年次有給休暇 その2(再掲)

この労働日の考え方を年次有給休暇に適用すればどのようになるか事例を交えて検討することにする。


例えば、14時間勤務(午後18時から翌日午前9時まで)で、月10日から11日の夜勤専門で、勤続年数が1年の人を想定してみる。


この人が、年次有給休暇の請求をしたとすれば、どうなるかについての行政解釈は、以下のとおりであるので、二労働日を与えることになる。


「一勤務一六時間隔日勤務や一勤務二四時間の一昼夜交代勤務で一勤務が二暦日にわたる場合も同様に暦日原則が適用され、八割出勤の要件たる全労働日についても当該一勤務が属する二暦日


が二労働日と計算され、年次有給休暇付与についても、当該一勤務の免除が二労働日の年次有給休暇の付与とされる。」(其発第九〇号)


つまり、この夜勤専門の人は、5回分の年次有給休暇を与えたら10労働日になるので、これで年次有給休暇は使い切ってしまうことになる。


ちなみに、パートタイマーのような比例配分も考えられるが、この人の場合1週間30時間以上なので10労働日となる。


ところが、これを労働時間の際の例外と混同してこの夜勤勤務1回を1労働日と考えて10回分の年次有給休暇を与えたとしたらどうなるのだろうか。


労働基準法上は、当然違反にならない。何故なら、本来は10労働日でよかったものを20労働日与えており、労働基準法を上回っているからである。


通常、年次有給休暇は「6か月経過したら10日与えられる」と覚えられていることが多い。しかしながら夜勤の場合、10日というのを10勤務つまり10回と誤解されていることがある。


なお、いくらの賃金を払えばよいかについては、次回以降検討する。


年次有給休暇 その1(再掲)

この投稿は、3年ぐらい前に別のブログで投稿したものを再整理して掲載するものである。理由としては、相変わらずこの年次有給休暇に関する相談等が多いためでもある。


なお、よく引用している「労働法コンメンタール」は、平成22年版(株式会社労務行政出版)であるが自分の見る限りこれ以降は発行されていないようであるので、平成22年版をそのまま使用している。


具体的な内容としては、主に労働日と通常賃金について、夜勤を伴う場合の年次有給休暇についての考え方である。これらについて、労働法コンメンタールを参考にしながら何回かに分けて投稿したい。


まず、今回は労働日の考え方である。労働基準法上、労働日とは、原則として暦日計算による。従って、夜勤の場合、夜勤明けの日の勤務を免除したとしても休日とはならないのは周知のとおりである。


18時から翌日の9時までのような夜勤勤務の場合の年次有給休暇を考えると、一勤務が属する二暦日は二労働日と計算され、もしこの夜勤勤務の免除としての年次有給休暇は二労働日とカウントされる。


一方、この労働日の考え方は、労働時間を計算する場合と少し違うので、注意が必要である。つまり、原則は暦日計算によるが、夜勤勤務のような場合は、例外として取り扱われる。


労働時間を考える場合の行政解釈は、労働法コンメンタールによれば以下のとおりである。
「他の条項におけると同様に、『一日』とは、原則として、午前零時から午後一二時までのいわゆる暦日を意味する。」。


「特別な規定がない以上、それは民法上の一般原則に従って、午前零時から午後一二時までの意であると解すべきである」。


「しかしながら、一勤務が二暦日にまたがる場合をどのように解するかという問題がある。(中略)


これについて、解釈例規は、『継続勤務が二暦日にわたる場合には、たとえ暦日を異にする場合でも一勤務として取り扱い、


当該勤務は始業時刻の属する日の労働として、当該日の『一日』の労働とする』(其発第一号)。」


つまり、これは、あくまで例外なのである。この労働日の考え方にも原則と例外があるのであるが、この年次有給休暇の場合は原則が適用される。


次回は、事例を交えながら。。。

余り物

先日、6月に続き、実家に帰り、草刈りを行って来た。報酬は、米と実家に生っているトマトとキュウリである。トマトについては、事務所のみんなにもおすそ分けした。


トマトやキュウリは、出来だすと毎日、毎日できるので、母一人では食べきれない。冷蔵庫に保管しても、数日が限度なので、余ったものを市場に出していた。


以前は、ちょっとした母の小遣い稼ぎになっていたそうだが、バイクに乗らなくなってからは、せっせと近くの人などに配っているという。


そこで、自分の出番である。今は2週間に1回ぐらいしか帰らないのでそんなに多くはないが、帰った時に、自分が車に積んで市場に出すようになった。


先日は、トマトやキュウリではなく、しそとミョウガを市場に持って行ったのだが、農作物はタイミングがあるというか、天候に左右され、待ってくれないので困る。


ここのところをどう解決するかが目下の課題なのだが。。。

再び、朝型へ

最近、体力維持のためにジムに通うこととした。しかしながら、毎日通うことが出来ないでいる。原因は、忙しいのもあるが、一旦家に帰ってそれから支度して通うということにも理由があると考えている。


