アイスクライミング

2019.12.23-24 南沢大滝 乙女ノ滝

2019.12.23-24 八ヶ岳
八ヶ岳 南沢大滝 ジョウゴ沢 乙女ノ滝 の記録

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こんにちは、岩瀬たです。
八ヶ岳でアイスクライミングをしてきました。
この冬は、アイス(&ミックス)クライミングの腕を磨きたい。


以下、山行記録です。

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◎メンバー
岩瀬た
森本(以下、つくし君)
Mさん(会外友人)



◎装備(主な物)
50mダブルロープx2(南沢大滝で使用)
50mシングルロープx1(ジョウゴ沢、乙女の滝で使用)
マイクロトラクション
スクリュー22cmx2、17cmx6、13cmx4



◎行程概要

・12/23
晴れ
1:00 新大阪駅 集合、出発
9:00 赤岳山荘駐車場 到着、出発
12:00 南沢大滝 到着、登攀開始
16:00 南沢大滝 登攀終了、移動開始
18:00 赤岳鉱泉 到着、泊

・12/24
晴れ、上部薄いガス
-15℃
6:00 起床
6:30 朝食
7:30 出発
9:15 ジョウゴ沢、乙女の滝、登攀開始
11:30 登攀終了、移動開始
12:30 赤岳鉱泉
14:15 赤岳山荘駐車場、下山完了



◎行程詳細

・12/23
各々、仕事を終わらせ新大阪駅に集合し出発。
今回はMさんに車を出していただく。ありがとうございます。
Mさんは、名張でクライミングをしたり夏には池郷川の小又谷に一緒に行きました。今回は2年ぶりのアイスだそうです。
つくし君は大学生で、アイスクライミングは2回目。集会終わりの堡塁岩とクライミングジムでロープ合わせはしたけれど一緒に山に行くのは初めて。
かくいう僕も、アイスクライミングはまだ4回目。
南岸低気圧の影響どうかなぁ、凍ってますようにとワクワク。

深夜高速を交代で運転しつつ、仮眠をとりながら赤岳山荘の駐車場まで入る。準備して出発。
新雪が綺麗な南沢登山道を歩いて、アプローチに迷うこともなく南沢小滝に到着。Mさんは八ヶ岳に詳しい。小滝には1パーティ取り付いていたので大滝へ移動。
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おぉ、凍ってる!

僕とMさんでリード決めじゃんけんの結果、僕の勝ち。よっしゃ。
嬉しい。がしかし、氷瀑を見上げて少しビビる。
よーし行くぞと気合を入れて、氷の分厚いど真ん中のラインを登る。
南沢大滝は2段になっていて、途中のテラスに支点も見えたので、最悪そこまでは行こうと思って取り付く。
アプローチをこなして暑くなってたのと手先の操作性を優先して薄手の手袋で登り始めたものの考えが甘すぎた。スクリュー2本打ったところで、手首から先が麻痺した。ミスった。こんなに早く感覚が無くなるとは思っていなかった。
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情けない気分で降ろしてもらってビレイ交代。

Mさんが登る。
1段目を無難にこなして2段目のバーチカルに突入。さすがだ。
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「うわー、水出てる!プロテクションこえー!」
と、見た目よりも氷質が悪かったよう。
中程まで慎重に登って、あぁこのまま抜けて行っちゃうかなと思いきや、想定していたよりも多くスクリューを使ってしまってたようで、バーチカル部分でスクリューが足りなくなってロワーダウン。
ゆっくりロワーダウンして、交代。

つくし君もトライしてみる。
トップロープでダブルロープのよく効いてる方のスクリューにかかってるロープにメインで荷重をかけつつ、
「アイスクライミング2回目なので、、、」
と言いつつも、じわじわと登っていく。謙遜してる割に良い感じ。
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物足りなかったかもしれないけど、バーチカル部分に差し掛かる手前でストップしてもらって、いくつかスクリューを回収してもらいつつ降りてきてもらう。

