山岳会

2025.4.29 御在所岳 前尾根

こんにちは、川です。


GW早々、アルパインクライミングの入門ルートとされる御在所岳の前尾根に須川さんと行ってきました。

山岳会に入会する以前より登りたいと思っていたルートで、事前に過去の記録を読み漁って臨みましたが、登るのに精一杯で様々な課題が浮き彫りとなった山行になりました。


■メンバー

須川さん(L)、川(記録)


■主なギア

・ロープ(8.2mm 50m) ×2本

・カム(0.5〜2番) ※3番があってもよかった

・クイックドロー ×各5本

・アルパインヌンチャク ×各3本


■行程

・05:30 駐車スペースより出発

・06:00 藤内小屋

・06:30 前尾根取り付き

・07:00 登攀開始

・11:30 ヤグラ終了点

・13:30 駐車スペース



前日22時に神戸を出発し、名神と新名神を経由して裏道登山口へ。鈴鹿の山は初めてだけど意外と近いのね。

5時まで仮眠し、各々朝食を済ませて5:30頃に出発。


途中、兎の耳やカリフォルニアドリーミングを見上げながら快調に進み、6:30頃に誰もいない取り付きに到着。

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準備を済ませ7:00頃に須川さんリードで登攀開始。


ロープが岩に挟まり流れが悪いため立木の辺りでピッチを切る。

フォローで登り始めるが、案の定クラックで少しもたつき先が思いやられる。

2P目は出だしが難しく、引き続き須川さんがリード。私は迷うことなくヌンチャクを鷲掴みにし何とか離陸した。
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3P目のP6はリッジルートをリードさせてもらう。

登るのに必死なあまり、短いフェースをひと登りすれば歩きのパートというところで、誤ってチムニールートの終了点でピッチを切ってしまう。全然先が見えていなかった。

風が強まってきたのでレインウェアを着る。雲が冗談みたいな速さで流れているので上の方は爆風であろうことが伺える。

P5を経てP4の凹角ルート(?)をリードで登る。

それほど難しくなくルンルン気分で高度を上げるが、いよいよ風の洗礼を受けることになる。

P4頂上に出た瞬間に立っていられないくらいの暴風が向かい側から襲いかかってきた。みるみるうちに体温が奪われていき、凍えながら重たいロープを引き上げビレイする。


P3は中盤のピッチをリードさせてもらった。

すぐ左側に簡単な階段状のルートがあったのを見過ごしてしまい、難しそうなクラックに向かって突っ込んでしまった。

とりあえず取り付いてみたものの、クラックが苦手なこともあり怖くなって一旦降りる。

直前に終了点があったのでロープが残り少なければここでピッチを切ってしまえと悪魔の囁きに耳を傾けつつ須川さんにロープの残りを聞いてみる。

すると、まだ半分あるとの返答が。我に返りクラックに取り付き直す。

この時点でカムの残りは0.5番と2番の2つのみ。

下部で2番を決める。そこからは幸いなことに狭い幅のクラックが続いており0.5番が綺麗にキマったので、カムでエイドしながらジリジリと上り詰めていく。

あと一手というところでクラックが広がりズルできなくなってしまったが、力ずくで突破する。どうやって抜けたのかよく覚えていない。


いよいよP2ヤグラ。先行者なし。風が強いことを除けばコンディション良好。登らない理由がなかった。

とはいえ、目の前にそびえ立つヤグラを前にビビってしまい須川さんにリードをお願いする。

フォローで登るが案の定ボルトが打ってあるところでウジウジしてしまい、次第に手が冷えて力も出なくなってきた。

後続パーティの応援を受けつつ、最終的にはスリングアブミで何とか突破した。

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懸垂下降でヤグラの取り付きに下降。

帰りは急な下降路(とはいえ堡塁岩のアプローチとは比べ物にならないほど快適)を辿り、裏道登山道に合流して下山した。
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帰りは「湯の山ロッジ」(日帰り入浴700円)で一汗流して帰路についた。



■まとめ

まだまだ経験が浅く、変なところでピッチを切ったり色々とやらかしてしまいましたが、その都度須川さんに懇切丁寧に教えていただき、また一段成長できたように思います。

須川さん、ありがとうございました!

今度はヤグラ含め前尾根全ピッチリードを目標にやっていきますので、またお願いします!