しかし、一旦自宅に帰ると億劫になってしまい、なかなか通えないというか、明日にしようと考えてしまう。これでは、前と同じ失敗を繰り返すといけないので、今後は、事務所からの帰りに通うことにした。


このように決めてからは、飲み方以外の日は、なるべく通うようになったので、前と同じ轍を踏むことはなさそうだ。しかしながら、一方で仕事や買い物、食事等の時間帯の調整も必要になってきた。


そこで、同僚の社労士を見ていると結構やっている、夜型から朝型への転換をすることにした。これも昔からやろうとして、何回かチャレンジしたのだが、なかなか定着出来なかったことでもある。


自分たちは、やはり「体が資本」である。ジムに通うことに合わせ、生活スタイルも朝型へ転換することを今度こそは、定着させたいと思うのだが。。。


辛麺

業界団体の監事になることになり、先月(2017年6月)、久しぶりに東京に行った。そこで、宮崎から東京に進出した辛麺屋を訪ね、食べることにした。


Googleマップの力をちょっとは借りたのだが、目黒駅の近くにあるこの「一輪」という辛麺屋は、田舎者の自分でも難なく見つけることが出来た。



食べたのが下記の写真。辛さはゼロから5番まであったが、無難に1番を頼んだ。今後、年に何回かは東京に行く機会もあるので、辛さのランクアップにも挑戦しようかなと思う。




2017-06-22 (辛メン)



使い分け

交通系のICカードを何枚か持っているのだが、今まで1枚しか活用していなかった。しかし、コレクションにしておくのももったいないので、カードを用途によって使い分けることにした。


1枚は、従来通り、バスなどに乗った時に使うものとし、もう1枚はその他の目的に使うことにした。そして、バスなどに使うものについては、事業目的に限定することにしている。


その他の目的として使うICカードは、主に食べ物や日用品などの個人用に使うことにしている。もっとも、宮崎の場合、昼食時に支払う場所がほとんどないのが不満なのだが。


使い分けの効用としては、現金がいらない。小銭が不要になるので出張の時には、特にありがたいし、事業目的用のICカードは、明細も出るものを使っているので経理伝票も節約できる効用もある。


残っているICカードの活用法も考えないといけないのだが、とりあえずこの2枚で。。。





システム手帳

ずっと愛用してきたシステム手帳に別れをつげる時がきた。当初、このシステム手帳はスケジュール管理がメインだったが、次第にスケジュール管理がスマホに移ってゆき、システム手帳は、いわゆるメモ帳になっていった。


このメモ帳としてのシステム手帳は、毎日の電話や打合せ時のメモ、研修メモなどに使っていた。そして最近このシステム手帳の代わりのメモ帳を購入したところである。代わりのメモ帳は、iPad Pro(10.5インチ版)である。


本体が届いてからまだ3日ぐらいしか経っていないので、まだまだ十分な使い方を紹介できるまでにはないが、このメモ帳の代わりというのは、この2日で立派に務まるということが判ったので、メモ帳としてのシステム手帳にサヨナラが出来るのである。


これも、「紙をなくす大作戦」の一環であるのだが。。。

年度更新

自分は、この間会社をまわって、印鑑をもらう日が続いている。何故なら、業界で「集合受付」と呼ばれる労働保険年度更新にかかる申告書の提出日が近づいているからだ。


毎年のことなのだが、いつもぎりぎりまで、果たして終わるかどうか気をもむ毎日である。しかしながら、会社の社長を訪ねることにより、それぞれの業界動向を知るよい機会でもある。


会社を回る中で、聞こえてくる声は、相変わらず厳しいという声である。したがって、一方では自分は、このような声を聴きながら今後どうすればよいかを考える毎日でもあるのだ。


さて、どうしたもんか。。。


自炊

自宅の片付けで一番の課題は、今まで購入した書籍類をどうしようかということで、そして、具体的な計画としては1日1冊ずつ「自炊」してクラウドに上げるという計画を立てていた。


そして具体的には、自宅から事務所に本を持ちこみ、合間に事務所の複合機を活用して「自炊」し、それをクラウドにアップして整理しようとしていたが、遅々として進まなかった。


