2012年12月31日

New Moon

12月12日から
全く日記をつけられないでいました。


New Moon, New Moon.
と名づけて
おとぎ話が新しくはじめた演奏会。

いちばんさいしょの
共演は
青葉市子さん。

青葉さんは
「音楽を、なぜ好きになったのか?」 
という
忘れかけていた記憶を
呼び起こしてくれた。

初期衝動から
離れた場所で
再び 
初期衝動と
出逢った。

その日から
音楽が
ギターを弾くのが
楽しくなった。


音楽という名前の
魂の交換。

だから
みんな
コンサートに
足を向ける。


青葉さんも
おとぎ話も
まだまだ
旅の途中。


newmoon_flyer720


ありま

kodomokazuki at 16:16|Permalink へんてこ 

2012年12月17日

はじめの場所

新宿JAMで
ありまソロ演奏。

自分自身の表現と
正面から向き合って
一年間突き進んで
2012年の最後に
あがた森魚さんと七尾旅人さんと
共演する機会をえました。

正直言って
怖気づくかと思っていましたが
演奏がはじまると
心が落ち着いていくのがわかりました。

じっくりと
確かに
信じて
ギターを弾いて
うたった。

新宿JAMは
おとぎ話の前任のドラマーが
脱退した場所。
そして
その日のうちに
前ちゃんが
「俺がやるから大丈夫や。」
って言ってくれて
おとぎ話の前越啓輔が
誕生した場所。
ありまも
牛尾も
文字通り
号泣して
風間も
放心状態だったコトを
思い出しました。

地震が起こったり
何が起こるかわからなくて
不安を抱えながら
毎日を
精一杯生きている。

あの日から
手を抜くことなく
やってきているつもりだけど、
だからこそ
もっともっと
本気で
大地を踏みしめて
今と向き合って
やっていかなきゃ。

新宿の
雑踏に
身を委ねながら
そんなコトを
考えました。

頑張る
って
好きな言葉です。

がんばるよ。 


ありま

kodomokazuki at 02:09|Permalink へんてこ 

2012年12月15日

エメラルダス

ナカノヨウスケ氏の
エメラルドに
お呼ばれしての
演奏。
前のバンドの崩壊後に
失踪したり
危うい時期を
何とか乗り越えた彼の
再スタートとも言える
夜。
あたらしいバンドをえて
聴く
彼のうたに
今までで一番いい時期にきていると思い
うれしくなりました。

そして
初めて
Chocolat&Akitoさまとの
共演。
なんとも言えない
安心感と
抱きしめたくなるようなメロディーに
感激。
うれしくて
どうにかなりそうになりました。


おとぎ話は
下北沢シェルターでの演奏を
一つ一つ昇華させるかのような
不思議な時間軸で
すすんだ。
ほぼ
おぼえていない。


カッコつける方法を
間違えると
やっぱり
よくないな 
とか
そんなコトを
帰り道に思いました。

ボロボロでいい。
そのままの自分を
表現することが
本当に
カッコいい。

自分を磨く。


ありま

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2012年12月14日

ホライズン!

新代田FEVERでの
疎外されたかのような空気感が 
そのまま日々に反映されて
次の演奏までの数日の
おとぎ話のスタジオワークが
危険なゾーンに突入。

人生は
本当に
いつ
何が起こるかなんて
わからないものです。

あの日の地震だって
最初から
わかるハズもなかった。
だから
ぼくたちは
毎日を
精一杯
生きるだけだ。

いつも
ケンカばかりしている
おとぎ話だけど
11月の終わりの頃は
思い返すのもはばかられるくらいに
ひどかった。

なので
決別と出逢いが
全速力で訪れて
心臓が壊れるような
演奏になったのではないでしょうか。


11月29日、
下北沢シェルター
おとぎ話×ホライズン山下宅配便。


感情が
あふれて
立てないくらいになった。

この日を境に
何かが
確実に変わった。

偶然。


おとぎ話の後は
ホライズンの演奏でしかなかった。 
やりきった後に見た
ホライズン山下宅配便の演奏は
頭の中の脳に触られる感じがして
近くに感じて
うれしかった。

