クライミング

雪彦山 地蔵岳 東稜

山行日 2021411

山域、ルート 雪彦山 地蔵岳 東稜 ノーマルルート

活動内容 マルチピッチクライミング

メンバー O田、T口、Y田、N

 

こんにちは。N間です。先日、雪彦山地蔵岳に行ってきました。昨年10月にフォローで連れて行っていただいた場所でしたが、今回はN間とY田さんのリードの練習のため、N間とO田さん、Y田さんとT口さんのペアになってベテランのお二人に山行計画の立て方を含めて一から指導いただきました。

 

8:00駐車場

9:00登攀開始

12:30地蔵岳登頂

13:30駐車場

 

駐車場に到着すると10台弱の車が止まっていました。やはり晴れた土日は混むようです。

準備をして、N間とY田さん先頭で出発。取付きまでは一度来ていた場所だったのでわかるだろうと思っていましたが色々と苦戦し、会の記録でもよく目にする取付きまでが核心という言葉を身に染みて実感しました。取付きに到着すると混雑はなく一安心。後ろから1パーティ来られていましたが先に準備ができたので先行することにしました。

 

1P +

前回来た時にはホールドが明確でなくて難しい印象でしたが、今回はホールドも見え、落ち着いて登れば怖さを感じることなく登れる印象に変わっていました。途中旧終了点のリングボルトに釣られて左上してしまいましたが、その少し右上部にも新しいグージョンボルトがあったので、次に行くときは直上で登りたいと思いました。終了点はグージョンボルトです。

 


2P Ⅲ+

ここも前回かなり苦戦した印象でしたが、ホールドも明確で安心して登ることができました。終了点はテラスにある立木。

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3P

4P目の取付きまでトラバース。ボルトの終了点を通り過ぎてチムニー下の立木まで行ってしまいました。

 

4P チムニーⅣ

前回全く苦戦しなかったのですが、リードだと怖くなってどうしてもチムニーに入り込みすぎてしまい辛くなりました。O田さんより、もっと外に左足を飛ばして!とアドバイスいただき何とか耐えました。また苦戦中、変な方向に引っ張られるなと思っていたのですが、なんと腰につけていたヌンチャクが勝手にロープに掛かっていました。焦って無理な体制になったことが原因だと思います。もっと丁寧に登らなければいけないなと思いました。途中にボルトの終了点がありましたが、その少し上のテラスに立木があったのでそこを終了点にしました。

 

5P 馬の背リッジ 

4P目の終了点から少し歩いて5P目の取付きに到着。階段状で安心して登ることができました。記念碑を左から巻こうとしてしまいましたが、右からと教えていただきました。終了点はテラスの立木。ここは少し声が通りにくかったのか、私のビレイ解除の声がO田さんには聞こえなかったとのこと。一方私はほかの人の声をO田さんのものと勘違いしてロープアップしてしまいました。数人の声がある場合は名前を呼びあったり、声が重ならないようにする、または笛を使わないといけないと思いました。テラスは眺望もよく、上昇気流ルートに登攀者が見えました。

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6P 山頂フェイスⅣ

5P目の終了点から少し歩いて6P目の取付きへ移動。前回高度感のある足場にかなり苦戦した記憶がありましたが、しっかりしたホールドがあったので安心して登ることができました。終了点はボルト。1P目にカムで支点を作る練習をさせていただいたのですが、O田さん曰く全然効いていなかったとのこと。サイズが一つ小さく、開ききっていたことを確認できていませんでした。

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Y田さん、T口さんも後から登ってこられて、無事登攀終了。フォローで登った時よりも嬉しい充実感でいっぱいでした。

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その後はさっと下山し、O田さんおすすめのハンバーガー屋さんに連れて行っていただきました。あいにく、ハンバーガーは売り切れていましたが、ピザがあるとのことでカルボナーラピザと野菜たっぷりピザを注文。本格的ピザでとってもおいしかったです。

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今回はマルチピッチ初リードということで、終始緊張して心臓がバクバクしていましたが、O田さんが常にナイス!と励ましの声をかけてくださったおかげでその度に心を落ち着けながら登ることができました。また緊張と共にアドレナリンがすごく出ていたのか、わくわく感がすごくて病みつきになりそうだなと思いました。すごく楽しかったです。沢山教えてくださったO田さん、一緒に登ってくださったT口さん、Y田さんありがとうございました。