そして、待ってましたとばかりに僕の番が回ってきた。
今度は厚手の手袋をして、Mさんの到達点まで行って、“たしかにこれでは衝撃荷重はかけたくないな。”という感じのスクリューから、離れたところにもう一本打つ。
続きを登ると思いの外すぐにパンプの兆候を感じたので、氷柱のポケットになったところにしっかりとアックスをかけて恐る恐るアックステンションしてスクリューを打つのを何回か繰り返す。
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どうにか落ち口に到着。立木で終了点を作る。
ノーテンションで登るにはまだまだだったな。足の使い方も、腕の引き付けも全然だ。
そんなことを思いながらセカンドとサードをビレイ。
Mさんは余裕の登攀で、つくし君は途中でギブアップかと思いきやきっちり最後まで登ってきた。
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懸垂下降で降りて、時刻はもう16時。
あちゃー、もう夜なっちゃうねと急ぎ足で赤岳鉱泉に向かって、どうにか素晴らしい夜ご飯にありつく。
実は、Mさんは前に赤岳鉱泉で働いていたようで、嬉しいおもてなしを沢山受けて、幸せな小屋泊でした。
昨年に金谷さんと前田さんと来た時にも思ったけれど、小屋泊は贅沢の極みだ。
大人になって良かったと思う瞬間でした。
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・12/24
クリスマスイブだ。男3人。

元々は裏同心ルンゼに行く予定だったけれど、いろいろと相談して、計画とは違うけれどジョウゴ沢に入って乙女の滝を目指すことにする。
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ジョウゴ沢をズンズン進んで、F1は各々好きなところをフリーで登って、F2でロープを出す。
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結氷が甘く、打ち抜き踏み抜きに気をつけつつ登る。
そこでトレースは消えていて、少々のラッセルをしつつ、小さなゴルジュを抜けて乙女の滝に到着。

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カ、カッコイイ。
傘になってるところはいったいどういう水の流れでこんな形になるのか不思議だと思いながら見上げる。
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全体的にきっちり凍ってるけれどまだ少し薄い。ちょっとデンジャラスな感じがするけど登れなくはなさそう。
悩みつつ、僕は今回はリードは辞めとこうと思い、登る気満々のMさんがトライする。
昨日の反省をいかして、ビレイヤーのセルフ用以外のスクリュー全部持って、慎重に登っていく。
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感を取り戻したのか、弱点のラインを安定して登って行って無事にトップアウト。

Mさんに終了点を作ってもらって、シングル50mロープの長さも足りたのでつくし君と僕もトップロープでトライ。
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つくし君はテンションかけつつも粘りに粘ってトップアウト。や、やるなぁ。
負けてられないと思いつつ、僕も、少し難しそうだなと思うラインを登ってみたら、思ってたよりも安心して打ち込める場所が少なく、「これであがれるか、、、!?」と思う甘効きのピックでグイッと行くと、スパッとピックが外れて見事にフォール。もっと慎重に動くべきだった。
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あららと思いながら改めて登って、時間もぼちぼちだったので終了点を回収して降りる。

回収したつもりが、「これは残置のものかな?」と思っていた物もMさんのものだったようで、さらに回収便でMさん2回目のトライ。すみません。。。(とはいえ少し羨ましい。笑)
細い氷柱で薄く被ってるラインを登る。
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がしかし、落ち口までもう少しというところでまさかのアイゼンが外れる。
片足アイゼン無しで乗越して行きました。
写真撮り逃したのが残念。

荷物をまとめると、またもや良い時間だったので、懸垂下降など交えながら早足でジョウゴ沢をくだって、赤岳鉱泉にデポした荷物をまとめて、赤岳山荘までくだり、車に到着。
荷物を整理して、14:30、八ヶ岳山荘まで無事に降りてきて、J&Nで昼飯を食べて風呂に入ってサッパリしました。


下山完了。

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以上、山行報告でした。

八ヶ岳には何度も来ることになるだろうなと思います。

Mさん、つくし君、ありがとうございました。
道中いろいろと話したいろんなところに行きたいですね!!トレーニング沢山しないとな。
またよろしくお願いします!



