こども武士道解説ページ

2011年10月31日

武士道の感化

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時々原著(と言っても、矢内原忠雄訳)を読み返して、背筋を伸ばします。

「こども武士道」に入れたかったのですが、少し難しくてあきらめた部分があります。
第15章「武士道の感化」にこういう記述があります。

徳は罪悪に劣らず伝染的である。「仲間の間にただ一人の賢者があればよい、しからばすべてが賢くなる。それほど伝染は速やかである」とエマソンは言う。いかなる社会的階級も道徳的感化の伝播力を拒否しえない。

要は、善い行いは悪い行いと同じくらいうつりやすい、ということです。
誰かがゴミを捨てれば、マネしてゴミを捨てる人が増えます。でも、ゴミを拾う人を見ると、よし、自分も拾ってみようと、人間は思うのです。
上手く格言にできないかとずっと考えております。良い知恵がありましたらご教授ください。

kodomobushido at 15:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年03月15日

こども武士道「礼」の教え

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泣く者とともに泣き、
喜ぶ者とともに喜ぶ。



kodomobushido at 17:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年11月18日

ケンカはイカンでござる3

我が家の次男(3歳)が、保育園でお友だちに「おまえ、どけ!」と押されたそうだ。
で、どうしたの?と聞いたら、「泣いたの」。

それを聞いた長男(7歳)が、「そんなやつは、おまえがどけ!って押し返すんだ」と、次男に言っていた。

弟を思った発言だろうから、親としては一瞬嬉しいが、やられたらやり返せはちと困る。

長男は幼稚園だったが、まあケンカばかりしていた。ミドルキックの応酬をしていたのを見たこともある。よその幼稚園の子とケンカになって目つぶししようとしたこともあった。
幸い、大事には至らなかったが、親は肝を冷やしたことがたびたび。

次男がお友だちと何かで争っているところは見たことがない。でも兄(長男)とはケンカをするので、保育園では我慢してるのだろう。
我慢ばっかりしていても困るが、争っていてばかりも困る。

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kodomobushido at 09:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年10月08日

「徳は罪悪に劣らず伝染的である」3

新渡戸稲造の言葉です。

美徳は、悪徳に劣らず伝染する力を持っている(岬龍一郎訳)ということです。

よい行いを見ると、人は自分もかくあろうと思うのです。
しかし、悪い行いを見ると、まあ自分もしてもよかろう、と思ってしまうのですね。

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通りの立看板です。
チラシが入っていた箱があります。いつの間にかゴミ箱になっています。

最初にゴミを捨てた人ばかりも責められませんが、最初に捨てた人が踏みとどまれば、次の人は捨てなかったでしょう。

子どもに真似してほしいことは、積極的に子どもに見せつけましょう。そして、子どもがいるところでは、真似してほしくないことは控えましょう。
赤信号を渡っちゃう、とかね。

kodomobushido at 17:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年08月18日

『これからの「正義」の話をしよう』その24

日本の教育の問題は、正解のある問題に対しては適応能力の高い子が多いが、そうでない場合とたんに能力が低くなる点にある。よってディベートなど議論下手の子が多い。
こう指摘したのはジャーナリストの田原総一郎さんです。

ディベートが盛んなアメリカで人気の講義として有名なハーヴァード大学のマイケル・サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』読了しました。

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はじめ、読み進めていくとある種のフラストレーションが募りました。難問が提示されていますが、何らソリューションについて言及されていない点です。
この時点で、私も日本の教育の悪弊に取り込まれていますね。

この本に紹介されている事例は、すべて議論百出であろうというような問題ばかりです。しかし、自分ならどうする、どう考えるという立ち位置で読むと、読書をすること以上のユーザビリティのある本です。

『こども武士道 大切な教えの巻』にも議論十出くらいの事例問題を納めています。
「慮」の章発展編(100P)のエスカレータで急いで駆け上がっている人に対して道を譲るべきか? というのもそうです。
急いで駆け上げっているのは子どもですから、安全面を考えれば、道を譲るのは奨励できません。でも、その子が交通事故に遭ったお母さんに会いに病院に急いでいると聞けば、正論以外の例外もあってもいいのではないかと思います。しかし、子どもに「どんなに急いでいても危ないことをしてはだめよ」と言ったお母さんも正しいはずです。