ところが、この「自炊」完了の期限が後3年というところまで迫って来て、いよいよ待てないということでScanSnapを購入した。もともと、このScanSnapは前から欲しかったものであるがやっと購入できた。


この間、このScanSnapを使ってみて、良いと感じたところは次の点にある。一つは、クラウド対応であるということ、二つは、白紙部分を自動的に除いてくれること、三つは、両面スキャンできることである。


そして何よりも嬉しいのは、完ぺきではないのではあるがリネイムしてくれることである。この機能は事務所の複合機では出来ないので、一押しと言える。


惜しむらくは、50枚しかできないので、1冊の本を「自炊」する場合、3回ぐらいに分けてscanする必要があり、後でacrobatを使って結合しないといけないが、まあ仕方のないことだと考えている。


これで、なんとか間に合う可能性が出てきたことは事実のようである。

特別徴収でのマイナンバー

給与所得等に係る市民税・県民税額の決定通知書が来た。自分の事務所は、宮崎市だけなのでマイナンバーについては、アスタリスクで埋められていた。


ところが、他の市町村の特別徴収義務者用通知書には、ちゃんとマイナンバーの記載がされており、しかも書留等ではなく、普通郵便で送られているようだ。


宮崎市にマイナンバーが記載されていなかったのは、準備が間に合わなかったという話のようであり、来年からは、マイナンバーも記載されるとのことである。


法律だから、決まりだから記載するというのが市町村役場の言い分のようだが、誤配や記載間違い等があったりすれば、問題になって時々ニュースで見かける。


個人的には、マイナンバーは住民票コードを変換して作られるものだから、市役所は当然、知っているわけなのでわざわざ記載する必要はないと考えている。


しかしながら、それより怖いのは。。。

健康診断

いつものことだが健康診断の結果、再検査を指摘された。再検査は2カ所の病院に行かないといけないのだが、再検査のひとつに原因がアルコールかどうかを確認するものがあった。


病院に相談したところ、2週間ぐらいアルコールを断ってから検査するように言われた。5月は総会等が目白押しなので、2週間は無理だったが、12日ぐらいは何とかなりそうだった。


そこで、自分も原因がアルコールかどうかを知りたいところだったので、あえて12日間の禁酒にチャレンジすることにした。もうすぐ、アルコールが原因かのどうかの結果はわかる予定である。


もちろん、結果は。。。

スポーツクラブ

家の近くにスポーツクラブができると聞いて、連休中の合間に見学会に行って来た。そして、先日入会申し込みをしてきた。


実は、前にもあるスポーツクラブに入会していたことがあるのだが、高い銭湯代となったため数カ月で脱退してしまった過去がある。


今回も高い銭湯代にならなければいいが。。。

マイナンバーの現状と雑感 その9〜 まとめ

これまでマイナンバーが自分たちの業界とその周りでどのような状況にあるかについて述べてきたのだが、今回はそのまとめである。結論的にいえば、自分たち社労士の場合、マイナンバーについては、これからというのが実感である。


一方、年末調整や支払調書等のことを見聞きする限り税理士の方の対応もこれからという感じを受けるが、自分たち社労士に比べ税理士の方のほうが進んでいることも事実のようで、今年(2017年)の年末調整ぐらいからは、本格的な運用が始まりそうな気配である。


社労士の場合、なぜ本格化しないかといえば、社会保険関係の手続きでマイナンバーが原則不要になったことに合わせ紐づけが始まるのが今年の秋以降だということがある。社会保険関係の手続きには基礎年金番号を記入することで、特にマイナンバーは不要という。


では、社会保険関係のマイナンバーはどうするかといえば、「その6」で投稿したように「地方公共団体情報システム機構に対してお客様のナンバー情報の提供を求め、収録」することになっている。つまり、マイナンバーを自分たちの方から提出する必要はないのである。


また、一方で自分の知らないところで、マイナンバーがやりとりされているのが分からないのは怖いので、早くマイナポータルにて確認したいところだが、マイナポータルについてもどうも順調には進んでいるとはいいがたい状況のようである。


また、1年後ぐらいに振り返ることにする予定である。







マイナンバーの現状と雑感 その8〜個人情報保護法との関係

個人情報保護法が平成29年5月30日より全面施行される。従来、個人情報保護法は5000人を超えないデータを持っている事業者は、対象にはならなかったが今回の改正でこの5000人というのがなくなり、1人でも対象になったのである。


これでマイナンバーと同じ状態になったとは言えるのだったが、次の興味は中小規模業者についてもマイナンバーと同じように一定の緩和措置があるかどうかであった。結果は、マイナンバーと同じであり、しかも自分たちもまた同じだった。