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以下、学んだことメモ

・フリーと違ってマルチの支点は弱いので、ギリギリで登らないこと。無理そうだったらクライムダウンで降りる。それでもダメなら静荷重でロワーダウン。不意落ちは絶対に避ける。

・取付きまでのルートは、事前に山行記録を見て目印をチェックしたり、分かりやすい尾根を見つけて登るなど、迷わないための対策をとっておく。

・ギアの受け渡しは一つずつ声を掛け合いながら確実に行う。

・各用途別のカラビナ・スリングのセットは登攀中にバラバラにならないように工夫する。例:支点構築セット(安環小×2、安環大×1240スリング×1)を一つにしておくと便利。安環小を一つしか使わない場合も残りの一つはスリングにかけておいてバラバラにならないようにする。

・立木は生きているのか死んでいるのか確認する。生木であれば自分の腕周りくらいあれば体重は耐えられる。枯れ木であっても十分に太ければ使ってもいい。正し、押したり引いたりして強度を確認する。

・今回、リードをしていてこのまま進んでロープが足りるのか心配になることがあったが、これついては、基本的にフォローからロープが半分出たところ、残り30m20m10m5mなど適宜声掛けする必要があるとのこと。ただ、心配なときはリードから聞いてみるとよい。

・縦に入っているハーケンは抜けやすいので、ほかに支点が取れるなら取る。

1ピン目をかけ忘れない。

・パートナーとのコールはとにかくお腹の底から声を出すこと!

2020.9.30 石ヤ塔

2020.9.30 奈良県 石ヤ塔 の記録

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こんにちは、岩瀬た、です。
OKDさんと石ヤ塔のヒラニアガルバに挑戦してきました。
結果的には、全くもっての実力不足で、墜落こそしなかったものの、緊張しながらカムにテンションかけてA0を交えてどうにか1ピッチだけ登って、あとは登れそうなところから登るという感じで「ザ 敗退」でした。

しかし、敗退したなりにクライミングをやめずに頑張ってトップアウトしたし、下降の懸垂の具合やアプローチ含めて行って帰ってくるまでに必要な時間もわかったので、良い経験になったと思います。(というか、良い経験にしていきたい!)

以下、山行報告です。
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◎メンバー
岩瀬た
OKD


◎装備(主な物)
8.2mmx50mダブルロープ
カム#0.3〜#4 x2セット
クイックドローx6
ヌンチャク60cmx4,120cmx4
スリング240x2
テーピング


◎行程概要
6:00 駐車地
6:10 入山
7:00 “扉を開けて”取付、登攀開始
8:30 “ヒラニアガルバ" 取付、休憩
9:00 “ヒラニアガルバ” 登攀開始
10:00 “ヒラニアガルバ” 1P目終了点
ここで心が折れかけて、もう降りるか迷う
10:20 “陀羅尼”3P目 登攀開始
11:00 “陀羅尼”3P目 終了点、休憩
11:15 “陀羅尼”4,5P目 登攀開始
11:30 第1岩峰頂上、休憩
12:20 下降開始
13:30 “扉を開けて”取付
13:50 池郷川にて休憩、沐浴
15:00 駐車地


◎行程詳細

6時に駐車地に到着。準備をして出発。
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林業用のモノレール軌道に沿って池郷川まで降りる。
吊り橋を渡って、大きな岩小屋をくるっと巻き、なんとなく残った踏み跡に沿ってガレたルンゼを通ったりしつつ第1岩峰の方向に目星をつけて歩く。
駐車地から1時間かからないくらいで、思いの外スムースに第1岩峰東面の基部に到着。

”扉を開けて”の1ピッチ目と”第1岩峰ノーマルルート”の2、3ピッチ目を使ってヒラニアガルバの取付までアプローチ。
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今回とったルート取り

・1P目 “扉を開けて1P目” Ⅲ 45m OKD
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コーナークラック沿いに、立木などでプロテクションを取りながら登って、ルンゼを上がって見えなくなったところでピッチを切る。
半分木登りみたいなピッチだった。

・2P目 “ノーマルルート2P目“ Ⅳ 40m 岩瀬た
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出だしの凹角がクライミングって感じで、それを抜ければまたしばし歩き。
良いとこまでロープを伸ばして、適当な立木でビレイ。

