まずは、ようやく行かれた神田明神の話から。

神田明神で名づけ相談をした話
に出てくるのですが、むむみは神田明神の命名相談によって名前を決めていて、命名書も授けて頂いています。

なので、お宮参りとか来たかったのだけど、とにかくコロナコロナで人出を避けるって感じだったので、全然来る機会がなかったのです。

今回、2年ぶりに盆踊り大会が開催されるって情報をゲットしたので、これは!ってことで行ったのですが
PXL_20220814_083437333.MP
まあめっちゃすごい人出でした、そりゃそーだわな。
ボクは行くのが初めてだったんだけど、日本酒祭りに行ったことがある相方が、そのときより混んでたと言ってた。

盆踊りは週末の3日連続で開催されていて、毎日違う保存会のメンバーが進行を務めているようです
PXL_20220814_083909539
少し早めに行ったので、着いた頃はまだ明るくて。
本殿に参拝する人もずらっと並び、盆踊り待ちの人も大挙しておりって感じ。

さらには、アニメ関係の何やらも行われていて
PXL_20220814_085814969
ボクはこういうの全然わからないのですが、この手のハッピを着てる若い人とかであふれかえっていました。

本殿の右手側から裏手に回り込むように屋台が出ていたのですが、ほんとーにすごい人、全然進まない。
ちょっと様子を見に迷い込んだら最後、後戻りもできないので、そのまま押し出されるまでノロノロ歩くしかなかった状況でした。
それでも相方は、2周目回ってビールとつまみをゲットしてきたけど。

そうこうするうちに盆踊りの時間になって、そしたら画面の中でキャラクターも盆踊り
PXL_20220814_090805487.MP
やぐら上の踊り手さんより、こっちの方がインパクトあったわ…単純によく見えるし。

ボクたちが行った日は、最初に、何十年ぶり?とかに新しく創作されたという、神田明神の盆踊りってのが披露されました。
創作者は、東大で盆踊りを教えているという方で、振付をひとつずつ説明して、練習して、それから音楽に合わせて踊るって流れで。

教えるときの語り口が、ボク的には毒蝮三太夫さんと同系統な感じがしてウケました。
踊り手のおばさま方に突っ込み入れたりしてたし。

正直、ちょろっと教えてもらったくらいじゃ、全然覚えらんないんだけど。
やぐらまわりでは、結構な人が踊りに参加していました。

「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」
っていう、格言?の由来をほうふつとさせる光景というか(笑)。

鬼子母神の盆踊りでは、パパ抱っこで参戦したむむみも、今回はさすがに人が多すぎるのか、引いてしまって中に入れず。
子どもが楽しめる屋台もなく、そもそも屋台エリアにいく気力も出ずで、大人向けかなって思いました。

もちろん、小さな子連れの方も結構いましたが、ベビーカーとかで迷い込んでしまうと、かなり大変そうでした。

しばらく見物して、むむみがもう帰るというので、割と早めに退散。
まあ雰囲気はわかったからいいやってことで。
さすがは有名神社だけあるわと思った次第。

帰るときにも、あとからあとから来る人とすれ違って。
クライマックスの頃には、どんな状況なんだろうと思いました。
PXL_20220814_083603896.MP

というのが、2歳7か月最後の夜だったわけですが、その直前1週間がもうなんていうか…でした。
保育園もほとんど行ってないしね。

月曜日の夜、もうてこでも動かないくらい、泣いてふて寝して風呂に入らない。
ブチ切れて、無理やり起こして風呂に入れようと両手を引っ張ったら、左手だらんとして痛い痛い。

あれ?やっちゃった?
こっちはいつもやってるレベルのつもりでしたが、明らかに左手がおかしい。
だらんとして、動かせなくて、手のひらを内側にむけて、すごい泣きよう。

ここでボクがパニックして怒っちゃうので、余計泣かせるんだろうと思うんだけど、悪循環。
相方が来て、ボクまで怒鳴られる始末。

ってか、なら最初からおまえが風呂入れろ、って思うんだけど。
子どもができると夫婦関係が悪くなるって話も聞くけど、ウチはおもいっきり当てはまってます。
結束が強まるご夫婦がうらやましいわ。