2019.12.8-10 黄蓮谷右俣

2019.12.8-10 黄蓮谷右俣
山梨県 南アルプス 甲斐駒ケ岳 黄蓮谷右俣 の記録

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こんにちは、岩瀬た、です。
甲斐駒ケ岳の黄蓮谷の右俣にアイスクライミングしに行ってきました。

夏の楽しい酔っ払い遡行の時から冬のことは想像していて、11月の中頃に計画をたて、じっと気温を眺め続ける日々でした。


以下、山行記録です。

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◎メンバー
岩瀬た


◎装備
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◎行程概要
・12/7
22:00 大阪 出発(バス)

・12/8
気温:-2℃→+5℃→-5℃
快晴
6:10 韮崎駅 到着
6:35 日野春駅 到着(電車)
7:10 竹宇駒ケ岳神社 到着(タクシー)
7:30 出発
13:00 五丈小屋跡 到着 テント設営
14:00 偵察出発
17:00 帰幕、夕食、就寝

・12/9
気温:-10℃
快晴、夜中粉雪
3:00 起床、朝食
4:15 出発
6:20 黄蓮谷 沢床到着
6:45 坊主ノ滝
10:00 二俣
11:00 奥千丈ノ滝
14:30 奥ノ滝 左岸巻き開始
16:00 沢に復帰(奥ノ二俣?)
17:30 稜線
17:40 甲斐駒ケ岳 山頂
19:00 七丈小屋
20:30 五丈、テント帰着、夕食、就寝

・12/10
晴れ
7:00 起床、朝食
8:30 出発
12:30 竹宇駒ケ岳神社、下山完了


◎行程詳細
・12/8
バス、電車、タクシーを乗り継いで竹宇駒ケ岳神社の駐車場に降り立つ。予定より早く到着した。
着替えなど入れたデポ用のカバンを柵にくくりつけて鍵かけて、さあ出発!
ザックが重い。出だしは「まぁちょっと重いけど行ける行ける!」だったけれど、じわじわと「やばい。重すぎる。。。」とヒイヒイになる。
木々の間から時おり見える、甲斐駒ケ岳の内院とも言うべき懐を持った大きな姿に元気をもらいつつ、やっとこさ五丈小屋跡に到着。

テントを設営して、ギアを身につけて沢に降りる道の偵察に出発。
夏に登ってきた道を降りるだけと思っていたけれど、意外と迷う。
甲斐駒ケ岳、カッコいいなぁ。
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明日、暗い中で降りるけど大丈夫かな。。。と思いつつ、GPSのログを確認して適当なところで折り返す。
結氷したナメの短い枝沢があったので、登攀の最終確認と思ってちょっと登ったりして、テントに戻って就寝。
雪は無かったので、その辺に生えていたツララを溶かして水にする。


・12/9
映画“バットマン ダークナイト”に出てくるジョーカーからどうしても逃げられない夢を見て、あぁ!!と思ったところで目覚ましの音に起こしてもらい救われる。
アルファ米と豚汁の朝食を食べて、出発。
黄蓮谷の沢床まで1時間くらいと思っていたけど、ヘッドランプの明かりだけでは地形を見るのに混乱してしまい、迷った。何度か同じクラの周りを回った気がする。
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どうにかこうにか見覚えのある五丈沢の姿を見つけて、6:30、ようやく黄蓮谷に降り立つ。夜も明けてきた。
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最初の小滝は結氷無く、あっさり巻いてしばし進むと、この1週間で百回くらい写真で見た坊主ノ滝が現れた。

毎日毎日気温を確認して、凍ってると予測して入山したけど、正直なところ結氷してる自信があまり無かった。下降に迷ってる時なんて、弱気になってしまって「結氷してなかったので黄蓮谷は中止しました。」というオチまでなんとなく浮かんできてた始末。

