1枚4,000円もするチケットを、まさか自分が買うことになるとは…。全く予想していませんでした。不思議なものですね。  


硬派で知られる当ブログ(そうだったのの?)初のミーハー企画です。 

「日産スタジアム 選手と体験ツアー」 

今まで全く関心のなかったこのイベントに山中亮輔選手が出るとなった途端、試合翌日は家でゴロゴロするかポスター活動くらいしかしないわたしがいそいそと出かけて行く事になるとは…。自分でも意外です。家族はポス活だと思っていたそうです(笑)

新横浜公園(日産スタジアム)と横浜F・マリノス共催のイベントです。10:00〜11:30、12:00〜13:30、それぞれ90分の2回開催でした。プログラムは以下の通り。

1. 日産スタジアムグリーンキーパーによる「マリノス戦のピッチ ここだけの話」
2. 選手にインタビュー(記者会見ルームにて選手にインタビューしよう) 
3. 選手になりきり入場(ゲーム時と同じ演出で入場!) 
4. 選手になりきり写真撮影(ピッチ内での撮影OK! ゲーム時仕様の選手ベンチに座れる!) 
5. 選手になりきりプレー(Jリーグ仕様のゴールにシュート!) 

午後の部は12時スタート! 

1. 日産スタジアムグリーンキーパーによる「マリノス戦のピッチ ここだけの話」


西ゲートで受付を済ませ、メインスタンドに着席して芝生観察日記でお馴染みのグリーンキーパー柴田智之さんのお話を聞きます。

日産スタジアムの芝は、夏芝と冬芝を併用しているが、今は夏芝。特徴は根が横に這うので、スパイクに引っかかって根が切れて跳ね上がる。表面が荒れて見え、見栄えが悪いが問題はない。根が切れやすい方が選手の怪我に繋がらないので安全である。試合翌日の芝生ツアーでは通常芝を刈らずにそのままだが、(前日は切れて跳ね上がった芝が多かったので)今朝7時に1回刈った。スパイクの傷はそのまま残っているが、1回刈ればプレーでできる状態になる。その様子も見て欲しい。

選手と体験ツアーは試合の翌日にやる事に意味がある。ゴールも、ベンチも、選手が使ったまま。試合に勝って、その現場でもう一度感動を味わって欲しい。今季は仙台戦、新潟戦、清水戦の後に開催。その共通点は…? いずれも引き分け、しかも先制して追いつかれての悔しい引き分け。例年3回だが、今年は4回目をする事にした。そしてFC東京戦は1-0で勝利。勝った試合の芝生の余韻の中で楽しんで欲しい。日産スタジアムの芝生の中でプレーできる機会は限られているので、思う存分楽しんでもらうために、サインはなしで、選手との記念撮影は各グループ1枚のみとした。

だいたいこんなお話でした。


2. 選手にインタビュー(記者会見ルームにて選手にインタビューしよう) 


階段を降りて記者会見ルームへ。入り口で杉本大地選手と山中亮輔選手がハイタッチでお出迎え。司会は細川パブロ大(ひろし)さん。表現の違いや聞き間違いがあるかもしれませんが、覚えている限り質疑応答を。


Q1 チームメイトの中で、一番付き合いたい選手と一番付き合いたくない選手は? 

杉本選手(以下ダイチ))うーん付き合いたくない選手は喜田。ネットパトロールしてるからねー。
ヒロさん)付き合いたい方から答えてくださーい。
山中選手(以下ヤマ))町くんでしょ。頭いい。コメント力ある。大人力(笑)
ダイチ)付き合いたいのは飯倉くん。
ヤマ)ゴマ擦ってんなー。
ダイチ)鰻連れてってくれるー。
ヤマ)付き合いたくないのは、ダイチかなぁ。クセあるでしょ………です。

Q2 93年組でよく遊んでるようなので、お互いを褒めあってください。

ヤマ)ダイチは困った時に助けてくれる。(トリコロールフェスタの時の)一発芸とか。やってくれるという安心感がある。
ダイチ)見た目金髪でイケイケな感じだけど、真面目なとこあるし、友達思いのところ。(お祝いとかの?)企画してくれる。
ヤマ)まぁ、そうやな。そうやってゴマ擦って…。
ヒロ)落ちましたか?
ダイチ)はい、コロっと(笑)

Q3 昨日の試合も勝って、14試合負けなしの秘訣は? 

ダイチ)カピトン学選手がキャプテンなのに近い。ご飯連れて行ってくれる。
ヤマ)そやね。仲いいね。上の人が近い存在、イジれるくらいに。 

Q4 午前の部はキクマリカメラが入ったようですが、(午後はないので)ここだけの一発芸をしてください。

ヤマ)えぇーっ。
ダイチ)ヤマはオレの芸は関東ローカルって。
ヤマ)逃げられないかー。さーせん。もう少しちょっと時間もらえたら…、だめだったらダイチがやってくれるし…(笑)。
ヒロ)今日のところは…。シーズン終わりに期待しましょう(とかなんとか)。

Q5 (山中選手に)神戸戦でポドルスキ選手のマークについた感想は? 

