カシマスタジアムには何度も行ったのに、今まではサポバスや自家用車、知り合いの車に無理やり同乗(笑)などで、列車で行くのは初めてでした。

今回は平日ナイトゲームでしたけど、青春18きっぷ期間だったので、18きっぷでの遠征を企てました。

まず、青春18きっぷの1日分は2,370円ですが、我が家に一番近いJRの駅からスタジアムの最寄駅であるJR鹿島線の鹿島サッカースタジアム駅までは片道ではそれに届かないので、往復か、帰りの途中までJRに乗らないと元が取れません。

試合の数日までにツイッターのタイムラインに流れてきた鹿島臨海鉄道の臨時列車情報を見て、路線検索してみるとギリギリ終電で帰れそうです。




一番の鬼門はスタジアム脱出から21:05発か21:24発の臨時列車に乗らなければならない点だと思われました。18きっぷ師匠のブログで、万一それに失敗しても21:51発に乗って都内まで辿り着ければ、幸い金曜なので都心からの深夜バスで何とか帰って来られそうという保険も得られました。

当日は雨の心配もなさそうなので、最寄りの私鉄駅に自転車を置いて出発! 東京駅で遠征仲間と落ち合い、早めのランチです。


昨秋、崎陽軒が東京駅に「シウマイbar(バル)」なるものをオープンしたという話をtvkの番組でやっていたので、この店に。

シウマイbarは東京駅の八重津地下中央口を出てすぐ。「シウマイ食べ比べ膳」をいただきました。昔ながらのシウマイも特製シウマイも蒸したて熱々で食べると美味しい! 海老シウマイはプリップリ、蟹はとろ〜り、黒豚は胡椒が効いてました。付け合わせのシウマイ弁当の筍煮と山くらげもご飯に合います。相方は「シウマイ全種盛り合わせ」、こちらは季節のシウマイとして桜海老が入っていました。これにランチビールでご満悦。

腹ごしらえも出来たので、鹿島神宮に向かいます。2回乗り換え2時間半弱、ちょろいちょろい。鹿島線の車窓は、原野が広がり寂寥感が…。

鹿島神宮に着くと、あんなに晴れてたのに、風が冷たく雨がパラついて来ました。異国の天気は予想がつきませんね。鹿島サッカースタジアム駅までの臨時列車にはまだ小一時間あったので、10分ほど歩いて鹿島神宮へ行くことにしました。行きは上り坂です。鳥居をくぐってからの表参道は流鏑馬も行われるとのことで、奥宮までがけっこう遠い。左右の樹叢の下にはホソバカナワラビなどのシダ植物が見られます。さらに一度降って御手洗池まで足を伸ばすと、ヘラシダなども生えていました。おっと早く戻らなきゃ、臨時列車に間に合わない! そこからは小走りで駅へ向かいました。


坂道を下りて行くと、駅舎の上にややトリコロールの列車が停まっています。


そして…ゆっくり…発車して行きました…。

ハッ! 時刻表でわたしが見ていたのは、鹿島神宮駅を出る時間ではなくて、鹿島サッカースタジアム駅に着く時間だったのです! やってしまった。約1時間後の次の臨時列車までの間にスタジアム行きのバスが2便出ますが、せっかく18きっぷで来たのに250円の現地通貨を払うのは癪なので見送ることにしました。あぁ、こんなことなら鹿島神宮のシダをもっとゆっくり観てくればよかった。でもまた坂道を登る気力はありませんでした。


自業自得のハプニングに見舞われつつ、次の列車で無事に高架上の臨時駅に降り立ちました。いつもならキックオフの3時間前で無駄に早いカシマスタジアムの開門時間が、この日は2時間前だったので、ちょうど開門前にも間に合いました。

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さて、「2時間大声で叫ぶイベント」は辛い結果に終わりましたが、わたしにはこれから終電との長い闘いがあります。

試合終了の挨拶もそこそこに、ゲーフラを抱えたままリュックを背負い、スタジアムを後にしました。ホームサポーターが長々と勝鬨の声をあげてるため、道はガラガラ、ラクラク鹿島サッカースタジアム駅に到着しました。早い方の21:05発の臨時列車に乗車、鹿島神宮駅で佐原行きの鹿島線に着席して後続を待ちます。


香取の乗り換えは、真っ暗なホームに降り、絶対に乗ってはいけない銚子行きを見送り、千葉行きに乗らなくてはなりません。慣れている人たちは平気なのでしょうが、初めて経験するわたしには不安に感じる22分間でした。スタジアム脱出から乗り換えまで、18きっぷ師匠には本当にお世話になりました。ありがとうございました!

幸い事故等の遅延もなく某私鉄の終電に乗り、自転車で帰宅したのは午前1時半を回っていました。

何度寝ても敗戦という結果は変わらないのですが、負けた試合こそ現地で見た方が引きずらずに済むような気がします。

水曜にはルヴァンカップのグループステージセレッソ大阪戦が、アウェイ金鳥スタジアムで開幕します。気持ちも新たに、おそらくメンバーも一新して、チャレンジするチームを後押ししたい。なるべくお金をかけずアウェイに赴く旅は続きます。