しかし、目の前の坊主ノ滝は見事に結氷している。
マジでこの山行始まるのか。。。と、呆気にとられつつ、準備。
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近づいて見ると、若干結氷甘く水が流れている部分もあるけれど、おおむね大丈夫そう。
傾斜が強くなる直前までフリーで登って、落ち着いて17cmスクリュー2本でアンカーを設置。
単独登攀の手順を入念に確認して、登攀開始。
アックスを打ち込む氷の継ぎ目も足の置き場もたくさんあって、中間支点もちゃんと取れる。
水が流れている部分を無難に避けつつ、1ピッチ目20m終了。

手元に残ったスクリュー3本で終了点を作って、「氷、割れないでください。」とビビりながら衝撃を与えないようにゆっくり懸垂下降の後、ギア回収しつつ登り返し、終了点まで戻ってくる。
2ピッチ目、出だしが水の流れる3mほどの立った氷。
周りはベルグラのスラブしかないので、ここ以外に登る場所も無い。まぁ大丈夫だろと思いつつも祈りながらスタートを切って、無事にのっこす。やれやれ。
ここから先、良い終了点にできそうな立木までベルグラのナメ。アックスは強く打ち込まず、フッキングでバランス取る程度にして足で登る。不動岩や堡塁岩でのドライの練習が役に立ったと思えた瞬間でした。
2ピッチ目の出だしから40mくらいで立木にたどり着いて、今度は余裕の懸垂下降でギア回収して坊主ノ滝の登攀終了。
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散々読んでたガイドブックには、「坊主ノ滝を登ることができればこのルートの登攀は問題無い」と書いていたので、嬉しさもひとしお。
しかし、時間かかりすぎた。1個の滝登るのに3時間弱もかかってしまった。


二俣で少し休憩。
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右俣出合いの滝を無難に越えてしばらく進む。


奥千丈ノ滝に到着。
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階段状だったのでフリーで取り付く。辺りはツララだらけで、見事な景観だ。
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最初の滝をのっこすと、そこからは延々とナメが続く。すごい。
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すごい景色だけど、氷に対して段々お腹いっぱいになってくる。ずっと蹴り込んでいるからか、ふくらはぎもパンパンになってきた。
ナメを歩きつつ、時おり小滝を巻いたりする。
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出くわしたナメ滝。時間は14時。
登るならロープ出さないとなって感じだけど、時間に余裕が無くなってきたのと、単純にちょっと疲れてきていたので左岸巻きに入る。

この巻きの藪漕ぎが結構ひどくて、しかもなかなか沢に復帰できず、ハイマツ、シャクナゲ、ダケカンバの中を2時間弱も格闘した。
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ようやく沢に復帰するころには16時。ヘッデン登山決定だな。
でも、良い景色だな。
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沢に復帰すると、もう氷は終わっていて、スネ程度の積雪のなかを延々とラッセル。

ついに沢も終わり、稜線めがけてラストスパートってところで夜になり、月明かりの中を10歩進んでは息を整えるようなペースで進む。
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17:30、ついに稜線の登山道に出て、眼下には伊那の街明かりがきらめいている。
甲斐駒ケ岳の山頂まで行って、暗くてなにかよくわからない写真を撮り、下山開始。
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登山道、最高や!と思いながら降りるも、鎖場とか普通に怖い。気をつけつつ降りて、七丈小屋でビールを買って、五丈のテントに着いて、1人祝杯をあげました。


・12/10
目覚ましかけずに寝たので、ばっちり寝坊する。
テントを片付けてザックを背負うと、食料も水も減ったはずだけどばっちり重い。
4時間かかって黒戸尾根をおりました。重いザックは登るのよりも降りの方がキツい。

竹宇駒ケ岳神社で山行を無事に終えることができたことを喜ぶ。

下山完了。

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以上、山行報告でした。


難しい滝こそ無い黄蓮谷右俣ですが、とにかく長く、技術よりも体力勝負だと思って計画し、結氷なければ登れず、降雪があれば雪崩に埋まるので、今回は最高に条件の良いタイミングで入山できたと思います。

甲斐駒ケ岳には、他にもたくさんアイスクライミングのポイントがあるようなので、レベルアップしてまた来たいです!