雪彦山 温故知新 マルチピッチクライミング

 こんにちは、おせんです。
 
 今回は谷口さんと吉田さん、自分の3人で、雪彦山の『温故知新』でマルチピッチクライミングをしてきました。

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温故知新の終了点にて
令和4年7月28日

前日、谷口さんから雪彦山でマルチのお誘い。
こんな暑い時期に、しかも低山なんて地獄やん…と思いつつも、これもトレーニングと気持ちを切り替えて参加しました🙄
結果、とても楽しかったです!
常に汗だくで熱中症寸前、手汗でホールドがヌルヌルしてヒヤヒヤしましたが、たまに吹く風は涼しくて気持ち良かったし、ビレイ点から眺める景色は夏っぽくて最高でした!!
この日は他にクライマーは居らず、雪彦山を自分達だけで独り占め出来ました。

参考までに、
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1P Ⅳ おせん ちょっと気持ち悪い取り付き

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2P Ⅲ 吉田さん 草付き

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3P Ⅳ? おせん 木を使って離陸したリッジ

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4P Ⅳ 吉田さん チムニー

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5P 5.10a おせん トラバースからの直上

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6P 5.10b おせん 逆くの字クラック

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7P 5.10a 吉田さん 長いピッチ
ちなみに今回、谷口さんはカメラマンでした📷

反省点は、せっかく買ったアプローチシューズ(スポルティバTX2)を家に忘れた事(何の為に買ったん…)ワークマンの建さん大活躍。
谷口さんもアプローチシューズ忘れて、クロックス。
事前準備は大事ですね!
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終了点から雪彦山頂上まで登って、そこから一般道を使って下山、途中の沢で身を清めて終了。
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丸一日、目一杯雪彦山に遊んでもらいました。
もっと上手くなって色んなルートをやりたいな、出来ればもう少し涼しい日に🙄

2022/06/19 沢登り『蛇谷』5

こんにちは!

最近順調に身体が引き締まり、懸垂も11回出来るようになったSMBです!

今回は、当山岳会のメンバー8人で、三重県鈴鹿の『蛇谷』を遡行してきました。

詰めは白い羊(シロヤシオ)で名の知れた、鈴鹿セブンマウンテンの一つ『竜ヶ岳』

蛇は千年で竜になるというし、何か意味のあるネーミングなのかなぁと妄想を膨らませながら当日を迎えました。

以下、山行記録です。


◎入渓日 令和4619日 晴れ

◎メンバー 谷口(L)、OKDSL)、SMB(記録)、長野、野間、谷川、吉田、小林

◎コースタイム 7:00駐車場〜7:30入渓〜8:35蛇谷出合〜12:50脱渓〜13:10竜ヶ岳〜15:20駐車場


『前夜』

適地にて前夜泊。

今回は8人と大所帯の為、車2台に分かれ、出発時間も日中組、夜中組に分かれて出発。

日中出発組には、谷口リーダー、吉田さん、SMB、そして見学者の小林君も加わり、泊地にて、ささやかな宴会を行いました。

その際、小林君から神戸山岳会に入会するとの意思表明があり、仲間に加わる事に。

2ヶ月間、見学者にもかかわらず、小林君の登攀力や登山経験、そしてその貫禄を買われ、入会前から実行委員長に据えようと暗躍する動きが(主に実行委員長から)あったものの、無事一般会員として入会が決定しました👏

その後、新旧トップガンの批評や、やたら俳優の名前を憶えている小林君の記憶力に驚きながら夜も更けた頃に就寝。

AM2時頃、夜中出発組のOKDさんグループも合流、朝を迎え朝食と準備を整え午前6:00泊地を出発。


『入渓』

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宇賀渓キャンプ場の駐車場からスタート。

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林道終点にある木で作られた橋を渡り入渓。

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少し歩くと魚止めの滝、SMBがリード。
少し泳いでフィックスを張り、その後皆無事に通過。

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昨日入会した小林君も安定した登り。

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みんな水線をガシガシ登っていきます。

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途中、登山道と合流、五階滝の開始。
登山者に見守られながら、滝身の右を登る…ピクトグラムみたい。

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8m
滝。SMBリード。
落ち口近くにハンガーボルトが打たれてあったのでヌンチャクかけて、撮影を意識した無駄にダイナミックなムーブで通過


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みんな思い思いのルート取りで

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5mCS滝
流木を使って水線突破!
シャワーを浴びてみんな気持ち良さそう!

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軽快なフットワーク
ちょっと小走り

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みんな歩くのはやぁ
撮影が追いつきません

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堰堤のような滝
水線の中にガバホールド有り!
登りながら水分補給!

暑くて喉が渇いていたので、登りながら流水をゴクゴク。ワイルドな渋みとクセがあり『前日の雨のせいかなー?んー、40点!!』なんて言いながら遡行を続けていると、半分白骨化した鹿の亡骸がいくつも落ちていました。沢の中に🤤

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高度を上げ徐々に明るく
最後の詰めへ…

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一気に明るく、開けた源頭部に出た。
向かいの山肌に違和感が…最初は茶色い草木かと思ったものの、凝視するとシロヤシオの木陰で寛ぐ、鹿鹿鹿鹿鹿🦌🦌…

まるでサバンナのよう、それを見て野間さんが発した『エグッ!!』が言い得て妙。

自分自身、竜ヶ岳に登ったのが今回初めてなので、こんなに鹿がいるとは知らず『そりゃあれだけいたら沢にも落ちるよな』と腑に落ちました。


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竜ヶ岳に向けて、笹の草原を歩く。
開放感があり爽快。

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頂上にて、登山者に撮ってもらった集合写真…皆バキバキやなぁ、強そう。