・3P目 “ノーマルルート3P目” コンテ
トラバースする感じで、なんとなく広くなってるっぽいところめがけて歩く。
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ヒラニアガルバ取付は小広くなっていて、そこでテーピングを巻いたりして、気合い十分さあ行くぞ!と登り始める。
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・4P目 “ヒラニアガルバ1P目” 5.10a 25m 岩瀬た
緩傾斜を10mほど登って、凹角に走るクラックからクライミング開始。
核心はハング超えのところかなぁと思いながら登るも、その少し手前くらいから「あれ、なんか結構難しいぞ、、、」と詰まり始める。
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ハンドジャムが効くような、フィストにした方が良いような、でも足はどうしたらええんや!と迷いつつクラックの中にカチもあったのでそれを使いながら騙し騙し登るも、ハング手前で完全に行き詰まってしまって、徐々に力尽きてしまってあえなくテンション。
手が痛い、、、!!どうしたら登れるのかよくわからんぞ!ずりずり登りで行ける感じでも無いしフットジャムがキマる感じもしないし。。。わからん!
と思いつつ、2、3回トライして、困りかねてカムを掴んだりしつつ、どうにかハングの上にカムを決めてまたテンション。
その後は傾斜も緩んで足もわかりやすい。
しょっぱい気分で終了点の立木まで。

OKDさんもカムの回収やムーブに四苦八苦しつつ上がってくる。1つ#4のカムがスタックしかけていたようで、回収大変だったみたい。申し訳無い。
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終了点でお互いの登れなさ具合に笑いながら、次のピッチはちょっとやめとこう、、、となり、この後どうするかしばし会議。
「これは、もっとクラックの練習してから来ないとあかんな、、、懸垂下降します?」と心が折れかけていたけれど、まだまだ時間もあるし、ヒラニアガルバの隣に走るクラック(陀羅尼のライン)やトポを眺めて、どうにか頂上まで行けそうだったので、クライムダウンできるところまで行って様子みてみようということにして、登攀再開。

・5P目 “陀羅尼3P目” 5.6 20m 岩瀬た
広めのクラックだったので、プロテクションが取りにくかったけど細い立木に気持ちばかりのランニングをとって、7mほど登ってしばし考える。
ちょっとクラック広くて嫌な感じだけど、まぁフェイス面に足も結構ありそうだしプロテクションもどうにかなりそう。行けるやろ。と覚悟を決めて登ると、あっさり登りきれた。最後は少しランナウトしてしまったけど落ち着いてホールドやムーブを探れて、判断も含めて実力に見合った良いクライミングだった。
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・6P目 “陀羅尼4/5P目” 5.9/5.8 20m OKD
フェイスを乗っこしてクラックに入る。
ラインどりとしては、”stoned”の核心を巻いたルート取りになる感じ。
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頂上までトップアウトして、カム3つで終了点を作る。
「登り切れてよかったー」と思いながら僕もフォローで上がる。


第1岩峰の頂上で、ふーと思いながらしばし休憩。
気持ち良い風が吹いて、山に囲まれて眼下に流れる池郷川と屹立する岩塔群の景色をのんびり眺める。とても良い景色だ。
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登って良かったなと思う。

頂上の懸垂支点から25m2回の懸垂下降でヒラニアガルバの取付。
そこから立木を支点にして25m2回、50m1回の懸垂で、基部に降りました。

下山途中の池郷川で水浴びをして、さっぱりしてモノレール軌道を登り返し。
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汗かく寸前で駐車地に到着。

下山完了。

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以上、山行報告でした。

余談ですが、「ヒラニアガルバ」とは、「黄金の胎子」という意味だそうで、インドのバラモン教の聖典のうちのひとつのリグ・ヴェーダの中に出てくるそうです。
神様の中の神様(神々の上に位する唯一神)みたいな存在らしいです。
なんかちょっとよくわからない存在ですが、とりあえずすごい名前がつけられたルートだったんだな。。。


ここ最近、クラックのマルチに行っていて、結構良い感じに登れていたので今回もいけるだろうと思っていましたが、甘かったです!コテンパンでした。
でも、なんやかんやと楽しかったので、名張や御在所などで練習して、またリベンジしに来ようと思います!三倉や豪渓も行きたいな。
春にフェイスクライミングのマルチピッチの目標ができたので、それまではクラッククライミングは少し置いておくことになりそうですが、それが終わればジャミング練習たくさんして来年の秋頃か、1周先の春にはまた来てヒラニアガルバやってやるぞという感じです!

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OKDさん今回もありがとうございました!

