記録の前置きの長いこと川の如しだが、「なんだか気持ちは良くわかるなぁ」という感じだ。是非読んでみて欲しい。


僕は印象的だったことを書こうと思います。

1日目
BF9717A4-A05F-435F-A8A9-6D463294066C
(滝沢大滝全景)

滝沢大滝の偵察時に1ピッチ目を見た時、僕の目では「いやぁこれは正面のクライミングは無いな。」と見えたので、滝左側の凹角を登るのが無難だろうと思っていたのだが、魂の男の1時間30分にわたるルートファインディングの末、残置のハーケンのラインを見つける。
それでもなお僕は「いやぁクラックもリスも乏しいし、60年前の残置ハーケンなんか全く信用できないから、これは厳しいでしょ。」と思っていたが、魂の男はノリノリで、登るべきラインを見つけて嬉々としながら「1ピッチ目おれ登る」と進言してきたので、「それではよろしくどうぞ。」と譲って偵察を終えた。
34EB0472-5F3E-4DDC-B954-F719EA2C1FCC
(1ピッチ目の壁)

AF7D285A-E125-4696-A38C-CF09B3B1E895
(柱状節理を愛する"魂の男"オレンジおじさん)


2日目
宣言通り、下段の滝1ピッチ目はガンちゃんが登る。
エイド前提の計画で、今時珍しく"なんでもあり"のスタイルでの登攀だ。
序盤の小ハングでさっそくエイドを開始するものの、ガンちゃんあまりエイドの経験無かったようでアブミへの乗り込みがぎこちない。
3500F48E-A110-49CA-A20C-3703F980A5BB
(1ピッチ目の小ハング)

練習してから来るべきだったのでは、、、と脳裏によぎる。
僕は、"挑戦するならそれなりの練習をするべき"と思うタイプで、アブミは練習すれば絶対できるようになることのうちの1つでもあるので、正直言うと若干イラついたが、本人熱望の壁だったし、今まさに頑張っているのが目に見えるので、わがまま言わずにじっとビレイする。
小ハングを超えて、明らかな核心の中間地点まで来た時、魂の男は何回も登ったり降りたりを繰り返した挙句ついに動きが止まり、だいぶ迷いが生じてきていた。
無理もないだろう。
残置ピンは触ってもないのに近くにハーケンを打つとポロッと落ちるものも混じってる始末だ。
そんなルートの中で、核心部のハーケンは上向きのリスに刺さっていて、全く信用できない。

がんちゃんはそのハーケンに向かって1歩を踏み出すかどうかだいぶ迷って、ついに、
「やめとこかな、、、」と呟く。
僕は長いビレイに飽きてきたのと、少なからず登ってみたい気持ちもあったので、
「怖かったらロワーダウンして交代でもええで。無理しない方がええんちゃう。僕も登ってみて、無理やったら諦めて巻こ。」
と声をかける。
それでもなお踏ん切りつかず迷っているので、
「まぁでもそのハーケンで登った人がおるんやから大丈夫なんちゃう。」
と逆にポジティブな声をかけてみる。

本当は全くもってそんなこと思っていなかったが、、、
かれこれビレイし始めて1時間半が経過しているのと、登っていく中でいくつかはちゃんとしたプロテクションとれてるっぽかったし、万が一骨折とかしても岳沢小舎がすぐ近くにあるので担いでそこまで行けるしどうにかなるなと思って、"迷える魂の男"に発破をかけてみたのだ。
そしたらようやく踏ん切りがついたようで、
「もうちょっとやってみるわ!」
と登りを再開した。

信用ならぬ下向きの残置ハーケンにアブミをかけ、念入りにテストして乗り込む。緊張の瞬間だ。
無事に乗り上がって、なんやかやと登ってせまい凹角に逃げ込むことに成功。そこでピッチを切る。
20m登るのに実に2時間かかったクライミングだった。

フォローで登ると、残置のハーケンは想像してたよりも劣悪な状態のものばかりで、ようこんなんでエイドしたな、、、と思うものだった。
ガンちゃんに合流すると、少し得意げ。
得意げになるには充分な内容で、2時間かける価値があったピッチだったので、僕もなんだか嬉しくなった。
結果的に、ビレイのしがいがある良いピッチだったと思う。良いもの見せてもろた。
在るものは在り在らぬものは在らぬ。の法則だ。
僕には在らず、ガンちゃんには在ったピッチでした。あっぱれです!!
A95350C4-2513-4F15-9556-84E8AA35A247
(ここでピッチを切った)


その後はしばらく容易で、上段の滝の周囲は写真でみたパイプオルガンのような見事な柱状節理だ。
ここは僕リードで、思いっきり弱点の滝右側の凹角を登った。ちょっとボロくて落石が怖かったけど、爽快なピッチだった。

9B53B5A6-FD04-4739-8711-55AE6606243F
(パイプオルガンのようだ)

7865DD9D-93AB-4937-9F6B-1BBF22EA656B
(行くぜ行くぜー!)