当初、この発展編は正解を全く示唆することをせず、問題を提示するのみにしようと思っていました。
しかし、『これからの「正義」の話をしよう』を読んだときの私のように、フラストレーションが募るだろう、という指摘もあり、問題に対する何らかの解答を示唆しています。
それでも、きっちりした正解はありません。細かい状況(エスカレータはどのくらい混雑していたか? 急いでいた子どもは何歳か? 乗ろうとした電車はどのくらいの間隔で運行されているのか? お母さんはどのくらい重症なのか?)によって、対処できる方法が多種多様に変わってくるからです。

『こども武士道 大切な教えの巻』も『これからの「正義」の話をしよう』同様、多くのみなさんでいろんな意見が繰り広げられれば、著者としてこんな嬉しいことはありません。


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2010年08月17日

戦争の記憶3

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終戦記念日前後には、戦争の特集番組があります。

その中でも戦地に赴いた方の証言は生々しく胸を打ちます。
いままで黙して語らなかった方も、ご自分の死が近いと悟り、やはり語っておくべきと判断されたそうです。

先の大戦の記憶は、国民全体の遺産として永く語り継がれるべきです。
なぜ戦争をしたのか、なぜ多くの人が犠牲になったのか、なぜ広島や長崎に原爆が落とされたのか、なぜ最後まで日本は孤軍奮闘しなければならなかったのか。

当時、「武士道」は軍部の都合のよいように解釈され、死して俘囚の辱めを受けず、などという戦陣訓とともに、多くの若者の命を無駄に散らしました。
この責任は、今もってきちんと果たされているのでしょうか?

「武士道」が軍部にいいように利用されたせいで、戦後、「武士道」は危険思想かのような誤解を受けました。

まだ「武士道とは死ぬこと」のように錯誤している方もいらっしゃいます。

「武士道」とは、古き良き日本人の行動規範である、ということも『こども武士道』は伝えていきたいと思います。

kodomobushido at 17:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2010年07月30日

『防犯先生の子ども安全マニュアル』5

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子どもに防犯の心得を学ばせるなら、断然この本がお薦めです。
内容が分かりやすく、具体に踏み込んでいます。


大阪で、話しかけたのに無視されて逆上して人を刺した。

という事件がありました。

これは大人の例ですが、子どもにも同様の事が起こる可能性があります。
清永賢ニ先生の『防犯先生の子ども安全マニュアル』によると、
話しかけられたら、もちろん何かを貰ったりついて行ったりしない。
何か誘われたら、「イヤです!」「行きません!」「いりません!」とキッパリ断る。
その人があやしい人、こわい人だなと思ったら急いで逃げます。
その人がおいかけて来たら、防犯ブザーを鳴らしたり、大声で助けを求めて、全力で走って逃げます。

そして、難しいのは、こわい人でもなく、あやしい感じでもない人が、
「こんにちは」と声をかけてきた場合です。

そんなに変な感じがしなかったら、「こんにちは」とあいさつしてもいいと清永先生は仰っています。ただし、歩くスピードを変えず、まっすぐ前を見て歩くことです。
大人が子どもに用があるなんて、ふつうはありません。立ち止まる必要はないのです。
「●●さんのお家はどこか知ってる?」と聞かれることもあるかもしれません。これは、ほんとうに困って聞いてる人には失礼になりますが、子どもに聞くほうが間違っているという解釈をせざるとえないと思います。
なので、この場合も、歩くスピードを変えずに、
「知らないので、大人の人に聞いてください」とキッパリ答えます。

明らかにあやしい人、こわい人は別ですが、ちょと変だなと感じる人にでも、一定の「礼」はあってもいいのでは、清永先生はそう仰っているのだと思います。
私もそう思います。


こども武士道検定クイズの中の防犯・安全に関する問題は、この清永先生の『防犯先生の子ども安全マニュアル』に依拠しています。


kodomobushido at 11:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0)
和の助
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