2019.3.11 淡路島福良の岩場

2019.3.11 兵庫県 南あわじ市 福良
福良の岩場"正面スラブ"の記録

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こんにちは、岩瀬琢海(以下、岩瀬た)です。
ここのところ、書籍やウェブで岩場のあれやこれやを調べることが空いた時間の過ごし方になっているのですが、最近淡路島にもマルチピッチが開かれたことを知りました。
淡路島、福良の岩場。
2本のルートがあり、今回登った"正面スラブ"は3ピッチと短くてグレードは低いけど、モロくて中間支点も少ないということで、あまりそういうクライミングはしたことが無かったので(そもそもクライミング自体始めて日が浅いですが、、、)どんなところなのか気になり、せっかく近場に新しくできたルートなので行ってみたいと思いました。
また、モロくて支点の乏しい壁を登ることで、夏のアルパインに向けて少しでも技術や気持ちの準備ができたら良いなというねらいもありました。

Rock&Snowの80号クロニクルのコーナーに記事があり、取り付きまでのアプローチやトポがわかりやすく載っています。


以下、山行記録です。
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◎メンバー
岩瀬た(記録)
芦田

◎行程概要
晴れ
気温 +10℃程度
時折強い風
8:00 神戸出発
11:00岩場近辺駐車地到着・準備
12:00"正面スラブ3ピッチ5.9"登攀開始
13:30登攀終了
14:00駐車地到着


◎行程詳細
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・アプローチ
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Rock&Snowの記事通りに歩けば取り付きに着きます。
途中フィックスロープがあるといえどもガレ場をくだるので落石に注意です。あやういところでは1人ずつ降りました。



・1ピッチ目,30m,5.8
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トップ岩瀬た、フォロー芦田
取り付きから見上げるすっきりとした壁。
ビレイポイントに着くまでボルトプロテクションが無いので、細く浅いクラック沿いにカムやナッツで気持ち程度のプロテクションを取りながら登る。落ちればプロテクションごと岩が剥がれてしまいそう。
なんのことは無い難易度だけど、手に持つ岩や足置くスタンスに常に疑いを持つようなもろさ。レッジには砂利がたまっている。
ビレイしてくれている芦田さんに落とさないようにしなくちゃなぁと思いながらゆっくり登る。
登りきる頃には、どんなホールドが剥がれないのかおおよそわかってきました。



・2ピッチ目,25m,5.9
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トップ芦田、フォロー岩瀬た
前回の荒島岳で、芦田さん慎重な人なんだなという印象を持っていたので、ランナウトやもろい岩をどうやって登って行くのかなと思いながらビレイしていましたが、何のことはなくサクサク登っていく。
途中、芦田さんが剥がれた石を海に向かってロングスローするも見事に失敗して側壁に当たって跳ね返り、一直線に僕に向かって飛んできた時には「あぁ。僕もこれで終わりか。意外に早かったな。登りたい山もまだいっぱいあるのにな。でもしょうがない。我が人生に一片の悔い無し。」と思うようなワンシーンもありました。
うまく避けることができて良かったです。この日1番集中した瞬間でした。



・3ピッチ目,20m,5.8
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トップ岩瀬た、フォロー芦田
草が生え出すので少しルートどりに迷うけれど、とにかくプロテクションをとりながら登ろうと思ってポロポロ崩れるクラック沿いに進むとそのうちボルトも見えてくる。トップアウト直前のセクションは、もはやこれはザレ場なんじゃ無いかと思えるほど岩(というか硬く乾いたコケ??)がパラパラ落ちて行く。
しっかりしたスタンスが限られているので、それを経由しながら登ってリッジにトップアウト。
松の木でビレイ。



ロープをしまって、アプローチの林道まで簡単に降りて行けました。

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以上、山行記録でした。

今回は正面スラブルートだけしか登りませんでしたが、もう1つの左壁ルートも合わせて半日あれば充分楽しめそうです。
またそのうち左壁ルートも行ってみようと思います!
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2019.2.12-13 日和佐の岩場

徳島県 美波町 日和佐 阿瀬比ノ鼻
日和佐クライミングの記録


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こんにちは、岩瀬琢海(以下岩瀬た)です。
1泊2日で日和佐の岩場にフリークライミングをしに行きました。
海辺の壁でロケーション抜群。難易度も初級〜中上級まであって抜群。砂岩に削られる指皮の痛みも抜群なクライミング・トリップでした。


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・メンバー
吉岡
金谷
谷口
岩瀬た(記録)