E4CE1EA2-A1AF-44A8-85B1-DCFDF8A64023
(爽快なピッチ)

そのあとも、ガンちゃんの空中アブミトラバースがあったりしたが、1ピッチ目の頑張りと比べると些細なことのように思えるので割愛。
上段の滝を抜けて、滝沢大滝終了!
300910E0-CEB2-401E-B6D5-FDB6F4F9CDB3
(登るガンちゃん)

28385AE8-7A46-46C0-9595-75237929595C
(落口へのトラバース)


上段の滝を抜けると穂高の吊り尾根が見えた。
そこまで行きたい気持ちが芽生えたが、時間もあまり無かったので奥穂南稜へ抜けて下降。
テント場に戻ってきて撤収し、無事にバスに乗り込んで下山完了。

魂の男がんちゃん、誘ってくれてありがとうでした!
なかなか良い山行になりました!!
僕らは決して上手なクライマーでは無いけど、それでも特別な感動を与えてくれる山と、そこで取り組むクライミングは、良いものだなぁ。
としみじみ思いました。

6D5032A7-0875-4962-81BC-DBEC0678F572
(記念写真)




劔岳・チンネ左稜線 敗退

9月半ばにしてなおも続く夏空にうんざりする。
8月に予定していたチンネ左稜線だが、迷走した台風7号の直撃を受けて延期になった。
9月にもなれば気持ち程度にも涼しくなってくれることを期待したのだが、剱岳に向かう車中からは西日で真っ赤に燃えた積乱雲が至る所に居座っているのが見えた。

日程/ 2024年9月14日ー9月15日
メンバー/ 石橋(記録)、N野

N野さんおススメ金沢のホワイト餃子で力をつけて、日付が変わる頃に馬場島の駐車場着。

FC5F7F65-7161-4CEE-A9E1-8A4063FD0C03

少し仮眠を取った後、3時半発でまずは早月の小屋を目指す。午後から風向きによっては夕立が来るかもしれないこと、熱中症になりそうなぐらい秋の欠片も感じられないことから夜明け前の出発にはやめたのだが、それでも汗が止まらない。今回は軽量化をテーマに38Lザックに全てを詰め込んだわけだが、それでも早月の急登には思わず弱音が漏れ出す。

9FADC41A-864C-4A1B-BA1C-B5D32D74FD51

8時半、早月小屋着。 
キンキンに冷えたコーラで福井名物焼き鯖寿司を腹に入れる。
もう高くまで昇ってしまった陽にサンサンと照らされた早月尾根の上部が高く高く聳え立つのを見て、ベンチを立つ気が全く起きない。

A7AED0CE-7BAE-489D-BFDE-9E4FF5DBFFCB

早月小屋を出ると視界が開けてくる。カメラを取り出すことが増えて、似たような写真だけがフォルダーに溜まっていく。ペースはぐんと落ちた。

0882CB03-E76E-4E38-8708-260D19072C5D

F8B650AD-7B4B-4642-A7AA-B0FDB3C6006C

13時半、山頂着。ULの登山者の皆さんが記念撮影を楽しんでいる賑やかな劔岳のてっぺんで、男2人ザックもおろさぬまま倒れ込んだ。残暑の残る中での早月アプローチは封印ルートである。

A0930434-1E17-47AC-AA58-F3C5C25F3DB6

955B2DD3-23DC-4A27-9E6D-7CAB1B333E05

初めて北方稜線に足を踏み入れた。
地形図と照らし合わせてピークとコルを照合していく。劔の地形図は分かりづらいほど等高線が密集しているが、実際照らし合わせるとかなり地形が整理できた。今後の山行計画を立てる上で地形を把握できたのは大きい収穫だった。

76202BE9-89B0-4DB0-95C6-E948FE042DE3

山頂から150mほど下ったコルで幕営する。
一張が限界の小さなテントサイトだったが、途中早月尾根を下る蔵人と思しき男性のアドバイスでここを泊地とした。左稜線の取り付きまでは少し距離のあるものの、翌日は昼前から確実に雨予報なので雨の中池ノ谷ガリーと北方稜線を登り返すことを考えれば山頂に一番近いコルの選択は良かったと思う。

3E4AADDC-9931-4498-A663-A8F02464B2EE

予報では気象庁の850hPa気温・風予想/700hPa上昇流予想図、500hPa気温/700hPa湿数予想図、及び地上天気予想図を用いた。

0FA435D9-7763-4F3D-94CA-D5425663D445

14日21時(JST)では華北から日本海北部にかけて気圧の谷(赤線部)があり、谷の後面にあたる北陸地方では顕著な上昇流は見られなかった。雲は発生するものの発達はしにくい状況であり、14日の夕日はとても美しかった。一方風向は14日昼過ぎの時点では南東風だったが夕方には南の風になり、21時では南西風に変化した。