1人で山行することでいつも会の方達に心配をかけてしまうことに、まだ僕自身答えが見えていませんが、見送ってくださるみなさんにありがとうございますといつも思います。
みなさん、いっしょにアイスクライミング行きましょう!!

良いアイスシーズンの幕開けでした!



2018/12/19-21 八ヶ岳 裏同心ルンゼ・大同心大滝

2018年12月19日〜21日
長野県 八ヶ岳 裏同心ルンゼ・大同心大滝の記録

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パーティー:
金谷(リーダー)
前田(食料・装備)
岩瀬琢海(記録)

こんばんは、新人の岩瀬琢海(以下岩瀬た)です。
八ヶ岳でアイスクライミングをしてきました。

金谷さんと前田さんの晴れ男コンビに雨男の僕が加わり、出発前は天候にいささかの不安がありましたが、山行日は日を追うごとに文字通りの天晴れという結果となりました。

僕自身は初めてのアイスクライミングで、準備段階で自分自身にいくらか不安がありましたが、金谷リーダーによる事前のアイゼントレーニングや周到な段取り、前田さんの数々のユーモアのおかげで心ゆくまで氷に触れることができ、大変勉強になりました。ありがとうございました。

以下、山行記録です。

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◎行程概要

・12/18 【移動】
23:00 金谷宅集合・出発

・12/19 【移動・裏同心ルンゼ偵察】
気温−4℃〜−12℃
ほぼ無風
概ね良い天気だが昼以降時折降雪有り
4:00 諏訪湖PA 朝食・仮眠
7:00 赤岳山荘P
9:30 鉱泉小屋 到着
休憩
11:15 鉱泉小屋 出発
11:45 裏同心F1アイス練習 開始
13:00 アイス練習 終了
13:30 鉱泉小屋 到着
各自休憩
17:00 大富豪(勝点:金谷0・前田1・岩瀬た1)
18:00 夕飯(ステーキ等)
20:00 就寝

・12/20 【裏同心ルンゼ・ジョウゴ沢F2】
気温−10℃〜−15℃、
下部弱風、上部強風
時折降雪あり
4:00 起床・朝食(カップラーメン等)
6:00 出発
7:00 裏同心ルンゼF1登攀開始
7:30 F2〜F3〜F4
9:50 F5
10:20 登攀終了
10:50 大同心稜 下山開始
12:00 鉱泉小舎 到着
休憩
13:50 鉱泉小舎 出発(前田・岩瀬た)
14:15 ジョウゴ沢F2到着 アイス練習 開始
15:30 アイス練習 終了
16:00 鉱泉小舎 到着
18:00 夕飯(トンカツ卵とじ等)
19:00 大富豪(勝点:金谷3・前田0・岩瀬た3)
21:00 就寝

・12/21 【大同心大滝】
気温−9℃〜−10℃
無風
時折晴れ間有り
6:00 起床・朝食(カップラーメン等)
8:00 鉱泉小舎 出発
9:00 大同心大滝 アイス開始
12:30 アイス終了・下山開始
13:30 鉱泉小屋 到着
14:00 鉱泉小舎 出発
15:30 赤岳山荘P 到着
23:00 帰神



◎行程詳細

・裏同心ルンゼについて

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19日に偵察を兼ねてF1でアイスクライミングの練習をし、20日にルンゼを遡行しました。
19日の昼からサラサラとした質の降雪が断続的に続いており、20日のルンゼ内は膝までのラッセル箇所があったものの、氷はよく締まっていました。

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F1・10m・緩傾斜
リード岩瀬た・セカンド金谷・サード前田
前日にトップロープで練習したピッチで、終了点も残置しておいたのでリードをさせてもらい、無事に通過。