・アプローチについて
神戸から高速道路を使って3時間ほど。
今回、吉岡さんの事前調べによると岩場までのアプローチが若干わかりにくくて少し危ないらしいとのことだったので全員初めて行く場所ということもあり少し調べてから行きました。
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・1日目
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まずは手始めにということで、ひだまりエリアにて金谷さん&吉岡さん、谷口さん&岩瀬た、に分かれて各々登る。

谷口・岩瀬たチーム。
1本目"フィッシュダンス5.10a"でウォーミングアップして、さっそく"二人のアイランド5.11a"にとりかかる。ランナウトしてることは見てすぐにわかるけど、「いける」と踏んで果敢にトライする谷口さん。
シビれるクライミングができたようです。

一方、金谷・吉岡チーム。
行きの道中、金谷さんは「なんだか体調いまいちでなぁ。先に宿行っとこうかなぁ。」とか言ってましたが、岩場に着けばいの一番にひだまりエリアのどのラインを登るか見に行っていたような気がします、、、笑

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各課題の詳細は書きませんが、1つだけ。
実は「二人のアイランド」は5ピン目が打たれていた岩が2015年頃に崩落していたらしく、実力が無かったり手に取った岩がさらに崩壊すれば7〜10mほどのグランドフォールをするので注意です。
今回、岩が剥がれたりしなくて良かった・・・

ある程度ひだまりエリアを登ったところでドーム内に移動。
谷口さんは甌穴群を観察。僕はラビリンス、吉岡さんはサウダージを触って、明日もあることだしということで宿へ。

弘陽荘という民宿に泊まりました。朝夕食事付き¥6,500。
ご夫婦でされている民宿で、夕飯時におかわり自由のご飯が足りなくなってしまい、自分たちの夕食だったであろう豆ご飯を出してくれたりして、ホンワカする宿でした。また行きたいです◎



・2日目
吉岡さんと僕は"ラビリンス5.10d"。谷口さんは"甌穴群5.11d"、金谷さんは日向ぼっこ。じゃ無くて、甌穴群に取り組む谷口さんと組む。

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ラビリンス5.10dチーム。
アプローチで温まった身体でさっそくラビリンス開始。
ムーブも解決し、レストをはさみつつ交代で登って、吉岡さんは指を切って出血しながらも二人してRP。
スッキリ爽快でした。
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そして甌穴群5.11dチーム。
ラビリンスの隣のラインだったので、聞こえてくるうめき声からして難儀してるなぁと思ってましたが、、、
お昼休憩をはさんで、甌穴群チームは谷口さんの悔しそうな顔とともにひだまりエリアに移動していきました。
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引き続きラビリンスチームは、昨日吉岡さんがサウダージ5.12b/cに残置したカラビナの回収にトライ。
5.12b/cという今の僕らには手の届かないグレードを触って打ちのめされてみたいという吉岡さんはなかなかドMだなぁと思ったりしつつ、取りかかる。
3ピン目に吉岡さんのカラビナ、4ピン目に残置のカラビナがあったので、その残置カラビナをとりあえずのゴールに。
吉岡さん、3ピン目を越えて行き、ゲートが錆びてなかなか開かない4ピン目のカラビナに微妙な体制でどうにかクリップ。ギア回収成功。
12b/cはやっぱムズイゼと思いながらも、割と良い気分で素直に荷物をまとめる。
ひだまりエリアに行くと、ちょうど金谷さんが"のぼれタイヤキくん5.10c"を登って降りて来たところでした。

お菓子を片手にクライミング見学と洒落込む。
岩壁にしがみつくクライマーとその向こうに広がる海。降り注ぐ陽光と頬をなでる風。
あぁこのままずっとここに居たいなぁ。

と思えるほどには暖かくは無かったですが(風が結構強かった)、谷口さんもタイヤキくんをRPし、荷物をまとめて帰路につきました。

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・成果

金谷さん
幸せな海亀5.8 FL
のぼれタイヤキくん5.10c RP
フィッシュダンス5.10a FL
潮騒エクスタシー5.10b FL
カノープス5.10b FL
甌穴群5.11d 2ピン目まで

谷口さん
フィッシュダンス5.10a OS
ニ人のアイランド5.11a 2テントップアウト
潮騒エクスタシー5.10b TR回収
甌穴群5.11d 2ピン目まで
のぼれタイヤキくん5.10c RP

