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2017年、映画館で見た映画51本目。

今回は映画「パトリオット・デイ」(公式サイト)。久しぶりに長いこと待っていた映画の一本。主演(そして製作も)マーク・ウォールバーグに、ケヴィン・ベーコンと来ればこの二人だけでも観に行く価値あり、と思って公開初日、映画館へと行ってきました。

(以下、ネタバレ注意。)

いつもと趣向を変えて今回はキャストのお話から。

主演のマーク・ウォールバーグはホント今回も「骨太」と評するのがピッタリくる、と思うくらいガッチガチにいい感じ。そこに今回はFBI捜査官のケヴィン・ベーコンがいいですね〜。若い頃はわりとヤンチャ、跳ねっ返りな感じもありましたが、過日の「コップ・カー」などでもそうでしたが、眼鏡などをかけてキリリッとする冷静沈着な感じもかっこよさが増します。それで切れて吠えるんだからギャップ萌えw。(*^^)v
他にもJ,K.シモンズ等々もですが、今回忘れてならないのは州警察総監、ジョン・グッドマン。顔立ちがそれはそれは個性的でもありますが、時に部下の意見をキッチリ申す頼れる上司がかっこよかったですね。

映画、シナリオ面で観た時に、ボストンマラソン爆弾テロ事件の発生から被疑者逮捕までを追いかけていますが、序盤からずいぶんと一般人の伏線を張っているな〜、と思っていました。犯人逮捕を主眼に置くならば、せいぜい犯人と警察官のエピソードだけあれば事足りますし、他の作品でもそういうものは多々見られます。

しかし、被疑者逮捕をして映画を終わったな、と思っていたところから実はこの映画の底流に流れている「人間賛歌」の部分が出てきて、いよいよ伏線の回収に入れば...。この辺は映画ファン、としてよりも一ランナーとして観ていました。これはランナーであればもちろんですが、事件事故問わず、東日本大震災などを日本人はかぶって観ることができるのではないでしょうか?確かに大きな出来事でに遭遇しても、そこから力強く生きることを選んだ人達の話は多くの共感を生むと思います。
しかも、その人間賛歌がともすれば宗教対立にもなりかねないような事件を上手くくるんだ、とも思います。オチの付け方がよかった、と。

本作は映画ファン、そしてランナー、二つの視点で見ることができた私は「光栄」だと思います。

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