8FBE483A-67D6-4B1F-9344-A143546442E8

3C270031-85F3-42AF-B4DB-73C9BC1AD084

15日9時にかけて華北から新たな気圧の谷(青線部)が接近して、風向は西風に変化し次第に暖湿移流(青斜線部)が見られ上昇流の極値(赤斜線部)が予想されていた。このことから翌15日は朝〜昼前にかけて雨が降り出すと予想した。

雨が降り出す前にトップアウトするにはまだ夜も明けぬうちから取り付くしかないだろう。
深夜1時に幕営地発、ということが決定したので早々にシュラフへ潜り込む。時折強い風がテントを揺らすものの、静かな夜だった。嵐の前の静けさというやつだろうか。

E70E4502-0B31-4FD5-A478-C03393EF5F41

14日23時半、 嫌な予感で目が覚める。雨がテントを叩く音だ。
予想よりも早く雨が降り始めていた。初めは気にならないほどの小雨だったが、すぐにテントも岩も全て濡れてしまった。 これでは行っても取り付くのは難しいだろう。
わずかに入る電波で雨雲レーダーを確認すると風上に連立する積乱雲が解析されていた。一時間も立たずに雨脚は強まるだろう。本降りになる前に、できるだけ下りておくのが得策だとして日付を跨いだ15日1時に下山を開始。結局ただただ重たい荷物を背負って2000mを登り降りをしただけになってしまったが、少しは体力錬成になったと思えば悪い気はしない。

山頂直下の岩場を越えると雨はいよいよ本降りとなった。
冷たい突風を伴って強まる雨脚に内心少し焦りが出る。そんな中でも山頂へ向かって登るパーティーと何度かすれ違った。

71EB9FEF-0E25-49AF-93B6-9AC68871CBED

早月小屋まで降る頃には周囲は少し明るくなり樹林帯では雨に濡れることも無くなったが、 早月尾根の長い下りは着実に足にダメージを与えてゆく。やはりクライミングの装備を持ってこの尾根を夏に上がるのは個人的になしだ。

10時半、馬場島着。本当に疲れた。
車に乗って富山市街へ走り出すと、街でも雨が降り始めた。
神戸へ向かう頃には道路が川のようになり、前が見えないほどの驟雨となった。

予報は合っていた。地上ならば。 
今回のケースでは地上で雨が降り出した時間は午前11時ごろだったため、山ではその12時間前に天気が前もって変化した。
一概には言えないが、山の予報ならば天気の変化は地上よりも数時間から24時間程度まで早くなるように予想するといいのかもしれない。

左稜線に登れなかったのは残念だが、学びの多い山行となった。
一緒していただいたN野さんありがとうございました!
 

2024.8.15-18 槍沢ババ平対岸 中央大滝&左俣大滝

槍沢ババ平対岸 中央大滝&左俣大滝 の記録

B28FADB8-910C-42EE-A140-EA588F3498B3


日程 2024.8.15〜8.18
メンバー OKD、岩瀬た

某大阪履物系山岳会の書込みで見かけた槍沢ババ平の対岸に掛かる大滝。聞けば沢ヤのバイブル成瀬陽一さん著の「俺は沢ヤだ」に載っているらしい。それならば僕らも登ってみようということで、夏休みを利用して岩瀬た君と登ってきました。

・8月15日
前夜21時。台風の影響で天気予報がコロコロと変わる状況だが、とりあえず行ってみよかと大阪を出発、あかんだな駐車場に2時過ぎに到着した。
しばらく仮眠して上高地行きの始発バスに乗り、いざババ平に向けて上高地を出発。

06042EE8-DB49-4729-B600-C9BBC10F886F
(出発進行!1)

D50E8D46-230A-4FB6-81B0-FA5F4ED970D6
(出発進行!2)

ババ平までは平地だし、どうせ雨が降って濡れるだろうとの理由で岩瀬た君はサンダルに海パン、背中には巨大なザックというスタイルで出発したが、わずか明神館のあたりで足裏に水脹れができて悶絶していた。
ダラダラと長い道のりに飽きてきた頃、ようやく槍沢ロッヂに到着。ここでノマちゃんと再会。元気そうでなにより。

B2B9181B-832E-46DD-BBF7-63940287E625
(久しぶりに再会する、すっかり看板娘になっていたノマちゃんと記念撮影)

ロッヂではシェルパカレーとおつかレモネードをご馳走になり、これまでの疲れも吹っ飛びました。
12時30分頃、ババ平キャンプ場に到着。心配していた雨に当てられることもなくテント設営し、明日の登攀のために取り付きの偵察に出かける。