吉岡さん
幸せな海亀5.8 OS
のぼれタイヤキくん5.10c 1フォール1テントップアウト
フィッシュダンス5.10a OS
潮騒エクスタシー5.10b OS
カノープス5.10b OS
ラビリンス5.10d RP
サウダージ5.12b/c 4ピン目まで

岩瀬た
フィッシュダンス5.10a FL
ニ人のアイランド5.11a 4ピン目まで
潮騒エクスタシー 5.10b OS
ラビリンス5.10d RP
サウダージ5.12b/c 3ピン目まで


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「ここを登ろう」
と決めて取りつく瞬間は、それが長い歩きの山でも、ボルトルートのフリークライミングでも、全く同じ意気込みだなぁとふと感じた日和佐でした。

今回登りたかったけど登れなかったり、宿題となってしまった課題がそれぞれ数多くあると思うので、また行きましょう!!
明日にでも行きたい。。。けれどグッとこらえてもっと鍛えてからにしよう。

金谷さん、車の運転、ずっとして頂いてありがとうございました!
そして、今回の日和佐を計画してくれた岡田さん、まさかの直前で予定が変わって行けなくなったのに宿の手配までして頂き、ありがとうございました!また一緒に行きましょう!!!
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2018/11/26-28御在所岳

11月26日〜28日
三重県、鈴鹿山脈、御在所岳の記録

こんにちは、新人の岩瀬琢海です。
先輩に同性の岩瀬さんがいらっしゃいますので、今回の山行記録では、岩瀬た、と表記します。


パーティ:リーダー吉岡・記録岩瀬琢海(以下、岩瀬た)


当初、小豆島の吉田の岩場フリークライミングと拇岳マルチピッチに行く予定でしたが、会長のアドバイスにより、御在所岳に変更しての山行となりました。
結果、大変有意義な山行になったと思います。

季節外れの台風28号の影響が気になるところでしたが、登攀中は雨風にたたられることも無く、むしろ温帯低気圧のおかげで寒さをあまり感じずに登攀できました。


◎行程
・26日
20:00吉岡さんと合流。
食材の買い物などしつつ、出費を抑える為に下道で御在所岳へ向かう。

・27日 前泊〜一の壁フリークライミング
2:00駐車場(鈴鹿スカイライン・蒼滝近辺)到着。
2:30藤内小屋付近のキャンプ地到着・テント設営
4:00就寝

8:30起床・朝食(パン等)・準備
9:30出発
10:20一の壁基部到着
10:30フリークライミング開始
・コンテスト5.10a(途中まで) 吉岡・岩瀬た
・テンクォーター5.10a 吉岡
・2ルートⅣ 岩瀬た・吉岡
・ダイレクトルートⅤ 2ピッチ 吉岡→岩瀬た
16:00フリークライミング終了・撤収
16:30キャンプ着・夕食(バーベキュー等)
20:00就寝

・28日 前尾根P7〜P2
6:30起床・朝食(雑炊等)・準備
7:30出発
8:15P7基部到着
8:30登攀開始
・P7
蛇の皮5.9NP/25m+15m/T岩瀬た(敗退)F吉岡
トップ岩瀬た。ハンドサイズのクラック進めずカム回収に手間取りながらクライムダウンの後ノーマルルートに逃げ、1つ目のビレイポイントは通過して、2つ目のビレイポイントにて終了。
その後しばし歩き。
・P6
1P目クラックルート5.9NP/10m/T吉岡F岩瀬た
トップ吉岡、力強くねばりの登攀。ビレイポイントに着く。
フォロー岩瀬た、1フォール1テン。
2P目チムニールートⅣ/7m+5m/T岩瀬たF吉岡
トップ岩瀬た。岩に挟まれつつ登攀。チムニールート内奥上部のチョックストンで支点とった後にギチギチと乗っ越し1つ目のビレイポイントは通過して2つ目のビレイポイントにて終了。
フォロー吉岡。登攀の様子見えず。余裕の登攀だったもよう。
その後しばし歩き。
・P5凹角ルート Ⅳ NP/40m/T吉岡F岩瀬た
サクッと終了。安全を優先して5mほどの懸垂下降の後、しばし歩き。
・P4
1P目凹角ルートⅢ/20m/T岩瀬たF吉岡
サクッと終了。
2P目クラックルート5.9NP/10m/T吉岡(敗退)F岩瀬た
トップ吉岡。ハングを乗っ越した後のハンド〜フィンガーサイズのクラックに苦戦。テンションかけつつクライムダウンの後、悔しい表情で凹角ルート右側のクラックのラインに挑むも、途中凹角ルートに逃げてビレイポイントへ。
フォロー岩瀬た。確保されている安心感があったので、フットジャムに乗り込んでどうにかクラックのラインを直上するが、1度ロープをつかんだ。
その後、しばし歩き。
・P3
クラックルートⅤ-(時短のために頂上は避けた)/35m/T岩瀬たF吉岡
サクッと登るが、頂上を避けたためかビレイポイント無く、ピナクルとカムでビレイポイントを作る。
その後しばし歩き。
・P2
ヤグラⅣ+上部ルート/25m+10m/T岩瀬たF吉岡
トップ岩瀬。ツルベの順番でいうと吉岡さんがトップだが、以前に登ったそうで譲ってくれた。
中間支点は核心部に綺麗なぺツルボルトが1つ打たれている以外は全てNP。気持ちの良い登攀ルートだった。
フォロー吉岡。終了点にて笑顔で挨拶。
15:00登攀終了
ヤグラのコル〜前壁ルンゼ〜裏道登山道
16:30キャンプ地到着・撤収
17:30駐車場着
18:00アクアイグニスにて風呂