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さっさか下山。
下山中は皆んな暇を持て余し、色々話題が飛び交う。
その際、自分が谷川君に懸垂何回できる?と聞いたところ、

谷川君『全然少ないですよ💦25回くらいです』

11回程度でマウント取ろうとした自分が恥ずかしいです。(25回って少ないんだ、がんばろ)

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降りてきたところで火照った身体を沢で癒しました。

『脱渓』

その後、駐車場近くのお店でお茶と、ほうじ茶やかぶせ茶のパウダーがかかったソフトクリームを美味しくいただき、帰路につきました。


『まとめ』

薄暗い沢から明るく爽快な稜線への大転換は、蛇が竜になるような、まるで神話のようで感動的でした。

そして今回、懸垂25回の次に驚いたのは沢山の登山者に出会ったこと。

今まで沢登りをして、そもそも人に出会った事が無かったので、我々の水に濡れて汚れた格好を見て『何だこの連中は…』といった視線が妙に居心地悪かったです笑笑

しかしそれは、このメンバー全員が普段からトレーニングを重ね、ハードな沢を遡行し登頂したという証でもあり、それが誇らしくもありました。

何はともあれ大変有意義な一日になりました。


IMG_7119 おしまい。

雪彦山『友人登路』マルチトレーニング

 SMBです。
 最近、クライミングを始めて良かったな〜と感じたので、先日長野さんと登った、雪彦山のマルチピッチフリールート『友人登路4P、5.10b』の記録を織り交ぜて、少し語らせていただきます。

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友人登路を終え不行岳をバックに
令和4年6月10日


 午前6時30分、長野さんと合流し、私の運転で雪彦山へ向けて出発。
 今夏は長野さんとアルプスのバリエーションを計画中。
 その行程について相談し、妄想を膨らませながら車を走らせていると、あっという間に雪彦山駐車地に到着。
 
 午前9時00分、準備をして友人登路の取り付きへ。

・1P(Ⅲ)2P(Ⅳ+)4P(Ⅳ?)は長野さん
・3P(5.10b)はSMB
がそれぞれリードしました。

IMG_69751P長野さんリード
IMG_69762P長野さんリード
IMG_69803P終え終了点から
IMG_69813P終了点からの景色

 絶対に落ちてはいけないという緊張感をもって、オールフリーで抜けようとしましたが、3P目の終盤、気持ちが切れてヌンチャクを掴んでレスト、5.10bオンサイトならず…悔しい
 後に40mスケールだと分かり、ロングルートの練習不足を痛感しました。

 長野さんは大量のガチャ類をこれ以上無いくらい全身に装着して、ランナウトした気持ちの悪いピッチを、とても慎重に登っていました。
 最終ピッチ、自分がフォローで登る際、その大量のガチャを身に付けて登りましたが、人ひとり担ぎながら登っているんじゃないかと思う程身体が重く、またキャメロットの4番とナッツキーが死ぬ程邪魔で、この状態でよくリードで登れるなと感心しきりでした。
 
 あわよくば弓状クラックも登れたらと考えていましたが、既にお昼の時間。
 事前に13時までと決めていたので、友人登路4Pで終了。

 三峰の頭で、登頂の余韻に浸りながら軽く食事をとりました。
 一年と少し前、雪彦山で登山中に地蔵岳や不行岳を遠くから眺めていた自分が、まさかクライミングを始めて、ここを登っているとは露とも思わなかったな、と感慨深かったです。

 その後、三峰の稜線から懸垂下降し、地蔵の東稜取り付きを経由し、午後2時30分ころ駐車地へ。

IMG_6998今日のアプローチは地下足袋にズボンの裾を靴下にインスタイル。
IMG_7011下山完了

 帰路「登山の後は温泉でしょ?JK」と互いの認識が一致したところで『秘湯 雪彦温泉』へ。
 平日で人も少なく、ゆったりとした時間を過ごし、クライミングで張り詰めていた身も心もほぐされていきました🤤
 閉館まで粘れそうでしたが、お腹が空いたので一路姫路へ。

 IMG_7005雪彦温泉にて

 姫路の『麺屋甚八』というラーメン屋を訪れ、空腹と謎のハイテンションも手伝って、2人とも魚介鶏白湯ラーメン大盛に焼肉チャーシュー丼大盛をセットでそれぞれ注文。
 上品な鰹節の香りと鶏白湯の濃厚でクリーミーなスープが麺に絡まり、とても美味しくいただきました。

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 ただちょっと量が多過ぎたので、いっときラーメンは食べなくてもいいです。

 長野さんと初めてザイルパートナーを組み、自分自身の課題や指標?の様なものがうっすらと見えてきました。
 また今後、夏のアルプスに向けてトレーニングや準備を着々と進めていきたいと思います。

 同好の仲間と、朝イチから緊張感のあるクライミングをして、温泉でリラックスし、本能の赴くまま好きな物を食べ、山とか諸々について語る、とても充実した良い休日になりました( ˘ω˘ )

 急な誘いにも関わらず応えてくれた長野さんに感謝🙏✨またよろしくお願いします!!
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