DADD2E7A-E06B-4AA3-AE9E-274F26438D48
(テント良し)

目的の滝は登山道からも明白で、アプローチは30分と掛からなかった。

A7A74F98-F268-4E44-A782-B5A3B0DACC4A
(左にかかる滝が左又大滝、中央少し右の滝が中央大滝、その右側が右又。)

今日の晩ご飯は、具材を家に忘れた「具なし豚汁」とアルファ米のおこわ(泣)早々に夕食を済ませ、ウトウトし始めた頃に大粒の雨が降ってきた。明日はどうなることやらと思いながら眠りについた。


・8月16日「中央大滝」
6時にテント場を出発。天気は薄曇り。今日は三叉に掛かる大滝のうちの中央大滝を登る。3本のなかでは最も傾斜も強く難易度も高そう。
ゆるいスラブを登り、右岸側のテラスでクライミングシューズに履き替えて準備開始。

◎1ピッチ目(OKD)
階段状を登った後、フェイスを右上する。
フェイスは多少ボロくもあったが、探せばホールドもスタンスも豊富だ。ほぼ成瀬さんの「俺は沢ヤだ」のトポ通り。
フェイスを登りきった左上の立木でピッチを切る。
87A520C6-A548-4BCD-A6D4-BAEBBF904EED
(1ピッチ目OKD。さぁスタートです。)

◎2ピッチ目(岩瀬た)核心
トポではブッシュを頼りに右上するとあるが…確かにブッシュはあるがどれも心許ない。
わずかに足を乗せられる外傾したスタンスを繋ぎ「楽じゃない凹角」へ至るが、ブッシュのセクションが悪すぎて凹角は「楽じゃないか!」と思えた。ナイスリード!
5FC447E3-36D4-47F8-B4A6-5605D32300DA
(2ピッチ目岩瀬た。ブッシュトラバース結構悪い。)

◎3ピッチ目(OKD)
ブッシュと岩とのコンタクトラインを登る。
プロテクションは灌木で自由に取れる感じ。
特に困難箇所は無かった。
2BE4C502-0B59-420E-9EAD-7218E9798B20
(3ピッチ目OKD。)

◎4ピッチ目(岩瀬た)
トポでは「右のブッシュに回り込む」とあるが、ちょっと煩さそうなのでそのままコンタクトラインを進むことに。
最後は水流と戯れて落口にドンピシャの爽快なフィナーレだった。
8C131ACD-94C1-4807-9FD8-1297AF9E97FB
(4ピッチ目岩瀬た。行ってきます。

4D988702-9FB6-4781-8736-1E78D31998B7
(4ピッチ目、落口。爽快!)


◎下山
事前情報ではトポとは違う右俣大滝の左岸尾根を降りた方がいいのでは?と教えていただいたけれど、しばらく行ったり来たりして、結局右俣大滝を灌木を頼りに懸垂3回で基部に降り立つ。
14時30分テント場へ帰還。
岩瀬た君が担ぎ上げてくれたワインとサラミで祝杯!
早々に酔っ払って明日に備えて就寝 z z Z



・8月17日「左俣大滝」
前日と同じく6時過ぎにテント場を出発する。天気は快晴。左俣大滝は中央大滝に比べると傾斜は緩いが大スラブと水流交えたフェイスで開放的な雰囲気だ。こちらもアプローチは容易。

◎1ピッチ目(OKD)
眼前に広がる大スラブを登る。
ロープは必要なさげに見えたので、安易にサワタビのままフリーソロで取り付くが、ワンポイント微妙な感じで躊躇する。途中でクライミングシューズに履き替え、ロープを下ろしてビレイしてもらうことに。
ハーケン1枚叩き込んで、左岸側ハング下までロープを伸ばした。
F0F9C1D8-3CFE-49D7-9134-878C2F798EC8
(1ピッチ目OKD。ノーロープで登ったが、ここからロープ出した。)


◎2ピッチ目(岩瀬た)
ハング滝の乗っ越し。
どこから越えようか少し迷ったが、滝身に1番近いブッシュをめがけてカムアブミ2つですんなりと越える。さすが。
回収はお任せあれと、2つ目のアブミを回収してハーネスのギアラックに掛けようとしたその瞬間、痛恨のミス‼︎手から滑り落ち、カムごとアブミを落下させてしまった。。。
とりあえず岩瀬た君が待つビレイポイントまで登り、その旨伝えて帰りに拾おうかと提案するが「今から懸垂で取りに行きましょ」と即却下された。
内心「岩瀬た君が取りに行ってくれないかなぁ」と淡い期待を抱いたが、その期待も「ささ、どうぞ」という乾いた返事に即座に打ち砕かれた。
そらそうよね。落としたんは僕だし責任払いよね。。。
回収しながら、手順が少し雑になっていたなと反省。そそくさと回収し、ちょっとバテたので休憩する。
60754DAB-0538-4BF2-BC2E-80094267B76E
(2ピッチ目岩瀬た。)