F2・3段40m・傾斜60°〜80°
リード前田・セカンド金谷・サード岩瀬た
前田さんリード。新調した靴とモノポイントアイゼン、アイススクリューの威力を存分に使って無事にトップアウト。
はたから見ていると中間支点の数が少ないような気がしましたが、サードで登ってみると、フリークライミングのゲレンデで核心の手前にボルトが打ってあるような感覚で、なるほど必要なところに必要な分だけ打ってあるんだなぁと思い、勉強になりました。

F3・8m・60°〜80°
リード岩瀬た・セカンド金谷・サード前田
初見の氷のリードをさせてもらいました。俄然やる気が出る。登るラインのヒント(というかほぼ答え)をもらい、満を辞してトライ。
が、しかし、なんと出だし2mくらいでフリーフォールをしてしまう。。。しかも2回連続。
フカフカの新雪が良いクッションになってくれた。
心が折れないうちにトライして、3回目のトライでようやくトップアウト。突き出した頑丈な岩で終了点を作る。

F4・15m・緩傾斜
リード前田・セカンド金谷・サード岩瀬た
ナメ状との前調べでしたが、ほぼ雪で埋まっていた。前田さん難なく通過。
気づいたら終わっていたというイメージ。

F5・10m・60°〜70°
リード金谷・セカンド前田・サード岩瀬た
もしやこの美味しそうなピッチを僕がリードできるのかと思っていると、前田さんが
「どうせリードしたいんでしょう?」
と金谷さんに向けてなかなかの仲良し発言。
ここまで前田さんと僕のために間に入って様子を見てくれていた金谷さんもどうやらマンザラでも無い様子。
結果、最後の滝は金谷さんにリードをお願いする。ダブルでロープをつけているのに流石に素早い。
後に続いてF5を乗っ越すと、うっすらガスのベールに包まれた大同心がドスンと佇んでいました。

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当初ここから大同心南陵に継続する予定でしたが、積雪が想定より多いことと強風のため、今回はここまでとして大同心稜を下りました。

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・ジョウゴ沢について

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20日の裏同心ルンゼを終わらせて小屋に戻る道中、まだ時間もあるので予定には無かったジョウゴ沢も見にいってみようということになりました。とはいえ若干疲労もしていたので、一旦小屋に戻って休憩をはさむことに。
金谷さんは以前に行ったことがあるそうで、門限16時で2人で見に行ってごらんと留守番(?)をしてくれたので、お言葉に甘えて前田さんと2人でジョウゴ沢におもむきました。
ざっくりと沢の概念を頭に入れて、乙女の滝を目指して歩くと、立派なF2に出くわし、そこで交代番子で登って、門限が迫ってきたので乙女の滝は次回にとって、小屋に戻りました。
F2は凍結が不完全で、氷の下に水が流れているのが見えるような状態だったので、そこをよけつつ登りました。



・大同心大滝について

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21日は当初の予定では小同心クラックに行く予定でしたが、壁に雪が多い可能性があることを踏まえて、乙女の滝か大同心大滝に挑戦してみるという代替案が出ました。
結果、大同心大滝に決まり、そこで個人的に精神面での良い経験を積むことができました。