ヤマ)もちろんリスペクトはしますけど、同じ人間。スカウティングで左足は切って欲しいと言われてたので、そういう基本的な事は抑えつつ、あとはがむしゃらに、ガツガツいってやろうと思ってやりました。
Q)負けず嫌いですか? 
ヤマ)そーっすねー。サッカー選手は皆負けず嫌いだと思いますし、そうでなかったらやっていけないと思うんで、そこは続けていきたいと思います。 

Q6 移籍して来て、横浜の初めて知った所、好きな所は? 

ダイチ)下手な事は言いたくないしなー、エッジ効かせたいしなー。(と言いつつ)みなとみらいかな。風がめっちゃ強い! 
ヤマ)お盆のみなとみらいは…ピカチュウだらけ(笑)ポケモントレーナーだらけ。ピカチュウ多めやろ……です。

Q7 杉本選手はGKというポジション上、山中選手もシーズン当初は怪我で出遅れて、試合に出られない時、モチベーションが下がらないようにするにはどうしてますか。

ダイチ)いい質問っすね。
ヤマ)プロ入って当初は、何で出れないんだと、ユース年代は自分が中心で、プロになるのが当然だと思っていた。若い時は調子に乗っていた。練習を疎かにして、今となってはバカだったと思う。今年6年目ですが、出れない時間がたくさんあったけど、そこで腐ったらおしまい。いつ出られても大丈夫な様に準備しておく。チャンスが来た時に、いかに自分の持ってるものを出すかが大事。一発勝負。僕の場合はそれが(6月18日のアウェイ)F東戦だった。
ヒロ)ダイチはどうやってコンディションを上げてる?
ダイチ)普段どういう気持ちで過ごしているか? メンタルを保ってシーズンを過ごせてる理由は、松永コーチと飯倉さんの存在。松永コーチはすごく熱心に指導してくれる。飯倉さんは目標とする選手。おかげでレベルアップしてる実感がある。チャンスが来た時に掴めるように準備してます。

Q8 鳥栖戦から選手もトリパラを回すようになったキッカケは? 

ダイチ)ちょうどいい質問。(ヤマへ)お願いします。
ヤマ)えーそーっすねー。トリパラがキレイだってのは前から見てたんですけど、僕の場合は開幕戦の浦和戦をスタンドで見てて、勝ったあと回してたのをスタンドから見てキレイだなと思ったんです。皆がやるからキレイってのもあるんですけど、それ見て自分たち選手も一緒に回したらサポーターも喜んでもらえるんじゃないかなーと思ったのがはじまりで(す)。それが喜んでもらえてるんでしたらすごい嬉しいですし、もっとサポーターと近い距離で勝利を分かち合えればいいんじゃないかと思ったので、提案というか、一緒にやればいいんじゃないかと言いましたね。はい。
ヒロ)皆さん、選手たちが回してる様子はどうでしょうか? 
〜拍手〜 
ヒロ)ありがとうございます。今後もより多く回せる機会が作れればと思います。 

ここで質疑は終わって、選手からプレゼント。山中選手からはサイン入り試合球、杉本選手からはサイン入りスパイクが、選手とジャンケンで勝った方に贈られました。

2人はホントに仲がいいですね。杉本選手は仲間思いの性格の良さが滲み出ていました。ベンチにいてもチームを盛り上げられる選手。でももちろんシゲさんの厳しいトレーニングを受けて、いつでもリーグ戦に出られる様に備えているのはカップ戦で示した通りです。山中亮輔選手は見た目の派手さからは意外なほど率直に、(最近報道にも出ていた)移籍に至った覚悟につながる新人時代の話を聞かせてくれました。

あれも聞きたい、これも聞きたいと山中亮輔選手に聞きたい100の質問を用意して(USOです)臨んだわたしが尋ねたのは、どの質問でしょう。リラックスしてて、サービス精神旺盛で楽しい記者会見でした。


3. 選手になりきり入場(ゲーム時と同じ演出で入場!) 


いよいよフェアプレイフラッグも用意して、ピッチの直ぐ下に集合。マリノスのアンセームがかかると気持ちも高ぶります。でも今日はダラダラとトリコロールの絨毯を進んでピッチに足を踏み入れます。一度フェアプレイフラッグベアラーをした事がありますが、フラッグの意味、大切さを聞いて、絶対に地面につけないように、どこから見ても綺麗に見えるようにピーンと張って入場したのを覚えています。本番ほどとは言いませんが、ここはもう少し演出が欲しかったですが、まぁ、主役は選手と芝生体験ですからね。



4. 選手になりきり写真撮影(ピッチ内での撮影OK! ゲーム時仕様の選手ベンチに座れる!) 

全体写真を1枚撮った後、荷物をシートに置いてそれぞれ写真撮影です。選手どちらかと1枚だけという事だったので、山中選手にお願いしました。トリパラ持参で相合傘で撮る人がいたり、選手とベンチに腰掛けて撮影したり、皆さん工夫してました。 


5. 選手になりきりプレー(Jリーグ仕様のゴールにシュート!) 