AC860E67-5F44-47EB-8E3D-C37046CDFDD5
(落としたアブミの回収に向かうOKD。)


◎3ピッチ目&4ピッチ目(トポ上の3〜5ピッチ?)
見ると階段状だったので、ロープをたたんで滝の右側を各々フリーで登る。
89C7740B-676E-43D2-A972-32AC4C3D8F64
(ヨーデルを歌いたくなる景色)

0E3B2319-945F-4C11-B115-BD18E8B4D64B
(落口が見えてきた)


◎5ピッチ目(OKD)核心
水流右側からスタートし、すぐに滝身を横切り右岸側へ、そのままシャワーを浴びながら落口まで。
プロテクションは随所にカム、ハーケンが効くが、水が冷たすぎる。まるで氷水のようで時間をかけると手の感覚が無くなってくるので要注意。
存分に水を浴びて落口に到達。気持ちぇぇ〜‼︎
岩瀬君も水を浴び浴び気持ちよさそうに登ってきた。
7485602D-B78C-4D11-A9DB-3DCDB7509962
(5ピッチ目OKD。水が冷たい!)

185975BE-B634-44C3-B5CB-AF200566FDD1
(水が冷たい!)


◎6ピッチ目
ロープをたたんでナメ状を登り源頭へ。
源頭は岩の隙間から冷水が噴出する不思議な光景で、「北アルプスの天然水や〜」と顔ごと突っ込んでみたが、5秒と我慢できないくらいのキンキンの冷水だった。

2B8B6660-CE34-4BB3-AFC3-292CA4F8FD40
(源流。岩から噴き出している。)

B28FADB8-910C-42EE-A140-EA588F3498B3
(北アルプスの天然水。とにかく冷たいがウマい!)


◎下山
これまた事前情報では明瞭で歩いて降りられると聞いていた。確かに「ここを降りるしかないな」というルートで最後のスラブ部分以外はロープを出すことはなかったが、猛烈な薮をモンキーで下るという、決して「歩き」ではない下降路だった。
D67E3AAD-BB89-4A38-A52B-690E9BEFD0BA
(歩きと聞いていたが、思いっきり藪漕ぎ。騙された!やられたー!)

沢ヤのいう「歩き」は通常人が考えるような「歩き」ではないことをここに宣言しておきます。14時テント場へ帰還。


◎撤収〜槍沢ロッヂ
テント場に着くと雨がパラつきだし、次第に大粒の雨に。雨の隙を縫ってビチャビチャに濡れたテントを撤収し、早々に槍沢ロッヂに駆け込む。
最終日のお宿は槍沢ロッヂでご褒美宿泊だ。
お風呂の時間にも間に合った。
3日間の汗を流し、スッキリしたところで生ビールで乾杯!沁みる〜。
0C6911B6-1686-45E8-A7B0-02117A876D73
(乾杯!五臓六腑の場所がわかるほどウマい!)

山小屋ではノマちゃんの計らいで、とても快適に過ごさせてもらえた。山小屋宿泊クセになりそう。
晩御飯を食べ、ノマちゃんを交えて近況報告などひとしきり笑い話をした後、明日の下山に備えてフカフカのお布団で眠りについた。


・8月18日「槍沢ロッヂ〜上高地」
朝4時半、フカフカのお布団に後ろ髪を引かれながら起床。天気は快晴。簡単な朝食を済ませて再度ザックの中身を整理し、6時にロッヂを出発。
ノマちゃんも休暇を利用して下山するということで、一緒に下山することに。
食料は全て消費し、荷物は少なくなったはずなのに、水を含んだロープやらテントやらで重量は増したか??ギシギシと肩に食い込むザックに悶絶しながら上高地に到着して11時のバスに乗り込んだ。
高山で恒例のキュルノンチュエに寄ってお土産も購入し、帰路についた。

09F83E9A-D858-4E1F-9356-E344E9FC5089
(下山後のキュルノンチュエ)



◎あとがき
北アルプスの大滝を2本登れて、とても充実した夏休みを過ごすことができた。
右俣滝も激シャワーで面白そうなので、機会があれば登ってみたい。
ロケーションも素晴らしく、内容も充実しているので皆さん是非登ってみてください。

今回の登攀に向けてアドバイスいただいた某大阪履物系山岳会のSさん、宿泊諸々でとてもよくしてくれたノマちゃん、いつも快くザイルを繋いでくれる岩瀬た君、ありがとうございました!

