フィリピン・ネグロス島(主にバコロド)の話

フィリピン・ネグロス島を拠点に気ままな生活

海外で移住や滞在することに必要な情報の提供。


     謹 賀 新 年

 

 明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。今年もよろしくお願い

します。

 個人的と言うか、この世がコロナ禍が続き、新型コロナのオミクロン株が蔓延し始めて

おり、
今後も予断を許さない状況が続くようですが、皆さまにも気を付けてこれを乗り切

って欲しいと
思います。


 今年は、私も新たな発信を考えていますし、動きたいと思いますので、宜しく

お願い申し上げます。

 まずは、新年のお挨拶とします。



 


 毎年秋から春まではフィリピンに滞在していたが、新型コロナの関係で昨年2月に急遽日本に帰って以来フィリピンには行けていない。フィリピンの新型コロナの感染状況を見れば尤もなことで、日本もそんなに変わらず旅行にも行けない。日本でも医療が逼迫(ひっぱく)しているのだから、うかうか病気もできないし、ワクチンの接種を待つばかりだ。

 フィリピン保健省は最近、新型コロナウイルスの新規感染者の増加ペースが鈍化していると明らかにした。これはコロナ感染者が多いマニラ首都圏で、直近のピーク時と比べて3割弱減少することを言っているようだ。でも、厳格な外出・移動制限措置の効果が出始めているようでも、医療の逼迫(ひっぱく)は解消されておらず、何時蔓延するのか予断を許さない状況でもある。

 そして、フィリピンのドゥテルテ大統領が3日夜、大統領府で中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を受けたようだが、フィリピン人の中国製ワクチンによる信頼度が低く60%以上の人が反対しているので、大統領がワクチンを接種することで国民に安全性を示し、接種計画を促進させる狙いもあるようだ。

 フィリピン政府は、年末までに人口の約7割超のワクチン接種を目指して、集団免疫を獲得しようと考えているようだが、それだと1ヶ月最低1,500万回のワクチン接種が必要で、ワクチンの確保と接種に無理があるように思う。どちらにしても、フィリピンへ行くのは早くても来年以降でないと無理なようだ。

 ネグロス島のバコロド市は、フィリピンの地方都市ですが、治安も良く生活し易い所で、ゴルフ場もあり近くの山のリゾートには、日本人向きの温泉もある。市内のレストランは沢山あって食事も楽しめます。我が家の庭に日本から持って来た種で、キュウリ等の野菜を作ったりしましたが、今度は別の日本の物を農家の人に作って貰おうと相談しています。フィリピンに行く時が来るまでは、それらの物を含めて、日本でいろいろと準備をして今後に備えて行こうと考えています。









 


 長引く新型コロナウイルス下の生活が、高齢者の身体機能や認知機能に影響を及ぼしているようだ。自治体などの調査で、こうした機能が低下した「フレイル」が進行している実態が判明したが、緊急事態宣言や「まん延防止等重点措置」で外出自粛の呼びかけが続いており、運動機会を増やす必要性は重要だ。


 2度目の緊急事態宣言が解除され間もない3月下旬、ある70代女性は自宅で立ち上がろうとすると突然、体が支えられなくなり、床に座り込んだ。近所に住む娘に連絡し、病院に行くと「筋力の低下が原因」と診断された。

 

 その女性は1月上旬から数回しか外出せず、日用品や食品は通信販売などで購入していた。でも、コロナ感染が怖くて外出しなかったが、ここまで身体が弱っているとは思わなかったと言う。

 

 社会との繋がりが薄れ、心身が老い衰えた状態を指すフレイル。自治体の調査結果からも、コロナ下で高齢者のフレイルが進行している状況も浮かんでくる。

 

 東京都と東京大学が連携して65歳以上の高齢者に毎年度実施している調査では、手足の筋力や握力などの測定値に基づき、フレイルが疑われる割合が2020年度は29.8%となり、2019年度の21.3%から8.5ポイントも上昇した。担当者は、コロナフレイルは確実に進んでいると警戒している。

 

 大阪市は、高齢者約200人を対象にバランス能力と筋力を3年間継続して調査している。2年目と3年目の測定結果を比較してみると、コロナ感染拡大前の2018年度から2019年度にかけてバランス能力が下がった人の割合は35.5%、筋力は44.2%だった。一方、コロナ下を含む2019~20年度ではバランス能力は53.8%、筋力は72.9%も低下していたという。

 大阪市の担当者は、2018~19年度と2019~20年度では調査対象者が異なるものの、コロナの影響による数値の悪化は明らかと分析している。

 

 フレイルはコロナ感染者の死亡率にも影響するという報告もある。また、イギリスの大学研究チームは12カ国55病院のコロナ患者5,711人を調査して、深刻なフレイルが確認された人は死亡率が3倍だったとする結果を公表している。回復後に「手厚い介護」を必要とする人も7倍に上った。チームは、感染や重症化リスクは高齢かどうかだけでなく虚弱性も関わると警鐘を鳴らしている。

 

 身体的な虚弱だけでなく、認知機能の低下も懸念されるところだ。日本の大学チームは、2020年5月と11月に一部自治体の60歳以上を対象に実施した調査でも、「物忘れがひどくなった」との回答割合が11月は5月の2.1倍に膨らんだとの結果を明らかにした。60~90代の全年代で「外出機会が週1回以下」とした割合が約10ポイント増えていたようだ。

 

 海外の調査では、週2時間以上の運動をしていたコロナ患者は死亡率や入院率が低かったという結果が出ていることから、コロナが収束したとしても、要介護者や認知症患者が増える可能性があるようで、国や自治体は人の流れを抑えるために行動制限をするだけでなく、運動や会話などの社会活動も両立できる方向で感染対策を講じる必要があるようだ。


 厚生労働省はフレイルの予防法として、適度な運動、バランスのとれた食事、社会参加の3つが重要としている以上、適度な運動を続けることは重要だ。

 

 私は、日本でもフィリピンでもジムに通って運動していたが、コロナ感染予防のためジムを休会して1年以上になる。ただ、運動不足にならないように、人のいないところでウオーキングを続けている。

 このコロナ禍を抜け出しても元気でいたいものです。そのためにも運動するのが良いと思います








 

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