写真を撮り終え、ピッチに足を踏み入れました。前日のスパイクで削られた跡があちこちに。タッチラインの外はかなり痛んでいます。それでも1度刈られた芝生は引っかかることもなく、とても滑らかで気持ちがいい。用意してくださったサッカーボールを蹴ってみました。ペナルティースポットってこんなに近いんだ! 前日ウーゴの叩きつけたヘディングがポストに当たって飛び込んだゴールに、ボールを蹴り込んで、ゴォーーール! コーナー付近は芝生がとても荒れていて、意外とゴールまで遠いなと感じたり。公園でリードを外された子犬のように、芝生の上に出るとはしゃいでしまうのは何ででしょう。グリーンキーパーさんの思惑通りに、 バカみたいに笑顔で日産スタジアムの芝生を満喫していました。


さて今日は何をしに来たんでしょう。記念撮影が終わった選手に聞きたいことあったのでは。コンパクトで振りの速い正確なキックの秘密を教えてもらうんだったんでは。目の前でシザースを見たかったんじゃないの? 全部吹っ飛んで夢中になって、気付いた時にはクラブスタッフの集合の声がかったのでした。


ありがたかったのは、こういううつけ者のために、全員で選手のプレーを間近に見る機会があったことです。参加者のリクエストに答えて、披露してくれました。

・希望者が杉本選手とPK対決。子どものキックを大人気なく止める大地くん(笑) 
・山中選手のPK1本目は杉本選手が難なくキャッチ(だったかな)。
・2本目はマジで蹴って左側に決める。
・得意の位置からフリーキックを決める山中選手。
・今度は壁を立てて、杉本選手もゴールマウスに立って、山中選手のフリーキック。壁を超えて曲がって右下に落ちて、ボールはネットに吸い込まれました。すご~い!
・山中選手がドリブルで参加者を抜いてシュートは、杉本選手がストップ。股抜けばよかったーと反省する山ちゃん。 
・パントキックはどこまで届くか実演。向こうのゴール近くまで飛んで行きました。
・杉本選手のスローが、位置を指示して立たせた山中選手の胸にピタリ。


などなど。目の前でボールを蹴る姿を見て、音を聞いて、風を感じるのは素晴らしい体験でした。選手は身体ひとつで、観る人を魅了して、サッカーという競技を成り立たせているんだと。ピッチレベルで距離感を掴むのは、なかなか素人には難しい。試合中に選手の位置関係を把握して、相手選手もいて、時間も空間も限られた中で、狙った場所に狙った球種でボールを送る。改めて凄いことだなぁと。彼等の日々の鍛錬の賜物を、わたしたちはスタジアムで楽しませてもらっているのだと再認識しました。


エンディング 

終了時間が近づきました。ピッチを後にし、メインスタンド近くに集まって、再びグリーンキーパーの柴田さんのお話を聞きます。


「日産スタジアム 選手と体験ツアー」今季はこれが最後になるでしょう。ツアーに参加してくれた選手はその後の試合で活躍する事が多いです。新潟戦の翌日参加してくれた金井選手は磐田戦で得点、仙台戦の翌日参加の天野選手はFC東京戦で、松原選手は清水戦でそれぞれJリーグ初ゴール、清水戦の翌日参加の扇原選手も札幌戦でマリノス移籍後リーグ初ゴール、前田選手は新潟戦でマルティノス選手にかっさらわれたけどあわやゴール(笑)。思わず前田選手に「本当に触ってないの?」と確かめてしまったそうです。山中選手と杉本選手の今後に期待しましょう。

最後に2人が今後の抱負を言ってくれました。

山中亮輔選手)次はダービーですし、レイソル戦もあるので。レイソルは古巣ですし、ブーイングもあるかもだけど、それを皆さんの声援で消してください。スタジアムに足を運んで、一緒に闘ってください。 
杉本大地選手)(メモ取るの忘れて…ごめんなさい) 

聞き間違いや勘違いも多々あると思いますので、あらかじめお詫びしておきます。キクマリでの放送もありそうなので、見られる方はお楽しみに。

ミーハー企画を謳っていなながら、結局テキストばかりのレポートになってしまいました。マリノスというクラブを応援してきて、ここ数年はできることなら現地で応援するのを一番の優先事項に過ごしてきました。まさか一人の選手にここまで心を動かされることになるとは…。この日のために7年ぶりにユニフォームを買うことになるとは…。自分に起きている変化に驚いています。今回のツアーに参加するにあたって、怪しい人にならないように静止役として娘に同行してもらいました。参加するかどうか躊躇してたら、面白いじゃ~ん行こいこ!と背中を押してもらって感謝しています。結論から言うと、

「楽しかった!」

短くはない時間を生きてきて、それでもなお予期せぬことが訪れるから、人生は楽しいです。


にほんブログ村 サッカーブログ 横浜F・マリノスへ 👈気に入ったらポチッ