なんて話はさておき、小児夜間救急相談の#8000にかけたんだけど、本当にどうにも電話つながらないのよ。
コロナで医療関係の電話はつながりにくいとは聞いてたけど、ホントなんだなと。

しかも、外科的な話になってくるので、通常の夜間小児外来でいいのかもわからん。
その夜間外来やってるような病院も、普段から電話苦戦してて、繋がりそうにないし。
かといって、いわゆる腕が抜けた状態かもしれないのに、一晩放置というわけにも。

その間もぎゃんぎゃん泣き続けるし腕も動かないし、責任も感じるし心も痛いし。
こんなご時世にホント申し訳ないと思いつつ、119番させてもらいました。

その119番も、ほんと繋がらなかった。
でも最後の砦だから、待つしかない。
普通の問い合わせ窓口だったら、大変込み合ってるのでおかけ直しくださいってアナウンスだろうなってレベルで繋がらない。

それでも最後はつながりました。
119番は、とにかく待たせてでも、鳴っていれば絶対取る!っていう信念で、電話受けされているそうです。

状況を話したらきてくれることに。
来てくれるってわかったら、なんかむむみがおとなしくなった。

この辺りでちょっと気づいてしまうのです。
ボクがパニックするから、相方が怒鳴るから、むむみが必要以上に泣いていたのではないかと。

もう到着を待つしかないってわかると、こっちも落ち着きます。
それは死にそうなレベルじゃないから言えることで、本当に迷惑かけて申し訳ないと思うけど、その時はどうしたらいいかわかんなかったのです。

結果的には、夜間救急外来の小児科に駆け込めば、何とかなったっぽいのですが、それは救急隊の人の話を聞いてから思ったこと。

そうして準備をするうちに、むむみの手もちょっと動き始めてて。
ただ、痛い痛いとは言っているので、もう診てもらうしかないかと。

救急車が来るのにもかなりかかりました。

そして、乗ってから問題発生。
むむみが、熱があるっていうのですよ、38度とか。

保育園の夕方の検温では平熱が記録されていたはず。
後から思えば、発熱でいつも以上にぐずっていたのかもしれませんが、この時は熱なんてあるはずないって思ってて。

救急隊の方が計りなおしたら下がっていたので、そのまま搬送してもらえることになりました。
でも、結果的には最初の計測が多分正しかったんだけどね。

救急隊の話では、近くに急患を受けている整形外科があるんだけど、整形外科はほとんどの場合、小さい子どもはなぜか診てくれないとのこと。
小児外科が専門だけど、夜間だと小児科で受け入れがあるところを探すことになりますということで。

確かに、その夜間救急をやっている整形外科は、徒歩圏内なので見たことがありました。
皮膚科、耳鼻科、歯科、いずれも子どもお世話になってるけど、整形外科は子どもは受け付けないのね。
確かに、ボクが通っていた整形外科も、小学生未満は見かけなかった気がします。

結局、小児科医はいるけど、外科系の専門医はいなくてよければという条件付きで受け入れ病院があって、そちらに運ばれました。

この辺りで小児救急といえば、日大板橋か都立大塚かと思っていたので、それより遠い板橋中央病院に運ばれたのは、ちょっと意外でした。

緊急度と受け入れ余裕度との兼ね合いなのかなと思ったり。
夜間救急とはいえ、待合室に人はおらず、スタッフさんたちがご歓談中のところに飛び込んだ状況でした。
結果的に待たされなくて、いい判断をしていただいたと思ってます。

で、再度病院で検温されたら、やっぱり熱あったんだよね。
この辺りで、うーむ、こりゃ熱あるのかも、ってこっちも思い始めます。

そんなこんなで診察室には通されず、部屋の入口の椅子のところに先生が来てくれて。
救急車の中でだいぶ腕は動くようになっていたのだけど、先生の指示通りあっちこっち動かせたので、問題ないでしょうってことで。