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小屋から大同心大滝まで、膝までのラッセル。倒木なども以前よりも増えているとのこと。
1時間ほどで基部に辿り着き、見上げる滝はなかなかの迫力。蒼氷と登攀欲。しかし金谷さん曰く、まだ少し細いとのこと。
ジャンケンの結果前田さんがまずリード。3分の1くらいを確実に登ってピッチを切る。後に続くと、やはりスクリューの設置箇所が良い場所・距離間で打ってあって参考になる。
続いて岩瀬た。出だしの傾斜の緩い部分をこなし、スクリュー2本分登ったところから垂直になった。そこからさらに2本分登り、前腕がパンプしてたまらずテンションの後ロワーダウン。
金谷さんにバトンタッチ。ダブルロープ状態でスイスイと登って行き、前田さんに繋がっている方のロープの支点をとったところで、ロワーダウンしてくれとの要求。どうしたのかなと思っていると、登攀ラインのすぐ右を滴っていた水の飛沫がサングラスについてどんどん凍って前が見えなくなったとのこと。
前田さんにバトンタッチ。ジリジリと登り、滝全体の3分の2くらいまでロープを伸ばしたところでテンション。ロワーダウン。
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交代2周目に入るところで、金谷さんが僕らにはまだ難しいと思ったのか「どうする、辞めとくか?」と。
まだ登りたかったので、「いえ、行きます!」と青春の一コマのようなセリフで返す。
改めて、登り始める。現状の最高到達点まで行くともう前腕がパンパンだ。テンションを交えながら、ジリジリとさらにスクリュー2本分ロープを伸ばし一息ついたところでフォールしてしまった。金谷さんがガッチリビレイしてくれて、ほとんど落ちなかったので、僕もこういうビレイできるようになろうと思いました。
このフォールでスイッチが入り、残り5mほどのバーチカルアイスに腕をパンパンにパンプさせ、支点を取る余裕が無いことからくる恐怖心を抑え込み、「いつ手が開いてもおかしく無いけどとにかく確実に次の一挙手一投足。」と思いながら無心で登る。
ついに辿り着いた落ち口の氷に渾身の力を込めてバイルのピックを深く打ち込んだ瞬間、心の底から安堵感と嬉しさが湧いてきました。

残置されていたカラビナにロープを通し、ロワーダウン。その後2回の懸垂下降をして、チームでの完登を喜び合い、トップアウトできた興奮を噛み締めながら、元来た道を小屋まで下りました。

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・ロープの凍結について

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今回の山行中、基本的に前田さんが新しいロープをつけて、岩瀬たが古いロープ、金谷さんは両方つけていた。
この2本のロープ、新旧の差が顕著に表れていて、新しい方は全く雪も着かず濡れても凍結しなかったのに比べて、若干毛羽立った古い方のロープは雪がつかないようにロープバッグを使うなどして気遣っていてもガチガチに固まってしまいビレイ機の中を通らないようなことになりかね無い状態でした。
ビレイ機を通らないのはさすがに危ないという金谷さんの判断で、大同心大滝登攀時は古い方のロープは途中で使うのを辞めて新しいロープを交代で付け替えて登りました。


・小屋泊まりについて

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今回は赤岳鉱泉小屋での宿泊で、夕食も小屋の夕食をとりました。
夕食は1泊目がステーキ!2泊目がカツ卵とじ!
部屋は個室でベッド、ストーブまであり、贅沢を通り越して豪勢で快適な夜をすごすことができました。
それなりの金額はかかりますし、「山に入ってそんな贅沢をするなんて!!」という声が聞こえて来そうですが、正直に、幸せな癒しの時間を過ごすことができました。
また、持参したトランプやワインで優雅な遊戯時間を過ごすこともできました。

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今回、会に入って初めての雪山でありアイスクライミングも初めてで、出発前は迷惑かけてしまわないか少々不安もあり緊張していましたが、金谷さんと前田さんの親子のような開けっぴろげな会話や垣間見える気遣いを見ているうちに僕もなんだか和んで来て、山行自体に集中することができ、とても楽しかったです。

計画していた大同心南陵や小同心クラックにこそ行けませんでしたが、帰りの道すがら、今回の経験やこれからするであろう経験をベースに計画を立てて改めて挑みたいなと、木々の間から見える八ヶ岳の青空とドスンと佇む白い大同心を見て思いました。

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アイスクライミング 八ヶ岳 南沢大滝 峰の松目

アイスクライミング

八ヶ岳 南沢大滝 峰の松目

12/23~24

メンバー:K谷(L)、A田、A井M田(記)

 

こんにちは~!M田です。

今回は人生初のアイスクライミングにチャレンジしました。

 

ボーナスでPetzlのクォークを買ってからというもの、この日をどれだけ心待ちにしたことか

 

