このクリーニングこだわりブログは、門外不出の特殊技術を、
プロのクリーニング屋さんのために、こっそり公開したものです。
このことを書く前に・・・ 今日は、ちょっと色素のシミのことを、書いてみましょう!
プロのクリーニング屋さんのために、こっそり公開したものです。
先日、取れなかったシミのことを書きました。
すると、驚いた事に、父から連絡があり・・・
「あの取れないシミは、なぁ〜」なんてレクチャーされました。
「あの取れないシミは、なぁ〜」なんてレクチャーされました。
不思議なもので、同じクリーニング会社にいた時は、何一つ教えてくれない人だったのに、
私が独立して、上下の関係がなくなると、何かと妙に親切に教えてくれます。
私が独立して、上下の関係がなくなると、何かと妙に親切に教えてくれます。
今でもそうですが、私は何かあると・・・
「堀さん、堀さん・・・」というので、父も面白くなかったのかもしれません。
「堀さん、堀さん・・・」というので、父も面白くなかったのかもしれません。
で、今回、父がレクチャーしてくれた事は・・・
その後、ちょうど私が考えていた事と同じでした。
その後、ちょうど私が考えていた事と同じでした。
このことを書く前に・・・ 今日は、ちょっと色素のシミのことを、書いてみましょう!
まず、油性インクと水性インクはどこが違うのでしょう?
この2つの違いは、インクを溶かす溶剤の種類によって区別されています。
油性インクは、有機溶剤に溶かしたものであり、
水性インクは水とアルコールに溶かしたものなのです。
ここで言う有機溶剤は、トルエン・酢酸エチルなど約9種類の化学物質を指します。
油性インク:トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
イソプロパノール、エタノール、n−プロパノール
水性インク:エタノール、水
溶剤の違いから、水性インクと油性インクでは人体に与える影響も違いますよネ!
水性インクの場合、溶剤がアルコールと水なので、
誤って吸引してもあまり健康に被害がでにくいです。
と言っても、気をつけましょうネ!
油性インクは上述の通り、有機溶剤を使用しているので残留溶剤問題が発生します。
誤飲していなくても、刺激臭がしたり人体に吸引されると健康被害を及ぼしますし、
環境に与える影響も大きくなります。
このためトルエンやキシレンを含んだものは作られなくなってきているはずです。
ここからは、「クリーニング関係者用記事」とさせていただきます。
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コメント
コメント一覧
色素の件のブログ、ハムとしては知識の再確認・・・とても良い内容です。
そして、トリオ、ピンキーは最高の仕事(キレイにする)に、こだわるハムとしては最高の薬剤(相棒)です。ありがとうございます。
ビックリしたのは山崎さんと出会う前、知らないうちに油楽を使ってたのです。松井化学製とは知らずに・・・【トリオは最高・油楽は安全】と感じました。
アルカリを充分効かせた方法・・有効なときありますネ! でも突然、色が変わるときは ビックリする時があります。ネ〜〜**キレイに戻りますけど!
文字数が多すぎたので・・
染料で、ほとんど色修正しますが、顔料その物とか樹脂顔料は光沢が無いので合っているようでも角度を変えて見るとダメですね!
そうそうアクリル絵の具系、うまく使うとgoodですね!
半透明とか光沢あり、光沢なしがあって・・着物の修正があるのでハムなりに研究してガンバッテいます。
洗い、染み抜きも最高を目指してますがプレスにも、こだわり・・最高のクリニングを目指しています。(規模は小さいですが日本一を)
これからも私の知らない事を教えて下さい。
ブログ楽しみにしています。これからも宜しくです。
感謝!
染料にエタノールを入れたものが汎用では使いやすいですが、
時には、アクリルもいいですよネ!
でも、松井さんは、染料オンリーだとか…
最近は、クリーニング会社にいないので、修正する機会がめっきり減りましたが、あるパートさんから、ニットの修正は、アクリルが一番早いよ!と教えていただきました。
このパートさん、私が教えた女の子だけど… 上手いよ!
シミ抜きの先生達ができない修正も楽々しちゃう(笑)
ハムさんも、負けないでネ!