つまり、自分たち社労士は委託を受けて個人情報を扱う関係上、マイナンバーと同様に中小規模業者ではないことになり、緩和措置もなく原則どおりというか、法律がそのまま適用されるのである。もっとも、業法でも守秘義務が課せられている。



この間、従来も個人情報の取扱いには気をつけ、それなりの対策を取って来た。しかもマイナンバーでも、結構費用をかけて対策をとってきたので、この対策でかなりの部分カバーできている。しかしながらいくつか完全にカバーできていない部分が当然ある。


カバーできていない部分については、平成29年5月30日までに対応しないといけないのだが。。。

マイナンバーの現状と雑感 その7〜特別徴収・市県民税関係

年末調整が終わった後、会社は毎年1月31日までに、各市町村に給与支払報告書を提出する必要がある。そして、会社は、この給与支払報告書に各個人の源泉徴収票(以下「個票」という)にマイナンバーを記入して提出しなければならないことになっている。


その個票には、本人用、税務署用、市町村用の3種類があり、本人に渡す個票については、マイナンバーを記載して渡す必要はないが、税務署と市町村に提出する個票については、マイナンバーを記入して提出する必要があるとされているからである。


各市町村は、会社から提出された個票にもとづいて、市県民税を計算し、今度は毎年5月ぐらいに会社に対してその市県民税額を通知している。そして、給与支払時に預かったこの市県民税を翌月10日までに会社は毎月、市町村に納入する。


そして、この毎年5月ぐらいに市町村役場から送られてくる納入書綴り等の中に、会社向け用と従業員本人向け用があり、従業員本人用にはマイナンバーは付されないが、会社用、つまり従業員一覧表にはその従業員のマイナンバーがそれぞれ付されることになっているのである。


従って、この納入書綴りの保管方法についても、会社は法律に則って行わないといけないのである。しかしながら、6月頃実際にマイナンバーが記入された会社用の一覧表が会社に送られてくるかどうか、まだはっきりしない市町村が多いと聞く。


でも、行政に限って。。。








マイナンバーの現状と雑感 その6〜年金・社会保険関係

協会けんぽや日本年金機構におけるマイナンバーの取扱いについてはHPを見る限り、事業主がナンバーを記入して提出する書類は、ほぼなさそうである。もっとも、老齢年金等の裁定請求の場合は、平成29年4月以降必要となってくるとのアナウンスがあるが、マイナンバーを記載する効果としては、住民票等が添付が不要となるだけのようである。


そこでまず、協会けんぽのHP(平成28年12月1日付)を見てみると「事業主の皆様から協会けんぽに対して、従業員やその家族のマイナンバーを提出いただく必要はありません。」とある。収集をどうするかについては「日本年年金機構や住民基本台帳ネットワークから収集を行」う(平成28年12月1日付HP)とあり、加入者や事業主からは収集しないようである。


また、日本年金機構におけるマイナンバーについては、健康保険・厚生年金保険被保険者の資格取得届に「マイナンバーの記入は不要です」(平成29年2月9日更新のHP)とある。健保組合の場合、基礎年金番号とマイナンバーの両方を記入する欄のある新様式が用意されているが、協会けんぽの場合は従来通り、基礎年金番号欄のみの現行様式でよいとしている。


日本年金機構の場合、どのようにしてマイナンバーを集めているかといえば「マイナンバー法に基づき地方公共団体情報システム機構に対してお客様のマイナンバー情報の提供を求め、収録を行っています。」とある。「収集」という用語ではなく「収録」という用語を使っているが、実際マイナンバーが収録されているかどうかについては「ねんきんネット」で確認できるとあったので、自分のを確かめたところ「収録済」となっていた。


以上を踏まえると、協会けんぽや年金事務所(事務センター)においては、すでにマイナンバーを収集、収録済のようなので、事業主が記載して届けることは、ほぼなさそうである。でも、これも何だか怖いような気がしないでもないが、この点については後日ふれたいと思う。

マイナンバーの現状と雑感 その5〜年末調整・確定申告関係

平成28年の年末調整と確定申告から実質的にマイナンバーが必要になってくる。自分の事務所の職員のマイナンバーについては、すでに収集し、記載を不要とするための「帳簿」があるので、扶養控除等申告書にマイナンバーを記入してもらう必要はなかった。


扶養異動等申告書には記載する必要はなかったが、年末調整後の源泉徴収票を市役所に提出する場合には、必要となってくる。なお、この市町村役場にかかるマイナンバーについては、後日別の側面から投稿することになるが、このマイナンバーの部分は「手書き」にして、提出した。


