49回オークション出品予定作品
十二代柿右衛門 染錦東海道五十三次画大壺
付共箱(桐) 31×31×36


十二代柿右衛門(明治十一・1878〜昭和三十八・1963)は、近代にあって、柿右衛門窯の中興祖と称えられる。衰微した柿右衛門窯を頑固と完全主義を両輪に、窯後の調査と自家の古文書の解読をつづけ、絶えていた家芸である濁手の復興を成し遂げた。十二代の作品は三期に大別されている。前期は大正六(1917)年の十二代襲名〜昭和三(1928)柿右衛門焼合資会社脱退までの角福銘時代、中期は柿右衛門作銘の使用開始から濁手完成の昭和二十八(1953)まで、後期は昭和二十九年の佐賀県指定重要無形文化財保持者認定から昭和三十年の人間国宝認定を経た没年(昭和三十八・1963)まで。今回、出品を得た染錦、色絵、白磁の三点は、後期の柿右衛門の代表作である。●染錦 東海道五十三次浮世絵花瓶 十二代の作品のなかで最大規模のもの。同趣の図柄は伊万里の伝統のなかに見いだされるものだが、十二代の代表作となったことから、十三代、十四代もこれを継承し、柿右衛門家のものとしての展開をみる
十二代柿右衛門 染錦東海道五十三次画大壺
付共箱(桐) 31×31×36
十二代柿右衛門(明治十一・1878〜昭和三十八・1963)は、近代にあって、柿右衛門窯の中興祖と称えられる。衰微した柿右衛門窯を頑固と完全主義を両輪に、窯後の調査と自家の古文書の解読をつづけ、絶えていた家芸である濁手の復興を成し遂げた。十二代の作品は三期に大別されている。前期は大正六(1917)年の十二代襲名〜昭和三(1928)柿右衛門焼合資会社脱退までの角福銘時代、中期は柿右衛門作銘の使用開始から濁手完成の昭和二十八(1953)まで、後期は昭和二十九年の佐賀県指定重要無形文化財保持者認定から昭和三十年の人間国宝認定を経た没年(昭和三十八・1963)まで。今回、出品を得た染錦、色絵、白磁の三点は、後期の柿右衛門の代表作である。●染錦 東海道五十三次浮世絵花瓶 十二代の作品のなかで最大規模のもの。同趣の図柄は伊万里の伝統のなかに見いだされるものだが、十二代の代表作となったことから、十三代、十四代もこれを継承し、柿右衛門家のものとしての展開をみる