なんだったんですかね?って聞いたら、肘内障ってネットで見てみてくださいっていわれて終わりました。
確かに、肘内障(ちゅうないしょう)で調べたら、家での状態とそっくりのことが書かれていました。

本来だと、整形外科で徒手療法によって、うまくはまれば1度で解決するようです。
おそらく救急車の中で、時計だのなんだの、あれやこれやと興味を示して指さしていたので、その過程でうまいことはまったのではないかと。

今回はうまくいきましたが、下手に動かすと悪化することもあるらしい。
そもそも、肘内障か他の外傷かの鑑別のために、レントゲン等が必要なこともあるとか。

子どもが飛び出しそうになって、思わず腕をつかんだりとか、そんな程度でなるらしい。
今回も、ぐずっていたとはいえ、両腕をつかんで起こそうとしたときになってしまったので納得。
注意点として、しばらくは再発しやすいので、特に注意が必要って書いてありました。

その後タクシーで帰ってきて、遅くなったけど風呂に入れて寝かせました。


で、翌朝、案の定というか、熱あるじゃん…。
昨日の夜から熱あったんだなと、この時点で確信。

とりあえず保育園は休ませ、ボクは出勤停止なので、かかりつけの病院に連絡。
が、なんと夏休み…半端ない絶望感。

予防接種や健診をしてもらったことがある病院に何十回とかけて、やっとつながったと思ったら、本日の発熱外来はもうクローズですと。
ひとつだけ、夕方の一般外来でも診ますって言ってくれたとこがあったけど、朝の時点で39度とかあるしなぁ…。

仕方がないので、とにかくやっているところいくつかかけたけど、受け入れはするけど検査はできないとか言われたり。

最後、やっと検査も診察もOKな病院にたどり着き、ちょっと遠いけど連れて行きました。
まあお盆休みも重なる中、その日の午前中に診てもらえたので、かなりラッキーだったとは思うけど。

行ってみて、なんで診てもらえた(=ガラガラだった)のか、なんとなくわかりました。
普段なら、かかりつけにはしないなって感じの、曲がりなりにも小児科を標榜しているとは思えないような扱いでした。
発熱してんだから触るな、座るな、動くな、咳させるな、口押さえろ。

それでも、検査と投薬治療をしていただければ、親切だけど検査はやってないって病院よりも、ずっとずっと助かります、という気持ちでした。
正直、病院側としては、子どもにウロウロされたくないのは本音だろうし、気持ちはわかる。

豊島区の土地柄なのかな。
HPキラキラしてて、先生も若めで親切そうな病院より、おじいちゃん先生が長らくやってるそっけない病院の方が、発熱外来やPCR検査をきっちりやってくれる傾向がある気がします。

合わせてRSウイルスの検査もしてくれて、その場で結果が出て陽性。
まあ発熱の原因はこっちなんじゃないかって話になりました。
翌日PCR検査の結果連絡が来たけど、案の定陰性。

はっきりいって、RSだろうがコロナだろうが風邪だろうが、解熱剤と消炎剤が出るだけだから、保育園の登園判断等の問題がなければ、検査しなくてもいいんだけど。

そんなんで翌日もお休み、木曜日は祝日でお休み。
熱は下がって元気になってきたので、公園まで三輪車、ブランコゆらゆら。

金曜日も咳がまだ残っていて、相方が夏休み取れるっていうので、看ててもらってお休み。

土曜日もまだ咳が残ってて。
すごい荒天だったのもあって、一日おうち。
ボクが家にいても、パパ、パパ、パパ、パパでほんとに嫌になりました。
肘内障で恨まれてんだろうなぁとか。 

日曜日も朝起きて開口一番、パパー!だし。
ホント腹立つわ。

この辺りでやっと症状が治まって、天気も回復したので、神田明神に行ったというわけでした☆


ご覧いただきありがとうございます、コメントお気軽にどうぞ!


にほんブログ村 ランキング参加中、応援クリックありがとうございます☆


人気ブログランキング ランキング参加中、応援クリックありがとうございます☆

当ブログはリンクフリーです。