2024.8.13-14 尾白川ゴルジュ

2024.8.13-14 南アルプス 甲斐駒ヶ岳 尾白川ゴルジュ 上部 下部 の記録

A13B7CC9-A691-4F43-8D30-137EE44DF819


こんにちは、岩瀬た です。
お盆休み満喫計画第二弾、尾白川ゴルジュに行ってきました。
南アルプス甲斐駒ヶ岳を源流に持ち、黄蓮谷の下流にあたる部分です。

なかなか登攀が難しい沢で、僕はちょっとリード厳しいな、、、というような沢で良い勉強になりました!

以下、山行記録です。
-------------------------------

◎メンバー
岩瀬た
野田(会外友人)

◎装備(主なもの)
・ライフジャケット
・カム0.1-2サイズを2セット、3,4を1セット
・ハーケン,アングル各種
・ボールナッツ
・アブミ各自2個
・ロープ40m x1、50mx1(1本は懸垂用)

◎行程概要
・8/13 尾白川ゴルジュ上部
4:15 矢立石登山口駐車場 出発
6:00 不動滝上部 入渓
17:30 13m滝(最後の滝)上
19:25 矢立石登山口駐車場

・8/14 尾白川ゴルジュ下部
6:40 尾白川渓谷駐車場 出発
6:55 入渓
11:55 不動滝上 懸垂下降開始
14:25 尾白川渓谷駐車場


◎行程詳細
今回は会外友人の野田さんに誘われての遡行。
最近は休みの日程が合わず会う機会もあまり無かったが、野田さんはいつの間にか5.13を登り、無尽蔵の体力を持ち、経験値も僕とは段違いなので、パートナーどころか果たして着いていけるのか不安に思いながら、兵庫川西で待ち合わせ。
合流して野田さんの車に乗り込むと、なんと僕の夜ごはんと翌日の朝ごはんを用意してくれていた。
鰻丼や唐揚げ、おにぎりやバナナをパクパクいただいて大変美味しいごはんでありがたかったわけだが、今思うと、これは孫子の兵法でいうところの、「温情」にあたる作戦だったのではないだろうか。
そして、移動しつつご飯食べつつ、今回の上部と下部の分け方や最近の山行への取り組みなどの話をする。これらの話の内容は孫子でいうところの「軍律」に近かったのではなかろうか。(やや曲解しているが。)

とにかく、気付かぬうちに、もう何があろうとも深い谷底まで将軍に着いていく兵士の心境に持って行かれていたのであった。

(後日聞いた話では、温情ではなく、集合場所や時間の変更などで気を遣っていただいていたよう。次回からはどうぞ気を遣わず!でも鰻丼美味しかったです。)


・8/13
駐車地を出発して、黙々と林道を歩く。しばらくすると不動滝への分岐の看板が出てくるのでそこから降りて行き、何回かルートファインディングと藪漕ぎをしたのちに不動滝の上に降り立つ。
目の前には大きな釜を持つチョックストン滝だ。

088A9F2A-34FF-4F9A-8A72-B0AE85EECC2F
(CS10m滝)

最初から巻きたくなるような滝だが、水線右のクラックをエイドで行く。リードは野田さん。
今回、"渓谷登攀"の遡行図を参考にしながら登ったが、そこにはこの滝は「7mCS」とかかれていた。しかしどうやら当時とは水流が変わったようで、10mCS滝になっていた。
野田さんは滝右側の壁を登って、滝壺間近に飛び込み見事クラックに取り付く。1発だ。ひゅー!
じりじりとアブミ掛け替えで上がっていきチョックストンの上に消えていった。

7BA7DC6B-63FE-4416-8A57-0DA568D5EF03
(滝の右壁を使って飛び込む)

A13B7CC9-A691-4F43-8D30-137EE44DF819
(安定のリード。野田さん)

僕も続いて取り付き、いやぁ始まっちゃったなぁと思いながらアブミをかけかけ登って合流。

8441884D-4072-47CD-A3A0-D82CDAC8E9D1
(よっこいしょういち)

次のピッチも引き続き野田さんリードで登ってもらう。
激しい水流に押されながら僕もフォロー。ミスったら水流に飲まれて溺れるんじゃないかとビビったが、フォローのことも考慮したプロテクションを取ってくれてるのでビビりつつ安心だ。

93D7394D-11A0-4919-9893-8D5392DBAC04
(トラバースからの乗越し)

65CC4188-8097-4E61-8221-A15388B8C95C
(フォロー少し緊張)

フォローを意識したライン取り・プロテクション配置は、リードする人の当然必要なスキルで、僕も意識していることだが、切羽詰まっているとそうもいかないのが事実だ。フォローの力量を信じて登ってしまうことはある意味では美学だが、基本的には避けた方が良いことだろう。できぬならリードすべきではない。
僕も強くありたいものである。


さて、その先もステミングとジャンプで乗り越えたり高巻きしたりしつつ進んで、現れたのはちょっとしたスラブを交えた滝。

C1AB0645-0F94-4341-963F-647C8DB3C079
(上半分のスラブが悪い)

