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2017年、映画館で見た映画11本目。

今回は映画「マグニフィセント・セブン」(公式サイト)を観てきました。デンゼル・ワシントンが大好きな筆者。そして他にも好きな俳優が...、は後述として、さらには監督がこの数作私の中ではヒットを飛ばしている(昨年公開「サウスポー」は私的映画撰2017で一位)アントワーン・フークアと言うならこれはやっぱり観に行かないと、と思って早速映画館へと行ってきました。

(以下、ネタバレ注意。)
端的に言えば「荒野の七人」のまさにリメイク版。そういう意味では今も作ってみたいと思わせるくらいの映画であった「荒野の七人」を作った、そしてさらにその基となった「七人の侍」を作った黒澤監督、黒澤組もまた素晴らしいものを作っていたのだな、と改めて認識しました。
そこでストーリーは説明するまでもなく過去のそれを踏襲する形で。またさらに音楽などからもそのオマージュが分かります。ラスト、スタッフロールが現れる辺りはまさに「荒野の七人」、オリジナルの楽曲も流れますが、その後の本作テーマ曲も太鼓のビートなどはまさに「荒野の七人」のテーマと同じでした。他にも黒ずくめの衣装等々、元を知っている方にはその差を見つけるのも楽しいかもしれません。

さて、ちょっと脱線しますが、アメリカにおいてもそして今の日本においてもいわゆる<時代劇>というジャンルはまさに冬の時代、と言ってもいいのかもしれません。どちらかと言えば古くさい、というイメージがとりついてしまったような気さえします。
しかしそれをなんとか打開しようとする人々がいるのもまた事実であります。そんな中においてはただリメイクするのではなく、今風にアレンジすることがより求められるのかと思います。
そういった中でみれば「荒野の七人」が公開された年は1960年。ベトナム戦争のただ中であり、まだアメリカ社会では黒人の地位がまだ低かった頃と思うこともできるわけで。
それが本作では黒人を主人公と据える辺りのフークア監督の思いも少しは入っているのかな、と思います。

ただ、配役等は今風なところから選んでいる感じもしますが、撮影するカメラの動きなどは実は荒野の七人とさほど変えていない感じはいたします。ま、確かにアップで表情を狙いに行ったり、という事はしていますが、スローなど余りに奇をてらった感じをするものはナシ。ある意味こういうところもオマージュとして敢えて「変えない」事をしていた、のかもしれません。

主役のデンゼル・ワシントンは相変わらずの冷静沈着っぷりが本当に合っていると思います。それでも最後は復讐劇だった、とも見て取れるところでは感情を表に出す辺りのギャップもいいですね〜。脇役、とは言えない仲間もホントいろいろで。ヴィンセント・ドノフリオはホント、様々な映画で要所を締める感じがする俳優ですが、今回も場面場面でいいところ、そしてこの映画の華の死にっぷりも良かったかと。
ま、他にもイ・ビョンホンやクリス・プラットなどなどもちろん良かったのですが、一番推しはイーサン・ホークですかね〜。狙撃の名手、となっていましたが、個々に出てくるまでの彼の出演作がどうしてもダメ親父、ダメ人間が多かったものでw。本当はいろいろできるだろうに、ラストまでダメな感じの役ばかりでしたが、本作はラストまできっちり締めた感じですね〜。そうなのよ〜、彼はもっとできるはずなのに、という思いがする観客としては少し溜飲が下がった思いです。

年に(宣伝にお金をかける)時代劇は数作ぐらいしか日本にも上がってこなくなりましたが、それでもこれからもいろいろな監督、スタッフ、キャストが「挑戦」するジャンルなのかな、と思います。

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