自分たち社労士の場合、法定調書と呼ばれる書類の中に「支払調書」というものがある。顧問契約などの支払金額が5万円を超えるものの支払調書について、これを税務署に提出する場合は、その会社は、自分、私のマイナンバーを記入しないといけない。


また、平成28年の確定申告から、紙で提出する場合は本人確認(番号確認と身元確認)が求められる。でも、自分の場合は長年、電子申告を行ってきたので、申告の直前にマイナンバーを記入して、申告すればよかった。申告後にプリントアウトしたところ番号部分は当然に、印刷されてなかった。


聞くところによれば、平成28年分の年末調整も確定申告も、このマイナンバーの取扱いは記入して出す人と記入しないで提出する人に分かれているようである。様子見みたいなところがあるみたいらしいのだが、我々だけでなく、行政の方もまた試行錯誤のところなのかもしれない。


今後どんな展開になってゆくか、注視することに。。。

マイナンバーの現状と雑感 その4〜雇用保険関係

平成28年1月1日から雇用保険の取得届、喪失届、育児休業給付等の手続きにもマイナンバーの届出が必要ということで、いろいろと準備を行って来た。ところが、平成28年2月16日まで雇用保険の取得届、喪失届の手続きと育児休業給付などの雇用継続給付とでは、マイナンバーの扱いが違っていた。



つまり、取得届や喪失届については、会社は個人番号関係事務実施者として手続可能だが、育児休業給付などの雇用継続給付については、出来なかったのである。従って、会社の総務担当者や社労士が育児休業給付などの雇用継続給付手続きを行う場合は、本人の代理人として手続きを行う必要があった。


雇用継続給付の場合は、労災の手続きと同じく、委任状、代理人の身元確認、本人のマイナンバー確認が必要となり、マイナンバーの写し等の提示が求められる予定だったのである。マイナンバーを記入することでさえ、管理をどうするかという問題があったのに、写しまでという予定だったのである。


そこで、厚労省においては省令改正を行い、平成28年2月16日以降雇用継続給付の場合も取得届や喪失届と同じく、個人番号関係事務実施者として手続きできるようになったのである。番号確認と身元確認という本人確認作業が会社に移っただけで、マイナンバーを提出しなくてもよいということではない。


このような取り扱いになってから1年以上経過しているのだが、マイナンバーを記載していなくても受け付けていることもあってか、マイナンバー記入欄は、空欄のまま提出しているという現状からなかなか脱していないようである。なお、失業給付の場面では、番号確認と身元確認がされているという話である。



かく言う自分の事務所も大方みんなと同じであるので、今後はマイナンバーを記入して提出するよう心がけたいと考えているのだが。。。






昼食

2017-03-01(チョウザメの塩焼き)





  チョウザメの塩焼き









事務所の近くの食べ物屋さんで頼んだ昼食である。4つぐらいのメニューがあったもののうち頼んだのが、このチョウザメの塩焼きである。


チョウザメについてはキャビアぐらいしかわからないが、キャビアもこの塩焼きも今まで食べたことがなかったので、どんな味かと思い注文してみた。


このチョウザメの塩焼きについては、次に行ったときにメニューがあったとしても、再度注文する気にはなれない。味については、脂が多すぎて、結局多くを残してしまった。


でも、その店には週に1回ぐらいはいくので、新しいメニューが出たらまた頼むかもしれない。。。





マイナンバーの現状と雑感 その3〜労災保険関係

労災保険でマイナンバーが必要なのは、遺族と障害の業務災害、通勤災害にかかる年金に関するものが必要である。ところが、遺族にしても、障害にしても年金と一時金があり、年金の場合は必要だが、一時金の場合は必要ないのである。


実務上、遺族にしても障害にしても申請時は、年金か一時金かを区別して申請するわけではない。マイナンバーを記入して申請して、もし一時金だったら結局必要ない申請書に記入したことになるのだから、監督署も取扱いに困るのではと思う。


さらに、労災保険の場合は雇用保険と違って事業主は、個人番号関係事務実施者と位置付けられていないこともあり、本人が申請するのが原則となる。もちろん、事業主や社労士も本人に代わって申請は出来るのだが、その場合、委任状、代理人の身元確認、本人のマイナンバー確認が必要になる。


自分は労災保険の申請において、マイナンバーを記入するような事例は、まだないが、このマイナンバーの取扱いには神経を使わざるを得ない。我々社労士が、この労災申請を受託するにあたって、本人のマイナンバーを知る必要が出てくるので、このマイナンバーの取扱いが大変なのである。


いずれにしても、実際に事例が出てくるしかないのだが、その時に。。。






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