これがかなり悪く、例の如く野田さんリードで登ったが、フォローで行くと、スラブ部分が全くツルツルで、おまけに体重をかけたアブミのハーケンがグラつく浅打ち。(リスが浅くて難儀したとのこと。)
グラついた時には結構焦った。しかし、すぐ近くに手がかり用のカムがセットされていたので、ありがたいを通り越して感動した。
野田さんよくこんなところ登ったなと思いながら、必死でユマーリングで後に続く。


そしてついに辿り着いた最後の滝。
AEF9E273-163E-4C7C-91AB-91D0581B8BC9
(最後の滝)

僕はここまでほとんど活躍していなかったので、いっちょやったろかいと最後の滝の取り付きまでの泳ぎにトライ。
ザーッと泳いで、シュッと発射して、グッとクラックに手を入れて、グイーっと身体を棚まで上げる。
日頃の運動不足が祟って、グイーっと上がるところで上がり切れずに落ちかけたが、心の炎を全開に燃やしてどうにか上がりきり、成すべきことの体裁を保てた。
良かった。

D16E6DAD-1FDF-4D5A-8B57-62984FD8E31F
(棚に上がるのはギリギリだったが、まぁ余裕だね。)

ビレイ点構築にたっぷり時間を使って、得意顔で、少し疲れが見えてきた(と思う。実際はたぶん余裕のよっちゃん顔。)野田さんを引っ張り上げる。ふっふっふ。持ちつ持たれつの関係が成立したぜ。

やるべきことはやったので、あとはお任せして清々しい気分でビレイに徹する。
ここ突破しないと僕ら沢から出られませんよー!
なんてお気楽なエールを送りながら、無事に突破していく野田さんを見送り、ビレイ解除のコール。フォローで僕も登り始める。

E600DF5D-23BC-4D8E-B3FB-B544F23980CE
(難しいところはお願いします!)

508ED9A1-C60A-46EB-A157-0A20477F4BBF
(最後の水流がキツい)

が、これがまた悪いのである。
出だし直上は容易なのだが、岩の下をトラバースするところは、なんか何もないところをアブミを頼りにギリギリのトラバースで、最後は水流に突っ込んで立ち上がらねばならぬ。
やれやれだ。

最後の滝を終えると沢は平凡になり、少し休憩してから日暮れの林道を駐車地までとぼとぼ。
なかなか難しかったなぁ。これは僕はリードではよぉ登らんかったかもしれん。
と思ったりしながら、次の日へ。



・8/14
さあ今日は尾白川ゴルジュ下部だ!
記録によると、まぁまぁすぐ終わるみたい!嬉しい!ちゃっちゃと終わらせて、早よ帰って酒でも飲みたいぜ!
と、すっかり僕も落ちぶれたものだが、まぁ良いでしょう。

尾白川駐車場にて準備して、黒戸尾根にいたる橋から入渓。
基本的に滝は登れるものが少なく、巻道は遊歩道沿いというなんとも言えない行程で多少ダレてしまったが、ダレついでに、昨日からの疲労があまりに辛くなった瞬間があって、「僕、今日ダメかもしれません、、、」と弱音を吐いてしまう始末。
弱音を吐きつつ進んで、結局まともに登れた滝は最後の不動滝だけである。
なんでぃ!あんまりゴルジュ感も無いし、そないやないかい!と思う。
とはいえ、一応言っておくと、各滝や淵は一見の価値があるので、やはり行くべき場所ではある。

33C6777C-E846-41C6-9E28-32F69DB05F64
(美しい千ヶ淵)

E3F40AA6-ED1E-48A1-A4C1-DDE3453C5791
(綺麗)

3F539720-FDEC-4F7D-868A-D5F483E05814
(ピースピース)

618ACF29-2044-448E-B107-A1722DE352D2
(泳ぐ)

21310E6B-4EC4-4953-877E-33A04DD75C55
(浮かぶ)


さて不動滝。
なかなかの迫力で、ここは野田さんどうぞ。という感じだ。
なんたって僕は昨日の最後の滝の取り付きまでをリードしたからな。持ちつ持たれつの関係が成立している。

55DA16E7-2633-4B84-9367-7F5BFD43B7E7
(不動滝に到着)


野田さんは時おりモゾモゾしつつもスイスイーと抜けて行く。最後の抜けは、昨日同様水流に突撃だ。
451B1564-98BD-45E9-B51D-C8A1F932BD58
(ぼちぼちボロい)

B09AFCBD-FE7B-469A-B052-9CFA2EACEF14
(落口はまぁまぁ水の勢い強い)

なーんだ簡単なんだと思いながら登ると、案外ボロくて意外に緊張。リングボルトが複数打たれていて何度か助けられる。
落口は結構悪かった。
こういうのを僕もスッスと登れるようになりたい。
強くありたいものである。

