こんにちは!東京都北区のめっき屋さん・興栄工業企画部のPです。
今日は製造現場でパッド(タンポ)印刷をちょっとお手伝い。
平らな面に印刷をするスクリーン印刷と並んで、曲面に柄を刷るパッド印刷も当社では出番が多い
印刷手法です。とくにロンソンライターのような曲面で構成された製品には、「これしか選択肢が無い」
レベルの技法となりますね。
で、製品は「牙狼<GARO> 魔戒ノ花 ロンソンライター」。
これのキャップ部分に、牙狼のロゴをクリアブラック色のインキで印刷する工程です。
さてさて。
ずらーっと並んだその印刷待ちの製品たち。
エッチングやサテーナ加工、クリアーコーティングまで済んだ状態です。
ではいよいよ印刷開始!製品を固定して、インキや版もセット完了の状態です。
機械のスイッチを入れると、ブレードがバックして版に乗っていたインキを掻き落とします。
「版」には図柄(今回なら牙狼ロゴのデザイン)が掘られているので、その部分だけ黒いインキが残る、ということですね。
ブレードは下向きの力を加えながら版からインキを掻きます。
その“力加減”はオペさんが調整するもの。強すぎるとブレードが版を壊しちゃうし、弱いと柄の回りにもインキが残ってしまうので、絶妙なセッティングとなるところ。
で、ゴムのパッド(社内では「ゴムダマ」と呼ばれていますw)が下がってきて、インキがこれに
転写されます。
下がったゴムダマがまた上がって、さらに製品の真上まで移動。こっから着弾!
このときブレードの後ろにある「インキ返し」が、インキ溜まり(池と呼ぶ)からインキを拾い、再び版の上にインキを広げています。これが次の製品の印刷分になるサイクル。
そして・・
印刷!ぎゅ~!
※このとき手を挟まれたことがありますが、“怪我をしない程度の痛み”で済みました。
やっぱ作業中は他のこと考えてたらイケマセンw
ゴムダマから綺麗にインキが剥がれることにより、製品に転写されます。印刷完了!
作業に係わる度にいつも思いますが、つくづく「こういう機械をよく考えたなぁ・・」って関心して
しまいます。
ゴムダマは色んなサイズと形状があるので、ライター以外の色んな形状の製品にも幅広く
適用できますし、ゴルフボールとかボトルとか携帯電話とか、実は身近なものがパッドにて印刷
されたものだったりします。
たまに原因不明の色むらとかピンホールとかでトラブりますがw、なくてはならない印刷機なのです!
今日は製造現場でパッド(タンポ)印刷をちょっとお手伝い。
平らな面に印刷をするスクリーン印刷と並んで、曲面に柄を刷るパッド印刷も当社では出番が多い
印刷手法です。とくにロンソンライターのような曲面で構成された製品には、「これしか選択肢が無い」
レベルの技法となりますね。
で、製品は「牙狼<GARO> 魔戒ノ花 ロンソンライター」。
これのキャップ部分に、牙狼のロゴをクリアブラック色のインキで印刷する工程です。
さてさて。
ずらーっと並んだその印刷待ちの製品たち。
エッチングやサテーナ加工、クリアーコーティングまで済んだ状態です。
ではいよいよ印刷開始!製品を固定して、インキや版もセット完了の状態です。
機械のスイッチを入れると、ブレードがバックして版に乗っていたインキを掻き落とします。
「版」には図柄(今回なら牙狼ロゴのデザイン)が掘られているので、その部分だけ黒いインキが残る、ということですね。
ブレードは下向きの力を加えながら版からインキを掻きます。
その“力加減”はオペさんが調整するもの。強すぎるとブレードが版を壊しちゃうし、弱いと柄の回りにもインキが残ってしまうので、絶妙なセッティングとなるところ。
で、ゴムのパッド(社内では「ゴムダマ」と呼ばれていますw)が下がってきて、インキがこれに
転写されます。
下がったゴムダマがまた上がって、さらに製品の真上まで移動。こっから着弾!
このときブレードの後ろにある「インキ返し」が、インキ溜まり(池と呼ぶ)からインキを拾い、再び版の上にインキを広げています。これが次の製品の印刷分になるサイクル。
そして・・
印刷!ぎゅ~!
※このとき手を挟まれたことがありますが、“怪我をしない程度の痛み”で済みました。
やっぱ作業中は他のこと考えてたらイケマセンw
ゴムダマから綺麗にインキが剥がれることにより、製品に転写されます。印刷完了!
作業に係わる度にいつも思いますが、つくづく「こういう機械をよく考えたなぁ・・」って関心して
しまいます。
ゴムダマは色んなサイズと形状があるので、ライター以外の色んな形状の製品にも幅広く
適用できますし、ゴルフボールとかボトルとか携帯電話とか、実は身近なものがパッドにて印刷
されたものだったりします。
たまに原因不明の色むらとかピンホールとかでトラブりますがw、なくてはならない印刷機なのです!