お仕事から帰って
珍しく疲れて
うとうと眠ってしまった

少し疲れたのねー

妙な時間に目が覚めて
未だ真っ暗な窓の向こう
閉め忘れたカーテンを引き
静かに寝室を出る

時計の音しかしない
静かな居間の
白い皮のソファーは
冬の夜のように
冷えきってはいない

いつも優しく包んでくれる
その小さなソファーに
ゆっくりと身を沈め
ひんやりとまとわりつく
その感触に心まで
しっとりと和らぐ
私のよりどころ
安心して
身を委ねられる場所

このちっぽけな
ぞうさもないソファーが
そうであるように
私も誰かを
静かに包んであげられたら

身体を包み込み
心を受け止めてあげられたら

かわらない愛情で
そっとその場に
待っていたい