不動滝からは同沢下降の懸垂で釜に降り立ち、不動滝を見に来た人と少し喋ったりしながら休憩し、あとは遊歩道を通って駐車地まで。

下山完了。
------------------------------

以上、山行報告でした。

今回は、特に初日が想像してたよりも難しい登攀が多く、久しぶりの長時間行動で、良い勉強になったなぁと思う沢でした。
あと、運動不足なんだけど、、、とか思いながら来る場所じゃねえな。とも思ったのでちょっぴり反省です。

しかし!
これで僕は竹宇駒ヶ岳神社から甲斐駒ヶ岳山頂までの沢筋を、累計で全遡行できたので結構嬉しいです!!
ふっふっふ!!
野田さん、ありがとうございました!!日を合わせてまたどこか行きましょう!!


2024.8.10 海ノ溝谷

2024.8.10 奥美濃 川浦渓谷 海ノ溝谷 の記録

22C48459-7D6F-4559-B9F6-32317CE19A7A


こんばんは、岩瀬た です。
OKDさんと海ノ溝谷に行ってきました。

今年のお盆休みの1発目の山行で、2年前にダイさんと行った時には水流多くて敗退した海ノ溝谷。
今回の結果は、、、

以下、山行記録です。

-----------------------

◎メンバー
OKD
岩瀬た

◎山行概要
8:30 駐車地出発
9:00 駐車地近くの橋から入渓
9:20 海ノ溝谷出合
12:00 遡行打ち切り点 脱渓
13:00 駐車地


◎山行詳細
予定より少し遅れてお手洗いのある川浦渓谷第二駐車地に到着。
沢登りにおいて、あろうことか、駐車場には沢装備を身につけたたくさんの人がいた。車は10台以上でざっと30人くらいだろうか。

こんなに人が多いのは初めてだ。というか、沢登りに来て誰かと鉢合わせたこと自体初めてで、さすがお盆の川浦渓谷といったところである。

僕は産まれた時から流行りものには中指を突き立てアゲインスト精神を表現し続けてきたので、
沢登りがついに流行してしまったのならば、こんな危険で汚くてキツイことなんかそろそろ辞めて、お洒落なカフェ巡りに趣味を変えることを検討せねばなるまいとOKDさんに熱弁をふるいながら準備をして出発。

駐車場から一番近い橋の袂から入渓して、プカプカ浮いて流されながら海ノ溝谷出合に到着。
暑い夏の冷たい水は気持ち良い。
こんなに気持ちが良いことは全ての人が楽しむべきだ。
立てた中指をそっと折りたたみ、オシャレカフェ巡りはまたの機会にいたしましょう。という気持ちになった。

766E14C3-3A2E-4B9E-9AE3-F61A9672621D
(海ノ溝谷出合 気持ち良い!)

4A434F11-D830-449F-979E-D871779435A3
(中指に加えて人差し指も上がる楽しさ。)



さて海ノ溝。
前回は2つ目の小滝まで抜けたが、荷上げがうまくいかず、なんだったら打った支点が荷にかかる水圧に負けて壁ごと崩壊して結果的にそれをどうすることもできず僕も引きずり込まれてちょっとだけ溺れかけたので、ヒーッと言いながら逃げ帰った。

今回はどうやら前回よりも水流少なそうだ。
ちなみにOKDさんはだいぶ昔にここには来ていて無事に遡行している。

前回の危機が嘘のようになんのことはなくどんどん進んで、核心といわれるチョックストン滝も、何の苦労もなく取り付きに泳ぎついて離陸。ノーロープでサクサクと登れた。
9A64162C-F961-4F54-BA2C-2F4E509A90B6
(チョックストン滝)

チョックストンを登った次のピッチでは一応ロープをつけて滝身沿いに登る。

その後も、あまり覚えていないので少し雑になるが、ぐわーっと進んでいって、脱渓地点に到着。
なーんでぃ、てぇしたことねぇじゃねえか!
沢登りは水量次第で難しくも簡単にもなることを改めて実感。

B9D3FBB0-8100-492F-92B6-89BA2AEC0778


8EF2EB3D-9E5A-4361-A7CE-4986FC193023


F7B0B3FA-949F-483A-B54F-34A6E5F14A01
(休憩)


少し休憩して、快適な林道を駐車地にもどりました。

下山完了。
-----------------------------

以上、山行報告です。

駐車地ではびっくりしましたが、最近の暑さを思うと川浦渓谷や柿其渓谷は最高に気持ち良い場所だと思います。関西だと神崎川も気持ち良いだろうな。

暑くなったらまた来たいです。
記事検索
月別アーカイブ
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

プロフィール

kobe_alpine

  • ライブドアブログ