2011年02月09日
親野智可等先生講演会
先週開催されました『親力で決まる』の著者、親野智可等先生の講演会。
とてもタメになるお話ばかりで、時折涙が出そうになりました。
少しだけ、内容をご紹介します。どれも育児に役立つ智恵です。
●子どもに大切なのは、「できる!」という自己肯定イメージと他者を信頼する心。この二つさえあれば、後は何とでもなる。
●子どもは親とは別人格の別の人間。親のものさしを子どもにあててはいけない。
●無理に苦手の克服をさせるな。苦手の克服は大人になってからでもできる。
●兄弟ケンカをやめさせる方法は、仲良くしてるときに「仲良くしてて偉いね」と誉めてあげる。これだけ。
●宿題をやらせる工夫。とりあえず一問だけやらせる。一問やらせたら遊ばせても良い。一問やらせることで、子どもは作業量とその質を理解する。(これは大人も使える手ですね)
●子どもは怒られても反撃できない。でも、そのストレスは溜まって、いつか爆発する。ストレスが爆発するのは、親が老後のときかもしれない。
●子どものパフォーマンスを上げるためには、とにかく誉める。全体がだめでも、誉められるところは部分でも誉める。寄ってたかって誉める。誉めるのが苦手な人は毎朝7時とか、夜9時とか、時間を決めて誉める。
●子どもを怒らない。怒っていいことはない。言うことを聞かずに、腹が立ったらあきらめる。怒るよりまし。
●子どもはいつも、怒られるんじゃないかとビクビクしてる。子どもを安らかな精神状態にしてあげること。
●親は怒る暇があったら工夫をせよ。歯ブラシを食卓に置いておくと、歯磨きしなさいと言わなくても歯磨きした例も。
●子どもほど、美しい心を持った人間はいない。そのことを肝に銘じる。
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