今年聴いた
日本のバンドの音源の中でも
最高峰の傑作
ホライズン山下宅配便「りぼん」 。
聴いてない人は
ある意味
損しているのでは
ないか。

taidan_horaotogi_02
喫茶店で会議中の
ホライズン黒岡さんと筆者。


インターネットは
窮屈だ。

音楽が響く場所で
会いたいと
願う。




ありま

kodomokazuki at 03:07|Permalink へんてこ 

2012年12月10日

大好きな街。

岡山からとんぼがえりで
そのまま新代田FEVERへ。

福岡にゆかりのあるバンドが集まっての
イベントに
おとぎ話も声をかけていただいて
出演しました。

前日のアットホームな雰囲気とは
うってかわって
おとぎ話の演奏がはじまる時は
殺伐とした空気。

ひさしぶりに
ひとりぼっちになったような雰囲気の中で
演奏がはじまりました。

昔の自分なら
途中でくじけてたかもしれないけど
今は
尊敬するメンバーと
愛する音楽と
いつも背中を蹴っ飛ばしてくれる
おとぎヘッズがいるから
くじけることなど無く 
自分達の表現を全うできました。

音楽は
ケンカじゃないし
表現は
平等なものだと思うので
よほど
ありまの事が大嫌いでなければ
しっかりと
最後まで
観てくれる。

信じて
演奏した。

終わったら
みに来てくれてた
踊ってばかりの国の下津が
「今までで一番カッコよかったで。」
って言ってて
泣きそうになった。


嫌われるコトは
初めてCDを出した
5年前から比べると
「別にどうってことないよ。」
って言えるけど、
盲目に
「だからどうした。」
って言える程
強くはないです。

でも
人間らしくて
いいなって
おもう。

正直に
生きていたいです。


おとぎ話なんて
まだまだ
これからのバンド。

もっともっと
がんばります!!!!


ありま

kodomokazuki at 03:26|Permalink へんてこ 

校舎

岡山は久世にある
旧遷喬尋常小学校にて
おとぎ話アコースティックでの
演奏会。

明治時代からの
歴史のある
木造の
あたたかくて
カッコいい
建物。

演奏する前から
どんな音楽が
生まれるのかが
想像できる
不思議な感覚に
出会いました。

自分たちの演奏前に見た
ゆーきゃんのうたが
とっても雰囲気にとけこんでいて
感動しました。
彼の声と音楽には
場所との相性みたいなものもあって 
学校で聴く
ゆーきゃんの声は
まさにピッタリでした。
うん。

おとぎ話の演奏は
ひさしぶりのアコースティックセット。
一曲目の
「青春 」をうたいながら
すぐに
ウルウルきてしまって
胸いっぱいでした。

個人的に
アンプラグドは
聴くのも演奏するのも大好きなので
いっぱい笑って
胸いっぱいで演奏できました。

途中
かわいい小さな女の子が
盛り上げてくれました。 
ありまが笑うと一緒になって
笑ってくれて
一緒に演奏してくれました。

こどもたちが
好きなメロディーを
うたいたい。
いつも
おもうこと。


夏に
また
かえってこれたらなぁ
とか
思いつつ
東京へと。


ありま

kodomokazuki at 02:42|Permalink へんてこ 

2012年12月06日

平賀さち枝とおとぎ話

新宿ロフトにて
平賀さち枝とおとぎ話。

今年は
新代田FEVERと新宿LOFTには
お世話になりました。

新宿LOFTというと
身が引き締まるような場所というイメージが
ありました。 
老舗のライヴハウスですので
独特の緊張感の中
どこか
居場所の無さのような感情が
渦巻いていたのです。
でも
今では
ひとつの演奏を
大切に思ってくれる
とても
愛情のある
いつも居たい場所に
なりました。
そしてなにより
演奏できる喜びが
大きい。
そんな
特別な場所です。

平賀さち枝とは
5年?くらい前に会いました。
たしか
彼女が東京にでてきて
すぐくらいかな。
三軒茶屋グレープフルーツムーンかな。
前野くんに
紹介してもらって
まだ
うたもギターも手にしていないであろう
平賀さち枝に
会いました。
それから数年経って
前野くんに
うたをうたっていると教えてもらいました。

彼女のうたには
空気の透明な色が
鮮明に
浮かんでいるように
思います。

透明なのに
鮮明? 
って
思うでしょう。

でも
ありまには
そう
感じさせる何かが
はっきりと
わかる。

時代に
向き合って
痛みや
喜びを
うたう時期が
彼女に訪れた時に
凛とうたう決意を
新宿の夜に
垣間見ました。


おとぎ話は
一つの区切りとなるような
演奏。

この日に演奏した
「SMILE」は
今までで
いちばんの
「SMILE」だったと
思います。

笑顔というのは
かなしみや
つらさを
内包すればするほど
真実の笑顔に
還元されるものだと
思っています。
やろうと思っても
すぐにできるものじゃない。

この日の最後に
うたいながら
にじみでた
笑顔は
本当に意味での 
笑顔だったのではないか

思います。

hiragaotogi
平賀さち枝とおとぎ話。

忘れたくない
美しい夜。


また、よろしく!


ありま

kodomokazuki at 01:50|Permalink へんてこ