23:00帰宅


◎所感
・一の壁について
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「日本100岩場」を参照しながら登りました。
クライミングゲレンデとなっており、どのラインも中間支点は綺麗なぺツルボルトが打たれているので安心して取り付けます。
ほとんどのラインが30m〜40mです。50mや60mロープではロワーダウンできない可能性があります。今回僕たちは60mシングルを使用しました。
終了点は2つの綺麗なぺツルボルト(+古びたリングボルト)のみで構成されており、チェーンや残置カラビナなどは無く、トップが登ったらセカンドも登って、下降路を歩いて降りるような仕様になっていました。マルチピッチクライミングの基礎トレーニングを意識されたゲレンデのようです。
ダイレクトルートはとても気持ちが良かったので、一の壁に行った際には是非登ってください。
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・前尾根について
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今回、僕の希望を踏まえた相談により、各ピーク、カムやナッツのナチュラルプロテクションが使える、クライミンググレード5.9以下のルートを事前に調べて取付きました。
しかし、クラッククライミングはフェイスクライミングとは動きが全然違って、ジャミング(特にフットジャム)がうまく決められず、まるで登ることができず敗退の連続となってしまい、一応登りきったものの悔しい結果となりました。
クラッククライミングを勉強して、また来ようと思います。
カムに関しては、キャメロットC4の#0.5〜2が2セットあれば充分だと思います。ナッツも各サイズ使えますが、カムの方が使いどころを多く感じました。
今回のラインどりではマイクロサイズは不要です。
出発時点では予定時間よりも早く登ってキャンプ地に戻り、天気の様子を見つつ兎の耳でクライミング練習するつもりでいましたが、結果的に少し遅れました。
クラッククライミングが全然わかっていなくてクライムダウンなどしていたことが主な原因ではありますが、カムやナッツで中間支点をとるのが遅い(設置箇所の判断、サイズ選びが遅いことに加えて、設置練習を意識して過剰に設置していた)ことと、ビレイポイントでの作業ももっとスピードアップしないとなと思いました。また、各ピークを登った後に歩きがあって、次のピークの取付きでのロープ整理にもいちいち時間がかかってしまっていたように思います。
登攀技術的な反省点は多いです。
しかし、登りながら2人で「ここが難しかった。どうやって登った?」「あそこはこう登ろう」「時間どれくらい?」「チョコレート食べる?」「あ、写真!」などと有意義な会話をしつつ終始楽しく登れたことがとても嬉しかったです。
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・キャンプについて
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藤内小屋近くの整地されたスペースでキャンプしました。他には兎の耳の近くでもキャンプされていたりするようです。
水場は藤内小屋外に蛇口があるので、それが便利かと思います。北谷川の水は山頂の施設からの汚水が混ざっているそうなので、飲用不可だそうです。
駐車場からキャンプ地まで30分程度なので、各々30キロほど担いで、肉あり野菜あり酒ありお菓子あり焚き火ありの豪勢で快適な夜を過ごせました。
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・装備(前尾根登攀時)
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◎登攀ライン(前尾根)
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以上、山行報告です。
初めてのアップロードなので、うまくいっていると良いなと思います。
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