1222()の夜にK谷さんの車で神戸を出発。仕事終わりなので車内でぐっすり寝かせてもらいました。

23日朝に美濃戸口の駐車場に着。

春山のような陽気の中、散策路のような道を歩き南沢を遡って、まずは小滝に着くと、小滝は完全には凍り付いておらずあまり良くないコンディション。

すぐさま大滝に移動すると大滝はバッチリ凍っていて、先に登っているパーティーもいる。しばらく場所が空くのを待ってこちらもスタート。(待ち時間がメッチャ寒いのは予想外でした


待ちに待った人生初めてのアイスクライミングですが、第1登はかなり苦戦!バイルの刺さり方が甘いし、アイゼンの蹴り込み方がダメダメ。予想しては居たけど、アイスクライミングってかなり腕が疲れますねK谷さんの指導を受け、A田さん&A井くんや、他のパーティーの方の登り方を見てから登った第2登では、「上手くなった」と褒められる。自分でもかなりマシになったという手応えを感じとても嬉しい。
A井くんは初めてリードに挑戦、とても初めてとは思えないような慣れた感じで登っていく姿には驚かされました。

この日はお昼頃まで登ってのんびり撤収。



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今回が初リードのA井くん、めっちゃうまい。

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真ん中のテラスで支点を取ってトップロープ。

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いざ人生初アイスクライミング!

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A田さんも上手い。

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自画自賛ながら、二登目はいいかんじでした。


登山口まで戻り、この日の宿泊地、美濃戸高原ロッヂへ。ロッヂではこたつ付きのかなり広い部屋を与えられ、晩ご飯まで温泉につかったりこたつで寝たり超まったりしました。

晩ご飯がすき焼きと、これまた豪華で至れり尽くせり。そして晩ご飯後にはお待ちかねのクリスマスイベント、プレゼント交換!自分はK谷さんからpatagoniaのフリスビーとなんちゃってビクトリノックス?のマルチツールをいただきました。大事にします!

 

2日目は峰の松目へ、A田さんの抜群の記憶力を頼りに難なく氷瀑にたどり着き、F1F2を登りました。K谷さんはこの日は足の具合が良くアイスクライミングに参加、A田さんは昨日のA井くんに続き初めてのリードに挑戦、二人とも本当に上手なので自分もいい刺激になります。私もF2の簡単そうなルートでリードにチャレンジ!アイススクリューを設置する際に両手を使うことにはビビりました。


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ベテランK谷さんは余裕の笑顔

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女ターミネーター?A田さん


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昨日より上手くなったかな???

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阿弥陀岳をバックに記念写真

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帰路へ、今度来るときはもっと奥まで行ってみたい。

 

下山後は樅の湯で赤岳・アイスキャンディに言っていたT口・M下チームと合流、帰りの運転はA井くんががんばってくれたおかげでぐっすり眠ることが出来ました。

 

初めてのアイスクライミングはとても刺激的でワクワクな体験で、ブログを書いている今でもまたアイスクライミングをしたくてウズウズします。

 

またこのメンバーで来られたらいいなと思う楽しい2日間でした。

大峰アイスガーデン

 大峰アイスガーデン  平成24年2月26日(日)


Y山・W(記)


小雨まじりの早朝、先週のアイスクライミングのブログに胸を膨らませいざ大峰へ。

駐車場に付くと先週は雪が積もっていたという場所に雪がなく『なんか景色が全然違うなー』とY山氏。どうも先週暖かい日が続いたお陰で雪が融けてしまったようだ。


そして今回の目的地ブライダルベールも倒壊してました・・・

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登山道途中にあったアイスガーデンはまだ凍り付いている状態が見えていたのでそちらで試みることにしました。

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Y山さんのリードでトップロープを張って頂き、自身初のアイスクライミング。

距離は短いものの無駄な力が入りすぎ両足ふくらはぎと両手がパンプ状態。

もう2本目は無理だなーと思っていましたが、2本目3本目は以外に無理なく登れました。

いやー想像以上に楽しい。

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来シーズンこそは是非ブライダルベールに取り付いてみたいとこです。

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